JPH0551863B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0551863B2
JPH0551863B2 JP63506496A JP50649688A JPH0551863B2 JP H0551863 B2 JPH0551863 B2 JP H0551863B2 JP 63506496 A JP63506496 A JP 63506496A JP 50649688 A JP50649688 A JP 50649688A JP H0551863 B2 JPH0551863 B2 JP H0551863B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dihydroxyvitamin
antibody
receptor
vitamin
binding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63506496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02503355A (ja
Inventor
Hekutaa Efu Deruuka
Maagaretsuto Shiii Deimu
Eritsuku Ei Piasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wisconsin Alumni Research Foundation
Original Assignee
Wisconsin Alumni Research Foundation
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wisconsin Alumni Research Foundation filed Critical Wisconsin Alumni Research Foundation
Publication of JPH02503355A publication Critical patent/JPH02503355A/ja
Publication of JPH0551863B2 publication Critical patent/JPH0551863B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/82Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving vitamins or their receptors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10S436/804Radioisotope, e.g. radioimmunoassay
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10S436/807Apparatus included in process claim, e.g. physical support structures
    • Y10S436/808Automated or kit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10S436/815Test for named compound or class of compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

請求の範囲 1 1,25−ジヒドロキシビタミンDの定量分析
法であつて、 ビタミンD輸送タンパク質を含有する試料に
1,25−ジヒドロキシビタミンDと特異的に結合
し得る受容体タンパク質、標識付け1,25−ジヒ
ドロキシビタミンD及び受容体タンパク質と結合
し得る抗体を添加し、前記ビタミンD輸送タンパ
ク質に検定を阻害するビタミンD代謝物質を結合
させ検定阻害を防止して、前記受容体タンパク質
に前記標識付けおよび未標識1,25−ジヒドロキ
シビタミンDを競争的に結合させる段階、及び 前記標識付け1,25−ジヒドロビタミンDと結
合している前記受容体タンパク質に対する前記抗
体相対的結合度を測定する段階 を有してなることを特徴とする1,25−ジヒドロ
キシビタミンDの競争結合分析法。
2 標識付け1,25−ジヒドロキシビタミンDが
放射性標識付け1,25−ジヒドロキシビタミンD
である請求項1記載の分析法。
3 前記測定段階前に前記抗体と結合した受容体
タンパク質を免疫沈殿させる請求項2記載の分析
法。
4 試料がヒトの血液、ヒトの血漿又はヒトの血
清である請求項3記載の分析法。
5 受容体タンパク質がブタの受容体タンパク質
である請求項3記載の分析法。
6 抗体がブタの受容体タンパク質の抗体である
請求項5記載の分析法。
7 抗体がA.T.C.C.HB9496のハイブリドーマに
より生成される抗体特性を有する請求項6記載の
分析法。
8 標識付け1,25−ジヒドロキシビタミンD、
1,25−ジヒドロキシビタミンDと特異的に結合
し得る受容体タンパク質及び該受容体タンパク質
と結合し得る抗体を有してなる競争分析キツト。
9 標識付け1,25−ジヒドロキシビタミンD
が放射性標識付けされている請求項8記載のキツ
ト。
10 受容体タンパク質がブタの受容体タンパク
質である請求項9記載のキツト。
11 さらにキツトが未標識1,25−ジヒドロキ
シビタミンDが含んでなり、抗体がビチオニル化
されている請求項10記載のキツト。
12 抗体がA.T.C.C.HB9496のハイブリドーマ
により生成される抗体特性を有する請求項8項記
載のキツト。
技術分野 この発明は哺乳動物の血液血清又は血漿中の
1,25−ジヒドロキシビタミンDの準位(レベ
ル)を試験する分析に関する。より詳しくは診断
道具としての免疫分析技術の使用を含む。
背景技術 ビタミンDは哺乳動物に対して多くの有用な作
用を有するよく知られたビタミンである。ビタミ
ンDは肝臓中で25位のヒドロキシル化によつて、
続いて腎臓中で1位のヒドロキシル化によつて活
性化される。これは腸のカルシウム輸送、骨から
のカルシウムの移動及び腎臓中でのカルシウムの
再吸収が増大するよう刺激する。ビタミンDの最
終形態、1,25−ジヒドロキシビタミンDの生産
はカルシウム及びリンの必要度によつて規制され
る。血清低カルシウム濃度は副甲状腺に甲状腺ホ
ルモンを分泌するよう刺激し、次には腎臓中での
「1,25(OH)2D」の生産開始の引き金を引く。
次いで1,25(OH)2Dは腸にカルシウム及びリン
を吸収するよう、かつ骨にカルシウムを移動させ
るようにし、腎臓のカルシウム再吸収を刺激す
る。これらの効果は血液中のカルシウムを正常の
レベルまで上げ、次いで甲状腺分泌を停止させ、
1,25(OH)2Dのそれ以上の生産を停止させる。
従つて、血液中の1,25−ジヒドロキシビタミン
Dのレベルの測定はある疾病(例えば、腎臓欠
陥、骨そしよう症)に関する重要な診断道具であ
る。それはまた将来有用な研究情報を提供するこ
とができる。
血液中の前躯体、25−ヒドロキシビタミンDの
レベルの測定は過去には高速液体クロマトグラフ
イー及び競争タンパク質結合分析により行われて
きた。ジエー・アイスマンら、80 アナリテイカ
ル・バイオケミストリー298−308(1977);ジエ
ー・ハツダツドら、33 ジヤーナル・オブ・クリ
ニカル・エンドクリノロジー992−995(1971)。こ
れら文献及びここに掲載するその他全ての文献を
参照することによつてここにその内容を完全に説
明されたものとして取り入れられたものである。
従来技術の競争タンパク質結合分析に用いられる
タンパク質は「DBP」と呼ばれるビタミンD輸
送タンパク質である。このタンパク質はビタミン
D自体又は1,25(OH)2Dとは区別される25−
OHビタミンDとの結合に強い選択性を有するも
のである。アール・ボイリオンら、13 ジヤーナ
ル・オブ・ストロイド・・バイオケミストリー
1029−1034(1980)。
その他に1,25(OH)2ビタミンD分析を目途
とする従来技術がある。デイーシゲハルら、116
アナリテカル・バイオケミストリー211−222
(1981);ジエー・アイスマンら、176 ア−カイ
ブズ・オブ・バイオケミストリー・エンド・バイ
オフイジークス235−243(1976)。これらの方法は
競争タンパク質結合分析技術又はビタミンD代謝
産物(例えば、ジヒドロキシコレカリシフエロー
ル)と結合する抗体の発達に依存するものであ
る。エイチ・ペリーら、112 バイオケミカル・
エンド・バイオフイジカル・リサーチ・コミユニ
ケーシヨン431−436(1983);アール−ボイリオン
ら、41 アナリテイカル・エンドクリノロジー
435−46(1980);アール・ボイリオン、26 クリ
ニカル・ケミストリー562−567(1980);アール・
ボイリオン、66 ユーロピアン・ジヤーナル・オ
ブ・バイオケミストリー285−291(1976)参照)。
このような分析方法においては、哺乳動物の血
液血清又は血漿をビタミンD及びその代謝産物を
抽出する有機溶媒で処理する。次いで抽出物をカ
ラム上で予備精製する。その半精製1,25−
(OH)2Dをさらに高速液体クロマトグラフイーで
精製して1,25−(OH)2Dが得られる。これらの
処理段階において一般に1,25−(OH)2Dの損失
が生じる。これらの損失を補正するため最初の血
清又血漿抽出物に一定量の放射能標識付け1,25
−(OH)2Dが添加されている。最終の単離後、結
合分析による実際の測定前に単離物中に残留する
放射能を測定して回収率を算定する。この回収率
は最終計算において精製中での1,25−(OH)2D
の損失を補正するのに用いられる。
血清から単離した1,25(OH)2Dは放射能標識
付け1,25−(OH)2D及び1,25−(OH)2Dと特
異的に結合するタンパク質である1,25−
(OH)2D受容体(レセプター)又はビタミンD代
謝産物に変えられた抗体のどちらかとの混合物中
へ添加する。血清中の未標識1,25−(OH)2Dは
放射能標識付け1,25(OH)2Dと競争する。未標
識1,25−(OH)2Dによつて減少した放射能標識
付け1,25−(OH)2Dの結合度が試料中に存在す
る1,25−(OH)2Dの量を測定するための標準曲
線を求めるのに用いられる。
結合した標識付け1,25−(OH)2Dのレベルは
遊離ないし未係合の未標識1,25−(OH)2Dをデ
キストラン塗布木炭に吸収させることによつて求
められる。例えば、ジエー・ハツダツドら、33
ジヤーナル・オブ・クリニカル・エンドクリノロ
ジー992−995(1971)参照。以上のことから判る
ように、これら従来技術の分析は完了するのに数
日を要し、多くの誤差発生源を有している。それ
らはまた不当に経費がかかる。それゆえ、簡単、
迅速、比較的低経費で、しかも正確な1,25−
(OH)2D分析法に対する要望がある。
発明の開示 本発明の一局面はビタミンD輸送タンパク質を
含有する試料中の1,25−ジヒドロキシビタミン
Dの存在に関する競争結合分析法を提供すること
にある。この出願において一般に「1,25−ジヒ
ドロキシビタミンD」が用いられると理解された
い。すなわち、これは1,25−ジヒドロキシビタ
ミンDx(ここに、x=2、3、4、5及び/又は
6である)を包含するものである。
この分析法によれば、試料へ1,25−ジヒドロ
キシビタミンDと結合することができる受容体タ
ンパク質、標識付け1,25−ジヒドロキシビタミ
ンD、及び受容体タンパク質と結合することがで
きる抗体を添加する。次いで、抗体の標識付け
1,25−ジヒドロキシビタミンDと結合している
受容体タンパク質との相対的結合度を測定する。
好ましくは、標識付け1,25−ジヒドロキシビタ
ミンDは放射線標識付けされたものであり、前記
抗体と結合した受容体は測定段階前に免疫沈殿さ
れる。ブタの受容体はそれの抗体が密接に関連す
るヒトの血液成分と結合しないことが見出されて
いるので好ましい受容体である。この分析方法で
は分析前に血液血漿又は血清からビタミンD及び
その代謝産物を抽出する必要を無くし、分析前に
1,25−(OH)2Dのクロマトグラフイーによる精
製の必要を無くするものである。
このような分析を遂行するための標識付け1,
25−ジヒドロキシビタミンD、1,25−ジヒドロ
キシビタミンDと結合することができる受容体タ
ンパク質及び該受容体タンパク質と結合すること
ができる抗体からなるキツトもまた提供される。
本発明の一つの目的には1,25−ジヒドロキシ
ビタミンDを分析することができる上記のような
免疫検定法を提供することが含まれる。
もう一つの目的は単純で比較的安価でかつ実施
容易な上記のような検定法を提供することにあ
る。
もう一つの目的は上記のような検定を遂行する
ためのキツトを提供することにある。
本発明のさらにその他の目的及び利点は下記の
記載から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
本発明のより良い理解が図面を参照することに
よつて得られるであろう。しかしながら、図面及
び下記の好ましい形態の説明は本発明の単なる例
であることが理解されるべきである。これらは発
明の全範囲を示すものではない。むしろ、請求の
範囲を発明の全範囲を決めるためのものとみるべ
きである。
第1図は発明の概念を模式図として示す。
発明を実施するための最良の形態 材 料 ブタの受容体(第1図の1)をエム、デイム
ら、25 バイオケミストリー4523−4534(1986)
(先行技術ではない)の記載に準じて調製した。
1,25−(OH)2[26,27−3H]ビタミンD3
(160Ci/mmol)(第1図の2)をジエー、ナポ
リら、19 バイオケミストリー2515−2521(1980)
に既に記載のようにして調製した。これはまた現
在ニユーイングランド、・ニユークレア/デユポ
ンから入手することができる。
非放射性1,25−(OH)2D3(第1図の3)はホ
フマン−ラ・ロシエ社(ナツトレー、ニユージヤ
ージー)から得た。
ブタ受容体1の抗体4XVI・E6E6GIOはエム、
デイムら、25 バイオケミストリー4523−4534
(1986)(先行技術ではない)の記載に準じて生成
させた。
この抗体を製造することができるハイブリドー
マは1987年8月11日A.T.C.C.#HB9496として米
国メリーランド・ロツクビル・パークローン・ド
ライブ12301のアメリカン・タイプ・カルチヤ
ー・コレクシヨンに寄託され、その寄託物は1988
年7月22日付けの申請によりブダペスト条約寄託
物に格上げされ、本特許の発行によつて入手可能
となるものであり、さもなければ指定国の適用可
能な法律下に提供されるものである。寄託物の入
手はライセンスを必要とするものではない。
抗体4はデイー・ヒユーレツトのウイスコンシ
ン−マジソン大学博士論文「抗体のビオチニル
化」ページ180−204(1984)に記載と類似の方法
を用いてn−ヒドロキシスクシンイミド・ビオチ
ン(NHSB、bMAB)によつてビオチニル化5
することができる。使用する抗体の濃度は飽和曲
線によつて求められるレセプター沈殿に必要な量
である。
アビジン−セフアロースはジエー・コーンら、
107 バイオケミカル・エンド・バイオフイジカ
ル・リサーチ・コミニユケーシヨン878−884
(1982)に記載通りにわれわれの研究室で調製し
た。使用容量は飽和曲線によつて求められる全て
の免疫複合物の沈殿に必要とされる量の25%増で
ある。
好ましい緩衝剤は50mMトリス(ヒドロキシメ
チル)アミノメタン塩酸(トリス−HCl)、1.5m
Mエチレジアミン四酢酸(EDTA)、5mMジチ
オスレイトール及び300mMKClであり、25℃で
のPH7.4である。
PBS−トリトンは1.5mM・KH2PO4、8.1m
M・Na2HPO4、1.37mM・NaCl、2.mmM・
KCl、5%(v/v)トリトンX−100(PH8.0)、
0.02%NaN3である。
例 1,25−(OH)2Dとの特異結合タンパク質(例
えば、ブタの腸核抽出物受容体)の試料に
160Ci/mmolという非常に高度の特異活性で標
識付けした1,25−(OH)2Dを添加した。受容体
へ最低50μ、最高200μの試験用ヒト血漿又は
血清6を添加した。これにブタの受容体1に対す
る抗体4を添加した。この抗体は予めビオチニル
化しておいた(5)。室温で1時間連続温置した。
最良の結果は放射線標識付けビタミンDをブタ
受容体の飽和値の90%以上添加し、ブタ受容体抗
体を10倍以上過剰に使用した場合に得られた。商
品として入手するか、上述の様に調製することが
できるアビジン−セフアロースを添加し、短時間
強攪拌した後エツペンドルフ管ないしウエル(井
戸型容器)中で1時間温置した。それらは次いで
遠心分離にかけ沈殿させた。上澄みを取り出し、
免疫沈殿物をさらにPBS−トリトンで3回追加
洗浄した。
次いで試験管全容及び沈通物をシンチレーシヨ
ン液を有するシンチレーシヨン用ガラスびんへ添
加し、試料中の放射能の量を測定した。標準曲線
を作るために、特異結合タンパク質を放射線標識
付け1,25−(OH)2D3(2)及び量を順次増加した
未標識1,25−(OH)2Dに加えビオチニル化抗体
とともに室温で1時間温置した。アジビン−セフ
アロースを未知の試料と添加し、遠心分離し、免
疫沈殿物を前述のように洗浄した。これらは次い
でまたシンチレーシヨン液を有するシンチレーシ
ヨン用ガラスびんに入れ、カウントした。血液中
の未標識1,25−(OH)2Dによつて結合タンパク
質から置換された放射線標識の量を算出した。
1つの特定実験では、1.2nMの1,25−(OH)2
[26,27−3H]D3、50fmolの1.25−(OH)2D3結合
活性を有するブタの腸核抽出物、50−200μの
試料血清、5μのモノクロナール抗体、及びト
リス50mM、PH7.4のEDTA1.mmM、ジチオスイ
トール5mMと塩化カリウム300mMからなる緩
衝液を最終容量を250μで含有するエツペンド
ルフ管(1.5ml、ブリンクマン・インスツルメン
ツ)を室温で1時間温置する。標準曲線はヒトの
試験血清又は血漿の代りに量を順次増加して未標
識1,25−(OH)2D3を使用した以外は上記と同
じに一連のエツペンドルフ管により行う。1つの
可能な範囲として10μMから0.001μMがある。上
記の各エツペンドルフ管から3本の50μアリコ
ートを取り出し、50μのアビジン−セフアロー
ス(スラリー)とともに氷上で温置し、イムロン
除去ウエル(ダイナテク)中20分間隔で1時間
渦流処理する。これらのイムロン除去ウエルは8
分間2000rpmで遠心分離する。
上澄みを除去し、免疫沈殿物をPBS−トリト
ンを用い3回洗浄する。次いでウエルを分解し、
その1つづつを4mlの3a70bシンチレーシヨン液
(パツカード・インスツルメンツ、イリノイ、ダ
ウナース・グローブ)とともに計数用ガラス管に
入れ、その放射能をプリアス400CL/D型シンチ
レーシヨンカウンター(パツカード・インスツル
メンツ)を用いトリチウムに対し40%の近似効率
で測定する。標準曲線は標準曲線は標準曲線管に
存在する放射能から作成し、この標準曲線を原血
液試料中に存在する1,25−(OH)2Dの量を直接
読むのに使用する。
この定量における重要な点は血清又は又は血漿
試料6中にビタミンD輸送タンパク質DBP7が
存在することである。このタンパク質は25−OH
−D8及び検定を阻害する血液中の他のビタミン
D代謝物質と結合させるのに必要である。ブタの
受容体タンパク質は1,25−(OH)2Dに対して高
度の特異親和性があるので、この代謝物質は25−
OH−Dなどの他の代謝物質が大部分輸送タンパ
ク質と結合して残存するのに対し受容体タンパク
質によつて輸送タンパク質から除去される。この
ようにビタミンD輸送タンパク質7は、試料中に
存在して検定を阻害する25−OH−D8などの代
謝物質を被検定物質から選択的に除去する「スク
リーニング(screening)」の機能を有する。この
ことが、驚くべきことに、抽出及びクロマトグラ
フイー精製の必要性を解消する。
他の変形形態 標識付けは放射能以外の技術を用いて行うこと
ができる。(例えば、色指示薬を競争ビタミンD
化合物に付着結合させることができる。)さらに、
ブタの受容体が1,25−ジヒドロキシビタミンD
を認知しビタミンD輸送タンパク質と競争するこ
とができる唯一の受容体ではない。また、結合及
び未結合1,25−ジヒドロキシビタミンDを分離
するビオチン/セフアロース系以外の手段は発明
者の知識範囲にある。したがつて、請求の範囲に
よつて発明者の全意図範囲を評価すべきである。
産業上の利用可能性 したがつて、本分析法は試料入手後短時間内に
利用することができ多数の分析を低コストで確実
に行うことができるものである。
JP63506496A 1987-08-14 1988-08-08 1,25‐ジヒドロキシビタミンdの分析 Granted JPH02503355A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/086,413 US4816417A (en) 1987-08-14 1987-08-14 Assay for 1,25-dihydroxy vitamin D in sample containing vitamin D transport protein
US86,413 1987-08-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02503355A JPH02503355A (ja) 1990-10-11
JPH0551863B2 true JPH0551863B2 (ja) 1993-08-03

Family

ID=22198408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63506496A Granted JPH02503355A (ja) 1987-08-14 1988-08-08 1,25‐ジヒドロキシビタミンdの分析

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4816417A (ja)
EP (1) EP0374172B1 (ja)
JP (1) JPH02503355A (ja)
KR (1) KR940009957B1 (ja)
AU (1) AU618025B2 (ja)
CA (1) CA1306189C (ja)
DE (1) DE3875619T2 (ja)
DK (1) DK164973C (ja)
IE (1) IE61127B1 (ja)
IL (1) IL87378A (ja)
WO (1) WO1989001631A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5202266A (en) * 1987-10-14 1993-04-13 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha 25-hydroxy vitamin D3 derivatives, process for their production, and assay method using the same
US5064770A (en) * 1989-08-01 1991-11-12 Wisconsin Alumni Research Foundation Assay for 1,25-dihydroxy vitamin d receptor protein
JPH06109727A (ja) * 1992-08-14 1994-04-22 Wisconsin Alumni Res Found 1,25−ジヒドロキシビタミンdの検定法
AU1429397A (en) 1995-12-29 1997-07-28 A And D Assay, Incorporated Labeled vitamin d compounds and the use thereof
US8133694B2 (en) * 1998-06-25 2012-03-13 Immundiagnostik Ag Functional vitamin D derivatives and method of determining 25-hydroxy- and 1α, 25-dihydroxy vitamin D
US7087395B1 (en) 2001-01-16 2006-08-08 Quest Diagnostics Investments Incorporated Vitamin D assay
US7700365B2 (en) 2004-10-29 2010-04-20 Mayo Foundation For Medical Education And Research Vitamin D deficiencies
US20110212534A1 (en) * 2008-08-11 2011-09-01 Taylor Robert L Methods for determining levels of 1,25 dihydroxy vitamin d2 and d3
JP5918784B2 (ja) 2011-01-07 2016-05-18 ザ ジェネラル ホスピタル コーポレイション ビタミンd欠乏症に関連するアッセイおよび治療方法
US9052308B2 (en) 2011-01-07 2015-06-09 The General Hospital Corporation Assays and methods of treatment relating to vitamin D insufficiency
WO2014179737A2 (en) 2013-05-03 2014-11-06 The General Hospital Corporation Assays and methods of treatment relating to vitamin d insufficiency
EP2694980B1 (de) 2011-04-04 2015-08-26 Immundiagnostik AG Bestimmung von vitamin-d-metaboliten in trockenblut
US9244083B2 (en) 2012-11-30 2016-01-26 Siemens Healthcare Diagnostics Inc. Compositions and methods for detecting vitamin D
PL2759550T3 (pl) * 2013-01-28 2019-01-31 Diasorin S.P.A. Sposób i zestaw do wykrywania 1,25-dihydroksywitaminy D i powiązane przeciwciała
US11261257B2 (en) 2013-01-28 2022-03-01 Diasorin S.P.A. Methods for detecting 1,25-dihydroxyvitamin D and related antibodies
US10983136B2 (en) 2013-01-28 2021-04-20 Diasorin S.P.A. Use of 1,25-dihydroxyvitamin D values in ratio with PTH as a prognostic biomarker
US9618523B2 (en) 2013-02-28 2017-04-11 Siemens Healthcare Diagnostics Inc. Methods and reagents for determining isomeric analytes
CN110749664A (zh) * 2019-08-29 2020-02-04 重庆同怡生物技术研究院有限公司 一种25-羟基维生素d结合蛋白的解离方法
CN116500281B (zh) * 2023-06-26 2023-11-07 天津赛飞乐生物技术有限公司 1,25-二羟基维生素d的检测材料及制备方法、1,25-二羟基维生素d的检测方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL7713952A (nl) * 1977-12-16 1979-06-19 Philips Nv Radio-immunologische methode voor het bepalen van de schildklierfunktie door een in vitro onderzoek in bloedserum.
GB8317124D0 (en) * 1983-06-23 1983-07-27 Ekins R P Free ligand assay
US4585741A (en) * 1983-08-25 1986-04-29 Clevinger Brian L Method of assay for vitamin D metabolites

Also Published As

Publication number Publication date
KR890702039A (ko) 1989-12-22
DE3875619D1 (de) 1992-12-03
US4816417A (en) 1989-03-28
EP0374172A1 (en) 1990-06-27
IL87378A (en) 1992-07-15
DK164973C (da) 1993-02-08
EP0374172B1 (en) 1992-10-28
JPH02503355A (ja) 1990-10-11
DK37590D0 (da) 1990-02-13
KR940009957B1 (ko) 1994-10-19
CA1306189C (en) 1992-08-11
IE61127B1 (en) 1994-10-05
DE3875619T2 (de) 1993-03-11
AU618025B2 (en) 1991-12-12
WO1989001631A1 (en) 1989-02-23
DK37590A (da) 1990-04-06
AU2325688A (en) 1989-03-09
DK164973B (da) 1992-09-21
IL87378A0 (en) 1989-01-31
IE882485L (en) 1989-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0551863B2 (ja)
Bouillon et al. A radioimmunoassay for 1, 25-dihydroxycholecalciferol.
US4312853A (en) Radioimmunological determination of procollagen (type III) and procollagen peptide (type III)
Endres et al. Immunochemiluminometric and immunoradiometric determinations of intact and total immunoreactive parathyrin: performance in the differential diagnosis of hypercalcemia and hypoparathyroidism
US4332784A (en) Dual isotope assays
CN101273062A (zh) 抗25-羟基维生素d的抗体
EP1352238A2 (en) Method for detection of vitamin d metabolites
EP0753743B1 (en) Vitamin D assay
JP2789306B2 (ja) インスリン様成長因子の免疫学的測定方法ならびにインスリン様成長因子測定用キット
AU647746B2 (en) Assay for 1,25-dihydroxy vitamin D receptor protein
US5698407A (en) Method for the immunological determination of the carboxyterminal propeptide of type I procollagen
EP0304292B1 (en) Antibody to propeptide of procollagen type III, and assay method using it
CA2174559C (en) Antibody to aminoterminal propeptide of type 1 procollagen, and assay method using it
JP2835781B2 (ja) Tshトレーサーの製造方法
JPWO2005082940A1 (ja) 抗nc1モノクローナル抗体
Kobayashi et al. Enzyme immunoassay for plasma 25-hydroxyvitamin D3 employing immunoaffinity chromatography as a pretreatment method
Christakos et al. [60] Radioimmunoassay for chick intestinal calcium-binding protein
Haddad Jr [53] Purification, characterization, and quantitation of the human serum binding protein for vitamin D and its metabolites
Yin [16] Radioimmunoassay of peptide hormones using killed Staphylococcus aureus as a separating agent
Dray Sensitivity and specificity of eicosanoid radioimmunoassays: new strategy
Nye et al. Automated tests for the assessment of thyroid function
Henniker et al. The measurement of antithyroglobulin autoantibodies in the presence of thyroglobulin
AT395786B (de) Diagnostisches mittel, insbesondere zur diagnose von chronischer polyarthritis
WO1983001118A1 (en) Monoclonal antibody detection system
JPH06201695A (ja) リジルピリジノリン、2’−ヒドロキシリジルピリジノリン若しくはこれらの置換体又はこれらの残基を有するコラーゲン断片の測定方法