JPH05504081A - 粉末吸入器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 粉末吸入器 従来分野 本発明は、粉末状薬品のための貯蔵容器、調量装置及びガス貫流通路を備えてい る粉末吸入器に関する。

背景技術 既に多数の粉末吸入器が公知である。公知の粉末吸入器の間厘点は、空気湿分に 対する遮蔽が不十分であり、それによって粉末薬品の集積体の分配が阻害される という点である。粉末薬品は、ガス又はガス混合体の流れ作用の元で、その大き さが所定の限界内にあるような小さな部分に、ひいては人間の呼吸通路内の薬品 のために規定された作用位置内に到達できるような小さな部分になっていなけれ ばならない。公知の粉末吸入器の操作は繁雑であるため、身体障害者やストレス 病患者による使用は保証されていない、更に、なを残留しているを服用可能な薬 品の残量の指示も望まれている。また公知の粉末吸入器には、調量の変動の危険 性が存在している。また更に公知の吸入器は、その大きさがポケットサイズを超 えており、従って実用に適合した使用は極く限られていると考えられる。

発明の開示 本発明の目的は、呼吸による粉末状薬品の服用を、０１１回のボタン操作だけの 簡単で不変な操作手順及びより正確な調量によって、可能な限り広範な使用がで きるようにその信頼性を達成することにある。更に吸入剤の使用は、調量装置を 解放する押釦の状態とは無関係にこれを行うことができるようにすることも狙っ ている。つまり押釦は、服用の間挿されたままになっていても、又は前原って解 放されたままになっていても宣いようになっていなければならない。

本発明の別の目的は、薬品貯蔵容器の交換を簡単かつ確実に行うことができ、か つ誤操作が許されないようにすることにある。更に、薬品のコスト的に有利な充 填、受容さるべき容積に対する材料重量の軽減、及び包装経費の減少を達成する ことができるように、使用材料の少ない簡単な輪郭を備えた薬品貯蔵容器を実現 することも狙っている。また粉末薬品は、薬品の正確な調量の外に服用の際可限 な限り充分に分散されていなければならない。更に粉末吸入器は、可限な限り簡 単に、例へば噴射水によってクリーニングできるようになっていなければならな い。

これらの目的は、請求項１に記載の特徴に基く、粉末薬品のための貯蔵容器、調 量装置及びガス貫流通路を備えている粉末吸入器によって達成することができた 。

また副鷹分離室によって、添加剤による粉末凝集体の良好な分散が達成されるこ とを確認することができた。このことによって薬品の大部分は、口腔室内及び咽 頭室内には沈積しないで、肺内の所望の目的位置に沈積することができるように なる。

従って本発明の対象は、ガス貫流通路が副流分離室に接続されている粉末吸入器 である。

本発明の別の対象は、その調量装置が、カム軸を中心に回転可能な、回転軸線に 垂直でカム軸を貫いて調量ドラムの壁部の透し孔内をスライド可能な突き欅を備 えている調量ドラムから成る粉末吸入器であり、該突き棒は、押釦の操作の除去 々２つの突き棒の間の角度だけ回転せしめられる。

本発明の更に別の対象は、その貯蔵容器が案内スリーブ内に支承されており、か つ圧縮ばねにより調量ドラムに形状結合的に接着せしめられているよいうな粉末 吸入器である。

本発明の更に別の対象は、貯蔵容器内に運動可能な基準ピストンが設けられてお り、該ピストンは、粉末吸入器が押釦によって活性化せしめられると直ちに、基 準ばねによって負荷せしめられるようになっている粉末吸入器である。

実施例 本発明の実施例を図面に図示し５次にこれを詳細に説明する。

押釦１は粉末吸入器のケーシング２９内に組み込まれている。この押釦ｌは、そ の休止位置でばばね８により上方に向って押圧されている。調量ドラム１０は、 折畳み可能なケーシング背面部分１３内で回転可能に支承されている。この調量 ドラムＩＯは、シリンダ壁部を貫（透し孔を備えた厚肉シリンダの形状を有して いる。この透し孔内には透し孔横断面の形状に対応した可動突き捧１１が支承さ れており、該突き捧１１は常にカム軸９に当接し、かつそれによって、カム軸９ に対する突き棒１１の夫々の位置に依存する容積１５が調量ドラム１０の表面上 に自由開放されるようになる。この調量ドラム１０には、その封止部１６を備え た貯蔵容器３のための案内スリーブ２が、圧縮ばね５によって形状結合的に接着 されている。貯蔵容器３のための案内スリーブ２は、ケーシングに向い合って蛇 腹封止部４によって封止されている。貯窯容器３のための案内スリーブ２は、横 断面が円形、楕円形又は角形であって重く、また貯蔵容器３を受容しており、該 容器３は、対応して同じようにその横断面が円形、楕円形又は角形であって宜い 。貯蔵容器３は、圧縮ばね６により常に調量ドラム１０に形状結合的に接着され ている。基準ばね２０は押釦１の操作の際に押圧され、かつそれに続く磁石２８ による磁気回路の遮断によって、小さなばね力を備えた基準ピストン１８がＵ字 連結部２６上の鉄磁石導磁連結部を介して粉末状の薬品１７を押圧するようにな る。残量の指示は、透明な区分１７によるＵ字連結部２６の対応した摺擦によっ て可能である。また更には、容積１５の完全な充填が調量ドラム１０の表面上で 達成される。押釦ｌの操作は、回転運動のストロークを調量ドラム１ｏの回転に 変換することによって、隣接する２つの突き棒１１の間の角度だけ行われる。つ まり４本の突き棒１１が存在している場合には、押釦１の操作は調量ドラムｌｏ を４分の１回転だけ回転せしめる。同時に貯蔵容器３のための案内スリーブ２は 、押釦ｌによって調量ドラム１０から離れるように運動し、そして調量ドラム１ ｏと貯ｊ！容器３のための案内スリーブ２との間の封止部１６を開放する。同時 に磁石２８は、磁石導磁連結部２７から解放され、かつそれによってＵ７連Ｗ１ 部２６の磁気的な結合を相殺する。押釦１の押し付けられたこの時間帯だけ、基 準ばね２０のばね力が基準ピストン１８上に作用する。調量ドラム１０の表面上 に発生した容積１５は−突き棒１１に対するカム軸９の位置により制約されて一 粉末状の薬品１７によって充填され、該薬品１７は、調量ドラム１０の回転運動 の終期頃突き棒１１によって再び押し出され、かつストリッパ１４によって掻き 取られる。押釦１をその休止位置に戻す際、貯蔵容器３のための案内スリーブ２ は再びその調量ドラム１０上の封止部１６で圧縮ばね５によって接着される。貯 蔵容器３は、全引出し操作の間圧縮ばね６によって常に調量ドラム１ｏに接着さ れたままであり、またそれによって引出しの間中も閉頗されたままである、マウ スピース３１の吸気によって空気入口部１２がケーシング背面部分１３内に形成 され、かつストリッパ１４上の掻き取られた薬品が流れ圧力によフて連行される 。流れ通路１９の形態によって空気主流２Ｉと空気＃Ｉ流２５とが発生する。未 だ対応する程度に細分化されていない重い薬品凝集体は、その自重により空気主 流２１には追従せず、副流分離室２４内でスワールせしめられる。凝集体は、通 路から運ばれて、流れ圧力によってキャリオーバされうるようになるまで微細化 せしめられる。流れ圧力は流れ通路１９の幅によって決定され、かつそれによっ てこれを種々の大きさに調節することができる。薬品集積体２２は、大きな幅ひ いては副流分離室２４への入口における小さな流れ圧力によって通路から確実に 投げ飛ばされ、かつまたこれがその吸入領域に到達するのに充分な程度に軽くな り、また流れ通路の幅が狭くて流れ圧力が高い場合には、副流分離室２４の上で 初めてキャリオーバせしめられる。続いてこの集積体２２は、フィルタ３０を通 過して人間の呼吸通路内のその大きさに対応した領域に到達する。

要　約　書 本発明は、多種類の粉末薬品を吸入するための、ポケット型ドラム服用装置に関 する。多種類の粉末薬品の貯蔵容器（３）からの吸入を正確な繰返し精度で実現 し、かつ残量指示を実現するため、貯蔵容器は外気から遮断されており、貯蔵タ ンク内の粉末薬品は取出しプロセス中圧縮されず、かつ貯蔵容器の充填状態は目 盛上で目視できるように指示されている。薬品の取出しは、可変な調量容積を備 えて回転しているドラム（１０）と粉末薬品の活性的で制卸可能な排出とによっ て行われる。ｗ品の微細化は、粒子の大きさに適合した流れ圧力を有する副流分 離室（２５〕内で行われる。ドラム形服用器の操作には、１回のボタンの押圧が 必要なだけである。貯蔵タンクの交換は間車であり、かつ対応する形態によって 誤操作は排除されている。

国際調査報告 国際調査報告 ＥＰ　９１００３０３ ＳＡ　４４４３９

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．粉末吸入器であって、粉末薬品（１７）のための貯蔵容器（３）、調量装置 及びガス貫流通路（１０）を備えている形式のものにおいて、ガス貫流通路（１ ９）が副流分離室（２４）に接続されていることを特徴とする粉末吸入器。
2. ２．調量装置は、カム軸（９）を中心に回転可能な、かつ回転軸線に垂直でカム 軸を貫いて調量ドラム（１０）の壁部の透し孔内をスライド可能な、突き棒（１ １）を備えている調量ドラム（１０）から成り、該調量ドラム（１０）は、押釦 の操作の際夫々２つの突き棒（１１）の間の角度だけ回転せしめられることを特 徴とする、請求項１記載の粉末吸入器。
3. ３．貯蔵容器（３）が案内スリーブ（２）内に支承されており、かつ圧縮ばね（ ６）により調量ドラム（１０）に形状結合的に接着せしめられていることを特徴 とする、請求項１記載の粉末吸入器。
4. ４．貯蔵容器（３）内に運動可能な基準ピストン（１８）が設けられており、該 基準ピストン（１８）は、粉末吸入器が押釦（１）によって活性化せしめられる と直ちに、基準ばね（２０）によって負荷せしめられることを特徴とする、請求 項３記載の粉末吸入器。