JPH0552190A - 横置形密閉圧縮機 - Google Patents
横置形密閉圧縮機Info
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- JPH0552190A JPH0552190A JP20942291A JP20942291A JPH0552190A JP H0552190 A JPH0552190 A JP H0552190A JP 20942291 A JP20942291 A JP 20942291A JP 20942291 A JP20942291 A JP 20942291A JP H0552190 A JPH0552190 A JP H0552190A
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- rotary shaft
- pump
- pipe
- compressor
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/025—Lubrication; Lubricant separation using a lubricant pump
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 密閉ハウジング内に回転軸を水平に配設して
構成される密閉圧縮機において、軸受等摺動部への給油
手段を設けて横置き状態での運転を可能にする。 【構成】 前記回転軸の軸端にケーシングを設置し、同
ケーシングと回転軸軸端との間にポンプを構成し、前記
密閉ハウジング内に封入した潤滑油中に開口する吸入管
を前記ポンプの吸入口に接続し、同ポンプの吐出口を前
記回転軸内に穿設された給油孔に連通させた。
構成される密閉圧縮機において、軸受等摺動部への給油
手段を設けて横置き状態での運転を可能にする。 【構成】 前記回転軸の軸端にケーシングを設置し、同
ケーシングと回転軸軸端との間にポンプを構成し、前記
密閉ハウジング内に封入した潤滑油中に開口する吸入管
を前記ポンプの吸入口に接続し、同ポンプの吐出口を前
記回転軸内に穿設された給油孔に連通させた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は横置形密閉圧縮機に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】図１０は従来の一般的な縦置形密閉圧縮
機の縦断面図である。図において、密閉ハウジング８の
内部にはその上部にスクロール型圧縮機構Ｃが、下部に
電動モータＭが配設されている。スクロール型圧縮機構
Ｃは固定スクロール１、旋回スクロール２、旋回スクロ
ール２の公転旋回運動を許容するが、その自転を阻止す
るオルダムリング等の自転阻止部材３、固定スクロール
１及び電動モータＭが締結されるフレーム６、回転シャ
フト５を軸支する上部軸受７１及び下部軸受７２、旋回
スクロール２を支持する旋回軸受７３及びスラスト軸受
７４からなる。
機の縦断面図である。図において、密閉ハウジング８の
内部にはその上部にスクロール型圧縮機構Ｃが、下部に
電動モータＭが配設されている。スクロール型圧縮機構
Ｃは固定スクロール１、旋回スクロール２、旋回スクロ
ール２の公転旋回運動を許容するが、その自転を阻止す
るオルダムリング等の自転阻止部材３、固定スクロール
１及び電動モータＭが締結されるフレーム６、回転シャ
フト５を軸支する上部軸受７１及び下部軸受７２、旋回
スクロール２を支持する旋回軸受７３及びスラスト軸受
７４からなる。
【０００３】固定スクロール１は端板１１とその内面に
立設されたうず巻状ラップ１２とを備え、この端板１１
には吐出ポート１３及びこれを開閉する吐出弁１７が設
けられている。旋回スクロール２は端板２１とこの内面
に立設されたうず巻状ラップ２２とを備え、この端板２
１の外面に立設されたボス２３内にドライブプッシュ２
５が旋回軸受７３を介して回転自在に嵌装され、このド
ライブプッシュ２５に穿設された偏心孔内に回転シャフ
ト５の上端から突出する偏心ピン５３が回転自在に嵌合
されている。そして、このドライブプッシュ２５にはバ
ランスウエイト８４が取り付けられている。固定スクロ
ール１と旋回スクロール２とを相互に公転旋回半径だけ
偏心させ、かつ、１８０°だけ角度をずらして噛み合わ
せることによって点対称に複数個の密閉空間２４が形成
されている。
立設されたうず巻状ラップ１２とを備え、この端板１１
には吐出ポート１３及びこれを開閉する吐出弁１７が設
けられている。旋回スクロール２は端板２１とこの内面
に立設されたうず巻状ラップ２２とを備え、この端板２
１の外面に立設されたボス２３内にドライブプッシュ２
５が旋回軸受７３を介して回転自在に嵌装され、このド
ライブプッシュ２５に穿設された偏心孔内に回転シャフ
ト５の上端から突出する偏心ピン５３が回転自在に嵌合
されている。そして、このドライブプッシュ２５にはバ
ランスウエイト８４が取り付けられている。固定スクロ
ール１と旋回スクロール２とを相互に公転旋回半径だけ
偏心させ、かつ、１８０°だけ角度をずらして噛み合わ
せることによって点対称に複数個の密閉空間２４が形成
されている。
【０００４】電動モータＭを駆動することによって、回
転シャフト５、偏心ピン５３、ドライブプッシュ２５、
ボス２３を介して旋回スクロール２が駆動され、旋回ス
クロール２は自転阻止機構３によって自転を阻止させな
がら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運動する。する
と、ガスが吸入管８２を経てハウジング８内に入り、電
動モータＭを冷却した後、フレーム６に穿設された通路
８５を通り固定スクロール１に設けられた吸入通路１５
から吸入室１６を経て密閉空間２４内に吸入される。そ
して、旋回スクロール２の公転旋回運動により密閉空間
２４の容積が減少するのに伴って圧縮されながら中央部
に至り、吐出ポート１３より吐出弁１７を押し開いて吐
出キャビティ１４に入り、更に、吐出管８３を経て外部
に吐出される。
転シャフト５、偏心ピン５３、ドライブプッシュ２５、
ボス２３を介して旋回スクロール２が駆動され、旋回ス
クロール２は自転阻止機構３によって自転を阻止させな
がら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運動する。する
と、ガスが吸入管８２を経てハウジング８内に入り、電
動モータＭを冷却した後、フレーム６に穿設された通路
８５を通り固定スクロール１に設けられた吸入通路１５
から吸入室１６を経て密閉空間２４内に吸入される。そ
して、旋回スクロール２の公転旋回運動により密閉空間
２４の容積が減少するのに伴って圧縮されながら中央部
に至り、吐出ポート１３より吐出弁１７を押し開いて吐
出キャビティ１４に入り、更に、吐出管８３を経て外部
に吐出される。
【０００５】これと同時に、ハウジング８内底部に貯溜
された潤滑油８１は回転シャフト５内下部に設けられた
遠心ポンプ５１によって吸い上げられ、回転シャフト５
内に設けられている給油孔５２を通って下部軸受７２、
偏心ピン５３、上部軸受７１、自転阻止部材３、旋回軸
受７３、スラスト軸受７４等を潤滑した後、室６１、排
油孔６２を経て排され、密閉ハウジング８の底部に貯溜
される。
された潤滑油８１は回転シャフト５内下部に設けられた
遠心ポンプ５１によって吸い上げられ、回転シャフト５
内に設けられている給油孔５２を通って下部軸受７２、
偏心ピン５３、上部軸受７１、自転阻止部材３、旋回軸
受７３、スラスト軸受７４等を潤滑した後、室６１、排
油孔６２を経て排され、密閉ハウジング８の底部に貯溜
される。
【０００６】一般には、上記密閉圧縮機は縦置形として
用いられる。しかしながら、何らかの都合でこれを横置
形として用いることが要求される場合がある。図１１は
上記縦置形密閉圧縮機を、そのまま横置きとした状態を
示す縦断面図である。この場合、潤滑油８１は圧縮機の
各部材に対して図示の位置へ相対的に移動する。
用いられる。しかしながら、何らかの都合でこれを横置
形として用いることが要求される場合がある。図１１は
上記縦置形密閉圧縮機を、そのまま横置きとした状態を
示す縦断面図である。この場合、潤滑油８１は圧縮機の
各部材に対して図示の位置へ相対的に移動する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】図１０に示した圧縮機
を、図１１のように横置形にしようとする場合、シャフ
トに設けた遠心ポンプ５１を潤滑油８１に浸すことが出
来なくなるので、このままで運転することができず、下
部軸受７２、偏心ピン５３、上部軸受７１、旋回軸受７
３への給油手段を別に追加することが必要となる。
を、図１１のように横置形にしようとする場合、シャフ
トに設けた遠心ポンプ５１を潤滑油８１に浸すことが出
来なくなるので、このままで運転することができず、下
部軸受７２、偏心ピン５３、上部軸受７１、旋回軸受７
３への給油手段を別に追加することが必要となる。
【０００８】本発明は上記のような給油手段を設けるこ
とによって、横置き状態で運転することを可能とした密
閉圧縮機を提供しようとするものである。
とによって、横置き状態で運転することを可能とした密
閉圧縮機を提供しようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、密閉ハウジング内に回転軸を水平に
配設して構成される横置形密閉圧縮機において、前記回
転軸の軸端にケーシングを設置し、同ケーシングと回転
軸軸端との間にポンプを構成し、前記密閉ハウジング内
に封入した潤滑油中に開口する吸入管を前記ポンプの吸
入口に接続し、同ポンプの吐出口を前記回転軸内に穿設
された給油孔に連通させたことを特徴とする横置形密閉
圧縮機に関するものである。
したものであって、密閉ハウジング内に回転軸を水平に
配設して構成される横置形密閉圧縮機において、前記回
転軸の軸端にケーシングを設置し、同ケーシングと回転
軸軸端との間にポンプを構成し、前記密閉ハウジング内
に封入した潤滑油中に開口する吸入管を前記ポンプの吸
入口に接続し、同ポンプの吐出口を前記回転軸内に穿設
された給油孔に連通させたことを特徴とする横置形密閉
圧縮機に関するものである。
【００１０】
【作用】圧縮機が運転され回転軸が回転すると、密閉ハ
ウジング内の下部に溜っている潤滑油が吸入管から吸上
げられ、ポンプによって給油孔内へ吐出される。この潤
滑油は給油孔から各軸受等へ送られ、その摺動部を潤滑
する。
ウジング内の下部に溜っている潤滑油が吸入管から吸上
げられ、ポンプによって給油孔内へ吐出される。この潤
滑油は給油孔から各軸受等へ送られ、その摺動部を潤滑
する。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の横置形密閉圧縮機の第１実施
例の縦断面図である。図において、１１０は密閉ハウジ
ング８に取付けられたポンプ保持板、１００は同保持板
１１０の中央部に設けられているポンプ機構、９１は同
ポンプ機構から下方に伸び、その端部が下部に溜ってい
る潤滑油８１に浸って開口しているパイプである。なお
ポンプ保持板１１０の下部の、潤滑油８１に浸っている
部分には、潤滑油を流通させるための流通孔１１０Ａが
設けられている。上記以外の部分は従来技術の項で述べ
た圧縮機の構造と同じである。
例の縦断面図である。図において、１１０は密閉ハウジ
ング８に取付けられたポンプ保持板、１００は同保持板
１１０の中央部に設けられているポンプ機構、９１は同
ポンプ機構から下方に伸び、その端部が下部に溜ってい
る潤滑油８１に浸って開口しているパイプである。なお
ポンプ保持板１１０の下部の、潤滑油８１に浸っている
部分には、潤滑油を流通させるための流通孔１１０Ａが
設けられている。上記以外の部分は従来技術の項で述べ
た圧縮機の構造と同じである。
【００１２】図２は上記実施例のポンプ機構１００の周
辺の拡大縦断面図、図３は図２のＡ−Ａ断面図である。
図２において、１１０はポンプ保持板、９４は同保持板
に設けられているボス部、５は同ボス部に回転可能に嵌
装されている回転シャフト、５２は同シャフトの内部に
設けられている給油孔である。この給油孔は後述のボス
部内周に設けられている油溝９５に対向して開口してい
る。１０３はポンプ保持板１１０に設けられている円形
の凹部、５ａは前記シャフト５の先端の、前記凹部の中
に位置している部分に設けられている偏心部、１０１は
同偏心部に嵌装され、前記円形凹部１０３の中で、偏心
回転するロータ、９２はポンプ保持板１１０に設けられ
ている吸入口、９１は同吸入口に連り、他端が潤滑油に
浸って開口しているパイプ、９５はボス部９４の内周に
設けられている油溝、９３は円形凹部１０３に開口し他
端が油溝９５に連通する吐出口である。図３において、
１０２はポンプ保持板１１０に設けられた溝内に出没可
能に装着され、その先端がロータ１０１の外周に当接し
ている仕切板、１０２Ｘは同仕切板をロータ表面に押付
けるバネ、１０３ａは、前記円形凹部１０３の中におい
て、ロータ１０１と仕切板１０２とによって区画される
吸入室、１０３ｂは、ロータ１０１と仕切板１０２とに
よって他の側に区画される吐出室である。
辺の拡大縦断面図、図３は図２のＡ−Ａ断面図である。
図２において、１１０はポンプ保持板、９４は同保持板
に設けられているボス部、５は同ボス部に回転可能に嵌
装されている回転シャフト、５２は同シャフトの内部に
設けられている給油孔である。この給油孔は後述のボス
部内周に設けられている油溝９５に対向して開口してい
る。１０３はポンプ保持板１１０に設けられている円形
の凹部、５ａは前記シャフト５の先端の、前記凹部の中
に位置している部分に設けられている偏心部、１０１は
同偏心部に嵌装され、前記円形凹部１０３の中で、偏心
回転するロータ、９２はポンプ保持板１１０に設けられ
ている吸入口、９１は同吸入口に連り、他端が潤滑油に
浸って開口しているパイプ、９５はボス部９４の内周に
設けられている油溝、９３は円形凹部１０３に開口し他
端が油溝９５に連通する吐出口である。図３において、
１０２はポンプ保持板１１０に設けられた溝内に出没可
能に装着され、その先端がロータ１０１の外周に当接し
ている仕切板、１０２Ｘは同仕切板をロータ表面に押付
けるバネ、１０３ａは、前記円形凹部１０３の中におい
て、ロータ１０１と仕切板１０２とによって区画される
吸入室、１０３ｂは、ロータ１０１と仕切板１０２とに
よって他の側に区画される吐出室である。
【００１３】上記装置において、圧縮機が運転され、回
転シャフト５が回転すると、潤滑油８１はパイプ９１か
ら吸い上げられ、吸入口９２を通って吸入室１０３ａへ
入り、同吸入室はシャフトの回転によって吐出室１０３
ｂとなり、潤滑油は吐出口９３から吐出され、油溝９５
を経て給油孔５２へ送られ、各軸受等へ給油され、摺動
部を潤滑する。
転シャフト５が回転すると、潤滑油８１はパイプ９１か
ら吸い上げられ、吸入口９２を通って吸入室１０３ａへ
入り、同吸入室はシャフトの回転によって吐出室１０３
ｂとなり、潤滑油は吐出口９３から吐出され、油溝９５
を経て給油孔５２へ送られ、各軸受等へ給油され、摺動
部を潤滑する。
【００１４】図４は本発明の第２実施例の要部縦断面
図、図５は図４のＢ−Ｂ断面図である。図において、５
は回転シャフト、５１は同シャフトの端部の遠心ポン
プ、５２はシャフト内に設けられている給油孔、１１０
は密閉ハウジング８に取付けられたポンプ保持板、３１
は前記回転シャフト５に対して偏心した位置においてポ
ンプ保持板１１０に保持されているシリンダ、３２は同
シリンダの蓋、Ｘは同シリンダ３１と回転シャフト５の
接点、３５は前記シャフトの遠心ポンプ５１の側壁に設
けられたスロット、３６は同スロットに出没可能に装着
され、外側端が前記シリンダ３１の内周面に当接してい
るブレード、４１は前記遠心ポンプ５１の側壁におい
て、ブレード３６に隣接して設けられている吐出口、４
０は前記シリンダ３１の側壁に設けられている給油口、
９１は同給油口に連り下方に延び端部が潤滑油８１に浸
って開口しているパイプ、３８はシリンダ３１の内面と
回転シャフト５の外面との間において、シリンダとシャ
フトの接点Ｘとブレード３６とに区画され、給油口４０
に連る給油室、３９は接点Ｘとブレード３６とに区画さ
れる他方の側の、吐出口４１に連る排油室である。
図、図５は図４のＢ−Ｂ断面図である。図において、５
は回転シャフト、５１は同シャフトの端部の遠心ポン
プ、５２はシャフト内に設けられている給油孔、１１０
は密閉ハウジング８に取付けられたポンプ保持板、３１
は前記回転シャフト５に対して偏心した位置においてポ
ンプ保持板１１０に保持されているシリンダ、３２は同
シリンダの蓋、Ｘは同シリンダ３１と回転シャフト５の
接点、３５は前記シャフトの遠心ポンプ５１の側壁に設
けられたスロット、３６は同スロットに出没可能に装着
され、外側端が前記シリンダ３１の内周面に当接してい
るブレード、４１は前記遠心ポンプ５１の側壁におい
て、ブレード３６に隣接して設けられている吐出口、４
０は前記シリンダ３１の側壁に設けられている給油口、
９１は同給油口に連り下方に延び端部が潤滑油８１に浸
って開口しているパイプ、３８はシリンダ３１の内面と
回転シャフト５の外面との間において、シリンダとシャ
フトの接点Ｘとブレード３６とに区画され、給油口４０
に連る給油室、３９は接点Ｘとブレード３６とに区画さ
れる他方の側の、吐出口４１に連る排油室である。
【００１５】上記装置において、圧縮機が運転され、回
転シャフト５が回転すると、潤滑油８１はパイプ９１か
ら吸い上げられ、吸油口４０、吸油室３８、排油室３
９、吐出口４１を経て遠心ポンプ５１の中へ吐出され
る。その後潤滑油は、遠心ポンプ５１によってさらに付
勢され、給油孔５２を経て各軸受等へ送られ、摺動部を
潤滑する。
転シャフト５が回転すると、潤滑油８１はパイプ９１か
ら吸い上げられ、吸油口４０、吸油室３８、排油室３
９、吐出口４１を経て遠心ポンプ５１の中へ吐出され
る。その後潤滑油は、遠心ポンプ５１によってさらに付
勢され、給油孔５２を経て各軸受等へ送られ、摺動部を
潤滑する。
【００１６】図６は本発明の第３実施例の要部の縦断面
図、図７は図６のポンプ機構部の拡大縦断面図、図８は
図７のＣ−Ｃ断面図である。図において、１１０は密閉
ハウジング８に取付けられているポンプ保持板、４５は
同保持板に保持されているケーシング、５はその端部が
前記ケーシングに回転可能に挿入されている回転シャフ
ト、５２は同シャフト内に設けられている給油孔、４６
は同回転シャフトの端部外周に設けられている油路、４
７は回転シャフト５の端面中央に開口し他端が油路４６
に連通する吸入口、４８は油路４６内に開口し、吸油孔
５２に連通する吐出口、９１はケーシング４５の端板部
の中央において、前記吸入口４７に対向して開口する貫
通孔に連り、他端が潤滑油８１に浸って開口しているパ
イプ、図８における矢印ωは回転シャフト５の回転方向
である。
図、図７は図６のポンプ機構部の拡大縦断面図、図８は
図７のＣ−Ｃ断面図である。図において、１１０は密閉
ハウジング８に取付けられているポンプ保持板、４５は
同保持板に保持されているケーシング、５はその端部が
前記ケーシングに回転可能に挿入されている回転シャフ
ト、５２は同シャフト内に設けられている給油孔、４６
は同回転シャフトの端部外周に設けられている油路、４
７は回転シャフト５の端面中央に開口し他端が油路４６
に連通する吸入口、４８は油路４６内に開口し、吸油孔
５２に連通する吐出口、９１はケーシング４５の端板部
の中央において、前記吸入口４７に対向して開口する貫
通孔に連り、他端が潤滑油８１に浸って開口しているパ
イプ、図８における矢印ωは回転シャフト５の回転方向
である。
【００１７】前記油路４６は回転シャフト５の回転方向
ωとは逆の方向に向って流路断面積が漸減する形に作ら
れている。前記吸入口４７の油路４６への連通部は、油
路４７の最大流路断面積の部分に位置している。また、
吐出口４８の油路内における開口部は、流路断面積の小
さい部分に位置している。
ωとは逆の方向に向って流路断面積が漸減する形に作ら
れている。前記吸入口４７の油路４６への連通部は、油
路４７の最大流路断面積の部分に位置している。また、
吐出口４８の油路内における開口部は、流路断面積の小
さい部分に位置している。
【００１８】上記装置において、圧縮機が運転され、回
転シャフト５が回転すると、油路４６の大断面積部は低
圧、小断面積部は高圧となる。したがって、潤滑油８１
はパイプ９１、吸入口４７を経て吸入され、油路内で大
断面積部から小断面積部へ移動し、吐出口４８から給油
孔５２へ吐出され、各軸受等へ送られ、摺動部を潤滑す
る。
転シャフト５が回転すると、油路４６の大断面積部は低
圧、小断面積部は高圧となる。したがって、潤滑油８１
はパイプ９１、吸入口４７を経て吸入され、油路内で大
断面積部から小断面積部へ移動し、吐出口４８から給油
孔５２へ吐出され、各軸受等へ送られ、摺動部を潤滑す
る。
【００１９】図９は本発明の第４実施例の断面図であ
る。図において、４６Ａは図８の油路４６とは異る形状
の油路を示している。他の部分は第３実施例と同じであ
る。本実施例においても第３実施例と同じ作用・効果が
もたらされる。
る。図において、４６Ａは図８の油路４６とは異る形状
の油路を示している。他の部分は第３実施例と同じであ
る。本実施例においても第３実施例と同じ作用・効果が
もたらされる。
【００２０】
【発明の効果】本発明の横置形密閉圧縮機においては、
前記回転軸の軸端にケーシングを設置し、同ケーシング
と回転軸軸端との間にポンプを構成し、前記密閉ハウジ
ング内に封入した潤滑油中に開口する吸入管を前記ポン
プの吸入口に接続し、同ポンプの吐出口を前記回転軸内
に穿設された給油孔に連通させてあるので、軸受等摺動
部への給油が可能となり、横置き状態で運転することが
できる。
前記回転軸の軸端にケーシングを設置し、同ケーシング
と回転軸軸端との間にポンプを構成し、前記密閉ハウジ
ング内に封入した潤滑油中に開口する吸入管を前記ポン
プの吸入口に接続し、同ポンプの吐出口を前記回転軸内
に穿設された給油孔に連通させてあるので、軸受等摺動
部への給油が可能となり、横置き状態で運転することが
できる。
【図１】本発明の横置形密閉圧縮機の第１実施例の縦断
面図。
面図。
【図２】上記実施例のポンプ機構部の拡大縦断面図。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図。
【図４】本発明の第２実施例の要部の縦断面図。
【図５】図４のＢ−Ｂ断面図。
【図６】本発明の第３実施例の要部の縦断面図。
【図７】図６のポンプ機構部の拡大縦断面図。
【図８】図７のＣ−Ｃ断面図。
【図９】本発明の第４実施例の断面図。
【図１０】従来の一般的な縦置形密閉圧縮機の縦断面
図。
図。
【図１１】上記従来の縦置形密閉圧縮機を横置き状態と
したものの縦断面図。
したものの縦断面図。
１ 固定スクロール ２ 旋回スクロール ３ 自転阻止部材 ５ 回転シャフト ５ａ 偏心部 ６ フレーム ８ 密閉ハウジング １１ 端板 １２ 渦巻状ラップ １３ 吐出ポート １４ 吐出キャビティ １５ 吸入通路 １６ 吸入室 １７ 吐出弁 ２１ 端板 ２２ 渦巻状ラップ ２３ ボス ２４ 密閉空間 ２５ ドライブブッシュ ３１ シリンダ ３２ 蓋 ３５ スロット ３６ ブレード ３８ 吸油室 ３９ 排油室 ４０ 吸入口 ４１ 吐出口 ４５ ケーシング ４６ 油路 ４６Ａ 油路 ４７ 吸入口 ４８ 吐出口 ５１ 遠心ポンプ ５２ 給油孔 ５３ 偏心ピン ６１ 室 ６２ 排油孔 ７１ 上部軸受 ７２ 下部軸受 ７３ 旋回軸受 ７４ スラスト軸受 ８１ 潤滑油 ８２ 吸入管 ８３ 吐出管 ８４ バランスウエイト ８５ 通路 ９１ パイプ ９２ 吸入口 ９３ 吐出口 ９４ ボス部 ９５ 油溝 １００ ポンプ機構 １０１ ロータ １０２ 仕切板 １０２Ｘ ばね １０３ 円形凹部 １０３ａ 吸入室 １０３ｂ 吐出室
Claims (1)
- 【請求項１】 密閉ハウジング内に回転軸を水平に配設
して構成される横置形密閉圧縮機において、前記回転軸
の軸端にケーシングを設置し、同ケーシングと回転軸軸
端との間にポンプを構成し、前記密閉ハウジング内に封
入した潤滑油中に開口する吸入管を前記ポンプの吸入口
に接続し、同ポンプの吐出口を前記回転軸内に穿設され
た給油孔に連通させたことを特徴とする横置形密閉圧縮
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20942291A JPH0552190A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 横置形密閉圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20942291A JPH0552190A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 横置形密閉圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0552190A true JPH0552190A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16572612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20942291A Withdrawn JPH0552190A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 横置形密閉圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0552190A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0811767A1 (en) * | 1996-06-07 | 1997-12-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Gear oil pump for hermetic compressor |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP20942291A patent/JPH0552190A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0811767A1 (en) * | 1996-06-07 | 1997-12-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Gear oil pump for hermetic compressor |
| US6039551A (en) * | 1996-06-07 | 2000-03-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Gear pump for use in an electrically-operated sealed compressor |
| US6116877A (en) * | 1996-06-07 | 2000-09-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Gear pump for use in an electrically-operated sealed compressor |
| US6227828B1 (en) | 1996-06-07 | 2001-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Gear pump for use in an electrically-operated sealed compressor |
| EP1445492A1 (en) * | 1996-06-07 | 2004-08-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Gear oil pump for hermetic compressors |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |