JPH0551969A - 鋼管コンクリート柱構造 - Google Patents

鋼管コンクリート柱構造

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Publication number
JPH0551969A
JPH0551969A JP3232547A JP23254791A JPH0551969A JP H0551969 A JPH0551969 A JP H0551969A JP 3232547 A JP3232547 A JP 3232547A JP 23254791 A JP23254791 A JP 23254791A JP H0551969 A JPH0551969 A JP H0551969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
concrete
stiffener
stiffeners
steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3232547A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Takahashi
泰彦 高橋
Hiroyoshi Tokinoya
浩良 時野谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0551969A publication Critical patent/JPH0551969A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 梁との結合位置において鋼管の内部に張り出
しているスチフナの直下にコンクリートが充填されない
空隙が生じるのを防儀、もって鋼管とコンクリートとの
一体性を高める。 【構成】 各梁2と結合位置における鋼管1の内部に梁
位置スチフナ3a、3bを予め設ける。下部の梁2に対
応した梁位置スチフナ3a、3bと上部の梁2に対応し
た梁位置スチフナ3a、3bの中間位置における鋼管1
の内部に中間スチフナ3c、3dを予め設けておく。こ
の鋼管1を立設した梁2と結合し、鋼管1内にコンクリ
ート4を充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビルなどの建築構造
の一種である鋼管コンクリート柱構造に関し、特に、構
造体の強度を高める技術改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開昭62−72840号公報
(E04B1/30)にみられるように、従来から次の
ような鋼管コンクリート柱構造が知られている。建築構
造体の柱に相当する鋼管を立設し、H型鋼などの鉄骨梁
を前記鋼管の外周にボルトや溶接によって一体的に結合
するとともに、前記鋼管の内部にコンクリートを充填す
る。この充填式の鋼管コンクリート柱構造では、内部の
コンクリートと外側の鋼管が互いに拘束し合うため、引
張力に強いという鋼管の長所と圧縮力に強いというコン
クリートの長所が相乗的に生かされる。その結果、曲げ
耐力が非常に大きく、許容曲げモーメントから破壊に至
るまでに数倍の応力の伸びが有り、非常に大きな靭性を
有し、また局部座屈が生じにくいなどの特徴をもった構
造となる。
【0003】鋼管コンクリート柱構造の前記のような特
徴を発揮させるには、外側の鋼管と内部に充填されたコ
ンクリートとを確実に一体化し、梁から鋼管に伝わった
力を確実に鋼管内部のコンクリートにも伝えることが重
要である。そのため従来から、梁との結合位置における
前記鋼管の内部にスチフナと称される補強部材を予め設
けている。スチフナは内フランジとも呼ばれるもので、
鋼管の内部にほぼ水平方向に内側に張り出した鋼板から
なり、コンクリート充填後にはこのスチフナはコンクリ
ート柱に埋設される。
【0004】鋼管におけるスチフナの設置位置は、予め
設計段階で梁との結合位置に正確に合わせている。つま
り内側にスチフナが取り付けられている鋼管の外側に梁
が結合される。これによって梁から鋼管に伝わった力を
スチフナを介して確実に内部のコンクリートに伝達し、
鋼管とコンクリートとの一体性を高める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように内部にス
チフナを設けた鋼管にコンクリートを充填する構造で
は、スチフナの下面に空隙を生じ易いという問題があ
る。つまり、鋼管の内周面にスチフナが内側にフランジ
状に張り出しているので、打設されたコンクリートが締
め固めによる沈下または沈降をする際に、スチフナの直
下部分にコンクリートが十分にいきわたらず、そこに空
気やブリージング水が残留する恐れがある。スチフナの
直下部分にコンクリートの充填されない空隙が生じてい
ると、梁から鋼管に加わる力をスチフナによりコンクリ
ートに確実に伝達するという所期の目的が達成されず、
鋼管とコンクリートとの一体性が損なわれ、優れた柱構
造としての信頼性に問題が出てくる。
【0006】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、鋼管の内部に取り付けたス
チフナの直下部分に空隙を生じにくくし、鋼管と内部の
コンクリートとの一体性が高い優れた特性の鋼管コンク
リート柱構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記スチフナの直下部分
に空隙を生じないように、コンクリートの打設の仕方に
ついて従来からさまざまに工夫がなされている。本発明
者らの研究によると、鋼管内に取り付けられている多数
のスチフナの上下の間隔が大きいほど、コンクリート打
設時にスチフナの直下部分に隙間を生じ易いことがわか
った。ところが従来の鋼管コンクリート柱構造では、ス
チフナは鋼管における梁との結合位置の内側に取り付け
られているので、一般の建築構造ではスチフナの上下間
隔は数メートル以上もあり、スチフナ間で打設されるコ
ンクリートの締め固めによる沈下または沈降が相当大き
くなり、その結果スチフナ直下部分にコンクリートの充
填されない空隙ができやすくなる。
【0008】そこでこの発明では、梁の結合位置に合わ
せて鋼管内部にスチフナ(梁位置スチフナと称する)を
設けるだけでなく、各梁位置スチフナ間の中間位置にも
前記鋼管の内部にほぼ水平方向に内側に張り出した中間
スチフナを予め設けておき、この鋼管を立設して内部に
コンクリートを充填するようにした。
【0009】
【作用】前記梁位置スチフナと梁位置スチフナとの間に
少なくとも1個の中間スチフナが存在するので、全体の
スチフナの上下間隔は小さくなり、これらのスチフナに
よって打設コンクリートの締め固めによる沈下または沈
降が抑制される。その結果スチフナの直下部分に空隙が
生じにくくなる。
【0010】
【実施例】図1と図2にこの発明の一実施例による鋼管
コンクリート柱構造を示している。この実施例の柱部材
となる鋼管1はほぼ正方形断面であり、この鋼管1に組
み合わされる鉄骨梁2はH型鋼からなる。鋼管1が垂直
に立設され、鉄骨梁2は数メートル以上の間隔で設けら
れ、鋼管1と鉄骨梁2の交差部分で、梁2は鋼管1の外
周にボルト止めや溶接などの手段によって結合される。
【0011】鋼管1の内部における1本の鉄骨梁2との
連結部分には、2個の梁位置スチフナ3aと3bが取り
付けられている。この梁位置スチフナ3a、3bは後述
の中間スチフナ3c、3dと同じ構造であり、図2に示
すように、スチフナ3a〜3dは鋼管1の内面に嵌まり
込む四角い枠状の鋼板からなり、鋼管1の内側にほぼ水
平方向に一定幅だけ張り出した状態で鋼管1に溶接など
で固定されている。
【0012】図1のように、梁位置スチフナ3aと3b
は、H型鋼からなる鉄骨梁2の上片部分と下片部分の連
結位置に正確に合致するように鋼管1の内部に予め取り
付けられている。各階の鉄骨梁2の上下間隔は数メート
ル以上あるが、図1の実施例では、鉄骨梁2、2の上下
間隔を約3等分する位置に、前述した構造の2個の中間
スチフナ3cと3dを鋼管1の内部に予め設けている。
このように、鋼管1の1階分の範囲に、2個の梁位置ス
チフナ3a、3bと2個の中間スチフナ3c、3dが設
けられており、スチフナ間の上下間隔は最大でも1メー
トル〜1.5メートル程度と小さくなる。
【0013】前記のように内部にスチフナを有する鋼管
1を立設して鉄骨梁2と結合し、その鋼管1内にコンク
リート4を充填する。前述のようにスチフナの上下間隔
が従来より大幅に小さくなっているので、コンクリート
締め固めによる沈下または沈降は過大にならず、従って
各スチフナ3a〜3dの直下部分にコンクリート4の充
填されない空隙が生じることはほとんどない。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
鋼管コンクリート柱構造では、鋼管の内部に梁の結合位
置に合わせたスチフナとその中間に位置するスチフナと
を設け、スチフナ間の上下間隔を小さくしたので、鋼管
内にコンクリートを打設する際に各スチフナによってコ
ンクリートの締め固めによる沈下または沈降が効果的に
抑制され、スチフナの直下部分に空隙が生じることはほ
とんどなくなる。その結果各スチフナを介して鋼管と内
部のコンクリートとの一体性が増し、梁から鋼管に加わ
る力を確実にコンクリートに伝達することができる。ま
た、中間スチフナを設けたことにより、鋼管の中間部分
も補強されることとなり、局部座屈を防止する面で効果
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による鋼管コンクリート柱
構造の縦断面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 鋼管 2 鉄骨梁 3a、3b 梁位置スチフナ 3c、3d 中間スチフナ 4 コンクリート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管を立設してその所定位置の外周に梁
    を結合するとともに、前記鋼管の内部にコンクリートを
    充填する鋼管コンクリート構造であって、前記各梁との
    結合位置における前記鋼管の内部にほぼ水平方向に内側
    に張り出した梁位置スチフナを予め設けておくととも
    に、前記各梁位置スチフナ間の中間位置における前記鋼
    管の内部にほぼ水平方向に内側に張り出した中間スチフ
    ナを予め設けたことを特徴とする鋼管コンクリート柱構
    造。
JP3232547A 1991-08-21 1991-08-21 鋼管コンクリート柱構造 Pending JPH0551969A (ja)

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JP3232547A JPH0551969A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 鋼管コンクリート柱構造

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JP3232547A JPH0551969A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 鋼管コンクリート柱構造

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JPH0551969A true JPH0551969A (ja) 1993-03-02

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JP3232547A Pending JPH0551969A (ja) 1991-08-21 1991-08-21 鋼管コンクリート柱構造

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JP (1) JPH0551969A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012136837A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Takenaka Komuten Co Ltd コンクリート充填鋼管柱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012136837A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Takenaka Komuten Co Ltd コンクリート充填鋼管柱

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