JPH05505654A - 酵素的インク抜き方法 - Google Patents

酵素的インク抜き方法

Info

Publication number
JPH05505654A
JPH05505654A JP91506448A JP50644891A JPH05505654A JP H05505654 A JPH05505654 A JP H05505654A JP 91506448 A JP91506448 A JP 91506448A JP 50644891 A JP50644891 A JP 50644891A JP H05505654 A JPH05505654 A JP H05505654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
consistency
cellulase
deinking
waste paper
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP91506448A
Other languages
English (en)
Inventor
バレ,ジャン―ルク アラン ガイ
ルクレール,マール
ラモール,ジャン―ピエール
Original Assignee
ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ
ウ.エ エム.ラモール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ, ウ.エ エム.ラモール filed Critical ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ
Publication of JPH05505654A publication Critical patent/JPH05505654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/24Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2)
    • C12N9/2402Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2) hydrolysing O- and S- glycosyl compounds (3.2.1)
    • C12N9/2405Glucanases
    • C12N9/2434Glucanases acting on beta-1,4-glucosidic bonds
    • C12N9/2437Cellulases (3.2.1.4; 3.2.1.74; 3.2.1.91; 3.2.1.150)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12YENZYMES
    • C12Y302/00Hydrolases acting on glycosyl compounds, i.e. glycosylases (3.2)
    • C12Y302/01Glycosidases, i.e. enzymes hydrolysing O- and S-glycosyl compounds (3.2.1)
    • C12Y302/01004Cellulase (3.2.1.4), i.e. endo-1,4-beta-glucanase
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C5/00Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/005Treatment of cellulose-containing material with microorganisms or enzymes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C5/00Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/02Working-up waste paper
    • D21C5/025De-inking
    • D21C5/027Chemicals therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酵素的インク抜き方法 技術分野 本発明は、古紙を酵素的にインク抜きする方法に関する。
背景技術 古紙、例えば古い新聞紙および雑誌は、バルブおよび製紙産業に対し重要な原料 である。しかし、古紙の再利用は、一種々の紙に再合体させるための特別な処置 を必要とする。
第一に、分離した繊維を得るため、古紙を水中で、砕解しなければならない。こ の目的に対し、2種の一般的型の装置がバルブおよび製紙産業において周知であ る=5%未満のコンシスチンシー(すなわち、乾@J濃度)で作動する低コンシ スチンシーバルブ製造機および8%超のコンシスチンシー、典型的には10〜2 0%で作動する高コンシスチンシーバルブ製造機。分散した印刷インクの存在の ため、バルブは灰色であり、そしてこのバルブが灰色の原紙の製造のため殆ど用 いられている。
別のタイプの処理は、インクを除くため化学薬品の存在下、印刷された古紙をイ ンク抜きすることから成る。このいわゆるインク抜きは、繊維からインク粒子を 解放するため化学的作用によりブルプにすることを伴う。この処理は、アルカリ 条件下、バルブ製造機内で行われ、最も普通のインク抜き化学薬品は、水酸化ナ トリウム、ケイ酸ナトリウム、および過酸化水素であり;界面活性剤も又インク の除去を促進するのに添加される。インク抜きは、一般に30〜50゛Cで行な われる。pHは一般に9超であり、そして高コンシスチンシー(8%超)でのイ ンク抜きの場合、10超のpHが満足できるインク抜きには通常必要とされ、高 pHは幾分バルブを黄色にし;これは過酸化水素の添加により減少される。
このインク抜き工程後、バルブを希釈し次いで精製して種々の異物を除去し次い でインク粒子を洗浄、浮選又はこれらの組合せから除去する。
低コンシンステンシーバルブ化中、インク抜きを改善するためアルカリセルラー ゼを用いることは公知である。すなわち、特開昭59−9299 (花王)は、 3〜6%のコンシスチンシーおよび40〜45°Cで、アルカリ性バシース B acillus セルラーゼの使用を開示する。このプロセスは、20分のパル プ化後、60〜90分の離解を含んでなる。インク抜き用化学薬品をパルプ化の 初期に添加し、次いでセルラーゼおよび界面活性剤をバルブの初期又は離解の初 期に添加した。
特開昭63−59494 (本州製紙)は、5%のコンシスチンシーおよび50 °Cでインク抜きを改善するため、フミコラインソレンス(Humicola  1nsolens 由来のアルカリセルラーゼの使用を開示する。このプロセス は、3〜5分のパルプ化後、次いで140〜360分の離解を行う。インク抜き 化学薬品、界面活性剤およびセルラーゼは、離解前又は難解中に添加される。p uは9.1であった。
ヨーロッパ[f262.040 (セルロースドウピン)およびヨー口・ンバ特 許351,655 (カルドール)は、異なる目的(排水の改善)に対し、2〜 5%のコンシスチンシーおよびpH3〜7で、バルブ化中酸性セルラーゼおよび ヘミセルラーゼの使用を開示する。インク抜きは、行なわれていなかった。
TAPPIジャーナル(1989年、6月)には、セルラーゼのバルブに対する 効果は、3%のコンノステンーで最大でありそして3%から5%に減少すること が開示されている。
高コンシスチンシー(8%超)のバルブ化中、セルラーゼの使用は、記載されて いない。発明の目的は、アルカリセルラーゼを用い、古紙のインク抜きに対する 改善されたプロセスを提供することにある。
発明の開示 本発明者等は、驚くべきことに、良好なインク抜きが、高いpHで先ずパルプ化 し、次いでpHを下げ、アルカリセルラーゼを添加し次いで連続パルプ化および /又は離解中、セルラーゼを作用せしめることにより、高コンシスチンシーで得 ることができることを見出した。改善されたインク抜きは、インク粒子の分離後 処理されたバルブから製造した紙においてより高い白色度およびより良い清澄さ くインク粒子が少ない)をもたらす。驚くべきことに、を発明者等は、又このセ ルラーゼ処理はシックナーの如きある種の装置のより良い操作および低いシンパ ーリーゲル(Schpper−RiegIer)数によって示される如く、製紙 中バルブのより良い排水をもたらすことを見出した。
従って、本発明は古紙のインク抜きの酵素的方法を提供するものであり、この方 法は次の連続的工程: a)インク抜き化学薬品の存在下、PH9,5超で、古紙を8%超のコンシスチ ンシーでパルプ化する工程、b)酸性化剤を添加してpH6〜9.5に低下させ 、次いでアルカリセルラーゼを添加する工程、 c)8%超のコンシスチンシーでパルプ化および/又は離解を継続させ、 d)バルブからインク粒子を分離する工程、を含んでなる。
発明の詳細 バルブ および ” 工程d)によってパルプ化の時間は、一般に5〜30分である。
工程C)は、パルプ化(機械丙砕解)又は離解(撹拌と共に又は撹拌なしてのイ ンキュベーション)又はこれらの組合せを含むことができる。工程C)の全時間 は、一般に30〜120分である。
工程a −C)巾の高コンシスチンシー処理後、バルブは所望により2〜6%の コンシスチンシーに希釈され、次いで更に15〜120分間離解される。
プロセス中の温度は15〜60゛C典型的には30〜50゛Cであってよい。
バy1■又l 製紙産業で用いられる、通常の高コンシスチンシーパルプ製造機が、発明の実施 に用いることができる。EエトMラーモルト、ブラッククラーソン、ボイスおよ び他のメーカ社のローター又はコニカルスクリューを備えたバルブ製造11(r ヘリココバルブ製造機)が、18%までのコンシスチンシーで(バルブのタイプ に応じて)用いることができる。
18%超のコンシスチンシーで、ディスクバルブ製造機が好ましい。
イ詠ン覧也薩 工程a % C)における処理(および所望により低コンシスチンシーで更に離 解)後、インク粒子は繊維から解放される。次いでインクを公知方法でバルブか ら分離する。好ましい方法は、浮選、洗浄又はこれらの組合せを含んでなる。
インク分R後は、脱インクバルブは、常法による製紙に通している。
アルカリセルラーゼ 本発明は、pH6〜9.5、特に7〜9.5の範囲で活性でかつ安定であるアル カリセルラーゼ、好ましくは該範囲に至適pHを有するアルカリセルラーゼを用 いる。本発明は、pH10!で減少した活性を有するセルラーゼ、例えばpH9 に比較してpHl015で50%未満の活性を有するセルラーゼを用いる場合に 、特に好都合である。
微生物セルラーゼは経済的理由から好ましい。
フミコラインソレンス Humicola 1nsolens由来のセルラーゼ (米国特許4,435,307に記載)(ノボノルディスク社からNovozy m342として入手可能)を用いるのが好ましい。
他の例は、バシラス(US3,844,890)アエロモナス(US3,983 ,002)又はプソイドモナス由来のアルカリセルラーゼである。
インク − 0 工程a)で用いられるインク抜き化学薬品の量は、一般に0.6〜1.5%の水 酸化ナトリウム、1〜3%のケイ酸ナトリウムおよび0.6〜1.5%の過酸化 水素(古紙乾燥物資の%)である、更に、界面活性剤、例えばモノイオン性界面 活性側が通常添加される。
工程a)中のpHは、通常9.5〜12、−aに10超、典型的には10〜11 である。
鼓二上 工程b〕で添加される酸性化剤は、鉱酸、例えば硫酸であってよい(希釈酸の形 態で添加)、又、強酸および弱塩基の塩例えば硫酸アルミニウムが使用でき、そ の性質は、製紙産業でそれを有用なものとしている。
強酸(グルコン酸又はクエン酸の如き)も又遊離カルシウムおよび封鎖されたカ ルシウム量のバランスを調製するため、浮選を改善するため必要なものとして部 分的に又は全体的に使用することができる。
工程b)後のpHは、用いられるセルラーゼの性質に応じて、好ましくは7〜9 、特に7.5〜8.5である。工程b)において、pHは通常少なくとも1単位 だけ低下されるであろう。
rso に った白 の゛ これは、457n■で集められた紫〜青色帯(ハーフハイ)44n蹴での帯域) において、反射により測定された、完全な封体の拡散反射に対するバルブの拡散 反射の割合として%で表わされたものである。
遭]]四η1定 これは、ペーパーシートのサンプルの与えられた領域上の暗色点の数である。こ れは可視的に又は光学電子的に計数できる。
セルラーゼ (CEVtl の ns9,0のO,IMI−リス緩衝液中、33. 3 g/ 42 CMC(ハ ーキニレス7LFD)を含有する基f溶液を調製する。分析すべき酵素サンプル を同緩衝液に溶解させる。IoIdの基質溶液および0゜5afの酵素溶液を混 合し、次いで40℃に温度設定された粘度計(例えば、ハーグVT181、NV センサー、181rps)に移す。
1セルラ一ゼ粘度単位(CEVU)は、これらの条件のもと粘度を1/2に減少 させる粘度の量として定義される。
バルブ の ショッパーリーゲル ソq ンパーリーゲル(Schopper−R4egler)数(SF2)を、 2g/2のコンシスチンシーで均質バルブに関し、150111!$5267  (パートl)に従って測定する。公知量のバルブを金属篩を通じてロートに脱水 せしめる。このロートは輪状の穴と個人を有している個人を通過した口液の量を シヲノパーリーゲル単位の目盛りのついた特別な容器中で測定する。
実施例1(対照) 2種の異なる方法によりインク抜きしたバルブの白色度を測定するための比較試 験において、古紙の3種の異なる均質サンプルを用いた。第一のインク抜き方法 は通常の化学的処理である。第二のインク抜き方法は、本発明方法によらない化 学的−酵素的処理(命名:「同時酵素処理」)である、後者は、ペーパーパルプ 化中、パルプ化の開始後、5分、セルラーゼ/ヘミセルラーゼ酵素調製品を添加 することを特徴とする。
実験は、EアンドMラモートにより製造された202の実験層高コンシスチンシ ーバルブ製造機中で行つ、バルブを0.8%(D17システンシーに希釈し次い で172の実験バッチ浮選セル中で浮選に委ねる。
古い新聞紙(1度読んだ新聞、CEPACにより擺集されたヨーロッパ標準品質 リストにおける81級)、高品質紙(着色)・ンドフリーシュビング、C2)お よび古雑誌(パンフレットと雑誌の混合、A6)に対する試験結果をそれぞれ表 1a〜ICに示す、同時的酵素作用は、化学的処理に比較して2〜3点のISO 白色度を与える。
実施例2 この一連の実験において、3種のインク抜き方法を、インク抜きバルブの白色度 に基づき比較した: (1)化学的処理により、(2)実施例1で記載した如く 同時的化学的−酵素的処理により、(3)を発明に係る「連続的酵素処理」によ り、後者はバルブへの酵素導入前に、バルブ化生pHシフトにより特徴づけられ る。
:hらの実験において用いた古紙は、高品質紙(C2)50%および新聞紙(B l)50%の十分に明らかにされた均質混合物である。パルプ化および浮選は、 実施例1におけると同し条件のもとで操作する。結果を表2a(化学薬品および 同時処理の比較)′8よび表2b(化薬品と連続処理の比較) 実験2aおよび2bにおいて、対照バルブ(化学的処理)は、インク抜きの後で 、65〜66.5の白色度を有している(65と66.5の差異は殆ど重要でな い)、同時処理における5 It / を酵素を用いると、白色度は、2〜3. 5点だけ増加する。これは、例1の結果を確認する(かく、連続的処理を用いる と(2b)、白色度の増加は、対照実験に比較して5.2点である。連続的酵素 処理も又、2.5倍未満の酵素(51/lの代りに21 / t )を用いた同 時処理よりもより高い白色度を与える。
実施例3 2種のインク抜き実験を、原材料として印刷されたシェービング(Shavin go)(C2)について行う、実験3a(対照)において、古紙をインク抜き化 学薬品の存在下、202のバルブ製造機中で14%のコンシスチンシーでパルプ 化する81%(乾燥バルブ基準)の水酸化ナトリウム、2.5%のケイ酸ナリト ウム、1%の過酸化水素、0.5%の石けん(Olinor 4010.ヘンケ ルーナボコ)バルブ化条件は、pH1o、6.45℃/12分である0次いで希 硫酸を用いてバルブのpHを8.5に移す、バルブを4%コンシスチンシーに希 釈し、50℃で45分間インキュベートする。この離解後、SR値を測定する0 次いでバルブを0.8%コンシスチンシーに希釈し、171のバッチ浮選セル中 で浮選に委ねる。
実験3bにおいては、手順は同じである。但し、酵素調製品ノボザイム(Nov ozym)(登録商標) 342 (545CEVU/g)に、pHソフト後、 古紙1トン当り4Nの用量でバルブに添加する。
表3aおよび表す中の結果は、酵素が13%のSR増加および3点の白色度の増 加を与えることを示している。
実施例4 この例で記載した実験は、以下を含むパイロットインク抜きプラント(Eアンド Mラモルト)中で行った:高コンシスチンシーへりコブルブ製造機、大きい径の 不純物を除去するための選別機、離解タンク、マイクロ−ポルテックスCHクリ ーナー、一連のヒドロ−サイクロンクリーナー中の2種の浮選セルおよびSPク リーナー。
この装置からのインク抜きバルブは、湾曲−スクリーンサイプ(Sive)上で 洗浄できる。印刷シェービング(C2)の均質サンプルを用い、この装置内で5 種の実験を行った。約200kgのこれらの古紙を用い各実験を行った。
胤1 ・ :1%(乾燥バルブ基準)の水酸化ナトリウム、2.5%のケイ酸ナ トリウム、1%の過酸化水素、0.5%の石けん(Serfax MT90、ス テエフアンソンブロス社)を用いた化学的インク抜き。
阻2 ・ :同時的化学的−酵素的インク抜き。1lillと同じ同量の化学薬 品Novozyme (登録商標) 342 (545CEVII/g)を、化 学薬品後、4!/を古紙の用量で添加する。
階3 ・= :hlと同し化学的インク抜き、しかし5分間のバルブ化後、希硫 酸を用いてpHを8.5に移す。
実験N[14(本発明):連続的化学的−酵素的インク抜き。階1と同し用量の 化学薬品、麹3と同様にpiを8.5に移し、次いでNovozyme(登録商 標) 342 (545CEVU/g)を、pHシフト後42/を古紙の用量で 添加した。
覧5[1:反復可能性を検査するため隨4に同し各実験において、バルブの白色 度(表4b)をバルブ化工程後(各実験に対し5枚のシート)、浮選セルの出口 で(各実験に対し4枚のシート)、SPクリーナーの出口で(各実験に対し4枚 のシート)および湾曲選別機の出口で(各実験に対し2枚のシート)測定した。
プラントが十分良好に作動していたことを確認するため、各実験中、幾つかの場 所で温度、pHおよびコンシスチンシーを測定した。これらの値を表4aに示す 。
連続的化学的−酵素インク抜きの使用によって得られる白色度は、各プロセス工 程で再現可能でありかつ秀れている。実験N[L3.4および5において、バル ブ製造機の出口のバルブの白色度は、実験患1および2におけるよりも低い。こ れは、pHシフト中、インクの色の変化によるものである;浮選後の白色度の値 に見られるように、これは低い浮選効率には関係しない。
実験1および実験3を比較すると、バルブ化中pHを下げると浮選はより良く行 なわれることが分かる。
浮選後の白色度は約5点であり、清浄後は3点であった。洗浄工程(湾曲選別i i)は、全ての実験において微細粒子の除去のため著るしい白色度の増加をもた らしていることが分かる。しかし、対照実験と連続的処理間のギャップは未だ存 在しく4点)、これは、このプロセスが浮選又は洗浄技術(又は2者の組合せ) のいずれかと匹敵することを示している。
表2 丸字゛0、■、および′続LFi肌Δ比較a):化学薬品の用量、それぞれ乾燥 バルブに基づく%:水酸化ナトリウム/ケイ酸ナトリウム/過酸化水素/石けん (サーファックス 7M90) b):パルプ化パラメーター、それぞれ:コンシステンシー(%)/温度(℃) 7時間(分) c):酵素=Novozyme (登録商標)342,1310CIELU/g  (17トン古紙) d):M解パラメーター、それぞれ:コンシステンシー(%)/温度(°c)7 時間(分) e):インク抜きバルブの白色度、フィルターメートシートに対し4571■で 測定(ホトポルト577装置)表3 SRおよび白−に・ るアルカ1セ火ラーゼの効且(a);コンシスチン′シー (%)時間(%)(b):浮選後のISO白色度 表4a ツマイロンドブラントパラメーター 表4b 万コ」しムLブラ身ニーLli!iJユ色1要約書 古紙の良好なインク抜きが、まず高pHでパルプ化し、次いでpHを低下させ、 アルカリセルラーゼを添加し、次いで連続的バルブ化および/又は離解中にセル ラーゼ作用せしめることにより、高コンシスチンシーで得られる。改良されたイ ンク抜きは、インク粒子を分離後、処理されたバルブから製造した紙においてよ り高い白色度およびより良い清浄(インク粒子がより少ない)をもたらす。この セルラーゼの処理は、シックナーの如き装置のより良き操作および製紙中のバル ブのより良き排水をもたらす。
国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.古紙のインク抜きの酵素的方法であって、次の連続的工程:a)インク抜き 化学薬品の存在下、pH9.5超で、古紙を8%超のコンシステンシーでパルプ 化する工程、b)酸性化剤を添加してpH6〜9.5に低下させ、次いでアルカ リセルラーゼを添加する工程、 c)8%超のコンシステンシーでバルブ化および/又は離解を継続する工程、 d)パルプからインク粒子を分離する工程、を含んでなる、前記方法。
  2. 2.工程a)におけるコンシステンシーが、10%超、好ましくは10〜20% である、請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.工程a)における期間が、5〜30分である、請求の範囲第1又は2項記載 の方法。
  4. 4.工程a)におけるpHが、9.5〜12、好ましくは10〜11である、請 求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法。
  5. 5.工程b)後のpHが7〜9、好ましくは7.5〜8.5である、請求の範囲 第1〜4項のいずれかに記載の方法。
  6. 6.工程b)におけるpH調節が、硫酸、硫酸アルミニウム又は有機酸(好まし くはクエン酸又はグルコン酸である)請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の 方法。
  7. 7.工程b)におけるセルラーゼの添加量が、乾燥古紙1kg当たり250〜5 000CELU/kgに相当する、請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方 法。
  8. 8.工程b)において添加されるセルラーゼ調整品が又ヘミセルラーゼを含有す る、請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の方法。
  9. 9.工程c)におけるセルラーゼが、フミコHumicola(好ましくは、H .インソレンス(insolens)株から由来するものである、請求の範囲第 1〜8項のいずれかに記載の方法。
  10. 10.工程c)における期間が、30〜120分である、請求の範囲第1〜9項 のいずれかに記載の方法。
  11. 11.パルプを工程c)の後に、2〜6%のコンシステンシーに希釈し次いで1 5〜120分間離解する、請求の範囲第1〜10項のいずれかに記載の方法。
  12. 12.工程d)における分離が、浮選、洗浄又はこれらの組合せを含んでなる、 請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載の方法。
JP91506448A 1990-03-29 1991-03-21 酵素的インク抜き方法 Pending JPH05505654A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DK802/90 1990-03-29
DK80290A DK80290D0 (ja) 1990-03-29 1990-03-29
PCT/DK1991/000090 WO1991014819A1 (en) 1990-03-29 1991-03-21 Enzymatic deinking process

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05505654A true JPH05505654A (ja) 1993-08-19

Family

ID=8097734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP91506448A Pending JPH05505654A (ja) 1990-03-29 1991-03-21 酵素的インク抜き方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5364501A (ja)
EP (1) EP0521999B1 (ja)
JP (1) JPH05505654A (ja)
KR (1) KR100190952B1 (ja)
AT (1) ATE111987T1 (ja)
DE (1) DE69104195T2 (ja)
DK (1) DK80290D0 (ja)
ES (1) ES2065018T3 (ja)
WO (1) WO1991014819A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10511410A (ja) * 1994-12-22 1998-11-04 ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ セルロース分解活性を有する酵素製剤
JP2010189802A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Nippon Paper Industries Co Ltd 紙の製造方法

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960016598B1 (ko) * 1989-05-16 1996-12-16 재단법인 한국화학연구소 고지의 생물학적 탈묵에 의한 재생방법
US5605881A (en) * 1993-09-03 1997-02-25 Minolta Co., Ltd. Cleaning liquid for recycling copy medium for electrophotography
DK131193D0 (ja) * 1993-11-23 1993-11-23 Novo Nordisk As
DE69534513T2 (de) 1994-03-08 2006-07-27 Novozymes A/S Neuartige alkalische zellulasen
WO1995026398A1 (en) * 1994-03-28 1995-10-05 Novo Nordisk A/S A modified cellulase and an enzyme preparation comprising a modified cellulase
US5620565A (en) * 1994-06-29 1997-04-15 Kimberly-Clark Corporation Production of soft paper products from high and low coarseness fibers
US5582681A (en) * 1994-06-29 1996-12-10 Kimberly-Clark Corporation Production of soft paper products from old newspaper
US6426200B1 (en) 1994-09-15 2002-07-30 University Of Georgia Research Foundation, Inc. Methods for enzymatic deinking of waste paper
US5525193A (en) * 1994-10-26 1996-06-11 Novo Nordisk A/S Use of monocomponent cellulase for removing inks, coatings, and toners from printed paper
ZA9510691B (en) * 1994-12-15 1996-09-13 Rhone Poulenc Inc Deinking composition and process
CA2165251A1 (en) * 1994-12-15 1996-06-16 Jill Marie Jobbins Deinking composition and process
EP1683860B1 (en) 1995-03-17 2013-10-23 Novozymes A/S Novel endoglucanases
US6184019B1 (en) 1995-10-17 2001-02-06 Röhm Enzyme Finland OY Cellulases, the genes encoding them and uses thereof
US6723549B2 (en) 1995-10-17 2004-04-20 Ab Enzymes Oy Cellulases, the genes encoding them and uses thereof
US6022423A (en) * 1996-05-23 2000-02-08 Imagex Technologies, Inc. Method for deinking paper
DE19620952C2 (de) * 1996-05-24 2001-05-23 Bk Giulini Chem Gmbh & Co Ohg Verfahren zur Weißgradsteigerung im Deinkingprozeß
WO1998006892A1 (en) * 1996-08-16 1998-02-19 International Paper Company Enzymatic freeness enhancement
US6451063B1 (en) * 1996-09-25 2002-09-17 Genencor International, Inc. Cellulase for use in industrial processes
CN1056429C (zh) * 1997-02-20 2000-09-13 天津轻工业学院 利用生物法脱墨使废纸再生的工艺方法
US6200416B1 (en) 1997-06-10 2001-03-13 Praxair Technology, Inc. Recycled paper production process which incorporates carbon dioxide
DE19855326A1 (de) * 1998-12-01 2000-06-08 Cognis Deutschland Gmbh Verfahren zur Entfernung von Druckfarben aus bedrucktem Altpapier
WO2002022943A1 (en) * 2000-09-14 2002-03-21 Meiji Seika Kaisha, Ltd. Method of deinking waste paper by using cellulase without lowering paper strength and method of evaluating the same
US8037717B2 (en) * 2001-10-26 2011-10-18 Corning Incorporated Methods and apparatus for pulsed doping or drying a soot preform
WO2008088724A2 (en) 2007-01-18 2008-07-24 Danisco Us, Inc., Genencor Division Modified endoglucanase ii and methods of use
US20110108222A1 (en) * 2009-11-11 2011-05-12 International Paper Company Effect of low dose xylanase on pulp in prebleach treatment process
CN103147334B (zh) * 2012-12-26 2014-09-24 上海尚优生物科技有限公司 采用混合酶的废纸脱墨方法
EP3751050A1 (en) * 2019-06-13 2020-12-16 Wöllner GmbH Use of probiotic bacteria for inhibiting the decomposition of peroxide in the deinking of recycled fiber pulp

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2604198B1 (fr) * 1986-09-22 1989-07-07 Du Pin Cellulose Procede de traitement d'une pate papetiere par une solution enzymatique.
FR2629108A1 (fr) * 1988-03-22 1989-09-29 Du Pin Cellulose Procede de fabrication de papiers ou cartons a partir de fibres recyclees, traitees avec des enzymes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10511410A (ja) * 1994-12-22 1998-11-04 ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ セルロース分解活性を有する酵素製剤
JP2010189802A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Nippon Paper Industries Co Ltd 紙の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69104195T2 (de) 1995-01-19
US5364501A (en) 1994-11-15
DE69104195D1 (de) 1994-10-27
EP0521999B1 (en) 1994-09-21
ATE111987T1 (de) 1994-10-15
WO1991014819A1 (en) 1991-10-03
KR937000729A (ko) 1993-03-15
KR100190952B1 (ko) 1999-06-15
ES2065018T3 (es) 1995-02-01
DK80290D0 (ja) 1990-03-29
EP0521999A1 (en) 1993-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05505654A (ja) 酵素的インク抜き方法
CN100494566C (zh) 生化催解清洁制浆剂及其应用工艺
Kirk et al. Roles for microbial enzymes in pulp and paper processing
US5068009A (en) Method of producing fluff pulp with improved defibration properties
US4260452A (en) Production of paper pulp from sugar mill bagasse
JPS61138793A (ja) 強化酸化抽出法
Aracri et al. Application of laccase-natural mediator systems to sisal pulp: an effective approach to biobleaching or functionalizing pulp fibres?
RU1838488C (ru) Способ получени беленой лигноцеллюлозной массы (его варианты)
EP0351655B1 (en) A method for the treatment of pulp
JP2002525445A (ja) 印刷紙を脱インク及び脱色するための方法
WO2003074780A1 (en) Xylanase treatment of chemical pulp
US7320741B2 (en) Method of xylanase treatment in a chlorine dioxide bleaching sequence
JPH0280687A (ja) リグノセルロース材料の酵素脱リグニン方法
JP3261661B2 (ja) 紙パルプの処理・漂白における酵素の使用方法及びそれを用いた装置
JPH05505653A (ja) セルラーゼを用いたパルプの排水性を改良する方法
US6627041B2 (en) Method of bleaching and providing papermaking fibers with durable curl
JPH07507109A (ja) 故紙の処理方法
US2077059A (en) Reclaiming fiber from wastepaper
US2697384A (en) Process for removing dirt from wood pulp
US5338402A (en) Process for preparing a bleached chemithermomechanical pulp
Sigoillot et al. Energy saving with fungal enzymatic treatment of industrial poplar alkaline peroxide pulps
JPH06506021A (ja) メカニカルパルプにおけるピッチ障害を低減させる方法
JPH07145583A (ja) 古紙の脱インキ、漂白方法
JP4009790B2 (ja) 上・中質系古紙パルプの高白色度漂白方法
JP4192594B2 (ja) 高白色度機械パルプの製造方法