JPH05503060A - 折り曲げコンテナ及び作製方法 - Google Patents

折り曲げコンテナ及び作製方法

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JPH05503060A JP3507140A JP50714091A JPH05503060A JP H05503060 A JPH05503060 A JP H05503060A JP 3507140 A JP3507140 A JP 3507140A JP 50714091 A JP50714091 A JP 50714091A JP H05503060 A JPH05503060 A JP H05503060A
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    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 折り曲げコンテナ及び作製方法 発明の背景 本発明は、全体として、平坦な板紙から開始し、直立で独立的に立つ形態に折り 曲げるための折目線を有するコンテナ及び容器の構造に関するものである。より 具体的には、本発明は、かかる折り曲げコンテナを液密に形成し、ストラップ、 ケーブル、紐又はコードのような可撓性の固縛手段を使用して、その折り曲げた 立体形の形態に固着する方法に関するものである。
平坦(平面的)な形態を立体的で独立的に立つ構造体に変える手段として、折目 線(スコア)を有する平坦な板紙を使用することは周知である。例えば、以下の 特許には、最初は平坦な形態の板紙を折り曲げて玩具ハウスのような物にするこ との出来る異なる構造体が示されている。
投杵番号 投許権煮 特許付与6 第4.643.697号 シェフ ア−(Sheffer) 1987年2月1 7日第4.643.349号 シエファ−1987年2月17日第4.608. 799号 ハセガワ(Hasegawa) 198RE 9月2日第3.315 .868号 ヘムプフリング(Hempfling) 1967年4月25日第 2.020.196号 マルグラフ(Mallgraf) 1935411月5 日第1.918.375号 ポーワソック(Bowersock)等 193簿 7月18日第1.604.124号 ビーモント(Bemnt) 19116月 lO日上記の各特許において、板紙は、折り曲げかつタブ及びスロットにより相 互に接続され、コンテナ又は構造体用の独立的に立つ立体的な形態を形成しかつ それを維持する。
更に別の従来技術の例として、最初に平坦な形態の板紙を折目線に沿って折り曲 げ、コード、ケーブル、紐、又は同様のストラップによって固着し、立体形の形 態を維持し得るようにしたものがある。この構造の例として、以下の特許が挙げ られる。
特許番号 特許橿煮 特許付与日 意匠特許第117,833号 レイネ(Laine) 1939年11月28日 第1.392.110号 ブラシエイフ(Blascheck) 1921年9 月27日紐、コード又はストラップを使用して折り曲げた平坦な形態を立体形に 固着するこうした従来例において、−組みの異なる技術が使用されている。全体 的な考えは、折り曲げた全ての部分又はその一部に可撓性コードを通し、そのコ ードの自由端を固着し、折り曲げた直立の状態が維持されるようにすることであ る。
従来技術の一つの望ましい特徴は、立体形の構造体よりも平坦な形態の方が包装 、取り扱い及び輸送に便宜な点であるが、この型式のコンテナ又は容器を液密に するため、端縁及びコーナ部分をいかにして十分に密封するかが一つの関心事と なる。もう一つの関心事は、いかにしてその折り曲げた形態を確実に保持し、コ ンテナの側部が中身の重量及び圧力によって潰れないようにするかである。中身 が液体であり、側壁に常に圧力が加わる場合か、又は中身がドライ材料であり、 取り扱い又は輸送中に貨物が移動するときに圧力が加わる場合であるかを問わず 、このことは関心事となろう。
液密のコンテナを形成することを目的としない場合であっても、剛性でかつ丈夫 なコンテナを形成し、中身のいかんを問わず、立体形の形態が維持され、中身が その所期の方法で保持されるようにすることは重要である。
従来技術に代表されるデザインにおいて、方形又は矩形のコンテナのコーナ部分 は、三角形のウェブ部分を複数回、折り曲げることによって形成される。このデ ザインの典型例は、以下の特許に開示された構造体である。
特許番号 詩詐権煮 符肚付与旦 第4.019.675号 アンダーソン(Andersson )等 1977 年4月26日第3.207.357号 シュミット(Schmitt) 196 549月21日第3.140.037号 バウム(Baum )等 19647 月7日第2.792.165号 トンプソン(Thompson) 1957年 5月14日第2.643.812号 ラング(Lange) 195坪6月30 日第1.959.613号 カールソン(Carson) 193445月22 日第 170.991号 カノーバ(Conover) 1875’f−12月 14日上述の引用例により選択可能な各種の構造及び形態が開示されるが、本発 明は、従来利用されなかったユニークでかつ新規な構造の組み合わせ体を提供す るものである。実質上、任意の平坦に展開した構造体は、平坦な平面的な形態で あるという理由だけで、容易に積み重ね、スペースを節減することが出来、輸送 、取り扱い及び格納が容易であるという利点が得られる。特別な構造のデザイン による真の利点は、全体として平面的な形態をその独立的に立つ立体的な形態に 変換し又は変化させる方法が可能となり、及び液体を保持し、又はドライ物を貯 蔵するかに関係なく、最終的に仕上げたコンテナ又は容器の強度、剛性及び耐久 性を確保し得ることである。
この型式の折り曲げコンテナの別の関心事は、これらコンテナがしばしばそうで あるように、再使用可能であるように設計される場合、容易にかつ迅速にその折 り曲げた形状にすることが可能であるか、又、容易に又は迅速にその立体形の形 態を展開させて平坦な形態に戻すことが出来る利点が得られるかどうかというこ とである。かかる理由のため、折目線に沿って折り曲げられるが、その立体形の 形態を維持するために、ステープル留めし、又は接着される平坦な形態の板紙コ ンテナは、再使用可能なコンテナにする許容可能な選択の対象となり得ない。
接着し又はステープル留めされた板紙箱の分解を試みた者であれば、それが困難 であり、又、1又は2以上の板紙パネル又はフラップは、典型的に再使用不能な 程度にまで典型的に破損することを知っている。この理由のため、本発明は、そ のコンテナを破損させたり又は一部破損させたすせずに、平坦な形態に戻すこと が出来、更に、何ら顕著な望ましくない副次的な効果を伴わずに、その最初の形 態に戻すことの出来る立体形の形態の固着手段の使用を可能にするものである。
従来技術の引用例に開示された技術に関し、かつそれがこの型式のコンテナ構造 に望ましいことは理解するが、本発明は、いかなる従来技術にも予測されておら ず、又従来技術、又は従来技術の組み合わせから自明なものではない。
発明の概要 本発明の一実施例により、平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の構造体 にすることが出来、かつ展開させて最初の平坦な形態に戻すことが出来、しかも 、ドライ又は液体の中身の何れにも適した折り曲げ式でかつノックダウン型式の コンテナは、本体の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネ ルを備えて配置された本体を備え、該複数のパネルは、基部パネルと、4つの側 部パネルと、4つのコーナパネルとを備え、これらパネルの各々には、対応する パネルの折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数の部分を備えて配 置され、更に、各コーナ部分には、可撓性の固縛手段を通し、各コーナパネルの コーナ部分を相互に引き寄せかつ固着して折り曲げコンテナの一部としての垂直 コーナとなるようにすることを特徴とする。
本発明の一つの目的は、改良された折り曲げ式でかつノックダウン型式のコンテ ナを提供することである。
本発明の関連する目的及び利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の典型的な実施例による折り曲げ式かつノックダウン型式のコ ンテナの平坦な形態の展開状態の平面図、第2図は、その折り曲げかつ固着した 立体形の形態の第1図のコンテナの斜視図、 第3図は、選択可能な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部 分の概略図的な平面図、 第4図は、第3図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第5図は、選択可能な別の 固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図的な平面図、 第6図は、第5図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第7図は、立体形のコンテ ナの選択可能な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの概略図的な平面図、 図、 第9図は、コンテナを立体形に固着する選択可能な別の接続手段を示す、第1図 のコンテナの概略図的な平面図、 第10図は、第9図の選択可能な固着手段を使用する、第9図のコンテナの部分 斜視図、 第11図は、選択可能な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ 部分の概略図的な平面図、 第12図は、第11図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第13図は、選択可能 な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの概略図的な平面図、 第14図は、第13図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第15図は、選択可能 な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図的な平面 図、 第16図は、第15図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第17図は、選択可能 な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図的な平面 図、 第18図は、第17図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第19図は、選択可能 な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図的な平面 図、 第20図は、第19図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第21図は、選択可能 な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図的な平面 図、 第22図は、第21図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第23図は、第21図 の別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の平面図、 第24図は、選択可能な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ 部分の概略図的な平面図、 第25図は、第24図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第26図は、一体であ りかつ最初の平坦な形態から図示した立体形の形態に折曲げることの出来る蓋と 、第1図のコンテナとを組み合わせる箱型形態の斜視図、第27図は、各種の三 角形部分の幾何学的関係を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図 、 第28図は、コーナ部分の干渉を回避し得るように追加の折目線が設けられた第 1図のコンテナの別の構造の平面図、第29図は、折り曲げ部分の干渉を回避し 得るようにコーナ部逃がし部分を利用する第1図のコンテナの別の構造の平面図 、第30図は、絶縁材料を内部に配置するのを許容し得るように4つのコーナ部 分を折り曲げる別の方法を示す、第1図のコンテナの斜視図、第31図は、本発 明の典型的な実施例による折り曲げ式かつ折り畳み型式のコンテナの平坦な形態 の展開状態の平面図、第32図は、折曲げかつ固着した立体形の形態の第31図 のコンテナの斜視図、第33図は、第31図のコンテナの展開状態のコーナ部分 の部分斜視図である。
好適な実施例の説明 本発明の原理の理解の促進を図るため、次に、図面に図示した実施例を参照しつ つ、該実施例を説明するため、特別な用語を使用する。しかし、これは本発明の 範囲を何ら限定することを意図するものではな(、本明細書に記載した本発明の 原理の更なる適用例は、本発明が関係する技術分野の当業者が通常、案出可能で あろう。
第1図及び第2図を参照すると、平坦な形態(第1図)から開始し、折目線によ り画成される複数のパネルを備えて配置される折り曲げコンテナ2oが示しであ る。これらパネルは、略矩形の基部パネル21と、略矩形の4つの側部パネル2 2−25と、4つのコーナパネル26−29とを備えている。コーナパネルの各 々は、折目線により画成される略三角形の4つの部分を備える形状にしである。
便宜上、これら三角形部分26a−26d、27a−27d、28a−28d及 び29a−29dは、対応するコーナパネルの基本数に小文字のアルファベット を付して識別しである。
基部パネル及び側部パネルの折目線は、略平行な線33.34及び略平行な線3 5.36を備えており、これら平行な線35.36は、略矩形である基部及び側 部パネルに予想されるように折目線33.34に対して更に略垂直である。折目 線37.38.39は、コーナパネル26を部分26a−26dに分割する。
折目線40.41.42は、コーナパネル27を部分27a−27dに分割する 。
折目線43.44.45は、コーナパネル28を部分28a−28dに分割する 。
折目線46.47.48は、コーナパネル29を部分29a−29dに分割する 。
第1図の平坦な形態を折り曲げて第2図の独立的に立つコンテナ20にする場合 、4つの側部パネル22−25を基部21に向けて内方に折り曲げる。4つのコ ーナ部分は、第2図に図示するように折り曲げ、中央折目線38.41.44. 47がコンテナの垂直コーナ端縁となる一方、中央折目線の各側部の2つの部分 が折り重なり、隣接する側部パネルに重なり合い、これにより、図示するように 3重の厚さとなるようにする。この方法の後、4つのコーナ部分の各々は、対称 に折り曲げ、作製方法を説明しかつ理解する場合、実質的に同一であるから、折 り曲げたコンテナの1つのコーナのみについて説明すれば、各コーナ部分の状態 を理解するのに十分であるようにする。
コンテナ20の折り曲げた形態を保持するためには、1本のコード、紐又はケー ブルとすることも出来るストラップ52のような可撓性の接続手段をコーナ部分 の穴53に通し又はそこに縫い付けるようにし、各コーナパネルの各部分には一 対の穴53が設けられている。これら各種の穴は、略楕円形のスロットとして形 成されており、組み立てを容易にしかつ外観を対称にするため、各対の穴の間の 間隔は等しくすることが重要であるが、実際の間隔は変化可能である。第1図及 び第2図において、コーナパネル26の各種の穴にストラップ52を通す状態が 詳細に示しであるが、図面の便宜上のため、ストラップ52をコーナパネル27 .28.29に通す状態は完全には示していないが、上述のように、コーナパネ ル26にストラップ52を通す方法及びその方向は、コーナパネル27.28. 29の場合と同一であることを理解すべきである。各コーナパネルのコーナ部分 は、2つのスロット状穴53を備えるが、側部パネル22−25の各々も又、2 対のスロット状穴54を備えており、その一対がコーナ部分dに近接し、その他 方の対はコーナ部分aに近接している。・この点に関し、小文字のアルファベッ トによる接尾辞を総称的な意味で使用しており、穴54は、コンテナ20の全て の側部パネルを通じて同一に配置されるようにする。
ストラップ52は、単一の連続的長さのコード、紐又はケーブル材料であり、各 自由端に留金ラッチ半体55.56を備えている。これらラッチ半休は、折り曲 げ形態を維持するため、コンテナの外側で相互に接続し得るようにしである。
ストラップ52は、図面の便宜上、第1図にその一部のみが示しであるが、第2 図では、コンテナの外周に沿って相互に留金で留めた完全な形態で示しである。
ストラップ52を各種の穴53.54に通す方法は、各コーナパネルで同一であ り、以下、コーナパネル26の説明から開始する。ストラップ52は、最初にコ ンテナの外側から穴54a内に通し、次に、穴53aを通じて内側から外側に通 す。ここから、ストラップは、部分26bの1つの穴53bに通し、部分26b の他方の穴53から出し、穴53dに戻し、再度、穴54bから出す。コーナパ ネル及び側部パネルに対して各種の折り曲げを行うとき、パネル25は、部分2 6a、26bと重なり合い状態に積み重ねられ、穴54a、53a、53bは相 互に整合し、ストラップは、これら3つの穴を直線状に通ることを理解すれば、 ストラップ52の挿入方法の理解は容易である。次に、ストラップは180°回 転し、又は曲がり、穴53C153d、54bを含む別の群の3つの整合穴を通 って外側に出る。これにより、ストラップは、−側部パネルの一端及び折り曲げ たコーナ部分の半休を通ることになる。次に、ストラップは、折り曲げたコーナ 部分の外側を巻き、部分26c、26d、側部パネル22を重なり合わせること でストラップを通す手順が繰り返された効果が得られる。第1図の破線は、スト ラップ52を各種の穴53.54に通すときのその経路を明確に示すために使用 したものである。第2図を慎重に参照すると、ストラップの経路、コーナ部分及 び側部パネルが重ね合わさった積重ね状態が示しである。又、第2図には、スト ラップ52が全てのコーナ部分を通った後に、半体55.56を固着する状態が 示しである。
連続的なパネル又はシート材料から開始するため、外端縁に近接し、従って、折 り曲げられたときに上方縁片となる穴53.54を除いて、コンテナ20の一つ の特徴は、液体中身の漏洩を許容する穴又は継目が全(存在しない点である。
コンテナ20に使用される材料は、金属、プラスチック、板紙(ワックスのよう な防水性被覆の有無を問わず)又は紙とすることが出来る。特別な材料及びその 寸法又は厚さは、コンテナに予定される中身、コンテナの寸法及びコンテナの用 途によって決まる。液体を長期間保持すべき場合、ある型式の防水性材料、防水 性積層材又はコーティングが必要とされる。又、強度及び可撓性並びに防水性と 身がドライ物である場合、任意の材料が適当であり、中身が重質である場合、適 当な強度及び剛性を得るためにより厚い材料が必要とされる。各コーナ部分を形 成する多積層折り曲げ部分は、液密コーナ部分を提供するのみならず、各側部パ ネルの端部に剛性な垂直リブを提供し、その結果、コンテナ全体の強度及び剛性 が増す。
ストラップ52を使用することは、コンテナ20の折り曲げた形態を維持するの みならず、ラッチ半体55.56のバックル留めを解放しかつストラップ52を 引き出すだけで迅速かつ容易に分解する手段を提供する。かかる分解方法により 、コンテナ20を最初の平坦な形態に再構成することが出来る。この特別な方法 は、コンテナ20を平坦な形態で格納しかつ輸送することを許容し、スペースを 節減しかつ取り扱いを容易にする。コンテナが必要な場合、折目線に沿って折曲 げ、ストラップ52を通し、コンテナを作製する。又、ストラップ52は、コー ナ部分の一部及び側部パネルに通し、この方法は、コンテナが作製されたときに 完了する。ストラップ52の使用は、ステープル又は接着剤を不要にし、コンテ ナは何回でも再使用可能となる。更なる利点は、ストラップ52が紛失し又は破 損した場合の代習ストラップを提供し、これによりコンテナを節約し、1つのケ ーブル又はストラップが損失したという理由だけでコンテナ全体を壊し、廃棄す る必要がなくなる。
第1図及び第2図のコンテナ20の構造体は、支トラップ52の1つの可能な形 態及びコンテナ20をその折り曲げた形態に保持するのに利用するときの状況を 示す。1本のストラップに代えて、基部パネル、側部パネル及びコンテナ20の コーナ部分の形状、穴53.54の数及び位置を変えることな(,2本又は4本 、或は8本のストラップ又はコード材料を使用することも考えられる。選択可能 な別の実施例は第3図乃至第25図に示してあり、コンテナ20の各形態におい て、パネル、部分及び折目線は、第1図に示したものと同一である。これら各種 の図面のコンテナの形態が同様であり又は実質的に同一であることは、側部パネ ルが3重の厚さであり、2つのコーナ部分が折り曲げた状態にあることを含み、 その結果、第1図及び第2図に関して説明したように、穴を整合させ、ストラッ プ又はコードをこの積層体に通すことが可能となる。
第3図乃至第25図のコンテナのデザインと第1図及び第2図に示したコンテナ 20との主たる相違点は、使用されるストラップの数及び各ストラップ又はコー ドの自由端を固着する方法にある。コンテナ20を説明することは、そのコンテ ナの最終の組み立てた形態を示すためであり、本体21は、ストラップの無い平 坦な形態の材料を意味するだけであり、第3図乃至第25図の仕上げたコンテナ を識別するため、新しい参照符号を使用する。しかし、上述のように、幾つかの 実施例の各場合において、本体は、第1図に示したものと実質的に同一であるが 、付加的な穴又は特徴部分が設けられる。後で、第27図を参照しつつ、側部パ ネル及びコーナ部分の幾何学的形状について説明するが、この説明は、全ての実 施例に当てはまることを理解すべきである。
第3図及び第4図を参照すると、コンテナ60の1つのコーナ部のみが示してあ り、第3図の平面図は、側部パネル62及びコーナパネルの2つの層63.64 、及び側部パネル65、コーナパネルの2つの層66.67にストラップ61を 通す方法を示す概略図である。2つの層63.64及び2つの層66.67は、 図示したコーナ部分の4つのコーナ部分であり、概略図的な平面図では、これら は単に材料の厚さ又は層としか示していない。この実施例において、ストラップ 61の一端には、座金68が固着状態に取り付けられており、該座金の直径寸法 は側部パネル62の穴62aの直径又は幅よりも大きくしである。ストラップ6 1の他端には、スライドチョッカ69が設けられており、該チョッカは、ストラ ップ61に沿って手で滑らせ、折り曲げた形態の対応するコーナ部分を強固に引 き寄せることが出来る。ストラップを全て穴に通したならば、チョッカ69は、 ストラップ61にきつ(引き寄せ、解放すると、その位lを保持し、コーナ部分 を直立の折り曲げた形態に保持する。第4図は、上述のコーナ組立体の斜視図で あり、座金68及びチョッカ69の概略位lを示し、又、チコヲヵ69から伸長 する短い長さのストラップ61を示す。
第5図及び第6図を参照すると、第3図及び第4図におけると同一の方法が示し であるが、単一のストラップ61に代えて、各々、座金73を有する2つの別個 のストラップ71.72が1つの自由端に設けられ、又、ストラップの他端に沿 ってチョッカ74が設けられている。その他の点で、座金及びチョッヵ73.7 4を有するストラップ71.72をそれぞれ穴に通しかつ利用することは、第3 図に図示した場合と同一である。同様に、第6図は、第5図に図示したコーナ部 分の斜視図であり、2つの座金及び2つのチョッカの概略位置を示し、又、対応 するストラップ71.72がこれらチョッカの端部から伸長する状態を示す。
理解されるように、第3図の構成は、各々が1つの座金及び1つのチョッヵを備 える4本の別個のストラップを利用する。第5図の構成において、各々が1つの 座金及びチョッカを備える8本のストラップが設けられる。
第7図及び第8図を参照すると、僅かに異なる構成のストラップ76.77が採 用されている。ストラップ76.77の各々は、−自由端に配置された上記座金 78と、他端に配lされた一対の留金ラッチ半体79.80とを備える別個の2 本として提供され、これら半体79.80は、第2図に関して説明した方法で相 互に接続され、コンテナの対応する1つの半休又は側部を共に折り曲げた直立の 形態に固着する。同一の方法は、各側部に採用され、ストラップ77を含む2本 のストラップの自由端に2つの座金78が配置され、これら2本のストラップの 反対側の自由端は、半体79.80を利用して留金又はラッチにより相互に組み 付けられる。第8図は、第7図の概略図的な組立て図の斜視図である。
第9図及び第10図を参照すると、コンテナをその折り曲げた直立の形態に保持 するのにストラップを利用する方法を開示する更に別の実施例が示しである。
第9図に関し、2つのストラップ82.83が示しであるが、第10図に図示す るように、実際には、コンテナを最終的に組み立てるためには、4本のストラッ プが利用される。第9図の実施例において、座金及びチョッカを利用し、ここで 、ケーブル82の一自由端は座金84を備え、その他端はチョッカ85を備えて いる。同様の構成はストラップ83にも利用され、該ストラップ83は、−自由 端に座金84を、及び他端の自由端に、チョッカ85を備えている。両場合とも 、伸長するストラップ82.83は、チョッカ85をストラップの長さに沿って 締め付は位置まで手で動かし、次に、その位lを保持し、コンテナを折り曲げた 形態に保持し得ることを意味する。第9図に図示するように、各コーナ部分をそ の2つの半休に折り曲げる部分は、分離し、どのストラップがどのコーナ部分を 保持するか、又は各コーナ部分のどの部分を折り曲げた形態にするかを決定する 。
例えば、理解されるように、ストラップ82は、1つのコーナ部分の折り曲げ部 分の半体に通し及び同一の側部パネルに対する反対側のコーナ部分の折り曲げ部 分に通す。これは、第10図に図示するように、第9図のコンテナの4つの側部 パネル全体に対称に繰り返す。
第11図及び第12図を参照すると、コンテナ88には、僅かに異なる構成が採 用されており、ここで、隣接する側部パネル89.90には、側部パネル89. 90内に無理に挿入され、適所に剛性に保持された画鋲又はピンに類似した釦9 1が取り付けられている。これら釦は、固着ストラップ92をその各自由端にリ ング93を備えるように設計して利用される。コーナ部分及び側部パネルの穴は 、リングを軸線を中心として回転させたとき、該リングの貫通を許容し得る寸法 にしである。又、コードは、恒久的に通すことが出来る一方、該リングは、コー ドの紛失を防止するため、コードが穴から外れるのを阻止する手段として機能す ることが出来る。該リングは、コードを通した後に取り付けることが出来る。各 コーナ部分への通しが完了したならば、ストラップ92はぴんと張り、これによ り、各リング93は、対応する側部パネルの釦91の上をスライドすることが出 来る。
各折り曲げコーナ部分に対する確実な固着を確保するため、釦はストラップ92 の長さに対してそれぞれの側部パネルに沿った位置に正確に配置することが重要 である。ケーブルに必要とされる全長を短(するため、側部パネルを僅かに押し 込み、2つのリングが対応する2つの釦に容易に掛止され得るようにする必要が ある。コンテナをそのより垂直な形態に折り曲げる場合、コーナ部分の周囲で強 固に固着し、所望の形状が保持されるようにする。
第13図及び第14図を参照すると、第11図及び第12図に示したものと同一 の形態の釦及びリングが採用されているが、この場合、単一の釦しか使用せず、 その釦が基部パネル96の下側に配置されている点が異なる。第11図に関する 説明から理解されるように、ストラップ97は、各端部に固着されたリング98 を有する連続的な長さの可撓性部材である。基部パネル96の下側に固定された 釦99は、第13図に図示するように、コーナ部分にストラップを通したならば 、2つのリング98を引き寄せて整合させかっ釦99に掛止されるように、スト ラップ97の長さに対して位置決めする。これは、他の3つのコーナ部分の各々 に繰り返す。
第15図及び第16図を参照すると、これら図面には、第13図及び第14図に 関して説明した実施例の僅かな変形例が示しである。基部パネル96の下側に設 けられた単一の釦99に代えて、2つの釦100.101が側部パネル102. 103の下方部分に沿ってそれぞれ設けられている。ストラップ104は、通常 通り、対応する側部パネル及び折り曲げたコーナ部分に通す以外に、更に、図示 したコーナ部分に通されるため、ストラップ104は、その各自由端にリング1 05を備え、該リングは、対応する釦に強固に引き寄せられかっ該釦に掛止され ることが理解される。
又、第13図、第14図、第15図及び第16図から、これらリングは、第11 図及び第12図に上述したように、対応するストラップの自由端から省略するこ とが可能であることを理解すべきである。釦は、第13図及び第14図の実施例 のように、基部パネル96の下側に設け、又は第15図及び第16図に図示する ように側部パネル102.103の下方コーナ部分に設け、図示した方法で利用 する一方、これら釦は、単に、巻き付けかつ接続されるストラップの自由端の固 縛又は定着柱としてのみ利用することも可能である。又、第11図乃至第16図 に示した各種の釦は、事前に対応するパネルに組み付けるか、又は対応するスト ラップをコーナ部分に通し、強固に引っ張りかつ固着の用意が整ったならば、釦 は、ストラップの端部のリングを介して適当な位置で挿入し、該ストラップを強 固に固着した状態で固着し得るようにすることが出来る。
第17図、第18図、第19図及び第20図を参照すると、コンテナ120の各 コーナ部分は、上述の通常の方法に示したように、単一のストラップ又は紐を側 部パネル及びコーナ部分の3重厚さの積層材に通して固着する。ストラップを図 示したコーナ部分に通し了えたならば、折り曲げた形態を保持するため、紐12 1の2つの自由端を何らかの方法で固着することを要する。第17図乃至第20 図に示した実施例において、これら2つの自由端は、相互に接続し、単一の紐又 はストラップに無端のループ形態を形成し得るようにする。次に、このループは 、側部パネル123により剛性に保持された釦122により強固に保持する。
上述の説明と同様、釦122は、側部パネル123に予め挿入しかつ定着するこ とが出来、又該釦は、紐121のループ形態の形成後に追加し、紐をぴんと張っ た状態に維持するため、より正確な位置決め状態を設定することが出来る。
第19図及び第20図を参照すると、側部パネル126に追加的な穴125が形 成される点を除いて、コンテナ124は、コンテナ120と実質的に同一である 。この追加的な穴は、紐121をパネル126の外側から内側に通すのを許容し 、釦122は内側で挿入することが出来、これにより、コンテナの外側から固着 手段へのアクセスを不可能にすることが出来る。外側からではなく、側部パネル の内側に釦を配lするこの方法は、コンテナ120又は124の外側が刷子をか け又は減摩或は摩耗の虞れのあるその他の面に接触する可能性があり、釦が緩み 、コンテナが少なくとも影響を受けるコーナ部分にて潰れる可能性のある状況の ときに望ましいものである。
第21図乃至第25図を参照すると、上記の発明思想の一部を利用する更に別の 実施例が示しである。ゴの発明思想と同様であるため、これら5つの実施例は極 く簡単にのみ説明する。第21図において、追加的な穴130が基部パネル13 1に形成されており、連続的なループ形態の紐132は穴130に通し、底部パ ネル131の頂部面上でコンテナの内側に伸長し得るようにしである。この連続 的なループ又は紐130は、釦133に掛止され、上述のように、後で、紐(コ ード、ストラップ又はケーブル)を強固に引き寄せてループを形成し又は取り付 ける前に釦を基部パネルに取り付けることが出来る。第22図には、紐132が 2つの側部パネルの下方に伸長し、コンテナの下方を進み、穴130内に通す状 態が示しである。第23図を参照すると、各種の側部パネル及びコーナ部分にケ ーブル132を通す特別の状態が平面図、及び略分解図で示してあり、破線の外 形は、図面の陰となる紐132の経路を示す。この特別な図面は、基部パネル1 32に対する穴130の位l及び釦133の位lを一層明確に示す。理解される ように、紐130の連続的なループは釦133に向けて延伸させるときに強固に 引っ張ると、各種の側部パネル及びコーナ部分は、直立に折り曲げられ、第22 図の折り曲げたコーナ部分の形態を形成する。
第24図及び第25図の実施例において、追加的な穴134.135が側部パネ ル136.137にそれぞれ形成されており、これにより、基部パネルに形成さ れる穴130は不要となる。その相違点は、各コーナ部分に対し各側部パネルに 1つずつの2つの穴を設ける必要があることであるが、実質的な効果は同一であ る。即ち、連続的な紐132のループは基部パネルの内面まで伸長し、釦133 に又は該釦の周囲に取り付けるのを許容することである。
第26図を参照すると、第1図及び第2図の形態のコンテナが1つの僅かな追加 的な特徴を備えて示しである。第26図に示したコンテナは、上述の型式の任意 のコンテナとすることが出来、又、第26図の実施例を上述の各種のコード又は ストラップの形態に適用可能にするため、固着手段について何等、図示せず、第 26図の実施例には、上記何れの固着手段も利用可能であることを示唆すること を理解すべきである。第26図に開示された特徴は、以下に説明するように、1 つの側部パネルにある変形を加えることにより第1図の平坦な形状の一部とする ことが出来るコンテナの蓋を追加することである。コンテナ140は、側部パネ ル141が僅かに修正した形態である点を除き、通常の形態の側部パネル及びコ ーナ部分を備えている。側部パネル141は、2つの切欠き又はスリット142 .143と、第26図に破線で示すように、側壁141の略中間まで伸長する追 加的な折目線144とを備えている。折目線144の上方の側部パネル141の 部分は、端縁パネル147.148.149と同様に、蓋146の頂部面145 に連続している。これら3つの端縁パネル147−149は、最初は平坦な形態 であるが、コンテナ140の側部パネル及びコーナ部分にはまりかつその上にな るような方法で折り曲げる。折目線144は、蓋及び側部パネル141の上方部 分がコンテナから後方に飛び出すのを許容し、コンテナをその折り曲げた形態に 固着するのに使用されるストラップ又はコードに干渉するのを阻止する。蓋及び 側部パネル141の上半分がこの後方に飛び出る形態により、コンテナへの中身 の出し入れが一層容易となる。この特別な形態の更に選択随意な特徴は、端縁パ ネル147.148.149を予め折り曲げ、これら2つのコーナ部分を確実に 接続し、蓋146がその折り曲げた形態に止まるようにすることである。又、コ ンテナ140の側部パネル及びコーナパネル並びに部分を内方に折り曲げて蓋1 46よりも僅かに小さい寸法の略矩形の形態となるようにすることも可能である 。この構成において、側部パネル141の下半分は、内方に折り曲げ、上半分は 外方に折り曲げ、底部半休に重なり合わないようにする。側部パネル141に対 しこの扇状に折り曲げた形態が実現されるならば、蓋は、実際に、コンテナの潰 れかつ折り曲げた形態上にはめ、整然としかつ取り扱いの容易な包装体を形成し 、第1図のコンテナの平坦な形態よりも僅かに厚い厚さにする一方、側部パネル 及びコーナパネルを外方に折り曲げる場合、第26図の折り曲げた形態及び包装 束の占める表面積はより小さくなる。
第27図を参照すると、側部パネルとコーナ部分との幾何学的関係が示しである 。側部パネルの高さ又は幅は、長さAとして示す一方、寸法Bは、2A2の平方 根をめることにより決められる。寸法Xは、支持三角形の寸法を選択することに よりめられ、寸法Yは、(X2−A2)の平方根に等しい。2つの側部パネルに 対するコーナパネルのこの特別な幾何学的関係及び寸法上の形態は、図示しかつ 説明した全ての実施例に維持される。
第28図を参照すると、僅かな変形例が図示されており、ここで、コンテナパネ ル150は、図示するように対称である追加的な折目線151.152を備え、 各コーナパネルど反対側の側部パネルとの間には、図示するように追加的な三角 形又は横状の折目線153が設けられている。上述のように、側部パネル、コー ナパネル及びコーナ部分を折り曲げることは、公称厚さの材料で容易に行い得る が、希望により又は必要性に応じて、より厚い材料を含むコンテナの設計とする ことも可能である。こうした場合、折り曲げ数に起因して、ある種の皺又は干渉 が生じる可能性がある。第28図に図示するような追加的な折目線を使用するこ とにより、側部及びコーナ部分の折り曲げは一層容易となり、多数の折り重ね部 分が収斂する箇所における材料の皺又は干渉の可能性を回避することが出来る。
折り重ね部分の皺又は干渉の上記解決手段の選択例として、第29図に示すよう に、コンテナ160は、各コーナパネルの各三角形部分の頂点にコーナ部分の逃 がし部分161を備えている。この提供される逃がし部分は、略方形の穴161 の形態であり、その2つの側部は底部パネル及び側部パネルを形成する折目線に 接している。この特別な形態は、折り曲げて仕上げたコンテナが液密である必要 のない場合に採用可能である。
第30図を参照すると、本発明の別の実施例が図示されており、ここで、コンテ ナ170は、各コーナパネルの各種のコーナ部分が内方ではなく、外方に折り曲 げられ、例えば、第2図の実施例の場合におけるような端縁又は厚さの変化を伴 うことなく、より平滑な内部形態を提供し得るような方法にて折り曲げる。第2 図から理解されるように、コーナ部分を折り曲げる方法により、仕上げたコンテ ナの内面のコーナパネル材料の厚さが決まる。かかる材料のコーナ部分をコンテ ナの内側で厚くすることが望ましくない場合、これらコーナ部分は、逆に折り曲 げ、第30図に図示するように、パネル又はコーナ部分の材料がコンテナの外側 で厚(なるようにすることが出来る。その結果、コンテナに対し平滑で矩形の一 体の内部を残し又は提供することが可能となり、又、断熱箱171を利用するこ とが可能となる。数箱171は、干渉を伴わずに直立のコンテナ内に下向きにき ちっと配置することが出来、コンテナは、場合に応じて冷凍状態又は高温状態に 維持することを要する中身に使用することが出来、その目的を達した後、断熱箱 171は、除去し、コンテナ170を展開させて平坦な形態に戻し、このように して再使用し、即ち、第2図の方法で使用することが出来る。実質的に上述の任 意の構成が利用可能であることを示唆するため、第30図の実施例では、ストラ ップ及びコードは省略しである。
第31図乃至第33図を参照すると、コンテナ190の形態の本発明の別の実施 例が示してあり、該コンテナ190は、平坦な形態(第31図)から開始し、略 矩形の基部パネル191と、4つの略矩形の側部パネル192−195と、4つ のコーナパネル195−199とを備えて配置されている。各コーナパネルは、 折目線により画成される4つの略三角形部分を備える形状としである。各種の三 角形部分196a−196d、197a−197d、198a−198d、19 9a−199dは、対応するコーナパネルの基本数に小文字のアルファベットを 付して示しである。略平行でかつ略垂直な平行な折目線200.201.202 .203は、基部パネル、側部パネル及びコーナパネルを形成する。
側部パネルの各々は、2つのコーナの貫通穴204と、4つの支持柱205とを 備えている。2つの外側三角形コーナ部分子aJ、rdJの各々は、貫通穴20 6と、2つの内側三角形コーナ部分子bJ、rcJとを備え、その各々は、支持 柱207を備えている。ストラップ208のような一対の可撓性接続具を各コー ナ部分に通す方法は、コーナ部分196に関して第31図にその一部が図示され 、第32図及び第33図により詳細に示しである。1つのコーナ部当たり2本ず つ合計8本のストラップが使用され、その各々は、最初に、自由端209をリン グ210に取り付け、対応する側部パネルの対向する端部211の第1の貫通穴 204に通し、次に、隣接する三角形のコーナ部分子aJ又はrdJを穴206 の何れかに入れ、最終的に、端部211を隣接する三角形のコーナ部分子bJ又 は「C」の何れかの支持柱206に入れる(第33図参照)ことにより、固着さ れる。
各側部パネルの各端部に配置された2つの支持柱を使用して、2本のストラップ 208を交互に結ぶ。第32図を参照すると、穴204aから出るストラップ2 08aは、柱207aに沿って結ばれ、次に、リング210aが柱207aに掛 止される。同一のコーナの反対側で、穴204bから出るストラップ208bは 、柱207Cの周囲で結ばれ、リング210bは柱207dに掛止される。
コンテナ190の最終の折り曲げ形態は第32図に図示されており、各側部に3 重厚さの積層体により形成された強化コーナ部分が示しである。
本発明の構造体はコンテナとして説明したが、本発明は、この構造にのみ限定さ れるものではなく、本明細書に開示した発明思想は、玩具ハウス、浮浪者の収容 所、補助的な収納用の着脱可能なスーツケースライナー等に使用することが出来 る。
本発明は図面に図示しかつ上述のごとく詳細に説明したが、これは、単に一例に 過ぎず、本発明を限定するものではなく、好適な実施例のみを図示しかつ説明し たものであり、本発明の精神に属する全ての変形例及び応用例は、保護の対象に 含めることを希望するものであることを理解すべきである。
要約書 格納、取り扱い及び輸送を容易にする折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造 体(20)は、折目線により画成される複数のパネルを備えて配置された最初に 略平坦な形態を備え、該折目線は、略矩形の基部パネル(21)及び4つの略矩 形の側部パネル(22,23,24,25)を形成する。6対の側部パネル間に は、折目線により更に略三角形のコーナ部分に分割されるコーナパネル(26, 27,28,29)が配置される。コーナ部分の各々及び側部パネルの各々は、 ストラップ又はコード(52)を通すのを許容する穴(53,54)を有し、該 ストラップ又はコードの自由端(55,56)は、該構造体をその折り曲げた形 態に保持し得るように固着される。次に、ストランプ又はコードを解放し、該折 り曲げた構造体をその最初の平坦な形態に戻し、再使用することが出来る。
手続補正書 平成 4年 9月 1日 ″1′″1gg1 ′a (3) 16事件の表示 PCT/US91101267 2、発明の名称 折り曲げコンテナ及び作製方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 パナマ共和国パナマ・シティ、カシェ・64°イ・トランシスヒミカ、 オハラテリア・パナマ・−氏 名 シモンズ、アイナー・エル・イー4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 5、補正の対象 明細書 請求の範囲 6、補正の内容 (1)明細書および請求の範囲の全文を別添のごとく補正する。
(2)図面の全図を別添のごとく補正する。
明 細 書 折り曲げコンテナ及び作製方法 発明の背景 本発明は、全体として、平坦な板紙から開始し、直立で独立的に二つ形態に折り 曲げるための折目線を有するコンテナ及び容器の構造に関するものである。より 具体的には、本発明は、かかる折り曲げコンテナを液密に形成し、ストラップ、 ケーブル、紐又はコードのような可撓性の固縛手段を使用して、その折り曲げた 立体形の形態に固着する方法に関するものである。
平坦(平面的)な形態を立体的で独立的に立つ構造体に変える手段として、折目 線(スコア)を有する平坦な板紙を使用することは周知である。例えば、以下の 特許には、最初は平坦な形態の板紙を折り曲げて玩具ハウスのような物にするこ との出来る異なる構造体が示されている。
特許番号 特許権者 特許付与日 東4.643.697号 シェフy −(Sheffer) 1987年2月1 7日第4.643.349号 シェファ−1987年2月17日第4.608. 799号 ハセガワ(Hasegava) 1986年9月2日第3.315. 868号 ヘムプフリング(Ilempfling) 1967年4月25日第 2.020.196号 マルグラフ(Mallgraf) 1935年11月5 日第1.918.375号 ボーワフック(Boversock)等 1933 年7月18日第1.604.124号 ビーモント(Beaa+ont) 19 13年6月10日上記の各特許において、板紙は、折り曲げかつタブ及びスロッ トにより相互に接続され、コンテナ又は構造体用の独立的に立つ立体的な形態を 形成しかつそれを維持する。
更に別の従来技術の例として、最初に平坦な形態の板紙を折目線に沿って折り曲 げ、コード、ケーブル、紐、又は同様のストラップによって固着し、立体形の形 態を維持し得るようにしたものがある。この構造の例として、以下の特許が挙げ られる。
特許番号 特許権者 特許付与日 意匠特許第117.833号 レイネ(Laine) 1939年11月28日 第1.392.110号 ブラシエイフ(Blascheck) 1921年9 月27日紐、コード又はストラップを使用して折り曲げた平坦な形態を立体形に 固着するこうした従来例において、−組みの異なる技術が使用されている。全体 的な考えは、折り曲げた全ての部分又はその一部に可撓性コードを通し、そのコ ードの自由端を固着し、折り曲げた直立の状態が維持されるようにすることであ る。
従来技術の一つの望ましい特徴は、立体形の構造体よりも平坦な形態の方が包装 、取り扱い及び輸送に便宜な点であるが、この型式のコンテナ又は容器を液密に するため、端縁及びコーナ部分をいかにして十分に密封するかが一つの関心事と なる。もう一つの関心事は、いかにしてその折り曲げた形態を確実に保持し、コ ンテナの側部が中身の重量及び圧力によって漬れないようにするかである。中身 が液体であり、側壁に常に圧力が加わる場合か、又は中身がドライ材料であり、 取り扱い又は輸送中に貨物が移動するときに圧力が加わる場合であるかを問わず 、このことは関心事となろう。
液密のコンテナを形成することを目的としない場合であっても、剛性でかつ丈夫 なコンテナを形成し、中身のいかんを問わず、立体形の形態が維持され、中身が その所期の方法で保持されるようにすることは重要である。
従来技術に代表されるデザインにおいて、方形又は矩形のコンテナのコーナ部分 は、三角形のウェブ部分を複数回、折り曲げることによって形成される。このデ ザインの典型例は、以下の特許に開示された構造体である。
特許番号 特許権者 特許付与日 東4.019.675号 アンダーソン(Andersson )等 1977 年4月26日第3.207.357号 シュミット(Schmitt) 196 5年9月21日第3.140.037号 バウム(Baum )等 1964年 7月7日第2.792.165号 トンプソン(Thompson) 1957 年5月14日第2.643. U2号 ラング(Lange) 1953年6月 30日第1.959.613号 カールソン(Carson) 1934年5月 22日第 170.991号 カノーバ(Conover) 1875年12月 14日上述の引用例により選択可能な各種の構造及び形態が開示されるが、本発 明は、従来利用されなかったユニークでかつ新規な構造の組み合わせ体を提供す るものである。実質上、任意の平坦に展開した構造体は、平坦な平面的な形態で あるという理由だけで、容易に積み重ね、スペースを節減することが出来、輸送 、取り扱い及び格納が容易であるという利点が得られる。特別な構造のデザイン による真の利点は、全体として平面的な形態をその独立的に立つ立体的な形態に 変換し又は変化させる方法が可能となり、及び液体を保持し、又はドライ物を貯 蔵するかに関係なく、最終的に仕上げたコンテナ又は容器の強度、剛性及び耐久 性を確保し得ることである。
この型式の折り曲げコンテナの別の関心事は、これらコンテナがしばしばそうで あるように、再使用可能であるように設計される場合、容易にかつ迅速にその折 り曲げた形状にすることが可能であるか、又、容易に又は迅速にその立体形の形 態を展開させて平坦な形態に戻すことが出来る利点が得られるかどうかというこ とである。かかる理由のため、折目線に沿って折り曲げられるが、その立体形の 形態を維持するために、ステープル留めし、又は接着される平坦な形態の板紙コ ンテナは、再使用可能なコンテナにする許容可能な選択の対象となり得ない。
接着し又はステープル留めされた板紙箱の分解を試みた者であれば、それが困難 であり、又、1又は2以上の板紙パネル又はフラップは、典型的に再使用不能な 程度にまで典型的に破損することを知っている。この理由のため、本発明は、そ のコンテナを破損させたり又は一部破損させたすせずに、平坦な形態に戻すこと が出来、更に、何ら即著な望ましくない副次的な効果を伴わずに、その最初の形 態に戻すことの出来る立体形の形態の固着手段の使用を可能にするものである。
従来技術の引用例に開示された技術に関し、かつそれがこの型式のコンテナ構造 に望ましいことは理解するが、本発明は、いかなる従来技術にも予測されておら ず、又従来技術、又は従来技術の組み合わせから自明なものではない。
発明の概要 本発明の一実施例により、平坦な形態から開始し、手で折り曲げてl:の構造体 にすることが出来、力)つ展開させて最初の平坦な形態に戻す二とが出来、しか も、ドライ又は液体の中身の何れにも適した折り曲げ式でかつノックダウン型式 のコンテナは、折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを 備えて配置された本体を備え、該複数のパネルは、基部パネルと、4つの側部パ ネルと、4つのコーナパネルとを備え、これらパネルの各々には、当該パネルの 折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数の部分を備えて配置され、 更に、各コーナ部分には、可撓性の固縛手段を通し、各コーナパネルのコーナ部 分を相互に引き寄せかつ固着して折り曲げコンテナの一部としての垂直コーナと なるようにすることを特徴とする。
本発明の一つの目的は、改良された折り曲げ式でかつノックダウン型式のコンテ ナを提供することである。
本発明の関連する目的及び利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の典型的な実施例による折り曲げ式かつノックダウン型式のコ ンテナの平坦な形態の展開状態の平面図、第2図は、その折り曲げかつ固着した 立体形の形態の第1図のコンテナの斜視図、 第3図は、選択可能な別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部 分の概略図的な平面図、 第4図は、第3図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第5図は、選択可能な別の 固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図的な平面図、 第6図は、第11図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第7図は、選択可能な別 の固着方法を示す、第1図のコンテナの概略図的な平面図、 第8図は、第7図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第9図は、選択可能な別の 固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図的な平面図、 第10図は、第9図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第11図は、選択可能な 別の固着方法を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図的な平面図 、 第12図は、第11図のコンテナのコーナ部分の斜視図、第13図は、一体であ りかつ最初の平坦な形態から図示した立体形の形態に折曲げることの出来る蓋と 、第1図のコンテナとを組み合わせる箱型形態の斜視図、第14図は、各種の三 角形部分の幾何学的関係を示す、第1図のコンテナの1つのコーナ部分の概略図 である。
好適な実施例の説明 本発明の原理の理解の促進を図るため、次に、図面に図示した実施例を参照しつ つ、該実施例を説明するため、特別な用語を使用する。しかし、これは本発明の 範囲を何ら限定することを意図するものではなく、本明細書に記載した本発明の 原理の更なる適用例は、本発明が関係する技術分野の当業者が通常、案出可能で あろう。
第1図及び第2図を参照すると、平坦な形態(第1図)から開始し、折目線によ り画成される複数のパネルを備えて配置される折り曲げコンテナ20が示しであ る。これらパネルは、略矩形の基部パネル21と、略矩形の4つの側部パネル2 2−25と、4つのコーナパネル26−29とを備えている。コーナパネルの各 々は、折目線により画成される略三角形の4つの部分を備える形状にしである。
便宜上、これら三角形部分26a−26d、27a−27d、28a−28d及 び29a−29dは、対応するコーナパネルの基本数に小文字のアルファベット を付して識別しである。
基部パネル及び側部パネルの折目線は、略平行な線33.34及び略平行な線3 5.36を備えており、これら平行な線35.36は、略矩形である基部及び側 部パネルに予想されるように折目線33.34に対して更に略垂直である。折目 !137.38.39は、コーナパネル26を部分26a−26dに分割する。
折目線40.41.42は、コーナパネル27を部分27a−27dに分割する 。
折目線43.44.45は、コーナパネル28を部分28a−28dに分割する 。
折目線46.47.48は、コーナパネル29を部分29a−29dに分割する 。
第1図の平坦な形態を折り曲げて第2図の独立的に立つコンテナ20にする場合 、4つの側部パネル22−25を基部21に向けて内方に折り曲げる。4つのコ ーナ部分は、第2図に図示するように折り曲げ、中央折目線38.41.44. 47がコンテナの垂直コーナ端縁となる一方、中央折目線の各側部の2つの部分 が折り重なり、隣接する側部パネルに重なり合い、これにより、図示するように 3重の厚さとなるようにする。この方法の後、4つのコーナ部分の各々は、対称 に折り曲げ、作製方法を説明しかつ理解する場合、実質的に同一であるから、折 り曲げたコンテナの1つのコーナのみについて説明すれば、各コーナ部分の状態 を理解するのに十分であるようにする。
コンテナ20の折り曲げた形態を保持するためには、1本のコード、紐又はケー ブルとすることも出来るストラップ52のような可撓性の接続手段をコーナ部分 の穴53に通し又はそこに縫い付けるようにし、各コーナパネルの各部分には一 対の穴53が設けられている。これら各種の穴は、略楕円形のスロットとして形 成されており、組み立てを容易にしかつ外観を対称にするため、6対の穴の間の 間隔は等しくすることが重要であるが、実際の間隔は変化可能である。第1図及 び策2図において、コーナパネル26の各種の穴にストラップ52を通す状態が 詳細に示しであるが、図面の便宜上のため、ストラップ52をコーナパネル27 .28.29に通す状態は完全には示していないが、上述のように、コーナパネ ル26にストラップ52を通す方法及びその方向は、コーナパネル27.28. 29の場合と同一であることを理解すべきである。各コーナパネルのコーナ部分 は、2つのスロット状穴53を備えるが、側部パネル22−25の各々も又、2 対のスロット状穴54を備えており、その一対がコーナ部分dに近接し、その他 方の対はコーナ部分aに近接している。この点に関し、小文字のアルファベット による接尾辞を総称的な意味で使用しており、穴54は、コンテナ20の全ての 側部パネルを通じて同一に配置されるようにする。
ストラップ52は、単一の連続的長さのコード、紐又はケーブル材料であり、各 自由端に留金ラッチ半体55.56を備えている。これらラッチ半休は、折り曲 げ形態を維持するため、コンテナの外側で相互に接続し得るようにしである。
ストラップ52は、図面の便宜上、第1図にその一部のみが示しであるが、第2 図では、コンテナの外周に沿って相互に留金で留めた完全な形態で示しである。
ストラップ52を各種の穴53.54に通す方法は、各コーナパネルで同一であ り、以下、コーナパネル26の説明から開始する。ストラップ52は、最初にコ ンテナの外側から穴54a内に通し、次に、穴53aを通じて内側から外側に通 す。ここから、ストラップは、部分26bの1つの穴53bに通し、部分26b の他方の穴53から出し、穴53dに戻し、再度、穴54bから出す。コーナパ ネル及び側部パネルに対して各種の折り曲げを行うとき、パネル25は、部分2 6a、26bと重なり合い状態に積み重ねられ、穴54a、53a、53bは相 互に整合し、ストラップは、これら3つの穴を直線状に通ることを理解すれば、 ストラップ52の挿入方法の理解は容易である。次に、ストラップは180°回 転し、又は曲がり、穴53c、53d、54bを含む別の群の3つの整合穴を通 って外側に出る。これにより、ストラップは、−側部パネルの一端及び折り曲げ たコーナ部分の半体を通ることになる。次に、ストラップは、折り曲げたコーナ 部分の外側を巻き、部分26c、26d、側部パネル22を重なり合わせること でストラップを通す手順が繰り返された効果が得られる。第1図の破線は、スト ラップ52を各種の穴53.54に通すときのその経路を明確に示すために使用 したものである。第2図を慎重に参照すると、ストラップの経路、コーナ部分及 び側部パネルが重ね合わさった積重ね状態が示しである。又、第2図には、スト ラップ52が全てのコーナ部分を通った後に、半体55.56を固着する状態が 示しである。
連続的なパネル又はシート材料から開始するため、外端縁に近接し、従って、折 り曲げられたときに上方縁片となる穴53.54を除いて、コンテナ20の一つ の特徴は、液体中身の漏洩を許容する穴又は継目が全(存在しない点である。
コンテナ20に使用される材料は、金属、プラスチック、板紙(ワックスのよう な防水性被覆の有無を問わず)又は紙とすることが出来る。特別な材料及びその 寸法又は厚さは、コンテナに予定される中身、コンテナの寸法及びコンテナの用 途によって決まる。液体を長期間保持すべき場合、ある型式の防水性材料、防水 性積層材又はコーティングが必要とされる。又、強度及び可撓性並びに防水性と いった組み合わせ特性を向上させるために積層材料を使用することも出来る。中 身がドライ物である場合、任意の材料が適当であり、中身が重質である場合、適 当な強度及び剛性を得るためにより厚い材料が必要とされる。各コーナ部分を形 成する多積層折り曲げ部分は、液密コーナ部分を提供するのみならず、各側部パ ネルの端部に剛性な垂直リブを提供し、その結果、コンテナ全体の強度及び剛性 が増す。
ストラップ52を使用することは、コンテナ20の折り曲げた形態を維持するの みならず、ラッチ半体55.56のバックル留めを解放しかつストラップ52を 引き出すだけで迅速かつ容易に分解する手段を提供する。かかる分解方法により 、コンテナ20を最初の平坦な形態に再構成することが出来る。この特別な方法 は、コンテナ20を平坦な形態で格納しかつ輸送することを許容し、スペースを 節減しかつ取り扱いを容易にする。コンテナが必要な場合、折目線に沿って折曲 げ、ストラップ52を通し、コンテナを作製する。又、ストラップ52は、コー ナ部分の一部及び側部パネルに通し、この方法は、コンテナが作製されたときに 完了する。ストラップ52の使用は、ステープル又は接着剤を不要にし、コンテ ナは何回でも再使用可能となる。更なる利点は、ストラップ52が紛失し又は破 損した場合の代替ストラップを提供し、これによりコンテナを節約し、1つのケ ーブル又はストラップが損失したという理由だけでコンテナ全体を壊し、廃棄す る必要がなくなる。
第1図及び第2図のコンテナ20の構造体は、ストラップ52の1つの可能な形 態及びコンテナ20をその折り曲げた形態に保持するのに利用するときの状況を 示す。1本のストラップに代えて、基部パネル、側部パネル及びコンテナ20の コーナ部分の形状、穴53.54の数及び位置を変えることなく、2本又は4本 、或は8本のストラップ又はコード材料を使用することも考えられる。選択可能 な別の実施例は第3図乃至東14図に示してあり、コンテナ20の各形態におい て、パネル、部分及び折目線は、第1図に示したものと同一である。これら各種 の図面のコンテナの形態が同様であり又は実質的に同一であることは、側部パネ ルが3重の厚さであり、2つのコーナ部分が折り曲げた状態にあることを含み、 その結果、第1図及び第2図に関して説明したように、穴を整合させ、ストラッ プ又はコードをこの積層体に通すことが可能となる。
第3図乃至第14図のコンテナのデザインと第1図及び第2図に示したコンテナ 20との王たる相違点は、使用されるストラップの数及び各ストラップ又はコー ドの自由端を固着する方法にある。コンテナ20を説明することは、そのコンテ ナの最終の組み立てた形態を示すためであり、本体21は、ストラップの無い平 坦な形態の材料を意味するだけであり、第3図乃至第14図の仕上げたコンテナ を識別するため、新しい参照符号を使用する。しかし、上述のように、幾つかの 実施例の各場合において、本体は、第1図に示したものと実質的に同一であるが 、付加的な穴又は特徴部分が設けられる。後で、第27図を参照しつつ、側部パ ネル及びコーナ部分の幾何学的形状について説明するが、この説明は、全ての実 施例に当てはまることを理解すべきである。
第3図及び第4図を参照すると、コンテナ60の1つのコーナ部のみが示してあ り、第3図の平面図は、側部パネル62及びコーナパネルの2つの層63.64 、及び側部パネル65、コーナパネルの2つの層66.67にストラップ61を 通す方法を示す概略図である。2つの層63.64及び2つの層66.67は、 図示したコーナ部分の4つのコーナ部分であり、概略図的な平面図では、これら は単に材料の厚さ又は層としか示していない。この実施例において、ストラップ 61の一端には、座金68が固着状態に取り付けられており、該座金の直径寸法 は側部パネル62の穴62aの直径又は幅よりも大きくしである。ストラップ6 1の他端には、スライドチョッカ69が設けられており、該チジッカは、ストラ ップ61に沿って手で滑らせ、折り曲げた形態の対応するコーナ部分を強固に引 き寄せることが出来る。ストラップを全て穴に通したならば、チョッカ69は、 ストラップ61にきつく引き寄せ、解放すると、その位!を保持し、コーナ部分 を直立の折り曲げた形態に保持する。第4図は、上述のコーナ組立体の斜視図で あり、座金68及びチョッカ69の概略位置を示し、又、チ1ツカ69から伸長 する短い長さのストラップ61を示す。
第5図及び第6図を参照すると、コンテナ88には、僅かに異なる構成が採用さ れており、ここで、隣接する側部パネル89.90には、側部パネル89.90 内に無理に挿入され、適所に剛性に保持された画鋲又はピンに類似した釦91が 取り付けられている。これら釦は、固着ストラップ92をその各自由端にリング 93を備えるように設計して利用される。コーナ部分及び側部パネルの穴は、リ ングを軸線を中心として回転させたとき、該リングの貫通を許容し得る寸法にし である。又、コードは、恒久的に通すことが出来る一方、該リングは、コードの 紛失を防止するため、コードが穴から外れるのを阻止する手段として機能するこ とが出来る。該リングは、コードを通した後に取り付けることが出来る。各コー ナ部分への通しが完了したならば、ストラップ92はぴんと張り、これにより、 各リング93は、対応する側部パネルの釦91の上をスライドすることが出来る 。
各折り曲げコーナ部分に対する確実な固着を確保するため、釦はストラップ92 の長さに対してそれぞれの側部パネルに沿った位置に正確に配置することが重要 である。ケーブルに必要とされる全長を短くするため、側部パネルを僅かに押し 込み、2つのリングが対応する2つの釦に容易に掛止され得るようにする必要が ある。コンテナをそのより垂直な形態に折り曲げる場合、コーナ部分の周囲で強 固に固着し、所望の形状が保持されるようにする。
第7図及び東8図を参照すると、第5図及び第6図に示したものと同一の形態の 釦及びリングが採用されているが、この場合、単一の釦しか使用せず、その釦が 基部パネル96の下側に配!されている点が異なる。第5図に関する説明から理 解されるように、ストラップ97は、各端部に固着されたリング98を有する連 続的な長さの可撓性部材である。基部パネル96の下側に固定された釦99は、 第7図に図示するように、コーナ部分にストラップを通したならば、2つのリン グ98を引き寄せて整合させかつ釦99に掛止されるように、ストラップ97の 長さに対して位置決めする。これは、他の3つのコーナ部分の各々に繰り返す。
第9図及び第10図を参照すると、これら図面には、第7図及び第8図に関して 説明した実施例の僅かな変形例が示しである。基部パネル96の下側に設けられ た単一の釦99に代えて、2つの釦100.101が側部パネル102.103 の下方部分に沿ってそれぞれ設けられている。ストラップ104は、通常通り、 対応する側部パネル及び折り曲げたコーナ部分に通す以外に、更に、図示したコ ーナ部分に通されるため、ストラップ104は、その各自由端にリング105を 備え、該リングは、対応する釦に強固に引き寄せられかつ該釦に掛止されること が理解される。
又、第7図、第8図、第9図及び第10図から、これらリングは、第5図及び第 6図に上述したように、対応するストラップの自由端から省略することが可能で あることを理解すべきである。釦は、第7図及び第8図の実施例のように、基部 パネル96の下側に設け、又は第9図及び第10図に図示するように側部パネル 102.103の下方コーナ部分に設け、図示した方法で利用する一方、これら 釦は、単に、巻き付けかつ接続されるストラップの自由端の固縛又は定着柱とし てのみ利用することも可能である。又、第5図乃至第10図に示した各種の釦は 、事前に対応するパネルに組み付けるか、又は対応するストラップをコーナ部分 に通し、強固に引っ張りかつ固着の用意が整ったならば、釦は、ストラップの端 部のリングを介して適当な位置で挿入し、該ストラップを強固に固着した状態で 固着し得るようにすることが出来る。
第11図及び第12図を参照すると、コンテナ120の各コーナ部分は、上述の 通常の方法に示したように、単一のストラップ又は紐を側部パネル及びコーナ部 分の3重厚さの積層材に通して固着する。ストラップを図示したコーナ部分に通 し了えたならば、折り曲げた形態を保持するため、紐121の2つの自由端を何 らかの方法で固着することを要する。第11図及び第12図に示した実施例にお いて、これら2つの自由端は、相互に接続し、単一の紐又はストラップに無端の ループ形態を形成し得るようにする。次に、このループは、側部パネル123に より剛性に保持された釦122により強固に保持する。上述の説明と同様、釦1 22は、側部パネル123に予め挿入しかつ定着することが出来、又該釦は、紐 121のループ形態の形成後に追加し、紐をぴんと張った状態に維持するため、 より正確な位置決め状態を設定することが出来る。
第13図を参照すると、第1図及び第2図の形態のコンテナが1つの僅かな追加 的な特徴を備えて示しである。第13図に示したコンテナは、上述の型式の任意 のコンテナとすることが出来、又、第13図の実施例を上述の各種のコード又は ストラップの形態に適用可能にするため、固着手段について何等、図示せず、第 13図の実施例には、上記何れの固着手段も利用可能であることを示唆すること を理解すべきである。第13図に開示された特徴は、以下に説明するように、1 つの側部パネルにある変形を加えることにより第1図の平坦な形状の一部とする ことが出来るコンテナの蓋を追加することである。コンテナ140は、側部パネ ル141が僅かに修正した形態である点を除き、通常の形態の側部パネル及びコ ーナ部分を備えている。側部パネル141は、2つの切欠き又はスリット142 .143と、第13図に破線で示すように、側壁141の略中間まで伸長する追 加的な折目線144とを備えている。折目線144の上方の側部パネル141の 部分は、端縁パネル147.148.149と同様に、蓋146の頂部面145 に連続している。これら3つの端縁パネル147−149は、最初は平坦な形態 であるが、コンテナ140の側部パネル及びコーナ部分にはまりかつその上にな るような方法で折り曲げる。折目線144は、蓋及び側部パネル141の上方部 分がコンテナから後方に飛び出すのを許容し、コンテナをその折り曲げた形態に 固着するのに使用されるストラップ又はコードに干渉するのを阻止する。蓋及び 側部パネル141の上半分がこの後方に飛び出る形態により、コンテナへの中身 の出し入れが一層容易となる。この特別な形態の更に選択随意な特徴は、端縁パ ネル147.148.149を予め折り曲げ、これら2つのコーナ部分を確実に 接続し、蓋146がその折り曲げた形態に止まるようにすることである。又、コ ンテナ140の側部パネル及びコーナパネル並びに部分を内方に折り曲げて蓋1 46よりも僅かに小さい寸法の略矩形の形態となるようにすることも可能である 。この構成において、側部パネル141の下半分は、内方に折り曲げ、上半分は 外方に折り曲げ、底部半休に重なり合わないようにする。側部パネル141に対 しこの扇状に折り曲げた形態が実現されるならば、蓋は、実際に、コンテナの潰 れかつ折り曲げた形態上にはめ、整然としかつ取り扱いの容易な包装体を形成し 、第1図のコンテナの平坦な形態よりも僅かに厚い厚さにする一方、側部パネル 及びコーナパネルを外方に折り曲げる場合、第13図の折り曲げた形態及び包装 束の占める表面積はより小さくなる。
第14図を参照すると、側部パネルとコーナ部分との幾何学的関係が示しである 。側部パネルの高さ又は幅は、長さAとして示す一方、寸法Bは、2A2の平方 根をめることにより決められる。寸法Xは、支持三角形の寸法を選択することに よりめられ、寸法Yは、(X2−、”)の平方根に等しい。2つの側部パネルに 対するコーナパネルのこの特別な幾何学的関係及び寸法上の形態は、図示しかつ 説明した全ての実施例に維持される。
本発明の構造体をコンテナとして説明したが、本発明は、この構造にのみ限定さ れるものではなく、本明細書に開示した発明思想は、玩具ハウス、浮浪者の収容 所、補助的な収納用の着脱可能なスーツケースライナー等に使用することが出来 る。
本発明は図面に図示しかつ上述のごとく詳細に説明したが、これは、単に一例に 過ぎず、本発明を限定するものではなく、好適な実施例のみを図示しかつ説明し たものであり、本発明の精神に属する全ての変形例及び応用例は、保護の対象に 含めることを希望するものであることを理解すべきである。
請求の範囲 1 平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前記 平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体にし て、 折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配置され た本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと、4つ のコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、当該コーナパネル 内の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のコーナ部分を有して おり、 前記コーナパネルの前記コーナ部分を相互に引き寄せかつ固着し得るように前記 コーナ部分の各々に通す可撓性固着手段を備え、前記コーナパネルの各々の前記 コーナ部分が、折り曲げた直立の形態のとき、該構造体の各コーナが3重の厚さ を有するように配置されていることを特徴とする構造体。
2、請求の範囲第1項に記載の構造体にして、前記コーナパネルの各々が、4つ の前記コーナ部分を備えることを特徴とする構造体。
3 請求の範囲第1項に記載の構造体にして、1つの前記側部パネルの一部とし て該側部パネルと一体に形成されると共に、折り曲げた形態の前記構造体上に折 り曲げられかつ該構造体を覆い得るように設計されかつ配置された蓋を更に備え ることを特徴とする構造体。
4、平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前記 平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体にし て、 折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配置され た本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと、4つ のコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、当該コーナパネル 内の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のコーナ部分を有して おり、 前記コーナパネルの前記コーナ部分を相互に引き寄せかつ固着し得るように前記 コーナ部分の各々に通す可撓性固着手段を備えることを特徴とする構造体。
5.平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前記 平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体にし て、 折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配置され た本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと、4つ のコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、当該コーナパネル 内の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のコーナ部分を有して おり、 前記コーナパネルの前記コーナ部分を相互に引き寄せかつ固着し得るように前記 コーナ部分の各々に通す可撓性固着手段と、前記本体に取り付けられかつ前記可 撓性の固着手段の一部を受け入れ得るように設計されかつ配置された剛性な固着 手段とを備えることを特徴とする構造体。
6、請求の範囲第5項に記載の構造体にして、前記剛性の固着手段が、定着され た柱を備えることを特徴とする構造体。
7、平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前記 平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体にし て、 折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配置され た本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと、4つ のコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、当該コーナパネル 内の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のコーナ部分を有して おり、 前記コーナパネルの前記コーナ部分を相互に引き寄せかつ固着し得るように前記 コーナ部分の各々に通す可撓性固着手段を備え、該可撓性の固着手段が、各端部 に隣接して剛性部材を有するストラップ材料を備え、前記剛性部材の一方が座金 であり、前記剛性部材の他方がスライドチョッカであることを特徴とする構造体 。
8 平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前記 平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体にし て、 折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配置され た本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと、4つ のコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、当該コーナパネル 内の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のコーナ部分を有して おり、 各コーナパネルの前記コーナ部分を固着して折り曲げた直立の形態にする固着手 段を備えることを特徴とする構造体。
9、請求の範囲第8項に記載の構造体にして、前記コーナ部分の各々が三角形の 形状であることを特徴とする構造体。
国際調査報告

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前記 平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体にし て、 本体の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配 置された本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと 、4つのコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、対応するコ ーナパネルに対する折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数の部分 を備えて配置され、 コーナパネルのコーナ部分を相互に引き寄せかつ固着し得るように前記コーナ部 分の各々に通す可撓性固着手段を備え、コーナパネルの各々の前記部分が、折り 曲げた直立の形態のとき、該構造体の各コーナが3重の厚さを有するように配置 されることを特徴とする構造体。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、前記コーナパネルの各々が、4つ のコーナ部分を備えることを特徴とする構造体。
  3. 3.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、前記可撓性の固着手段が、前記側 部パネルの外周を通りかつ該外周に沿って通される1本のストラップを備えるこ とを特徴とする構造体。
  4. 4.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、前記可撓性の固着手段が2本のケ ーブルを備えることを特徴とする構造体。
  5. 5.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、前記可撓性の固着手段が4本の別 個のケーブル材料を備えることを特徴とする構造体。
  6. 6.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、前記可撓性の固着手段が8本の別 個のケーブル材料を備えることを特徴とする構造体。
  7. 7.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、前記可撓性の固着手段が、無端ル ープを形成し得るように接続された自由端を有する1本のケーブル材料を備える ことを特徴とする構造体。
  8. 8.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、前記本体に取り付けられ、前記可 撓性の固着手段の一部を受け入れ得るように設計されかつ配置された剛性な固着 手段を更に備えることを特徴とする構造体。
  9. 9.請求の範囲第8項に記載の構造体にして、前記剛性な固着手段が定着された 柱を備えることを特徴とする構造体。
  10. 10.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、前記可撓性の固着手段が、各端 部に隣接して剛性な材料を有する1本のストラップ材料を備え、1つの剛性なス トラップ部材が座金であり、その他方の剛性な部材がスライドチョッカであるこ とを特徴とする構造体。
  11. 11.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、1つの側部パネルの一部として 一体に形成されると共に、折り曲げた形態の前記構造体上に折り曲げられかつ該 構造体を覆い得るように設計されかつ配置された蓋を更に備えることを特徴とす る構造体。
  12. 12.請求の範囲第1項に記載の構造体にして、各コーナパネルが、対応するコ ーナパネルに対する2つの境界側部パネルに交差する箇所に隣接する折り曲げ逃 がし穴を更に備えることを特徴とする構造体。
  13. 13.平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前 記平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体に して、 本体の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配 置された本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと 、4つのコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、対応するコ ーナパネルに対する折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数の部分 を備えて配置され、 コーナパネルのコーナ部分を相互に引き寄せかつ固着し得るように前記コーナ部 分の各々に通す可撓性固着手段を備えることを特徴とする構造体。
  14. 14.平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前 記平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体に して、 本体の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配 置された本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと 、4つのコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、対応するコ ーナパネルに対する折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数の部分 を備えて配置され、 各コーナパネルのコーナ部分を相互に引き寄せかつ固着し得るように前記コーナ 部分の各々に通す8本の別個のケーブル材料を有する可撓性固着手段を備えるこ とを特徴とする構造体。
  15. 15.平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前 記平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体に して、 本体の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配 置された本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと 、4つのコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、対応するコ ーナパネルに対する折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数の部分 を備えて配置され、 コーナパネルのコーナ部分を相互に引き寄せかつ固着し得るように前記コーナ部 分の各々に通す可撓性固着手段と、 前記本体に取り付けられかつ前記可撓性の固着手段の一部を受け入れ得るように 設計されかつ配置された剛性な固着手段とを備えることを特徴とする構造体。
  16. 16.請求の範囲第15項に記載の構造体にして、前記剛性な固着手段が、定着 された柱を備えることを特徴とする構造体。
  17. 17.平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にしかつ展開させて前 記平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体に して、 本体の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配 置された本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと 、4つのコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、対応するコ ーナパネルに対する折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数の部分 を備えて配置され、 コーナパネルのコーナ部分を相互に引き寄せかつ固着し得るように前記コーナ部 分の各々に通す可撓性固着手段を備え、前記可撓性の固着手段が、各端部に隣接 する剛性な部材を有する1本のストラップ材料を備え、1つのつの剛性な部材が 座金であり、その他方の剛性な部材がスライドチョッカであることを特徴とする 構造体。
  18. 18.平坦な形態から開始し、手で折り曲げて直立の形態にかつ展開させて前記 平坦な形態に戻すことの出来る折り曲げ式でかつノックダウン型式の構造体にし て、 本体の折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数のパネルを備えて配 置された本体を備え、前記複数のパネルが、基部パネルと、4つの側部パネルと 、4つのコーナパネルとを備え、前記4つのコーナパネルの各々が、対応するコ ーナパネルに対する折り曲げ部分を表示する折目線により画成される複数の部分 を備えて配置され、 各コーナパネルのコーナ部分を固着して折り曲げた直立の形態にする固着手段を 備えることを特徴とする構造体。
  19. 19.請求の範囲第18項に記載の構造体にして、前記コーナ部分の各々が三角 形の形状であることを特徴とする構造体。
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