JPH0550927U - 電気接続箱への電子ユニットの結合構造 - Google Patents

電気接続箱への電子ユニットの結合構造

Info

Publication number
JPH0550927U
JPH0550927U JP10149491U JP10149491U JPH0550927U JP H0550927 U JPH0550927 U JP H0550927U JP 10149491 U JP10149491 U JP 10149491U JP 10149491 U JP10149491 U JP 10149491U JP H0550927 U JPH0550927 U JP H0550927U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic unit
connection box
side connector
junction box
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10149491U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2571482Y2 (ja
Inventor
早人 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1991101494U priority Critical patent/JP2571482Y2/ja
Publication of JPH0550927U publication Critical patent/JPH0550927U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2571482Y2 publication Critical patent/JP2571482Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気接続箱へ電子ユニットを容易に結合する
ことが出来る電気接続箱への電子ユニットの結合構造を
提供する。 【構成】 本考案の電気接続箱21への電子ユニット2
3の結合構造は、電子ユニット側コネクタ部49と接続
箱側コネクタ部35とを電気的に接続するジョイントコ
ネクタ25を設けたことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気接続箱への電子ユニットの結合構造に関し、詳細には電気接続 箱側のコネクタ部と電子ユニット側のコネクタ部とを結合するための電気接続箱 への電子ユニットの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、実開平1−101112号公報に記載された電気接続箱1と電子ユニ ット3とを示す。同図において、電気接続箱1は接続箱本体5の上部に電子ユニ ット3が嵌合する嵌合凹部7が形成され、この嵌合凹部7には、接続箱側コネク タ部9が形成されている。さらに、嵌合凹部7の周囲には接続箱側係合部11が 設けられている。接続箱側コネクタ部9は、図4に示すように、側壁で囲まれた 端子収容室内にブスバー先端部の雄型端子部17が収容されている。また、接続 箱側係合部11は、コ字型の側壁の中央部に係止突起が突設されて構成されてい る。
【0003】 一方、電子ユニット3の下面側には、図4に示すように電子ユニット側コネク タ部13が形成され、電子ユニット3の外周には電子ユニット側係合部15が形 成されている。電子ユニット側コネクタ部13は、側壁で囲まれて構成される端 子収容室内に雌型端子部19が収容され、電子ユニット3が嵌合凹部7に嵌合し た状態では接続箱側コネクタ部9の雄型端子部17が挿入されて電気的に接続さ れるようになっている。また、電子ユニット側係合部15は、係止穴を有する可 撓性係止枠で構成され、電子ユニット3が嵌合凹部7に嵌合した状態では接続箱 側係合部11の係止突起が係止穴に係合して、電子ユニット3を嵌合凹部7に保 持するようになっている。
【0004】 このような電気接続箱1に電子ユニット3を結合するには、電子ユニット3を 接続箱本体5の嵌合凹部7に位置合わせした後に、接続箱側係合部11と電子ユ ニット側係合部15とを機械的に係合すると共に、接続箱側コネクタ部9の雄型 端子部17を電子ユニット側コネクタ部13の雌型端子部19に挿入して電気的 に接続する。
【0005】 ところが、接続箱側係合部11と電子ユニット側係合部15とを機械的に係合 させる動作と、接続箱側コネクタ部9と電子ユニット側コネクタ部13とを電気 的に接続する動作とを同時に行うので、接続箱本体5へ電子ユニット3を結合す る際の結合力(挿入力)が大きくなり、手作業での嵌合(結合)作業が困難とな る場合がある。
【0006】 また、嵌合凹部7を構成する接続箱本体5の側壁に反りが生じたりすると、電 子ユニット3を嵌合凹部7に嵌合しにくい。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、従来の電気接続箱への電子ユニットの結合構造においては、 結合するために大きな力を必要とし、結合作業が容易ではなかった。
【0008】 本考案は、上記事情を考慮し、電気接続箱へ電子ユニットを容易に結合するこ とが出来る電気接続箱への電子ユニットの結合構造を提供することを目的とする 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、電子ユニット側コネクタ部と接続箱側コ ネクタ部とを電気的に接続するジョイントコネクタを設けたことを特徴としてい る。
【0010】
【作用】
本考案によれば、接続箱側係合部と電子ユニット側係合部とを機械的に係合し た後に、電子ユニット側コネクタ部と接続箱側コネクタ部とをジョイントコネク タにより電気的に結合する。
【0011】 本考案の結合構造によれば、接続箱側係合部と電子ユニット側係合部とを機械 的に係合する作業と、接続箱側コネクタ部と電子ユニット側コネクタ部とを電気 的に結合する作業とを別々に行うので、結合の際に大きな力を必要とすることが なく、電子ユニットを電気接続箱へ容易に結合することが出来る。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0013】 図1及び図2は本考案を適用した電気接続箱21、電子ユニット23、電気接 続箱21と電子ユニット23との電気的結合用のジョイントコネクタ25を示す 。
【0014】 電気接続箱21の接続箱本体5の上部には、嵌合部27が形成されている。嵌 合部27は、接続箱本体5の上部から立設された略コ字型の側壁29と、電子ユ ニット23の角部に対応するL字状の側壁31とからなり、側壁29の内側には 、接続箱側コネクタ部35が一体に形成されている。接続箱側コネクタ部35は 、5個の端子収容室37が側壁29の長手方向に沿って形成され、接続箱本体5 内に配置されたブスバー配線板の雄型端子部39がそれぞれ収容されている。ま た、接続箱側コネクタ部35の長手方向両側には、側壁29の内壁との間に間隙 75が設けられている。さらに、側壁29の外周には係止突起47が突設されて いる。また、図2に示すように、側壁29の上端部外側にはテーパ部35aが形 成されている。
【0015】 また、側壁29、31間には、接続箱側係合部41がそれぞれ設けられている 。接続箱側係合部41は、略コ字型の側壁43と、この側壁43から外方へ突設 された係止突起45とからなる。
【0016】 電子ユニット23は、内部に電子部品等が収容された箱体で、上部に電子部品 と接続された電子ユニット側コネクタ部49が形成され、この電子ユニット側コ ネクタ部49の両側には突出部51、51がそれぞれ設けられている。電子ユニ ット側コネクタ部49は、直列に形成された5個の端子収容室71内に、電子ユ ニット23内の基板に接続された雄型端子部73がそれぞれ収容されている。こ の雄型端子部73は、電子ユニット23が嵌合部27に嵌合された状態で、ジョ イントコネクタ25の雌型端子金具67に挿入されるようになっている。
【0017】 突出部51、51は、接続箱側コネクタ部35の長手方向両側の間隙75内に 嵌合されて、嵌合部27への電子ユニット23の位置決めが成されるようになっ ている。さらに、電子ユニット側コネクタ部49に隣接して、スリット状の溝5 3が形成されている。
【0018】 また、電子ユニット23の外周には、電子ユニット側係合部55が形成されて いる。この電子ユニット側係合部55は、係止穴57を有する可撓性係止枠59 でで構成され、電子ユニット23が嵌合部27に嵌合した状態では、接続箱側係 合部41の係止突起45が係止されるようになっている。
【0019】 ジョイントコネクタ25は、上面部61から下方に延出された4枚の側壁63 、63、65、65(但し、側壁65は片側は図示を省略した)と、これらの側 壁63、63、65、65で囲まれる内部に配置された複数個の雌型端子金具6 7とからなる。雌型端子金具67は、図2に示すように、U字状で両端部に雌型 端子部67aがそれぞれ形成され、これらの雌型端子部67aを連結する基部6 7bは上面部61内に埋設固定されている。
【0020】 さらに、雌型端子部67aの両端部間のピッチは、接続箱側コネクタ部35の 雄型端子部39と電子ユニット側コネクタ部49の雄型端子部73との間のピッ チに略等しく形成されている。また、側壁63、63には、矩形状の係止穴69 がそれぞれ設けられ、側壁29に突設された係止突起47が係止されてジョイン トコネクタ25が側壁29に固定されるようになっている。
【0021】 次に電気接続箱21の電子ユニット23の結合方法について説明する。
【0022】 図2に示すように、嵌合部27内に電子ユニット23を挿入し、可撓性係止枠 59を側壁43内に挿入する。さらに、電子ユニット23を接続箱本体5に向け て押圧すると、可撓性係止枠59が撓んで、係止突起45を乗り越え、係止穴5 7内に係止突起45が挿入される。これにより、電子ユニット23が電気接続箱 21に機械的に結合される。また、この結合では、接続箱側コネクタ部35と電 子ユニット側コネクタ部49は嵌合しないので、電子ユニット23を嵌合部27 内に容易に挿入・嵌合することが出来る。また、電子ユニット23の突出部51 は、接続箱側コネクタ部35と側壁29との間の間隙75内に挿入され、位置決 めされる。また、この状態では、接続箱側コネクタ部35と電子ユニット側コネ クタ部49とは隣接して略平行に配置される。
【0023】 次に、接続箱側コネクタ部35及び電子ユニット側コネクタ部49を覆うよう にジョイントコネクタ25を電子ユニット23及び電気接続箱に固定する。すな わち、側壁63、63を側壁29の外側に位置させると共に、側壁65の一方を 溝53内に挿入し、他方を側壁29の外側に位置させる。この状態で雌型端子金 具67を接続箱側コネクタ部35及び電子ユニット側コネクタ部の端子収容室3 7、71内に挿入し、雄型端子部39、73と嵌合させる。
【0024】 また、側壁63、63は若干撓んで係止突起47が係止穴69に挿入され、ジ ョイントコネクタ25が電気接続箱21及び電子ユニット23に結合されると共 に、電子ユニット23と電気接続箱21とを電気的に接続する。
【0025】 本実施例によれば、電子ユニット23を接続箱本体7に機械的に結合した後に 、ジョイントコネクタ25によって電気接続箱21に電気的に結合するので、各 結合作業に要する力が小さくなり、電気接続箱21への電子ユニット23の結合 が容易になる。
【0026】 なお、本実施例では電気接続箱21及び電子ユニット23側のコネクタ部に雄 型端子部39、73を設け、ジョイントコネクタ25に雌型端子金具67を設け た例を示したが、電気接続箱21及び電子ユニット23側のコネクタ部に雌型端 子部を設け、ジョイントコネクタ25に雄型端子金具を設けても良い。
【0027】 また、ジョイントコネクタの構成は、上記実施例のジョイントコネクタの形状 以外でも良い。
【0028】 さらに、電子ユニット23を電気接続箱21に機械的に結合する構造は、上記 実施例以外の構成でも良い。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る電気接続箱への電子ユニットの結合構造によ れば、電子ユニット側コネクタ部と接続箱側コネクタ部とを電気的に接続するジ ョイントコネクタを設けたので、電気接続箱へ電子ユニットを容易に結合するこ とが出来るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気接続箱への電子ユニットの結
合構造が適用された電気接続箱及び電子ユニットを示す
斜視図である。
【図2】電気接続箱への電子ユニットの結合状態を示す
断面図である。
【図3】従来の結合構造が適用された電気接続箱及び電
子ユニットを示す斜視図である。
【図4】電気接続箱への電子ユニットの従来の結合状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
5 接続箱本体 21 電気接続箱 23 電子ユニット 25 ジョイントコネクタ 35 接続箱用コネクタ部 41 接続箱側係合部 49 電子ユニット側コネクタ部 55 電子ユニット側係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続箱本体に設けられた接続箱側コネク
    タ部と、電子ユニットに設けられた電子ユニット側コネ
    クタ部と、接続箱本体に設けられた接続箱側係合部と、
    この接続箱側係合部と係合して接続箱本体に電子ユニッ
    トを機械的に結合する電子ユニット側係合部とを備え、
    接続箱側コネクタ部と電子ユニット側コネクタ部とを接
    続する電気接続箱への電子ユニットの結合構造におい
    て、前記電子ユニット側コネクタ部と前記接続箱側コネ
    クタ部とを電気的に接続するジョイントコネクタを設け
    たことを特徴とする電気接続箱への電子ユニットの結合
    構造。
JP1991101494U 1991-12-10 1991-12-10 電気接続箱への電子ユニットの結合構造 Expired - Fee Related JP2571482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991101494U JP2571482Y2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 電気接続箱への電子ユニットの結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991101494U JP2571482Y2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 電気接続箱への電子ユニットの結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0550927U true JPH0550927U (ja) 1993-07-02
JP2571482Y2 JP2571482Y2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=14302219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991101494U Expired - Fee Related JP2571482Y2 (ja) 1991-12-10 1991-12-10 電気接続箱への電子ユニットの結合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2571482Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013159210A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Yazaki Corp コネクタを備えた補機用ブラケットの固定構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0282469A (ja) * 1988-09-20 1990-03-23 Yazaki Corp ワイヤーハーネスおよびその電気接続箱の車体等への取付構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0282469A (ja) * 1988-09-20 1990-03-23 Yazaki Corp ワイヤーハーネスおよびその電気接続箱の車体等への取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013159210A (ja) * 2012-02-03 2013-08-19 Yazaki Corp コネクタを備えた補機用ブラケットの固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2571482Y2 (ja) 1998-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0418226Y2 (ja)
JPH0357018Y2 (ja)
JP2730851B2 (ja) 雌型端子
JP2572527Y2 (ja) 分岐接続用コネクタ
JP3082088B2 (ja) 端子保持機構
US6755664B2 (en) Joint receiving connector
JPH0626179U (ja) 多極平型電線とコネクタとの接続構造
JPH0615273U (ja) 多極コネクタ
JP3355403B2 (ja) 電気コネクタの端子装置
JPH0550927U (ja) 電気接続箱への電子ユニットの結合構造
JP2515847Y2 (ja) 多極平型電線
JPH03164017A (ja) 分岐接続箱
JPH0443981Y2 (ja)
JPH071577U (ja) コネクタ枠の合体係止装置
JP2529465Y2 (ja) 電気接続箱
JPH0531167U (ja) フレキシブルプリント配線板用コネクタ
JP2571428Y2 (ja) 電気接続箱への電子ユニットの結合構造
JP2535519Y2 (ja) コネクタ
JPH0218931Y2 (ja)
JPS6240532Y2 (ja)
JPH062570U (ja) ジョイントコネクタ
JP2645932B2 (ja) 圧接コネクタ
JP3078278U (ja) 端子リテーナを有する電気コネクタ
JPH0353434Y2 (ja)
JPS6230290Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees