JPH05506019A - 共同組成物 - Google Patents
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- JPH05506019A JPH05506019A JP91507241A JP50724191A JPH05506019A JP H05506019 A JPH05506019 A JP H05506019A JP 91507241 A JP91507241 A JP 91507241A JP 50724191 A JP50724191 A JP 50724191A JP H05506019 A JPH05506019 A JP H05506019A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
共同組成物
本発明は、ステロイド5−α−レダクターゼの拮抗阻害剤である、ある種の選択
された化合物の1つを、ステロイド5−α−レダクターゼの不拮抗阻害剤(un
competitive 1nhibitor)である、ある種の選択された化
合物の1つと組み合わせて含有する組成物からなる。この医薬の新規な組合せを
含有する組成物は、血漿ジヒドロテストステロン(DHT)の改良された抑制お
よび前立腺および精嚢の改良された重量減少を示す。
ステロイド5−α−レダクターゼは、機構的に、テストステロン(T)をDHT
に変換するNADPH−依存性酵素である。本請求の範囲に記載した組成物の個
々の化合物は、還元過程の特定の段階で特定の酵素種に結合することにより5−
α−レダクターゼ阻害活性を生じさせる。還元過程の異なる段階で、興なる酵素
種に結合する阻害剤の組合せが、単一の阻害剤が単独でなしえる範囲を越えて、
血漿DHTの濃度を低下させ、前立腺および精嚢の重量を減少させることを見い
だした。
発明の背景
ステロイド5−α−レダクターゼは、テストステロンをDHTに変換するNAD
PH−依存性酵素である。種々の疾患症状における高DHT濃度の重要性につい
ての認識が多くの試みを刺激し、この酵素の阻害剤が合成された。
最初に記載された阻害剤は、1973年のシアおよびボイド()(siaおよび
Voight)による4−アンドロステン−3−オン−17β−カルボン酸であ
った。
ジャーナル−オン・インベスティゲイティブ・ダーマトロジ−(J 、 1 n
vest。
Dermat、) 62 : 224〜227゜(4R)−5,10−セコ−1
9−ノルプレグナ−4,5−ジニンー3.10.20−)ジアゾが次に記載され
た阻害剤であって、さらに5−α−レダクターゼについての親和力標識としての
有用性も判明した。ロバイレ・ビー(Robaire、 B、 )ら、(197
7)、ジャーナル・オン・ステロイド・バイオケミストリー(J 、 S te
roid B iochem、 )旦+307〜310゜(5α、2O−R)−
4−ジアゾ−21−ヒドロキシ−20−メチルプレグナン−3−オンが、ステロ
イド5−α−レダクターゼの強力な時間−依存性阻害剤であると報告された。ブ
ロム・ティー・アール(B lohm、 T、 R,)ら、(1980)。
バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケーションズ
(BiochetBiophys、Res、 Coaa+、) 95 : 27
3〜280 :1982年3月2日付けの米国特許第4.317.817号。1
7β−N、N−ジエチルカルバモイル−4−メチル−4−アザ−5−α−アント
ロスタン−3−オンは、1983年3月22日付けの米国特許第4.377.5
84号およびリアング・ティー(Liang、T、)ら、(1983)、ジャー
ナル・オン・ステロイド・バイオケミストリー 19.385〜390に記載の
、ステロイド5−α−レダクターゼの一部の4−アザ−ステロイド阻害剤の典型
例である。17α−アセトキシ−6−メチレン−ブレダン−4−エン−3,20
−ジオンもまた、ステロイド5−α−レダクターゼの時間−依存性不活性化剤で
あることがわかった。ベトロウ・ブイ(p etrov、 V )ら、(198
1)、ステロイズ(S teroids) 3旦=121〜140゜
さらに、他のステロイド5−α−レダクターゼ阻害剤も記載されている。198
6年6月2日付けの米国特許第4.361.578号は、一連のホモステロイド
酵素阻害剤を記載している。米国特許第4.191,759号は、ステロイド5
−α−レダクターゼ阻害剤として活性な17β−カルボキノ−4−アンドロステ
ン−3−オンのアミド類を開示している。日本国特許J60146855−.A
およびJ60116657−Aは、5−α−レダクターゼ阻害活性を含む多くの
活性を有する種々のアニリン誘導体を開示している。日本国特許l601429
41−Aは、5−α−レダクターゼ阻害活性を有するフェニル−置換ケトン類を
開示し、欧州特許EP173516−Aは同様の活性を有する種々のフェニル−
置換アミド類を開示している。シセイド(S hiseido)は、ステロイド
5−α−レダクターゼの活性阻害剤であるテルペン誘導体に言及している。日本
国特許J59053417−A。
近年、ニコチンアミド補因子が酵素に結合する最初の基質であって、該酵素から
放出される最後の生成物であるとする定序動力学的機構(ordered ki
neticIIlechanism)において(図1)、ステロイド5−α−レ
ダクターゼが該定序動力学的機構に従うことが明らかにされた(ハウストン(H
ouston)ら、(1987)。
ステロイズ 49,355〜369:メトカルフ・ビー(Metcalf、 B
、 )ら、(1989)バイオオーガニック・ケミストリー(Bioorgan
ic Chemistry) 17゜372〜376)。定序動力学的機構に従
う二基貫酵素のゆきどまり(dead−end)阻害剤は、1種以上の存在する
酵素種に結合することができる。ステロイド5−α−レダクターゼで、このよう
なステロイド阻害剤が結合しうる酵素形は、遊離酵素のE、および補因子との酵
素二元複合体であるE−NADPHおよびE−NADP”を包含する。例えば、
N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−4−アザ−17β−カルボ
キシアミド−3−オン(化合物A)のような4−アザ・ステロイド阻害剤(リア
ング(L iang)ら、(1985)、エンドクリノロジー(Endocri
nology) 117. 571〜579)は、酵素−NADPH−阻害剤の
ゆきどまり複合体(E−NADPH−I、図1)を形成することにより酵素活性
を阻害する。
図1
図1 拮抗および不拮抗阻害剤によるステロイド5−α−レダクターゼの阻害の
動力学的機構
図1において、拮抗阻害剤を■と称し、不拮抗阻害剤をJと称する。
このような関係において、阻害剤のこれらの各酵素形への結合は、アーウィン・
z、yチ・セゲル(Irvin H,Segel) 、エンザイム・キネティ’
yクス(E nzymeKinetics’) 、ンaン・ウィリー&サンズ社
(J ohn Wiley& 5ons、 I nc、 ) (1975)に記
載されているように動力学的に別個のものである。E−NADPH複合体に結合
する阻害剤の存在下、種々の濃度のテストステロンによるn素触媒の応答速度は
、式1により示すことができる。この様式は、可変基質、この場合、テストステ
ロンに対する拮抗阻害と称される。同様に、E−NADP−複合体に選択的に結
合する阻害剤用の様式は式2により示されるコニのような化合物は可変基質に対
する不拮抗阻害剤と称される3式1および2において、■は生成物形成の観察速
度であり、vlは可変基質(A)の飽和濃度における最大酵素速度であり、■は
見かけ阻害定数に、、またはに8.での阻害剤の1度であり、K1は可変基質の
見かけミカエリス定数である。
v=V、A/ [K、(1+I/に+、)+A] (1)V=V、A/ [K、
+A (1+I/L+)] (2)可変濃度の基質(A)および阻害剤(I)で
測定した速度(V)を、クリ−ランド(C1eland) (クリ−ランド・ダ
ブリュ・ダブリs (C1eland、 W、 W、 )、(1979)、メソ
ッズ・イン・エンザイモロジ−(Methods in Enzymology
) 63.103〜138)に記載されているようなコンピュータープログラム
との非線形の曲線の当て嵌めにより評価し、式1または2に対する最適嵌合を決
定する。
これらの分析の結果は、典型的には、1/速度vs、1/[テストステロン]の
二重逆数プロットにて表される。図1のパターンは、定圧動力学的機構における
第2の基質に対する拮抗および不拮抗阻害剤の特性を示し、可逆ゆきどまり阻害
剤のE−NADPHまたはE−NADP’″の各々への結合を区別するのに用い
ることができる。同一の不拮抗様式(式2)が定厚酵素の表面に結合する第1の
基質の変形したE−NADPHまたはE−NADP″″のいずれかに結合する阻
害剤を評するのにも用いられるため、NADPHを変えるような実験で、これら
の2種の機構を区別することはできない:しかしながら、このような実験の結果
を用い、遊離酵素(E)への結合より得られる阻害機構と区別することはできる
。
比較条件下、これらの2つの異なる機構で作用する阻害剤の効果が図2に示され
ており;この例で、各阻害剤の濃度は、その阻害定数(K、1またはに1.)に
等しいようにセットされており、基質のミカエリス定数(K、)は1濃度単位で
セットされている。曲線Aが阻害されない速度を示すのに対して、曲線Bおよび
Cは、E−NADPHおよびE−NADP−複合体に選択的に結合する阻害剤を
示す。
曲線AおよびCは平行である(不拮抗パターン)のに、曲線AおよびBは縦軸に
て交差する(拮抗パターン)ことに留意すべきである。このプロットから、拮抗
阻害剤(E−NADPH−I)は低基質濃度でより効率がよく、一方、不拮抗阻
害剤(E−NAD I”−J >は、より高濃度の基質でより効率がよいことが
わかる。これらの2つの曲線の交点は、そのに、に等しい基質濃度で生じる。
図2.E−NADPHおよびE−NADP”に結合する化合物でのステロイド5
−α−レダクターゼの阻害様式:
異なる酵素形に結合する阻害剤の付加的効果E−NADPHおよびE−NADP
−の両方に等しく結合しつる単一分子は、2つの二重逆数プロットの勾配および
切片の付加的効果を示す。これは式3て示され、図2の曲WDで表されている。
v=V、、、A/ [K、(1: I/に、、) −、A (1、’ I/に、
、)3 (3)このような混合した(非拮抗性) (noncompetiti
ve)作用様式を示す分子による阻害は、基質S度の全範囲にわたって単一機構
のいずれか嵐独の阻害よりもより効率がよい。この混合した相互作用の様式の記
載は、異なる酵素形であるE−N、ADPHおよびE−NADP−と独立して相
互に作用する2種の異なる分子種の存在下におけるステロイド5−α−レダクタ
ーゼの阻害に等しく適用しつる。
したがって、曲線りは、さらに、各々がE−NADPHおよびE −N A D
P−複合体のそれぞれの阻害定数に等しい4度での2種の化合物による阻害を
記載する。
再度いえば、この結果は、基質の全濃度範囲にわたって、単独の阻害剤の効果よ
りも優れている。
拮抗阻害剤(N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−4−アザ−1
7β−カルボキシアミド−3−オン、化合物A)および不拮抗阻害剤(N、 N
−ジイソプロピル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキシアミド
−3−カルボン酸、化合物B)のこのような付加的阻害効果が、イン・ビトロに
おけるダブルの阻害実験;別の阻害剤の存在下、一方の阻害剤の濃度増加はより
大きな酵素阻害を誘発しく図3)、一方また、相互に相客れない結合を示す阻害
実験で証明された。E−NADPH(拮抗性)またはlニーNADP” (不拮
抗性)に結合する阻害剤の一方が所定の濃度である場合、別の阻害剤をいくらか
の量追加することで、観察される酵素阻害はその阻害剤単独におけるよりも増加
する。
図3.ラットの肝ステロイド5−α−レダクターゼの阻害:化合物A十化合物B
の効果。ラットの肝ステロイド5−α−レダクターゼを、補因子再生系の下、’
t3K(DT (1,OaM)お、J’FNADPH(100,CZM) で検
定した。
V、=V、/ 「l〒I/に、+J/に、−4−I J/βに、に、]である0
(O)、3(△)、5 (+L 9 (x)、12 (◇)および15()nM
の存在下、化合物Aの濃度をO〜10nMと変えた。
比較において、図4は薬剤物質のコンサーベーションの結合様式を示す。ここで
、算定した曲線は、その各阻害定数に関連する全薬剤物質に基づいている:全阻
害剤=一定=Σ([阻害剤] /に、、、、、)。曲線Aは阻害されない速度を
示し、曲線BおよびCは、各々、拮抗または不拮抗阻害剤単独の存在を示し、一
方、曲線りは半分の拮抗および不拮抗阻害剤からなる阻害剤物質のコンサーベー
ンヨンを示す。ここで、2つの異なる機構で作用する阻害剤の組合せは、基質濃
度がそのに1を超えているならば拮抗阻害剤よりも優れており、K、以下の低基
質濃度で不拮抗阻害剤よりもより効率がよい。動力学様式は共に式2で示される
ため、他の基質、NADPHに対する同様の分析は、阻害効果において何ら違い
を示さな図4.E−NADPHおよびE−NADP”に結合する化合物を用いる
ステロイド5−α−レダクターゼの阻害様式。
阻害剤物質のコンサーベーション。
優れた結果を得るに異なる機構型の5−α−レダクターゼ阻害剤を医薬組成物中
に組み合わせることは出願人にとって全く知られていない技術である。
発明の記載
5−α−レダクターゼの「拮抗」および「不拮抗」阻害剤から選ばれる組合せを
、医薬組成物において、テストステロンのDHTへの酵素還元を抑制するのに用
いる。本発明の「拮抗j阻害成分は酵素−NADPH−阻害剤のゆきどまり複合
体を形成する化合物であり、本発明の「不拮抗」阻害成分は、前記のような酵素
−NADP”−阻害剤のゆきどまり複合体を形成する化合物である。
さらには、イン・ビボにて親代合物を生じさせるか、医薬上許容される付加塩の
ようなそれ自体有用であるこれらの化合物の誘導体も包含される。塩基性基を有
するこれらの化合物の塩は、塩基性化合物の存在下、その分野において公知の方
法により有機または無機酸を用いて形成される。例えば、該化合物を、溶媒を除
去することにより塩を単離する、エタノールのような水混和性溶媒中、または所
望の塩を直接分離するかあるいは溶媒を除去することにより単離する、エチルエ
ーテルあるいはクロロホルムのような酸が可溶性である水非混和性溶媒中、無機
または有機酸と反応させる。本発明に含まれる酸付加塩の例は、マレイン酸、フ
マル酸、乳酸、シュウ酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸、酒石酸、クエン酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸および硝酸の塩で
ある。酸性基を有する本発明の化合物の医薬上許容される塩基付加塩は、非毒性
のアルカリ金属およびアルカリ土類金属を包含する有機または無機塩基、例えば
、水酸化カルシウム、ナトリウムおよびカリウム:水酸化アンモニウム、および
トリエチルアミン、ブチルアミン、ピペラジンおよび(トリヒドロキシメチル)
メチルアミンのような非毒性有機塩基から公知方法により製造される。プロドラ
ッグ誘導体は、〇−エステル類、特に各アルカノイル基が炭素数2〜8であるト
リー〇−低級アルカノイルエステル二〇−メチルエーテル類または硫酸エステル
類を包含する。分離したRおよびS立体異性体もまた有用である。
前記のような拮抗ステロイド5−α−レダクターゼ阻害剤であると、色われる化
合物は:
N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−4−アザ−17β−カルボ
キシアミド−3−オン、
ぐ20R)−ヒドロキシメチル−4−メチル−4−アザ−5−α−プレグナン−
3−オン、
17β−N、N−ジイソプロピルカルボキシアミド−5−α−8(14)−アン
ドロステン−4−メチル−4−アザ−3−オン、および17β−N−t−ブチル
カルボキシアミド−5−α−8(14)−アンドロステン−4−メチル−4−ア
ザ−3−オンのような3−オン−4−アザステロイド化合物を包含する。
さらに、
17β−N、N−ジイソプロピルカルボキシアミド−3−二トロー5−α−アン
ドロスト−3−エン、
17β−N−t−ブチルカルボキシアミド−3−ニトロ−5−α−アンドロスト
−3−エン、および
17β−N、N−ジイソプロピルカルボキシアミド−3−二トロー5α−アンド
ロスト−2−エンを包含する3−ニトロステロイド化合物もまた拮抗阻害剤であ
ることが判明した。
前記のような不拮抗ステロイド5−α−レダクターゼ阻害剤であると思われる化
合物は・
N−4−ブチル−アンドロスト−3,5−フェン−1フβ−カルボキシアミド−
3−カルボン酸またはその塩、
N、 N−シイツブコピルーアンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキ
シアミド−3−カルボン酸またはその塩、17β−(N、N−ジイソプロピルカ
ルボキンアミド)−二ストラ−1,3゜5(10) hジエン−3−カルボン酸
またはその塩、17β−(N−t−ブチルカルボキシアミド)−エストラ−1,
3,5(10)−トリエンー3−カルボン酸またはその塩、17β−(N、N−
ジイソプロピルカルボキシアミド)−エストラ−1,3゜5 (:LO)−hジ
エン−3−スルホン酸またはその塩、20−α−(ヒドロキシメチル)−A−ツ
ルー5−α−ブレグンー1−エンー2−カルボン酸またはその塩、
17β−(N−t−ブチルカルボキシアミド)−二ストラ−1,3,5(10)
−トリエン−3−スルホン酸またはその塩、17β−(N、N−ジイソプロピル
カルボキシアミド)エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−ホスホン酸
またはその塩、17β−(N−t−ブチルカルボキシアミド)−二ストラ−1,
3,5(10)−トリエン−3−ホスホン酸またはその塩、17β−(N、N−
ジイソプロピルカルボキンアミド)エストラ−1,3,5(10)−トリエン−
3−ホスフィン酸またはその塩、17β−(N−t−ブチルカルボキシアミド)
−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−ホスフィン酸またはその塩、
17β−N−t−ブチルカルボキンアミド−アンドロスト−3,5−ジエン−3
−ホスフィン酸またはその塩、
17β−N、N−ジイソプロピルカルボキンアミド−アンドロスト−3,5−ノ
ニン−3−ホスフィン酸またはその塩、17β−N−t−ブチルカルボキンアミ
ド−アンドロスト−3,5−ジエン−3−ホスホン酸またはその塩、および
17β−N、N−ンイソプロビルカルボキシアミドーアンドロストー3.5−ノ
ニン−3−ホスホン酸またはその塩を包含する。
当業者であれば、阻害剤が前記の方法による拮抗または不拮抗型であるかどうか
を容易に決定することができる。そのような化合物はすべて、本発明の範囲内に
含まれる。
請求の範囲に記載した組合せはステロイド5−α−レダクターゼ活性を阻害する
ため、該組合せは、DHT活性の低下が所望の治療効果をもたらす疾患または症
状の治療にて有用性を有する。このような疾患および症状は、尋常性ざ癒、脂漏
症、女性型多毛症、良性前立腺肥大のような前立腺疾患および男性型禿頭を包含
する。
本発明のある種の組合せを、ステロイド5−α−レダクターゼ活性を阻害するそ
のイン・ビボ効能について試験した。
雄のラットを去勢し、1力月間処理しなかった場合、腹部の前立腺はその原細胞
数全体の約10%まで退縮する。テストステロンの生理学的血清中濃度を再生す
るのに、外因性テストステロンをこれらの去勢ラットに付与すると、その退縮し
た腹部前立腺は速やかに増大し、2〜3週間以内にその原細胞数を再生する。
ラットの腹部前立腺の再生を誘発するこのテストステロンを阻害することを用い
、「拮抗」阻害剤および「不拮抗」阻害剤を個々に、および組み合わせて一日に
2回、経口投与してその効力および効能を比較した。
N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−4−アザ−17β−カルボ
キンアミド−3−オン(化合物A)が拮抗阻害剤であり、N−t−ブチル−アン
ドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキシアミド−3−カルボン酸(化合
物C)が不拮抗阻害剤である。
これらの実験を実施するに、開始体重が250〜300gmである合計50匹の
雄のスブラギュー・ダウレイ(Sprague Davley)ラット(バーラ
ン・スブラギューーダウレイ社(Harlan Sprague−Davley
、Inc、)より入手)を用いた。
これらのうち45匹の動物を去勢し、1力月間処理することなく、最大の腹部前
立腺および精嚢の退縮を得た。この1力月後、45匹の去勢動物のうち40匹を
、2.5cm長のテストステロン充填のシラスティック(silastic)類
カプセルを横腹に皮下移植した。該50匹の動物を以下のように10群に分けた
。
群1−ビヒクルを単独で一日に2回付与した去勢されていないラット(非去勢対
照):
群2−ビヒクルを一日に2回付与した、テストステロンカプセルを移植していな
い去勢ラット(去勢対照):
群3−ビヒクルを一日に2回付与した、テストステロンカプセルを移植した去勢
ラット(再生対照);
群4−テストステロン移植と不拮抗阻害剤(BID)12.5mg/kgを加え
た去勢ラット;
群5−テストステロン移植と不拮抗阻害剤(BID)25mg/kgを加えた去
勢ラット:
群6−テストステロン移植と不拮抗阻害剤(BID)50mg/kgを加えた去
勢ラット:
群7−テストステロン移植と拮抗阻害剤(BID)12.5mg/kgを加えた
去勢ラット:
群8−テストステロン移植と拮抗阻害剤(BID)2:5mg/kgを加えた去
勢ラット:
群9−テストステロン移植と拮抗阻害剤(BID)50mg/kgを加えた去勢
ラット。
群10−テストステロン移植と不拮抗阻害剤(BID)50mg/kgと拮抗阻
害剤(BID)50mg/kgを加えた去勢ラットこれらの動物に、−日に2回
(BID)、10日間連続的に5−α−レダクターゼ阻害化合物を投与した。試
験化合物をプロピレングリコールに溶かし、標体食塩水に希釈した。治療の最後
に、血液を動物から採集し、ついで該動物を殺し、腹部前立腺を摘出し、秤量し
、以下の操作にてDHT濃度を測定した。
前立腺組織を摘出し、余分なものを切り取り、秤量し、細かく切り刻み、リン酸
塩緩衝液で洗浄した。ついで、その組織をリン酸塩緩衝液中に均質化し、酢酸エ
チルを添加することで抽出し、オービタルミキサーで45分間混合した。該酢酸
エチルを蒸発させ、残渣をエタノール中に復元し、0.45μM濾紙を用いる遠
心分離濾過に付した。ついで、逆相HPLCを用いて成分を分離し、DHTフラ
クションを収集した。該フラクションを乾固するまで減少させ、標準の市販DH
T検定緩衝液中に復元した。ついで、そのDHT濃度をラジオイムノアッセイの
ような標準技法を用いて測定した。
増加量の単一の阻害剤で処理したラットにおいて、認められる前立腺重量の減少
は、去勢対照モデルにおけるよりも有意に高レベルにて安定水準に達し、一方、
組合せ一処理のラットにおいて、前立腺の重量は去勢状態のレベルまで減少した
。
拮抗阻害剤である化合物Aに関する、この安定水準の用量一応答効果は、さらに
他の研究においても報告されている。(ストナー(S toner)ら(198
7)、エンドクリノロジー(Endocrinology) 、120 : 7
74) oかくして、請求の範囲に記載した組合せの投与は、単一の阻害剤単独
によって得ることができるよりも有意に低い前立腺重量減少レベルをもたらす。
請求の範囲に記載した組合せを、カプセル、錠剤または注射製剤のような通常の
投与形に配合する。個体または液体医薬担体を用いる。個体担体は、スターチ、
ラクトース、硫酸カルシウムニ水和物、白土、シュークロース、タルク、ゼラチ
ン、寒天、ペクチン、アカンア、ステアリン酸マグネシウムおよびステアリン酸
を包含する。液体担体は、シロップ、落花生油、オリーブ油、食塩水および水を
包含する。同様に、担体または希釈剤は、例えば、モノステアリン酸グリセリル
またはジステアリン酸グリセリル単独またはワックスと混合した、いずれの遅延
放出性物質も包含する。固体担体の量は広範に変化するが、好ましくは、投与単
位当たり約25mg〜1gである。液体担体を用いる場合、その調製物はン口・
ノブ、エリキシル、エマルジョン、ソフトゼラチンカプセル、アンプルのような
滅菌注射液体、または水性あるいは非水性液体懸濁液の形態である。
医薬調製物は、錠剤形の場合、成分を混合し、顆粒化し、要すれば、打錠するか
、または、混合し、充填し、溶解することを包含する製薬における常法に従って
製造し、適宜、所望の経口または非経口生成物を得る。
本発明の請求の範囲に記載した各活性成分の薬物動力学的特性は、通常の投与方
法で処方する場合を予期しなければならない。その共同効果(synergis
ticeffect)を最大にするために、請求の組合せ体の個々の化合物は、
単一の医薬組成物として、または連続的に分離した医薬組成物にて投与すること
ができる。1種以上の成分を、医薬の遅延または徐放性のために、いくつかの用
量にて処理した持効性投与単位形に配合することができる。このような投与単位
は、徐放性顆粒、ショ糖中心球体または各層において活性成分の有効性が液体ま
たはポリマー物質で被覆することにより調整される多層錠剤からなっていてもよ
い。
前記のような医薬投与単位における本発明の組合せの用量は、各活性化合物0゜
1〜1000mg/kg、好ましくは1〜100mg/kgの範囲から選択され
る効果的な非毒性の量である。選択された用量を、ステロイド5−α−レダクタ
ーゼ阻害を必要とするヒト患者に、−日に付き1〜6回、局所的に、経口的に、
直腸的に、注射により、または点滴により連続的に投与する。ヒト投与用の経口
投与単位は、好ましくは、1〜500mgの活性化合物を含有する。低用量を用
いる非経口投与が好ましい。しかし、経口投与が、患者にとって安全でかつ都合
がよい場合、高用量の経口投与もまた用いることができる。
ヒトを包含する哺乳動物におけるステロイド5−α−レダクターゼ活性を阻害す
る本発明の方法は、拮抗および不拮抗の両方の作用機構を有するステロイド5−
α−レダクターゼ阻害化合物の効果的な組合せを、このような阻害を必要とする
患者に内用することからなる。
本発明の組合わせ体の試験結果を表Iに示す:去勢した雄のラットの退縮した腹
部前立腺および精嚢のテストステロン誘発再生に対する、N−t−ブチル−5−
α−アンドロスト−1−エン−4−アザ−17β−カルボキンアミド−3−オン
(化合物A)およびN−t−ブチル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−
カルボキンアミド−3−カルボン酸(化合物C)での種々の治療効果
−一一−−−−−−−−−−−−−−−2辷と一一一一一一−−−−−−−−−
−−一群1 無(非去勢対照)639±54 1443±109 332±38
101113±63群2 去勢(去勢対照)26±3165土2157±35
08±78群5 BID −25mg/kg 143±17 383士29 1
70±19 890±58群6 BID −50mg/kg 147±15 3
16±52 159立20 8+5 ”−63群g BID −25mg/kg
55±7290±25108±10 708±72群9 BID −50mg
/kg 62±7284±19 108± 7698±39*:統計学的に有意
前記の表におけるデータは、退縮したラットの腹部前立腺のテストステロン誘発
再生を遮断する、「拮抗」および「不拮抗」ステロイド5−α−レダクターゼ阻
害剤の組合せの共同効果を示している。加えて、テストステロン濃度は去勢対照
を除くすべての群において影響しないことを示すデータが得られた。
以下の実施例は、これらの化合物を含有する請求の範囲に記載した組合せおよび
医薬組成物の調製を説明する。該実施例は、前記および以下の請求の範囲に記載
の発明の範囲を制限するものではない。
実施例1
請求の化合物および組成物を投与する経口投与形は、成分を以下の表IIに示す
割合にてスクリーニングし、混合し、ハードカプセルに充填して製造する。
N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−100mg4−アザ−17
β−カルボキシアミド−3−オンN−t−ブチル−アンドロスト−3,5−ジエ
ン−100mg17β−カルボキシアミド−3−カルボン酸ステアリン酸マグネ
シウム 20mg
ラクトース 300mg
実施例2
以下の表IIIに示すシュークロース、硫酸カルシウムニ水和物および請求の範
囲に記載した化合物および組成物を、表示割合にて10%ゼラチン溶液と一緒に
混合して顆粒化する。その湿式顆粒をスクリーニングし、乾燥させ、スターチ、
タルクおよびステアリン酸と混合し、スクリーニングして打錠する。
N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−100mg4−アザ−17
β−カルボキシアミド−3−オンN−t−ブチル−アンドロスト−3,5−ジエ
ン−100mg17β−カルボキシアミド−3−カルボン酸硫酸カルシウムニ水
和物 300mg
ステアリン酸 6mg
実施例3
N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−4−アザ−17β−カルボ
キシアミド−3−オン75mgおよびN−t−ブチル−アンドロスト−3,5−
ジエン−17β−カルボキシアミド−3−カルボン酸75mgを標準食塩水25
m1に分散させ、注射用調製物を製造する。
実施例4
以下の化合物(ベース賃量にて表示)をラクトース250mgおよびステアリン
酸マグネシウム10mgと一緒に混合し、ついでハードゼラチンカプセルに充填
する。これらのカプセルを、−日に1〜6回、ステロイド5−α−レダクターゼ
阻害活性を必要とする患者に投与する。
A、N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−4−アザ−17βカル
ボキシアミド−3−オン、100mg+N−t−ブチル−アンドロスト−3,5
−ジエン−17β−カルボキシアミド−3−カルボン酸。
00mg
B、N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−4−アザ−17β−カ
ルボキシアミド−3−オン、100mg:17β−(N−t−ブチルカルボキシ
アミド)エステル−1,3,5(10)−トリエン−3−カルボン酸、100m
g
C917β−N−t−ブチルカルボキシアミド−3−ニトロ−5−α−アンドロ
スト−3−エン、100mg:N−t−ブチル−アンドロスト−3゜5−ジエン
−17β−カルボキシアミド−3−カルボン酸、100mgD、 17β−N−
t−ブチルカルボキシアミド−3−ニトロ−5−α−アンドロスト−3−エン、
100mg;17β−(N−t−ブチルカルボキシアミド)エステル−1,3,
5(10) −hリエンー3−カルボン酸。
00mg
本発明の好ましい具体例を上記により説明するが、本発明は、ここに開示されて
いる教示そのものに限定されるものではなく、以下の請求の範囲の範囲内にある
すべての修飾に対する権利を保有していることを認識すべきである。
要約書
共同組成物
ステロイド5−α−レダクターゼの拮抗および不拮抗阻害剤の組成物、阻害剤の
組成物を含有する医薬組成物およびステロイド5−α−レダクターゼを阻害する
にこれらの組成物を使用する方法が発明された。
国際調査報告
Claims (11)
- 1.(a)ステロイド5−α−レダクタ−ゼの不拮抗阻害剤と、(b)ステロイ ド5−α−レダクタ−ゼの拮抗阻害剤とからなることを特徴とする組成物。
- 2.不拮抗阻害剤の量が0.1〜1000mg/kgから選択され、拮抗阻害剤 の量が0.1〜1000mg/kgから選択される請求項1記載の組成物。
- 3.拮抗阻害剤が; N−t−ブチル−5−α−アンドロスト−1−エン−4−アザ−17β−カルボ キシアミド−3−オン; 17β−N,N−ジイソプロピルカルボキシアミド−3−ニトロ−5−α−アン ドロスト−3−エン; (20R)−ヒドロキシメチル−4−メチル−4−アザ−5−α−プレグナン− 3−オン; 17β−N−t−ブチルカルボキシアミド−3−上トロ−5−α−アンドロスト −3−エン; 17β−N,N−ジイソプロピルカルボキシアミド−3−ニトロ−5−α−アン ドロスト−2−エン; 17β−N,N−ジイソプロピルカルボキシアミド−5−α−8(14)−アン ドロステン−4−メチル−4−アザ−3−オン;または17β−N−t−ブチル カルボキシアミド−5−α−8(14)−アンドロステン−4−メチル−4−ア ザ−3−オンである請求項1記載の組成物。
- 4.不拮抗阻害剤が; N−t−ブチル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキシアミド− 3−カルボン酸またはその塩; N,N−ジイソプロピル−アンドロスト−3,5−ジエン−17β−カルボキシ アミド−3−カルボン酸またはその塩;17β−(N,N−ジイソプロピルカル ボキシアミド)−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−カルボン酸ま たはその塩;17β−(N−t−ブチルカルボキシアミド)−エストラ−1,3 ,5(10)−トリエン−3−カルボン酸またはその塩;17β−(N,N−ジ イソプロピルカルボキシアミド)−エストラ−1,3,5(10)−トリエン− 3−スルホン酸またはその塩;17β−(N−t−ブチルカルボキシアミド)− エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−スルホン酸またはその塩;17 β−(N,N−ジイソプロピルカルボキシアミド)エストラ−1,3,5(10 )−トリエン−3−ホスホン酸またはその塩;17β−(N−t−ブチルカルボ キシアミド)−エストラ−1,3,5(10)−トリエン−3−ホスホン酸また はその塩;17β−(N,N−ジイソプロピルカルボキシアミド)エストラ−1 ,3,5(10)−トリエン−3−ホスフィン酸またはその塩;20−α−(ヒ ドロキシメチル)−A−ノル−5−α−プレグン−1−エン−2−カルボン酸ま たはその塩; 17β−(N−t−ブチルカルボキシアミド)−エストラ−1,3,5(10) −トリエン−3−ホスフィン酸またはその塩;17β−N−t−ブチルカルボキ シアミド−アンドロスト−3,5−ジエン−3−ホスフィン酸またはその塩; 17β−N,N−ジイソプロピルカルボキシアミド−アンドロスト−3,5−ジ エン−3−ホスフィン酸またはその塩;17β−N−t−ブチルカルボキシアミ ド−アンドロスト−3,5−ジエン−3−ホスホン酸またはその塩;または 17β−N,N−ジイソプロピルカルボキシアミド−アンドロスト−3,5−ジ エン−3−ホスホン酸またはその塩である請求項1記載の組成物。
- 5.実施例のいずれか1つにて実質的に記載されている請求項1記載の組成物。
- 6.請求項1〜5記載のいずれか1つの組成物と医薬上許容される担体とからな る医薬組成物。
- 7.活性治療物質としての使用の請求項1〜5記載のいずれか1つの組成物。
- 8.ステロイド5−α−レダクタ−ゼ活性の阻害剤としての請求項1〜5記載の いずれか1つの組成物。
- 9.ステロイド5−α−レダクタ−ゼ活性の阻害にて用いる医薬の製造における 請求項1〜5記載のいずれか1つの組成物の使用。
- 10.ステロイド5−α−レダクタ−ゼ活性を阻害する治療を必要とする哺乳動 物に、有効量の請求項1〜5記載のいずれか1つの組成物を投与することからな ることを特徴とする哺乳動物におけるステロイド5−α−レダクタ−ゼ活性の阻 害方法。
- 11.ステロイド5−α−レダクタ−ゼの拮抗阻害剤およびステロイド5−α− レダクタ−ゼの不信抗阻害剤の医薬組成物を、連続的に、不可分の医薬組成物に て患者に投与することからなることを特徴とする哺乳動物におけるステロイド5 −α−レダクタ−ゼ活性の阻害方法。
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