JPH0630872A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0630872A
JPH0630872A JP18806492A JP18806492A JPH0630872A JP H0630872 A JPH0630872 A JP H0630872A JP 18806492 A JP18806492 A JP 18806492A JP 18806492 A JP18806492 A JP 18806492A JP H0630872 A JPH0630872 A JP H0630872A
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pipe
slit
wall
vacuum cleaner
movable contact
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JP18806492A
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Shiro Ishii
史郎 石井
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伸縮に際して電気的接続部が接触不良や給電
不能を生ずるおそれのない延長パイプを備えた電気掃除
機を得ること。 【構成】内壁に突設した複数個の突出部12a,12
b,12cの1つ12aに外周壁に埋設した電源線14
a,14bを導いてそれに設けた可動接点16a,16
bに接続した第1のパイプ11と、外周壁にスリット2
2及び突起部12b,12cの案内溝23a,23bを
有し、隔壁24にスリット22に挿入された突起部12
aの可動接点16a,16bが摺接する導電体26a,
26bを設け、第1のパイプ11内に摺動可能に収容さ
れる第2のパイプ21とからなる延長パイプ10を備え
たもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機に係り、さら
に詳しくは、長さを調節できる延長パイプを備えた電気
掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の電気掃除機の一例の全体構
成を示す斜視図である。図において、1は電動送風機や
集塵室等を内蔵した掃除機本体、2は電源コードであ
る。3はゴム等の弾性材からなり、一端が掃除機本体1
の吸込口に接続されたホースで、他端には手元操作部5
を有する手元パイプ4が設けられている。6は手元パイ
プ4に接続された複数本の延長パイプ、7はロータリブ
ラシ、ロータリブラシの駆動モータ、駆動モータの制御
部、吸引部等を有し、エルボ8を介して延長パイプ6の
先端部に着脱可能に連結された床ブラシである。
【0003】上記のような電気掃除機においては、電源
からの電力を掃除機本体1、ホース3、手元操作部5、
延長パイプ6を経て床ブラシ7のロータリブラシの駆動
モータに供給する必要があるため、延長パイプ6は図1
0及び図11のように構成されている。両図において、
6a,6bは同径のパイプ本体で、一端には小径の差込
部61a,61bが形成されている。62a,62bは
パイプ本体6a,6bに設けた電路で、手元操作部5と
床ブラシ7の制御部とを接続するリード線63a,63
bが収容されており、リード線63a,63bの一端に
はピンジャック64が設けられ、他端にはピンプラグ6
5が設けられている。
【0004】上記のようなパイプ本体6a,6bは差込
部61bをパイプ本体6aの後端部に差込むと、ピンプ
ラグ65がピンジャック64と結合し、両者は機械的及
び電気的に一体に接続される。なお、図示してないが、
パイプ本体6aの差込部61aは手元パイプ4に連結さ
れて、そのピンプラグ65が手元パイプ4に設けたピン
ジャックに接続され、パイプ本体6bの後端部は床ブラ
シ7のエルボ8に連結され、そのピンジャックはエルボ
に設けたピンプラグに接続される。
【0005】次に、上記のように構成した電気掃除機の
使用例を説明する。先ず、パイプ本体6a,6bを接続
した延長パイプ6の一端を掃除機本体1の吸込口に連結
したホース3の手元パイプ4に連結し、他端を床ブラシ
7に連結する。ついで、電源コード2を電源に接続して
手元パイプ4を手に持ち、操作部5の電源スイッチをO
Nして掃除機本体1内の電動送風機に通電し、駆動す
る。
【0006】この状態で床ブラシ7を床面に沿って摺動
させれば、床面上の塵埃は空気と共に床ブラシ7、延長
パイプ6、ホース3を通って掃除機本体1内に吸引さ
れ、集塵室に設けた集塵袋内に集塵される。カーペット
等を掃除する場合は、操作部のパワースイッチをONし
て床ブラシ7の制御部へ信号を送り、電動モータを駆動
してロータリブラシを回転させ、カーペット内の塵埃を
かき上げて吸引し、効率よく掃除を行なう。
【0007】上記のような電気掃除機においては、一定
長さの複数本のパイプ本体6a,6bを接続して延長パ
イプ6を構成しているので、使用者によって長すぎたり
短かかったりすることがあるが、長さを調節することが
できないため使い勝手が悪かった。また、延長パイプ6
は複数本のパイプ本体6a,6bで構成されているの
で、梱包や格納に場所をとり、不便であった。
【0008】このような不具合を解決するものとして、
例えば特開昭63−309229号公報に示すような電
気掃除機が提案されている。この電気掃除機は、掃除機
本体からの電源を供給する電源レールが配設されたパイ
プAと、このパイプAに対して長さ方向に摺動自在に接
続されかつこのパイプAの電源レールと接触しながら摺
動する端子とこの端子に接続された電線が配設されたパ
イプBとからなる延長管を備えたものである。
【0009】そして、上記のように構成したことによ
り、パイプAとパイプBとを摺動させて延長管を伸縮さ
せても、掃除機本体の電源を電動式吸込具に常時供給で
きるので、使用者は延長管を掃除し易い好みの長さに調
節することができる。このため使用性が良好であり、ま
た狭いところへの収納も容易であるとしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電気掃除
機においては、パイプAの内周面に電源レールが設けら
れ、またパイプBの外周面に電源レールに接触する端子
が設けているので、延長管を伸縮する際パイプA又はB
がねじられたり偏心したりすると、端子がずれたり離れ
たりして給電できなくなることがある。
【0011】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、伸縮に際して電気的接続部が接触不良や給
電不能を生ずるおそれのない延長パイプを備えた電気掃
除機を得ることを目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気掃除機
は、内壁に複数個の突出部が突設され、外周壁に埋設し
た電源線を突出部の1つに導いてこの突出部に設けた可
動接点に接続してなる第1のパイプと、外周壁の長さ方
向に第1のパイプの可動接点を有する突出部が摺動可能
に挿入されるスリットと他の突出部が摺動可能に嵌入さ
れる案内溝を有し、スリットに対向して設けた隔壁の長
さ方向に可動接点が摺接する導電体を設け、第1のパイ
プ内に摺動可能に収容された第2のパイプとからなる延
長パイプを備えたものである。
【0013】また、内壁に対向して一対の突出部が突設
され、外周壁に埋設した電源線を突出部に導いてこの突
出部の側壁に設けた可動接点に接続してなる第1のパイ
プと、外周壁の長さ方向に前記第1のパイプの突出部が
それぞれ摺動可能に嵌入されるスリットを有し、このス
リットに対向して設けた隔壁と外周壁との間に形成され
た中空部の一方の側壁に可動接点が摺接する導電体を設
けると共に、中空部の他方の側にばねにより導電体方向
に付勢された複数個のシャッタを配設してなり、第1の
パイプ内に摺動可能に収容された第2のパイプとからな
る延長パイプを備えたものである。
【0014】
【作用】第1の発明は、掃除をするときは第2のパイプ
を第1のパイプから引出し、所望の長さに調節して固定
する。このとき、第2のパイプのスリット及び案内溝
は、第1のパイプの突出部に案内されて摺動するため、
両パイプの間にねじれを生ずることはない。また、可動
接点は導電体上を摺動し、両パイプが固定された位置で
電源線と導電体を電気的に接続する。掃除が終ったとき
は、第2のパイプを第1のパイプ内に押込んで収容し、
格納する。
【0015】また、第2の発明において、掃除をすると
きは第2のパイプを第1のパイプから引出し、所望の長
さに調節して固定する。このとき、第2のパイプはスリ
ットが第1のパイプの突出部に案内されて摺動するた
め、両パイプの間にねじれを生ずることはない。また、
可動接点はシャッタに押圧されて導電体に接触しながら
摺動し、両パイプが固定された位置で電源線と導電体を
電気的に接続する。さらに、突出部に対応した位置にあ
るシャッタはこれを押圧して可動接点を導電体に接触さ
せ、その他のシャッタはばねに付勢されて前進し、スリ
ット及び導電体前部の開口部を閉鎖する。
【0016】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の要部をなす延長パイプの実施例の斜視
図、図2は図1の拡大断面図、図3は図2のA−A断面
図である。図において、10は延長パイプで、後端部が
ホースの手元パイプに連結される第1のパイプ11と、
第1のパイプ11より小径で、第1のパイプ11内に摺
動自在に収納され、先端部が床ブラシのエルボに連結さ
れる第2のパイプとからなっている。
【0017】第1のパイプ11において、12a,12
b,12cは先端部より若干内側において内壁面からほ
ぼ120°の間隔で突設された突出部で、そのうちの1
つには、先端部に幅広の保持部13が設けられている。
14a,14bは銅板、銅線等からなり、第1のパイプ
11の周壁内に埋設された電源線で、後端部には手元パ
イプに設けた例えばピンジャックに接続されるピンプラ
グ15a,15bが接続されており、先端部は折曲げら
れて突出部12a内に埋設され、保持部13の下面に設
けられた可動接点16a,16bにそれぞれ接続されて
いる。なお、この可動接点16a,16bは保持部13
に互に絶縁されて埋設され、その表面が僅かに露出して
いる。
【0018】第2のパイプ21において、22は長手方
向に設けられ、第1のパイプ11の可動接点16a,1
6bが設けられた突出部12aが摺動可能に挿入される
スリット、23a,23bはその他の突出部12b,1
2cが摺動可能に嵌入される案内溝である。24はスリ
ット22の下方に設けられた隔壁で、第2のパイプ21
の周壁との間には中空部25が形成されている。
【0019】26a,26bは銅板、銅線等からなり、
互に絶縁されて隔壁24の中空部25側の長さ方向に設
けられた導電体である。この導電体26a,26bはそ
の大部分が隔壁24に埋込まれ、表面が僅かに露出して
いる。なお、埋込む代りに接着剤により隔壁24に貼付
けてもよい。27a,27bは第2のパイプ21の端部
に設けられた穴、28a,28b(但し28bは図示し
てない)は室25内に配設されたピンジャックで、導電
体26a,26bに接続されており、穴27a,27b
には床ブラシのエルボに設けたピンプラグが挿入され、
ピンジャック28a,28bに接続される。
【0020】29は第1のパイプ11の端部外周に設け
たねじに螺合され、第2のパイプ21に固定された締付
けリング(図示せず)を締付けて第2のパイプ21を所
望の位置に固定する固定用ナットである。なお、図2以
下にはこの固定用ナット29は省略してある。
【0021】上記のように構成した延長パイプ10は、
電気掃除機を使用する際使用者は第2のパイプ21を第
1のパイプ11から引出して伸し、所望の長さになった
とき固定用ナット29を締めてその位置で固定する。こ
のとき、第2のパイプ21はスリット22及び案内溝2
3a,23bが第1のパイプ11の突起部12a,12
b,12cに沿って伸張し、また、第1のパイプ11に
設けた可動接点16a,16bは第2のパイプ21の導
電体26a,26b上を摺動するので、両パイプ11,
21の間にねじれを生ずることがなく、電源線14a,
14bと導電体26a,26bとは常に確実に接触して
いる。
【0022】ついで、第1のパイプ11を手元パイプに
連結してそのピンジャックにピンプラグ15a,15b
を接続すると共に、第2のパイプ21を床ブラシのエル
ボに連結し、エルボに設けたピンプラグを穴27a,2
7bに挿入してピンジャック28a,28bに接続す
る。これにより、手元パイプと床ブラシは延長パイプ1
0により機械的に連結され、電源と床ブラシのパワーブ
ラシ用モータとは、電源線14a,14b、可動接点1
6a,16b、導電体26a,26bを介して電気的に
接続される。
【0023】掃除が終って格納するときは、手元パイプ
及び床ブラシから延長パイプ10を抜き取り、固定用ナ
ット29を緩めて第2のパイプ21を第1のパイプ11
内に押込んで短かくすればよい。この場合も可動接点1
6a,16bは導電体26a,26bに接触している。
【0024】上記の説明では、2個の案内溝23a,2
3bと、これに嵌合する2個の突起部12b,12cを
設けた場合を示したが、それぞれ1個又は3個以上設け
てもよい。また、延長パイプ10は2本のパイプ11,
12で伸縮自在に構成した場合を示したが、3本以上の
パイプで構成してもよい。
【0025】実施例2 図4は本発明に係る延長パイプの第2の実施例の斜視
図、図5はその拡大断面図である。12a,12bは第
1のパイプ11の内壁面に対向して突設された突出部
で、先端部には幅広の保持部13a,13bが設けられ
ている。14a,14bは銅板、銅線等からなり、第1
のパイプ11の周壁内に埋設された電源線で、後端部に
はピンプラグ15a,15bが接続されており、先端部
は折曲げられて突出部12a,12bに埋設され、保持
部13a,13bの側壁に設けられた可動接点16a,
16bにそれぞれ接続されている。
【0026】22a,22bは第2のパイプ21の長さ
方向に対向して設けられ、第1のパイプ11の突出部1
2a,12bが摺動可能に挿入されるスリット、24
a,24bはスリット22a,22bの内側に設けられ
た隔壁で、隔壁22a,22bと周壁との間にはそれぞ
れ中空部25a,25bが形成されており、両隔壁22
a,22bの間には吸引路30が形成されている。26
a,26bは銅板、銅線等からなり、中空部25a,2
5bの一方の側壁に固定された導電体で、先端部は穴2
7a,27bに対応して設けられたピンジャック(図示
せず)に接続されている。
【0027】31a,31bは中空部25a,25b内
に第2のパイプ21の長さ方向と直交して摺動可能に配
設された複数個のシャッタで、図6に示すように、先端
部が円弧状に形成された本体32と、本体32の後端部
に立設された摺接片33と、後端部から本体32に形成
された穴部34a,34bとからなっている。このシャ
ッタ31a,31bは、図7に示すように長尺に形成し
ておき、適宜長さに分割して使用するようにしてもよ
い。ただこの場合は穴部34は一方に開口部を有する
穴、又は溝状になる。
【0028】35は中空部25a,25bの他方の側壁
とシャッタ31a,31bの穴部34との間に介装され
たばねで、シャッタ31a,31bを常時導電体26
a,26b方向に付勢し、図8に示すように摺接片33
が中空部25a,25bに設けたストッパ36a,36
bに当って停止している。これにより、シャッタ31
a,31bはスリット22a,22bを閉鎖すると共
に、その先端部により可動接点16a,16bの通路、
したがって導電体26a,26bの前面に設けた開口部
を閉塞する。なお、保持部13a,13bに対向する位
置にあるシャッタ31a,31bは、図5に示すよう
に、その先端部が保持部に当接して後退した位置にあ
り、ばね34に付勢されて保持部13a,13bを押圧
し、可動接点16a,16bを導電体26a,26bに
接触させている。
【0029】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。第2のパイプ21を第1のパイプ11か
ら引出すと、第2のパイプ21はスリット22a,22
bが突出部12a,12bに沿って摺動し、伸長する。
このとき、シャッタ31a,31bは先端部が円弧状に
形成されているので、保持部13a,13bの移動に追
従して後退し、保持部13a,13bが通過すると再び
ばね34に付勢されて前進し、スリット22a,22b
及び可動接点16a,16bの通路を閉鎖する。そし
て、延長パイプが所望の長さになったとき、固定用ナッ
トを締めてその位置で固定する。なお、この間可動接点
16a,16bは常に導電体26a,26bに接触して
いる。
【0030】掃除が終ったときは固定用ナットを緩めて
第2のパイプ21を第1のパイプ11内に押込んで収納
し、1本の短かいパイプにして格納する。
【0031】このように、本発明によれば、両パイプ1
1,21は突出部12a,12bをガイドとして伸縮す
るのでねじれることがなく、また可動接点16a,16
bはシャッタ31a,31bに押圧されて導電体26
a,26bに接触しており、さらに、スリット22a,
22b及び導電体26a,26bの前面開口部はシャッ
タ31a,31bで閉塞されているので、塵埃等が侵入
して導電面に付着することもない。このため可動接点1
6a,16bと導電体26a,26bとの接触不良や給
電不能を生じるおそれは全くない。
【0032】また、導電体26a,26bは中空部25
a,25bの側壁に設けられており、しかもスリット2
2a,22bは突出部12a,12b及びシャッタ31
a,31bによって閉鎖されているので、使用中に感電
事故をおこすおそれがない。
【0033】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はそれに限定するものではなく、各部の構造、形
状等は適宜変更することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は延長パイ
プを第1のパイプと、この第1のパイプ内に摺動自在に
収納される第2のパイプとによって構成し、第1のパイ
プの内壁に複数の突起部を設けてその1つに周壁内に埋
設された電源線が接続される可動接点を設けると共に、
第2のパイプに第1のパイプの可動接点を有する突起部
が摺動可能に挿入されるスリットと、他の突起部が嵌入
される案内溝を設け、さらにスリットに対向して可動接
点が摺接する導電体を設けたので、両パイプはスリット
及び案内溝に沿って直線的に伸縮することができる。こ
のため両パイプがねじれて接触不良や給電不能を生ずる
ことがなく、信頼性の高い電気掃除機を得ることができ
る。
【0035】また、第1のパイプの内壁に対向して一対
の突起部を設け、その側壁に設けた可動接点に周壁内に
埋設された電源線をそれぞれ接続すると共に、第2のパ
イプに第1のパイプの突起部が摺動可能に挿入されるス
リットを設け、スリットと対向してそれぞれ設けられた
隔壁との間に中空部を形成し、中空部の側壁に導電体を
設けると共に、その反対側に常時導電体方向に付勢され
るシャッタを設けたので、両パイプはスリットと突起部
に沿ってねじれることなく直線的に伸縮することができ
る。
【0036】また、突出部に対向するシャッタは可動接
点を導電体に押圧し、その他のシャッタはスリット及び
導電体の前面開口部を閉鎖する。これにより、両パイプ
は突起部とスリットに沿ってねじれることなく直線的に
伸縮し、また、スリットから塵埃が侵入して導電体に付
着することもないので、電源線と導電体を確実に接続
し、接触不良や給電不能を生ずることがなく、さらに、
導電線が中空部の側壁に設けられており、その上スリッ
トはシャッタによって閉塞されるので、使用中に感電の
おそれが全くない。このため、信頼性が高く安全な電気
掃除機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部をなす延長パイプの第1の実施例
の斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明の要部をなす延長パイプの第2の実施例
の斜視図である。
【図5】図4の縦断面図である。
【図6】第2の実施例のシャッタの斜視図である。
【図7】シャッタの他の実施例の斜視図である。
【図8】図4の延長パイプの作用説明図である。
【図9】従来の電気掃除機の一例の説明図である。
【図10】図9の延長パイプの側面図である。
【図11】図10の延長パイプの作用説明図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体 3 ホース 4 手元パイプ 7 床ブラシ 10 延長パイプ 11 第1のパイプ 12a,12b,12c 突出部 14a,14b 電源線 16a,16b 可動接点 21 第2のパイプ 22,22a,22b スリット 23a,23b 案内溝 24,24a,24b 隔壁 25,25a,25b 中空部 26a,26b 導電体 31a,31b シャッタ 34 ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機、集塵室等を内蔵した掃除機
    本体と、一端が該掃除機本体に連結されたホースと、塵
    埃等を吸引する床ブラシと、該床ブラシと前記ホースと
    を連結する延長パイプとからなる電気掃除機において、 内壁に複数個の突出部が突設され、外周壁に埋設した電
    源線を前記突出部の1つに導いて該突出部に設けた可動
    接点に接続してなる第1のパイプと、 外周壁の長さ方向に前記第1のパイプの可動接点を有す
    る突出部が摺動可能に挿入されるスリットと他の突出部
    が摺動可能に嵌入される案内溝を有し、前記スリットに
    対向して設けた隔壁の長さ方向に前記可動接点が摺接す
    る導電体を設け、前記第1のパイプ内に摺動可能に収容
    された第2のパイプとからなる延長パイプを備えたこと
    を特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 電動送風機、集塵室等を内蔵した掃除機
    本体と、一端が該掃除機本体に連結されたホースと、塵
    埃等を吸引する床ブラシと、該床ブラシと前記ホースと
    を連結する延長パイプとからなる電気掃除機において、 内壁に対向して一対の突出部が突設され、外周壁に埋設
    した電源線を前記突出部に導いて該突出部の側壁に設け
    た可動接点に接続してなる第1のパイプと、 外周壁の長さ方向に前記第1のパイプの突出部がそれぞ
    れ摺動可能に嵌入されるスリットを有し、該スリットに
    対向して設けた隔壁と外周壁との間に形成された中空部
    の一方の側壁に前記可動接点が摺接する導電体を設ける
    と共に、前記中空部の他方の側にばねにより前記導電体
    方向に付勢された複数個のシャッタを配設してなり、前
    記第1のパイプ内に摺動可能に収容された第2のパイプ
    とからなる延長パイプを備えたことを特徴とする電気掃
    除機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0682198A1 (de) * 1994-05-12 1995-11-15 Kempchen & Co. GmbH Absperrklappe
JPH0924003A (ja) * 1995-04-21 1997-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JPH0924001A (ja) * 1995-04-21 1997-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
KR970005220A (ko) * 1995-07-07 1997-02-19 기따오까 다까시 전기청소기
KR970014688A (ko) * 1995-09-20 1997-04-28 기따오까 다까시 전기청소기

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