JPH0551332B2 - - Google Patents

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JPH0551332B2
JPH0551332B2 JP59000451A JP45184A JPH0551332B2 JP H0551332 B2 JPH0551332 B2 JP H0551332B2 JP 59000451 A JP59000451 A JP 59000451A JP 45184 A JP45184 A JP 45184A JP H0551332 B2 JPH0551332 B2 JP H0551332B2
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gas
pressure
space
oxygen
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KAWAJU BOSAI KOGYO KK
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KAWAJU BOSAI KOGYO KK
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Publication of JPH0551332B2 publication Critical patent/JPH0551332B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/105Mixing heads, i.e. compact mixing units or modules, using mixing valves for feeding and mixing at least two components
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F35/00Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
    • B01F35/80Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed
    • B01F35/83Forming a predetermined ratio of the substances to be mixed by controlling the ratio of two or more flows, e.g. using flow sensing or flow controlling devices
    • B01F35/833Flow control by valves, e.g. opening intermittently

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二種類のガスを混合するためのガス混
合装置に関する。
従来からこの種のガス混合装置では二種類のガ
スごとに別個の絞りが設けられており、この別個
の絞りを調節することによつて所望濃度の混合ガ
スを得ている。このような先行技術では絞りが個
別的に設けられているので、全流量および混合比
からそれぞれ必要な流量を算出し設定する必要が
あり操作が面倒であり、かつ濃度設定に誤りをお
こしやすい。
本発明の目的は、1つの調節用つまみを操作す
ることによつて二種類のガスが個別的に絞られ
て、混合ガスの流量に関係なく所望濃度の混合ガ
スを得ることができるガス混合装置を提供するこ
とである。
本発明は、2種類の圧縮ガスを個別的に各入口
部4,5から供給し、この各ガスを圧力調整部8
において等圧力にした後、個別的に混合部9に導
いて混合し、この混合したガスを単一の出口部3
から排出するガス混合装置において、 (a) 圧力調整部8が設けられ、この圧力調整部8
は、 (a1) ダイヤフラム78,79と、 (a2) ダイヤフラム78,79の両面にそれぞれ
臨み、各入口部4,5にそれぞれ接続される
一対の空間82,82aを形成するケーシン
グ69と、 (a3) ダイヤフラム78,79の前記両面にそれ
ぞれ固定され、ケーシング69内に設けられ
る一対の弁体70,71と、 (a4) ケーシング69に設けられ、弁体70,7
1にそれぞれ対向する一対の第1弁座81,
81aとを有し、 (a5) 一方の空間82内の圧力よりも他方の空間
82a内の圧力が大きいとき、一方の弁体7
0と一方の第1弁座81とが離反変位して、
一方の弁室80から一方の空間82への一方
のガスの流入量が多くなり、かつ他方の弁体
71と他方の第1弁座81aとが当接する方
向に変位して他方の弁室80aから他方の空
間82aへの他方のガスの流入量が少なくな
り、これによつて各弁室80,80aからの
各ガスの圧力を等しくし、 (b) 前記混合部9は、 (b1) 各ガス毎に個別的に設けられかつ軸線まわ
りに回転可能な回転弁体104,105と、 (b2) 各回転弁体104,105毎に個別的に備
えられかつ回転弁体104,105が着座可
能である一対の第2弁座107,108であ
つて、その各第2弁座107,108には複
数の弁孔109,110が形成されており、
各第2弁座107,108は、前記空間8
2,82aにそれぞれ接続される、そのよう
な第2弁座107,108と、 (b3) ガスの混合比を調整するために回転弁体1
04,105を連動して回転する単一の調整
用つまみ6と、 (b4) 前記回転弁体104,105の第2弁座1
07,108に臨む端部に装着され、回転弁
体104,105の角変位によつて各供給ガ
スの流路断面積の総和が常に一定となるよう
に各弁孔109,110を閉塞する閉塞手段
111,114と、 (b5) 各弁孔109,110を通過するガスの流
量が比較的少ない場合にも各弁孔109,1
10を均一にかつ平等にガスが通り、濃度に
変化を与えないようにするために、各弁孔1
09,110の出口を閉塞するように設けら
れた背圧付加手段122とを有し、 (b6) 背圧付加手段122からの各ガスを混合し
て前記出口部3に導くことを特徴とするガス
混合装置である。
第1図は本発明の一実施例の全体の正面図であ
り、第2図は第1図の矢符A側から見た側面図で
ありその一部を切欠いてある。気体混合装置1
は、本体2と、本体2の側面に備えられる混合ガ
スの出口部3と、本体2の下部に設けられる一対
の気体の入口部4,5とから構成される。たとえ
ば入力部4は酸素の供給用であり、入口部5は空
気の供給用である。本体2の表面には、酸素と空
気の混合比すなわち酸素濃度を調節するための調
節用つまみ6が設けられる。出口部3にはたとえ
ばホース15が取付けられて所望の場所に送られ
て使用される。
第2図を参照して、本体2の内部には、入口部
4から供給された酸素または入口部5から供給さ
れた空気のいずれか一方の圧力が低下したときに
警報音を発生させるアラーム装置7と、供給され
た酸素と空気とを予め同一の圧力に調整するため
の圧力調整部8と、圧力調整部8によつて圧力調
整された酸素および空気とを調整用つまみ6に応
じた濃度で混合する混合部9とが、本体2の下部
から上部にわたつて順次設けられる。アラーム装
置7は1対の開放弁10,11と開放弁10,1
1から供給される酸素または空気によつて警報音
を発生さす警報発音部12とを含む。開放弁10
は酸素の供給圧力が空気の供給圧力よりも予め定
めた値以下になつたときに空気を警報発音部12
に供給するために用いられる。開放弁11(第5
図参照)は開放弁10に対して本体2の幅方向
(第2図の紙面に垂直方向)に沿つて平行に配置
される。開放弁11は開放弁10とは基本的には
同一の構成を有しており、空気の供給圧力が酸素
の供給圧力よりも予め定めた値以下になつたと
き、酸素を警報発音部12に供給するために用い
られる。入口部4,5にはそれぞれ逆止弁13,
14が設けられており、逆止弁13,14はばね
15,16によつて下方にわずかに付勢されてお
り、酸素および空気は下方から上方へ、すなわち
入口部4,5から本体2に向う方向にのみ流れ逆
流が防止されている。
第3図は、混合ガスが生成される過程を示すガ
ス混合装置1の系統図である。実線は酸素および
空気が本体2内を正常に作動している状態のライ
ンを示し、破線は酸素と空気との圧力差が予め定
めた値を越えたときのラインを示している。圧縮
ボンベなどから減圧され供給される酸素および空
気は入口部4,5から逆止弁13,14を介して
開放弁10,11に導かれる。開放弁10,11
において酸素と空気の圧力差が一定値未満である
とき、酸素および空気は開放弁10,11から圧
力調整部8に導かれ、酸素と空気の両者の圧力の
うち高い方の圧力を低い方に調整し、両者の圧力
を等しくする。圧力調整部8において等圧力とな
つた酸素および空気は混合部9に供給され、混合
部9で調節用つまみ6に対応した濃度に混合され
た混合ガス出口部3から排出される。このように
混合前に圧力調整部8で酸素と空気の各圧力を等
しくするようにしているので酸素および空気の各
個別の絞り量を1つのつまみ6で調整することが
可能となる。
開放弁10,11において酸素と空気の圧力差
が予め定めた値以上であるとき、さらに詳しく
は、たとえば酸素の圧力が空気圧よりも低下しか
つその圧力差が予め定めた値以上であるときには
開放弁10から空気が警報発音部12に導かれ、
警報音が発生される。空気圧が酸素圧よりも低下
しかつその圧力差が予め定めた値以上であるとき
には開放弁11から酸素が警報発音部12に導か
れ警報音が発生される。
第4図は第1図の切断面線−から見た断面
図であり、第5図は第1図の切断面線−から
見た断面図である。入口部4から供給された酸素
は、流路20を経て開放弁10に導かれ、さらに
流路21を経て流路22から圧力調整部8に導か
れる。入口部5から供給された空気は流路23を
経て開放弁10に導かれる。この開放弁10に導
かれた空気は前述したように酸素圧が低くなると
流路25を経て流路26を介して警報発音部12
に導かれる。酸素圧が低下しないときには開放弁
10内に空気が貯留された状態のままである。第
5図を参照して、入口部5から供給された空気は
流路27を経て開放弁11に導かれ、さらに流路
28を経て流路29から圧力調整部8に導かれ
る。入口部4から供給された酸素は、流路30を
経て開放弁11に導かれる。開放弁11に導かれ
た酸素は空気圧が低くなると流路25aを経て流
路26を介して警報発音部12に導かれ、空気圧
が低下しないときには開放弁11内に酸素が貯留
された状態のままである。
第6図は開放弁10の拡大図である。開放弁1
0は、圧力調整部8の本体の下部に設けられたケ
ーシング31の内側に一端(第6図1の左方端)
から他方端へ順に弁室32、反転板ばね33、弁
座34,弁座案内孔35、シール部材49、弁室
36、弁棒37、およびばね52が設けられると
ともに、前記一端付近には弁室32に連通する酸
素の入口38および出口39が穿設され、他端付
近には弁室36に連通する空気入口40が穿設さ
れる。前記弁室32内に介在される反転板ばね3
3は、球面状薄円板から成るばね本体41と、そ
のばね本体と同じであるが左右逆に取付けたばね
本体42、そしてその2つのばね本体の中央に存
在する中ゴマ53とを含む。ばね本体41,42
と中ゴマ53の各々の中央には小孔がありその小
孔を弁座34の左端の支持棒が貫通することによ
りばね本体41,42及び中ゴマ53の位置が決
定されている。ばね本体41はその凸側に力を加
えていくと急激に湾曲変形するように構成されて
いる。
弁座34では円柱体44の一端にストツパフラ
ンジ43が形成される。この円柱体44が前記弁
座案内孔35へ摺動自在に嵌合される。円柱体4
4にはその軸線部に沿つて通気孔45が形成され
る。この通気孔45は右方側に向けて開口してい
るとともに、開口部は弁棒37のシール部材49
でふさがれている。また反対側の頂部(第6図の
左方端部)は絞り口47が備えられた円柱体44
の外周面に開口し、ケーシング31の円柱体44
の軸線方向の中央付近に対応した位置に形成され
ている凹所46に連結する通気孔48が連接され
る。この絞り口47によつて後述するように警報
音が断続的に発生することが可能となる。
弁棒37は一端にたとえばゴムなどのシール部
材49が装着され、他端部付近の外周に外ねじが
刻設されており、この外ねじに螺合する内ねじを
有するナツト50,51が取付けられ、このナツ
ト50,51により弁座34が第6図1の位置に
あるときは、通気孔45の右側開口部をシール部
材49で閉塞しかつばね52で開口部をふさぐ方
向にばね付勢するよう、また弁座34が第6図2
に示す位置にあるときは、通気孔45の右側開口
部と弁棒37のシール部材49がはなれ通気孔4
5と弁室36とが連通するような位置に弁棒37
が固定されている。
入口38から流入した酸素の圧力と、入口40
から流入した空気の圧力の差が予め定めた値未満
であるときには第6図1で示されるように2枚の
ばね本体41,42は反転せず、かつ通気孔45
の開口部はシール部材49により閉塞されてい
る。
酸素の供給圧が低下し、酸素と空気の圧力差が
予め定めた値以上になると、第6図2で示される
ように瞬時に2枚のばね本体41,42が反転す
る。これに伴つて弁座34が左方に移動し、通気
孔45の開口部はシール部材49からはなれ、通
気孔45と弁室36とが連通する。これによつて
空気は入口40から弁室36を経て通気孔45,
48を介して凹所46から流路25に流出され、
警報発音部12に導かれる。
開放弁11もまた開放弁10と基本的には同一
の構成を有しており、開放弁の向きが逆になつて
いるだけである。開放弁11の開放弁10に対応
する部分には添字aを付す。
第7図は、警報発音部12の断面図である。警
報発音部12は開放弁10の下方に設けられた本
体55と、本体55の一端部から上方に延びる鳴
動部材56とから成る。本体55には酸素および
空気を貯留する貯留空間57が形成されており、
この貯留空間57には流路26が接続されてい
る。鳴動部材56の下部には貯留空間57内のガ
ス圧力によつて開閉自在な吐出弁60が設けられ
る。この吐出弁60はガイド部材61の内周に軸
線方向に摺動自在に嵌合される。吐出弁60の弁
室59は通気孔58を介して貯留空間57に連通
している。吐出弁60の弁座62に臨む端部には
シール部材63が装着されており、これによつて
気密性が向上される。ガイド部材61には排出口
61aが穿設されており、この排出口61aを介
してガスが鳴動部材56に導かれ、警報音が発生
する。なお鳴動部材56を流過したガスは外部に
排出される。吐出弁60とガイド部材61の間に
はコイルばね64が介在しており、そのため吐出
弁60は常時弁座62に向けてばね付勢されてい
る。
流路26が開放弁10,11によつて酸素また
は空気のいずれかが空間57に流入され、この気
体の圧力がばね64のばね力に打ち勝つたときに
吐出弁60が開放され、通気孔58、弁室59、
排出口61aを介して前記気体が鳴動部材56に
導かれ、警報音が発生する。この流路26から空
間57に流入する気体は絞り口47,47aによ
つて流量が小さく絞られる。そのため通気孔58
から気体が流出すると、空間57内の気体圧力は
低下し、これによつて吐出弁60が左方に変位し
て弁座62に当接し鳴動部材56に導かれる気体
を遮断する。これによつて警報音は遮断する。そ
の後空間57内に気体が充填されて圧力が増加す
ると、吐出弁60が右方に変位し、通気孔58が
開放される。これによつて気体が再び鳴動部材5
6に導かれ、警報音が発生する。このようにして
空間57の容積あるいは絞り口47,47aを適
度な大きさにすることにより適度な断続音を得る
ことができる。
また前述したように酸素の供給圧力が低くなる
と開放弁10によつて空気が警報発音部12に導
かれ、空気の供給圧力が低くなると開放弁11に
よつて酸素が警報発音部12に導かれるように構
成されているので、酸素または空気のいずれか一
方の圧力が低下したとき警報音が発生するので安
全性が高い。また開放弁10,11には反転板ば
ね33,33aが設けられているので、動作速度
が速く、圧力低下を瞬時に警報音によつて知らせ
ることが可能である。
第8図は圧力調整部8の断面図である。ケーシ
ング69内には弁体70,71が設けられる。こ
の弁体70,71は同一の形状を有しており、軸
線72に関して左右対称に配置されている。この
弁体70,71の軸部内周面には内ねじ73,7
4が刻設してあり、この内ねじ73,74に螺合
する外ねじを有し中央部付近に円板状のダイヤフ
ラム取付部を有する弁棒75が弁体70,71を
挿通している。弁棒75の半径方向外方には、ド
ーナツ形スペーサ77が備えられる。弁棒75お
よびスペーサ77の両側方には1対のダイヤフラ
ム78,79が設けられる。ダイヤフラム78
と、弁棒75およびスペーサ77間には弁棒75
の半径方向にわずかの〓間を有している。またも
う1つのダイヤフラム79と、弁棒75およびス
ペーサ77間にもまた弁棒75の半径方向にわず
かの〓間を有している。このダイヤフラム78,
79は一端が弁棒75に固定され、他端がケーシ
ング69に固定される。
弁体70の弁室80には流路21から酸素が供
給される。弁体70は第8図の左右方向に変位可
能であり、弁座81に弁体70が当接・離反する
ことによつて、弁室80、空間82および流路9
8を介して流過する酸素の圧力が変化することが
可能である。もう1つの弁体71に関してもまた
同様な構成を有しており、弁体70に関連した構
成に対応する部分には添字aを付す。
次に圧力調整部8の動作状態について説明す
る。流路21から供給された酸素は空間80、弁
座81を通り空間82へ導かれダイヤフラム78
を加圧する。一方流路28から供給された空気は
空間80a、弁座81aを通り空間82aへ導か
れダイヤフラム79を加圧する。ここで空気の圧
力が酸素の圧力よりも大きい場合を想定すると、
ダイヤフラム78,79は圧力差によつて第8図
の左方に向けて凸状に湾曲する。これによつて弁
体70は弁座81から離反する方向に変位し、こ
の変位量に対応した量だけ弁体71は弁座81a
に当接する方向に変位する。すなわち、空気の流
入量は少なく酸素の流入量は多くなり、これによ
つて弁室80aに連通する流路99へ導かれる空
気の圧力を弁室80に連通する流路98へ導かれ
る酸素の圧力に等しくすることができる。そして
等圧力の調整された気体は混合部9に導かれる。
この圧力調整部8は圧力調整のためだけでなく、
酸素または空気のいずれか一方の供給が止つた場
合は自動的に他の気体の流入を停止させる安全装
置の役目も果している。またダイヤフラムは2枚
装着されているので、万一破れた場合でも圧力調
整部8内で2種の気体が混り合う危険性は全くな
い。また破れた部分から挿入したガスは排出口7
6によつて外部に排出される。しかも排出口76
は流路断面が小さいので、気体の流出時に音が発
生し、そのため故障の発生を直ちに認識すること
ができる。
なお、ねじ棒の両端部には軸方向の切欠き90
が形成されており、この切欠き90にビス91が
挿入されており、このビス91の働きによつて弁
体70のゆるみを防いでいる。弁体71に関して
も同様にビス91aによつてゆるみが防止されて
いる。
第9図は混合部9付近の断面図であり、第10
図は第9図の分解斜視図である。調節用つまみ6
の回転軸100には歯車101が固定される。こ
の歯車101は歯車102,103に共通に噛合
される。歯車102には酸素の流量を調節するた
めの回転弁体104が歯車102の回転軸として
固定され、もう1つの歯車103には空気の流量
を調節するための回転弁体105が歯車103の
回転軸として固定される。回転弁体104,10
5の左方には遮蔽部材106が立設されており、
この遮蔽部材106には弁体104,105に対
応して弁座107,108が形成される。この弁
座107には周方向に沿つて等間隔に複数の弁孔
109がその円周の一部にわたつて形成されてい
る。もう1つの弁座108もまた弁座107と同
様な構成を有しており、弁孔109と同一の弁孔
110が形成されている。回転弁体104の左方
端部には、弁孔109を閉塞するためのシール部
材111が装着される。このシール部材111は
弁孔109に臨む円周面の約半分が弁孔109に
向けて半月状に突出した突出部112を有する。
もう1つの回転弁体105もまた同様に突出部1
13を有するシール部材114が装着される。回
転弁体104,105はコイルばね115,11
6によつて左方にばね付勢されており、そのため
シール部材111,114は、弁座107,10
8に常時当接している。空間117は流路98と
通じており、流路98からの酸素は空間117に
貯留されシール部材111の突出部112によつ
て閉塞されていない弁孔109から混合室118
へと流入する。同様に空気は空間119に貯留さ
れシール部材114の突出部113によつて閉塞
されていない弁孔110から混合室118へと流
入する。弁座107,108のシール部材11
1,114側は、前記流路98,99にそれぞれ
連通する。
調節用つまみ6が予め定めた量だけ角変位され
ると、歯車101を介して歯車102および歯車
103に伝えられ、回転弁体104および回転弁
体105が回転される。これによつて弁孔109
および弁孔110の予め定めた個数だけ塞ぎ、し
かも閉じられていない弁孔109と弁孔110の
総和は常に一定になるように構成される。これに
よつて混合ガスの流量は常に一定であり、しかも
所望の濃度の混合ガスを排出することが可能とな
る。また混合室118で両気体を混合されるまで
各々のガスは個別の流路を通り、その間は確実に
シール部材で遮蔽されているので、気体の1次側
で誤つて酸素と空気が混り合うことがなく、正確
な濃度の混合ガスを得ることができる。
遮蔽部材106の左側面にはシール部材120
が付着される。このシール部材120の中央部に
は角孔121が形成されている。また同じく遮蔽
部材106の左側面のシール部材120の角孔に
あてはまる部分に、各弁孔を通過するガスの流量
が比較的少ない場合にも所望の濃度を得るための
背圧付加手段122が配設されている。この背圧
付加手段122は加圧片122aと加圧片122
aを一定の力で遮蔽部材へ付勢しているばね12
2bと、ばね122bの力を加圧片122a加え
るための加圧棒122cとから成る。
各弁孔109,110を通過するガスの流量が
比較的少ない場合、開口している弁孔のガスの流
路の断面積より、実際に流れているガスの流量に
対し必要な流路の断面積の方が小さくなつた場
合、弁孔を通過するガスの流れは均一でなくなり
濃度を決定するための2つのガスの流量の比に誤
差が生じる。これを防止するために全弁孔の出口
を1つの加圧片122aで均一にふさぎ、各弁孔
からガスが流出しようとする時にそのガスの圧力
で加圧片122aをおし広げて流れ出るようにし
たものである。この加圧片の機能をさらに詳しく
説明すると、第11図1に示すごとく、加圧片1
22aはその中央よりやや下方をばね122b、
加圧棒122cで遮蔽部材106に付勢されてお
り、各弁孔109,110からガスが流出しよう
とした時のガスの圧力は加圧片122aの上方部
を左へ押すことになり、したがつて加圧片122
aは第11図2に示すごとくその下端部を支点と
して上部が開口するような形で開き、各ガスは混
合室118へ導かれる。
今、各弁孔を通過するガスの流量が比較的多い
場合、加圧片122aを左方へ開くように働くガ
スの圧力は強く、十分大きく開いている。ところ
が、出口側に流量調節バルブを設け、混合ガスの
流量を自由に調節できるようにし、排出流量を小
にすると、各弁孔を通過するガスの流量は小さく
なる。この時ガスが流れるのに必要な流路の断面
積が開口している弁孔の断面積より小さくなつた
時、加圧片122aを左方へ開くように働くガス
の圧力は非常に弱くその開口度は小さくなり、そ
の時流出するガスの流量に対して必要な断面積分
しか開かなくなる。このようにして排出する流量
が小さい時弁孔109,110の出口でガスの流
れを規制することにより、各弁孔から均一に流れ
出るようにして混合ガスの流量を変化させても常
に所望の濃度の混合ガスを排出することが可能と
なる。
本実施例では酸素と空気とを用いて説明したけ
れども、他のガスを用いてもよいことは勿論であ
る。
以上のように本発明によれば、圧力調整部8を
設けることによつて2種類のガスの圧力を同一の
値とし、その圧力調整部8からの各ガスを混合部
9に導き、これによつて混合ガスの濃度、すなわ
ち各ガスの混合比を、調整用つまみ6によつて容
易にかつ正確に設定することができるようにな
る。
さらに混合部9には、背圧付加手段122を設
けているので、小流量域においても各弁孔10
9,110をガスが均一に流れるようにして、精
度の高い濃度、すなわち混合比を有する混合ガス
を排出することができる。
さらにまた回転弁体104,105は、単一の
調整用つまみ6によつて連動して回転され、しか
も各回転弁体104,105に対応した弁孔10
9,110のうちのガスが流通する閉じられてい
ない弁孔109,110の数などの流路断面積の
総和が常に一定であるので、操作者は1つの調整
用つまみ6を操作するだけで、混合ガスの流量を
変化することなく、所望濃度の混合ガスを排出す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体の正面図、第
2図は第1図の矢符A側から見た側面図、第3図
は混合ガスが生成される過程を示すガス混合装置
1の系統図、第4図は第1図の切断面線−か
ら見た断面図、第5図は第1図の切断面線−
から見た断面図、第6図は開放弁10の拡大図、
第7図は警報発音部12の断面図、第8図は圧力
調整部8の断面図、第9図は混合部9付近の断面
図、第10図は第9図の分解斜視図、第11図は
加圧片122aの動作を説明するための図であ
る。 1……ガス混合装置、3……出口部、4,5…
…入口部、6……調節用つまみ、8……圧力調整
部、9……混合部、104,105……回転弁
体、104a,105a……通気孔、106……
遮蔽部材、107,108……弁座、109,1
10……弁孔、122……背圧付加手段、122
a……加圧片、122b……ばね、122c……
加圧棒。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2種類の圧縮ガスを個別的に各入口部4,5
    から供給し、この各ガスを圧力調整部8において
    等圧力にした後、個別的に混合部9に導いて混合
    し、この混合したガスを単一の出口部3から排出
    するガス混合装置において、 (a) 圧力調整部8が設けられ、この圧力調整部8
    は、 (a1) ダイヤフラム78,79と、 (a2) ダイヤフラム78,79の両面にそれぞれ
    臨み、各入力部4,5にそれぞれ接続される
    一対の空間82,82aを形成するケーシン
    グ69と、 (a3) ダイヤフラム78,79の前記両面にそれ
    ぞれ固定され、ケーシング69内に設けられ
    る一対の弁体70,71と、 (a4) ケーシング69に設けられ、弁体70,7
    1にそれぞれ対向する一対の第1弁座81,
    81aとを有し、 (a5) 一方の空間82内の圧力よりも他方の空間
    82a内の圧力が大きいとき、一方の弁体7
    0と一方の第1弁座81とが離反変位して、
    一方の弁室80から一方の空間82への一方
    のガスの流入量が多くなり、かつ他方の弁体
    71と他方の第1弁座81aとが当接する方
    向に変位して他方の弁室80aから他方の空
    間82aへの他方のガスの流入量が少なくな
    り、これによつて各弁室80,80aからの
    各ガスの圧力を等しくし、 (b) 前記混合部9は、 (b1) 各ガス毎に個別的に設けられかつ軸線まわ
    りに回転可能な回転弁体104,105と、 (b2) 各回転弁体104,105毎に個別的に備
    えられかつ回転弁体104,105が着座可
    能である一対の第2弁座107,108であ
    つて、その各第2弁座107,108には複
    数の弁孔109,110が形成されており、
    各第2弁座107,108は、前記空間8
    2,82aにそれぞれ接続される、そのよう
    な第2弁座107,108と、 (b3) ガスの混合比を調整するために回転弁体1
    04,105を連動して回転する単一いの調
    整用つまみ6と、 (b4) 前記回転弁体104,105の第2弁座1
    07,108に臨む端部に装着され、回転弁
    体104,105の角変位によつて各供給ガ
    スの流路断面積の総和が常に一定となるよう
    に各弁孔109,110を閉塞する閉塞手段
    111,114と、 (b5) 各弁孔109,110を通過するガスの流
    量が比較的少ない場合にも各弁孔109,1
    10を均一にかつ平等にガスが通り、濃度に
    変化を与えないようにするために、各弁孔1
    09,110の出口を閉塞するように設けら
    れた背圧付加手段122とを有し、 (b6) 背圧付加手段122からの各ガスを混合し
    て前記出口部3に導くことを特徴とするガス
    混合装置。
JP59000451A 1984-01-05 1984-01-05 ガス混合装置 Granted JPS60147223A (ja)

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