JPH0552169U - 扉の取付構造 - Google Patents

扉の取付構造

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JPH0552169U
JPH0552169U JP3763591U JP3763591U JPH0552169U JP H0552169 U JPH0552169 U JP H0552169U JP 3763591 U JP3763591 U JP 3763591U JP 3763591 U JP3763591 U JP 3763591U JP H0552169 U JPH0552169 U JP H0552169U
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JP
Japan
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door
opening
attached
recess
mounting structure
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3763591U
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Inventor
正志 後藤
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直交部に形成された開口部に、壁パネルの勝
ち負けによらずに、同じ方式で取り付けることができる
ような扉の取付構造を提供する。 【構成】 直交部12の中心には、壁パネル11および
開口部13に臨む凹部15aを有する鉄骨柱15を立設
し、扉20の周囲には、該扉20の両側部と上部を覆う
側版部21a,21aおよび上版部21bから構成された門
形枠21を取り付けるとともに、この門形枠21の側版
部21aの外面には、前記鉄骨柱15の凹部15aに嵌合
する木片25を設け、該木片25を前記鉄骨柱15の凹
部15aに嵌合して接合した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、壁パネルが直交して組み立てられる直交部において、少なくとも一 方が開口部とされ、かつ該開口部に扉が取り付けられてなる扉の取付構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
工場等で予め作製されたパネルを用いて、建築物の躯体を形成するプレハブ化 住宅の施工においては、図5に示すように、壁パネル1,1を直交して組み立て る場合がある。図5では、2枚の壁パネル1,1が直交して組み立てられるとと もに、この直交部2に対して他の2方が開口部3A,3Bとされた例を示してい る。これらの開口部3A,3Bは、それぞれ扉4を取り付けてドアを形成するも のである。
【0003】 ところで、扉4を取り付けるに際しては、予め、扉4の周囲に、該扉4の両側 部と上部を覆う側版部5a,5aおよび上版部5aから構成された門形枠5を取り付 ける。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記直交部2では、2枚の壁パネル1,1に勝ち負けが生じるため 、扉4を取り付けるに際し、開口部3Aと開口部3Bとでは、それぞれ違った方 法が余儀なく採用される。
【0005】 すなわち、開口部3Aに対しては、図6に示すように、予め、門形枠5の側版 部5a,5aに壁パネル6,6を、上版部5bに小壁パネル7をそれぞれ取り付けて ドアユニット8を形成しておき、これを開口部3Aに適用する。
【0006】 また、開口部3Bに対しては、図7に示すように、予め、門形枠5の一方の側 版部5aに壁パネル6を、上版部5bに小壁パネル7をそれぞれ取り付けてドアユ ニット8を形成しておき、これを開口部3Bに適用する。
【0007】 しかしながら、開口部3Bに取り付けるドアユニット8は、前述したように、 門形枠5の一方の側版部5aには壁パネルが取り付けられていないので、このド アユニット8の一側部は枠一つで支えられていることとなる。このため、このド アユニット8は構造的に不安定で、強度が弱い。したがって、開口部3Bに導入 するまでの間に、破損するなどのトラブルが生じ易く、施工性が悪いという問題 があった。
【0008】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、直交部に形成され た開口部に、壁パネルの勝ち負けによらずに、同じ方式で取り付けることができ るような扉の取付構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、壁パネルが直交して組み立てられる直交部において、少なくとも一 方が開口部とされ、かつ該開口部に扉が取り付けられてなる扉の取付構造であっ て、直交部の中心には、前記壁パネルおよび開口部に臨む凹部を有する鉄骨柱を 立設し、扉の周囲には、該扉の両側部と上部を覆う側版部および上版部から構成 された門形枠を取り付けるとともに、この門形枠の側版部の外面には、前記鉄骨 柱の凹部に嵌合する木片を設け、該木片を前記鉄骨柱の凹部に嵌合して接合した ことを解決手段とした。
【0010】
【作用】
本考案の扉の取付構造によれば、直交部の中心に鉄骨柱が設けられているので 、壁パネルに勝ち負けが生じない。すなわち、どの開口部に対しても、門形枠の 側版部に取り付けられた木片を鉄骨柱の凹部に嵌合して接合するという同じ方式 で、扉を取り付けることができる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の扉の取付構造の一実施例について説明する。
【0012】 図1は、3枚の壁パネル11,11,11が3方より互いに直交して組み立てら れるとともに、他の1方には開口部13が形成されてなる十字型の直交部12を 示している。この開口部13は、扉14が取り付けられてドアが形成されるべき ものである。
【0013】 この直交部12の中心には、鉄骨柱15が設けられている。鉄骨柱15は、概 略、断面正方形の中空柱部材16と、該中空柱部材16の4角から外方へ向けて 、該中空柱部材16の対角線の延長上へ延びて設けられた4つの支持部材17, 17,17,17とを有して構成されており、これによって、4つの側面には、そ れぞれ前記3つの壁パネル11,11,11および開口部13に向く凹部15a,1 5a,15a,15aが、該鉄骨柱15の上下に及んで設けられている。この凹部1 5aは、その開口面が広幅に形成された断面略台形型を有している。また、この 凹部15aの底部には、台形型の底部材18が設けられている。
【0014】 開口部13に取り付けられるべき扉20は、矩形状の板体であり、その周囲に は、図2ないし図4に示すように、該扉20の両側部と上部を覆う側版部21a, 21aおよび上版部21bから構成された門形枠21が取り付けられ、扉20の一 側部と該門形枠21の側版部21aとが蝶番で連結されたことによって開閉可能 とされている。また、この門形枠21の上版部21bの上には、小壁パネル22 が取り付けられている。これら扉20、門形枠21および小壁パネル22によっ て、ドアユニット23が構成されている。
【0015】 このドアユニット23の門形枠21の側版部21aの外面には、前記鉄骨柱1 5の凹部15aに嵌合可能な木片25が、このドアユニット23の上下に及んで 設けられている。この木片25は、突端面側が狭幅に形成された断面略台形型形 状を有している。
【0016】 また、前記3つの壁パネル11,11,11の側端面にも、同様に、鉄骨柱15 の凹部15aに嵌合可能な木片25,25,25が設けられている。
【0017】 これらの木片25は、前記鉄骨柱15の凹部15aに嵌合され、両者は互いに 次のような接合方式によって接合されている。
【0018】 すなわち、凹部15aの内面には、外方へ突出する頭部を有する雄部材27が 設けられている。また一方、木片25の突端面には、前記雄部材27の頭部が没 入して係合される略U字状に溝部が形成された前板と、該前板の裏面側に配設さ れて、その先端部が溝底部のわずか上方に位置して、該先端部と溝部との間にて 前記雄部材27の頭部を挾持する後板とから構成された雌部材28が埋設されて いる。後板は、前板の方向に付勢された板バネ状のものである。
【0019】 この雄部材27と雌部材28の接合方式について説明すると、まず、雄部材2 7の頭部を、雌部材28の前板に形成された溝部内に嵌入しつつ該雄部材27の 頭部を溝部に沿って下方へ移行させる。これにつれて、後板は押圧されるが、雄 部材27の頭部が、雌部材28の後板の先端部と溝部の間に挾持された状態にお いて、後板の押圧が解除され前板の方向に付勢される。この状態で、雄部材27 と雌部材28とが完全に連結され、したがって木片25と鉄骨柱15の凹部15 aとは接続されるのである。
【0020】 このように、本実施例の扉の取付構造によれば、直交部12の中心に鉄骨柱1 5が設けられているので、従来のように壁パネルに勝ち負けが生じるようなこと がない。したがって、どの位置に形成された開口部13に対しても、同じ接合方 式で扉20を取り付けることができる。すなわち、工場等では、予め扉20の周 囲に門形枠21を取り付けて門形のドアユニット23を形成し、現場では、この ドアユニット23を開口部13に取り付けるようにすればよい。ドアユニット2 3の門形枠21の側版部21aには木片25が設けられているので、このドアユ ニット23は構造上安定で、強度的にも十分である。したがって、工場から現場 への運搬中にも、破損するなどのトラブルが生じず、作製から取り付けまでの一 連の施工をスムーズに実施することができる。
【0021】 また、本実施例では、木片25と鉄骨柱15との接続は、前記雄部材27と雌 部材28の嵌合によって実施されているので、釘打ちや接着剤による方法に比べ て、位置ずれ防止の効果が高く、またドアユニット23や壁パネル11に傷を付 けることがない。また、特別に高度の技術を要しないことから、簡単な作業で高 精度の接合を実施することが可能である。
【0022】 なお、本考案は、前記実施例に限られるものではなく、各部材の形状、寸法、 材質等の具体的構成要件は、実施にあたり適宜変更可能である。
【0023】 例えば、前記実施例では、3枚の壁パネル11,11,11と1つの開口部13 によって十字型に形成された直交部12に適応された例を示したが、これ以外に も、2枚の壁パネル11,11と2つの開口部13,13によって形成された十字 型の直交部12に適応することも可能である。また、十字型の直交部以外にも、 例えばL字型やT字型の直交部に対しても適応可能である。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の扉の取付構造によれば、直交部の中心に鉄骨柱 が設けられているので、従来のように壁パネルに勝ち負けが生じるようなことが ない。したがって、どの位置に形成された開口部に対しても、門形枠の側版部に 取り付けられた木片を鉄骨柱の凹部に嵌合して接合するという同じ方式で、扉を 取り付けることができる。また、門形枠の側版部には木片が設けられているので 、構造上安定であり、運搬中や作業中などにも、破損するなどのトラブルが生じ ず、作製から取り付けまでの一連の施工をスムーズに実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の扉の取付構造の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】開口部に取り付けるべきドアユニットの構成を
示す正面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】壁パネルと開口部とが直交する従来の直交部の
一例を示す平面図である。
【図6】開口部3Aに取り付けるべきドアユニットの従
来例を示す正面図である。
【図7】開口部3Bに取り付けるべきドアユニットの従
来例を示す正面図である。
【符号の説明】
11 壁パネル 12 直交部 13 開口部 15 鉄骨柱 15a 凹部 20 扉 21 門形枠 21a 側版部 21b 上版部 25 木片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネルが直交して組み立てられる直交
    部において、少なくとも一方が開口部とされ、かつ該開
    口部に扉が取り付けられてなる扉の取付構造であって、 直交部の中心には、前記壁パネルおよび開口部に臨む凹
    部を有する鉄骨柱が立設され、 扉の周囲には、該扉の両側部と上部を覆う側版部および
    上版部から構成された門形枠が取り付けられるととも
    に、この門形枠の側版部の外面には、前記鉄骨柱の凹部
    に嵌合する木片が設けられ、 該木片が前記鉄骨柱の凹部に嵌合され、接合されてなる
    ことを特徴とする扉の取付構造。
JP3763591U 1991-05-27 1991-05-27 扉の取付構造 Withdrawn JPH0552169U (ja)

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JP3763591U JPH0552169U (ja) 1991-05-27 1991-05-27 扉の取付構造

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JP3763591U JPH0552169U (ja) 1991-05-27 1991-05-27 扉の取付構造

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JPH0552169U true JPH0552169U (ja) 1993-07-09

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JP3763591U Withdrawn JPH0552169U (ja) 1991-05-27 1991-05-27 扉の取付構造

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