JPH05507173A - 長尺電気抵抗ヒーター - Google Patents

長尺電気抵抗ヒーター

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JPH05507173A JP91509663A JP50966391A JPH05507173A JP H05507173 A JPH05507173 A JP H05507173A JP 91509663 A JP91509663 A JP 91509663A JP 50966391 A JP50966391 A JP 50966391A JP H05507173 A JPH05507173 A JP H05507173A
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 長尺電気抵抗ヒータ一 本発明は、抵抗加熱要素、特にPTC挙動を示す導電性ポリマー組成物から作ら れた抗加熱要素を有して成る自己制御性ストリップヒーターを有して成る電気デ バイスに関する。
発明への導入 多(の用途の場合、例えばパイプまたはタンクのような基材を抵抗加熱要素を有 して成る長尺ヒーターにより加熱することが望ましい。抵抗要素と導電性基材と の間における電気的短絡を防止するために、抵抗加熱要素の周囲に電気絶縁性ジ ャケットを供給することがしばしば必要である。そのような絶縁性ジャケットは 電気的絶縁および環境的保護を提供するが、適当な摩耗抵抗を有さないことがあ る。結果として、靭性および摩耗抵抗のために絶縁ジャケット上にブレードを供 給することがしばしばある。ブレードが金属製である場合、接地ブレードとして も作用する。
発明の要約 近年、ポリマー絶縁ジャケットを有する長尺ヒーター、特に自己制御性導電性ポ リマーヒーターの易燃性を減らすことが強く望まれている。長尺ヒーターの易燃 性を評価する標準的な方法は、レファレンス・スタンダード・フォー・エレクト リカル・ワイヤーズ、ケーブルズ、アンド・フレキシブル・コーグ(Refer ence 5tandard for Electirical fires、  Cables、 and Flexible Cords)、Uk15 81、No、1080 (1983年8月15日)に記載されているアンダーラ イターズ・ラボラトリ−・ヴイー・ダブリュー (Undervriter’  s Laboratory vW) −1燃焼試験である。ポリオレフィンジャ ケットおよび/またはポリオレフィン系の導電性ポリマーを有して成る抵抗要素 を含むヒーターは、フルオロポリマージャケントおよび/またはフルオロポリマ ーを有して成る抵抗要素よりvw−1試験に合格しにくい。金属接地ブレードを 有して成るヒーターは、対応するブレードを有さないヒーターより一般的にはよ り燃え易い。ヒーターの易燃性は、小さい易燃性を有するポリマーを(絶縁ジャ ケットおよび/または導電性ポリマーからできている場合は抵抗要素に)使用す ることにより、例えばポリオレフィンの代わりにフン素化ポリマーを使用するこ とにより減らすことができる。易燃性は、また、難燃剤、例えば二酸化ニアンチ モンおよび/またはハロゲン含有添加剤をポリマーに含ませることにより減らす ことができる。しかしながら、これらの方法では、コストおよび重量が増える、 処理が困難である、また、可撓性のような物性に悪影響があるなどの欠点が問題 となる。更に、ハロゲン含有物質の使用が禁止されたり、抑制されたりする環境 がある。
我々は、長尺ヒーターの易燃性は、追加の絶縁ジャケットを供給することにより 、あるいは単一のノヤケット(2つの絶縁ジャケットの一方を含む)を2つまた はそれ以上のジャケットに置き換えることにより減らすことができることを見い だした。このようにすると、vw−1試験に不合格のヒーターをvw−1試験に 合格するものに変換することができる。現存するヒーターの通常のジャケットの 上に、またはその下に追加の絶縁ツヤヶソトを加える場合、追加の絶縁ジャケッ トの材料の易燃性により(これにより影響を受けるがもしれないが)易燃性の減 少は決定されない。通常は可燃性と見なされる材料でできたジャケットであって も有効であり得る。例えば、既知のヒーターの通常の絶縁ジャケットの周囲にポ リエチレンテレフタレートの薄いフィルムを巻き付けることにより易燃性を顕著 に減少させることができた。同様に、単一の絶縁ツヤヶットを2つの絶縁ジャケ ットの組み合わせにより置換する場合、この組み合わせは易燃性以外の性質につ いては単一のジャケントと実質的に同等の組み合わせであってよい。例えば、単 一のポリオレフィン系絶縁ジャケットを、同じ材料がらできており、また、同じ 全体の肉厚を有する2つの絶縁ジャケットにより置換することにより易燃性を低 下てきることを我々は見いだした。
過去に、2つ(またはそれ以上)の絶縁ジャケットを有する長尺ヒーターが使用 され、または、そのようなヒーターを使用することが提案されてきたが、それは 、我々の知る限りでは易燃性に関する目的のためのものではない。そのような既 知のヒーターは、それ自体、我々の発明の一部分を構成するものではないことは もちろんである。しかしながら、我々の発明は、絶縁ジャケットの既知の組み合 わせを使用するが、既知のヒーターとは、例えばそのような組み合わせが以前に 周囲に配置されていたものとは異なる加熱コアを使用する点で、異なるヒーター を含む。特に、本発明は、従来技術においてはヒーターコア(またはヒーターの 1つまたはそれ以上の他の要素)に関する理由故に選択されていた絶縁ツヤヶッ トの既知の組み合わせを含む新規なヒーターコアを含む。そのような理由は、新 規なヒーターには当て嵌まらない。
第1の要旨において、本発明はVW−1燃焼試験に合格する長尺ヒーターを提供 し、該ヒーターは、 (1)抵抗加熱要素を有して成るコア。
(2)(a)コアを包囲し、また、 (b)有機ポリマーを含んで成る第1絶縁材料でできている第1絶縁ジヤケツト 、および (3)第1絶縁ジヤケツトを包囲し、また、それに接触する第2絶縁ジヤケツト を有して成り、 ヒーターの要素は、(a)第2絶縁ジヤケツトを含まない以外は実質的に同じで あるヒーターがVW−1燃焼試験に不合格となり、また(b)第1絶縁ジヤケツ トを含まない以外は実質的に同じであるヒーターがvw−1燃焼試験に不合格と なるようになっている。
第2の要旨において、本発明は、基材を加熱するためのヒーターアッセンブリを 提供し、このアッセンブリは、 (1)(a)抵抗加熱要素を有して成るコア、(b)コアを包囲し、有機ポリマ ーを含んで成る第1絶縁材料からできている第1絶縁ジャケット、および (C)第1絶縁ジヤケツトの周囲に第2絶縁材料の予備成形テープまたは金属化 ポリマーテープを巻き付けて、その結果、テープの縁が重なるようにすることに より形成された第2絶縁ジヤケツトであって、テープは好ましくはポ?ジエステ ルを含んで成り、0.005インチ以下の厚さを有する第2絶縁ジヤケツト を有して成るヒーター、ならびに (2)PVC,好ましくはPVCフオームを含んで成る絶縁層を有して成り、 該ヒーターは基材と接触するように配!され、絶縁層により囲まれている。
図面の簡単な説明 第1図および第2図が本発明の長尺ヒーターの断面図を示す図面により本発明を 説明している。
発明の詳細な説明 本発明の長尺ヒーターは、好ましくは、以下に説明しく「燃焼試験J (Fla metest)と称する)、また、レファレンス・スタンダード・フォー・エレ クトリカル・ワイヤーズ、ケーブルズ、アンド・フレキ/プル・コーグ、U、L 1581゜No、1080 (1983年8月15日)に記載されているアンダ ーライターズ・ラボラド+)−VW−1垂直ワイヤー燃焼試験に合格する。この レファレンス・スタンダードの記載事項を本発明においても参照できる。
本発明の長尺ヒーターは、抵抗加熱要素を有して成り、第1絶縁ジヤケツトおよ び第2絶縁ジヤケツトにより包囲されたコアを有して成る。第1絶縁ジヤケント は内側ジャケットであり、第2絶縁ジヤケツトは外側ジャケットである。本発明 は、第1ジヤケツトの材料、厚さなどを第2ジヤケツトに使用でき、その逆も可 能であるヒーターを含むことが理解されよう。
また、ヒーターコアは、好ましくは、その間で並列に接続された抵抗加熱要素を 有する2本の長尺電極を有して成る。しかしながら、直列または直列/並列混合 ヒーターも使用できる。抵抗加熱要素は連続ストリップの形態または複数の間隔 を隔てて離れた個々の!llO!llI要素の形態であってよい。加熱要素を剛 性を有する、脆性を有する、または硬質の材料から製造する場合、後者の配列が 好ましい。コアが2本の間隔を隔てて離れた電極を有して成る場合、電極は通常 中実または撚り金属ワイヤー、例えばスズ−またはニッケルー被覆銅線であるが 、他の導電性材料、例えば導電性塗料、金属箔またはメソシュを使用できる。複 数の加熱要素が存在する場合、それぞれは電極l:電気的に、また、物理的に接 続されている。
電極は、全体的に、または部分的に抵抗要素の材料中に埋設され、あるいは抵抗 要素の表面に取り付けれられていてよい。加熱要素が連続ストリップの形態であ る場合、電極はその中に埋設されていてよく、あるいはカマス(Kamath) の米国特許第4.459.473号に記載されいるように(本明細書においてこ れを参照できるが)、連続ストリップは、例えば、場合によって存在する電気絶 縁性のスペーサーにより離されている電極の周囲にファイバーを巻き付けること により、それぞれの電極と交互に間欠的に接触を形成してよい。
抵抗加熱要素はいずれの適当な抵抗材料でできていてもよく、例えばBaTi2 O3のような導電性セラミック、酸化マグネシウムもしくは酸化アルミニウムの ような金属酸化物、あるいは好ましくは導電性ポリマー組成物からできていてよ い。導電性ポリマー組成物は、ポリマー成分およびその中に分散または分布して いる粒状導電性充填剤を含んで成る。ポリマー成分は有機ポリマー(この用語は 、シロキサンを含むものとして使用している。)、非結晶熱可塑性ポリマー(例 えばポリカーボネートまたはポリスチレン)、エラストマー(例えばポリブタジ ェンまたはエチレン/プロピレン(EPDM)ポリマー)またはこれらの少なく とも1種を含んで成るブレンドであってよい。特に好ましいのは、結晶性有機ポ リマー、例えば1種またはそれ以上のオレフィンのポリマー、特にポリエチレン ;少なくとも1種のオレフィンおよびそれと共重合可能な少なくとも1種のモノ マーのコポリマー、例えばエチレン/アクリル酸、エチレン/アクリル酸エチル およびエチル/酢酸ビニルコポリマー:溶融成形可能なフルオロポリマー、例え ばポリビニリデンフルオライドおよびエチレンテトラフルオロエチェン、ならび にそのようなポリマーの2種またはそれ以上のブレンドである。そのような結晶 性ポリマーは、組成物がPTC(抵抗正温度係数、positive temp erature coefficient of resistance)挙動 を示すのが望ましい場合に特に好ましい。本明細書においては、rPTC挙動」 なる用語は、少なくとも2.5のR14値および/または少なくとも10のR1 00値を有する組成物または電気デバイスを意味するものとして使用し、好まし くは少なくとも6のR3゜値を有する必要がある。ここで、R14は、14℃の 温度範囲の終わりと最初における抵抗率の割合(比)であり、R100は、10 0℃の温度範囲の終わりと最初における抵抗率の割合であり、R8゜は30℃の 温度範囲の終わりと最初における抵抗率の割合である。また、組成物は、粒状の 導電性充填剤、例えばカーボンブラック、グラファイト、金属、金属酸化物また は粒状の導電性ポリマー、あるいはこれらの組み合わせを含んで成る。場合によ り、導電性ポリマー組成物は、不活性充填剤、抗酸化剤、安定剤、分散剤、架橋 剤または他の成分を含んで成る。混合は、好ましくは溶融処理、例えば溶融押出 により行う。組成物は、放射線照射または化学的手段により架橋してよい。電極 が長尺ワイヤーを有して成り、抵抗加熱要素が導電性ポリマー組成物を有して成 る自己制御性ストリップヒーターが特に有用である。本発明において使用するの に適当な導電性ポリマーおよび本発明に基づいて絶縁ジャケットを修正できるヒ ーターは、米国特許第3.838.144号(ベダード(Bedard)ら)、 同第3.861.029号(スミス−ヨハンセン(Smith−Johanns en)ら)、同第4.017.715号(ホワイトニー(Whiteney)ら )、同第4.188.276号(ライオンズ(Lyons)ら)、同第4.23 7.441号(ファン・コニ不ンブルグ(van Konynenburg)ら )、同第4.242.573号()くトリワーラ(Batliwalla) )  、同第4.246.468号(ホース? (Horsma) ) 、同第4. 334゜148号(カムペ(Kampe) ) 、同第4.334.351号( ソポリー(Sopory) )、同第4.388.607号(トイ(Toy)ら )、同第4.398.084号(ウオルティ−(laity) ) 、同第4. 400.614号(ソポリー)、同第4.425゜497号(リアリー(Lea ry) ) 、同第4.426.339号(カマス(Kamath)ら)、同第 4,435.639号(グアヴイソチ(Gurevich) ) 、同第4.4 59゜473号(カマス)、同第4.470.898号(ペネック(Penne ck)ら)、同第4.514.620号(チェノ(Cheng)ら)、同第4. 534,889号(ファン・コニネンブルグら)、同第4.547.659号( リアリー)、同第4.560.498号(ホースマら)、同第4.582.98 3号(ミツドグレイ(Midgley)ら)、同第4.574.188号(ミツ ドグレイら)、同第4.591.700号(ソポリー)、同第4.658.12 1号(ホースマら)、同第4,659.913号(ミツドグレイら)、同第4. 661.687号(アフクハムバワー(Afkhampour)ら)、同第4. 673.801号(リアリー)、同第4.764.664号(カマスら)、同第 4.774.024号(ディープ(Deep)ら、同第4.775.778号( ファン・コニネンブルグら)および同第4.980.541号(シエイフ(Sh are)ら):ヨーロッパ特許公開第38,713号、同第38.718号、同 第74.281号、同第197.759号および同第231.068号:ならび に国際公開第WO90/11001号(バトリワーラら)および同第WO911 03822(エメット(E闘ett)に記載されている。これらの特許、公開お よび出願の開示事項を本明細書において参照できる。
加熱要素が、埋設された電極を有する導電性ポリマーの連続ストリップの形態で ある場合、ストリップの断面形状はいずれの適当な形状であってもよく、例えば 矩形、丸または亜鈴状であってよい。多くの有用な長尺ヒーターは、PTC挙動 を示す導電性ポリマー組成物からでき、ヒーターの長さに沿って実質的に一定の 断面を有するコアを有して成る。断面のアスペクト比が小さい程、VW−1燃焼 試験においてヒーターの性能が良好であることを我々は見いだした。加熱要素の 断面の最小寸法(しばしばヒーターの厚さである)に対する加熱要素の断面の最 大寸法(しばしば電極の軸である)に対する割合は、多くの場合7:1を越えず 、好ましくは3.1を越えず、特に21を越えず、例えば約1・1である。
断面の最大寸法はしばしば1インチ(254cm)以下、例えば06インチ(1 3cm)以下であり、および/または断面の最大面積は1.25インチ” (8 ,0cm2)以下、例えば05インチ’ (3,2cm”)以下である。
第1絶縁ジャケットは、コアを包囲(そして、好ましくは接触)し、有機ポリマ ーを含んて成る。適当なポリマーには、導電性ポリマー組成物において使用する のに適当なもの、ならびにポリウレタンのような他のポリマーが含まれる。とり わけ、第1絶縁/ヤケソトに使用するポリマー組成物は、例えばA1□03・3 H20のような難燃剤もしくは5b203および臭素化難燃剤の混合物または池 の充填剤によりしばしば変性されるので、比較的可撓性であるポリマーが好まし い。
コアと第1絶縁ツヤケントとの間で良好な物理的結合が存在するのが望ましい場 合、コアおよび第1絶縁ジヤケツトに使用する組成物は同じポリマーを含んてよ い。第1絶縁ジヤケツトはいずれの好都合な手段を用いてコアに適用してもよく 、例えば溶融成形、溶液流延またはコア上への予備成形ソート材料の成形によっ てよい。一般的には、チューブダウン(tube−down)または加圧押出( pressureextrusion)法によりコア上にジャケットを溶融押し 出しするのが好ましい。ヒーターをアニールする必要がある場合、即ち、コアの ポリマー成分の結晶溶融点以上で熱処理する場合、第1絶縁ジヤケツトの有機ポ リマーの融点は、コアの融点より高い必要がある。一般的には、第1絶縁ジヤケ ツトは0.075インチ(019cm)以下、好ましくは0050インチ(0, 125cm)以下、特に0.040インチ(0,1Cm)以下、例えば0.01 5〜0.030インチ(0,04〜0゜073cm)の厚さを有する。
第2絶縁ジャケットは第1絶縁ジヤケツトを包囲する。第2絶縁ジヤケツトは、 第1絶縁ジヤケツトにしばしば接触し、第1絶縁ジヤケツトに結合してよい。第 2絶縁ジヤケツトは、第1絶縁ジヤケツトと同じであっても、または異なっても よい有機ポリマーを含んで成ってよ(、あるいはガラス、例えばガラス繊維、セ ラミック、織りまたは不織繊維製品、金属、例えばアルミニウム箔、あるいは絶 縁金属、例えば金属化ポリエステルのようなもう1つの物質を含んで成ってよい 。
可撓性および軽量化のために、第2絶縁ジャケットは有機ポリマーを含んで成る 絶縁材料であるのが好ましい。ある用途の場合、第2絶縁ジヤケツトの少なくと も75重量%の有機ポリマーは、第1絶縁/ヤケノドの有機ポリマーの少なくと も75重量%と同じであるのが好ましい。
好ましい態様ては、第2絶縁/ヤケツトは、0.020インチ(0,04cm) 以下、特に0.010インチ(0,02,5cm)以下、より特に0.006イ ンチ(0゜15cm)以下、最も特に0.005インチ(0,13cm)以下、 例えば0.001〜0005インチ(0,002〜0.01.3cm)の厚さを 有する。特に適当であるのは、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレー ト、デュポン(DuP。
nt)から商品名マイラー(Mylar、商標)で市販)、ポリイミド(例えば デュポンから商品名カプトン(Kapton、商標)で市販されているフィルム )、ポリビニリデンフルオライド(例えばペンウォルト(Pennwalt)か ら商品名カイナー(Kynar、商標)で市販されているフィルム)、ポリテト ラフルオロエチレン(例えばデュポンから商品名テフロン(Teflon、商標 )で市販されているフィルム)またはポリエチレンのようなポリマーのフィルム である。更に、アルミニウム被覆ポリエステルも有用であり、絶縁材層からの湿 気または可塑剤がコアまたは第1絶縁ジヤケツトに浸透して損傷を与えるのを防 止することが重要である用途に特に有用である。シート、即ち、予備成形フィル ムまたはテープの形態であるそのようなフィルムを、第1絶縁ジヤケツトの周囲 に巻き付けてよく、例えば重ね目がヒーター上を螺旋状に走るように螺旋状に、 あるいはヒーター上を重ね目が真っすぐに走るようにいわゆる「巻きタバコ巻き 付け」で巻き付けてよい。普通の条件下では、接着剤を存在させることなく螺旋 状巻き付けまたは巻きタバコ状巻き付けを行い、従って、絶縁層は、湿気の侵入 に対して完全なバリヤーを提供しない。従って、これらのヒーターは、長い時間 浸漬する必要がある用途には、例えば水分の多い土壌用のヒーターに使用するの には適当ではないだろう。そのような時間の間に流体が巻き付けた絶縁材の重ね 目から入ってくることがあり得る。あるいは、他のいずれかの適当な方法、例え ばチューブダウン法による、あるいは溶液流延による溶融押出を用いてフィルム を構成する材料を第1絶縁ジヤケント上に形成してよい。ある場合では、第2絶 縁ジヤケツトを構成する材料は、VW−1試験の条件下で第2ジヤケツトが燃焼 する前に収縮するように配向されているものであってもよい。
1つの態様では、第2絶縁ジヤケツトの材料は、第1絶縁ジヤケツトの材料と同 じである。
1つの態様では、第1および第2ジヤケツトの全体の厚さは、0025インチ( 0,06cm)以下である。
ある態様では、金属製ブレードを第2絶縁ジヤケツト上に供給してよい。
第2絶縁層がポリエステルフィルムまたは金属化(積層化アルミニウム)ポリエ ステルフィルムのようなフィルムを有して成る場合、第2絶縁層は、外部の絶縁 層、特にポリ塩化ビニル(PVC)フオームからの可塑剤の浸透により生じるヒ ーターの抵抗の増加から保護するのに非常に有用に成り得る。そのようなフオー ム絶縁材は、ヒーターをパイプまたは他の基材の周囲に巻き付ける場合にヒータ ーを絶縁(隔離)するために一般的に使用される。
本発明を図面により説明するが、第1図は、本発明の長尺ヒーター1の断面図で ある。2本の電極5.7の周囲に形成された導電性ポリマー組成物3を有して成 る抵抗加熱要素は、第1絶縁ジヤケツト9により包囲されている。第2絶縁ジヤ ケツト11、例えばポリエチレン、ポリエステルまたはポリイミドのような絶縁 ポリマーの薄いフィルム、アルミニウムのような薄い金属箔または金属化ポリマ ーフィルムは、重なり領域13が存在するような方法で第1絶縁ジヤケントの周 囲に巻き付けられている。場合により、金属接地ブレード15が第2絶縁ノヤケ ツトを覆う。
第2図は、本発明の第2の長尺ヒーターの断面図である。この態様では、抵抗加 熱要素は、導電性ポリマー組成物3および2本の長尺電極5.17を有して成り 、薄い第1絶縁ジヤケツト9および薄い第2絶縁ジヤケツト11により包囲され ている。
以下の実施例により本発明を説明する。
実施例1−19 それぞれの実施例の場合、以下に説明するヒーター1の手順でヒーターストリ・ ツブを製造した。ある実施例においては、その次に、説明するように第2絶縁ジ ヤケツトをヒーターストリップに巻き付けた。ブレード付きと示したヒーターの 場合、28AWGスズ被覆銅ワイヤーの5本ストランドを有して成る金属ブレー ドを第2絶縁ジヤケツトまたは単一の絶縁ジャケット上に形成して表面の86〜 92%を覆った。ブレードは約0.030インチ(0,076cm)の厚さを有 し、これは18AWGワイヤーに相当する。それぞれのヒーターを以下に説明す る燃焼試験を用いて試験した。
ヒーター1 第工表の組成1に記載の成分を予備混合して、次に、同時回転2軸スクリ;−押 出機で混合してベレットを形成した。それぞれが0.031インチ(0,079 cm)の直径を有する2本の22AWG7/30mり二・7ケル/銅ワイヤーの 周囲に1,5インチ(3,8cm)押出機によりこのベレット化組成物を押し出 して、ワイヤー中心からワイヤー中心までの電極間隔が0.106インチ(0, 269cm)でワイヤーの間の中点における厚さが0.083インチ(0,21 1ea)のコアを製造した。エチレン/酢酸ビニルコポリマー(EVA)10重 量%、中密度ポリエチレン36.8%、エチレン/プロピレンゴム10.3%、 デカブロモジフエニkt*サイF (DBDPO)23.49fi、酸化アンチ モン(Sb203)8.5%、タルク9.4%、酸化マグネシウム1.0%およ び抗酸化剤0.7%を含む組成物を含んで成る厚さ0.030インチ(0,07 6c+a)の第1絶縁シヤケ・ソトを次にコア上に押し出した。このジャケット 付きヒーターを15Mradの線量で照射しブニ。
ヒーター2 第工表の組成2に記載の成分を使用して、ヒーター1の手順を使用して、ヒータ ーを製造し、押し出し、ツヤケットを供給し、照射した。
ヒーター3 第1表の組成3に記載の成分を使用して、ヒーター1の手順を使用して、ヒータ ーを製造し、押し出し、ツヤケントを供給し、照射した。
燃焼試験 レファレンス・スタンダード・フォー・エレクトリカル・ワイヤーズ、ケーブル ズ、アンド・フレキシブル・コープ、UL1581.No、1080 (198 3年8月15日)に記載されているアンダーライターズ・ラボラトリ−(UL) VW−1垂直ワイヤー燃焼試験の手順に従ってヒーターを試験した。この記載は 、本明細書において参照できる。この試験では、長さ19.68インチ(0,5 111)のヒーターサンプルを幅12インチ(30,5cm) 、奥行14イン チ(35,)CIl+)高さ24インチ(61,0cm)の寸法で上と前面が開 いた金属エンクロージャー内に垂直状態で保持する。このエンクローシャーを通 風の無い排気フード内に配置する。厚さ0.25〜1.0インチ(0,6〜2. 5cm)の未処理外科用綿の水平層をヒーターの下でフードの床上に配置する。
幅0.5インチ(1,3cm)の非強化60ポンドクラフトペーパー(94g/ +a”)のストリップから作ったインジケーターフラッグ(indicator  flag)をヒーターの頂部付近に位置させ、エンクロージャーの背面に向か って0.75インチ(1,9cm)突出させる。816℃の火炎先端温度および 1.5インチ(3,8CIn)の円錐状の青色火炎を有するチリル(Tirri ll)ガスバーナーを、ペーパーフラッグの下の縁の下方10インチ(25,4 cm)の距離でヒーターの前の箇所に5回順次適用する。試験火炎の順次適用の 間の時間は、(1)サンプルの燃焼が15秒以内に終了する場合は、15秒であ り、あるいは(2)燃焼が15秒以上続(が60秒以下である場合は、サンプル の燃焼時間の間である。
この試験に合格するには、試験火炎の5回の15秒の適用のいずれの後でもサン プルは60秒以上「燃焼」してはならない。更に、エンクロージャーの底部でサ ンプルの下にある綿は、試験の間に引火してはならず、サンプルの頂部Iこある ペーパーフラッグはその面積の25%以上損傷を受けたり、あるいは燃焼しては ならない。
それぞれのヒーターについて、少な(とも5つのサンプルを燃焼試験条件下で試 験した。1つまたはそれ以上のサンプルが5回の火炎適用に耐えて試験に合格し たヒーターの場合、全部のサンプルが破壊するまで試験を継続した。試験に合格 したサンプルのパーセント数および破壊までに火炎を適用した回数を第■表に記 載した。
(重量%で示した成分) EEAは、エチレン/アクリル酸エチルコポリマーである。
MDPEは、中密度ポリエチレンである。
CBは、粒子寸法が28nmのカーボンブラックである。
抗酸化剤は、米国特許第3.986.981号に記載されている、平均重合度が 3〜4の4,4−チオビス(3−メチル−1−6−6−ブチルフェノール)のオ リゴマーである。
5b2o3は、粒子寸法が1,0〜1.8μmの二酸化ニアンチモンである。
DBDPOは、(デカブロモジフェニルエーテルとしても知られている)デカブ ロモジフェニルオキサイドである。
第■表 第■表の注釈: PE5lは、ベルチャーーハミルトン・コーポレイション(Pelcher−H amilton Corporation)からファネソクス(P hanex 、登録商標)IHCとして市販されている、厚さ0.001インチ(0,OO2 5cm)の透明ポリエステルフィルムである。
PE52は、ベルチャーーハミルトン・コーポレイノヨンからファネソクスYV Cとして市販されている、厚さ0001インチ(0,OO25cm)の白色ポリ エステルフィルムである。
PE53は、ネプコ・コーポレイション(Nepco Corporation )から製品番号N0.1232とじて市販されている、厚さ0001インチのポ リエステルおよび0001インチ(0,0025cm)のフィルムラミネートで ある。
AI/PEsは、厚さ0.001インチ(0,0025cm)のアルミニウム化 ポリエステルフィルムである。
A1は、厚さ0.001インチ(0,OO25c++1)のアルミニウム箔であ る。
TFEは、ケムファブ・コーポレイション(Kemfab Corpratio n)からDFlooとして市販されている、厚さ0.002インチの多層流延ポ リテトラフルオロエチレンフィルムである。
PIは、デュポンからカプトンHN200として市販されている、厚さ0.00 2インチ(0,OO5cm)のポリイミドフィルムである。
ガラスは、フレイン(Crane)からフレイングラス(Craneglas)  230として市販されている、厚さ0.005インチのガラス繊維織りテープ である。
PEIは、ギリズ・アンド・レイン(Gillis and Lane)から市 販されている、厚さ1.25インチ(0,OO3cm)の低密度ポリエチレンフ ィルムである。
PE2は、ギリズ・アンド・レインから市販されている、厚さO,OO3インチ (0,008cm)の低密度ポリエチレンフィルムである。
PVF2は、ペンウォルトから市販されている、厚さ0.002インチ(0,0 05c11)のカイナーポリビニリデンフルオライドフィルムである。
実施例24(比較例) エチレン/アクリル酸エチル39重量%、中密度ポリエチレン39%、カーボン ブラック22%および抗酸化剤10%を含んで成る導電性組成物を調製し、それ ぞれが領031インチ(0,079cm)の直径を有する、2本の22A、WG 7/30撚りニッケル/銅ワイヤー上に押し出してほぼ円形形状のコアを製造し た。コアの直径は約0145インチ(0,368cm)であり、電極の間隔は、 ワイヤーの中心からワイヤーの中心までで約0.075インチ(0,191,c m)であった。次に、30重量%の難燃剤(Sb2038%およびDBDP02 2%)を含む熱可塑性ゴム(リッチホールド・ケミカルズ(Richhold  Chemicals)から市販されているTPR(登録商標)8222B)を含 んで成る、厚さ0035インチ(0,089cm)の第1絶縁ジヤケツトをコア 上に押し出した。ジャケット付きヒーターを約10 Mradの線量で照射した 。vw−1条件下で試験した場合、ヒーターは破壊した。
実施例25 実施例24の手順に従ってヒーターコアを製造した。熱可塑性ゴム(リッチホー ルト・ケミカルズから市販されているTPR8222B)を含んで成る、厚さ0 020インチ(0,051cm)の第1絶縁ジヤケントをコア上に押し出した。
次に、同じ材料を含んで成る、厚さ0.018〜0020インチ(0,046〜 0、051cI11)の第2絶縁ジヤケツトを第1絶縁ジヤケツト上に押し出し た。ジャケットを供給したヒーターを約1(Thiradの線量で照射した。こ のヒーターは、”v’W−1試験に合格した。
実施例26(比較例) エチレン/アクリル酸エチル293重量%、高密度ポリエチレン324%、カー ボンブラック172%、酸化亜鉛20.2%、加工助剤0.6%、および抗酸化 剤05%を含んで成る導電性組成物を調製し、2本の16AWG19擦りニッケ ル/銅ワイヤ−(それぞれの直径は、0.05フインチ(0,145cm) ) 上に押し出してワイヤーの中心からワイヤーの中心までのワイヤー間隔が026 0インチ(0,660cm)のコアを製造した。ワイヤーの間においてヒーター コアの断面はほぼ矩形であった。次1こ、実施例1にて説明した/ヤヶット用組 成物を含んで成る、厚さ0.030インチ(0,076cm)の第1絶縁/ヤケ ツトをコア上に押し出した。次に、スズ被覆銅接地ブレードを第1絶縁ジヤケツ トの周囲に配置した。このヒーターはvw−1試験に合格した。
異なる絶縁層と接触する場合、88°C(190″’F)における熱的エージン グ(経時変化)に対するヒーターの応答は、ヒーターを長さ12インチ(30, 5cm)に切断して電極を一端で露出させて測定した。他方の端部を熱収縮性エ ンドキャップにより覆って湿気または他の流体が侵入するのを防止した。それぞ れのサンプルを厚さ0375インチ(0,95cm)のアルミニウムプレート上 に配置し、次に、厚さ0.38〜0.75インチ(0,97〜1.90cm)の 絶縁材シートにより覆った。厚さ0.125インチ(0,32cm)のアルミニ ウムのトッププレートを絶縁材層の上に配置した。21℃(70°F)における 抵抗値を測定して初期抵抗とし、次に、サンプルを88℃に加熱した空気循環オ ーブンに配置した。
周期的にサンプルをオーブンから取り出し、21℃まで冷却し、その抵抗値を測 定した。エージング後の抵抗値を初期値で割ることにより「正規化抵抗J:RN を算出した。試験の結果を第■表に示す。
実施例27 厚さ0001インチ(00025cm)のポリエステルフィルムスIHCとして ペルチャー−ハミルトン・コーポレイションから市販)でできている第2絶縁層 を第1絶縁層と接地ブレードとの間に第1絶縁層の周囲に螺旋状に巻き付けるこ とにより挿入した以外は、実施例26に従ってヒーターを製造した。試験の結果 を第■表に示す。
実施例28 第2絶縁層が厚さ0.001インチ(0. 0 0 2 5cm)のアルミニウ ム化ポリエステルフィルムからできている以外は、実施例27に従ってヒーター を製造した。
試験の結果を第■表に示す。
ポリエステルまたは金属化ポリエステルを巻き付けたヒーターは、可塑剤を含む PVCフオーム対して露出した場合、優秀な性能を有したことが明らかである。
第■表に対する注釈 シリコーン(Silicone)は、インスレクトロ(Insulectro) からコーラスティック(Cohrlastic)フオーム、ソフトグレードとし て市販されているシリコーンフオームの厚さ0.38インチ(0,97cm)の シートである。
ルーバテックス(Rubatex、商標)は、ルーバテックスから市販されてい る厚さ0.75インチ(1,91cm)のポリ塩化ビニルフオーム絶縁材である 。これは、可塑剤を含んでいる。
アーマテックス(Armatex、商標)は、アームストロング(Armstr ong)から市販されている厚さ0.7.5インチ(1,91cm)のポリ塩化 ビニルフオーム絶縁材である。これは、可塑剤を含んでいる。
要約書 抵抗加熱要素のコアが第1絶縁ジヤケツト(9)および第2絶縁ジヤケツト(1 1)により包囲されている長尺ヒーター。好ましい態様では、抵抗加熱要素のコ アは、導電性ポリマー組成物(3)を含んで成り、ヒーターはVW−1燃焼試験 に合格する。第2絶縁ジヤケント(11)は、第1絶縁ジヤケツト(9)と同じ 材料からできていてよい。ある用途の場合、第2絶縁ジヤケツトは薄いフィルム 、例えばポリエステルフィルムであるのが好ましい。
国際調査報告 kmr11+1−−−+ a−−b−−++ pcT/I!<Q+ /n11り 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.VW−1燃焼試験に合格する長尺ヒーターであって、(1)抵抗加熱要素を 有して成るコア、(2)(a)コアを包囲し、また、 (b)有機ポリマーを含んで成る第1絶縁材料からできている第1絶縁ジャケッ ト、および (3)第1絶縁ジャケットを包囲してそれに接触する第2絶縁ジャケットを有し て成り、 ヒーターの要素は、(a)第2絶縁ジャケットを含まない以外は実質的に同じヒ ーターはVW−1燃焼試験に不合格となり、また、(b)第1絶縁ジャケットを 含まない以外は実質的に同じヒーターはVW−1燃焼試験に不合格となるように なっているヒーター。 2.以下の特徴: (1)第1絶縁ジャケットおよび第2絶縁ジャケットの少なくとも一つの厚さは 、0.015インチ(0.038cm)以下、好ましくは0.010インチ(0 .025cm)以下、特に0.005インチ(0.013cm)以下であること 、(2)第2絶縁ジャケットは、第1絶縁ジャケットの周囲に予備成形されたテ ープを巻き付けることにより形成されていること、(3)ヒーターは、第2絶縁 ジャケットを包囲する金属製ブレードを含んでいること、 (4)第1絶縁材料の有機ポリマーの少なくとも75重量%は、ポリウレタン、 ポリビニリデンフルオライドおよびポリエチレンの1種またはそれ以上から選択 されるポリマーでないポリマーであること、(5)第2絶縁ジャケットは、有機 ポリマーを含んで成り、有機ポリマーの少なくとも75重量%は、ポリエチレン 、エチレン/テトラフルオロエチレンコポリマーおよびフッ素化エチレンプロピ レンコポリマーの1種またはそれ以上から選択されるポリマーでないポリマーで あること、(6)第2絶縁ジャケットは、有機ポリマーを含んで成る第2絶縁材 料からできており、第1絶縁材料中の有機ポリマーの少なくとも75重量%は第 2絶縁材料中の有機ポリマーの少なくとも75重量%と同じであること、(7) 第2ジャケットは、チューブダウン押出法により形成されていること、(8)ヒ ーターのコアは、 (a)PTC挙動を示す導電性ポリマー組成物からでき、ヒーターの長さに沿っ て実質的に一定の断面を有する抵抗加熱要素、および(b)抵抗加熱要素内に埋 設されている2本の長尺の間隔を隔てて離れている電極 を有して成り、 加熱要素の断面の最小寸法に対する加熱要素の断面の最大寸法の割合は、7:1 を越えず、好ましくは3:1を越えず、特に2:1を越えず、例えば約1:1で あり、断面の最大寸法は、好ましくは1インチ(2.54cm)以下、特に0. 6インチ(1.52cm)以下、より特に0.35インチ(0.89cm)以下 、更に特に0.2インチ(0.51cm)以下であり、あるいは断面の最大面積 は、好ましくは1.25インチ2(8.06cm2)以下、特に0.5インチ2 (3.23cm2)、より特に0.1インチ2(0.65cm2)以下、更に特 に0.04インチ2(0.26cm2)以下、最も特に0.02インチ2(0. 13cm2)以下であること、(9)ヒーターのコアは、 (a)2本の長尺の間隔を隔てて離れた電極、および(b)それぞれの電極と間 欠的に交互に接触する連続ストリップの形態である抵抗加熱要素 を含んで成ること、 (10)ヒーターのコアは、 (a)2本の長尺の間隔を隔てて離れた電極、および〔b)それぞれが各電極と 接触する複数の間隔を隔てて離れた抵抗加熱要素を含んで成ること、 (11)第2ジャケットは、VW−1試験の条件下で第2ジャケットが燃焼する 前に収縮するように配向されている有機ポリマーを含んで成る第2絶縁材料から できていること、 (12)第2ジャケットは第1ジャケットに結合されていないこと、(13)第 1ジャケットの厚さおよび第2ジャケットの厚さは合計で0.040インチ(0 .10cm)以下、好ましくは0.025インチ(0.064cm)以下である こと、 (14)ヒーターのコアが、 (a)PTC挙動を示す導電性ポリマー組成物からできている抵抗加熱要素、お よび (b)抵抗加熱要素に埋設されている2本の長尺の間隔を隔てて離れた電極を有 して成る場合、 加熱要素の周囲に第1絶縁ジャケットを配置した後に、加熱要素のいずれのポリ マーの結晶融点以上の温度まで加熱要素を加熱することを含んで成る方法により ヒーターが形成されていないこと、 (15)第1および第2絶縁ジャケットが、第1絶縁材料からできて第1および 第2ジャケットの厚さの総和と同じ厚さを有する単一の絶縁ジャケットにより置 換されていることを除いて、実質的に同じであるヒーターはVW−1試験に不合 格であるように第1絶縁材料はなっていること、(16)第1および第2絶縁ジ ャケットが、第2絶縁材料からできて第1および第2ジャケットの厚さの総和と 同じ厚さを有する単一の絶縁ジャケットにより置換されていることを除いて、実 質的に同じであるヒーターはVW−1試験に不合格であるように第2絶縁材料は なっていること、(17)ヒーターは、第2絶縁ジャケットを包囲する金属製ブ レードを含んでいること、ならびに (18)抵抗加熱要素、第1絶縁ジャケットおよび第2絶縁ジャケットの少なく とも1つは、臭素含有成分を含まず、好ましくは塩素含有およびヨウ素含有成分 を含まず、特に全てのハロゲン含有成分を含まないことの少なくとも1つが存在 する請求の範囲第1項記載のヒーター。 3.抵抗加熱要素は、 (a)導電性ポリマーの連続ストリップの形態であり、(b)PTC挙動を示し 、および (c)導電性ポリマーに埋設された2本の長尺電極を含んで成る導電性ポリマー を含んで成る請求の範囲第1項記載のヒーター。 4.第2絶縁ジャケットは、第1絶縁ジャケットに接触し、(a)有機ポリマー を含んで成り、また、(b)第1絶縁材料と同じである 第2絶縁材料からできている請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のヒーター 。 5.第2絶縁ジャケットは、第1絶縁ジャケットの周囲に第2絶縁材料の予備成 形テープをその縁が重なるように巻き付けることにより形成されている請求の範 囲第1〜4項のいずれかに記載のヒーター。 6.テープの厚さは、0.005インチ(0.0013cm)以下、好ましくは 0.002インチ(0.005cm)以下である請求の範囲第5項記載のヒータ ー。 7.テープは、ポリエステルを含んで成り、好ましくはポリエチレンテレフタレ ートから本質的に成る請求の範囲第6項記載のヒーター。 8.(4)第2絶縁ジャケットを包囲してそれに接触する金属製ブレードを更に 有して成る請求の範囲第7項記載のヒーター。 9.テープの縁がシールされないで重なるので水分の多い環境におけるヒーター の用途として適当ではない請求の範囲第5項記載のヒーター。 10.基材を加熱するヒーターアッセンブリであって、(1)(a)抵抗加熱要 素を有して成るコア、(b)コアを包囲し、有機ポリマーを含んで成る第1絶縁 材料からできている第1緯緑ジャケット、および (c)縁か重なるように第1絶縁ジャケットの周囲に第2絶縁材料の予備成形テ ープまたは金属化ポリマーテープを巻き付けることにより形成された第2絶縁ジ ャケット を有して成るヒーター、ならびに (2)PVC、好ましくはPVCフォームを含んで成る絶縁層を有して成り、該 ヒーターは基材と接触して配置され、絶縁層により包囲されているヒーターアッ センブリ。
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