JPS63501997A - 電気変圧器の鉄心‐コイル組立体用のクランプ手段 - Google Patents

電気変圧器の鉄心‐コイル組立体用のクランプ手段

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JPS63501997A
JPS63501997A JP62500305A JP50030586A JPS63501997A JP S63501997 A JPS63501997 A JP S63501997A JP 62500305 A JP62500305 A JP 62500305A JP 50030586 A JP50030586 A JP 50030586A JP S63501997 A JPS63501997 A JP S63501997A
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リー,アルバート・チョン
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ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電気変圧器の鉄心−コイル組立体用のクランプ手段本発明は電気変成器の鉄心− コイル組立体用のクランプ手段に関するものであり、更に詳しくは鉄心が非晶質 金属で構成されている場合におけるこの形式のクランプ手段に関するものである 。
鉄心−コイル組立体の部品を設計上の正しい位置に維持し、またそれらの部品が 変圧器の輸送、据え付けおよび動作中に発生する力に更に有効に耐え得るように するためには、適当なりランプ手段を設けてこれらの部品を一緒に保持しなけれ ばならない。配電用変圧器では、この目的のための典型的なりランプ手段は鉄心 −コイル組立体の上側と下側に配置された水平クランプ板、および組立体の両側 面で2つのクランプ板の間に伸びる可撓性のバンドまたはストラップを有する。
バンドに張力を加えることにより、2つのクランプ板を互いに近付ける方向に締 付は力が発生される。クランプ板とコイル構造との間には適当な力伝達手段が設 けられて、これらの締付は力をコイル構造の対向した両端に伝える。
非晶質金属の鉄心をそなえた変圧器に生じる問題は、上記の形式のクランプ手段 により発生される力によって鉄心の磁気性能がひどく損なわれることがあるとい うことである。その理由は、非晶質金属が機械的応力に非常に敏感であり、鉄心 が上記の締付は力によって応力を受けるとその磁気的性能が劣化する、すなわち 鉄心損失と励磁電流が増大するからである。
発明の目的および要約 本発明の1つの目的は鉄心−コイル組立体の部品をそれぞれの適性な位置に効果 的に保持することができ、しかも非晶質金属鉄心の磁気的性能を大きく損なわせ ることのない、非晶質金属鉄心をそなえた変圧器用のクランプ手段を提供するこ とである。
本発明の一形式では、鉄心は形状がほぼ長方形であって、2つの離間したヨーク 、およびヨークの対向した両端にある2つの離間した脚を有し、上記ヨークの一 方の中に継手を含む。本発明のもう1つの目的は上記の目的を達成することがで き、しかも上記の一方のヨークのほぼ全体に縦方向に作用し、かつ上記脚の縦方 向には実質的に全く作用しない力をこのような鉄心に加えることのできるクラン プ手段を提供することである。
本発明を実施したー形式によれば、長方形の上記鉄心と組合わせて、それぞれ上 記の脚を囲み、かつ上記の脚が通る通路をそなえたコイル構造を提供する。クラ ンプ板が上記鉄心のヨーク端に設けられ、鉄心から外側に隔てられる。
クランプ板を互いに近づけるような方向にクランプ板に締付は力を加えるための 手段が設けられる。力伝達部材が鉄心をバイパスする径路によって締付は力をコ イル構造に伝える。締付は力印加手段が可撓性バンドを含み、このバンドは上記 脚に沿ってコイルの通路を通って伸び、張力を加えた状態に保持され、継手を含 む一方のヨークの両端で上記鉄心と係合する。これにより、上記一方のヨークの 縦方向に作用する力がこのヨークに加えられる。バンドは他方のヨークの両端で 上記鉄心から離れるような向きに配置さ図面を参照した以下の説明により本発明 をより良く理解することができよう。
第1図は本発明を一形式で実施した鉄心−コイル組立体の正両立面図であり、一 部は断面で、一部は概略的に示す。
第1A図は第1図の一部の拡大図である。
第2図は第1図の線2−2に沿った断面図である。
第3図は第1図の線3−3に沿った断面図である。
好適実施例の詳しい説明 第1図に示す変圧器は金属タンクを含む配電用変圧器である。金属タンクの一部 が12で示されている。この金界タンクの中には絶縁液14が収容されている。
絶縁液の中−には変圧器の鉄心とコイルとの組立体15が配置されている。この 組立体15は、2つのコイル17および18、ならびにコイル状に連結した非晶 質強磁性合金の積層巻鉄心20を有する。
コイル17および18は従来の方法で作られるが、組立体15を形成する前に予 め巻装するのが好ましい。各コイルは絶縁材料の中空巻線枠19およびこの枠1 9を囲む適当な巻線(その詳細は図示されていない)で構成されている。第2図 で最も良くわかるように、図示の変圧器では、巻線枠19は横断面が長方形の、 厚さが薄い管状構造であり、各コイルは水平横断面で見たときの形状が長方形で あ゛ る。枠19の内側は対応するコイルを通す中央の通路を形成する。
組立体15を形成する前に、鉄心20はアライド社(^111ed Corpo ration)からメツトゲラス(Metglas)2506−S2材として販 売されているような帯状の非晶質合金で作られる。鉄心は任意の種々の異なる方 法で作ることができるが、図示の鉄心を作るには、好ましくは、非晶質合金の帯 を巻いて環状(図示しない)に形成し、この環状体を1つの半径方向の線に沿っ て切断して別々の積層板を作り、次にこれらの積層板を再び組立て第2の環状体 (図示しない)を形成し、その際に間隙の分布した重ね継手を第2の環状体の局 限された領域内で形成する。その後、第2の環状体を第1図に示すほぼ長方形に 成形して、その一体に接続された4つの辺が2つのヨーク21および22、なら びにヨークの対向する両端の2つの脚23および24を構成し、継手(25で示 される)はヨーク22の中に位置するようにする。成形された長方形の鉄心では 、ヨーク21および22の各々はその外側端では丸くした表面28を有し、この 表面28は隣接した脚23および24の外側の平らな表面になめらかに移ってい く。この成形工程の後、鉄心を焼なましすることにより前の製造工程で生じた応 力が解放される。第1図に26で示した接着剤の薄い層が上側ヨーク21ならび に2つの脚23および24の積層板の側縁に適用される。下側ヨーク22および 下側ヨークの両端にある鉄心のかど領域には接着剤を設けないでおいて、後で鉄 心をコイルに通すためにこれらの鉄心部分を容易に変位できるようにする。接着 剤を適用した後、継手25を開放して、継手25の両端にあるヨーク22の部分 を脚23および24と一直線にそろう位置まで°変位させることにより、鉄心を U字形構造に変えて、2つの予め巻かれたコイル17および18に容易に通すこ とができるようにする。
鉄心をコイルに通すには、上記のU字形鉄心構造の一方の脚を予め巻かれた管状 巻線17の中央通路に挿入し、それと同時に他方の脚も予め巻かれた管状巻線1 8の中央通路に挿入する。その後、鉄心の変位させたヨーク部分を第1図の継手 を閉じた位置まで戻して、継手25を再度形成する。
上述のように鉄心をコイルに通す前に、鉄心シールドと呼ばれる2つのみぞ形路 縁部材34および36がそれぞれ第1図に示される位置にコイルに対して設置さ れる。これらのみぞ形部材の水平フランジはスペーサとして作用して、ヨーク2 1および22の内側表面がコイル17および18の縁に直接接触してコイル構造 の絶縁耐力を下げることを防止する。絶縁部材34および36はまたコイル17 および18の並置された外周面相互の間を分離させて絶縁する。
鉄心20は上記の非晶質金属部品の他に珪素鋼の外側包囲体27を含む。この外 側包囲体は非晶質金属積層板をびったり囲み、それに対して接着コーティング2 6により結合されている。第1図には外側包囲体の一部分だけが示されているが 、これは鉄心の外周のまわりに完全に伸びていることを理解すべきである。鉄心 はまた珪素鉄の内側ライナ29も含む。この内側ライナは非晶質金属積層板の中 にぴったりと合うようにはめ込まれ、接着コーティング26により非晶質金属積 層板に結合されている。外側包囲体27と内側ライナ29の機能のうちの1つは 鉄心の非晶質金属積層板を保護して、鉄心の製造、据付けおよび動作中に機械的 損傷を受けないようにすることである。包囲体27およびライナ29は、非晶質 金属の帯の典型的な厚さが約1ミルであるのに対して従来の配電用変圧器の鉄心 に典型的に使用されているのと同じ種類の厚さが約10ミルの珪素鉄の帯で作る のが好ましい。
鉄心−コイル組立体15の部品を設計上の適正な位置に維持し、かつそれらの部 品が変圧器の輸送、据え付けおよび動作中に発生する力に一層有効に耐え得るよ うにするため、クランプ手段を設けてこれらの部品を一緒に保持する。
このクランプ手段は下側クランプ板50.上側クランプ板52、および可撓性バ ンド58で構成される。可撓性バンド58は鋼鉄で作ることが好ましく、組立体 の両側でこれらのクランプ板の間に伸びる。可撓性バンド58は下側クランプ板 50中に離間して設けられた開口6oを通り、コイル17および18の中央通路 を上向きに通った後、上側クランプ板52中に離間して設けられた開口66を通 って伸びる。バンドは下側クランプ板の開口60間の部分をループ状に伸び、か つその上側の両端が適当なりリップ68によって一緒に接続されることが好まし い。
バンド58は適当に引き締めてこれに張力を加えた状態にすることにより、板5 0および52を互いに近付けるような締付は力を発生する。クランプ板50.5 2とコイル構造17.18との間にある絶縁材料の堅固な力伝達板54によって 、クランプ板50および52からコイル構造17.18に締付は力が伝達される 。第3図で最も良くわがるように、これらの板54はクランプ板50.52に垂 直に配置されており、鉄心の対向する両面に隣接している。
上側の板54はコイル構造17.18の上側表面に接触し、下側の板54はコイ ル構造17.18の下側表面に接触する。バンド58を引き締めたときコイル構 造はこれらの板54の間に締付けられる。板54の高さを充分大きくして、鉄心 20と端板50および52との間にすき間8oおよび82がそれぞれ生じるよう にし、したがって板50および52から鉄心20に締付は力が加えられないよう にする。
本明細書の最初の部分で指摘したまうに、上記の締付は力が磁気的性能を損なう ように非晶質金属の鉄心2oに加えられることを防止することが重要である。こ のため、本発明では、クランプ手段によって加えられる垂直方向の力が鉄心20 に伝達されないようにする。これらの力は殆んどすべてが鉄心20ではなくコイ ル構造17および18に加えられる。これはすき間80および82によって垂直 方向の締付は力が鉄心20をバイパスするからである。
鉄心20はみぞ形鉄心シールド34および36を含むコイル構造17.18によ って垂直方向に動くことが防止される。この固定構造は鉄心の窓の中に配置され ており、鉄心に対して垂直すき間を実質的に生じさせず、したがって鉄心の垂直 運動を抑制することができる。上側クランプ板52が不動のタンク12に固定さ れているためコイル構造が固定される。このため、取付はボルト85を設けて上 側クランプ板とタンクの接触している部分を一緒に接続する。
第1図および第1A図において、鋼鉄バンド58自体によって鉄心20は水平方 向に動かないようにされる。具体的に説明すると、開口60によって位置ぎめさ れるバンド58が下側ヨーク22の両端の丸めた表面28で鉄心に接触するよう に下側クランプ板50の開口60の位置が定められる。本発明の一実施例では、 バンド58は鉄心の対応する脚23または24の垂直外表面を含む基準平面61 に対してヨークの各端で約3度の角度りをなす。実際には、バンド58は下側ヨ ークの丸めた端で鉄心に巻き付けられ、位置62で鉄心に接触する。バンドが基 準平面61の内側に配置されていれば、バンドと基準平面との間の角度は正の角 度とみなされ、またバンドが基準平面の外側に配置されていれば、この角度は負 とみなされる。
上側ヨ、−り21の両端では、バンド58は鉄心と接触していない。好適実施例 では、鉄心の脚23および24の上側端でバンドとその対応する垂直基準平面と の間の角度りが0度乃至−2度との間になるように上側クランプ板52の開口6 6の位置が定められる。
好適実施例について上述したようにバンド58の向きを定めることにより、バン ド58を介して下側ヨーク22の両端でのみ鉄心に水平方向の力が加えられる。
上側ヨーク21と接触していないバンド58は(下側ヨーク21を介して伝達さ れる力を除いて)上側ヨークに実質的に何ら水平方向の力を加えない。またバン ドを引き締めても(下側ヨーク22を介して伝達される力を除いて)脚23.2 4には実質的に何ら水平方向の力が加えられない。というのは、対応する各脚の 外側表面に対するバンドの角度が位置62と上側クランプ板52の開口66との 間のすべての点で0度と負の角度の間にとどまっているからである。
下側ヨークの各端での好ましい角度りは3@以下であるが、この角度の最大値は 約6″である。この角度より一層大きい角度にすると、下側ヨークに加わる水平 方向の力が非常に高くなって、その結果束じた応力により鉄心の損失と励磁電流 が異常に増加する。上側ヨークの各端での好ましい角度りは0度と一2度との間 であるが、この角度は約−6″の最大値まで負方向に増大することができる。こ の角度より一層大きい角度にすると、バンド58を受け入れるため鉄心巻線枠1 9を過度に大きくしなければならない。
この場合、巻線枠19を大きくしないと、バンドが巻線枠の半径方向外側部分の 内面に対して過度に大きな力を加えて、巻線枠を破断して隣接する巻線絶縁物を 損傷する危険性が生じる。
はぼ図示のものと同じ設計の鉄心−コイル組立体中に配置したほぼ図示のものと 同じ形状の非晶質鋼鉄心の鉄心損失と励磁電流に対するバンドの配向の影響を判 定するために試験を行なった。これらの試験では、変圧器の一次巻線を開放回路 状態とし、二次巻線に最初120ボルト(すなわち定格励磁)を印加し、次いで 132ボルト(110%定格励磁)を印加して、鉄心の損失と励磁電流を測定し た。
次の結果が得られた。
試料1は上側ヨークと下側ヨークの両方で5.4°の正の角度りとした。祉料2 も試料1と同様な構成としたが、試料2ではバンド58を切断して、バンドを介 して鉄心に5.4”の正の角度りで、上側ヨークでは2°の負の角度りで配置し た。
試料3では、試料1と比べて、励磁電流が120vで約44%、132Vで約3 2%低減されたことがわかる。これは試料2で得られた結果よりも良かった。バ ンドが切断された試料2では、試F)1と比較して、励磁電流が1′20Vと1 32Vでそれぞれ36.5%と27.9%悪化した。
更に、試料3では、試料1と比較して、120vと132Vでそれぞれ鉄心損失 が9.4%と7.9%低下することがわかる。これは試料2に得られた7、9% と7.1%の低下に比べて少し良かった。
本発明者の検討によれば、下側ヨークに対してその縦方向に比較的低い圧縮力を 加えると下側ヨークの継手25の磁気的性能に良い影響を及ぼすことがわかった 。図示の重ね継手の場合、これらの力は変圧器の輸送、据付けまたは動作の結果 として継手25に分離力が加わるにも拘わらず継手25の適当な重なりを維持す るのに有益であると考えられる。適当な重なりを維持することにより継手領域で の局部的な飽和が避けられる。上記の力によって下側ヨークに生じる比較的低い 応力はその中の損失を増加させる傾向があるが、継手の性能向上はこの損失の増 加を補ってあまりある。
継手25が重ね継手でなく突合せ継手である鉄心では、下側ヨークの適度の縦方 向の圧縮力も有益である。このような突合せ継手では、これらの縦方向の圧縮力 は最小間隙長で突合せ継手を閉じた状態に保つのを助ける。したがって、過大な 磁束が隣接の積層板を通って継手をバイアスしてこれらの積層板を飽和させるの を防止する。
前に述べたように鉄心は非晶質金属積層板と比べて比較的厚い珪素鉄の外側包囲 体27を含む。この外側包囲体27はヨーク22に縦方向に加えられる力をヨー ク22の両端の比較的大きな領域にわたって分布させるように働く。
その結果、非晶質合金の磁気的性能を劣化させる恐れのある応力の局部集中が避 けられ、力がより一様に継手25に与えられるので、より多くの継手がこのよう な力から上述したように利益を得る。
クランプのために1つのバンドだけを使用する場合を図示したが、複数のバンド を横に並べて使用してもよいことは勿論である。このような構成では、各バンド は第1図に示すのとほぼ同じ形状にする。
例示した変圧器では、バンド58は上記クランプ手段の主要要素として働くだけ でなく、鉄心20をアースに接続するだめの非常に有効な手段として働く。これ について説明すると、バンドは位置52で鉄心の外側包囲体27と良好な電気的 接触を行ない、開口66の縁で上側クランプ板52と良好な電気的接触を行なう 。クランプ板52はアース電位にあるタンク12と一緒に85でボルト接続され ることによりアースに接続される。バンド58と外側包囲体27との間で良好な 接触が行なわれるようにするため、外側包囲体上のどのコーティングもこのよう な良好な接触を阻止しない性質のものを使用する。バンドに張力を加えたと・き にバンド58が食い込むような薄いガラスのコーティングを用いるのが好ましい 。
以上詳細に説明した実施例では、鉄心は非晶質強磁性合金で構成されている。本 発明はこのような鉄心に対して特に有効であるが、本発明は従来の珪素鉄の鉄心 を含む鉄心−コイル組立体にも適用できる。このような鉄は通常の非晶質合金の ように機械的応力に対して敏感でないが、なお若手敏感である。そして本発明の クランプ手段をこのような鉄心に使うと、鉄心の損失と励磁電流が大幅に減る。
本発明のこのような実施例では、組立体のすべての部品は鉄心以外は同じである 。鉄心は、厚さが約10ミルの珪素鉄の積層板で構成され、コイル構造に通す際 に鉄心を開けられるように下側ヨークに継手が設けられる。
本発明の特定の実施例を図示し説明したが、本発明を逸脱することなく種々の変 更や変形を行なえることは当業者には明らかであろう。したがって、本発明の趣 旨と範囲に入るこのような変更や変形はすべて請求の範囲に包含されるものであ る。
国際調査報告

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電気変圧器において、 (a)2つの離間したヨークおよび上記ヨークの対向する両端にある2つの離間 した脚を有し、主として非晶質強磁性合金で構成された積層磁心、 (b)それぞれ上記脚を囲む2つのコイル構造であって、各コイル構造が上記脚 のうちの1つの脚を通す通路を含んでいる2つのコイル構造、 (c)上記ヨークの内の一方のヨークに含まれていて、上記コイル構造の中に上 記鉄心を通す際に上記鉄心を開くために使用される継手、 (d)上記鉄心の両ヨーク端に設けられて上記ヨークから外側に隔てて配置され たクランプ板、(e)上記クランプ板を互いに近付けるように上記クランプ板に 締付け力を加える手段、および(f)上記鉄心をバイパスするように上記締付け 力を上記コイル構造に伝達するために上記クランプ板と上記コイル構造との間に 配置された力伝達部材をそなえ、(g)上記締付け力を加える手段が、上記脚に 沿って上記コイルの通路を通って伸びて、張力を加えられた状態に保持され、か つ上記一方のヨークの両端で上記鉄心と係合して上記一方のヨークの縦方向に作 用する力を上記一方のヨークに加える可撓性バンドを有し、 (h)上記可撓性バンドが上記ヨークのうちの他方のヨークの両端で上記鉄心か ら離れるように配向されていること、を特徴とする電気変圧器。
  2. 2.請求の範囲第1項記載の電気変圧器において、上記一方のヨークが丸めた両 端を有していて、この丸めた両端に上記バンドが巻き付けられており、上記脚が ほぼ垂直な外側表面を有し、上記バンドが上記通路を通過する際に上記外側表面 に近接して伸びており、上記バンドは上記一方のヨークの両端で上記脚の隣接し た外側表面に対して0度と+6度との間の角度で配置されている電気変圧器。
  3. 3.請求の範囲第2項記載の電気変圧器において、上記バンドが上記一方のヨー クの両端で上記脚の隣接した外側表面に対して0度と+3度との間の角度で配置 されている電気変圧器。
  4. 4.請求の範囲第1項記載の電気変圧器において、上記脚がほぼ垂直な外側表面 を有し、上記バンドが上記通路を通過する際に上記外側表面に近接して伸びてお り、上記バンドは上記他方のヨークの両端で上記脚の近接した外側表面に対して 0度と−6度との間の角度で配置されている電気変圧器。
  5. 5.請求の範囲第2項記載の電気変圧器において、上記バンドが上記他方のヨー クの両端で上記脚の近接した外側表面に対して0度と−6度との間の角度で配置 されている電気変圧器。
  6. 6.請求の範囲第2項記載の電気変圧器において、上記バンドが上記他方のヨー クの両端で上記脚の近接した外側表面に対して0度と−2度との間の角度で配置 されている電気変圧器。
  7. 7.請求の範囲第3項記載の電気変圧器において、上記バンドが上記他方のヨー クの両端で上記脚の近接した外側表面に対して0度と−2度との間の角度で配置 されている電気変圧器。
  8. 8.請求の範囲第1項記載の電気変圧器において、上記鉄心がその非晶質金属積 層板の厚さよりもずっと厚い外側包囲体を含み、上記バンドが上記一方のヨーク の両端で上記包囲体に接触している電気変圧器。
  9. 9.請求の範囲第2項記載の電気変圧器において、上記鉄心が、その外周のまわ りに伸びていて厚さが上記鉄心の非晶質金属積層板よりもずっと厚い外側包囲体 を含み、上記バンドが上記一方のヨークの丸めた両端で上記包囲体と接触してい る電気変圧器。
  10. 10.電気変圧器において、 (a)2つの離間したヨークおよび上記ヨークの対向する両端にある2つの離間 した脚を有し、主として強磁性合金で構成された積層磁心、 (b)それぞれ上記脚を囲む2つのコイル構造であって、各コイル構造が上記脚 のうちの1つの脚を通す通路を含んでいる2つのコイル構造、 (c)上記ヨークのうちの一方のヨークに含まれていて、上記コイル構造の中に 上記鉄心を通す際に上記鉄心を開くために使用される継手、 (d)上記鉄心の両ヨーク端にあって上記ヨークから外側に隔てて配置されたク ランプ板、 (e)上記クランプ板を互いに近付けるように上記クランプ板に締付け力を加え る手段、および(f)上記鉄心をバイパスするように上記締付け力を上記コイル 構造に伝達するために上記クランプ板と上記コイル構造との間に配置された力伝 達部材をそなえ、(g)上記締付け力を加える手段が、上記脚に沿って上記コイ ルの通路を通って伸びて、張力を加えられた状態に保持され、かつ上記一方のヨ ークの両端で上記鉄心と係合して上記一方のヨークの縦方向に作用する力を上記 一方のヨークに加える可撓性バンドを有し、 (h)上記可撓性バンドが上記ヨークのうちの他方のヨークの両端で上記鉄心か ら離れるように配向されていること、を特徴とする電気変圧器。
  11. 11.請求の範囲第10項記載の電気変圧器において、上記一方のヨークが丸め た両端を有し、この丸めた両端に上記バンドが巻き付けられており、上記脚がほ ぼ垂直な外側表面を有し、上記バンドが上記通路を通過する際に上記外側表面に 近接して伸びており、上記バンドは上記一方のヨークの両端で上記脚の隣接した 外側表面に対して0度と+6度との間の角度で配置されている電気変圧器。
  12. 12.請求の範囲第11項記載の電気変圧器において、上記バンドが上記一方の ヨークの両端で上記脚の隣接した外側表面に対して0度と+3度との間の角度で 配置されている電気変圧器。
  13. 13.請求の範囲第10項記載の電気変圧器において、上記脚がほぼ垂直な外側 表面を有し、上記バンドが上記通路を通過する際に上記外側表面に近接して伸び ており、上記バンドは上記他方のヨークの両端で上記脚の近接した外側表面に対 して0度と−6度との間の角度で配置されている電気変圧器。
  14. 14.請求の範囲第11項記載の電気変圧器において、上記バンドが上記他方の ヨークの両端で上記脚の近接した外側表面に対して0度と−6度との間の角度で 配置されている電気変圧器。
  15. 15.請求の範囲第12項記載の電気変圧器において、上記バンドが上記他方の ヨークの両端で上記脚の近接した外側表面に対して0度と−2度との間の角度で 配置されている電気変圧器。
  16. 16.請求の範囲第10項記載の電気変圧器において、上記バンドが金属で作ら れていて、このバンドが上記鉄心と係合する位置のうちの少なくとも1つの位置 で上記鉄心と良好な電気的接触を行ない、また上記バンドは上記鉄心を接地する ように電気的にアースに接続されている電気変圧器。
JP62500305A 1985-12-24 1986-12-08 電気変圧器の鉄心‐コイル組立体用のクランプ手段 Pending JPS63501997A (ja)

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DE3690640T1 (ja) 1987-12-10
WO1987004000A1 (en) 1987-07-02
SE8703187L (sv) 1987-08-17
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SE8703187D0 (sv) 1987-08-17

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