JPH05505807A - 細胞毒性物質と透過促進剤を含む混合物 - Google Patents
細胞毒性物質と透過促進剤を含む混合物Info
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- JPH05505807A JPH05505807A JP91506655A JP50665591A JPH05505807A JP H05505807 A JPH05505807 A JP H05505807A JP 91506655 A JP91506655 A JP 91506655A JP 50665591 A JP50665591 A JP 50665591A JP H05505807 A JPH05505807 A JP H05505807A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
b) 以下(i=iv)を含む透過促進剤混合物1)5−75重量%の低級アル
カノールii) 5−75重量%のプロピレングリコールあるいはポリエチレン
グリコールの混合物
ii ) 1−75重量%の第三の透過促進剤iv) 0 60重量%のコビヒ
クル
11、 細胞毒性物質が5−フルオロウラシルであり、低級アルカノールがエタ
ノールである請求の範囲10にもとすく混合物。
12、 第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロ
ースモノラウレートおよびスクロースモノココエートより選択される請求の範囲
11にもとすく混合物。
13、 5−フルオロウラシルの量が約0.001から約10重量%の範囲で存
在し、透過促進剤混合物が約90から約99.999重量%の範囲で存在するよ
うな請求の範囲11にもとすく混合物。
14、5−フルオロウラシルの量が約0.1から約5重量%の範囲で存在し、透
過促進剤混合物の量が約95から珈9.9重量%の範囲で存在するような請求の
範囲11にもとすく混合物。
15、 エタノールの量が重量で10%から50%の間にあり、プロピレングリ
コールの量が重量で10%から5o%の間で午在し、第三の透過促進剤の量が重
量で10%から40%の開で存在するような請求の範囲11にもとすく混合物。
16、 第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロ
ースモノラウレート、およびスクロースモノココエートより選択されるような請
求の範囲15にもとずく混象物。
17、 コビヒクルが水あるいは水溶性緩衝液であるような請求の範囲11にも
とすく混合物。
18、 以下(a、b)の組合わせの組成を含む請求の範囲1oにちとすく混合
物。
a) 5−フルオロウラシル
b) 以下(i〜iv)を含む透過促進剤混合物1)5−75重量%のエタノー
ル
ii) 5 75重量%のプロピレングリコール1ii) 1 75重量%のス
クロースモノココエートiv) 0.1−60%重!%の水あるいは水溶性M新
液19、 皮膚疾患をもった皮膚に以下(a、b)の組合わせの組成を含む混合
物を、治療上有効な量を適用することを含む治療法。
a) m服毒性物質
b) 以下(i〜iv)を含む透過促進剤混合物1)5−75重i%の低級アル
カノールii) 5−75重I%のプロピしングリコールあるいはポリエチレン
グリコール混合物
■) 1−75重量%の第三の透過促進剤iv) 0−60重量%のコビヒクリ
20、 細胞毒性物質が5−フルオロウラシルであり低級アルカノールがエタノ
ールであるような請求の範囲1つにもとすく方法。
21、 第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロ
ースモノラウレートおよびスクロースモノココエートから2択されるような請求
の範囲1つにもとすく方法6
22、 5−フルオロウラシルの量が約0.001のlら約10重量%の範囲で
存在し、透過促進剤混合物の量が約90がら99.999重I%の範囲で存在す
るような請求の範囲20にもとず〈方法。
23、5−フルオロウラシルの量が約0.1から約5重量%の範囲で存在し、透
過促進剤混合物の量が約95から99.9重量%の範囲で存在するような請求の
範囲20にもとすく方法。
24、 エタノールの量が重量で10%から50%の間で存在し、プロピレング
リコールの量が重量で10%から50%の間で存在し、第三の透過促進剤が重量
で10%から40%の間で存在するような請求の範囲2oにもとすく方法625
、 第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロース
モノラウレートおよびスクロースモノココエートより選択されるような請求の範
囲24にもとすく方法。
26 コビヒクルが水あるいは水溶性緩衝液であるような請求の範囲20にもと
すく方法。
27、 下記(a、b)の組合わせの組成と含む請求の範囲19に6とすく方法
。
a) 5−フルオロウラシル
b) 以下(i〜iv)を含む透過促進剤混合物i) 5−75重量%のエタノ
ール
ii> 5−75重1%のプロピレングリコールii) 1−75重量%のスク
ロースモノココエートiv) 0.1 60重量%の水もしくは水溶性緩衝液明
細書
細胞毒性物質と透過促進剤を含む混合物発明の分野
本発明は肥胞毒性物質の投与に関係するものて′ある6より詳しく言えば本発明
は細胞毒性物質の経皮的吸収を促進させる新成分に関するものである。さらに詳
しく言えば、内容をこれだけに限るものではないが低級アルカノール、プロピレ
ングリコールもしくはポリエチレングリコール混合物、そして第三の透通促進剤
よりなる透過促進混合物を朋いた、5−フルオロウラシルのようζ゛綱胞毒性物
質の皮膚への投与に関するものである。
発明の皆景
アクチニックケラトーシス(actinie keratosis) 、表在性
基底細胞カルシノーマ(癌腫)などの悪性腫瘍や篩などの良性の皮膚疾患に対す
る伝統的な治療手段は、閉原包帯の使用あるいは非使用のもとに患部に対してフ
ルオロウラシルなどの細胞毒性物質を毎日−回もしくはそれ以上の頻度で塗布す
るというものであった。より透過しにくい条件でのある種の細胞毒性物質の経皮
的吸収をより効果的におこなわせるための、透過溶寿jの研究が行なわれてきた
。この処置をとることによって細胞毒性物質で処理された組廠の損傷からくる重
い皮膚の炎症が生じ、これがこの方法の有用性を著しく制限している。
非への損傷のより少ないアクチニツクケラトーシスや乾癩への処置法として、透
通促進溶剤に溶解した細胞毒性物質を、できれば閉頭包帯なしで、タイミングを
はかりながら投与することに基づく方法は米国特許番号、4,820,711.
4849゜426および4,853,388などで開示されている。
フルオロウラシル(5−フルオロウラシルあるいは5−FU)はウラシルの代謝
拮抗剤として働らく、フッ素修飾したピリミジン抗1瘍物質である。この物質は
チミジル酸(塩ン合成酵素の活性を阻害することによってDNA合成を妨げる。
チミジル酸合成酵素はDNAの前駆体であるチミジル酸へのデオキシウリジル酸
のメチル化を触媒する。またこれはより作用力iいがRNAの合成をも阻害する
。
DNAおよびRNAの欠失の及ぼす影響は、増殖が早くフルオロウラシルをより
急速にとり込む細胞に最も著しい。
)lレオロウラシルはアクチニツクあるいはソーラー(solar)クラド−シ
ス、またはボーエン病(Bowen′s disease)や表在性基底細胞カ
ルシノーマなどの他の皮膚ガンの治療に典型的に用いられている(米国特許番号
4.849,426、すL住cians Desk Raference、43
rd Ed、、 Medical Economics Co+apany(1
989)@p1729 ;
Martindale、The Extra Pharmaco oeia、2
8th Ed、、The Pbarmacentical oress。
U、に、 、 (1982)pp 210−211)。これはまた乾事やほかの
良性の皮膚疾患の治便に有用であることが報告されている(米国特許番号4,8
53,388 ; Pearl鵡nn et alJ198B)J、八m、^c
ad、Dermatol 、15 : 1247 ; Martindale、
5upra p 211) 。
フルオロウラシルはFLUOROPLEX (商標登録)(Herbert L
aboratories division。
^11ergan PharIIIacenticals)という商品名でプロ
ピレングリコール中の1%局所薬として市販されている。これはまたEFIJD
EX (商標登録) (Roche Laboratoriesdivisio
n、 Hoffmann−La Roche fc、 )という商品名で、プロ
ピレングリコール中の2%あるいは5%の局所薬として、もしくは5%のクリー
ムとして市販されている。
皮膚への薬剤の局所投与の主たる障壁となっているのは角質層であり、これはき
わめて非透過性の高い障壁となる多層の脂質二重層に埋め込まれたケラチンに富
む細胞を含んだ、皮膚の最外層である。皮膚のこのような非透過性は、薬剤を含
め、殆んどの物質の進入を防ぐことによって生物の健康にとって不可欠なものと
なっている。薬理的に活性な物質の皮膚投与に利点があるために、皮膚の透過性
を高める方法が追求されてきた。皮膚の透過性を増大させる試みのながで、たと
えばヲーフルオロウラシルの様な細胞毒性物質とともに用いるさまざまな溶媒を
用いることが提案されており、これはたとえば米国特許4,820,711.4
849,426゜および4,853,388などに記載されている。これらの中
にはさらにこの問題についてのいくつかの関連事項の記述がある。このような透
過促進剤としてたとえば、ユーカリ油、ケノボジウムなどのある種の精油、^z
one (1−ドデシルアザシクロへブタン−2−オン)、などの置換アザシク
ロアルカン−2−オン、とスーアザシクロペンタノイルアルカン、ジメチルスル
ホキシド(DMSO>、低級アルキルアミド、ジメチルア七ドアミド(DMA)
、ジメチルホルムアミド(D M F )、1−メチル−2−ピロリドン、n−
デシルメチルスルホキシド、プロピしングリコール、そして3級アミンオキシド
などである。
本発明は薬剤の皮膚の透過性を大いに増大させる。薬剤と組合わせて一種、ある
いは二種頂の3g過促進ギ1を用いることは当業者間では知られているが、本発
明は5−フルオロウラシルのような細胞毒性物質と共に用いる透過促進剤混合物
に新しい三種の促進剤を用いる。この組合わせは顕著な促進効果をうみだす。
発明の要約
本発明は細胞毒性物質の経皮投与、とくに5−フルオロウラシルの経皮投与のた
めの製剤の混合物組成についてのものである。混合物は組合わせとして、投与す
べき細胞毒性物質と、低級アルカノール、プロピレングリコールあるいはポリエ
チレングリコール混合物、第三の透過促進剤およびオプションとしての別のコビ
ヒクルを含む透過促進剤混合物を含んでいる6本発明はまた悪性、および良性の
皮膚の疾患の処理方法についても取り扱い、皮膚病、愚によって影響の出ている
患部表面の適用範囲と、良好な治療効果をあられす本発明の組成の量の取り扱い
を含んでいる。
図面の簡単な説明
図1は無毛のモルモットを種々の透過促進剤混合物で24時間透過試験を行った
のちの、表皮および真皮における5−フルオロウラシルの分布な示したものであ
る。
図2は無毛のモルモットを種々の透過促進剤混合物で24時間透過試験を行った
後の、5−フルオロウラシルの角質(SC) 、表皮(E)および真皮(D)間
における分野3示したものである。
発明の詳細な記載
本発明では低級アルカノール、プロピレングリコールあるいはポリエチレングリ
コール混合物と第三の透過促進剤を、5−フルオロウラシルなどの皮膚を通して
の投与を助けるために屑時投与をおこなう。本発明による組合わせの効果は、透
過の遅延の著しい減少とと乙に5−FUの透過の劇的な増大をもたらす。本発明
による透過促進の増大は比較的広い重量比にわたって得ることができる。
したがって本発明の一つの異体例は細胞毒性物質の投与に用いる製剤の組成に関
するもので、組成は以下のような組合わせを含む。
a)投与されるべき細胞毒性物質。
b)下記(i〜iv)を含む透過促進剤混合物。
i)低級アルカノール。
ii)プロピレングリコールあるいはポリエチレングリコールの混合物。
iii ) 第三の透過促進剤。
iv) オプションとしてのコビヒクル(補助剤)。
組成中の細胞毒性物質の適当な濃度は用いる物質によって異なる。細胞毒性物質
が5−フルオロウラシルである場合には、組成中重量比で約Q、OO1%から約
10%までの範囲で用いられうるが、重量比で約0.1%から約5%、さらには
約0.5%から約3%であることが望ましい。透過促進剤混合物は重量比で約9
0%から約99.9999とまでの範囲で用いられ得るが、できれば重量比で約
95%から約9999≦、さらには重量比で約97%から約99.5%であるこ
とが望ましい。
本発明で用いることのできる適当な細胞毒性物質としては、5−フルオロウラシ
ル、コルヒチン、硫酸ビンブラスチン、シクロホスファミド、アザチオプリン、
シクロシチジン、アザセリン、シスプラチン、シクロへキシミド、メクロレタミ
ン、シクロロイシン、シタラビン、ダカルバジン、ダクチノマイシン、ジクロロ
メトトレキサート、塩酸エメトリン、エトポシド、カナゾール、ヒドロキシウレ
ア、イドクスリジン、メルカプトプリンメトトレキサート、メチルGAG (メ
チルグリオキサルビス(グアニルヒドラゾン))、メトプリンピリメタミン、チ
オグアニン、チオテパ、硫酸ビンクリスチン、およびシクロスポリンAなどがあ
る。
5−フルオロウラシルが望ましい。
ここで言う「低級アルカノール」とは、2から4炭素原子をもつアルカノールを
指す。2炭素あるいは3炭素のアルカノールできればエタノールの使用が望まし
い、低級アルカノールの透過促進剤混合物中の含量は重量比で約5%から約75
%であるが重量比で約10%から約50%が望ましい。
透過促進剤混合物中のプロピレングリコールは製剤の流動性をコントロールする
ために異なる分子量<100から10,000)のポリエチしングリクールの混
合物て′部分的あるいは全面的に置き換えることができる。透過促進剤混合物中
に存在するプロピレングリコールおよび(もしくは)ポリエチレングリコールの
総量は重量で約5%から約75%であるが、重量で約10%から約50%て゛あ
ることが望ましい。
本研究で第3の透過促進剤として用いるのにふされしいものは、混合物中で低級
アルカノールおよび70ピレングリコールあるいはポリエチレングリコールと共
存でき、組合わせることによって細胞毒性物質の経皮的な透過を促進し、薬剤の
患部への到達速度が治療効果をしめす程度に高めるようなものでなければならな
い。さらに、この促進剤は皮膚表面に投与したとき、長期間の塗布と閉鎖包帯の
もとで、毒性がなく、刺激がなく、塗布のくり返しに対して惑乍能がなく、また
他の望ましくない副作用がないものでなければならない、その様な透過促進剤は
、これだけに限られるものではないが下記より選ぶことができる。それは、ラク
トンとくにブチロラクトン;置換アザシクロアルカン−2−オン、とくに^zo
ne[F]のような、シクロアルキルグループに5から7炭素原子をもつものニ
ジメチルアセトアミド(DMA)+ジメチルホルムアミド(DMF)やジメチル
ラウラミドなどのアミド;プロピレンカーボネート;ポリエチレングリコールモ
ノラウレート;ソルビタンモノラウレート、スクロースモノラウレート、スクロ
ースモノココエート;オクチルピロリドンなどのピロリドン;ジメチルブチルウ
レア;メチルグルセード−10;グリセロールモノオレエート:オレイン酸;プ
ロピオン酸などである。第三の透過促進剤として望ましいのは、プロピレンカー
ボネート、ブチロラクトン′、スクロースモノラウレートおよびスクロースモノ
ココエートなどである。透過促進剤混合物中に存在する第三の透過促進剤の含量
は重量で約1%から約75%であるが、重量で約10%から約40%であること
が望ましい。
透過促進剤混合物中にコビヒクルが存在する場合、促進剤組成のなかに溶解性で
あるものから選ばんカればならない。代表的なコビヒクルとしては水、鉱物油、
シリコン油、エチレン−ビニルアセテートポリマーあるい(:他の水に可溶な低
分子ポリマー、低級アルコールあるいは適当な油である。望ましいのは水および
鉱物油であるが水がより望ましい。透過促進剤混合物中に一最に存在するコビヒ
クルの量は重量で約0%から約60%までである。
製剤のpHは2から10の範囲でさしつかえないが、4から8の範囲であること
が望ましい。製剤のpHは水酸化ナトリウムあるいは塩酸および(あるいは)た
とえばリン酸塩、トリス、ヘペス、あるいはエプスなどのM衝試薬で調整するこ
とができる。したがって、製剤1のpHを調整する必要がある場合には、水溶性
の緩衝液をコビヒクルとして用いる二とが望ましい。
本発明は皮膚を通しての薬剤の透過性を大きく増大させる。これはまた皮膚上へ
の薬剤を塗布と薬剤の角質を通っての目的部位への到達との間の遅延時間を大幅
に減少させる。5〜フルオロウラシルなど多くの細胞毒性物質はもし皮膚表面に
残留すると毒性があるので、これは望ましい属性である。したがって表面に存在
する時間が短いほど良い5治療効果を発するに足る量の物質を投与中に、短かい
表面残留時間を達成するには、高い流動性がめられ、また短かい遅延時間もこれ
を助け、この結果として同じあるいはより多量の薬剤が角質を通って表皮、とく
に真皮に到達するので処置部位に適用がめられる細胞毒性物質の量はより少なく
て済む、同時に、細胞毒性物質は皮膚表面から表皮および真皮へとすみやかに除
かれる。結局こうしてより少ない毒性物質を用いてより大きな効果を達成でき、
比較的短かい毒物との接触時間(1時間から24時間)の間に皮膚への0檄およ
び他の皮膚科的な副作用が少ないという結果が生まれる。
本発明に従って、細胞毒性物質と透過促進剤混合物を皮膚疾患のある部位に伝達
可能なかたちをとって、できれば薬理学的に許容されるキャリアーに入れて投与
する。藁物と透過促進剤混合物は代表的には生理学的に間Hのない支持体あるい
はキャリアーに均一に分散し、これはローション、クリーム、軟膏、ゲルもしく
は溶液として、できればローション、クリーム、あるいは溶液として体に直接塗
布される。このような組成は当業者間には知られているように安定剤、着色剤、
希釈剤、色素、ビヒクル、不活性充填剤、賦形剤、ゲル化剤、l!衝剤その他の
局新薬混合物の成分を含むことができる。
この混合物を皮膚に塗布する際には塗布した部位を閉鎖することが望ましいであ
ろう、たとえばコルチコステロイドによる乾窟の治療にみちれるように、閉鎖は
治療の効果を高めることが見出されている。しかしこれまでの技術の5−FUの
局所溶液はただれやより重い熱傷などをひき起こすことが報告されている。しか
し、本発明では透過性の上昇が著しく促進されるので、局所製剤に用いられる5
−FUはより少量r済み、処置をうける部位の閉鎖の有無に拘らず、比較的短い
薬剤との接触時間(1時間から24時間)の間に処置をうける部位への局所的な
毒性を許容できる程度に引下げることになる。
他の具体例として、細胞毒性物質と透過性促進剤混合物は例えば米国特許番号3
.598,122.3,598,123.4,379,454.4,286,5
92.4,314,557および4,568,343に記載されているような経
皮投与デバイスを用いて投与することもできる。
本発明の実施に当っては、細胞毒性物質と透過促進剤混合物を含む混合物を、皮
膚疾、曇を持つ皮膚の部位に、表面を湿らせ、全体を覆い、皮膚に対して治療上
有効な量を提供するに十分な量を塗布する。「治療上有効な量」とは標的である
皮膚疾1色の請求められる有効な治療処置を提供するような細胞毒性物質の量を
意味する。処置をうけた部位は閉鎖されても、されなくてもよい。望ましい具体
例では処置された部位は閉鎖されない。
以下の実施例は本発明の詳細な説明するためにあげたもので、いかなる意味にお
いても本発明の限界を与えようとするものではない5以下の実施例で用いられる
透過促進剤/ビヒクル混合物は表Aに列挙したものから選ばれており、これに対
して5−フルオロウラシルの一定量と極微量の放射性1mの5−FU (New
England Nuclearより入手)を、80%飽和に加えている。
表 A
I スクロースモノココエート30 20 20 30(SMC>
■ スクロースモノココエート 30 20 30(sMc)
■ プロピレンカーボネート 30 20 20 30(pc)
■ ブチロラクトン(BL) 30 20 20 30V Efudex(9−
(存在せず) C存在’) #!:**
VI 5FU/TEA2/1 ** 22.22 22.22 55.55*
緩衝液、 0.05 M、 pH6,2に調整##トリス緩衝液 pH8,9に
調整
** 5FUとトリエタノールアミンのモル比以下の実施例で用いられるEfu
dex■はRochsより入手した市販品でプロピレングリコール、トリス(ヒ
ドロキシメチル)アミノメタン、ヒドロキシプロピルセルロース、パラベンス(
メチルおよびプロピル)およびジソジウムエデテートと5%tIlt/+wtで
混合したフルオロウラシルより成る。 Efudexはトレーサー量のコH−5
−FUで標識されている。
実施例 1
種々の透過促進剤混合物(表Aから選択)を用いた5−フルオロウラシルのヒト
表皮の透過をin vitro (試験管的に)検討するために、ヒト胸部表皮
の円形小片(1,63cm2)を水平の透過セルに角質をセルの供与サイドに向
けて載せる。
一定量(20〜23−)の水(受容液)を受容サイドに入れる。セルを37℃の
水溶に浸し、温度を平衝させる。0,2社の供与液(透過促進剤混合物中に5−
FUを80%飽和含有するもの)を供与サイドに入れる。5,24.48時間後
に受容液をとりだし、事前に37°Cに温度平衝させた新鮮な受容液て′置き換
える。
とり出した受容液中の薬剤濃度な決定するために、分取した受容液の一部をア適
し、P液をシンチレーションバイアル中で秤量上、放射性を^(luassur
e”;ンチレー5ヨン液<New England Nuclear)を用いて
測定した。
透過テスト終了と同時に用いた表皮小片をとり出し、対応する透過促進剤混合物
で一度すすぎ、次いで25%エタノール中で一度すすぎ、水で二度すすぐ。この
表皮を二枚の1紙にはさんで過剰な水分を除き、シンチレーションバイアル中で
秤量し、NC35olubilizerで消fヒした後、トルエン系シンチレー
ション液を用いて放射性を測定し表皮中の薬剤濃度を決定した。
すべてのサンプルの放射能カウント数と用いた標準サンプルの比活性は確立され
たクエンチ曲線プログラムを用いて一分あたりの崩壊(DPM)に補正した。
5−FUのin vitro (試験管内)での製剤I、U、IVおよび■から
ノヒト表皮を通過するフラックスf: EfudeXj)るいは対照のそれによ
りも大きい 5FUのヒト表皮の透過が最も速かなのは、また遅延時間が最も短
いのは製寿IIを用いた場合であり、薬剤フラックスは5時間目のサンプリング
11.9μg/c+a”−hrで244時間目のサンプリングで14,2μg/
ca+2−hrであった。完全なデータは以下表Bに示した。
” (mg/g) 5時間 24時間
対p 15.6 0,16 0.30 0.82 15.41 15.6 11
,9 14.2 333 16.4II 14.6 0,90 5.73 11
4 11.2IV 28.4 1.53 12.28 242 69.3Vl
25.2 5,15 4.11 107 35.7V Efudex 50.0
0.77 1.75 38 25.2本 80%飽和における。
ネ* 24時間中に表皮を透過した薬剤の総量。
実施例 2
種々の透過促進剤混合部(表Aより選択)を用いてin v’+vo (生体)
条件における5−フルオロウラシルの無毛モルモットの皮膚の透過を5cha
l laおよび5haefer 口Local 1zation of com
pouuds in different 5kin 1ayers anп@
its use
as an 1ndicator of percutaneous abso
rption、In : PercuLaneous ab唐盾窒狽奄盾■
mechanisIIl、 methodology、 drugdel 1v
ery、 R,L、 Bronaugh and H,1,laibach。
edS、 、 New York : Marcel Dekker Inc、
、<1985)コによって述べられている方法に従って決定した。体重400g
から700gの無毛モルモア ト(IAS/)IA−FIO,CharlesR
iver)を麻酔し、背部皮膚を石けんで洗い、水でよくすすぎ乾かす、各10
0μ!の供与薬剤液を背部皮膚に固定したガラスリングで囲まれた3、63c+
a2の表面に投与する。ガラスリングの開口面はプラスチックの円板でふたをし
、さらにガーゼで包帯して一匹ずつそれぞれ別のケージに入れ、水や食餌は随時
摂取できるようにしておく。24時間後ガラスリングを取り除き、過棄1な供与
液を皮膚から拭いとり、薬の適用部位を石けん液で3回洗った。当該部位をさら
に水ですすぎ、紅斑を検査した。次いでモルモットを殺し、当該部位を含む皮膚
片を大きく切り取り、剥ill (stripping)と切片採取にあてた。
!1M法によって角質を除去するために、適用部位よりも大きな接着テープを皮
膚に40g/am2の圧力を部位全体に均一にかけて押しつけた。ついでテープ
を素早く剥ぎ取る。この様な剥ぎ収りの操作を20〜25回繰り返し、角質をで
きる限り取り除く、用いた各テープは15社のAquassure内で室温で2
4時間培養し、放射性のカウントをシンチレーションカウンターで測定した。残
った皮膚はそのまま表裏反転し、−80°Cで凍結した。各適用部位から直径6
−−のバイオプシー・パンチを3回行ない、各バイオプシーを凍結し、低温槽内
で表皮表面に午餐な切片を得た。各切片は15I+11のAguassure中
で24時間培養し、放射性の含量を測定した。
上記の掻削を行っている間に、皮膚の代表的なサンプル(剥離したものと正常な
もの)を取りだし、組織学的な処理のための固定を行なった(Masson′s
trichrO闘による染色)。
テープ片上の角質における5−FUの分布は知られている放射能の比活性に基い
て計算し、IIg/am”として表わした。各テープに回収された角質の容積を
定量できなかったため、薬剤の濃度は計算しなかった1表皮と真皮における5−
UFの分布は¥Ig7/em”で表わしたl後に角質、表皮、真皮における薬剤
の総量は111i/e11”で表わした。各実験条件において、二匹の動物(−
匹あたり一部位)が用いられている。剥離は部位全体について行ない、切片は0
.28cta2の三つのバイオプシーについて得た。テープ!11離の後でモル
モットの皮膚は表皮表面に数層の角質1k し7′:FM″!:残すのみだった
。表皮の厚さは30μmから40μmて゛あった。また皮膚全体の厚さは約12
00 ++mだった。ラーFUの角質への分布はすべての製剤についてほぼ等し
かった。しかし角質に回収された5−FUの全量は2.2±07μglc請2〈
製剤■)から11.7±41μg/c+*2(製NIIV)(表C)と変動した
。表皮における分布のパターンのは一見異なっているが、これは統計的には有意
ではない、真皮についてみれば他の4種の製剤にくらべ、製剤Iからの透過を行
なわせた場合に5−FUの濃度が一貫して高かった。真皮に回収された全5−
F U量は0.9±0111g/am2(製剤■)から2.9=0.8++g/
am” (製剤1)(表C)だった。
図1.2参照。
i 1.6 7.6±0.1 1.3±0.4 2.9±0.8[L、8 2.
2土0.7 0.7立0.2 0.9±0.2■2,9 10.8=2.1 0
.9±0.2 1.4±0.4II/ 3.L 11.7立4.1 1.5土0
.5 2.1土0.7V Efudex 5.0 3.3±1.0 0.6±0
.2 0.9±0.1一定の具体例に基いて本発明を記述し説明したが、この例
に限って発明を理解してはならない。様々な修飾、変更、削除、置換は当業者に
とっては明らかであるが、本発明の精神と範囲の中で考慮すべきであり、以下に
示される請求の範囲に限って行なうべきである。
O−○ 組成I
深ざ cμm)
FIG、/
FIG、2
要約書
本発明は細胞毒性物質の経(支)投与、とくに5−フルオロウラシルの経皮投与
のための製剤の組成に関するものである。二の混合物は投与されるべき細胞毒性
物質、および低級アルカノール、プロピレングリコールあるいはポリエチレング
リコール混合物、第三の透過促進剤およびオブシミンとしてコビヒクルを含む透
過促進剤混合物の組合わせを組成として含む。本発明はまた悪性および良性の皮
膚疾患に対する治療法をも取扱い、これは本発明の混合物の池床上有効な量を、
皮膚病4芒て冒された領域に適用することを含む。
補正嘗の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成 4年7月lZ日
1、特許出願の表示
2、発明の名称
細胞毒性物質と透過促進剤を含む混合物3、特許出願人
住 所 アメリカ合衆国カリフォルニア用94303−0802゜パロ・アルド
、ページ・ミル・ロード 950名 称 アルザ・コーポレーション
4、代理人
住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区
5、補正書の提出日
平成 4年 3月11日
請求の範囲
1.皮膚疾患の治療のための混合物よりなる製剤、この混合物は投与されるべき
細胞毒性物質および透過促進剤混合物を含み5上記透A促進剤混合物は以下(i
1ii)を含むものとして性格づけられる。
1)5−75重量%の低級アルカノールii) 5−75重量%のプロピレング
リコールおよび2.′あるいはポリエチレングリコール混合物
1ii) 1 75重i?δの、ラクトン、ブチロラクトン;1換アザシクロア
ルカン−2−オン;シクロアルキルグループに5から7炭素原子をもつアザシク
ロアルカン−2〜オン;Azone (アゾン)商標;アミド:ジメチルラクタ
ミド(DMA)ニジメチルホルムアミド(DMF);ジメチルラウラミド;プロ
ピレンカーボネート;ポリエチレングリコールモノラウレート;ソルビタンモノ
ラウレート:スクロースモノラウレート;スクロースモノコエート;ピロリドン
、オクチルピロリドン′:ジメチルブチルウレア:メチルグルセー)−10;グ
リセロールモノオしエート;オレイン酸;プロピオン酸から選択された第三の透
過促進剤。
2、細胞毒性物質が5−フルオロウラシルであるような請求の範囲1に従う混合
物。
3、上記透過促進剤混合物がコビヒクルを含むような請求の範囲lおよび請求の
範囲2に従う混合物。
4、透過促進剤混合物がコビヒクルを60重量%まで含むような請求の範囲3に
従う混合物。
5、 コビヒクルが水または水溶性の緩衝液であるような請求の範囲3あるいは
請求の範囲4に従う混合物。
6、混合物が約0.001から約10重量%め細胞毒性物質と約90から約99
.999重i%の透過促進剤混合物を含むような、前述の請求の範囲に従った混
合物。
7、混合物が約0.1から約5重1%の細胞毒性物質および約95から約99.
9重量%の透過促進剤混合物を含むような、既述の請求の範囲に従った混合物。
8、低級アルカノールの量が重量で10%から50%の間、プロピレングリコー
ルおよび(あるいは)ポリエチレングリコール混合物の量が重lで10%から5
0%の間、および第三の透過促進剤の量が重量で10%から40%の間で含むよ
うな、既述の請求の範囲に従う混合物。
9、低級アルカノールがエタノールであるようなすべての既述の請求の範囲に従
う混合物。
国際調査報告
1AItT++1116MIIAeeMlt、enlle、PCT/υS 91
101987国際調査報告
Tl−喀w+wtsea+kpwamt−vwms−ぐfim*+m(1@+b
cp−電el+電一番camerac@e−側a+bs自m魔■|++w+w+
争−ぐ−++++mvs+nnsluwe餉「e?・イ1The―−噌1曙−1
喝−11wewr*@m−+eI!wEwepe*sPs++q++Offw*
EOPrkIR11101191n+#Ew*HmFatesOfrTNwmI
Nwy軸mkIs1h−日−e97wvwb+rkMe++w+elyg+te
++Leel■モ垂翌吹E−−1*li*lsrmab惨a
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.5−フルオロウラシルの経皮投与製剤の以下の組合せを含む混合物。 a)投与されるべき5−フルオロウラシルb)次下(i〜iv)を含む透過促進 剤混合物i)5−75重量%の低級アルカノールii)5−75重量%のプロピ レングリコールあるいはポリエチレングリコールの混合物 iii)1−5重量%の第三の透過促進剤iv)0−60重量%のコビヒクル 2.低級アルカノールがエタノールであるような請求1の範囲にもとずく混合物 。 3.第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロース モノラウレート、スクロースモノココエートから選択される請求の範囲2にもヒ ずく混合物。 4.5−フルオロウラシルの量が約0.001から約10重量%の範囲で存在し 、透過促進剤混合物の量が約90から約90.999重量%の範囲で存在するよ うな請求の範囲1にもとずく混合物。 5.5−フルオロウラシルの量が約0.1から約5重量%の範囲で存在し、透過 促進剤混合物の量が約95から約99.9重量%の範囲で存在するような請求の 範囲1にもとずく混合物。 6.エタノールの量が10から50重量%の範囲で存在し、プロピレングリコー ルの量が10から50重量%の範囲で存在し、第三の透過促進剤が10から40 重量%で存在するような請求の範囲2にもとずく混合物。 7.第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロース モノラウレート、スクロースモノココエートより選択されるような請求の範囲6 にもとずく混合物。 8.コビヒクルが水あるいは水溶性の緩衝液でおるような請求の範囲1にもとず く混合物。 9.以下(a,b)の組合わせを含むような請求の範囲1にもとずく混合物。 a)投与されるべき5−フルオロウラシルb)以下(i〜iv)を含む透過促進 剤混合物i)5−75重量%のエタノール ii)5−75重量%のプロピレングリコールiii)1−75重量%のスクロ ースモノココエートiv)0.1−60重量%の水あるいは水溶性緩衝液10. 下記(a,b)の組合わせの組成を含む皮膚疾患治療のための製剤の混合物。 a)細胞毒性物質 b)以下(i〜iv)を含む透過促進剤混合物i)5−75重量%の低級アルカ ノールii)5−75重量%のプロピレングリコールあるいはポリエチレングリ コールの混合物 iii)1−75重量%の第三の透過促進剤iv)0−60重量%のコビヒクル 11.細胞毒性物資が5−フルオロウラシルであり、低級アルカノールがエタノ ールである請求の範囲10にもとずく混合物。 12.第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロー スモノラウレートおよびスクロースモノココエートより選択される請求の範囲1 1にもとずく混合物。 13.5−フルオロウラシルの量が約0.001から約10重量%の範囲で存在 し、透過促進剤混合物が約90から約99.999重量%の範囲で存在するよう な請求の範囲11にもとずく混合物。 14.5−フルオロウラシルの量が約0.1から約5重量%の範囲で存在し、透 過促進剤混合物の量が約95から約99.9重量%の範囲で存在するような請求 の範囲11にもとずく混合物。 15.エタノールの量が重量で10%から50%の間にあり、プロピレングリコ ールの量が重量で10%から50%の間で存在し、第三の透過促進剤の量が重量 で10%から40%の間で存在するような請求の範囲11にもとずく混合物。 16.第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロー スモノラウレート、およびスクロースモノココエートより選択されるような請求 の範囲15にもとずく混合物。 17.コビヒクルが水あるいは水溶性緩衝液であるような請求の範囲11にもと ずく混合物。 18.以下(a,b)の組合わせの組成を含む請求の範囲10にもとずく混合物 。 a)5−フルオロウラシル b)以下(i〜iv)を含む透過促進剤混合物i)5−75重量%のエタノール ii)5−75重量%のプロピレングリコールiii)1−75重量%のスクロ ースモノココエートiv)0.1−60%重量%の水あるいは水溶性緩衝液19 .皮膚疾患をもった皮層に以下(a,b)の組合わせの組成を含む混合物を、治 療上有効な量を適用することを含む治療法。 a)細胞毒性物質 b)以下(i〜iv)を含む透過促進剤混合物i)5−75重量%の低級アルカ ノールii)5−75重量%のプロピレングリコールあるいはポリエチレングリ コール混合物 iii)1−75重量%の第三の透過促進剤iv)0−60重量%のコビヒクリ 20.細胞毒性物質が5−フルオロウラシルであり低級アルカノールがエタノー ルであるような請求の範囲19にもとずく方法。 21.第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロー スモノラウレートおよびスクロースモノココエートから選択されるような請求の 範囲19にもとずく方法。 22.5−フルオロウラシルの量が約0.001から約10重量%の範囲で存在 し、透過促進剤混合物の量が約90から99.999重量%の範囲で存在するよ うな請求の範囲20にもとずく方法。 23.5−フルオロウラシルの量が約0.1から約5重量%の範囲で存在し、透 過促進剤混合物の量が約95から99.9重量%の範囲で存在するような請求の 範囲20にもとずく方法。 24.エタノールの量が重量で10%から50%の間で存在し、プロピレングリ コールの量が重量で10%から50%の間で存在し、第三の透過促進剤が重量で 10%から40%の間で存在するような請求の範囲20にもとずく方法。 25.第三の透過促進剤がプロピレンカーボネート、ブチロラクトン、スクロー スモノラウレートおよびスクロースモノココエートより選択されるような請求の 範囲24にもとずく方法。 26.コビヒクルが水あるいは水溶性緩衝液であるような請求の範囲20にもと ずく方法。 27.下記(a,b)の組合わせの組成を含む請求の範囲19にもとずく方法。 a)5−フルオロウラシルb)以下(i〜iv)を含む透過促進剤混合物i)5 −75重量%のエタノールii)5−75重量%のプロピレングリコールiii )1−75重量%のスクロースモノココエートiv)0.1−60重量%の水も しくは水溶性緩衝液発明の詳細な説明
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