JPH05508156A - 治療用組成物及びその製造方法 - Google Patents

治療用組成物及びその製造方法

Info

Publication number
JPH05508156A
JPH05508156A JP91512398A JP51239891A JPH05508156A JP H05508156 A JPH05508156 A JP H05508156A JP 91512398 A JP91512398 A JP 91512398A JP 51239891 A JP51239891 A JP 51239891A JP H05508156 A JPH05508156 A JP H05508156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coacervate
colon
polysaccharide
matrix
matrix core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP91512398A
Other languages
English (en)
Inventor
エドマン,ペーテル
クリステンセン,アーネ
ヴイーデホルト,ベンクト
Original Assignee
カビ・フアーマシア・アクチエボラーグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カビ・フアーマシア・アクチエボラーグ filed Critical カビ・フアーマシア・アクチエボラーグ
Publication of JPH05508156A publication Critical patent/JPH05508156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
    • A61K9/5005Wall or coating material
    • A61K9/5021Organic macromolecular compounds
    • A61K9/5036Polysaccharides, e.g. gums, alginate; Cyclodextrin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/14Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
    • A61K9/16Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
    • A61K9/1605Excipients; Inactive ingredients
    • A61K9/1629Organic macromolecular compounds
    • A61K9/1652Polysaccharides, e.g. alginate, cellulose derivatives; Cyclodextrin

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 治療用組成物及びその製造方法 本発明は新規な結腸選択的医薬組成物並びにその製造方法に関する。
その活性が結腸内で局所的に発揮される薬物の経口デリバリ−のために慣用的に 使用される医薬組成物は極めて満足できるというものではない。例えば、それら は相当量の活性成分が既に結腸管に至る途中で放出され、及び/又は組成物が一 旦結腸に到達すると活性成分の放出があまりにも遅い。
本発明は組成物が結腸に到達するまで実質的に薬物を組成物母材の中に保持し、 結腸にそれが達した時、薬物が速やかに且つ能率よ(放出される改良された結腸 選択的組成物、並びにそのような組成物の製造方法を提供することにより従来技 術組成物の欠点を解決することを目指すものである。
本発明の第一の基礎概念により、治療上活性の物質の経口デリバリ−のための医 薬組成物は、活性物質をその少な(ともかなりの部分が結腸内に通常存在する酵 素により選択的に分解可能である母材材料コア中に分散させ、それにより組成物 が一旦結腸に到達すると母材の速やかな分解及びその中に分散させた1種又は複 数種の活性物質の瞬間的放出が実現される。
本発明の第二の基礎概念により、母材コアは治療上活性の物質がその中に分散さ れていない保護被覆層を持ち、この物も結腸内で選択的に分解される。そのよう な保護層は組成物が胃腸管を運ばれる間保護又は耐久層として役立ち、そして1 種又は複数種の活性物質が母材コアから周辺媒質に漏れるのを防ぐ。
したがって、本発明の一つの態様において、(i)1種又は複数種の活性物質を その中に分散させて持つ母材コア、及び(if)活性物質をなにもその中に分散 させていない外側被覆層からなる1種又は複数種の治療上活性の物質の経口デリ バリ−のための結腸選択的医薬組成物であって、前記母材コア及び被覆層は結腸 内に通常存在する酵素により選択的に分解可能であり、それにより組成物はそれ が結腸に到達するまで1種又は複数種の活性物質を実質的にその中に保持し、結 腸に達した時1種又は複数種の活性物質が放出される前記結腸選択的医薬組成物 が提供される。
本発明の他の態様においては、(i)1種又は複数種の治療上活性の物質を母材 材料と混合して1種又は複数種の活性物質をその中に分散させて持つ母材コアを 作り、そして前記母材コアを、活性物質をなにもその中に分散させていない材料 でコーティングして無薬物保護被覆層を持つ母材コアをつくる段階からなる経口 投与用結腸選択的医薬組成物の製造方法であって、前記マトリックス及び被覆層 材料は結腸内で酵素により選択的に分解可能な物質を基材とする前記製造方法が 提供される。
結腸酵素により選択的に分解可能な母材コアは一旦組酸物が結腸に到達すると1 種又は複数種の活性物質を能率よく放出する一方、1種又は複数種の活性物質に 対して不透過性であり、そして結腸内で選択的に酵素的に分解可能であるが、し かしながら胃及び小腸内で優勢な条件に対して抵抗性である無薬物被覆層を備え ることによりコアセルベート母材からの活性物質の漏出、特に活性物質が水溶性 である場合の漏出を防ぎ、そして母材を機械的に補強する。従って、そのような コーティングは組成物形態が胃腸管の上部通過の際、物理的及び化学的活性の両 方に対する保護を提供する。
好ましくは母材及び好都合には被覆層も、結腸内酵素により選択的分解可能な1 種又は複数種の多糖類を基材とする。このような状況で使用する用語「基材とす る」は、母材が結腸内で酵素作用を受けた場合、能率よく分解されるに十分な程 度に分解可能な成分を被覆母材として含むことを意味する。
保護被覆層が母材コアと同様に結腸内で選択的に分解されることが可能な多糖類 又は多糖類の混合物からなる場合、この又はこれらの多糖類は母材コアの酵素分 解可能な部分を形成する1種又は複数種の多糖類と同じであるか又はそれを含む ことがあるばかりでなく、他の結腸分解性多糖類であるか又はそれを含むことが ある。
結腸管はとりわけペクチナーゼ活性を含み、そしであるペクチンがコアセルベー ション方法に有用であることが見出されたので、本発明の目的に適する多糖類は そのようなペクチン及び塩並びにその誘導体からなる。
酵素により分解可能な多糖類を基材とする母材コア及び被覆層はそのような1種 又は複数種の多糖類の他に、必要に応じて、1種又は複数種の結腸の酵素系で分 解可能な追加の物質又は充填剤を含ませることができる。そのような充填剤の例 は他の多糖類例えばデキストラン、アルギン酸塩及びアラビアゴム、セルロース 例えばメチルセルロース、及びそれらの誘導体である。本発明の目的に有利な母 材材料の組合せはペクチンとデキストランであり、デキストラン分解酵素も結腸 内に存在する。
母材中に分散させる1種又は複数種の活性物質は結腸内でその活性、特に炎症性 腸疾患特に潰瘍性大腸炎の治療のために活性を発揮することが望まれるいずれの 薬物又は薬物の組合せであってもよい。そのような薬品の例としては特に抗炎症 ステロイドのみならず、スルファサラジン、オルサラジン、5−ASAなどを挙 げることができる。
しかしながら、本発明の組成物は結腸内活性のため治療物質の局所デリバリ−ば かりでな(、例えば胃刺激性薬物のように結腸で放出することが望まれる治療物 質の全身デリバリ−にとっても有用である。
適当な投与形態の場合、本発明の医薬組成物はゼラチンカプセルに入れたペレッ トの形態である。
本発明の好ましい実施態様においては、治療上活性の化合物種及び好ましくは被 覆層も含む多糖類を基材とする母材コアはコアセルベート型であり、そして特に 下文でより詳細に記述するいわゆるイオノトロピック・コアセルベーションによ り調製されるコアセルベートである。
そのようなコアセルベート母材及び被覆層は所望の特性、すなわち一方で薬物を 母材中に能率よく分散させることが可能であり、そして他方において酵素分解性 多糖類鎖が切られた場合所要の母材及び被覆層の速やかな酵素分解及び崩壊に好 都合な構造を持つという特性を備えることが容易である。
医薬組成物製造のためのコアセルベーション法は従来技術において使用されてい るが、しかしながらその目的は種として徐放性投与形態をっ(ることにあった。
コアセルベーション法を使用する種々の物質の封入方法は、例工ば一般i、:G B−8−929406 : GB−8−929401; US−A−3、266 、987: US−^−4,794,000及びUS−A−4,460,563 に記述されている。
イオノトロピック・コアセルベーションに関する特別な参考文献としては、例え ばPR−8−2042034がキャビア模造品の製造を開示しており、そして1 087104350はコアセルベートゲルを形成する能力のある2成分を粘膜の 同じ領域に別々に適用することにより改良された付着性を実現することを開示し ているのを挙げることができる。
さらに、EP−^−357793は医薬を含む徐放性アルギン酸コアセルベート ゲルビーズを開示している。EP−A−202819は架橋したアルギン酸又は カラギーネジ酸の多価力千オン塩マトリックス中に捕らえられた薬物に基づく薬 物デリバリ−を開示している。US−^−4,024,073は薬物及び医薬を 一定時間に放出するための多価金属イオン架橋ポリマーヒドロゲルを開示してい る。JP−A−6104480は多糖類を2価カチオンで架橋してつくった軟カ プセル用外被を開示している。
従って、コアセルベート母材を持つ本発明の結腸選択的医薬組成物は、母材に分 散させる薬物の存在下で、結腸内で酵素分解可能なカチオン反応性多糖類を多価 カチオンと反応させて非共有錯体形成、すなわち多糖類鎖の間にカチオン結合を 形成させることによりコアセルベートを形成させ、次いで生ずる母材コアを無薬 物被覆層好ましくは多糖類コアセルベートであるそれを用いて被覆することによ り製造することができる。
より詳しくは、そのような方法は a)結腸内で酵素により選択的に分解されることが可能な少なくとも1つのカチ オン反応性多糖類を含む第一の溶液をつくり、前記溶液は少な(とも1つの治療 上活性の成分をその中に分散又は溶解して含んでおり、b)前記第一の溶液を多 価好ましくは2価及び3価カチオンから選ばれる少なくとも1員を含む第二の溶 液に滴加して前記1種又は複数種のカチオンで錯体化した1種又は複数種のカチ オン反応性多糖類のコアセルベート小滴を形成させ、前記コアセルベート小滴は 少なくとも1つの治療上活性の成分をその中に分散させて持ち、そして C)生じたコアセルベート小滴を結腸内で酵素により選択的に分解することが可 能な少なくとも1つのカチオン反応性多糖類を含む第三の溶液と接触させ、前記 1種又は複数種の多糖類をコアセルベート小滴中の過剰のカチオンと反応させて その上に前記治療上活性の成分のないコアセルベート被覆層を形成させ、そして 場合により生ずるコアセルベート被覆、小滴を乾燥する段階からなる。
上文の段階a)の溶液にはカチオン反応性でない1種又は複数種の酵素分解可能 な多糖類を含ませることができ、その後これらの非反応性多糖類は形成されるコ アセルベート中でからんだ酵素分解可能な構成単位を形づくる。
そのような1種又は複数種のカチオン非反応性多糖類の比率は変動させることが でき、1種又は複数種のカチオン反応性のそれの比率を十分に超えることができ るが、唯一の制限は後者が一緒に母材を保持するコアセルベート構造を形成する ために十分な量で存在すべきことである。前掲の記述からそのような多糖類の適 当な例はデキストラン又はその誘導体である。
カチオン反応性で酵素分解可能な多糖類は好ましくはペクチン又はその塩又はそ の誘導体、例えばペクチン酸カリウムである。
本発明のコアセルベーション工程に使用することができる2価又は3価カチオン の例はCa2“ Hg 2 +″、^13+″、Fe”、Fe”である。
上文の段階C)における酵素分解可能な多糖類又は多糖類混合物を基材とする外 側被覆層の形成において、段階b)で得られる小滴を好ましくは少な(とも1つ のカチオン反応性で結腸酵素反応性多糖類を含む水溶液で処理する前に洗浄する 。薬物含有母材コアの調製の場合におけるように、多糖類溶液は追加のカチオン 反応性でない酵素分解可能な多糖類又は多糖類組合せ、並びに1種又は複数種の 他の充填剤物質を含ませることもできる。このようにして、母材中に既に存在す る多価カチオン、すなわちコアセルベーション工程において生ずる浸透圧により コアセルベート小滴中に浸透し、そして小滴中に過剰に存在するカチオンと多糖 類とが反応して球状の無薬物コアセルベート外側被覆層が生ずる。その後これら のカチオンは小滴から滲出し、そして小滴表面上で1種又は複数種のカチオン反 応性多糖類と反応して小滴の回りにコアセルベート殻を形成する。
上文に記述のように製造した外側の薬物のない多糖類を基材とする層を持つ薬物 含有コアセルベート小滴又はペレットはコアセルベーションに使用した多価カチ オンにより互いに接続した多糖類の鎖を含有する。正常な胃酸機能を持つ患者の 胃においては、水素イオンが外層及びペレットのコアの両方に浸透し、そしてイ オン交換により多価カチオンを水素イオンで置き換え、多糖類鎖を大部分非錯体 化状態にし、そしてカチオン接続よりもむしろ立体的効果により多少まとまって いる。実際に、そのようなカチオン接続の除去は多糖類鎖が酵素的に切られた場 合、ペレット母材コア及び被覆層が結腸内で容易に崩壊し、それによりその中に 分散させた薬物の瞬間的放出を実現するために極めて好ましいことを見出した。
従ってコアセルベートベレット(ここで使用する用語ペレットは乾燥した形態を 指す)の製造方法は、好ましくはペレット又はペレットに乾燥する前のコアセル ベート小滴の水素イオンによる後処理を含み、これにより胃内の水素イオンの低 濃度に苦しむ患者においてさえ結腸内の酵素的切断によりコアセルベート母材コ ア及び外側被覆層の適当な崩壊並びに薬物の速やかな放出が生ずることを確実に する。イオン交換の程度は、もちろん水素イオン濃度及び接触時間の如何による 。デキストランを含有するペレットの場合、水素イオン含有溶液はペレットから のデキストランの放出を防ぐために十分な濃度のデキストランを含ませるのが好 ましい。
異常に高い胃内水素イオン濃度を持つ患者においては、カチオン接続の除去特に 外側保護コアセルベート層におけるそれが過度に過剰になることがあり、それぞ れ母材コア及び保護層を弱め、それによりペレットが胃と小腸を通過する際機械 的損傷に対する抵抗性が減少することは理解できることである。従って、胃内の 高い水素イオン濃度に耐えることができる外側コアセルベート保護層をつくり、 そして同時にコアセルベート小滴又は少なくとも外側コアセルベート保護層の機 械的強度を増すため、場合により水素イオン処理したコアセルベート小滴の多価 カチオンを用いる後処理を、それらをペレットに乾燥する前に実行することがで きる。コアセルベーション工程におけるより高いカチオン濃度で実行するカチオ ン処理により、多糖類中のより多くの荷電CO〇−基が多価イオンと反応し、こ のようにして多糖類鎖はより高度に相互接続される。従って、多糖類鎖の間にカ ップリング点が多くあればある程、保護被覆層はより高い水素イオン濃度に耐え 、ペレットが胃を通過する間に弱められることがない。
そのようなカチオン処理による外側保護層の補強は、少なくとも重要なことであ るが、後続の製造工程すなわち洗浄及び乾燥の間の損傷に対してこの層をいっそ う抵抗性にする。
例えばペクチンコアセルベートの場合、外側保護被覆層はカリウムイオン、例え ばKCI/CaC1!溶液を用いる処理によっても補強することができ、カリウ ムイオンはペクチンのゲル強度を増す。
従って、製造されたベレット製剤の化学的及び機械的特性は上述の水素イオン及 び/又はカチオン処理の方法により調節することができる。薬物のないコアセル ベート保護コーティングを含み、そして場合により上述の後処理のいずれか一方 又は両方を行ったペレットは、所望によりさらに慣用的な腸溶性コーティングの 適用により保護することができる。そのような水素イオンで後処理したペレット に適用する腸溶性コーティングは、ペレットが下方の結腸に至る全工程の輸送の 間ベレットの錯体化の程度は変化しないまま保持し、結腸に到達するとコーティ ングは溶解し、それによりペレットは所望の酵素分解を受ける。
本発明の結腸選択的組成物は、もちろんコアセルベーション法以外の方法によっ てもつ(ることかでき、それは当業者の容易に実現し得ることである。
本発明によるコアセルベーション法はその一般的実施態様において、カチオン反 応性多糖類例えばペクチン酸カリウム(好ましくは低分子エステル化、すなわち カルボン酸の一部分が例えばメチルエステル化されている)を、場合により追加 の1種又は複数種の酵素分解性多糖類及び/又は非分解性充填剤と一緒に水に溶 解してその水溶液をつくることにより実行することができる。次いで1種又は複 数種の薬物を溶液に添加してその中に溶解又は分散させ、生ずる溶液又は分散液 を好ましくは真空下に置いて脱気する。次いで溶液を2価又は3価カチオンを含 む水溶液又はアルコール溶液に滴加し、液滴をカチオン反応性多糖類及びカチオ ンの間の反応により固化させる。
次に、その際形成される球体又は液滴はカチオン反応性多糖類例えば上述のペク チン酸カリウムの溶液を用いる処理、場合によりある他の1種又は複数種の多糖 類/1種又は複数種のポリマーを充填剤として添加することによる処理により保 護被覆層を備える。この最後に球体を一例として次のように処理する。
1、 水で洗浄。
2、 ペクチン酸カリウム及び他の多糖類の水溶液を用いる処理。
3、 水で洗浄。
4.2価/3価カチオン又は水素イオンの溶液を用いる処理。
5、 水で洗浄。
6、 場合によりエタノールで洗浄。
7、 ペレットに乾燥。
生ずるペレットを次いで、場合により水素イオン(例えば塩酸0.001〜10 M)を用いて0.1分より長く、場合により真空及び/又は圧力を用いて処理し 、その後それらを蒸溜水で洗浄し乾燥する。又はそのような水素イオン処理を、 球体をペレットに乾燥する前に実行することができる。
本発明はさらにいくつかの限定しない特定の実施例として記述し、参考として添 付の図面を示すものであり、その中で第1図は種々の環境下における本発明の結 腸選択的薬物ベレットからの薬物放出を示す略図である。
配合表 それぞれ母材、カチオン溶液及び保護被覆層の基礎配合表の例を最初に示し、こ れには次の製造実施例で使用するそれぞれの成分の特定の量及び成分の一般的使 用範囲を示す。
母材の基礎配合表: 限 界 蒸溜水 1929 192g ペクチン酸カリウム 8g 水の0.O1〜20%W/Wペクチン Og 水の O〜5%w/w Avicel(微結晶セルロース) Oq 水の0〜8%w/vデキストラン  509 飽和溶液に対して0%w/vの水薬物 19 水の0.O1〜50%w /w温度 0〜100℃ カチオン溶液の第1基礎配合表 限 界塩化カルシウム 2h 飽和溶液に対し て0.001%W/Vの水蒸溜水 9809 98h エタノール 980g98h 保護層の基礎配合表 蒸溜水 1929 1921F ペクチン酸カリウム 1g 水の0.O1〜20%W/Wペクチン 0.25q  水の0〜15%W/W^vicel(微結晶セルロース) h 水の0〜8% w/vデキストラン 109 飽和水溶液に対して0%実施例1:ブデソニド組 成物 デキストランの量が20gであることを除いて上に示す母材の基礎配合表を使用 する。
ペクチン酸カリウム、デキストラン及び薬物ここではブデソニド(Budeso nide)を完全に混合する。得られる粉末混合物を蒸溜水に激しく撹拌しなが ら添加する。温度を好ましくは20〜25℃に維持する。生ずる溶液を撹拌して すべての粉末を溶解するか又は懸濁し、次いでこれを高真空下に約30分置き、 その後この溶液を2%w/w塩化カルシウム水溶液に滴下する。
次いで形成されたコアセルベート球体を上に示す保護層の基礎配合表により調製 した溶液を使用する保護被覆を用いて被覆する。従って、ペクチン酸カリウム、 ペクチン及びデキストランを蒸溜水に溶解する。球体を水で洗浄した後、それら を調製したばかりの溶液を用いて処理する。
得られるコアセルベート球体を次の方法のいずれか一つにより後処理する。
1、 コアセルベート球体を蒸溜水で完全に洗浄し、そして乾燥してペレットに する。
2、 コアセルベート球体を蒸溜水で完全に、そしてアルコールで5〜15秒の 短時間洗浄し、次いで乾燥してペレットにする。
3、 コアセルベート球体を蒸溜水で完全に洗浄し、次いで0.001〜IOM 塩酸、ここでは特に0.1夏塩酸を用いて0.1分より長く、場合により真空下 及び/又は加圧下で処理する。次いで球体を洗浄し、乾燥してペレットにする。
4、 コアセルベート球体を洗浄し乾燥してペレットにし、次いでこれを0.0 01〜IOM塩酸、ここでは特に0.1麗塩酸を用いて0.1分より長(、場合 により真空下及び/又は加圧下で処理する。次いで球体を洗浄し、乾燥してペレ ットにする。
5、 コアセルベート球体を上文のカチオン溶液として第−又は第二基礎配合表 に定義するように調製したカチオン溶液で0.1分より長く処理する。次いで球 体を蒸溜水及び場合によりエタノールで洗浄し、その後乾燥して母材を192g の蒸溜水、16gのペクチン酸カリウム及び1gのブデソニドから実施例1にお けると同じように調製する。生ずるコアセルベート球体を次に、場合により実施 例1の後処理法1〜5のいずれか一つにより後処理アデソニドを薬物とする上文 に示す基礎母材配合表を使用し、但し1gのAvicelを含有させそしてデキ ストランを除いて、実施例1及び2におけるように母材を調製89のペクチン酸 カリウムと1gのオルサラジン・ナトリウム(olsalazine sodi um)を完全に混合し、次いで粉末混合物を192gの蒸溜水に激しく撹拌しな がら、適切には20〜25℃の温度で添加する。得られる溶液を撹拌してすべて の粉末を溶解し、その後高真空下に約30分置く。
脱気した溶液を次に99.5%エタノール中の2%塩化カルシウム溶液に滴加す る。生成するコアセルベートをエタノールで洗浄し、乾燥してペレットにする。
乾燥前保護コアセルベート被覆層を適用する。生ずるペレットを0゜001〜I OM塩酸を用いて実施例1の後処理法4により後処理することができる。
母材を実施例1に記述のように192gの蒸溜水、8gのカチオン反応性ペクチ ン酸カリウム(^/S KQbenhavnsPektindfabrik、C openhagen、Dena+arkから供給されるGenu Pectin  LMIIICSZ)及び4gのヒドロコルチゾンから調製した。得られるコア セルベート球体に、次に192gの蒸溜水、6gのカチオン反応性ペクチン酸カ リウム(Genu Pectin LMIIICSZ)及び2gの非反応性ペク チン(Genu Pectin Type DD)の混合物をその重量の9倍の 蒸溜水で希釈したものを用いて実施例1に記述のように保護被覆層を与えた。
生ずる被覆ペレットにつき、次にその胃腸管通過を模擬するように設計したイン ビトロ試験を行った。この試験においては、ペレットを0.IM EICIで1 20分、リン酸塩/クエン酸塩緩衝液(pH7,0)で120分、そして最後に ペクトリアーゼの存在下で順次処理した。周囲溶液に放出されるヒドロコルチゾ ンを試験の間UV測定により監視した。
結果を添付の第1図に示す。図面からヒドロコルチゾンの放出は0、IM EC I (胃の中の状態に類似)中及びリン酸塩/クエン酸塩緩衝液(小腸の中の状 態に類似)中では低いことが分かる。これに対して結腸内の状態を模擬するペク トリアーゼの存在下では放出はかなり増加する。
実施例6:ステロイド組成物 コアセルベート球体を実施例1に記述のように、一方では200gの蒸溜水、4 gのカチオン反応性ペクチン酸カリウム(^/S KQbenhavns Pe ctindfabrik、 Copenhagen。
Denmarkから供給されるGenu Pectin LIIIIIC3Z)  、2 yの非反応性ペクチン(Genu Pectin Type DD)、 8gのAvicel、189のDextran T2O(Kabi Pharm acia AB、LlppsalaSweden)、及び3.19のステロイド (ブデソニド)からなるペクチン酸塩溶液:他方では26.5gの(a(J’2 −2■20.709のDextran T2O、及び蒸溜水で10009にする 塩化カルシウム溶液を調製した。水で洗浄後、処理により形成された球体に保護 被覆層を実施例1におけるように200gの蒸溜水及び6gの反応性ペクチン酸 カリウム(Genu PectinLMIIIC3Z)からなる表面重合溶液を 用いて適用した。混合物は使用前1ニアに希釈した。次いで被覆した球体を水次 にエタノールで洗浄し、乾燥しモして1009の0.1211塩酸及び189の Dextran T2Oの混合物で2時間処理した。
水次いでエタノールで洗浄後、球体を乾燥し、そしてゼラチンカプセルに充填し た。
FIo、 1 要 約 書 (i)1種又は複数種の活性物質をその中に分散させて持つ母材コア、及び(i f)活性物質を含まない外側被覆層からなる1種又は複数種の治療上活性の物質 の経口デリバリ−のための結腸選択的医薬組成物であって、前記組成物は前記母 材コア及び被覆層は結腸内に通常存在する酵素により選択的に分解可能である組 成物。少なくとも1つの治療上活性の物質を母材材料と混合して1種又は複数種 の活性物質をその中に分散させて持つ母材コアをつ(す、そして前記母材コアを 、活性物質をその中に含まない材料でコーティングして無薬物保護被覆層を持つ 母材コアをつ(る段階からなる結腸選択的医薬組成物の製造方法であって、前記 方法において前記母材及び被覆層材料は結腸内で酵素により分解可能である少な くとも1つの物質を基材とする方法。
国際調査報告 ++1−III−ml^−+cel1m−へPCT/SE 91100475国 際調査報告 PCT/SE 91100475

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(i)1種又は複数種の活性物質をその中に分散させて持つ母材コア、及び (ii)活性物質をなにもその中に分散させていない外側被覆層からなる1種又 は複数種の治療上活性の物質の径口デリバリーのための結腸選択的医薬組成物で あって、前記組成物において前記母材コア及び被覆層は結腸内に通常存在する酵 素により選択的に分解可能である組成物。
  2. 2.母材コア、及び好ましくは被覆層も結腸酵素により選択的に分解可能な少な くとも1つの多糖類を基材とする請求項1記載の組成物。
  3. 3.酵素的に分解可能な多糖類の少なくとも1つが好ましくは多価カチオン架橋 によりコアセルベートを形成する請求項2記載の組成物。
  4. 4.酵素分解可能な1種又は複数種の多糖類がペクチン及び塩及びその誘導体か らなる群より選ばれる請求項2又は3記載の組成物。
  5. 5.コアセルベートを形成する1種又は複数種の多糖類の外に母材コア及び被覆 層の少なくとも1つがコアセルベート形成に含まれない1種又は複数種の酵素分 解可能な多糖類を含む請求項3又は4のいずれか一項記載の組成物。
  6. 6.1種又は複数種の追加の多糖類がデキストラン及びその誘導体からなる請求 項5記載の組成物。
  7. 7.母材コア及び被覆層の少なくとも1つが胃腸管内で酵素的に分解可能でない 1種又は複数種の充填剤物質を含む請求項1〜6のいずれか一項記載の組成物。
  8. 8.(i)少なくとも1つの治療上活性の物質を母材材料と混合して1種又は複 数種の活性物質をその中に分散させて持つ母材コアをつくり、そして(ii)前 記母材コアを、活性物質をなにもその中に分散させていない材料でコーティング して無薬物保護被覆層を持つ母材コアをつくる段階からなる経口投与用結腸選択 的医薬組成物の製造方法であって、前記方法において前記母材及び被覆層材料は 結腸内で酵素により選択的に分解可能である少なくとも1種の物質を基材とする 方法。
  9. 9.a)結腸内で酵素により選択的に分解されることが可能な少なくとも1つの カチオン反応性多糖類を含む第一の溶液をつくり、前記溶液は少なくとも1つの 治療上活性の成分をその中に分散又は溶解して含んでおり、 b)前記第一の溶液を多価カチオンから選ばれる少なくとも1員を含む第二の溶 液に滴加して前記カチオンで錯体化した前記カチオン反応性多糖類のコアセルベ ート小滴を形成させ、前記コアセルベート小滴は少なくとも1つの治療上活性の 成分をその中に分散させて持ち、そして c)生じたコアセルベート小滴を結腸内で酵素により選択的に分解することが可 能な少なくとも1つのカチオン反応性多糖類を含む第三の溶液と接触させ、前記 1種又は複数種の多糖類をコアセルベート小滴中の過剰のカチオンと反応させて その上に前記治療上活性の成分のないコアセルベート被覆層を形成させ、そして 場合により生ずるコアセルベート被覆小滴を乾燥する段階からなる請求項8記載 の方法。
  10. 10.保護被覆層を形成させるために使用する少なくとも1つのカチオン反応性 多糖類がコアセルベート母材コアの形成のために使用する多糖類又は多糖類混合 物からなる請求項9記載の方法。
  11. 11.少なくとも1つのカチオン反応性多糖類がペクチン及び塩及びその誘導体 からなる群より選ばれる請求項9又は10のいずれか一項記載の方法。
  12. 12.カチオン反応性多糖類がペクチン酸塩である請求項11記載の方法。
  13. 13.多価カチオンがCa2+、Mg2+、Al3+、Fe2+及びFe3+か らなる群より選ばれる請求項9〜12のいずれか一項記載の方法。
  14. 14.第一及び第三の溶液の少なくとも1つが結腸内で選択的酵素分解を受けや すいが、しかしながらカチオン反応性でない少なくとも1つの追加の多糖類から なる請求項9〜13のいずれか一項記載の方法。
  15. 15.少なくとも1つのカチオン非反応性多糖類がデキストラン及びその誘導体 からなる請求項14記載の方法。
  16. 16.第一及び第三の溶液の少なくとも1つが胃腸管内で酵素的に分解可能でな い少なくとも1つの充填剤物質例えばセルロース及びその誘導体を含む請求項9 〜15のいずれか一項記載の方法。
  17. 17.少なくとも1つの多価カチオンを用いる処理により保護層で被覆したコア セルベート小滴を補強する段階をさらに含む請求項9〜16のいずれか一項記載 の方法。
  18. 18.被覆層で被覆して得られたコアセルベート小滴又はペレットを水素イオン で処理して一部の錯体化カチオンを水素イオンで置き換える段階をさらに含む請 求項9〜17のいずれか一項記載の方法。
JP91512398A 1990-07-04 1991-07-03 治療用組成物及びその製造方法 Pending JPH05508156A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9002339A SE9002339L (sv) 1990-07-04 1990-07-04 Terapeutisk komposition och foerfarande foer dess framstaellning
SE9002339-1 1990-07-04
PCT/SE1991/000475 WO1992000732A1 (en) 1990-07-04 1991-07-03 Therapeutical composition and process for its preparation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05508156A true JPH05508156A (ja) 1993-11-18

Family

ID=20379936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP91512398A Pending JPH05508156A (ja) 1990-07-04 1991-07-03 治療用組成物及びその製造方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5505966A (ja)
EP (1) EP0610178B1 (ja)
JP (1) JPH05508156A (ja)
AT (1) ATE145132T1 (ja)
AU (1) AU8227291A (ja)
DE (1) DE69123159T2 (ja)
DK (1) DK0610178T3 (ja)
ES (1) ES2094815T3 (ja)
GR (1) GR3022337T3 (ja)
SE (1) SE9002339L (ja)
WO (1) WO1992000732A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011524890A (ja) * 2008-06-19 2011-09-08 ユニバーシティ・オブ・ジ・ウィトウォーターズランド・ヨハネスブルク 1を超える活性医薬成分の部位特異的デリバリーのための医薬剤形

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK89592D0 (da) * 1992-07-07 1992-07-07 Helle Broendsted Laegemiddelafgivelsesindretning samt fremgangsmaade til fremstilling deraf
ES2068154B1 (es) * 1993-07-13 1995-11-16 Cantabria Ind Farmaceutica Sa Nuevas formulaciones analgesicas con amplio intervalo de accion.
ES2068762B1 (es) * 1993-07-21 1995-12-01 Lipotec Sa Un nuevo preparado farmaceutico para mejorar la biodisponibilidad de drogas de dificil absorcion y procedimiento para su obtencion.
DE4331539A1 (de) * 1993-09-17 1995-03-23 Basf Ag Dextranester, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung zur Umhüllung oder Einbettung von Arzneimitteln
JP4071823B2 (ja) * 1993-11-17 2008-04-02 コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼイション 脂肪酸送達システム
US5849327A (en) * 1994-07-29 1998-12-15 Advanced Polymer Systems, Inc. Delivery of drugs to the lower gastrointestinal tract
US5656294A (en) * 1995-06-07 1997-08-12 Cibus Pharmaceutical, Inc. Colonic delivery of drugs
US5811388A (en) * 1995-06-07 1998-09-22 Cibus Pharmaceutical, Inc. Delivery of drugs to the lower GI tract
US6231888B1 (en) 1996-01-18 2001-05-15 Perio Products Ltd. Local delivery of non steroidal anti inflammatory drugs (NSAIDS) to the colon as a treatment for colonic polyps
US5840332A (en) * 1996-01-18 1998-11-24 Perio Products Ltd. Gastrointestinal drug delivery system
WO1997027843A2 (en) * 1996-01-30 1997-08-07 Advanced Polymer Systems, Inc. Targeted delivery of drugs to the lower gastrointestinal tract
US6764690B2 (en) * 1996-05-29 2004-07-20 Delsitech Oy Dissolvable oxides for biological applications
KR100219918B1 (ko) * 1997-07-03 1999-09-01 김윤 대장선택적 약물전달용 조성물
DE19732903A1 (de) 1997-07-30 1999-02-04 Falk Pharma Gmbh Pellet-Formulierung zur Behandlung des Intestinaltraktes
US7022683B1 (en) 1998-05-13 2006-04-04 Carrington Laboratories, Inc. Pharmacological compositions comprising pectins having high molecular weights and low degrees of methoxylation
KR20000011247A (ko) * 1998-07-23 2000-02-25 김윤 다당류를이용한대장선택성약물전달조성물및약학제제
EP1146862B1 (de) 1999-01-29 2003-04-23 Disphar International B.V. Pharmazeutische zusammensetzungen
CN1285333C (zh) * 2000-06-07 2006-11-22 张昊 结肠定位释放的口服制剂及其制备方法
US6720005B1 (en) 2000-07-07 2004-04-13 The State Of Oregon Acting By And Through The State Board Of Higher Education On Behalf Of Oregon State University Coated, platform-generating tablet
EP1174127A1 (en) * 2000-07-21 2002-01-23 Nederlandse Organisatie Voor Toegepast-Natuurwetenschappelijk Onderzoek Tno Composition for targeted release of an actvie substance and process for producing such a composition
ATE377048T1 (de) * 2000-09-06 2007-11-15 Ap Pharma Inc Abbaubare polyacetal-polymere
US7494669B2 (en) * 2001-02-28 2009-02-24 Carrington Laboratories, Inc. Delivery of physiological agents with in-situ gels comprising anionic polysaccharides
US6777000B2 (en) * 2001-02-28 2004-08-17 Carrington Laboratories, Inc. In-situ gel formation of pectin
US6590059B2 (en) * 2001-05-11 2003-07-08 Ap Pharma, Inc. Bioerodible polyorthoesters from dioxolane-based diketene acetals
US20030152630A1 (en) * 2001-05-11 2003-08-14 Ng Steven Y. PEG-POE, PEG-POE-PEG, and POE-PEG-POE block copolymers
US6524606B1 (en) * 2001-11-16 2003-02-25 Ap Pharma, Inc. Bioerodible polyorthoesters containing amine groups
EP1455751A1 (en) * 2001-12-20 2004-09-15 Pharmacia Corporation Zero-order sustained released dosage forms and method of making the same
FR2843301B1 (fr) * 2002-08-09 2004-10-22 Centre Nat Rech Scient Forme galenique pour la delivrance colique de principes actifs
FR2843302B1 (fr) * 2002-08-09 2004-10-22 Centre Nat Rech Scient Forme galenique pour la delivrance colique de principes actifs
JP2006507298A (ja) * 2002-10-30 2006-03-02 ファルマシア コーポレーション 経口持続放出型錠剤、ならびにその製造法および使用法
US7825106B2 (en) * 2003-09-03 2010-11-02 Agi Therapeutics Ltd. Modified release formulations and methods of treating inflammatory bowel disease
US7737133B2 (en) 2003-09-03 2010-06-15 Agi Therapeutics Ltd. Formulations and methods of treating inflammatory bowel disease
US20070258879A1 (en) * 2005-12-13 2007-11-08 Philip Morris Usa Inc. Carbon beads with multimodal pore size distribution
US8273376B2 (en) 2006-11-17 2012-09-25 Da Volterra Colonic delivery of metallo-dependent enzymes
WO2009126742A2 (en) * 2008-04-08 2009-10-15 Appian Labs, Llc Enzyme mediated delivery system
CZ302789B6 (cs) * 2009-11-25 2011-11-09 Zentiva, K. S. Zpusob zvýšení rozpustnosti farmaceuticky aktivních látek a cílený (kontrolovaný) transport do streva
CA3019745A1 (en) * 2016-03-30 2017-10-05 Vital Beverages Global Inc. Compositions and methods for selective gi tract delivery

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3959457A (en) * 1970-06-05 1976-05-25 Temple University Microparticulate material and method of making such material
US4024073A (en) * 1972-01-08 1977-05-17 Toray Industries, Inc. Hydrogel and production thereof
US3946110A (en) * 1974-05-30 1976-03-23 Peter, Strong Research And Development Company, Inc. Medicinal compositions and methods of preparing the same
US4042073A (en) * 1976-05-27 1977-08-16 Dana Corporation Disc brake mechanism actuating means
US4507327A (en) * 1983-05-23 1985-03-26 Q.P. Corporation Process for preparing edible products in the form of capsules
US4695463A (en) * 1985-05-24 1987-09-22 Warner-Lambert Company Delivery system for active ingredients and preparation thereof
SE459005B (sv) * 1985-07-12 1989-05-29 Aake Rikard Lindahl Saett att framstaella sfaeriska polymerpartiklar
DE3601132A1 (de) * 1986-01-16 1987-07-23 Christian Bannert Verfahren zur behandlung der schleimhaut
FR2608456B1 (fr) * 1986-12-18 1993-06-18 Mero Rousselot Satia Microcapsules a base de gelatine et de polysaccharides et leur procede d'obtention
US4915948A (en) * 1987-08-31 1990-04-10 Warner-Lambert Company Tablets having improved bioadhesion to mucous membranes
US4965252A (en) * 1988-06-28 1990-10-23 Hauser-Kuhrts, Inc. Cholesterol-lowering combination compositions of guar gum and niacin
DE68915494T2 (de) * 1988-03-09 1995-01-05 Snow Brand Milk Products Co Ltd Zubereitung mit verzögerter freigabe durch verwendung von alginaten.
FR2645439B1 (fr) * 1989-04-07 1991-06-21 Oreal Procede de preparation de capsules d'alginate(s) particulierement adaptees a un usage cosmetique, appareil pour sa mise en oeuvre et composition cosmetique contenant lesdites capsules

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011524890A (ja) * 2008-06-19 2011-09-08 ユニバーシティ・オブ・ジ・ウィトウォーターズランド・ヨハネスブルク 1を超える活性医薬成分の部位特異的デリバリーのための医薬剤形

Also Published As

Publication number Publication date
EP0610178B1 (en) 1996-11-13
SE9002339L (sv) 1992-01-05
US5505966A (en) 1996-04-09
DE69123159D1 (de) 1996-12-19
AU8227291A (en) 1992-02-04
GR3022337T3 (en) 1997-04-30
SE9002339D0 (sv) 1990-07-04
EP0610178A1 (en) 1994-08-17
WO1992000732A1 (en) 1992-01-23
DE69123159T2 (de) 1997-04-10
ES2094815T3 (es) 1997-02-01
DK0610178T3 (da) 1997-04-14
ATE145132T1 (de) 1996-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05508156A (ja) 治療用組成物及びその製造方法
US6319518B1 (en) Colon selective drug delivery composition
EP0467975B1 (en) Sustained-release oral drug dosage form
El-Gibaly Oral delayed-release system based on Zn-pectinate gel (ZPG) microparticles as an alternative carrier to calcium pectinate beads for colonic drug delivery
JPH072645A (ja) pH作動性浸透破裂放出用製剤
JPS5859916A (ja) ブロモヘキシンの遅延放出剤型およびその製造方法
Bhopatkar et al. Ionotropic alginate beads for controlled intestinal protein delivery: Effect of chitosan and barium counter-ions on entrapment and release
JPS58172313A (ja) 腸溶性軟カプセル
EP2367421A1 (en) Oral formulations
WO2020060426A1 (en) An oral preparation containing sodium butyrate
Ramana Preparation and In-vitro characterization of ethylcellulose coated pectin alginate microspheres of 5-fluorouracil for colon targeting
US20230181479A1 (en) Polymer based formulation for release of drugs and bioactives at specific git sites
CN109106695A (zh) 一种布洛芬结肠靶向缓释微球的制备方法
CZ296459B6 (cs) Perorální farmaceutická kompozice pro cílený transport komplexu platiny do kolorektální oblasti, zpusob její prípravy a tato kompozice pro pouzití jako lécivo
WO2002049621A1 (en) Enteric-coated drug formulations and their manufacture
RU2440104C2 (ru) Композиция покрытия, содержащая крахмал
TW200932289A (en) Enteric sustained-release coated core and pharmaceutical dosage form and manufacturing method thereof
KR100212432B1 (ko) 대장 약물전달 조성물
SK1795A3 (en) Drug delivery device and method of this production
JP3343144B2 (ja) マイクロカプセル
US20060073204A1 (en) Modified release oral pharmaceutical composition
JPS60139703A (ja) 酸性多糖類の不溶化方法
JPS60174729A (ja) 抗癌医薬組成物
CN114432457A (zh) 一种消化道凝胶保护剂
Nguyen et al. Novel Sustained Release Tablet of Glipizide: Compression of Coated Drug Beads, Formulation, Dissolution, and Convolution