JPH055068Y2 - - Google Patents
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- JPH055068Y2 JPH055068Y2 JP1987193700U JP19370087U JPH055068Y2 JP H055068 Y2 JPH055068 Y2 JP H055068Y2 JP 1987193700 U JP1987193700 U JP 1987193700U JP 19370087 U JP19370087 U JP 19370087U JP H055068 Y2 JPH055068 Y2 JP H055068Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- seat
- main body
- lever
- seat back
- bag
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- Expired - Lifetime
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、シートクツシヨンをシート前方に跳
ね上げるとともに、シートバツクをシート前方に
倒伏させるように構成されてなる前倒れ式車両用
シートの改良に関する。
ね上げるとともに、シートバツクをシート前方に
倒伏させるように構成されてなる前倒れ式車両用
シートの改良に関する。
たとえばリアシートとして用いられる車両用シ
ートにあつては、近年、荷台やトランクルームを
拡大させる等を目的として、シートバツクを前方
に傾動させる前倒れ式のものが一般に採用される
ようになつている。特に、この種の前倒れ式車両
用シートは、ワゴンやバンタイプの車両における
荷台の有効利用を図るうえで効果を発揮し得るも
のであり、また一般乗用車においてもトランクル
ームを広げて利用できる等の利点をもつものであ
つた。
ートにあつては、近年、荷台やトランクルームを
拡大させる等を目的として、シートバツクを前方
に傾動させる前倒れ式のものが一般に採用される
ようになつている。特に、この種の前倒れ式車両
用シートは、ワゴンやバンタイプの車両における
荷台の有効利用を図るうえで効果を発揮し得るも
のであり、また一般乗用車においてもトランクル
ームを広げて利用できる等の利点をもつものであ
つた。
ところで、このような前倒れ式の車両用シート
において、そのシートバツクをシートの前方に倒
伏させるにあたつて、シートクツシヨンを予めシ
ート前方に跳ね上げるようにした構成によるもの
が従来から提案されており、このような構成によ
れば、シート前方に倒伏させたシートバツクの背
面部を荷台（またはトランクルーム）の床面と一
連な平坦面とすることが可能で、種々の荷物等を
収納するにあたつての収納効率が向上する等の利
点をもつものであつた。
において、そのシートバツクをシートの前方に倒
伏させるにあたつて、シートクツシヨンを予めシ
ート前方に跳ね上げるようにした構成によるもの
が従来から提案されており、このような構成によ
れば、シート前方に倒伏させたシートバツクの背
面部を荷台（またはトランクルーム）の床面と一
連な平坦面とすることが可能で、種々の荷物等を
収納するにあたつての収納効率が向上する等の利
点をもつものであつた。
しかしながら、上述した構成による前倒れ式の
車両用シートにあつては、シートクツシヨンを、
その前端部下方に設けてなる枢軸部によりシート
の前方に跳ね上げて回動させるとともに、シート
バツクをシートの前方に回動させて倒伏させた場
合において、このシートバツク上端部が跳ね上げ
られているシートクツシヨン側に衝突し、完全に
前倒れさせることができないといつた問題を招く
虞れがあつた。そして、このような問題を解消す
るには、シートバツク高さをシートクツシヨンと
干渉しない程度に設定することが必要で、シート
クツシヨンの跳ね上げ状態にもよるが、シートバ
ツク高さが制限されるといつた欠点があつた。
車両用シートにあつては、シートクツシヨンを、
その前端部下方に設けてなる枢軸部によりシート
の前方に跳ね上げて回動させるとともに、シート
バツクをシートの前方に回動させて倒伏させた場
合において、このシートバツク上端部が跳ね上げ
られているシートクツシヨン側に衝突し、完全に
前倒れさせることができないといつた問題を招く
虞れがあつた。そして、このような問題を解消す
るには、シートバツク高さをシートクツシヨンと
干渉しない程度に設定することが必要で、シート
クツシヨンの跳ね上げ状態にもよるが、シートバ
ツク高さが制限されるといつた欠点があつた。
また、シートバツク上端部には、通常ヘツドレ
スト等が付設されるが、このヘツドレストを取付
けたままでは、上述したシートクツシヨン側への
干渉を避けることはできないもので、このためヘ
ツドレスト付きのシートでは、前倒れ操作の度毎
にヘツドレストを予め取外すといつた面倒な作業
を必要とするもので、その煩雑さはかなりのもの
であつた。勿論、シートを元の状態に復帰させる
ときにも、ヘツドレストを再びシートバツク上端
部に取付けることが必要で、操作性の面で大きな
問題であり、前倒れ式を採用するうえで大きな障
害となるもので、これらの問題点を一掃し得る何
らかの対策を講じることが望まれている。
スト等が付設されるが、このヘツドレストを取付
けたままでは、上述したシートクツシヨン側への
干渉を避けることはできないもので、このためヘ
ツドレスト付きのシートでは、前倒れ操作の度毎
にヘツドレストを予め取外すといつた面倒な作業
を必要とするもので、その煩雑さはかなりのもの
であつた。勿論、シートを元の状態に復帰させる
ときにも、ヘツドレストを再びシートバツク上端
部に取付けることが必要で、操作性の面で大きな
問題であり、前倒れ式を採用するうえで大きな障
害となるもので、これらの問題点を一掃し得る何
らかの対策を講じることが望まれている。
このような要請に応えるために、本考案に係る
前倒れ式車両用シートは、シートクツシヨンをシ
ート前方に跳ね上げるとともに、シートバツクを
シート前方に倒伏させるように構成された前倒れ
式の車両用シートにおいて、前記シートバツク上
端部を、本体部から分割して構成するとともに、
この本体部のシートフレームに対してシートバツ
ク上端部のシートフレームを枢支軸により背面側
に回動可能な状態で連結し、前記本体部のシート
フレームにロツク爪レバーを枢支し、前記シート
バツク上端部のシートフレームに前記ロツク爪レ
バーの爪部が係止されるストライカーを設け、前
記ロツク爪レバーにワイヤの一端を連結し、ワイ
ヤの他端を車室床面に連結し、前記ロツク爪レバ
ーとストライカーとの係止状態により本体部およ
び上端部をシートバツクとして一体的に結合し、
かつシートバツクの前倒れ時に、前記ワイヤによ
りロツク爪レバーが引張られ、ロツク爪レバーと
ストライカとの係止状態が解除されるようになさ
れていることを特徴とする。
前倒れ式車両用シートは、シートクツシヨンをシ
ート前方に跳ね上げるとともに、シートバツクを
シート前方に倒伏させるように構成された前倒れ
式の車両用シートにおいて、前記シートバツク上
端部を、本体部から分割して構成するとともに、
この本体部のシートフレームに対してシートバツ
ク上端部のシートフレームを枢支軸により背面側
に回動可能な状態で連結し、前記本体部のシート
フレームにロツク爪レバーを枢支し、前記シート
バツク上端部のシートフレームに前記ロツク爪レ
バーの爪部が係止されるストライカーを設け、前
記ロツク爪レバーにワイヤの一端を連結し、ワイ
ヤの他端を車室床面に連結し、前記ロツク爪レバ
ーとストライカーとの係止状態により本体部およ
び上端部をシートバツクとして一体的に結合し、
かつシートバツクの前倒れ時に、前記ワイヤによ
りロツク爪レバーが引張られ、ロツク爪レバーと
ストライカとの係止状態が解除されるようになさ
れていることを特徴とする。
本考案によれば、シートバツク本体部のシート
フレームにロツク爪レバーを枢支し、前記シート
バツク上端部のシートフレームに前記ロツク爪レ
バーの爪部が係止されるストライカーを設け、前
記ロツク爪レバーにワイヤの一端を連結し、ワイ
ヤの他端を車室床面に連結したので、シートクツ
シヨンをシート前方に跳ね上げるとともに、シー
トバツクをシート前方に回動させて倒伏させた場
合において、このシートバツクの倒伏動作に連動
してワイヤによりロツク爪レバーが引張られ、ロ
ツク爪レバーとストライカとの係止状態が解除さ
れ、シートバツク上端部が本体部に対して背面側
に回動可能な状態とすることができ、倒伏状態に
おいてシートクツシヨンと干渉しないようにシー
トバツク背面側に回動された中折れ状態となるも
のである。
フレームにロツク爪レバーを枢支し、前記シート
バツク上端部のシートフレームに前記ロツク爪レ
バーの爪部が係止されるストライカーを設け、前
記ロツク爪レバーにワイヤの一端を連結し、ワイ
ヤの他端を車室床面に連結したので、シートクツ
シヨンをシート前方に跳ね上げるとともに、シー
トバツクをシート前方に回動させて倒伏させた場
合において、このシートバツクの倒伏動作に連動
してワイヤによりロツク爪レバーが引張られ、ロ
ツク爪レバーとストライカとの係止状態が解除さ
れ、シートバツク上端部が本体部に対して背面側
に回動可能な状態とすることができ、倒伏状態に
おいてシートクツシヨンと干渉しないようにシー
トバツク背面側に回動された中折れ状態となるも
のである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図は本考案に係る前倒れ式車両用シートの
一実施例を示すものであり、同図において、ま
ず、全体を符号１で示す車両用シートの概略構成
を簡単に説明すると、この車両用シート１は、車
室床面２上に配設され、かつその前端部下方の枢
軸部３を介してシート前方に跳ね上げ可能に構成
されたシートクツシヨン４と、このシートクツシ
ヨン４の後端側で枢軸部５を介して回転自在に枢
支され、かつこの枢軸部５を介してシート前方に
向つて回動させてシートクツシヨン位置まで倒伏
させることができるシートバツク６等によつて構
成され、かつこのシートバツク６上端部にはベツ
ドレスト７が付設されている。
一実施例を示すものであり、同図において、ま
ず、全体を符号１で示す車両用シートの概略構成
を簡単に説明すると、この車両用シート１は、車
室床面２上に配設され、かつその前端部下方の枢
軸部３を介してシート前方に跳ね上げ可能に構成
されたシートクツシヨン４と、このシートクツシ
ヨン４の後端側で枢軸部５を介して回転自在に枢
支され、かつこの枢軸部５を介してシート前方に
向つて回動させてシートクツシヨン位置まで倒伏
させることができるシートバツク６等によつて構
成され、かつこのシートバツク６上端部にはベツ
ドレスト７が付設されている。
さて、本考案によれば、上述したような構成に
よる前倒れ式の車両用シート１において、シート
クツシヨン４をシート１前方に跳ね上げた後にシ
ート１前方に回動されて倒伏されるシートバツク
６の上端部１０を、本体部１１から分割して構成
するとともにこの本体部１１に対し枢支軸として
の螺番１２により背面側に回動可能な状態で連結
し、常時はこれら本体部１１および上端部１０を
シートバツク６として一体的に結合し（図中実線
で示す）かつその前倒れ時においてのみ前記結合
状態を解除する係止手段としてのロツク爪機構１
３を付設するようにしたところに特徴を有してい
る。なお、図中１０ａ，１１ａはシートバツク６
を構成する上端部１０および本体部１１内のシー
トフレームである。
よる前倒れ式の車両用シート１において、シート
クツシヨン４をシート１前方に跳ね上げた後にシ
ート１前方に回動されて倒伏されるシートバツク
６の上端部１０を、本体部１１から分割して構成
するとともにこの本体部１１に対し枢支軸として
の螺番１２により背面側に回動可能な状態で連結
し、常時はこれら本体部１１および上端部１０を
シートバツク６として一体的に結合し（図中実線
で示す）かつその前倒れ時においてのみ前記結合
状態を解除する係止手段としてのロツク爪機構１
３を付設するようにしたところに特徴を有してい
る。なお、図中１０ａ，１１ａはシートバツク６
を構成する上端部１０および本体部１１内のシー
トフレームである。
ここで、上述したロツク爪機構１３の詳細は第
２図に示す通りで、本体部１１の上端側に枢支さ
れたロツク爪レバー１４と、その一端爪部１４ａ
が係止されるように上端部１０側に設けられたス
トライカー１５とを備え、かつ前記レバー１４の
他端には、シートバツク枢軸部５に近接する車室
床面２上から一定長さを有するワイヤ１６が連結
されている。そして、ここで注目すべきことは、
シートバツク６を前倒れさせたときに、ワイヤ１
６の床面２への連結点からロツク爪レバー１４の
爪部１４ａまでの距離が起立時のL1からL2（L1＜
L2）に変化し、これにより爪部１４ａのストラ
イカー１５への係止状態が自動的に解除されるよ
うに構成されていることで、その作用効果は容易
に理解されよう。なお、このような構成において
必要とされる条件としては、シートバツク６の枢
軸部５からワイヤ１６の床面２への連結点までの
距離が起立時のl1から倒伏時にはl2（l1＜l2）と変
化するように各部を設定することである。
２図に示す通りで、本体部１１の上端側に枢支さ
れたロツク爪レバー１４と、その一端爪部１４ａ
が係止されるように上端部１０側に設けられたス
トライカー１５とを備え、かつ前記レバー１４の
他端には、シートバツク枢軸部５に近接する車室
床面２上から一定長さを有するワイヤ１６が連結
されている。そして、ここで注目すべきことは、
シートバツク６を前倒れさせたときに、ワイヤ１
６の床面２への連結点からロツク爪レバー１４の
爪部１４ａまでの距離が起立時のL1からL2（L1＜
L2）に変化し、これにより爪部１４ａのストラ
イカー１５への係止状態が自動的に解除されるよ
うに構成されていることで、その作用効果は容易
に理解されよう。なお、このような構成において
必要とされる条件としては、シートバツク６の枢
軸部５からワイヤ１６の床面２への連結点までの
距離が起立時のl1から倒伏時にはl2（l1＜l2）と変
化するように各部を設定することである。
このような構成によれば、シートクツシヨン４
をシート１前方に跳ね上げるとともに、シートバ
ツク６をシート１前方に回動させて倒伏させた場
合において、このシートバツク６の倒伏動作に連
動して結合状態が解除されるロツク爪機構１３に
より、シートバツク上端部１０が本体部１１に対
して自動的に背面側に回動可能な状態とすること
ができ、倒伏状態においてシートクツシヨン４と
干渉しないようにシートバツク６背面側に回動さ
れた中折れ状態となるものである。そして、この
ような前倒れ式の車両用シート１によれば、シー
トバツク６のシートクツシヨン４側への干渉のな
い中折れによる倒伏状態が可能で、従来のように
シートバツク６高さが制限されたり、その上端部
に設けられるヘツドレスト７の面倒な着脱操作が
必要とされる等の問題点を一掃することができ、
シートバツク６倒伏時や起立時における操作をき
わめて簡単かつ迅速に行なえ、前倒れ式としての
機能を発揮し得る等の種々優れた利点を奏するも
のである。
をシート１前方に跳ね上げるとともに、シートバ
ツク６をシート１前方に回動させて倒伏させた場
合において、このシートバツク６の倒伏動作に連
動して結合状態が解除されるロツク爪機構１３に
より、シートバツク上端部１０が本体部１１に対
して自動的に背面側に回動可能な状態とすること
ができ、倒伏状態においてシートクツシヨン４と
干渉しないようにシートバツク６背面側に回動さ
れた中折れ状態となるものである。そして、この
ような前倒れ式の車両用シート１によれば、シー
トバツク６のシートクツシヨン４側への干渉のな
い中折れによる倒伏状態が可能で、従来のように
シートバツク６高さが制限されたり、その上端部
に設けられるヘツドレスト７の面倒な着脱操作が
必要とされる等の問題点を一掃することができ、
シートバツク６倒伏時や起立時における操作をき
わめて簡単かつ迅速に行なえ、前倒れ式としての
機能を発揮し得る等の種々優れた利点を奏するも
のである。
なお、本考案は上述した実施例構造に限定され
ず、各部の形状、構造などを、必要に応じて適宜
変形、変更することは自由であり、また本考案は
ヘツドレスト７を有しないタイプのシート１に適
用しても効果を発揮し得ることも明らかであろ
う。
ず、各部の形状、構造などを、必要に応じて適宜
変形、変更することは自由であり、また本考案は
ヘツドレスト７を有しないタイプのシート１に適
用しても効果を発揮し得ることも明らかであろ
う。
以上説明したように、本考案に係る前倒れ式車
両用シートによれば、シートバツクの上端部を、
本体部から分割して構成するとともにこの本体部
に対し枢支軸により背面側に回動可能な状態で連
結し、常時はこれら本体部および上端部をシート
バツクとして一体的に結合しかつシートクツシヨ
ンが前方に跳ね上げられた前倒れ時に、この倒伏
動作に連動してワイヤによりロツク爪レバーが引
張られ、ロツク爪レバーとストライカとの係止状
態が解除され、シートバツク上端部が本体部に対
して背面側に回動可能な状態とすることができ、
簡単かつ安価な構成にもかかわらず、シートバツ
クのシートクツシヨン側への干渉のない中折れに
よる倒伏状態を可能とするもので、従来のように
シートバツク高さが制限されたり、ヘツドレスト
の面倒な着脱操作が必要とされる等の問題点を一
掃することができ、シートバツク倒伏時や起立時
における操作性に優れ、前倒れ式としての機能を
発揮し得る等の実用上種々優れた効果がある。
両用シートによれば、シートバツクの上端部を、
本体部から分割して構成するとともにこの本体部
に対し枢支軸により背面側に回動可能な状態で連
結し、常時はこれら本体部および上端部をシート
バツクとして一体的に結合しかつシートクツシヨ
ンが前方に跳ね上げられた前倒れ時に、この倒伏
動作に連動してワイヤによりロツク爪レバーが引
張られ、ロツク爪レバーとストライカとの係止状
態が解除され、シートバツク上端部が本体部に対
して背面側に回動可能な状態とすることができ、
簡単かつ安価な構成にもかかわらず、シートバツ
クのシートクツシヨン側への干渉のない中折れに
よる倒伏状態を可能とするもので、従来のように
シートバツク高さが制限されたり、ヘツドレスト
の面倒な着脱操作が必要とされる等の問題点を一
掃することができ、シートバツク倒伏時や起立時
における操作性に優れ、前倒れ式としての機能を
発揮し得る等の実用上種々優れた効果がある。
第１図は本考案に係る前倒れ式車両用シートの
一実施例を示す概略側面図、第２図はその要部と
する係止手段の拡大図である。 １……前倒れ式の車両用シート、２……車室床
面、３……シートクツシヨン枢軸部、４……シー
トクツシヨン、５……シートバツク枢軸部、６…
…シートバツク、７……ヘツドレスト、１０……
シートバツク上端部、１１……シートバツク本体
部、１２……螺番（枢支軸）、１３……ロツク爪
機構（係止手段）。
一実施例を示す概略側面図、第２図はその要部と
する係止手段の拡大図である。 １……前倒れ式の車両用シート、２……車室床
面、３……シートクツシヨン枢軸部、４……シー
トクツシヨン、５……シートバツク枢軸部、６…
…シートバツク、７……ヘツドレスト、１０……
シートバツク上端部、１１……シートバツク本体
部、１２……螺番（枢支軸）、１３……ロツク爪
機構（係止手段）。
Claims (1)
- シートクツシヨンをシート前方に跳ね上げると
ともに、シートバツクをシート前方に倒伏させる
ように構成された前倒れ式の車両用シートにおい
て、前記シートバツク上端部を、本体部から分割
して構成するとともに、この本体部のシートフレ
ームに対してシートバツク上端部のシートフレー
ムを枢支軸により背面側に回動可能な状態で連結
し、前記本体部のシートフレームにロツク爪レバ
ーを枢支し、前記シートバツク上端部のシートフ
レームに前記ロツク爪レバーの爪部が係止される
ストライカーを設け、前記ロツク爪レバーにワイ
ヤの一端を連結し、ワイヤの他端を車室床面に連
結し、前記ロツク爪レバーとストライカーとの係
止状態により本体部および上端部をシートバツク
として一体的に結合し、かつシートバツクの前倒
れ時に、前記ワイヤによりロツク爪レバーが引張
られ、ロツク爪レバーとストライカとの係止状態
が解除されるようになされていることを特徴とす
る前倒れ式車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987193700U JPH055068Y2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987193700U JPH055068Y2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0196346U JPH0196346U (ja) | 1989-06-27 |
| JPH055068Y2 true JPH055068Y2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=31484478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987193700U Expired - Lifetime JPH055068Y2 (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055068Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6217447B2 (ja) * | 1982-03-18 | 1987-04-17 | Tokyo Denryoku Kk | |
| JPS6220932B2 (ja) * | 1979-10-03 | 1987-05-09 | Toyota Motor Co Ltd |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60169041U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-09 | 三菱自動車工業株式会社 | 自動車用シ−ト構造 |
| JPS6217447U (ja) * | 1985-07-18 | 1987-02-02 | ||
| JPH0628351Y2 (ja) * | 1985-07-24 | 1994-08-03 | 池田物産株式会社 | 自動車用リアシ−ト |
-
1987
- 1987-12-21 JP JP1987193700U patent/JPH055068Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6220932B2 (ja) * | 1979-10-03 | 1987-05-09 | Toyota Motor Co Ltd | |
| JPS6217447B2 (ja) * | 1982-03-18 | 1987-04-17 | Tokyo Denryoku Kk |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0196346U (ja) | 1989-06-27 |
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