JPH0552127B2 - - Google Patents

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JPH0552127B2
JPH0552127B2 JP59235793A JP23579384A JPH0552127B2 JP H0552127 B2 JPH0552127 B2 JP H0552127B2 JP 59235793 A JP59235793 A JP 59235793A JP 23579384 A JP23579384 A JP 23579384A JP H0552127 B2 JPH0552127 B2 JP H0552127B2
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JP
Japan
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mos transistor
power supply
internal logic
logic circuit
control signal
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Haruo Hagimori
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、出力レベルがハイレベルかローレベ
ルかで論理「1」か「0」等を意味する出力を出
す内部ロジツク回路用の電源回路に関する。
〈従来技術とその問題点〉 従来のC−MOS・LSIなどの内部ロジツク回
路を備えた制御装置では、内部ロジツク回路自体
にも、パワーを要する回路と同様な電源電圧Vd
を直接、あるいはジヤンパー線を介して印加して
いた。
ところが、内部ロジツク回路は入力がしきい値
を越えたか否かで出力レベルがハイレベルかロー
レベルかの所定の論理出力を出すものであるの
で、それに与える電源としては、しきい値電圧以
上のものであれば良いはずである。従つて、パワ
ーを必要とする他の回路と同様の高い電源電圧を
与えることは、内部ロジツク回路に不必要に多く
の動作電流が流れ、これにより無駄な消費電力が
増えるという問題があつた。
ところで、内部ロジツク回路での消費電力を減
少させるための先行技術としては、内部ロジツク
回路が動作しないときに、該回路への電流を遮断
する、というものがある(例えば、特開昭54−
14624号参照)。しかしながら、上記先行技術のも
のでも、内部ロジツク回路が動作するときには該
回路に、パワーを要する回路と同様の電源電圧
Vdを印加することになるから、やはり内部ロジ
ツク回路に不必要に多くの動作電流が流れる、と
いう問題が生じる。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので
あつて、単に内部ロジツク回路への電力供給を非
動作時に遮断しうるばかりでなく、動作時には内
部ロジツク回路に流れる動作電流を必要最小限に
抑えるようにして、無駄な消費電力を低減できる
ようにすることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上述の目的を達成するため、Nチヤネ
ル型とPチヤネル型の両MOSトランジスタを従
来一般の使い方とは逆の使い方により、両MOS
トランジスタをスイツチオン時に中程度の抵抗値
を示す素子として利用したもので、内部ロジツク
回路の電源端子と電源ラインとの間、および内部
ロジツク回路のアース端子とアースラインとの間
に、スイツチ抵抗を有するスイツチ素子として、
それぞれNチヤネルMOSトランジスタおよびP
チヤネルMOSトランジスタを設け、前記両MOS
トランジスタの一方のゲートに制御信号の入力端
子を接続するとともに、他方のMOSトランジス
タのゲートにインバータを介して制御信号の入力
端子を接続した。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳細
に説明する。
第1図はこの実施例の電源回路の構成図であ
る。同図において、符号1は要部の電源回路、2
はC−MOS・LSIなどの内部ロジツク回路、4
は電源ライン、6はアースラインである。
上記電源回路1は、電源ライン4と内部ロジツ
ク回路2との間、およびアースライン6と内部ロ
ジツク回路2との間にそれぞれスイツチ素子とし
ての第1、第2MOSトランジスタ8,10が設け
られ、電源ライン4、アースライン6が第1、第
2MOSトランジスタのドレイン、ソース間を介し
て内部ロジツク回路2の電源端子2a、アース端
子2bにそれぞれ接続されている。ここで、電源
ライン4側の第1MOSトランジスタ8はNチヤネ
ル型であり、アースライン6側の第2MOSトラン
ジスタ10はPチヤネル型である。
さらに、第1MOSトランジスタ8のゲートがイ
ンバータ12を介して制御信号の入力端子14に
第2MOSトランジスタ10のゲートが上記入力端
子14に直接、それぞれ接続されている。そし
て、制御信号の入力端子14には、少なくとも内
部ロジツク回路2の動作時にローレベル(通常は
アースレベル)の制御信号が、またそれ以外の時
は、ハイレベル(通常は電源ライン4の電圧と同
レベル)の制御信号が与えられるようになつてい
る。
上記の構成において、入力端子14にローレベ
ル(アースレベル)の制御信号が与えられると、
その制御信号は直接第2MOSトランジスタ10の
ゲートの印加されるので、該MOSトランジスタ
10はスイツチオンの状態となる。また、第
1MOSトランジスタ8のゲートには、インバータ
12で反転されてハイレベル(電源電圧レベル)
となつた制御信号が印加されるので、このMOS
トランジスタ8もスイツチオンする。
このスイツチオン時、両MOSトランジスタ8,
10は、通常一般のスイツチングトランジスタが
スイツチオンしたときよりも大きな内部抵抗(ス
イツチング抵抗)を示す。
その理由を、第2図A,Bおよび第3図A,B
の等価回路図に基づいて説明する。第2図A,B
は、それぞれ上記実施例の第1MOSトランジスタ
8、および第2MOSトランジスタ10がスイツチ
オンしたときの状態を等価的に示し、第3図は、
従来一般のスイツチ素子としてのMOSトランジ
スタがスイツチオンしたときの状態を等価的に示
している。
従来、MOSトランジスタをスイツチ素子とし
て電源側に用いる場合は、第3図Aに示すよう
に、Pチヤネル型のMOSトランジスタを用い、
アース側にスイツチ素子を設ける場合は、Nチヤ
ネル型のMOSトランジスタを用いる。
この従来の使い方において、電源側のMOSト
ランジスタでは、そのゲートにローレベル(アー
スレベル)の制御信号を与えることでスイツチオ
ンするのであるが、この制御信号のレベルはソー
スの電位に対して充分に低く(5V程度)、ソー
ス・ドレイン間の飽和電流は大きい。そのため、
ソース・ドレイン間の抵抗は極めて低い。
このことは、第3図Bに示すアース側のMOS
トランジスタについても同様に言えることで、こ
のMOSトランジスタをスイツチオンさせるハイ
レベル(電源電圧レベル)の制御信号の電位は、
ソースの電位に対して充分に高く、ソース・ドレ
イン間の飽和電流が多くなる。したがつて、該
MOSトランジスタのソース・ドレイン間の抵抗
は極めて低い。
要するに、従来は、スイツチオン時の抵抗を最
小限に抑えるために、電源側ならPチヤネル型
を、またアース側ならNチヤネル型を用いるのが
普通であつた。
これに対して、本発明においては、電源ライン
4側の第1MOSトランジスタ8がNチヤネル型で
ある。この第1MOSトランジスタ8は、そのゲー
トにハイレベル(電源電圧レベル)の制御信号を
与えることでスイツチオンするのであるが、この
MOSトランジスタ8のソースの電位は、内部ロ
ジツク回路2や第2MOSトランジスタ10の抵抗
分だけ引き上げられているから、ゲート・ソース
間電圧Vgsは、ソース電位に対して相対的に低く
なつており(2V程度)、ハイレベルの制御信号は
充分に高くない。そのため、ソース・ドレイン間
の飽和電流が絞られ、中程度の抵抗値を示すこと
になる。
同様のことは、アースライン6側の第2MOSト
ランジスタ10についても言えるのであつて、こ
のMOSトランジスタ10のソース電位は、内部
ロジツク回路2や第1MOSトランジスタ8の抵抗
分だけ引き下げられているから、この第2MOSト
ランジスタ10をスイツチオンさせるためのロー
レベル(アースレベル)の制御信号は、ソース電
位に対して相対的に高くなつている。そのため、
ソース・ドレイン間の飽和電流が絞られて、中程
度の抵抗値を示すことになる。
このように、本発明においては、第1MOSトラ
ンジスタ8と第2MOSトランジスタ10とは、い
ずれもスイツチオン時、中程度の内部抵抗を示す
ので、両MOSトランジスタ8,10が所要の制
御信号によりスイツチオンしたとき、内部ロジツ
ク回路2の電源端子2aには、電源ライン4の電
源電圧Vdよりも第1MOSトランジスタ8の内部
抵抗分Vthだけ電圧降下した電圧Vd−Vthが、ま
た、内部ロジツク回路2のアース端子2bには、
第2MOSトランジスタ10の内部抵抗分Vthだけ
高い電圧がそれぞれ加わる。このため、内部ロジ
ツク回路2の前記両端子2a,2b間の印加電圧
が相対的に低下することになる。
また、この電源回路1では第1、第2MOSトラ
ンジスタ8,10のゲートに加える電圧を制御す
ることにより、内部ロジツク回路2の動作をオフ
にすることもできるという利点がある。
〈効果〉 以上のように本発明によれば、論理動作が可能
なように内部ロジツク回路の電源端子とアース端
子と間に印加される電圧を、電源ラインとアース
ラインとの間の電圧よりも低い電圧で与えること
ができるので、内部ロジツク回路の動作時、この
回路に流れる動作電流を最小限にして、内部ロジ
ツク回路の動作時の無駄な消費電力が大きく低減
させることができるようになるという優れた効果
を奏する。
また、両MOSトランジスタのゲートに与える
制御信号により、動作を必要としない内部ロジツ
ク回路への電源供給を遮断することができ、この
点からも消費電力の低減を図ることができる。
さらに、Nチヤネル型とPチヤネル型の両
MOSトランジスタを用いるものでありながら、
1発の制御信号で両MOSトランジスタを制御す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る電源回路の構成
図、第2図A,Bは上記実施例のスイツチオン時
の状態を示す等価回路図である。第3図A,B
は、従来例のスイツチオン時の状態を示す等価回
路図である。 1……電源回路、2……内部ロジツク回路、2
a……電源端子、2b……アース端子、4……電
源ライン、6……アースライン、8,10……
MOSトランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部ロジツク回路の電源端子と電源ラインと
    の間、および内部ロジツク回路のアース端子とア
    ースラインの間に、スイツチ抵抗を有するスイツ
    チ素子として、それぞれNチヤネルMOSトラン
    ジスタおよびPチヤネルMOSトランジスタを設
    け、前記両MOSトランジスタの一方のゲートに
    制御信号の入力端子を接続するとともに、他方の
    MOSトランジスタのゲートにインバータを介し
    て制御信号の入力端子を接続したことを特徴とす
    る電源回路。
JP59235793A 1984-11-08 1984-11-08 電源回路 Granted JPS61116933A (ja)

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JP59235793A JPS61116933A (ja) 1984-11-08 1984-11-08 電源回路

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JP59235793A JPS61116933A (ja) 1984-11-08 1984-11-08 電源回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414624A (en) * 1977-07-06 1979-02-03 Toshiba Corp Integrated circuit device

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