JPH05508402A - 脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダゾリンの塩 - Google Patents

脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダゾリンの塩

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JPH05508402A JP3510543A JP51054391A JPH05508402A JP H05508402 A JPH05508402 A JP H05508402A JP 3510543 A JP3510543 A JP 3510543A JP 51054391 A JP51054391 A JP 51054391A JP H05508402 A JPH05508402 A JP H05508402A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダシリンの基本発明は、トランス型二重結合を少 なくとも40モル%含有する不飽和脂肪酸またはそのエステルとアミンとの反応 およびその後の酸による中和によって得られる脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダ シリンの塩、並びにその製品の洗濯用柔軟リンス剤としての使用に関する。
回復剤を用いた処理によって、繊維製品材料に対して柔軟な、望ましい感触が付 与され、材料の特賀は好ましく影響を受ける。毎日使用する布を柔軟にし、それ によって弾力性を増加させるもう一つの目的は、材料の感触を改良し、より手入 れしやすくすることである。回復化のこの特殊な態様は、一般にユーザー自身に よって、洗濯物の後処理として実施される。使用する回復剤は、特に比較的長鎖 のアルキル基を含有するカチオン活性化合物であり、例えば獣脂ジアルキルジメ チルアンモニウムクロリド[ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・オイル・ケミ スラーフサイエティC1,^ts、 Otl、 Chet Soc、 ) 、6 6巻、718頁(1989)]、四級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル[ 欧州特許第0302567号]、または脂肪酸とアミノアルカノールアミンとの 縮合生成物[フェッチ、ザイ7ニン、アンストリヒミッテル(Fette、 5 eifen、 Anstrichmittel) 、74巻、527頁(197 2)]である。これらに記載の種類の回復剤で処理した布は良好で柔らかな感触 であるが、しばしば望ましくない疎水性を示し、処理した布の湿潤性や水吸収性 が悪くなる。
従って、本発明が解決しようとする問題は、布に対して良好で柔らかな感触と高 い湿潤性の両方を付与できる回復剤を提供することである。
本発明は、トランス型二重結合を少なくとも40モル%含有するC+5−zz不 飽和脂肪酸あるいはそのグリセリンエステルまたはC3−4脂肪族アルコールと のエステルと、一般式1または■、 RRR 〔式中、Rは水素またはメチル基を示し、mSn%xs’lおよび2は互いに独 立して0または1〜5の数を示す。] によって示されるアミンとの反応、および反応生成物のその後の有機酸または無 機酸による中和によって得られる脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダシリンの塩に 関する。
本発明は、トランス型二重結合を少なくとも40モル%含有する脂肪酸と上記の アミンとの反応生成物が、布の回復化処理において良好な柔らかい感触だけでな (、驚くほど高い親水性を付与するという観察に基づくものである。
本発明の脂肪酸アミドの製造に適した脂肪酸は、特にエライジン酸およびエライ ジン酸に富む工業用脂肪酸分画であり、トランス型二重結合を少なくとも40モ ル%含有するものである。
脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダシリンの塩の製造に用いる他の出発物質は、上 記脂肪酸とC4−4アルコールとのエステルである。典型例は、エチルエステル 、n−プロピルエステル、i−プロピルエステル、n−ブチルエステルまたは、 特にメチルエステルである。また、本発明の特に1つの態様において、脂肪酸は グリセリンの完全エステルまたは部分エステルとして存在する。
トランス型二重結合を少なくとも40モル%含有する不飽和脂肪酸またはそのエ ステルは、リノール酸またはリノール酸エステルから調製することができ、エラ イジン酸含量(“トランス型含量“)の高いモノ不飽和脂肪酸またはそのエステ ルの混合物を変性ニッケル触媒の存在下において選択的に水素添加する。別の可 能性は、シスオクタデセン酸(オレイン酸)またはそのエステルをセレンまたは 硝酸の存在下において異性化し、トランスオクタデセン酸くエライジン酸)また はそのエステルにすることである。このようなエライジン酸およびエライジン酸 エステルの製造方法は古くから既知であり、例えば、フェッチ、サイ。フェン、 アンストリヒミッテル(1”6116.5eifen、^n5trich@1t tel) 、88巻、378頁(1987)またはジャーナル・オブ・ジ・アメ リカン・ケミスツ・ソサイエティ、79.4765頁(1967)に記載されて いる。
油脂化学においてよくあるように、天然油脂から得られる脂肪酸またはそのエス テルの工業用混合物を、トランス型二重結合を少なくとも40モル%含有する不 飽和脂肪酸またはそのエステルの製造に使用してもよい。この場合、トランス型 含量は、工業用混合物中に存在する飽和成分によって制限される。従つて、リノ ール酸またはオレイン酸含量が高く飽和化合物の含量が低い製品、例えばヒマワ リ油または菜種油を出発物質とすることが好ましい。
特に良好な機能性を有する脂肪酸アミドまたは脂肪酸イミダシリンの塩は、トラ ンス型二重結合を少なくとも40モル%、好ましくは少なくとも50モル%、特 に60モル%以上含有するエライジン酸またはエライジン酸エステルの工業用混 合物と一般式■またはIIi二よって示されるアミンとの反応、および反応生成 物のその後の無機酸または有機酸による中和によって得られる。
適当なアミンは、例えばジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン、テ トラエチレンペンタアミン、ジ−n−プロピレントリアミン、トリーロープロピ レンテトラアミンまたはジ−ミープロピレントリアミン等のオリゴアミン、もし くはアミノエチルエタノールアミン、アミノ−n−プロピルプロパノールアミン またはアミノ−i−プロピルプロパノールアミン等のアミノアルキルアルカノー ルアミンである。アミノアルカノールアミンを使用する場合は、限られた範囲で あるにせよ、アミンの水酸基と脂肪酸との間でエステルの形成が起こり得る。
特に有利な機能性を有する脂肪酸は、式中Rが水素、nが1または2であり、m が0または1である一般式1によって示されるアミン、あるいは式中Rが水素、 Xおよび2が1であり、yがOである一般式■によって示されるアミンを出発物 質として使用した場合に得られる。
また本発明は、少なくとも40モル%のトランス型二重結合を含有するCl5− 0不飽和脂肪酸脂肪酸あるいはそのグリセリンエステルまたはCl−4脂肪族ア ルコールとのエステルを、一般式Iまたは■、[式中、Rは水素またはメチル基 を示し、mSn、x、yおよび2は互いに独立して0または1〜5の数を示す。
コ によって示されるアミンと反応させ、反応生成物をその後に有機酸または無機酸 によって中和することを特徴とするアミドおよび脂肪酸イミダシリンの塩の製造 方法に関する。
遊離脂肪酸を反応に導入する場合は、アミンによるアミド化反応が起こる。反応 物は、脂肪酸とアミンとをモル比1:1〜5:1、好ましくは1.5:1〜3: 1で使用する。
不飽和脂肪酸のエステルを使用する場合は、アミンによる加安分解が起こる。
反応物の使用量は上記の条件を適用する。アミンによるジーまたはトリグリセリ ドの加安分解における使用モル量は、脂肪酸グリセリンエステル中に存在する脂 肪酸残基のモル量に基づく。
アミンによる脂肪酸のアミド化は、150〜220℃の温度で行うことができる 。180〜200℃において反応を行った場合に最高反応率となる。反応は反応 生成物の酸価が5以下になるまで続ける。
アミンによる脂肪酸エステルの加安分解は、より低い、80〜220℃、好まし くは80〜150℃の温度で行う。ナトリウムメチレート等の塩基性触媒を0. 1〜0. 5重量%添加することによって、反応率を上昇させることができる。
所望により、反応中に形成したアルコールを留去してもよい。
アミド化または加安分解の後に、アルカリ性の粗生成物を中和する。中和には、 リン酸、ギ酸および乳酸から成る群からの、完全な、しかし好ましくは水性の、 50〜70重量%の酸を用いる。好ましくは、グリコール酸、亜リン酸または酢 酸の70重量%水性物を用いて行う。
布、織物または糸等の繊維製品は、回復化処理において、脂肪酸アミドにより良 好な柔らかい感触と高い親水性を付与される。すなわち、脂肪酸アミドは繊維製 品の為の回復剤および洗濯用柔軟リンス剤としての使用に、並びに洗濯用柔軟リ ンス剤の製造に最適である。
以下の実施例は本発明を何ら制限することなく説明するものである。
リノール酸62重量%を含有する工業用ヒマワリ油脂肪酸を、フェッチ、ザイフ エン、アンストリヒミッテル(Fette、 5eifen、 Anstric mittel) 、第88巻、387頁(1987)に記載の方法によって、変 性ニッケル触媒の存在下において選択的に水素添加し、脂肪酸Aを得たところ、 水素添加後のトランス型含量は62重量%であった。トランス型含量50〜31 重量%の脂肪酸B−Bを調製する為に、脂肪酸Aを工業用オレイン酸またはステ アリン酸と混合した。使用した脂肪酸の特性値を表1に示す。
トランス酸含量が少なくとも40モル%である工業用脂肪酸を基剤とする製品を 本発明に適合するものとし、トランス酸含量のより低い工業用脂肪酸(D、E) を基剤とする製品を比較用とする。
工業用トリグリセリド混合物Fは、オレイン酸に冨む新鮮な菜種油の上記方法に よる選択的水素添加によって得た。比較の為に、水素添加した牛脂(G)を反応 に導入した。使用したトリグリセリドの特性値を表1に示す。
表1: 出発物質 脂肪酸とアミノエチルエタノールアミンとの縮合エライジン酸含量の高い工業用 脂肪酸A426g (1,5モル)を撹拌機、内部温度計および蒸留カラムを備 えた11三首フラスコに導入し、80℃に加熱後アミノエチルエタノールアミン 104g (1,0モル)を添加した。反応混合物を200℃にて3時間加熱し 、その温度で更に1時間撹拌したところ、縮合水26gが分離した。20℃に冷 却後、酸価2.4で滴定可能態窒素1.6重量%を含有する薄黄色固体塊が収量 499gで得られた(製品1)。
反応生成物100 g、氷酢酸12.6 gおよび水450.4gを共に撹拌し ながら80℃まで加熱し、更に30分間撹拌した。20℃に冷却後、固形分20 重量%の微細に分散した白色懸濁物が収量560gで得られた(製品1本)。
実施例2および3、比較例1および2 エライジン酸含量の高い工業用脂肪酸(脂肪酸BおよびC:実施例2および3) またはエライジン酸含量の低い脂肪酸(脂肪酸りおよびE:比較例1および2) を用いて実施例1と同様に行った(製品2.3および2本、3*並びにC1、C 2およびC1本、C2京)。
実施例4 実施例1の反応生成物100gを融解し、80℃においてリン酸8.8gで中和 し、85℃の水435gで希釈した。30分間撹拌後、反応混合物を速やかに2 0℃まで冷却した。固形分20重量%の微細に分散した白色懸濁物540gを得 た(製品4本)。
実施例5 脂肪酸とジエチレントリアミンとの縮合エライジン酸含量の高い工業用脂肪酸A 419.5 g(1,5モル)を実施例1と同様の装置に導入し、80℃まで加 熱しジエチレントリアミン77.2g(0,75モル)と混合した。この混合物 を200℃で3.5時間加熱し、更にその温度で1時間撹拌したところ、縮合水 28gが分離した。その後2.5・103Paに減圧しながら反応混合物を20 0℃にて2時間加熱したところ更に13gの水が分離した。20℃まで冷却後、 酸価3,4で滴定可能態窒素2.2重量%を含有するもろい固体塊が収量455 gで得られた。UVスペクトル分析によってイミダシリン含量は0.198モル /100gであることが判った(製品5)。
反応生成物100gを融解し、95℃にて氷酢酸9.5gを添加した後、85℃ の水438gで希釈した。固形分20重量%のゲル様のペースト545gが得ら れた(製品5本)。
実施例6および7、比較例3および4:エライジン酸含量の高い工業用脂肪酸( 脂肪酸BおよびC1実施例6および7)またはエライジン酸含量の低い工業用脂 肪酸(脂肪酸りおよびE、比較例3および4)を用いて実施例5と同様に行った (製品6.7および6本、7本並びにC3、C4およびC3*およびC4本)。
実施例8 アミノエチルエタノールアミンによるトリグリセリドのアミノ分解蒸留カラムの 代わりに還流凝縮器を備えた実施例1と同様の装置に、菜種油(F)を基剤とす る工業用トリグリセリド混合物302g (0,35モル)を導入し、80℃に 加熱し、アミノエチルエタノールアミン55.4g (0,53モル)を添加し た後、100℃まで加熱した。滴定可能態窒素含量が1.4重量%に下がるまで 撹拌しながら反応を続けた。その後反応混合物を90℃に冷却し70重量%のグ リコール酸72.4gを添加して反応を止めた(製品8)。
20℃で固体である塊80gを80〜85℃において水320gと混合し、微細 に懸濁させた後、20℃に急冷した(製品8本)。
比較例C5 水素添加した牛脂(G)300g (0,35モル)を用いて、実施例8と同様 に行うた。製品C5およびC5本を得た。
実施例9 アミノエチルエタノールアミン37.1g(0,35モル)を用いて、実施例8 と同様に行った。滴定可能窒素含量1.05重量%でグリコール酸29.1gを 添加し反応を止めた。製品9および製品9本を得た。
比較例C6 水素添加した牛脂(G)300g (0,35モル)を用いて、実施例9と同様 に行った。製品C6および06本を得た。
m、適用例 繰り返し洗濯して硬くなった綿布(モルトン)を実施例1〜9および比較例1〜 6の製品でパッディングした。この処理は以下の条件下で行った:濃度 : 2 0重量%の製品で30g/l処理液の吸収 : 乾燥布に対して約80重量%軟 塊 ・ 180℃にて3分 処理した試料布の再湿潤性および柔軟性について評価した。再湿潤性は、DIN 53924に従った上昇高度試験によって測定し、1分後に水の上昇した高さを 關単位で評価した。柔軟性は、6人の熟練者によって主観的に評価し、0点(= 硬く粗い)から6点(=柔らかくふり(らしている)の点数を付けた。試験結果 は表2に示す。
綿バイルを同じ条件下で処理した。柔軟性に関する評価は、モルトンと同等であ った。
再湿潤性についての更なる試験では、試料布に水滴を落下させた。飽和脂肪酸含 量の高い脂肪酸アミドの塩を用いて処理した比較例を除いて、水滴が布に自然に 吸収された。
!杓! 繊維製品に対する柔軟化および親水性付与の特性を有する脂肪酸アミドおよび脂 肪酸イミダシリンの塩が、トランス型二重結合を少なくとも40モル%含有する 不飽和脂肪酸あるいはそのエステルとアミンとの反応、およびその後の酸による 中和によって得られる。
国a講査報失 国際調査報告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.トランス型二重結合を少なくとも40モル%含有するC16−22不飽和脂 肪酸あるいはそのグリセリンエステルまたはC1−4脂肪族アルコールとのエス テルと、一般式IまたはII、 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)▲数式、化学式、表等があります▼( II)[式中、Rは水素またはメチル基を示し、m、n、x、yおよびzは互い に独立して0または1〜5の数を示す。] によって示されるアミンとの反応、および反応生成物のその後の酸による中和に よって得られる脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダゾリンの塩。
  2. 2.工業用エライジン酸またはそのエステルを一般式IまたはIIによって示さ れるアミンと反応させることを特徴とする請求項1に記載の塩。
  3. 3.一般式I中、Rが水素、nが1または2、mが0または1であることを特徴 とする請求項1または2に記載の塩。
  4. 4.一般式II中、Rが水素、xおよびzが1、yが0であることを特徴とする 請求項1または2に記載の塩。
  5. 5.トランス型二重結合を少なくとも40モル%含有するC16−22不飽和脂 肪酸あるいはそのグリセリンエステルまたはC1−4脂肪族アルコールとのエス テルと、一般式IまたはII、 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)▲数式、化学式、表等があります▼( II)[式中、Rは水素またはメチル基を示し、m、n、x、yおよびzは互い に独立して0または1〜5の数を示す。] によって示されるアミンとを反応させ、その後に反応生成物を有機酸または無機 酸によって中和することを特徴とする脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダゾリンの 塩の製造方法。
  6. 6.工業用エライジン酸またはそのエステルを一般式IまたはIIによって示さ れるアミンと反応させることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 7.式中、Rが水素、nが1または2、mが0または1である一般式Iによって 示されるアミンを使用することを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  8. 8.式中、Rが水素、xおよびzが1、yが0である一般式IIによって示され るアミンを使用することを特徴とする請求項5または6に記載の方法。
  9. 9.不飽和脂肪酸またはそのエステルとアミンとの反応をモル比1:1〜5:1 で行うことを特徴とする請求灰5〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 10.不飽和脂肪酸またはそのエステルとアミンとの反応を80〜220℃で行 うことを特徴とする請求項5〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 11.反応生成物を、リン酸、亜リン酸、ギ酸、酢酸、グリコール酸および乳酸 から成る群からの酸を用いて中和することを特徴とする請求項5〜10のいずれ かに記載の方法。
  12. 12.請求項1〜4のいずれかに記載の脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダゾリン の塩の回復剤および洗濯用柔軟リンス剤としての使用。
  13. 13.請求項1〜4のいずれかに記載の脂肪酸アミドおよび脂肪酸イミダゾリン の塩の回復剤および洗濯用柔軟リンス剤の製造の為の使用。
  14. 14.請求項5〜11のいずれかに記載の方法によって得られる脂肪酸アミドお よび脂肪酸イミダゾリンの塩の洗濯用柔軟リンス剤としての使用。
  15. 15.請求項5〜11のいずれかに記載の方法によって得られる脂肪酸アミドお よび脂肪酸イミダゾリンの塩の洗濯用柔軟リンス剤の製造の為の使用。
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