JPH0550843A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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Publication number
JPH0550843A
JPH0550843A JP23709491A JP23709491A JPH0550843A JP H0550843 A JPH0550843 A JP H0550843A JP 23709491 A JP23709491 A JP 23709491A JP 23709491 A JP23709491 A JP 23709491A JP H0550843 A JPH0550843 A JP H0550843A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure switch
pressure
compressor
high pressure
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23709491A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosaku Akimoto
良作 秋元
Hiroshi Kido
博 城戸
Kenichi Terauchi
健一 寺内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0550843A publication Critical patent/JPH0550843A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧圧力スイッチの作動によって圧縮機が長
時間停止するのを抑制して空調フィーリングの悪化を防
止する。 【構成】 冷媒回路の高圧側に上記高圧圧力スイッチ47
の作動圧力より低い圧力で作動する中間圧力スイッチ49
を設けるとともに、この中間圧力スイッチ49が作動した
とき、所定時間クラッチ34をオフにして圧縮機28を停止
させる制御手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の1例が図2
に示されている。空気調和装置10のケーシング12の上流
側には内気吸込口13と外気吸込口14が形成され、下流側
にはフエイス吹出口20と、デフロスト吹出口23と、フー
ト吹出口24が形成されている。内気吸込口13と外気吸込
口14は内外気切換ダンパ15によって切り換えられる。フ
エイス吹出口20、デフロスト吹出口23及びフート吹出口
24はそれぞれ吹出モード切換ダンパ25、26、27によって
開閉される。ケーシング12内にはブロア16、エバポレ−
タ17、エアミックスダンパ18、ヒータ19が配設されてい
る。エバポレ−タ17は冷媒配管を介して圧縮機28、コン
デンサ29、レシーバ30、膨張弁31等と連結されることに
より冷媒循環回路を構成し、コンプレッサ28はプーリ33
及びマグネットクラッチ34を介して走行用エンジン35に
よって駆動される。ヒータ19には走行用エンジン35の冷
却水が循環し、ヒータ19を通過する風量はエアミックス
ダンパ18の開度によって変更される。
【0003】ブロア16を駆動すると、内外気切換ダンパ
15を切り換えることによって選択された内気吸込口13又
は外気吸込口14から車室内空気又は外気がケーシング12
内に吸入され、ブロア16によって付勢された後、エバポ
レ−タ17を通過することによって冷却される。次いで、
この空気はエアミックスダンパ18によって分流され、そ
の一部はヒータコア19を通過することによって加熱され
た後、ヒータ19をバイパスした残部の空気と混合して所
定温度の調和空気となる。そして、この調和空気は吹出
モード切換ダンパ25、26、27を開閉することによって選
択されたフエイス吹出口20、デフロスト吹出口23、フー
ト吹出口24のいずれか1又は2から車室内に吹き出され
る。
【0004】11はマイクロコンピュータからなる制御装
置で、I/0 ポート、マルチプレクサ、A/D 変換器、中央
処理装置CPU 、読出専用メモリROM 、ランダムアクセス
メモリRAM 等を持っている。エアミックスダンパ18の開
度を検出するポテンショメータ41、日射センサ42、外気
温センサ43、室温センサ44、エバポレ−タ17又はその出
口の空気温度を検出するエバポレ−タ温度センサ45等の
検出値は制御装置11に入力される。また、運転席の前方
に設置された制御パネル46には空気調和装置10の運転ス
イッチ、吹出モードの切換スイッチ、内外気切換ダンパ
15の切換スイッチ、冷房運転を設定する冷房運転スイッ
チ、ブロア16の回転数を切り換える風量切換スイッチ、
空調制御を自動制御するAUTOスイッチ、車室内の温度を
任意に設定する室温設定器等が設けられ、これらの出力
もそれぞれ制御装置11に入力される。そして、この制御
装置11の出力は図示しないドライバーを介して圧縮機2
8、マグネットクラッチ34、ブロア16、ダンパ15、18、2
5、26、27のモータアクチュエ−タ56、57、58等に送ら
れてこれらの作動を制御する。
【0005】冷媒回路の高圧側、即ち、圧縮機28から膨
張弁31に至る冷媒配管には異常高圧保護用の高圧圧力ス
イッチ及び異常低温保護用の低圧圧力スイッチが設置さ
れ、これらスイッチが作動したとき制御装置11からの出
力によってマグネットクラッチ34がオフとされ、圧縮機
28が停止するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、車両の急加速時走行用エンジン35の回転数上昇と
同時に圧縮機28の回転数が上昇し、これに伴って冷媒回
路の高圧側の冷媒圧力が異常上昇することにより高圧圧
力スイッチが作動して圧縮機が停止することがある。高
圧圧力スイッチの作動により圧縮機28が停止すると、空
気調和装置の運転が再開されるまでに長時間を要し車室
内の空調フィーリングが損なわれるという不具合があっ
た。また、この冷媒圧力の異常上昇により圧縮機28のみ
ならずコンデンサ29、エバポレ−タ17等の冷媒機器の耐
久性が低下するおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、冷媒回路の高圧側に異常高圧保護用の高圧圧力
スイッチ及び異常低圧保護用の低圧圧力スイッチを設置
し、これらスイッチが作動したときクラッチをオフにし
て圧縮機を停止する車両用空気調和装置において、上記
冷媒回路の高圧側に上記高圧圧力スイッチの作動圧力よ
り低い圧力で作動する中間圧力スイッチを設けるととも
にこの中間圧力スイッチが作動したとき、所定時間、上
記クラッチをオフにして圧縮機を停止させる制御手段を
設けたことを特徴とする車両用空気調和装置にある。
【0008】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、冷媒回路の高圧側の冷媒圧力が上昇して中間圧力ス
イッチが作動すると、所定時間クラッチがオフとなり、
その間圧縮機が停止する。
【0009】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。冷
媒回路の高圧側配管、即ち、圧縮機28から膨張弁31に至
る配管には異常高圧保護用の高圧圧力スイッチ47、異常
低圧保護用の低圧圧力スイッチ48及び中間圧力スイッチ
49が設けられている。高圧圧力スイッチ47で検知された
配管内の冷媒圧力は制御装置60の比較手段61に入力さ
れ、ここで設定手段62から入力された設定値(例えば、
28Kg/Cm2 )と比較される。前者が後者より高くなる
と、比較手段61からの指令に応じて保護手段63はクラッ
チ34に出力してこれをオフとし、これに伴って圧縮機28
が停止する。
【0010】低圧圧力スイッチ48で検知された配管内の
冷媒圧力は制御装置60の比較手段64に入力され、ここで
設定手段65から入力された設定値(例えば、0 ℃に担当
する圧力)と比較される。前者が後者より低くなると、
比較手段64からの指令に応じて保護手段63はクラッチ34
に出力してこれをオフとし、これに伴って圧縮機28が停
止する。
【0011】中間圧力スイッチ49で検知された冷媒圧力
は比較手段66に入力され、ここで設定手段67から入力さ
れた設定値と比較される。この設定値は高圧圧力スイッ
チ47の作動圧力より低い値(例えば、20Kg/Cm2 )とさ
れている。前者が後者より高くなると、比較手段66はタ
イマ68に出力し、タイマ68はこれに設定された所定時間
( 例えば、10秒) クラッチ34に出力してこれをオフとし
て、圧縮機28を停止させる。所定時間が経過すると、タ
イマ68はクラッチ34に出力してこれをオンとし、圧縮機
28は運転を再開する。
【0012】しかして、車両の加速時等高圧側の冷媒圧
力が上昇し、中間圧力スイッチ49の作動圧力に達したと
き、クラッチ34が所定時間だけオフとなりこの間圧縮機
28の駆動に要する動力が少なくなるので、車両の加速性
能の低下を防止できる。また、所定時間経過すると、ク
ラッチ34はオンとなるので、空調フィーリングの悪化を
防止できる。中間圧力スイッチの作動により圧縮機28が
停止するので、冷媒圧力が中間圧力スイッチ49の作動圧
力以上に上昇するのを阻止することができ、従って、圧
縮機28、エバポレ−タ17等の冷媒機器の耐久性を向上し
うるとともに高圧圧力スイッチの作動に基いて車両用空
気調和機が長時間停止するのを阻止して空調フィーリン
グの悪化を防止できる。
【0013】
【発明の効果】本発明においては、冷媒回路の高圧側に
高圧圧力スイッチの作動圧力より低い圧力で作動する中
間圧力スイッチを設けたため、冷媒回路の高圧側の冷媒
圧力が上昇して中間圧力スイッチが作動すると、所定時
間クラッチがオフとなり、その間圧縮機が停止する。従
って、この間圧縮機28の駆動に要する動力が少なくなる
ので、車両の加速性能の低下を防止できる。また、所定
時間経過すると、クラッチはオンとなるので、空調フィ
ーリングの悪化を防止できる。中間圧力スイッチの作動
により圧縮機が停止するので、冷媒圧力が中間圧力スイ
ッチの作動圧力以上に上昇するのを阻止することがで
き、従って、圧縮機、エバポレ−タ等の冷媒機器の耐久
性を向上しうるとともに高圧圧力スイッチの作動に基い
て車両用空気調和機が長時間停止するのを阻止して空調
フィーリングの悪化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】従来の車両用空気調和装置の系統図である。
【符号の説明】
47 高圧圧力スイッチ 48 低圧圧力スイッチ 49 中間圧力スイッチ 60 制御装置 34 クラッチ 28 圧縮機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺内 健一 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒回路の高圧側に異常高圧保護用の高
    圧圧力スイッチ及び異常低圧保護用の低圧圧力スイッチ
    を設置し、これらスイッチが作動したときクラッチをオ
    フにして圧縮機を停止する車両用空気調和装置におい
    て、上記冷媒回路の高圧側に上記高圧圧力スイッチの作
    動圧力より低い圧力で作動する中間圧力スイッチを設け
    るとともにこの中間圧力スイッチが作動したとき、所定
    時間、上記クラッチをオフにして圧縮機を停止させる制
    御手段を設けたことを特徴とする車両用空気調和装置。
JP23709491A 1991-08-23 1991-08-23 車両用空気調和装置 Withdrawn JPH0550843A (ja)

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JP23709491A JPH0550843A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 車両用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP23709491A JPH0550843A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 車両用空気調和装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0550843A true JPH0550843A (ja) 1993-03-02

Family

ID=17010324

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23709491A Withdrawn JPH0550843A (ja) 1991-08-23 1991-08-23 車両用空気調和装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007210443A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Sanden Corp 車両用空調装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007210443A (ja) * 2006-02-09 2007-08-23 Sanden Corp 車両用空調装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112