JPS62279611A - 変圧器鉄心支持装置 - Google Patents

変圧器鉄心支持装置

Info

Publication number
JPS62279611A
JPS62279611A JP62088997A JP8899787A JPS62279611A JP S62279611 A JPS62279611 A JP S62279611A JP 62088997 A JP62088997 A JP 62088997A JP 8899787 A JP8899787 A JP 8899787A JP S62279611 A JPS62279611 A JP S62279611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tensioning
transformer according
bridging
electrical transformer
tightening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62088997A
Other languages
English (en)
Inventor
トマス・エドウィン・バンシャイク
モリス・バーノン・バンデュセン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS62279611A publication Critical patent/JPS62279611A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/26Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
    • H01F27/263Fastening parts of the core together

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は変圧器鉄心の支持装置に関するものであり、更
に詳しくは特に鉄心の窓領域で鉄心の積層鋼板をゆるん
だり振動したりしないように固定する支持装置に関する
ものである。
三相変圧器のある種類では、鉄心は複数の鋼板を適当な
形状に形成し、整合させて積み重ねることにより作られ
る。鉄心は一般に間隔を置いて配置された3つの脚を含
み、これらの脚の各端はそれぞれのヨークによって接続
されている。隣接した脚の間にあって一部がヨークで囲
まれた空間は「窓」と呼ばれる。一般に、各々の脚のま
わりに互に対して同心に設けられた少なくとも2個の巻
線が各々の脚と磁束が通じており、少なくとも1個の窓
を通過する。変圧器の動作中、隣り合う脚の間の窓のま
わりのヨーク部分を介してそれらの脚の間には相互磁束
が通される。
このような変圧器における必要条件は、変圧器の動作中
に鉄心の積層鋼板に誘起される渦電流により生じる磁気
力によってこれらの鋼板がゆるんだり振動したりしない
ように、鉄心の積層鋼板に充分な締付は荷重を動作中維
持しなければならないことである。適切な締付は荷重を
維持するのが特に困難な領域は変圧器の窓に接したヨー
ク部分である。その理由は変圧器の相互磁束すなわちヨ
ークを通って脚と脚の間に流れる磁束が導電性金属部品
で完全に囲まれないようにしなければならないからであ
る(このように囲む金属部品は1ターンのコイルとして
動作し、したがってその中に比較的高い電流が誘起され
る)。相互磁束が金属部品で囲まれると、tg互磁束の
流れによって金属部品に大きな循環電流が誘起されて、
金属部品中に局部過熱点が生じ、これにより変圧器の効
率が低下し、部品や鉄心に回復不能の損傷が生じる恐れ
があるからである。
従来の鉄心締付は方法は、鉄心の積層m仮に設けた孔に
ねじ山付き金属ボルトを通すものであった。しかし、鉄
心部材を通るボルト孔によって、望ましくない応力や磁
束の集中が生じる。鉄心を通る孔をなくすための1つの
方法は、変圧器のヨークの対向する両側面にヨーク締付
は部材として金属製みぞ形材を配置し、ヨークの外周に
沿って複数の金属製スタッドを配置するもので、窓領域
では金属製スタッド等による直接の締付けを行なわない
ものである。すなわち、この方法は金属製みぞ形材によ
り与えられる締付は荷重によって窓領域に圧縮荷重を与
えるものである。これらの締付は荷重はスタッドからの
距離が大きくなるにつれて小さくなる傾向があるので、
上記の方法を用いると、鉄心の積層鋼板に加わる圧縮荷
重が著しく変動し、その結果として変圧器全体の品質と
動作効率が低下する恐れがある。したがって、応力を一
様に分布させる締付は方法を使うことによって鋼板の表
面応力を最小限にすることが望ましい。
鉄心に一様な締付は力を加えるため、他の鉄心締付は装
置ではねじ山付き金属製スタッドが使用されるとともに
、締付は用金属製みぞ形材からスタッドを絶縁するため
にナツトの下に置かれて圧縮力を受ける非金属製ワッシ
ャが使用されている。
このような装置に付随する1つの聞届は、長期間にわた
って大きな、しばしば循環的な熱荷重を受けることによ
り非金属製ワッシャが劣化し、それにより鉄心締付は荷
重が失なわれて鉄心の振動が大きくなることがあるとい
うことである。更に、非金属製ウラシャの電気絶縁性が
ひび割れや汚染等による物理的劣化によって損なわれる
ことかある。すなわち、ひび割れや汚染等によりワッシ
ャの表面上に導電路が形成されるかまたは形成され易く
なり、この導電路はワッシャの中心にある金属製スタッ
ドからワッシャの外周にあるみぞ形材まで比較的短い距
離だけ伸びる。上記の問題を防止するとともに、動作中
一般に高電圧が印加されるコイル間にできるだけ導電性
部品が存在しないようにすることも望ましい。
したがって、本発明の1つの目的は導電性部品で相互磁
束路を完全に囲むことなく変圧器鉄心の積層鋼板を適切
に締付けるための締付は装置であって、装置に悪影響を
与えずに長期間にわたる大きな循環的な熱荷重に耐える
ことができる締付は装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は締付は装置の電気絶縁路の長
さを従来の公知の締付は装置よりも長くすることである
更にもう1つの目的は変圧器のコイル間の高電圧の近傍
から導電性物体を除去することである。
発明の要約 本発明による電気変圧器は、それぞれ第1および第2の
ヨークによって接続された第1および第2の端をそれぞ
れ有する一対の脚、第1のヨークにまたがって配置され
た締付は手段、および締付は手段に結合されて締付は手
段を第1のヨークに圧縮係合させる引張り手段を有する
。引張り手段はそれぞれ締付は手段に結合された第1お
よび第2の端をそなえる電気絶縁性の架橋(またはブリ
ッジ)手段を含んでいて、引張り手段に所定量の張力が
与えられたときに締付は手段を第1のヨークに圧縮係合
させる。
本発明の別の面によれば、複数の積層した鋼板から作ら
れた鉄心を有する電気変圧器に於いて、積層鋼板を圧縮
するだめの引張り手段が、鉄心にまたがって配置された
締付は手段、および架橋手段を有し、架橋手段はそれに
所定量の張力が与えられたときに締付は手段を鉄心に圧
縮係合させるように作用する。架橋手段はポリアミド等
の電気絶縁性材料で構成される。
新規性があると考えられる本発明の特徴は特許請求の範
囲に記載されているが、本発明自体の構成および動作方
法、ならびに上記以外の目的および利点は図面を参照し
た以下の詳細な説明により最も良く理解されよう。
発明の詳細な説明 第1図は本発明による支持装置を含む三相変圧器の正面
図である。以下、本発明を三相変圧器に適用した場合に
ついて説明するが、磁束の流れに悪影響を与えることな
く、かつ金属構造で磁束流路を囲まないようにしながら
締付は力を必要とする任意の変圧器または他の電気装置
に本発明は適用可能である。変圧器10は鉄心22およ
びコイル31,33.35を含む。鉄心22は、はぼ平
行に間隔を置いて配置された3本の脚21,23゜25
、ならびに脚21.23.25のそれぞれの端に接続さ
れた一対のほぼ平行なヨーク24.26で構成されてい
る。ヨーク24は各脚21,23.25の一端を磁気的
に結合し、ヨーク26は各脚21.23.25の他端を
磁気的に結合する。
脚21,23.25ならびにヨーク24.26は通常、
複数の鋼板20を当業者には公知のように適当な形状に
形成して整合させて積み重ねることにより作られる。
締付は手段を構成するみぞ形材の対12(第1図にはそ
の一方のみぞ形材19が示されている)がヨーク24に
またがって配置され、また別の締付は手段を構成するみ
ぞ形材の対14(第1図にはその一方のみぞ形材15が
示されている)がヨーク26にまたがって配置される。
各みぞ形材は通常それぞれ鉄や鋼等の金属のような導電
性材料から形成される。
窓16が脚21および23、ならびにそれらの間のヨー
ク24および26の部分によって限定される。同様に、
窓18が脚23および25、ならびにそれらの間のヨー
ク24および26の部分によって限定される。
変圧器のそれぞれの相に対応するコイル31゜33.3
5はそれぞれ脚21,23.25を円周状に囲んでいる
。コイル21,23.25の各々は一般にそれぞれ少な
くとも2つの巻線で構成される。これらの2つの巻線は
従来、−次巻線および二次巻線と呼ばれている。希望す
る場合、一対の冷却流体人口11および一対の冷却流体
出口13によって、冷却流体を鉄心22に対して熱流通
関係に導入してから排出することにより、鉄心22を冷
却することができる。
複数のブロックまたはフランジ28がみぞ形材15およ
び19の外周に沿った所定の位置に配置されている。ブ
ロック28はみぞ形材15および19と一体としてもよ
いし、あるいは溶接等によりみぞ形材15および19に
堅固に固定してもよい。同様に、対応する複数のブロッ
クまたはフランジ(図示しない)がみぞ形材の対12お
よび14の他方のみぞ形材の外周に沿った所定の位置に
配置されている。みぞ形材15および19に結合された
ブロック28ならびにみぞ形材の対12および14の他
方のみぞ形材に結合された対応するブロック(図示しな
い)の各々には、通常の締結手段を受入れるための孔が
設けられている。この締結手段はたとえばみぞ形材15
および19のブロック28の孔ならびにみぞ形材の対1
2および14の他方のみぞ形材の対応するブロックの孔
を通って伸びていて、両端にねじ山が設けられている金
属棒である。各金属棒はブロック28およびそれと対を
なす対応するブロックと係合するナツトによって固定さ
れることにより、みぞ形材の対12および14のそれぞ
れの外側部分に圧縮力を加えて、対のみぞ形材の間にヨ
ーク24および26の積層m仮をそれぞれ圧縮封止する
。同様に、みぞ形材19および15ならびにそれらとそ
れぞれ対をなす他方のみぞ形材を通る孔29を設けても
よい。この場合、これらの孔29は各みぞ形祠の内側で
、脚21および25より外側、かつ各みぞ形材の両端の
近くに配置して、ブロック28について前に述べたよう
な通常の締結手段を受は入れるようにする。もちろん、
ブロック28と同様なブロックを各対のみぞ形材のそれ
ぞれの両端に散り付けられることにより、通常の締結手
段を用いて各対のみぞ形材の両端を締付けることもでき
る。本発明によれば、窓16および18の中ではみそ形
材の対12および14のそれぞれに引張り手段40が結
合される。
締付は手段を構成するみぞ形材の対12と、ブロック2
8と協働する1つ以上の通常の金属棒と、窓16および
18の中に配置される(本発明による引張り手段40に
相当する)締結装置とを含むような金属ti’4造が変
圧器10の相互磁束路47を囲まないようにすれば、ブ
ロック28および孔29と協働するように配置された通
常のねじ山付き金属棒をみぞ形材の対12および14か
ら電気的に絶縁する必要がなくなる。変圧器の相互磁束
路47は、破線で示すように、一般に窓16および18
を囲む脚21,23.25およびヨーク24゜26の部
分によって形成される。ここで、任意の所定の時点にお
ける相互磁束路47に沿った実際の相互磁束流の方向は
矢印で示した方向と逆になることがあることを理解され
たい。本発明によれば、好ましい実施例では、後で詳細
に説明するように電気絶縁材料を含む引張り手段40を
窓16および18の中に適当に配置する。しかし、変圧
器の構成によっては、鉄心22の積層鋼板20に適切な
締付は力を維持するために、希望により、絶縁ワッシャ
を用いるかまたは用いないで通常のねじ山付き金属棒を
取り付けたブロック(28)を窓16および18の中に
配置し、本発明による引張り手段40はみぞ形材の対1
2および14の外周に沿った所定の位置に配置してもよ
い。
引張り手段40を固定するためのブロックまたはフラン
ジのような拘束手段27が窓16および18の領域内で
みぞ形材15および19に結合されるか、またはみぞ形
材15および19と一体に形成される。同様に、対応す
る拘束手段27がみぞ形材の対12および14の他方の
みぞ形材(第1図に図示しない)にも設けられる。拘束
手段27は溶接等によりみぞ形材15および19にそれ
ぞれ結合するかまたはそれらと一体に形成してもよいが
、窓16および18の各々に配置される拘束手段27の
内の協働する少なくとも一対は取外し可能にみぞ形材の
対12または14に結合して、みぞ形材の対12および
/または14を分解することなくコイル31,33.3
5の取付け、取外しおよび交換が行なえるようにするこ
とが好ましい。
第2図は第1図の線2−2の矢印の方向に見た図であり
、わかりやすくするためコイル31および33を取り除
いてあり、各寸法は必らずしも比例して示されていない
。図示するように、みぞ形材の対14を構成する一方の
みぞ形材15および他方のみぞ形材17は鉄心22の脚
21およびヨーク26の積層鋼板20に圧縮係合する。
鉄心22のヨーク24に対しても同様にみぞ形材の対1
2の一方および他方のみぞ形材(図示せず)が配置され
る。締結装置すなわち引張り手段40は架橋手段37と
保持手段30を含む。保持手段30および架橋手段37
は図示するように対応する一対の拘束手段27の間に延
在する。拘束手段27は図示するようにみぞ形材15お
よび17に取外し可能に結合されている。
保持手段30はシャンク32およびシャンク32の一端
に取り付けられた横部材34で構成され、シャンクの他
端にはナツト36を受入れるためのねじ山が切られてい
る。シャンク32)横部材34およびナツト36はそれ
ぞれ金属製であってよい。横部材の代りに、シャンク3
2のねじ山を切っていない方の端にアイ(e y e)
ループを取り付けてもよい。したがって、これらの実施
例の保持手段30はそれぞれT形ボルトおよびアイルー
プ・ボルトと呼ぶことができる。拘束手段27には保持
手段30のシャンク32のねじ山を切った部分を受は入
れるための孔が設けられている。拘束手段27は金属で
形成することができ、固定手段38によってみぞ形材の
対14のみぞ形材15および17に取外し可能に固定さ
れる。固定手段38は外部にねじ山を切った部材44お
よびナツト39で構成される。部材44は拘束手段27
に固定するように結合されていて、みぞ形材15の孔4
1を通って延在する。ナツト39は部材44とねじ係合
し、またみぞ形材15と接触係合して、拘束手段27を
みぞ形材15に取外し可能に固定する。ナツト39を受
は入れ、かつナツトの望ましくないゆるみを防止するた
めに、みぞ形材15に凹部またはカウンタボア43を設
けてもよい。
みぞ形材17およびそれに関連する拘束手段27にも同
様に固定手段28が取り付けられる。
架橋手段37がみぞ形材15および17の間に延在して
いて、その第1の端および第2の端が、みぞ形材15に
近接した保持手段30およびみぞ形材17に近接した保
持手段30にそれぞれ結合されている。架も3手段37
はアーム46および48で(1が成され、アームは電気
的絶縁性で引張強度の高い、寸法安定度の良い(すなわ
ち張力を加えた状態で伸びがほぼゼロである)材料から
形成される。この材料の引張り強度は典型的には少なく
とも約90000ps iとし、また拘束手段27およ
び保持手段30の引張強度よりも大きいことが好ましい
。換言すれば、架橋手段37を構成する材料は所定量以
上の張力が加えられたとき伸びを生じないで破断する傾
向があるものにする。架橋手段37に対するこれらの必
要条件を満足する材料は芳香族ポリアミドである。好ま
しい芳香族ポリアミドはポリ(フェニレンフタルアミド
)である。その1例は基本的に、ジャーナル・オブ・ア
プライド・ポリマー・サイエンス誌(Journalo
1’ AppHad Polymer 5cience
) 1.9巻(1975年)、69−82頁にケブラ(
Kevlar)として記試されているポリ(1,4−フ
ェニレンテレフタルアミド)の単位を結合したもので構
成される。もちろん、上記の必要条件を満足する他の合
成材料または天然材料を用いることもできる。
架橋手段37は所定の引張強度を持つ材料で作った比較
的太いより線で構成することができる。
このより線は一対の拘束手段27の間に1回のパスで配
置されてアーム46および48を形成し、その両端が融
合等により互に固定されて連結点45を形成する。この
代りに、架橋手段37を電気的絶縁材料で作った複数の
より線で構成し、各々のより線を一対の拘束手段27の
間に1のパスで配置することもできる。しかし、架橋手
段37を所定の引張強度を持つ材料で作った比較的細い
より線で構成し、これを一対の拘束手段27の間に複数
回のパスで所定のパターンに織り混ぜることにより、ア
ーム46および48のそれぞれをより線の複数の部分で
形成することが好ましい。より線の両端は連結点45で
固定される。架橋手段37のアーム46および48が複
数のより線部分で構成されている場合、この複数のより
線部分を硬化可能な無溶剤ポリエステル樹脂に含浸して
、より線部分同士を一緒に結合することにより、腐食や
すり減りを防止するとともに複数のより線部分の引張強
度を増強することもできる。
引張り手段40および拘束手段37を組立てた後、ナツ
ト36を締めることにより引張り手段40に張力を加え
る。これにより拘束手段27および固定手段38に張力
が加えられ、みぞ形材15および17が互いに引き寄せ
られてヨーク26の積層鋼板20に圧縮係合する。みぞ
形材15および17を鉄心22に係合させる圧縮力の大
きなナツト36の締め度合によって適当に調節すること
ができる。
架橋手段37はまた、みぞ形材15に結合された拘束手
段27および保持手段30をみぞ形材17に結合された
拘束手段27および保持手段30から電気的に絶縁する
。これにより相互磁束路47(第1図)が導電飼料で完
全に囲まれることはない。保持手段30のシャンク32
は非常に短くして、変圧器10のコイル31および33
(第1図)の間に金属部品が実質的に存在しないか或い
は最少限になるようにするとともに、電気絶縁路を従来
の装置に比べて長くする。
第3図は第1図の線3−3の矢印の方向を見た図であり
、わかりやす(するためにコイル31および33は取り
除いである。図示するように、架橋手段37のアーム4
6および48は電気絶縁材料のより線の複数の部分で構
成されている。互いに対向する一対の保持手段30の間
のより線の各パス(pass)は少なくとも一部がそれ
ぞれのシャンク32および横部材34のまわりに巻き付
けられており、最終的に連結点45でより線の両端が結
合される。シャンク32と横部材34のまわりにより線
を織り込むように巻き付けることにより、架橋手段37
は一対の保持手段30の間にしっかりと保持され、架橋
手段37はシャンク32および/または横部材34から
滑り落ちることなく、それに加えられる張力に耐えるこ
とができる。アーム46および48を構成する複数のよ
り線部分は前に述べたのと同様に樹脂を含浸させてもよ
い。
アーム46および48を構成するより線部分の数はアー
ム46および48に対して所望の引張強度を与えるよう
に予め選択される。このより線部分の数は一本のより線
の引張強度の関数であり、通常の当業者が過度の実験を
行なうことなく決定することができる。架橋手段37は
電気絶縁材料から作られるので、電流が架橋手段37を
通って対向する一対の保持手段30の間を流れることは
ない。
動作中、ナツト36は予め定められた通りに締められ、
これにより架橋手段37に所定量の張力を加えて、みぞ
形材15および17を鉄心22に圧縮係合させることに
よって積層鋼板20の振動を防止する。もちろん希望す
る場合には、唯一っのナツト36だけを使用して、他方
の保持手段30を拘束手段27に対して取外しできない
ように固定してもよい。
窓16および18の中に配置される他の引張り手段40
も同様に構成して、上述した引張り手段40と同じ機能
を行なわせる。
第4図は本発明による引張り手段40のもう1つの実施
例を示す。この引張り手段40では円筒形部材のような
スピンドル手段54およびターンバックル50を含む。
スピンドル手段54はみぞ形材15に対して取外しでき
ないように結合するか、または取外し可能に結合するこ
とができる。
ターンバックル50の一端にはT形ボルト52がねじ係
合により結合され、ターンバックル50の他端はねじ山
付きシャンク58にねじ係合により結合される。シャン
ク58はブロックまたはフランジのような拘束手段56
に動かないように固定されるか、またはそれと一体に形
成される。拘束手段56はみぞ形材17に対して取外し
できないようにまたは取外し可能に結合することができ
る。
スピンドル手段54の軸方向両端間の外周にはみぞ55
が設けられており、このみぞ55は尖ったかどが生じな
いように断面を環状にすることが好ましい。引張り手段
40は更に架橋手段37を含み、架橋手段37は電気絶
縁材料で構成され、前に述べたように作られ、一端がT
形ボルト52に取り付けられるとともに、スピンドル手
段54のみぞ55の中に配置される。
動作時には、架橋手段37に所定の張力を加えるように
ターンバックル50が締められる。これにより架橋手段
37は前述したようにみぞ形材15および17を引き寄
せて鉄心22の積層fv4.E20に圧縮係合させる。
以上、導電部品で相互磁束路を完全に囲むことなく変圧
器鉄心の積層鋼板を適切に締付けるための締付は装置で
あって、装置に悪影響を及ぼすことなく長期間にわたっ
て大きな循環的な熱負荷に耐えることができる締付は装
置について図示し説明した。更に、従来の装置に比べて
電気絶縁路の長さを大きくするとともに変圧器のコイル
間から導電物体を除去した。締付は装置を図示し説明し
た。
本発明のいくつかの好ましい特徴だけを例示し図示した
が、当業者には種々の変形や変更が考えられよう。本発
明の趣旨と範囲に入るこのような変形および変更はすべ
て特許請求の範囲に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による引張り手段を含む三相変圧器の正
面図である。第2図はコイルを除去して第1図の線2−
2の矢印の方向に見た部分拡大図である。第3図はコイ
ルを除去して第1図の線3−3の矢印の方向に見た部分
拡大図である。第4図は本発明による引張り手段の別の
実施例を示す拡大図である。 (主な符号の説明) 10・・・変圧器、12.14・・・みぞ形材の対(締
付は手段)、15,17.19・・・みぞ形材、16゜
18・・・窓、20・・・積層鋼板、21,23.25
・・・鉄心の脚、22・・・鉄心、24.26・・・ヨ
ーク、27・・・拘束手段、30・・・保持手段、37
・・・架橋手段、40・・・引張り手段、46.48・
・・アーム、50・・・ターンバックル。

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ第1および第2の端を持つ一対の相隔た
    る脚、上記一対の脚のそれぞれの第1の端に接続された
    第1のヨーク、ならびに上記一対の脚のそれぞれの第2
    の端に接続された第2のヨークを含み、上記一対の脚な
    らびに上記第1および第2のヨークが複数の積層した鋼
    板から作られており、上記一対の脚と上記第1および第
    2のヨーク鉄との間に窓が限定されている電気変圧器で
    あって、上記第1のヨークにまたがって配置された第1
    の締付け手段、および上記第1の締付け手段に結合され
    て、上記第1の締付け手段を第1のヨークに圧縮係合せ
    させる第1の引張り手段を含み、上記第1の引張り手段
    が上記第1の締付け手段に結合された第1の電気絶縁性
    の架橋手段を含み、上記第1の架橋手段に所定量の張力
    を持たせることにより、上記第1の締付け手段を上記第
    1のヨークに圧縮係合させることを特徴とする電気変圧
    器。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項記載の電気変圧器に於
    いて、上記第2のヨークにまたがって配置された第2の
    締付け手段、および上記第2の締付け手段に結合されて
    、上記第2の締付け手段を上記第2のヨークに圧縮係合
    せさせる第2の引張り手段を含み、上記第2の引張り手
    段が上記第2の締付け手段に結合された第2の電気絶縁
    性の架橋手段を含み、上記第2の架橋手段に所定量の張
    力を持たせることにより上記第2の締付け手段を上記第
    2のヨークに圧縮係合させる電気変圧器。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項記載の電気変圧器に於
    いて、上記第1の架橋手段および上記第1の締付け手段
    に結合された保持手段により、上記第1の架橋手段に上
    記所定量の張力を与える電気変圧器。
  4. (4)特許請求の範囲第(3)項記載の電気変圧器に於
    いて、上記第1の引張り手段が更に上記第1の締付け手
    段に取外しできないように結合された第1の拘束手段を
    含み、上記第1の拘束手段により、上記保持手段を上記
    第1の締付け手段に結合した電気変圧器。
  5. (5)特許請求の範囲第(3)項記載の電気変圧器に於
    いて、上記第1の引張り手段が更に上記第1の締付け手
    段に取外し可能に結合された第1の拘束手段を含み、上
    記第1の拘束手段により上記保持手段を上記第1の締付
    け手段に結合した電気変圧器。
  6. (6)特許請求の範囲第(4)項記載の電気変圧器に於
    いて、上記第1の拘束手段が上記第1の締付け手段と一
    体に形成されている電気変圧器。
  7. (7)特許請求の範囲第(1)項記載の電気変圧器に於
    いて、上記第1の引張り手段の少なくとも一部が上記窓
    の中に配置されている電気変圧器。
  8. (8)特許請求の範囲第(2)項記載の電気変圧器に於
    いて、上記第2の引張り手段の少なくとも一部が上記窓
    の中に配置されている電気変圧器。
  9. (9)特許請求の範囲第(1)項記載の電気変圧器に於
    いて、上記第1の架橋手段が芳香族ポリアミドからなる
    電気変圧器。
  10. (10)特許請求の範囲第(9)項記載の電気変圧器に
    於いて、上記芳香族ポリアミドがより線の形に作られて
    いる電気変圧器。
  11. (11)特許請求の範囲第(9)項記載の電気変圧器に
    於いて、上記第1の架橋手段が芳香族ポリアミドの複数
    のより線で構成されている電気変圧器。
  12. (12)特許請求の範囲第(10)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記第1の架橋手段が、上記より線を上記第
    1の締付け手段の所定部分の間で織り混ぜることにより
    形成した。それぞれ上記より線の複数の部分からなる第
    1および第2のアームで構成されている電気変圧器。
  13. (13)特許請求の範囲第(12)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記第1および第2のアームが樹脂で含浸さ
    れている電気変圧器。
  14. (14)特許請求の範囲第(13)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記樹脂がエポキシを含んでいる電気変圧器
  15. (15)特許請求の範囲第(11)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記複数のより線が樹脂で含浸されている電
    気変圧器。
  16. (16)特許請求の範囲第(15)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記樹脂がエポキシを含んでいる電気変圧器
  17. (17)特許請求の範囲第(3)項記載の電気変圧器に
    於いて、上記保持手段がターンバックルを含んでいる電
    気変圧器。
  18. (18)特許請求の範囲第(3)項記載の電気変圧器に
    於いて、上記保持手段がボルトとナットを含んでいる電
    気変圧器。
  19. (19)特許請求の範囲第(1)項記載の電気変圧器に
    於いて、上記第1の架橋手段が少なくとも約90,00
    0psiの引張強度を持つ材料で形成されている電気変
    圧器。
  20. (20)特許請求の範囲第(19)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記材料が寸法安定性の良い材料である電気
    変圧器。
  21. (21)特許請求の範囲第(20)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記材料がより線の形で作られている電気変
    圧器。
  22. (22)特許請求の範囲第(21)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記架橋手段が上記締付け手段の第1および
    第2の部分に結合されており、更に上記材料の上記より
    線が上記締付け手段の上記第1および第2の部分の間に
    複数回のパスで配置されている電気変圧器。
  23. (23)特許請求の範囲第(22)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記複数回のパスで配置された上記より線に
    よって上記架橋手段の第1および第2のアームが形成さ
    れ、上記架橋手段の上記第1および第2のアームが樹脂
    で含浸されている電気変圧器。
  24. (24)特許請求の範囲第(23)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記樹脂がエポキシを含んでいる電気変圧器
  25. (25)特許請求の範囲第(21)項記載の電気変圧器
    に於いて、上記材料が芳香族ポリアミドを含んでいる電
    気変圧器。
  26. (26)複数の積層した鋼板から組立てた鉄心を有する
    電気変圧器に於いて、積層鋼板を圧縮するための引張り
    手段であって、 上記鉄心にまたがって配置された締付け手段、および上
    記締付け手段に結合されていて、所定量の張力が与えら
    れたときに上記締付け手段を上記鉄心に圧縮係合させる
    架橋手段を含み、上記架橋手段が電気絶縁材料を含むこ
    とを特徴とする引張り手段。
  27. (27)特許請求の範囲第(26)項記載の引張り手段
    に於いて、上記所定量の張力を与えるために保持手段が
    上記架橋手段に結合されている引張り手段。
  28. (28)特許請求の範囲第(27)項記載の引張り手段
    に於いて、上記保持手段がターンバックルを含んでいる
    引張り手段。
  29. (29)特許請求の範囲第(27)項記載の引張り手段
    に於いて、上記保持手段がボルトとナットを含んでいる
    引張り手段。
  30. (30)特許請求の範囲第(27)項記載の引張り手段
    に於いて、上記電気絶縁材料が芳香族ポリアミドを含ん
    でいる引張り手段。
  31. (31)特許請求の範囲第(26)項記載の引張り手段
    に於いて、上記架橋手段が少なくとも約90,000p
    siの引張強度を持つ材料で構成されている引張り手段
  32. (32)特許請求の範囲第(31)項記載の引張り手段
    に於いて、上記材料が寸法安定性の良い材料である引張
    り手段。
  33. (33)特許請求の範囲第(27)項記載の引張り手段
    に於いて、上記保持手段を上記締付け手段に固定するた
    めの拘束手段が上記締付け手段に取外しできないように
    結合されている引張り手段。
  34. (34)特許請求の範囲第(33)項記載の引張り手段
    に於いて、上記保持手段を上記締付け手段に固定するた
    めの拘束手段が上記締付け手段に取外し可能に結合され
    ている引張り手段。
  35. (35)特許請求の範囲第(33)項記載の引張り手段
    に於いて、上記拘束手段が上記締付け手段と一体に形成
    されている引張り手段。
  36. (36)特許請求の範囲第(27)項記載の引張り手段
    に於いて、上記電気絶縁材料が芳香族ポリアミドを含ん
    でいる引張り手段。
JP62088997A 1986-04-29 1987-04-13 変圧器鉄心支持装置 Pending JPS62279611A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US85789586A 1986-04-29 1986-04-29
US857895 1986-04-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62279611A true JPS62279611A (ja) 1987-12-04

Family

ID=25326973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62088997A Pending JPS62279611A (ja) 1986-04-29 1987-04-13 変圧器鉄心支持装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0246430A1 (ja)
JP (1) JPS62279611A (ja)
KR (1) KR870010574A (ja)
CN (1) CN87103257A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000002211A1 (de) * 1998-07-02 2000-01-13 Siemens Aktiengesellschaft Induktives bauteil mit einem kern
DE10144104A1 (de) * 2001-09-03 2003-04-03 Siemens Ag Haltevorrichtung
EP1703621B1 (de) * 2005-03-17 2010-05-12 Siemens Aktiengesellschaft Verspannung eines Blechpakets
CN102592792A (zh) * 2012-02-29 2012-07-18 张家港新特变科技有限公司 变压器
DE102012104968A1 (de) * 2012-06-08 2013-12-12 Block Transformatoren-Elektronik Gmbh Verspannvorrichtung zum Verspannen eines Kerns eines induktiven Geräts
CN104952592A (zh) * 2015-06-29 2015-09-30 宜兴市兴益特种变压器有限公司 一种磁性调压器铁芯夹紧装置
EP3667686A1 (en) * 2018-12-12 2020-06-17 Siemens Aktiengesellschaft Clamping bridge and clamping system for an electric transformer

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB566642A (en) * 1943-10-11 1945-01-08 Cyril Cutler Improvements in small electric transformers
US3082390A (en) * 1959-07-09 1963-03-19 Cutler Hammer Inc Magnetic core structure
DE1233484B (de) * 1960-04-22 1967-02-02 Elin Union Ag Vorrichtung zur Jochpressung fuer Transformatoren mit geschichtetem Eisenkern
DE1189195B (de) * 1961-01-02 1965-03-18 Transformatoren Und Roentgen W Spannvorrichtung zum Verspannen der Schenkel bzw. Joche von lamellierten Magnetkernen
DE1286231B (de) * 1963-01-18 1969-01-02 Licentia Gmbh Haltekonstruktion fuer bolzenlose Kerne
NL145388B (nl) * 1971-02-17 1975-03-17 Smit Nijmegen Electrotec Transformator of smoorspoel met spanelementen.
CH560453A5 (ja) * 1973-06-25 1975-03-27 Bbc Brown Boveri & Cie

Also Published As

Publication number Publication date
KR870010574A (ko) 1987-11-30
EP0246430A1 (en) 1987-11-25
CN87103257A (zh) 1987-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4584497A (en) Beam support for bar windings of large electric generator
US3089048A (en) Winding support system for a dynamoelectric machine
US4572980A (en) Stator core for large electric generator with dual dovetail slots for engaging wedges
US3386058A (en) Inductive assembly with supporting means
JPS62279611A (ja) 変圧器鉄心支持装置
US3437859A (en) Winding support structure for a dynamoelectric machine
US3436707A (en) Electrical inductive apparatus with clamping and air-gap adjusting frame
USRE28478E (en) Winding support system for a dynamoelectric machine
US6054792A (en) Apparatus and method for clamping turbine generator coil windings
US20220392695A1 (en) Transformer coil block design for seismic application
US3082390A (en) Magnetic core structure
US4135172A (en) Electrical inductive apparatus
US6373165B1 (en) Apparatus and method for clamping turbine generator coil windings using bolted clamp
US4415874A (en) Electric shunt inductance winding for an electricity power transport line
US4345232A (en) Non-metallic core band
US20120126649A1 (en) Support system for dynamoelectric machine
JPH0552650B2 (ja)
JPH05190346A (ja) ギャップ付鉄心形リアクトル
Delchamps et al. SSC collider dipole magnet end mechanical design
JPH06325932A (ja) 超電導コイル
JP2000068128A (ja) ギャップ付鉄心形単相リアクトル
JPS59217310A (ja) 静止誘導電器の鉄心締付構造
JPS61131407A (ja) リアクトルの鉄心締付装置
KR830000506Y1 (ko) 전기 유도 장치
JPS63501997A (ja) 電気変圧器の鉄心‐コイル組立体用のクランプ手段