JPH05506967A - 変圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 変圧器 本発明は変圧器、特にブレスビームと巻線を取り囲も巻線押圧リングとを有する 発電所用変圧器に関する。

変圧器の巻線は運転中、特に短絡の発生の際に機械的に強い応力を受ける。動的 短絡力によって必然的に変圧器の破損に繋がる巻線の緩みが生じ得る。

この事実は既に計真、設計及び組立の際に考慮される。製造の際の技術的及び工 学的措置の他巻線は変圧器メーカによって高い予備プレス力を付勢される。

通常の方法でブレスビームと巻線押圧リングとの間に配設されている、例えば木 材層部分等の剛固な要素による巻線の支持が実施される。

頻繁な短絡によって特別に応力をうける、例えば鉄道会社の交通導ｌ＆！網にお ける変圧器のような、いわゆる発電所用変圧器ではかかる措置は不十分である。

本発明の課題は冒頭に記載された種類の変圧器を巻線プレス部を育し、巻線プレ ス部は動的短絡力による巻線の緩みを回避するように形成することである。

本発明による変圧器は、ブレスビームと巻線押圧リングとの間に膨張（伸縮）す るばね要素が配設されていることによって特徴づけられる０本発明によって、変 圧器の運転安全性に必要な巻線押圧力が変圧器の全寿命に渡って正しく保持され ることを可能にする。

本発明の特別の構成によれば、ブレスビームはその対称軸線に対して、水平に巻 線押圧リングに面した側に支持面を有する。それによってばね要素の組立のため に上方の押さえが形成される。

本発明のたの構成によれば、ブレスビームはその上端に他の支持面又は突出部を 有する。それによって量産の際にばね要素上へのプレス力の付勢が簡単化される 。

本発明の他の特徴によれば、ぼね要素は巻線鉄心の回りに同心的に配設されてい る。巻線の比較的均一なプレスを達成するために、そのような構成が良好である ことが実証された。

本発明の他の特徴によれば、ばね要素はばね路程をＭＩＩＩシている押圧プラン ジ中によって取り囲まれる、ばねを受けているブツシュから成る。この簡単なば ね要素は、容易に製造可能であるという利点を存する。更に幾分の柔らかさを有 するという利点をももたらす。その上本発明によって変圧器は例えば点検（Ｒｅ ｖｉｓｉｏｎ）の領域に装備されることができる。

本発明の他の特徴によれば、プレスビームに支持された少なくとも１つの調整ね じが設けられており、調整ねしは押圧プランジャ上に作用する。それによって巻 線の永久的プレスが相応した部分の組み込み又は分解なしに可能である。

本発明の特別な構成によれば、ばねは皿ばねである。この丈夫なばねは使用のた めに最も好適である。

本発明の他の構成によれば、予圧されたばねを保持する押圧プランジャの固定部 をブツシュが有する。それによって変圧器の装備が完全に簡単化される。

本発明の特別な特徴によれば、支持面上に上方へ突出する少なくとも１つの案内 ビンが配設されている。それによって必要な液圧シリンダの組み込みのために最 良に位置決めされることができる。

本発明の他の特徴によれば、支持面に孔が設けられている。この孔を通って液圧 シリンダのピストンが押圧プランジャ上に作用する。他方ではこの孔は押圧要素 の案内としても役立つ。

図示の実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。

図１ばばね要素及びその量産の際の変圧器への組み込みを示しそして図２ばばね 要素と変圧器の装備の際のその組み込みを示す。

図１によれば、変圧器はプレスビーム１を有し、プレスビームは巻線押圧リング ３によって取り囲まれた巻線２をヨーク状に把持する０部分的にのみ示されたこ のプレスビーム１は２つの支持面４．５を有し、支持面はその対称軸線に対して 水平に配設されている、その結果Ｃ形の部分プロフィルが生ずる。プレスビーム １と巻線３との間に膨張するばね要素６が配設されている。ばね要素６はブツシ ュ７、ばね、特に重なった皿ばね８及び押圧プランジャ９から成る。プレスビー ム１には押圧プランジャ９上に作用する調整ねじ１０が支持されている。

このばね要素６の組み込みは有利な方法でプレスビーム１の１つ又は複数の案内 ビン１２中に案内されている液圧シリンダ１１によって行われる。上方の押さえ として液圧シリンダ１１に突出部１３又はプレスビーム１の支持面５が役立つ、 プレスビームｌの支持面４の孔１５に差し込まれる押圧要素１４を介して押圧プ ランジャ９上に必要な予圧がかけられる。

調整ねじ１０によって保持される押圧プランジャ９を介しての皿ばね８の固定の 後、液圧シリンダ１１及び押圧要素１４は取り外されることにある。後プレスを 容易にするために、押圧要素１４はプランジャ９とねじ止めされることができる 。

皿ばね８の付設は、壱１２のセント後も運転安全のために必要なプレス力が保持 されるように行われなければならない、プレスの制御及び同時に行われる後プレ スはいつでも可能でありかつ簡単に実施される。

図２によれば、変圧器へのばね要素の挿入が示され、その際図１によるシステム は例えばスペースの理由から使用することができない、このばね要素の組み込み は、例えば点検の領域内で後から行われることができる。

そのために、プレスビーム１の支持面４に既設の孔１５に支持リング１６が又は どうにうに調整ねじ１７のためのねし孔が設けられている。

巻線２は、プレスビーム１と巻線押圧リング３との間に装着される液圧シリンダ １１によって所定の圧力で予圧される。続いて予圧されたばね要素６が装着され る。

ばね要素６の予圧は押圧プランジャ９の路程従ってブツシュ７における皿ばね８ のばね路程を制限する固定部１８を介して行われる。！ｊ［整ねじ１７は押圧プ ランジャ９上に調整されかつ押圧は液圧シリンダ１１によって行われる。液圧シ リンダは取り外し可能である。固定部１日の締付けはシステムの正確に適合した 設計に基づいて続いて行われることができる。

巻線２に対する使用されるばね要素６の数は双方の場合に必要な全プレス力に依 存する。

要約書 本発明の目的は動的短絡による線輪の緩みを回避する変圧器を提供することであ る０本発明の変圧器はブレスビーム１を有し、プレスビームは線輪押圧リング３ によって取り囲まれている線輪２をヨーク状に把持する。ブレスビーム１と線輪 押圧リング３との間に膨張可能なばね要素６が配設される。ばね要素６はプツシ エフ、ばね、特に重なり合った皿ばね８と押圧プランジ中９から成る。ブレスビ ーム１には押圧プランジャ９上に作用する調整ねじ１０が支持される。ブレスビ ームＴの支持面４の孔Ｉ５に導入された液圧シリンダ１１を介して必要な予圧が 押圧プランジャ９上にかけられる＊ｔＪｔ整ねじ１０によって保持される押圧プ ランジャ９を介しての皿ばね８の固定の後液圧シリンダ１１は取外される０本発 明により必要な線輪押圧を変圧器の全寿命に渡って正しく保持され、ばね要素６ は幾分可撓的である。

補正書の写しく翻訳文）提出書 （特許法第１８４条の８） 平成４年１２月７日

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．プレスビームと巻線を取り囲む巻線押圧リングとを有する、変圧器、特に発 電所用変圧器において、 プレスビーム（１）と巻線押圧リング（３）との間に膨張するばね要素（６）が 配設されていることを特徴とする変圧器。
2. ２．プレスビーム（１）がその対称軸線に対して水平に、巻線押圧リング（３） に面した側に支持面（４）を有する、請求項１記載の変圧器。
3. ３．プレスビーム（１）がその上端に他の支持面（５）又は突出部（１３）を有 する、請求項２記載の変圧器。
4. ４．ばね要素（６）が巻線鉄心のまわりに同心的に配設されている、請求項１か ら３までのうちのいずれか一記載の変圧器。
5. ５．ばね要素（６）がばね（８）を受けているブッシュ（７）から成り、ブッシ ュはばね路程を制限する抑圧プランジャ（９）を取り囲んでいる、請求項１から ４までのうちのいずれか一記載の変圧器。
6. ６．プレスビーム（１）に取付けられた少なくとも１つの調整ねじ（１０、１７ ）が設けられている、調整ねじは押圧プランジャ（９）上に作用する、請求項１ から５までのうちのいずれか一記載の変圧器。
7. ７．ばね（８）が皿ばねである、請求項５記載の変圧器。
8. ８．ブッシュ（７）が予圧されたばね（８）を保持する押圧プランジャ（９）の ための固定部（１８）を有する、請求項５から７までのうちのいずれか一記載の 変圧器。
9. ９．支持面（４）に垂直に上方へ突出している少なくとも１つの案内ピン（１２ ）が配設されている、請求項２又は３記載の変圧器。
10. １０．支持面（４）に孔（１５）が設けられている、請求項２、３又は９のうち のいずれか一記載の変圧器。