JPH0550935B2 - - Google Patents

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JPH0550935B2
JPH0550935B2 JP19363486A JP19363486A JPH0550935B2 JP H0550935 B2 JPH0550935 B2 JP H0550935B2 JP 19363486 A JP19363486 A JP 19363486A JP 19363486 A JP19363486 A JP 19363486A JP H0550935 B2 JPH0550935 B2 JP H0550935B2
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hose
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Tadashi Nakanishi
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Tokyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気掃除機のホースに係り、特に、
高圧用および低圧用の2系統の導体を一体的に設
けたホースに関する。
(従来の技術) 近年、掃除上の性能の向上あるいは操作性の向
上を図つて、複雑な構造の電気掃除機が増加して
きた。例えば、性能の向上に関しては、電動機に
より駆動される回転ブラシを設けた電動吸込口体
など、掃除機本体に内蔵された吸引用の電動送風
機とは別の電動機を設けた付属品が用いられてお
り、一方、操作性に関しては、掃除機本体に接続
されるホースの手許部に、発光ダイオードなどに
より吸込力を示す表示装置を設けた構造などが採
られている。
そして、上記電動吸込口体を掃除機本体にホー
スを介して接続可能としかつホースの手許部に表
示装置を設けた電気掃除機では、ホースに沿つ
て、電動吸込口体用の高圧給電線と表示装置用の
低圧信号線用との2系統の導線を設ける必要があ
るが、操作性を向上させるため、2系統の導線を
ともにホースに内蔵した構造も採られている。
このような電気掃除機のホースは、従来、低圧
信号線は、ホースの掃除機本体への接続と同時に
この掃除機本体の電気回路に接続される構造が採
られているが、高圧給電線は、ホースの途中から
導出された先端部にプラグが接続されており、こ
のプラグを掃除機本体のコンセントに接続する構
造が採られていた。
また、上述のような従来の電気掃除機のホース
においては、第13図に示すように、ホース本体
1の内周面に、給電線2および信号線3を被覆し
た一対の螺旋状線材4を2重螺旋状に設けてい
た。そして、給電線2および信号線3をホース本
体1から導出するため、ホース本体1をこのホー
ス本体1の軸方向に切断する構造が採られてい
た。
(発明が解決しようとする問題点) 上記2系統の導線を設けた従来の電気掃除機の
ホースにおいては、給電線2および信号線3をホ
ース本体1から導出するため、ホース本体1をこ
のホース本体1の軸方向に切断する構造が採られ
ていたが、この構造では、一対の給電線2および
信号線3の導出部がそれぞれ近接しているため、
絶縁性の低下を招くとともに、一対の螺旋状線材
4のピツチすなわち螺旋間隔分の長さlをホース
本体1の切断に要するため、切断部がホース本体
1の軸方向に長くなり、例えば差込管との接続嵌
合代が長く、大形化を招く問題があつた。また、
ホースの掃除機本体への接続とは別に、特に給電
線のプラグを掃除機本体のコンセントに接続する
構造となつていたため、接続操作性が悪い問題が
あつた。
本発明は、このような問題点を解決しようとす
るもので、ホースの接続端部の嵌合代を短くで
き、また、掃除機本体に接続すると同時に、2系
統の導線がともに掃除機本体の電気回路に接続さ
れ、ホースと導線の接続操作性が良好にできる電
気掃除機のホースを提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の電気掃除機のホースは、被覆を有する
銅系の第1の導体および硬鋼線類からなる第2の
導体を互いに絶縁して一体的に被覆した一対の螺
旋状線材と、これら螺旋状線材の外側を可撓性に
有する軟質部材により気密的に覆つて筒状になし
たホース本体と、このホース本体の一端部に接続
された差込管と、この差込管の外側を覆つて設け
られたカバー体と、このカバー体に設けられ前記
一対の第1の導体に電気的に接続された一対の第
1の接触端子および前記一対の第2の導体に電気
的に接続された一対の第2の接触端子と、前記ホ
ース本体の他端部に接続された接続管と、この接
続管に設けられ前記第1の導体に電気的に接続さ
れた接続器および前記第2の導体に電気的に接続
された開閉器を有する操作部とを備え、前記一対
の螺旋状線材の前記ホース本体からの導出位置は
このホース本体の中心軸に対して対称としたもの
である。
(作用) 本発明の電気掃除機のホースは、例えば、差込
管の掃除機本体の吸込口に接続すると同時に、差
込管を覆うカバー体に設けられた一対の第1の接
触端子および一対の第2の接触端子により、ホー
ス本体内の一対の第1の導線と一対の第2の導線
とが掃除機本体内の電気回路にそれぞれ接続され
る。また、接続管に、例えば延長管を介して電動
吸込口体を接続すると、接続管に設けられた接続
器により、第1の導線が電動吸込口体内の電気回
路に接続される。そして、掃除時には、第1の導
線を介して電動吸込口体と電動機に給電され、回
転ブラシが回転されるとともに、接続管に設けら
れ第2の導線に接続された開閉器を有する操作部
により、掃除機本体内の電動送風機を制御する。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機のホースの一実施例
を第1図ないし第12図に基づいて説明する。
まず、このホースが付属品として用いられる電
気掃除機の構成を第12図により説明する。
11は掃除機本体で、前側上部に開口部12を
形成した本体ケース13と、この本体ケース13
に後端部が軸着され前記開口部12を開閉する蓋
体14とからなつている。
そして、前記本体ケース13の内部は、そのほ
ぼ中央部に形成され連通口21を有する仕切壁2
2により前後に区画されており、この仕切壁22
より後方の空間部に電動送風機23が配設されて
いるとともに、仕切壁22より前方の空間部が前
記開口部12を上面に有しかつ前記電動送風機2
3の負圧側に位置する集塵室24となつている。
また、前記本体ケース13の後面には、前記電動
送風機23の増圧側に連通する排気口25が開口
形成されている。また、前記本体ケース13の内
部には前記電動送風機23の後方に位置して電源
コード26を巻回収納するコードリール27が回
動自在に設けられている。
前記蓋体14は、下面を開口した薄い函形状に
形成されており、この蓋体14の前端部にはばね
28で付勢された本体クランプ29が枢着されて
いる。そして、この本体クランプ29が、前記本
体ケース13の前面上端部に形成された係止部3
0に係脱自在に係合されて、前記蓋体14が閉状
態に保持されている。
そして、前記蓋体14の上面前側は前方へ向つ
て下降する傾斜面31に形成されており、この傾
斜面31には円形の上側開口32が形成されてい
る。また、前記蓋体14の下面側には、この蓋体
14の上面をほぼ平行に内壁33が結合固定され
ており、この内壁33の前記上側開口32と対向
する下側開口34が形成されている。さらに、前
記傾斜面31と内壁33との間に、ほぼ筒状の支
持体35が固定されており、内径方向へ屈曲され
たこの支持体35の上端部には表裏一対の円環状
の保持溝36,37が形成されている。
41は回動体で、前記傾斜面31と内壁33と
の間に位置して前記支持体35に回動自在に支持
されている。すなわち、この回動体41は、ねじ
などで結合固定されたほぼ円盤状の上側回動体部
材43と下側回動体部材44とからなり、これら
回動体部材43,44の周縁部に形成された同径
な円筒状の筒状係合部45,46が前記支持体3
5の保持溝36,37にそれぞれ回動自在に係合
されている。そして、前記上側回動体部材43に
は、前記蓋体14の上側開口32に臨む円筒形状
の吸込口47が下方へ突出形成されている。一
方、前記下側回動体部材44には、前記吸込口4
7と蓋体14の下側開口34とに臨む円筒形状の
管状部48が下方へ突出形成されている。
そして、前記吸込口47と管状部48との間に
吸込口パツキング49が気密に装着されている。
また、前記蓋体14の下側開口34の周縁部にシ
ールパツキング50が装着されており、このシー
ルパツキング50には、前記管状部48の先端が
気密にかつ摺動自在に圧接されている。
また、前記回動体41の底面には、一対の高圧
ターミナルリング51が固定されており、これら
高圧ターミナルリング51は、前記内壁33に固
定された一対の高圧接点52にそれぞれ摺動自在
に接触されている。一方、前記回動体41の外周
面には、その軸方向へ並んで一対の低圧ターミナ
ルリング53が固定されており、これら低圧ター
ミナルリング53は、前記支持体35などに固定
された一対の低圧接点(図示せず)にそれぞれ摺
動自在に接触されている。そして、前記高圧接点
52は掃除機本体内の電源回路に電気的に接続さ
れており、一方、前記低圧接点は掃除機本体内の
前記電動送風機23を位相制御する制御回路に電
気的に接続されている。
また、図示されていないが、前記上側回動体部
材43の上部には吸込口47と連続して凹部が形
成されており、この凹部には、係止孔が形成され
ている。また、この凹部と回動体41の中心を挟
んで対向する位置には一対の挿通孔が形成され、
これら挿通孔に臨んで一対の第1の本体側接触端
子がそれぞれ配設されており、これら本体側接触
端子は前記一対の高圧ターミナルリング51にそ
れぞれ電気的に接続されている。さらに、前記凹
部の両側面には、挿通溝がそれぞれ形成され、こ
れら挿通溝に臨んで一対の第1の本体側接触端子
がそれぞれ配設されており、これら本体側接触端
子は前記一対の低圧ターミナルリング53にそれ
ぞれ電気的に接続されている。
また、前記本体ケース13の集塵室24内に
は、前記蓋体14の内壁33に小間〓を保持して
対向されるほぼコ字形状の保持板57が固定され
ている。
61は紙などからなる集塵袋で、袋状のフイル
ター材62と、このフイルター材62の開口側に
設けられ集塵口63を開口形成した口枠64とか
らなつている。そして、この集塵袋61は、その
口枠64が前記保持板57に形成された溝部に抜
き差し自在に保持されて、前記集塵室24内に着
脱自在に装着されるようになつている。また、前
記集塵口63を囲んで口枠64に、前記蓋体14
のシールパツキング50が気密に圧接されるよう
になつている。
さらに、前記本体ケース33の仕切壁22の前
面には、補助フイルター65が着脱自在に装着さ
れている。
次に、ホースの構成について説明する。
71は銅系の線状の第1の導体で、第7図ない
し第9図に示すように、絶縁材からなる被覆72
により覆われている。また、この第1の導体71
に沿つて硬鋼線からなる第2の導体73が設けら
れている。そして、これら両導体71,73が絶
縁材からなる被覆74により互いに絶縁されて一
体的に覆われて、螺旋状線材75が構成されてい
る。さらに、2重螺旋状にかつ同一ピツチで配設
された一対の前記螺旋状線材75の外側が、可撓
性を有する軟質部材76により気密的に覆われ
て、筒状のホース本体77が構成されている。
そして、前記ホース本体77の両端は、第9図
に示すように、このホース本体77の中心軸と直
交する平面において切断する。この状態では、一
対の螺旋状線材75のピツチは同一になつている
から、両螺旋状線材75の切断面は、前記中心軸
に対して対称位置に位置する。また、両螺旋状線
材75内の第1の導体71および第2の導体73
は、第10図に示すように、前記切断面より導出
させておくが、例えば、第1の導体71の導出長
は、第2の導体73の導出長よりも長くする。そ
して、上述のように、一対の螺旋状線材75の切
断面はホース本体77の中心軸に対して対称に位
置しているので、一対の第1の導体71の導出部
71a間および一対の第2の導体73の導出部7
3a間の距離は、前記中心軸と直交する平面上で
最大となり、絶縁性が高まり、電気的安全性が向
上する。
そして、前記ホース本体77の一端部の内周面
が、屈曲部81を有する円筒形状の差込管82の
基端部の外周面に接着剤などにより嵌合固定され
ており、この差込管82の先端部が前記掃除機本
体11の吸込口47に着脱自在に嵌合接続される
ようになつている。
なお、前記差込管82は、その屈曲部81の曲
率を小さくするためにブロー成形するが、材質
は、例えばABS樹脂とする。材質をABS樹脂と
すれば、材質がポリプロピレン樹脂である場合と
は異なり、差込管82を軟質塩化ビニール樹脂か
らなるホース本体77の軟質部材76に接着剤に
より容易に接続できるとともに、接続強度も高く
なり、信頼性が向上する。
そして、差込管82に接続するホース本体77
の一端は、前述のようにこのホース本体77の中
心軸と直交する平面において切断されているの
で、切断部が前記中心軸方向に大きくなることが
なく、差込管82とホース本体77との接着面積
に1ピツチ分の損失を生ずることがないととも
に、差込管82を必要以上に長くする必要もなく
なり、小型化および軽量化が可能になる。
また、前記差込管82の基端側の外側は、この
差込管82に挾着され下部においてねじ83によ
り結合された左右一対のカバー体84により覆わ
れている。なお、前記ホース本体77の螺旋状線
材75の切断面は、両カバー体84の接合面にほ
ぼ一致されている。そして、一方のカバー体84
の下面には、前記回動体41の凹部に嵌合される
函状部85が突出形成されている。また、前記一
方のカバー体84と差込管82との間には、ばね
86により付勢されたクランプ87が可動に支持
されており、このクランプ87の上部に形成され
た操作部88が前記カバー体84から外方へ突出
されているとともに、クランプ87の下部に形成
され前記凹部の係止孔に係脱される係止爪部89
が前記函状部85から外方へ突出されている。
さらに、前記一対の第1の導体71の導出部7
1aには、第11図に示すように、圧着端子91
を介してそれぞれ導線92の一端が接続されてお
り、これら導線92の他端には、それぞれ第1の
接触端子93が接続されている。一方、前記一対
の第2の導体73の導出部73aには、それぞれ
導線94の一端がはんだ付けされており、これら
導線94の他端には、それぞれ第2の接触端子9
5が接続されている。
そして、前述のように、特に被覆72で覆われ
た第1の導体71の導出部71aの長さを第2の
導体73の導出部73aの長さより大きくしたこ
とにより、前記圧着端子91とはんだ付部96と
が離れているので、電気的安全性が向上するとと
もに、カバー体84と差込管82との間に収納さ
れる圧着端子91、導線92,94およびはんだ
付部96などの組立上のスペースを小さくするこ
とができる。また、前記第1の導体71の接続に
圧着端子91を用いたことにより、絶縁性が向上
するとともに、製造上の組立作業効率も向上す
る。
さらに、前述のように、ホース本体77の一対
の螺旋状線材75の切断面は、両カバー体84の
接合面にほぼ一致されており、しかも、前記両切
断面はホース本体77の中心軸に対して対称に位
置しているので、前記はんだ付部96間の距離が
前記中心軸と直交する平面上で最大となつて、絶
縁性が向上し、また、圧着端子91や導線92,
94の収納スペースを得ることが容易になるとと
もに、組立作業性も向上する。
そして、一対の前記第1の接触端子93は、前
記カバー体84の下部に固定されて、このカバー
体84の下面より突出されている。一方、一対の
前記第2の接触端子95は、前記カバー体84の
下部に固定され、前記函状部85の両側面よりそ
れぞれ突出されている。そして、前記第1の接触
端子93と第2の接触端子95とは、前記差込管
82の中心軸に対して対称に位置されているとと
もに、前記一対のカバー体84の接合面に対して
も対称に位置されている。
すなわち、第1の接触端子93と第2の接触端
子95とが離れているので、絶縁材を用いること
なく絶縁性が向上し、各接触端子93,95に異
なる信号や電圧を加える際、電気的な相互干渉を
防止できる。これとともに、特に各接触端子9
3,95が一対のカバー体84の接合面から離れ
ており、かつ、各々別々のカバー体84に位置し
ているので、ねじ83などが邪魔になることな
く、各接触端子93,95の収納効率が良くな
り、収納スペースを節約でき、小形化が可能とな
る。
また、前記ホース本体77の他端部、すなわち
差込管82を接続した端部と反対側の端部の内周
面には、第1図および第3図に示すように、屈曲
した円筒形状の接続管101の基端部の外周面が
接着剤などにより嵌合固定されている。さらに、
これらホース本体77と接続管101との接続部
を外側から覆つてカバー管102が固定されてい
る。そして、前記接続管101の先端部の内周面
には、テーパ外管103の基端部の外周面が嵌合
固定されており、このテーパ外管103は基端部
から先端に向つてテーパ状に拡径されている。ま
た、前記接続管101の外周面上側には、握り管
カバー体104がねじ105により固定されてお
り、一方、接続管101の先端部の外周面下側に
は前記カバー体104に連続するカバー部106
が形成されている。
また、前記接続管101の外周面とカバー部1
06の内周面との間に接続器107が固定されて
いる。
また、前記カバー体104と接続管101の外
周面との間の空間部に開閉器を兼ねる可変抵抗器
108と開閉器109とが支持固定されていると
ともに、前記カバー体104の上面に前記可変抵
抗器108を操作するためのスライダ110と前
記開閉器109を操作するための摘み体111と
がそれぞれ摺動自在に支持されている。そして、
前記可変抵抗器108とスライダ110とが、前
記電動送風機23の吸込力を制御する操作部11
2を構成している。
そして、前記接続器107の一対の接触端子
(図示せず)のうち、一方は前記接続管101と
カバー体104との間に形成された通路113内
に収納された導線(図示せず)を介して前記ホー
ス本体77の一対の第1の導体71の一方に接続
されており、他方の接触端子は前記開閉器109
および前記通路113内の導線を介して他方の第
1の導体71に接続されている。また、前記可変
抵抗器108の両端は、前記通路113内の導線
を介して前記ホース本体77の一対の第2の導体
73にそれぞれ接続されている。
さらに、前記カバー体104の上面前端部に
は、前記テーパ外管103を進退自在に貫通した
係止突部114と連動された押釦115が設けら
れている。
そして、掃除に際しては、差込管82を掃除機
本体11の吸込口47に差込んで接続し、接続管
101のテーパ外管103に延長管(図示せず)
の一端部を差込んで接続するとともに、この延長
管の他端部に電動吸込口体(図示せず)の連結管
を差込んで接続する。
差込管82を吸込口47に接続すると、それに
伴つて、カバー体84の函状部85が回動体41
の凹部に嵌合されるとともに、クランプ87の係
止爪部89が凹部の係止孔に係合されて、差込管
82が回動体41に係止される。また、カバー体
84に設けられた第1の接触端子93が回動体4
1の上面の挿通孔に挿通されて第1の本体側接触
端子に接触されるとともに、第2の接触端子95
が凹部近傍の挿通溝に挿通されて第2の本体側接
触端子に接触される。
また、接続管101に延長管を接続するのに伴
つて、この延長管の外周面に形成された係止凹部
に接続管101側の係止突部114が係合され
て、接続管101が延長管に係止される。これと
同時に、接続管101側の接続器107が延長管
側の接続器に接続される。
この状態で、接続管101の可変抵抗器108
が、ホース本体77の低圧用の第2の導体73を
介して掃除機本体11内の制御回路に電気的に接
続される。また、吸込口体内の回転ブラシを駆動
する電動機が、延長管に沿つて設けられた導線、
接続器107およびホース本体77の高圧用の第
1の導体71を介して掃除機本体11内の電源回
路に電気的に接続される。
掃除時には、掃除機本体11内の電源回路から
ホース本体77の第1の導体71および延長管の
導線を介して吸込口体の電動機に給電され、回転
ブラシが回転されてじゆうたんなどの被掃除物か
ら塵埃が掻き上げられるそして、掻き上げられた
塵埃は、電動送風機23の駆動により、吸込口体
より吸込まれ、延長管およびホースを介して集塵
室24に導かれ、集塵袋61に貯溜される。
このとき、接続管101の摘み体111を介し
て開閉器109を操作することにより、吸込口体
の電動機をオン・オフできる。また、スライダ1
10を介して開閉器を兼ねる可変抵抗器108を
操作することにより、電動送風機23をオン・オ
フしたり、第2の導体73を介して伝えられる制
御信号を変えて吸込力を変化させたりすることが
できる。
なお、差込管82を掃除機本体11から脱すと
きは、クランプ87の操作部88を押して、この
クランプ87の係止爪部89を回動体41の係止
孔から脱した状態で、差込管82を吸込口47か
ら引抜く。このとき、差込管82側の接触端子9
3,95も同時に本体側接触端子から脱れる。
また、接続管101から延長管を脱すときは、
押釦115を押して、接続管101側の係止突部
114を延長管の係止凹部から脱した状態で、延
長管を接続管101のテーパ外管103から引抜
く。このとき、接続器107も同時に外れる。
上述のように、ホース本体77に2系統の導体
71,73が設けられていても、掃除機本体1
1、ホースおよび延長管の機械的着脱に伴つて、
接触端子93,95ないし接続器107の電気的
着脱がなされるので、着脱作業に手間を要さず、
取扱い性が向上する。
(発明の効果) 本発明によれば、第1の導体および第2の導体
を一体的に被覆した一対の螺旋状線材をホース本
体内に設け、このホース本体に接続される差込管
を覆うカバー体に一対の第1の導体および一対の
第2の導体にそれぞれ電気的に接続された一対の
第1の接触端子および一対の第2の接触端子を設
けたので、一対の螺旋状線材のホース本体からの
導出位置はこのホース本体の中心軸に対して対称
としたので、ホースの接続端部の嵌合代を短くで
き、また、電動吸込口体への給電に用いられる第
1の導体および掃除機本体内の電動送風機の制御
に用いられる第2の導体が、差込管の掃除機本体
への接続および接続管の電動吸込口体への接続と
同時に、掃除機本体および電動吸込口体内の電気
回路に接続される構造とすることができ、使用時
における接続操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機のホースの一実施
例を示す一部を切断した側面図、第2図は同上差
込管付近の断面図、第3図は同上全体の斜視図、
第4図は同上差込管付近の上方斜視図、第5図は
同上差込管付近の下方斜視図、第6図は同上差込
管付近の下面図、第7図は同上ホース本体の一部
を切断した側面図、第8図は同上ホース本体の拡
大断面図、第9図は同上ホース本体の切断状態を
示す一部を切断した側面図、第10図は同上ホー
ス本体の切断部の斜視図、第11図は同上差込管
付近の組立状況を示す一部を切り欠いた側面図、
第12図は同上電気掃除機の断面図、第13図は
従来の電気掃除機のホースにおけるホース本体の
切断状態を示す一部を切断した側面図である。 71…第1の導体、72…被覆、73…第2の
導体、74…被覆、75…螺旋状線材、76…軟
質部材、77…ホース本体、82…差込管、84
…カバー体、93…第1の接触端子、95…第2
の接触端子、101…接続管、107…接続器、
108…開閉器を兼ねる可変抵抗器、112…操
作部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被覆を有する銅系の第1の導体および硬鋼線
    類からなる第2の導体を互いに絶縁して一体的に
    被覆した一対の螺旋状線材と、 これら螺旋状線材の外側を可撓性に有する軟質
    部材により気密的に覆つて筒状になしたホース本
    体と、 このホース本体の一端部に接続された差込管
    と、 この差込管の外側を覆つて設けられたカバー体
    と、 このカバー体に設けられ前記一対の第1の導体
    に電気的に接続された一対の第1の接触端子およ
    び前記一対の第2の導体に電気的に接続された一
    対の第2の接触端子と、 前記ホース本体の他端部に接続された接続管
    と、 この接続管に設けられ前記第1の導体に電気的
    に接続された接続器および前記第2の導体に電気
    的に接続された開閉器を有する操作部とを備え、 前記一対の螺旋状線材の前記ホース本体からの
    導出位置はこのホース本体の中心軸に対して対称
    としたことを特徴とする電気掃除機のホース。 2 前記一対の第1の接触端子と一対の第2の接
    触端子とは前記差込管の中心軸に対して対称な位
    置に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の電気掃除機のホース。
JP19363486A 1986-08-19 1986-08-19 電気掃除機のホ−ス Granted JPS6349119A (ja)

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