JPH05502529A - 対話型投薬処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 対話型投薬処理システム 技　術　分　野 本発明は、総体的に投薬システムに関連する。具体的には、病院並びに薬局の支 援、あるいは医療従事者による通常の管理なしに、家庭における復雑な投薬治療 法の投薬管理システムに関連する。更に具体的には、自宅療養中の患者の健康状 態を監視するシステムに関連する。

背　景　技　術 全般的な薬品と医療の進歩により、人間の寿命が延び、その結果、アメリカだけ でなく池の国々においても高齢者の人口とその社会における高齢の割合は増加し ている。

しかしこれにかかわらず、多くの高齢者は未だに慢性的な衰弱につながるｅ！康 上の問題に直面している。関節炎、高血圧、心臓の異常等は、高齢者に伴う問題 のほんの一例である。

これらの健康上の問題の治療はしばしば比較的複雑な投薬治療法に厳重に従うこ とが要求される。上記の健康問題を抱える患者が一回に四種類又はそれ以上の処 方薬を服用している例は珍しくない。これらの投薬はしばしば服用する時間と量 、及び予想される生理学的な影響がかなり異なる。又、潜在的な投薬ミスによる 薬害反応の程度も異なる。

これらの複雑な投薬治療法に厳密に、注意深く従うことは、それ自体、大変難し い行為である。高齢者が、教育を受けた病院や薬局の関係者から、日常の指示、 及び監視を受けず、更に親族や他の保護者の手も借りずに、自宅でこれらの治療 法を自分自身の責任において実行することを考慮すると、さらにその難易度は増 加する。更に、短期間の記憶喪失が年をとる過程、及び投薬そのものによって自 然に発生し、複雑な投薬に従う上で、健忘症、及びより大きな混乱を引き起こす ことになる。

したがって、高齢者にとり、投薬ミスによる入院や死亡を引き起こす危険性は、 更に高くなる。

対話型患者支援装置は、若年、老年ともに、自宅で療養を続ける患者の必要性に 合致するものとして、理想的であるという記述が、アメリカ合衆国特許申請Ｎｏ 、　２０１．７７９号（１９８８年６月２日提出）の中で、コーフマン、他によ り行われている。

当処理システムは、投薬分配メカニズム、及び健康管理テスト装置を含み、通常 その投薬及びテスト装！は、患者の手で操作できない構造を有している。しかし 、それらの装置は又、その患者の処方されたスケジュール、又は働者の音声によ るコマンドに応じるように考慮されている。

本発明は、既にコウフマン等の出願で説明されている対話型システムの柔軟性を より発展させたものである。

本発明は、複雑な投薬を受けている自宅療養患者の総体的な健康とライフスタイ ルを改善することを目的とするものである。本発明は、異なる投薬によって引き 起こされる複雑な投薬に追従することへの問題を取り上げ、処方された医療の総 体的な治療上の目的を脅かすことなく、投薬に対して適切な自己管理を行うこと により、これらの問題を解決する。

明　の概　要 本発明は、決められた投薬治療法において、異なるカテゴリーの投薬及び、投薬 スケジュールを識別する対話型膜藁処理装置を堤供する。本発明の装置は、与え られた治療法がしばしば全て異なるタイプの投薬を含むものであることを認識し 、異なる投薬の投与を可能にしている。又、本発明は患者の投薬に関する自己管 理に大幅な柔軟性を持たせているが、同時に、処方された投薬治療法を厳重に保 護している。

本発明の特徴は、患者の手の届かない、投薬を保存する第一、第二に別れた保管 場所のある、ハウジングを有する。それに伴い、別々の第一、第二の分配メカニ ズムが第一、第二の保管場所から一回分の投薬を別々に選択して、患者へ届ける 仕組みを有する。本発明は、第一の分配メカニズムを作動させる規準と、第二の 分配メカニズムを作動させる規準を識別する制御部を有する。制御部は、したが って、第一、第二の保管場所に保管されている投薬の処理を識別する。

本発明の視点において、異なるインプット規準は処方されたスケジュールによっ てのみ投薬が可能なカテゴリーの投薬と、要求された際に安全に投薬できる別の カテゴリーの投薬を識別する。この視点において、制御部は、処方された投薬ス ケジュールを記憶させる内部記憶装置と、患者からの少なくとも一つの規定の投 薬処理コマンドを読み取る外部入力装置を有する。この構成において、°制御部 は内部記憶装置に記憶された処方されたスケジュールに応じて第一の分配メカニ ズムを始動させるが、外部入力装置からの投薬処理コマンドを受けても第一の分 配メカニズムは始動させない。そのため、処方されたスケジュールにのみ従い投 与される投薬は、第一の保管場所に保管することができ、装置はそのスケジュー ル従い、患者にその投薬を届けることにより、処方の実行を保証する。しかし、 制御部は外部入力装置を通じて、患者から入力された規定の投薬処理コマンドを 受け取った際、第二の分配メカニズムを始動させる。従って、患者の要求により 処理することのできる投薬は、より厳格に管理される投薬とは別に、第二の保管 場所に保管できる。制御部は、他の投薬治療法に抵触する事なく、患者が′要求 による”投薬を受けることを可能にする。

本発明の別の視点として、異なるインプット規準は異なる処方スケジュールによ る投薬のカテゴリーを識別する。この構成において、制御部は、第一の処方のス ケジュールに従って第一の分配メカニズムを始動させるが、第二の処方スケシ。

−ルに対しては応答しない。制御部は、第二の分配メカニズムを始動させるにあ たり、第二の処方のスケジュールに従って応答する。

本発明のある実施例では、制御部は前述のように患者から送られる少なくとも一 つの規定の投薬処理コマンドを読み取る外部入力装置を有する。この実施例では 、制御部は、前述のように第一の処方のスケジュールに従って、第一の分配メカ ニズムを始動させるもので、第二の処方のスケジュール、あるいは外部入力によ る投薬処理コマンド対しては始動させない。しかし、制御部は、第二の処方のス ケジュールに対してだけでなく、外部入力による規定の投薬処理コマンドに対し ても、第二の分配メカニズムを始動させる。したがって本発明は、スケジュール に従って投薬されるか、患者の要求により投与できる投薬にも対応する。

本発明の別の視点として、異なるインブ・ノド規準により、医師により処方され たスケジュールに従い投与できる投薬ののカテゴリーと、患者のその時の健康状 態のパラメーターが指示する時点て投与できる、又はされなければならない別の カテゴリーの投薬とが識別される。

この構成において、制御部は投薬の処方のスケジュールを記憶する内部記憶装置 を宵する。制御部は又、設定された一つ又はそれ以上の患者の健康状態の（ラメ −ターを表示する情報を読み取る外部入力装置を有する。この構成におＩ、ｒで 、第一の分配メカニズムは規定のスケジュールに従って始動されるが、外部入力 装置からの情報に対しては応答しない。一方で、制御部は外部入力装置からの健 康状態のパラメーターを読み取り、第二の分配メカニズムを始動させる。

この構成の実施例では、装置は事前に設定された患者からの性質で示される情報 を促す外部のアウトプットを含む。又、外部のアウトプットに促された患者から の応答を読み取るインプットを含む。連携される外部入力装置は、あらかじめ選 択された身体のパラメーターの数値で示される値を測定する患者のためのテスト 装置を含む。制御部はテスト装置により測定された数値で示される測定値を患者 からの性質で示されている回答と比較し、あらかじめ決定されている相関関係が 存在する場合、第二の分配メカニズムを始動させる制御信号を発生する。

当発明の望ましい実施例では、制御部は第一、第二のシステムの始動時間の間隔 が、規定より短い場合、正当な始動コマンドを受け取っても第二の分配メカニズ ムの第二の始動をさせないタイマーを有する。要求による投薬の間違った投与の 危険性は、それにより最小に押えられる。

又、望ましい実施例では、外部入力は患者による少なくとも一つの規定の音声に よるコマンドを読み取る音声言語認識装置を有する。この構成において、装置は 又、望ましくは、患者か聞き取ることの出来るメツセージを発生する言語出力装 置を有する。それにより、個人的で、対話型のこの装置の機能は高められること になる。

本発明に伴い、当装置は又、医師又はユーザーからの規定のスケジュール変更コ マンドに対応して、処方された投薬スケジュールを変更する機構を有することも できる。

別の視点として、本発明は更に、各投薬処理装置のデータファイルを維持する為 に、制御部で発生したコマンド信号に対応して操作するシステムを提供する。

このデータファイルは、在庫管理及び管理目的の為に使用される情報を持つ一つ 又はそれ以上のレコードを有する。

本発明は、異なるタイプの投薬を行う比較的復雑な投薬治療法を、柔軟性のある 、ユーザーフレンドリ−なマナーで監視、管理する装置を提供する。比較的厳重 に従わなければならないあるｔ丈薬の処方のスケジュールを、他のタイプの投薬 の柔軟な役藁法と相互に作用させることにより、当発明は、患者に対しである点 においては厳しく、他においては要求に応じられる、自動化された監視システム を提供するものである。

本発明の他の目的及び利点は以下の詳細な説明、図面、請求の範囲を参照しなが ら説明する。

図面の簡単な説明 図１ 患者に対する身体テストを行うシステム、及び本発明の特徴を具体化する、投薬 を個々の錠剤毎に保管し投薬する投薬保管処理システムの外観を含む患者監視支 援装！の正面透視図である。

図２ 図１に示される装置のテスト装置処理システム及び投薬処理システムの内部を示 す正面透視図である。

図３ 図２に示される装置の内部を分解し、投薬保管処理システムの内部を示す拡大透 視図である。

図４ａ、４ｂ（以後総体的に図４として参照される）は、図１で示される患者支 援装置の運用を制御するシステムのブロック線図である。

図５ 本発明の視点を織り込んだ投薬処理システムの運用を制御する、図４で示された システムの各部分のブロック線図である。

図６−９ 本発明の視点を織り込んだ投薬処理システムの運用を制御するシステムの異なっ た実施例の流れ図である。

図１０ 図３に示される投薬処理システムを部分的に分解し、投薬の補充の高に、連携す る患者支援装置か後部から外部に向けて傾いている拡大側面図である。

図１１ 図３に示される投薬処理システムを部分的に分解し、連携する患者支援装置内で 作動する状態を示す拡大側面図である。

図１２−１５ 図３中の線１２−１２に沿って全体的に取り出された、錠剤の形で投薬が分配さ れる作業の流れを示す投薬処理システムの拡大側面図である。

図１６ 図１６は、図３に示される投薬処理システムの、補充を受けている状態を示す透 視図である。

図１７ 本発明の特徴を具体化する投薬の在庫管理システムの概要図である。

図１８ 図１５に示される在庫管理システムに含まれる投薬ファイルの概略を部分的に拡 大した図表である。

図１９ 図１５で示される在庫管理システムの一部を形成する投薬管理フ０オローアップ 手順の流れ図である。

対話型患者監視支援装置１０の一つの望ましい実施例は図１．２で示される。

以下に更に詳細に渡り記述がされるが、装置】ｏは、ユーザーフレンドリ−で、 支援的なマナーで毎日の健康を維持するこさを目的に、患者を監視、管理、支援 する、独立したマイクロプロセンサーを基本とする、看護機器として作動する。

実行にあたり、装置１０は患者の生命徴候を監視する。装置１ｏは又、投薬を保 管及び投与する。装置１０は望ましくは、２４時間体制の監督及び応答を、要求 に応じて行う中央設備へ連結される。

装置１０は望ましい設計としては、約４フイートの高さのハウシング又はキャビ ネフト１２を有する。望ましくは、ハウシング１２は携帯可能なものとする。

この目的に従い、装置１０は患者又は他のニー→アーに対して、装置の移動を補 助する車輪１４及びハンドルＪ６を有する。

図１．２で示されるように、装置１０は中老の生命徴候をテストする一つ又はそ れ以上の装置を収容腰愚供するシステム１８を宵する。ＷＪＩＯは又、投薬を保 管、投与するシステム２ｏを有する（図３参照）。

図４で図示される望ましい実施例では、装ｆｆ１ｌＯはその運用を統合し、制御 するメインのマイクロプロセッサ−を基本とするＣＰＵ２２を宵する。数種の構 成が可能であるか、ＣＰ　Ｕ　２２は理り的にはマルチタスク処理を行うＩＢＭ −ＰＣコンパチブルＣＰＵボードを包括する。数種の入出力（Ｉｌｏ）装置が従 来型データ及びアドレスバス２４を通じてこのメインＣＰＵ２２と伝達を行う。

Ｉ１０装置については後に詳細にわたり説明する。デジタル情報を記憶する大容 量記憶装ｆｔ２６も又、バス２４を通じてメインＣＰＵ２２と伝達する。

図４に示されるように、装ｆｆ１ｌｏは望ましくはバス２４を通じてメインＣＰ Ｕ２２と伝達を行うモデム３０により、中央監視設備２８と連結される。ヘルス ケアの専門員が、装置１０により収集され送られた情報を基本としてその患者の 健康状態を監視する為、中央設備２８に２４時間体制で待機している。装置１０ は又、望ましくはモデム３０を通じて、選択された個人３２−一通常親しい友人 、家族、又は他の任命された看護人−一と接続されており、彼らは患者がある健 康状態に陥ったとき、又は患者や中央設備２８の要求により自動的に装置１０に より通告される。装ｆｆ１ｌＯは、このように患者のための、総体的な支援シス テムの中央部分を占める。

図２に示されるように、患者の生命徴候を監視するシステム１８は二つの身体テ スト装置、血圧及び脈拍を測定する血圧計カフ３４と、体温を測定する体温計３ ６を有する。言うまでもなく、他のテスト装置も患者の健康状態及び治療法によ り堤供することができる。この仕様において述べられる、”身体テスピという言 葉は超音波や放射線診断法を含み、体外又は体内に浸入する技術による、身体機 能のテスト（脈、呼吸、体温等）、及び体液のテスト（血液、尿、唾液等）を広 く含む。

図４に示されるように、テスト装置３４．３６はバス２４を通じてメインＣＰｔ Ｊ２２と伝達を行う。測定された値はデータ記憶装置２６に記憶される。これら の測定値は又、定期的にモデム３０を通じ中央監視設備２８に送られる。中央設 備２８は又、理想的にはレコードの保存、修正、分析の為に受け取った情報を独 自の大容量記憶装置に記録する。

理想的には、テスト装置３４．３６はハウシング１２内の移動可能な区画又は引 出し３８に収容される。引出し３８は通常開じている（図１に示す）。したかつ てハウジング１２内のテスト装置３４．３６は患者の手に届かないようになって いる。引出し３８はメインＣＰＵ２２が読み取った適切なコマンド信号に応答し て開かれる。引出し３８の開いた状態は図２に示されている。それによりテスト 装置１３４．３６は患者の使用か可能となる。この操作に関しては後で詳細に渡 り述べられる。

装置１０に収容された投薬処理システム２０は（図３参照）・、本発明の特徴を 具体化するものである。システム２０は異なる投薬規準を持つ、異なるタイプの 投薬を保管及び投与することか可能である。規準は処方された一回の投薬量、投 薬の回数、患者が入手可能となる程度、又は上記の様々な組み合わせにより区別 できる。

投薬処理システム２０はハウシング１２内に少なくとも二つの個別の保管区画又 はカセット（一般的に図３において４０及び４２として示される）を有する。

各保管区画４０．４２はそれぞれ独立している。各区画４０．４２はユーザーの 手の届かないハウシング１２内において、独立して少なくとも一回分の投薬４４ を保管することができる。

投薬処理システム２０は更に各保管区画４０．４２を伴う独立した分配手段又は メカニズムを有する。図に示された装置では（図３，５膠照）、第一の分配メカ ニズム４６が第一の保管区画４０と組み合わされ、−回分の投薬が選択され、そ こから患者へと送られる。第二の分配メカニズム４８も同様に第二の保管区画４ ２と組み合わされ、−回分の投薬が選択され、そこから患者へと送られる。

提供されている個々の分配メカニズムの数は、個々の投薬の保管区画の数と対応 している。保管区画の数は言うまでもなく変えることができる。二つの保管区画 とそれに組み合わされる分配メカニズムについて以下に述へる。

第一、第二の分配メカニズム４６．４８は独立し、異なった投薬規準に対応して 作動する。この目的の為（特に図５を参照）、投薬処理システム２０は第一、第 二の分配メカニズム４６．４８とそれに伴う制御手段又は部５０を有する。図示 された望ましい実施例では、制御部５０はメインＣＰＵ２２　（図４も参照）と 、プログラムできるランダムアクセス記憶装置（ＲＡＭ）又はプログラムされた 読取り専用記憶装！　（ＲＯＭ）の形で伝達を行う。

そのプログラムにより、制御部５０は少なくとも二種類の規定のインプットを受 け取り、識別することかできる。制御部５０は第一の規定のインプット又はイン プントの組み合わせを読み取り、第一の分配メカニズム４６を始動させる制御信 号５２を発生させる。制御部５０は第一のインプットとは異なる第二の規定のイ ンプット又はインプットの組み合わせを読み取り、第二の分配メカニズム４８を 始動させる制御信号５４を発生さぜる。制御部５０は第二の規定のインプットに 対しては第一の分配メカニズム４６は始動させない。

第一、第二の制御信号５２．５４は異なる規定のインプット規準に対して発生す るため、二つの保管区画４０．４２に保管されている投薬は選択して別々に投与 することができる。

図５に最も良く示されるように、第一、第二の制御信号を発生させるインプット 規準は投薬処理システム２０に伴う外部・内部袋ｆｉｆ５５から送られる。この 装置は内部記憶装置２６、医師（又はヘルスケア専門員）、及び個々の患者から のインプットを受け取る。

更にシステム２０は内部記憶装置２６内に、一つ又はそれ以上の投薬のスケジュ ールを記憶している。担当の医師はこれに患者の為の投薬治療法を記録する。

システム２０は又、患者又は中央監視設備２８からの規定のコマンドを読み取る 、数種の外部入力装置を有する。これらの外部入力装置はメインＣＰＵ２２を通 じて制御部５０と伝達を行う（図４参照）。受は取ったコマンドは一つ又はそれ 以上の要求による投薬の特別なコマンドを含むことができる。

図４．５の図示された望ましい実施例では、外部入力装置は患者により事前に設 定されている音声によるコマンドを読み取る音声言語認識システム５６を有する （例えば、Ｔｅｘａｓ　Ｉｎｓｔｒｕｍｅｎｔｓ　Ｒｅｃｏｇｎｆｔｉｏｎ　ａ ｎｄ　５ｐｅｅｃｈ　Ｕｎｆｔ　Ｍｏｄｅｌ　Ｔｌ−２２S５１ ８６−００１を使用）。外部入力装置は更に中央設備２８からの事前に設定され ているコマンドを読み取るモデム３０を有する。

加えて、外部入力装置は、望ましくはハウジング１２上の、ユーザーにとって便 利な場所に配置された一つ又はそれ以上のインプットボタン又はキー５８を有す る。患者が望めば、規定の投薬処理コマンドをキー５８を使用して手入力するこ とができる。図１．２で図示された望ましい実施例では、ブロック（又はマクロ ）コマンドを入力する少数の選択インプットキー５８が提供されている。この装 置により、患者は簡単に装置１０と伝達することができる。しかし、患者の素養 及び要求により、フルキーボードを使用することも可能である。

図４．５に図示された望ましい実施例では、システムは又メツセージを送り、も しくは患者と伝達を行う為に、メインＣＰＵ２２と組み合わされた外部出力装置 を有する。望ましくは外部出力装置はユーザーが聞き取れるメツセージを発生す る音声言語発生システム６０を有する。音声言語発生システム６ｏは音声を合成 する従来型の装置、又は事前に録音された音声をデジタル化する従来型の装置を 使用することもできる。

更に外部出力装置は、望ましくは、聞き取れるメツセージを文字で表すビデオモ ニター６２を有する（図１．２参照）。この構成では、ビデオモニター６２は又 、文章で事前に選択された投薬処理コマンドを表示することができる。このよう にしてビデオモニター６２は、患者及び装置１０によって交換される音声メンセ ージやコマンドを視覚的にバックアップし、確認する。したかって伝達における 誤解や失敗は最小限に押えられる。

これらの様々な入力、出力装置により、以上に述へられた投薬処理システム２０ は、患者と会話及び文字の伝達を行うことにより確実に対話する。

スケジュール　び　による　薬の、　′−システム本発明の一つの視点に従い、 上記の制御部５０は処方されたスケジュールに沿ってのみ投与されなければなら ないカテゴリーの投薬と、患者の要求により投与することのできるカテゴリーの 投薬を保管し、選択して投与することができる。

この構成に伴う制御部５０は図６で図解されている。処方された投薬スケジュー ルは内部の記憶装置２６に記憶されている。制御部５０は内部からの有効な投薬 処理コマンド（すなわち、プログラムされた規定に基づいて発生したコマンド） を受け取り、第一の制御信号５２を発生する第一の操作手順６４を含む。図示さ れた実施例では、適切な投薬処理コマンドは内部記憶装置２６に記憶されている 処方の投薬スケジュールを連続的にリアルタイムで監視することにより、ＣＰＵ ２２により定期的に内部で発生される。

第一の制御信号５２の発生により、第一の保管区画４０にのみ保管されている投 薬が患者に送り出される。

理想的には、第一の手順６４は、一つ又はそれ以上の出力装置（音声言語発生装 置ｆ）６０及び／又はディスプレイ６２）を使用して”投薬可能”というメツセ ージを発生させ、患者にスケジュールどおりに投薬か行われることを伝える。

制御部５０は又、外部の入力装置（モデム３０／インプツトキー５８／音声認識 装置５６）と連携し、患者や中央設備２８等の外部からの一つ又はそれ以上の投 薬処理コマンドを読み取る第二の操作手順６６を有する。図６に示されるように 、第二の操作手順６６はそのコマンドの妥当性をチェックする。第二の操作手順 ６６はどの投薬のタイプやカテゴリーか要求されているかを確認する為のチェッ クを行う。

適切な投薬のタイプを要求する有効なコマンドを受け取り、第二の操作手順６６ は第二の制御信号５４を発生させる。第一の保管区画４０ではなく、第二の保管 区画４２に保管されている投薬かそれにより患者に投与される。

第二の操作手順６６は又、理想的には、一つ又はそれ以上の出力袋ｆｆ１６０／ ６２を通じて、患者に適切な”投薬可能”というメツセージを伝達する。その投 薬の要求が患者からのものであれば、”要求”のメツセージを読み取った時点で 勧告のメツセージがモデム３０を通して中央設備２８にも送られる。

無効のコマンドを受け取ったり、患者か内部記憶装置からのコマンドによっての み投与できる投薬を要求した場合は、出力装置６０／６２により適切な”投薬不 可能”というメツセージがディスプレイ及び／又は音声を用いて伝達される。

理想的には、投薬を投与、又は保留する決定かなされた時点において、その決定 か記録を保持する目的により内部記録装置に記録される。

第一の分配メカニズム４６は外部で発生したコマンド信号ではなく、内部で発生 したコマンド信号に応答して始動する。第一のカテゴリーの投薬はそれにより制 御部５０にコントロールされる場合（最初の制御信号５２を介して）以外は、患 者の手の届かない第一の保管区画４０内に安全に保管される。これにより処方さ れた投薬スケジュールに厳格に従うことか保証される。

第二の分配メカニズム４８は外部から受け取るコマンドに基づいて、第二の制御 信号５４に応答して始動する。第二の”要求による”カテゴリーの投薬はそれに より、適切な外部のコマンドを発行することにより、患者又は中央設備２８によ り外部で制御される投薬として安全に保管される。

図６に示される望ましい実施例では、制御部５０は”要求による“投薬のリアル タイムによる記録及びそれらの投与間隔の記録を維持する第三の操作手順６８を 含む。第三の操作手順６８は一つの始動とその次に続く始動の間の経過時間と、 規定された間隔を比較するタイミング手段７０を有する。第三の操作手順７ｏは タイミング手段７０に基づいて、経過時間が処方された間隔より短いときは、有 効な投薬処理コマンドを受けても第二の分配メカニズム４８の次に続く始動を中 止する。

図示された望ましい実施例において、第三の操作手順６８は、一つ又はそれ以上 の出力装置！６０／６２を介して、適切な”投与不可能”というメツセージを患 者に伝える。更に、勧告のメツセージは、モデム３０を介して中央設備２８にも 伝達できる。このようにして、システムは°要求による“カテゴリーの投薬の投 与ミスや濫用から保護する。

本発明の別の視点において、投薬処理システムは第一のカテゴリーの投薬が処方 されたスケジュールのみに沿って投薬され、第二のカテゴリーの投薬が間じ又は 異なる処方のスケジュールによって定期的に実行されるが、要求によっても投薬 できるよう配慮されている。この構成における制御部５０は、図７に示されてい る。図６で示される制御部５０と共有する構成部分には同じ参照番号が与えられ ている。

この構成において、第二の操作手順６６は内部記憶装置２６に記憶されている処 方されたスケジュールからの有効な内部の信号に応答して（図７に示されるパス ７２又は代替パス７２Ａを介して受け取る）、又は前述したように外部の入力袋 ｆｆ１３０１５６１５８のうちの一つから有効な規定の投薬処理コマンドを受け 取り、第二の分配メカニズム４２を始動させる。理想的にはタイミング手段７０ が又、投薬ミス又は投薬の濫用か発生しないことを確実にするため（パス７２と 共に）提供される。第二のカテゴリーの投薬の処方されたスケジュールは第一の カテゴリーと同じにすることもできる。又は、図７に示されるように、異なるカ テゴリーの投薬は異なる処方のスケジュールを持つ。

前述のように、第二の操作手順６６は望ましくは要求された投薬を送り出す際、 又はそれを拒否する際に、一つ又はそれ以上の出力装置！６０／６２を通じて患 者に通告する。

なるスケジュールによる　の保　システム簡単に述べたように、本発明の別の視 点において、制御部５０は異なる処方のスケジュールに沿って投薬される場合の 使用にも適応できる。この構成における制御部５０は図７に示されている。

この構成において、第一、第二の投薬の処方されたスケジュールは個別に記憶装 置２６に記憶される（図７でスケジュールＡ及びスケジュールＢとして指定）。

制御要素５０の第一の操作手順６４は、第二の処方されたスケジュール（スケジ ュールＢ）に対してではなく、第一の処方されたスケジュール（スケジュールＡ ）に基づいた有効な信号に応答して第一の分配メカニズム４６を始動させる制御 信号５２を発生させる。第二の操作手順６６は第二の処方されたスケジュール（ スケジュールＢ）に基づいた有効な信号に応答して第二の分配メカニズム４８を 始動させる制御信号５４を発生させる。

１．における　態のパラメーターに沿う　び　゛のシステム本発明の更に別の視 点により、制御部５０は又、異なるインプット規準により医師により処方された スケジュールに沿ってのみ投薬できるカテゴリーと、患者の現時点における健康 状態のパラメーターが指令する際に投薬できる、又はされなければならない別の カテゴリーの投薬がある場合の使用にも適応する。この構成における制御部５０ は図８に示されている。図６．７で示される制御部５０と共有している構成部分 には同じｖ照番号が与えられている。

この構成において、前述の構成のように、投薬の処方されたスケジュールは記憶 装置２６に記憶される。第一の操作手順６４は前述及び図６で示されるとおり、 このスケジュールに沿って第一の制御信号５２を発生させる。

しかしながら池の構成と異なり、図８で示される第二の操作手順６６は、選択さ れた一つ、又はそれ以上の患者の健康状態のパラメーターを表示する情報を読み 取る。第二の操作手順６６はこの情報を比較し、相関させる。投薬により処置で きる異常な健康状態のパラメーターを示す規定の相関関係が存在する場合は、第 二の操作手順６６は第二の分配メカニズム４８を通じて適切な投薬を行う第二の 制御信号５４を発生させる。

図８に図示された望ましい構成においては、第二の操作手順６６は数種の異なる 場所から情報を収集する。一つのインプットは身体テストンステム１８から送ら れた、値で示される測定値を含む。別のインプットは外部の入力袋ｆｆ１５６１ ５８を通じて患者から受け取った、性質で示される情報を含む。望ましくは、第 二の操作手順６６は外部出力装置６０／６２を使用して患者を促すことにより確 実に対話を行い、第二の操作手順６６が、要求された比較及び相関の操作を行う ために必要な値及び性質で示される情報を得る。

図８に図示される望ましい構成において、第二の操作手順６６は、二つのうち一 つの方法で行動することか要求される。一つの手順では（図８中のパス７４）、 メイン記憶装置２６に記憶されている処方されたスケジュールに沿って、”投薬 テスト”信号が自動的に発生される。このスケジュールは患者の生命徴候を定期 的にチェ’７りする為の担当の医師の指示に従うものである。

別の手順（図８のバス７６）では、”投薬テスト”信号は患者又は中央設備２８ により送られた外部コマンドに反応して発生する。例えば、患者は特別な症状（ ”熱があるようだ”）、又は一般的な不快感（”気分がすぐれない”）等を示す 規定のコマンドを音声で（入力装置５６を通じて）又はインプットキー５８によ り送ることができる。代替的には、患者は特定のテスト（”体温をチェックして 下さい”）又は投薬の要求（゛痛み止めを下さい′）等をめる規定のコマンドを 送ることもできる。

第二の操作手順６６は望ましくは、初めに、症状に起因する特定の身体のパラメ ーターを抽出する為、事前に決定された一連の質問を通じ、患者により詳しい情 報を要求する。これらの要求は、出力装置６０／６２を通じて伝達され、応答は 入力装置５６１５８を通じて受け取られる。症状の原因が決定されると、適切な ”投薬テスト”信号が発生される。

”投薬テスビ信号は、どのように発生しても引出し３８を開け（図２に示す）、 患者が適切なテスト装置３４／３６を使用できる状態にする。”投薬テスト”信 号は又、出力伝達袋ｆｆ１６０／６２を通じて要求されたテストを行うよう患者 を促す。

図示された実施例において（図１０．１１参Ｍ）、引出し３８は制御スプリング ７６（図１０に示される）により開いた状態に誘導される。ソレノイド制御され たロックメカニズム７８は通常引出し３８を閉じてロックされた状態（図１１に 示される）に留める。ソレノイドへの”開放”信号はロックメカニズム７８を解 除し、引出し３８が制御スプリング７６に応答して開かれる。他のメカニズムも この機能又は間等の機能を代用することができる。

また図８に関連してテストンステム１８によって得られた値で示されるテスト結 果は規定された標準値と比較される。テスト結果が規定の標準値内であるならば 、第二の操作手順は出力装置６０／６２を通じて適切な”投薬は行わない′とい うメツセージを発行する。標準値を示すテスト結果が患者に報告され（出力装ｆ ｆ１６０／６２を介す）、理想的には中央設備２８（モデム３０を介す）へ同様 に報告される。

しかし、値で示されるテスト結果が規定された標準値以外である場合、制御部５ ０の第二の操作手順６６は追加の値及び性質で表される値を考慮（−１より詳し い調査を行う。

例えば、患者が熱のあることを訴え、値で示されるテスト結果が平均体温を越え る値を示している場合、第二の操作手順６６は外部出力装置を使用して、追加し て体温の変化に影響を与えるような運動又は食事等に関わる発症前の行動につい て一連の質問を患者にする。患者の応答は外部入力装置５６１５８を通じて読み 取られる。

制御部５０の第二の操作手順６６はプログラムされた診断のルーチンに従いこの 値及び性質で示される情報を比較し、相関させる。患者に発症前の行動と無関係 の熱があることを示す相関関係が存在する場合、第二の操作手順６６は処方され た解熱剤が保管されている第二の分配メカニズム４８を始動させる第二の制御信 号５４を発生させる。

この場合、第二の操作手順６６は望ましくは、適切な”投薬可能”のメツセージ （ディスプレイ６２及び音声言語出力装置ｔ６０を介す）を患者に伝達し、モデ ム３０を使用して中央設備２８に勧告のメツセージを送る。

望ましい実施例では、第三の操作手順６日のタイミング手段７０が、適切な勧告 メツセージとともに、その症状の特効薬があまり頻繁に投薬されないよう確認す る。

相関性が存在しない場合、又は決められた投薬間隔よりも短い場合は、患者に適 切な”投薬は行わない”というメツセージが送られ、投薬は行われない。しかし 、勧告のメツセージはモデム３０を通じ中央設備２８又は指定の看護人に実行の 如何にかかわらず送られる。

図３に示されるように、投薬処理システムは高熱、消化不良、体の痛み等、異な る症状の治療の為の数種の投薬を別々に保管できる。制御部５０は、性質及び値 で示される情報を受け取り、相関させ、処方された相関関係が認められた際、直 面する症状に応じて適切なタイプの投薬を行う特定の制御信号を発生する。

の、の　の　スケジュール　システム 本発明の別の視点において、制御部５０は更に患者又は中央設備２８から受け取 った規定の”ルーチン変更”コマンドに応答して内部記憶装置２６に記憶されて いる処方されたスケジュールに指示される決められたルーチンを一時的に変更す る手段、又は中央設備２８から受け取った規定の”ルーチン変更”のコマンドに 応答して投薬スケジュールを永久的に変更する手段を有する。

この目的を実行する制御部５０は図９に示されている。前述のように、制御部５ ０は以前に与えられた番号と同じ参照番号を持つ第一の操作手順６４を有する。

処方されたスケジュールに沿って発生した内部信号に従い投薬を行う第一の操作 手順６４はメイン記憶装置２６に記憶されている。

この実施例において、制御部５０は、規定の”ルーチン変更”コマンドに応答し て、規定されたルーチンを変更する第四の操作手順８０を有する。図９に示され る構成は、処方された投薬がスケジュール通りに行われる時間に、患者が外出し ている場合の代表的な状況に基づいている。この場合、第四の操作手順８０は、 スケジュールに先行して投薬を行い、それにより患者はその投薬を持参して外出 し、処方された時間に服用することができる。

望ましい実施例では、第四の操作手順８０は、その投薬を服用する時間が来た際 に、遠隔地（図９のバス８４を介す）にいる患者に確実に連絡する作業を行う。

この場合、規定の”ルーチン変更”コマンドは、担当の医師により規定された手 続きに従い、患者又は中央監視設備２８より発行される。例えば、医師は中央設 備２８のみか”ルーチン変更”コマンドを発行することができると指示する場合 もある。この構成において、第四の操作手順８０は患者から直接送られた”ルー チン変更”コマンドには応答しない。従って患者は、中央設備２８の医師又は職 員にルーチンを変更する要求を出さなければならない。

有効な”ルーチン変更”コマンドを受け取り、第四の操作手順８０は、図９に示 される望ましい構成において、患者に次の処方による投薬が行われる時間に連絡 できる電話番号を知らせることを要求する。この実施例において、第四の操作手 順８０は連絡できる情報が遠隔地にいる患者から提供された場合に限り、投薬を 行う。代替的な構成では、第四の操作手順８０は連絡できる情報を要求しなくて も投薬を行うことができる。

この構成において、第四の操作手順８０は第一の操作手順６４内のルーチンにチ ェックポイント８２を設定する。このチェックポイン）・８２は有効な”ルーチ ン変更°コマンドが第四の操作手順８０により受け入れられたかを確定する。受 は入れられた場合、第一の操作手順６４は投薬を実行しないかわりに、モデム３ ０を使用して遠隔地の患者との連絡を試みる信号を発生することにより（図９の バス８４を介す）、処方されたスケジュールに応答する。患者と連絡か取れた場 合、その投薬を服用する時間が来たことを患者に伝えるメンセージが送られる。

一つの構成では、第四の操作手順８０は、ベーシング又はセルラー電話システム を通じて外出先の患者に連絡を取ることかできる。同様に、患者の側からも外出 先から装置に連絡を取ることかできる。

図９で示された”ルーチン変更”の手順において、制御部５０の第四の操作手順 ８０は記憶装置に記憶されているスケジュールそのものの変更は行わない。処方 されたスケジュールは、別の”ルーチン変更”コマンドが受け入れられない限り 、そのまま残り、次の投薬の実行を制御する。

図９に示される実施例では、制御部は有効な”スケジュール変更”コマンドに応 答して記憶装置に設定されているスケジュールを実際に変更する第五の操作手順 ８６を有する。

図９に示される具体的な構成は、担当の医師かその投薬治療法を変更した場合の 代表的な状況に基づいている。中央監視設備２８は記憶装置に記憶されているス ケジュールにアクセスし、それを変更する”スケジュール変更”コマンドを送る 。理想的には、′スケジュール変更”コマンドは警戒及び保護の為に正しいパス ワードが入力された場合に限り読み取られる。

同様に、担当の医師は規定の”カテゴリー変更”コマンドにより、システムに保 管されている投薬の規準を変更できる。例えば、医師は離れた場所から、”要求 により”投与できる投薬を”スケジュールのみ”のカテゴリーに、又はその反対 に変更できる。

代表ｎ輩投楽９分配 前記の対話型投薬処理システム２０の具体的な構成は、行われる投薬の形状に応 じて変化できる。例えば、一種類又はそれ以上の投薬は、あらかじめ種分けされ た一回分の投薬毎に封印包装あるいは”ブリスターパック”　（内容か見えるプ ラスチックの包装）された形で投薬できる。代替又は組み合わせの方法として、 −回の投薬量は錠剤の形状で、封印されない包装あるいはシールドロール（封印 されている包装が巻物状になっている）による包装で投薬できる。

図１−３．１０−１６か個々の錠剤を保管し、分配する代表的なシステム２００ を示し、本発明の特徴を具体化している。

システム２００は患者の監視支援装置１０（図１−３参照）の管理下に配置され る。システム２００は別個の投薬保管区画２０２Ａ−Ｊ　（図３参照）を有する 。

保管区画２０２は錠剤の形状で別々に投薬を保管することが可能である。

図３に図示される実施例において、密閉されたハウシング内には１０個の保管区 画２０２が配置されている。言うまでもなく区画の数は患者のニーズに応じて変 えられる。各区画２０２は各種の錠剤を保管することができる（図３の参照番号 ４４により示される）。各区画２０２に保管される錠剤の数は医師によりその投 薬治療法の必要性及び投票の補充される頻度により決定される。通常二週間分の 投薬を各区画２０２に保管できる。

図３に示されるように、錠剤４４は各区画２０２内で垂直に積み重ねられた多数 の円柱状２０８の中に並べられる。図３に示されるように区画２０２は理想的に は全体の縦の長さ及び横の長さかそれぞれ異なる。区画２０２の実際の大きさが 異なることにより（特に晴の長さにおいて）、異なる大きさの錠剤の保管を可能 にする。詳細については後述するが、それは又システム２００内において、区画 ２０２が適切な順番で配置されることを確実にする。

７画２０２を収容するハウジング２０４は、装置１０内のテスト装置を収容する 引出し３８の後ろに（図１０．１１参照）配置される。ハウジング２０４はシス テム２００に投薬を詰める際に装置１０の後方から傾けることができる（図２参 照）。

図示された実施例では、図３に最も良く示されるように、システム２００は各保 管区画２０２にそれぞれ連携する１０の個別の投薬分配手段又はメカニズム２０ ６Ａ、−Ｊを有する。各メカニズム２０６は規定の制御信号又は前述の方法によ る信号に応答して一つの制御部５０により個別に制御される。

各分配メカニズム２０６は構成が類似している為、−例を挙げて詳細にわたり記 述する。

（図１２−１５に最も良く示される）構成において、投薬保管用円柱２０８は区 画２０２内に形成された、前部（右）の壁２１１及び後部（左）の壁２１３の間 に位置する。それぞれ縦に並んだ投薬保管用円柱２０８の下部の底面２０９は開 いている。底面２０９は区画２０２の底に広がるチャンネル（溝）２１０に通じ ている。前部、後部の壁２１１／２１３の下部の縁２１５は閉じている。

チャンネル（溝）２１０は区画の前部の壁２１１に隣接して、開いた前部の先端 ２１２、及び区画の後部の壁２１３に隣接して、開いた後部の先端２１４を有す る（図１２−１５中ではそれぞれ右方向、左方向に位置する）。チャンネル２１ ０は底部の壁２１６及び二つの直立した横の壁２１８を有する（図３参照）。

チャンネルの底部の壁２１６は区画の後方部の壁２１３の閉ざされた下方の縁２ １５の真下に位置し、開いた後部（左）の先端２１４に隣接する開口２２０を冑 する。

分配メカニズムは、完全にチャンネル２１０内にある（図１２に示される）後部 の位置と、部分的にチャンネル２１０の開いた前方の先端２１２が外部に突き出 した（図３，１４に示される）前部の位置の間をチャンネル２１０内で移動でき るシャトルメンバー２２２を有する。

シャトルメン、＜−２２２は、後部に位置する際（図１２参照）、チャンネル２ １０内で底部の開口２２０と重なり合う開いた通路２２４を有する。シャトルメ ンバー２２２が連続的に前方位置に向かって移動することにより（図１３．１４ 参照）、通路２２４が各保管用円柱２０８の開いた底面２０９と続いて重なり合 う。

連結アセンブリが各シャトルメンバー２０２とそれに連携する電気モーター２２ ６を連結させ、シャトルメンバー２２２かチャンネル２１０内で平行に前後に移 動することを可能にする。連結アセンブリの構成は様々であるが、図示された実 施例では、連携するモーター２２６の従軸２３０に連結される回転クランク２２ ８を有する。両端ピボットリンク２３２の片端はクランク２２８に接続する。

両端ピボットリンク２３２の他方の端は、シャトルメンバー２２２の壁の縁のリ ップ２３６に付着するフック２３４を有する。

したがってクランク２２８の回転はシャトルメンバー２２２に対し、前後方向に 従軸の働きをする動きを与える。特に、図１２１５に示されるように、クランク ２２８が一回転（３６０度）してシャトルメンバー２２２を後方位置（図１２） から前方位置（図１４）へ、再び後方位置（１ｍ１５）へと循環させる。

シャトルメンバー２２２が前方位！（図１２参照）に向かって動き出す際、通路 ２２４は最後部（左端）の円柱から始まる各保管用円柱２０８の底面２０９と重 なり合う部分に、連続的に出入りする。一つの円柱内の最下部にある錠剤か重力 により空の通路２２４に落ちる。ツヤトルメンバー２２２が最前方に移動し、再 び（通路か区画の後部の璧２１３の閉じた下方の端２１５の真下に位置するとこ ろの）後方に戻る際、チャンネル２１０の閉じた底２１６は落とされた錠剤を通 路２２４内に保つ。錠剤が通路２２４内にある為、それ以上の錠剤は落とされな い。同様に、シャトルメンバー２２２が他の錠剤がチャンネル２１０へ侵入する のを防いで前進する際、シャトルメンバー２２２の先頭の天井部分２３８及び最 後部のリンク２３２の上部が、次々と他の円柱の底面を閉じて行く。

シャトルメンバー２２２か後方位置に戻るＩ！Ｊｌ（１３０１５参照）、通路２ ２４は再びチャンネル底部の開口２２０と重なり合う。通路２２４に保たれてい る錠剤がそこからチャンネル底部の開口２２０を通じ、装置１０の前面にある投 薬ディスペンサー２４４へ通じる分配シュート２４２へと進む（図３参照）。

図１．２に示されるように、投薬ディスペンサー２４４は閉じた位置（図１）と 開いた位置（図２）の間を移動できる。スプリング２４５（図３参照）が通常開 いた位置の方向にディスペンサー２４４を片寄らせ、ソレノイド制御されたラッ チメカニズム２４７が閉じた位置でディスペンサー２４４をロックする。投薬が 分配シュート２４２に送られる際、ディスペンサー２４４はロックされ、閉じた 位置に留まる。ディスペンサー２４４に投薬が送られる際、ラッチメカニズム２ ４７への信号がスプリング２４５の片寄りに対応してディスペンサー２４４を開 いた位置へと移動させる。それにより投薬が患者の手元に届く。患者は投薬を受 け取る際、理想的には装置２００から発生した指示に従い、ディスペンサー２４ ４を閉じる。

前述の実施例と同様、このシステム（図１０参照）の図示された望ましい実施例 においても、ハウシング２０４が装置１０の後部から傾けられる際、投薬を補充 するモジュールとして、各区画２０２はハウジング２０４から個別に取り外しが できる。区画２０２の取り外しあるいは交換可能なモジュラ−設計は、処方され た投薬治療法の変更による投薬の変更作業を単純化させる。

又、モンユーラーＺ画２０２は装置］０から離れた場所で、訓練された医療、調 剤の専門員によりあらかしめ積み込まれ、現場に運ばれるよう設計されている。

図１０で図示された構成において、区画２０２を取り外す際、モーター及び連結 アセンブリはハウシング２０４内に残される。ピボットリンク２３２のフックの ついた先端は、連携するシャトルメンバー２２２のリップ２３６から簡単に掛け たり外したりできる。

ハウシング２０４は区画２０２を受け取り収容する、それに連携する連結アセン ブリ（図１６参照）と正確な直線上に位置するスロット２５０を有する。スロッ ト２５０は区画２０２と同様、大きさが異なり、それにより与えられた区画２０ ２は選択された一つのスロット２５０のみに収まる。これは投薬処理システム２ ００内の要求された順番通りの投薬の配置を確実にする。

図示された望ましい実施例において（図１６参照）、各区画２０２は機械判読可 能コード２５２を使用してそれぞれ識別される。図示された実施例では、コード ２５２は各スロットと連携した光学式走査システム２５４により判読できる。

コード２５２は投薬のタイプ、保管される一回分の投薬量の合計数、患者名、処 方番号等、対応する区画２０２内にある投薬の情報を有する。走査システム２５ ４は、区画２０２が対応するスロット２５０に挿入される際、コード２５２を判 読する。

図１６に示されるように、投薬処理システム２００の制御部５０は、理想的には 走査システム２５４により走査した情報と、メイン記憶装置２６に記憶されてい る予想される結果を比較する比較機構２５６を有する。走査した情報か予想され る結果と異なる場合、−一例えば、違う患者の投薬が誤ってシステム２００に積 み込まれた場合−一適切なエラーメッセーンが発生する。

システム２００はこのようにして、フェイルセーフにより患者に対する処方され た投薬の配置を確実にする。

ｒＩＩＪＩ−３，１０−１６に示されるように、システム２００は個別の投薬区 画と、各区画に一対一で対応する１０の個別に制御される分配メカニズムを有す る。システム２００は、図６−９に示される制御部５０のうちどれでも含むこと ができる。選択された制御部５０は、前述した方法で異なるインプット規準に対 して異なる制御信号を発生することにより、各区画２０２に対応するモーター２ ２６を個別に始動させる。

例えば、ある投薬治療法が、処方されたスケジュールに従って三種類の錠剤の投 与を必要とする場合、システム２００に連携された制御部５０は、その処方され た錠剤が収められている特定の区画に対応する各分配メカニズムに第一の制御信 号を同時に発生できる。その三種類の錠剤はそれにより、連続的に、又は同時に 投薬される。制御部５０は、他の分配メカニズムに対する適切な制御信号を発行 することにより、異なる処方スケジュール又は患者の要求に従い他の錠剤を投薬 できる。

図１−３．１０−１６に示されるシステム２００は、一つ又はそれ以上の処方さ れたスケジュール、要求によるもの、又は他の設定された投薬規準に従って、錠 剤の形で多数の異なるカテゴリーの投薬を保管し、組み合わせて投薬できる。

゛の　と　の、の　システム 本発明の別の視点において、前記の投薬処理システム２ｏは、患者の投薬治療法 を維持し、管理する総体的なシステム１００の一部を形成する。このシステム１ ００は図１７で示されている。図に示されるように、在庫管理システム１００は 、中央監視設備２８の大容量記憶装置システム、又は現場の内部記憶袋Ｗ２６、 （理想的には）両方の場所において維持される。

在庫管理システム１００は中央監視設備２８と多数の患者の投薬処理システム（ 図１７中に示される２０Ａ、２０Ｂ、２０Ｃ）とをネットワークとして結び、そ れにより、異なる患者の投薬治療法の在庫管理を中央に集結させるころができる 。

在庫管理システム１００はネットワークの各投薬処理システム２ＯＡ／Ｂ／Ｃの ログ１０２Ａ／Ｂ／Ｃを維持する。各ログ１０２Ａ／Ｂ／Ｃは望ましくは中央監 視設備及び現場の各処理システム２ＯＡ／Ｂ／Ｃにより維持される。各ログ１０ ２Ａ／Ｂ／Ｃの内容は異なるが、基本的なフォーマットはそれぞれ同様である。

従って、−例を挙げて（ログ１０２Ａ）記述する。

図１８に示されるように、ログ１０２は連携するシステム２０内にンーケンンヤ ル又はランダムアクセスのフォーマットで、各投薬保管区画毎に別個のデータフ ァイルを有する。図１８では、二つの投薬保管区画４０／４２か図示されており （図７と同様）、二つの区画に対応するデータファイル１０４．１０６が存在す る。

各ファイル１０４．１０６は対応する区画に保管されている特定の投薬を監視１ ７、管理する為に必要な情報を含む多数のレコードを有する。これらのレコード は一般的に図１８において、Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３等として示される。

図示される実施例では、内部記憶装置２６内のスケジュールに沿う投薬の日時を 記録した第一のレコード（Ｒ１）１０８、要求による投薬の日時を記録した第二 のレコード（Ｒ２）１１０．システム２０かその投薬を拒否した日時を記録した 第三のレコード（Ｒ３）１１２を有する。

各投薬ファイル１０４／１０６は又、その対応する保管区画内４０／４２に現在 残っている投薬の量を示す数値を含む第四のレコード（Ｒ４）１１４を有する。

各投薬ファイル１０４／１０６は、要求される詳細の捏度により幾つかのレコー ドを追加することかできる。例えば、投薬ファイルは制御部５ｏ内でプログラム された投薬のカテゴリー（スケジュールによる、要求による、又は両方）、タイ ミング手段７０にプログラムされた最短の投薬間隔（図８ｖ照）、内部記憶装置 ２６にプログラムされた処方の投薬の回数と量、処理システム２ｏ内の投薬の保 管区画の番号、保管区画か最後に補充した日にちを記録したレコードを有するこ とかできる。

第一、二、三、四のレコーＦｌ　０８／１１０／１１２／１１４は連携する制御 部５０により発生された信号に基づいて作成され、更新される。図１８では図７ で示される制御部５０が意図される。

第一の制御信号５２とそれに伴う”投薬可能”のメツセージの発生により、ファ イル１０４．１０６の最初のレコード１０８に、それぞれ日時のデータがロード され、更新される（区画４０．４２に保管されている投薬はスケジュールに沿っ てそれぞれ投薬されるものとみなされている）、。

第二の制御信号５４とそれに伴う”投薬可能”のメツセージの発生により、第二 のファイル】、０６の第二のレコード１１０に、それぞれ日時のデータがロード され、更新される（第二の区画４２に保管されている投薬のみが要求により投薬 できるものとみなされている）。

”投薬不可能”のメツセージの発生は、各ファイル１０４／１０６の第三のレコ ード１１２に日時のデータをロードし、更新する。

各ファイル１０４／１０６の第四のレコード１１４は、それに連携する保管７画 ４０／４２の投薬が現場で補充される毎に、初期化され、それにより区画４０／ ４２内に初めに収められた投薬の量を表す。図示された実施例では、現場で投薬 を補充する人がインプットキー５８を使用して入力する適切なエン）ＩＪ−を通 して、手作業により第四のレコードコ１４が初期化される。言うまでもなく、初 期化は中央設備２８からモデム３０を介して手作業により行うこともできる。初 期化は又、区画４０／４２かシステム２０に収容される際、前述した機械判読可 能コード及びそれに連携する走査装置を使用して自動的に行うこともできる。

初期化かされると、第−又は第二の制御信号５２１５４が適切に発生する毎に、 各ファイル１０４／１０６の第四のレコード１１４はその初期値から一つづつ減 少させることにより更新される。

図示された望ましい実施例では（図１３ｖ照）、システム１００は又、各投薬フ ァイル１０４／１０６に連携する比較機構１１６を有する。第四のレコード１１ ４が更新される毎に、及び／又は処方された定期的な間隔で、比較機構１１６は 第四のレコード１１４に記録されている数値とその保管区画の最小保管量を示す メイン記憶装置２６に記憶されている、あらかじめ設定されている数値を比較す る。第四のレコード１１４に記録されている数値がそれに対応する最小保管量と 同等か下回る場合ご補充”信号が発生され、患者と中央監視設備２８に警告する 。それにより連携する区画４０／４２に保管される投薬を補充し、第四のレコー ド１１４を初期化する人員が送られる。

システム１００はそれにより継続して患者の投薬治療法を監視し、投薬処理シス テム２０内でその治療法に必要な投薬が十分であることを、確実にする。

図１９に示されるように、システム１００は又、望ましくは、患者が実際に投薬 を服用しているかを確認するフォローアツプ手順１１８を有する。図示される例 では、フォローアツプ手順１１８は投薬が行われた後に、その投薬が服用された かを問うループ１２０を有する。質問は音声言語装置装買６０又はディスプレイ ６２、又はその両方を通じて行われる。ループ１２０は患者が音声によるコマン ド又はインプットキーにて肯定又は否定の応答をするまで定期的に繰り返される 。

肯定応答かなされると、その投薬が実際に服用されたことを記録する為に、適切 な第一、第二のレコード１０８／１１０が更新される。

否定応答がなされた場合、フォローアツプ手順１１８は音声言語装置及び／又は ディスプレイによる一連の追加質問を通じて、患者が誤ってその投薬を紛失した のかを最初に確認する。

フォローアツプ手順は°薬を無くしたのですか”といった質問をする。患者の応 答（音声又はインプットキーによる）がその投薬を落としたか紛失したというこ とであれば、適切な第−及び第二のレコード１０８／１１２がこの事実を反映す る為、更新される。この例では、中央設備２８が警告を受ける。中央設備２８は その後調査を行い、紛失した分の投薬を行う適切な”投薬繰り返し”コマンドを 送る。この°投薬繰り返し“コマンドは関連するタイミング手段８０を無視する ものである。

患者が応答しない場合、フォローアツプ手順１１８は患者に対して、”もし３分 以内に薬を飲まなければ、中央設備に通告します”といった警告をし、肯定応答 がなされるまで３分間時機する。肯定応答がなされない場合は、適切な第−又は 第二のレコード１０８／１１０がそれに従い更新される。中央設備２８は又、モ デム３０を介して患者が投薬を服用しなかったという警告を受ける。それにより 中央設備２８は調査を行う。

この仕様において記述されている全ての投薬処理システムは患者の監視支援装置 を使用しなくても利用できるものである。このシステムは、病院、老人ホーム、 薬局等、選択可能な投薬の保管及び処理か要求されるどのような環境においても 使用が可能である。記述した投薬処理システムはこの仕様において記述された、 自動化され、高度な対話を可能とするマイクロプロセッサ−に制御されたシステ ムを導入しなくとも、手作業で始動及び制御が可能である。更に、各分配メカニ ズム及び連携する保管７画は当仕様で示される複数個の配置と同様に、一つの単 位と（、て個別に使用できる。

本発明の目的及び多くの形態は以下の請求の範囲に示す。

ＦＩＧＬＩＲＥ　４ａ ＦＩＧ、３ ＦＩＧｔＪＲＥ　５ ＦＩＧＵＲＥ　６ａ ＦＩＧＬＩＲＥ　７ａ ＦＩ１３ＵＩＩＥ　７ｂ ＦＩＧＵＲＥ　８ａ ＦＩＧｔＪＲＥ　８ｂ ＦＩＧＵＲＥ　８ｃ ＦＩＧＬＪＲＥ　９ａ ＦＩＧＵＲＥ　９ｂ ＦＩＧ、１７ ＦＩＧＬＨＩＥ　１８ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　投薬処理装置の構成は、 ハウジングを有し、 患者の手の届かないハウジング内で少なくとも一回分の投薬を保管する第一の保 管手段と、 ユーザーの手の届かないハウジング内に少なくとも一回分の投薬を保管する、第 一の保管手段とは別の第二の保管手段を有し、第一の保管手段と連携した第一の 分配手段が、ハウジング内からユーザーが入手できる位置へ移動することにより 、第一の保管手段からユーザーへと選択的に一回分の投薬を送り出し、 第二の保管手段と連携した第二の分配手段が、ハウジング内からユーザーが入手 できる位置へ移動することにより、第二の保管手段からユーザーへと選択的に一 回分の投薬を送り出し、 制御手段は、第一と第二の保管手段と連携し、第一の規準に応答して、第一の分 配手段を始動させ、第一の規準とは異なる第二の規準に応答して第二の分配手段 を始動させることを特徴とする投薬処理装置。 ２　前記投薬処理装置が、 投薬を行う処方されたスケジュールを記憶する内部記憶手段と、少なくとも一つ のユーザーからの規定の投薬処理コマンドを読み取る外部入力手段と、 外部入力手段からの投薬処理コマンドに対してではなく、内部記憶手段に記憶さ れている処方されたスケジュールに応答し、第一の分配手段を始動させる第一の 制御手段と、 外部入力手段からの規定の投薬処理コマンドに応答し、第二の分配手段を始動さ せる第二の制御手段を有することを特徴とする請求項１記載の投薬処理装置。 ３　前記投薬処理装置において、 第一の制御手段が内部記憶手段内に記憶されている処方されたスケジュールに対 してのみ応答し、第一の分配手段を始動させることを特徴とする請求項２記載の 投薬処理装置。 ４　前記投薬処理装置において、 第二の制御手段が内部記憶手段に記憶されている処方されたスケジュール、又は 外部入力手段からの規定の投薬処理コマンドに応答して、第二の分配手段を始動 させることを特徴とする請求項２，３記載の投薬処理装置。 ５　前記投薬処理装置において、 外部入力手段がユーザーからの少なくとも一つの規定の音声によるコマンドを聞 き取る音声言語発生手段を有することを特徴とする請求項２記載の投薬処理装置 。 ６　前記投薬処理装置において、 外部入力手段が更にユーザーからの少なくとも一つの投薬スケジュール変更コマ ンドを読み取ることを可能とし、 外部入力手段からの規定の投薬スケジュール変更コマンドに応答して、内部記憶 装置に記憶されている処方されたスケジュールを変更する手段を有することを特 徴とする請求項２記載の投薬処理装置。 ７　前記投薬処理装置が、 投薬のための第一の処方されたスケジュールを記憶する第一の内部記憶手段と、 投薬のための第二の処方されたスケジュールを記憶する第二の内部記憶手段と、 第二の処方されたスケジュールに対してではなく、第一の処方されたスケジュー ルに応答して、第一の分配手段を始動させる第一の制御手段と、第二の処方され たスケジュールに対して第二の分配手段を始動させる第二の制御手段を有するこ とを特徴とする請求項１記載の投薬処理装置。 ８　前記投薬処理装置が、 ユーザーからの少なくとも一つの規定の投薬処理コマンドを読み取る外部入力手 段を有し、 第一の制御手段が、第二の処方されたスケジュールや外部入力手段からの投薬処 理コマンドに対してではなく、第一の処方されたスケジュールに応答して第一の 分配手段を始動させ、 第二の分配手段が、第二の処方されたスケジュール、又は外部入力手段からの規 定の投薬処理コマンドに応答して、第二の分配手段を始動させることを特徴とす る請求項７記載の投薬処理装置。 ９　前記投薬処理装置において、 外部入力手段がユーザーからの少なくとも一つの規定の音声によるコマンドを聞 き取る音声言語認識手段を有することを特徴とする請求項８記載の投薬処理装置 。 １０　前記投薬処理装置において、 外部入力手段が更にユーザーからの少なくとも一つの投薬スケジュール変更コマ ンドを読み取ることを可能とし、 外部入力手段からの規定の投薬スケジュール変更コマンドに応答して、少なくと も第一、第二の内部記憶手段のうち一つに記憶されている処方されたスケジュー ルを変更する手段を有することを特徴とする請求項８記載の投薬処理装置。 １１　前記投薬処理装置が、 更にユーザーに対して聞き取れるメッセージを発生する音声言語発生手段を有す ることを特徴とする請求項１，２，３，５，７，８，９記載の投薬処理装置。 １２　ハウジングを有し、 ユーザーの手の届かないハウジング内で少なくとも一回分の投薬を保管する第一 の保管手段と、 ユーザーの手の届かないハウジング内で少なくとも一回分の投薬を第一の保管手 段とは別に保管する第二の保管手段を有し、第一の保管手段と連携した第一の分 配手段が、第一の保管手段からユーザーへと選択的に一回分の投薬を送り出し、 第二の保管手段と連携した第二の分配手段が、第二の保管手段からユーザーへと 選択的に一回分の投薬を送り出し、 投薬の処方されたスケジュールを記憶する内部記憶手段と、ユーザーからの少な くとも一つの規定の投薬処理コマンドを受け取る外部入力手段を有し、 第一の制御手段が、外部入力からの投薬処理コマンドに対してではなく、内部記 憶手段に記憶された処方されたスケジュールに沿ってのみ第一の分配手段を始動 させ、 第二の制御手段が、外部入力手段からの投薬処理コマンドに応答して第二の分配 手段を始動させ、第二の制御手段が、第一、第二の始動時間の間隔が規定の間隔 より短い場合、投薬処理コマンドを受け取っても第二の分配手段を始動させない タイミング手段を有することを特徴とする投薬処理装置。 １３　前記投薬処理装置において、 外部入力手段が、ユーザーからの少なくとも一つの音声による規定のコマンドを 聞き取る音声言語認識手段を有することを特徴とする請求項１２記載の投薬処理 装置。 １４　前記投薬処理装置において、 外部入力手段が更にユーザーからの少なくとも一つの投薬スケジュール変更コマ ンドを読み取ることを可能とし、 外部入力手段からの規定の投薬スケジュール変更コマンドに応答して内部記憶手 段内の処方されたスケジュールを変更する手段を有することを特徴とする請求項 １２記載の投薬処理装置。 １５　前記投薬処理装置が、 更にユーザーに聞き取れるメッセージを発生する音声言語発生手段を有すること を特徴とする請求項１２記載の投薬処理装置。 １６　ハウジングを有し、 ユーザーの手の届かないハウジング内に少なくとも一回分の投薬を保管する第一 の保管手段と、 ユーザーの手の届かないハウジング内に少なくとも一回分の投薬を、第一の保管 手段とは別に保管する第二の保管手段を有し、第一の保管手段と連携した第一の 分配手段が一回分の投薬を選択的に第一の保管手段からユーザーへと送りだし、 第二の保管手段と連携した第二の分配手段が一回分の投薬を選択的に第二の保管 手段からユーザーへと送りだし、 投薬の規定スケジュールを記憶する内部記憶手段と、設定されたひとつ又はそれ 以上のユーザーの健康状態のパラメーターを示す情報を読み取る外部入力手段を 有し、 第一の制御手段が外部入力手段による情報に対してではなく、内部記憶手段に記 憶された処方のスケジュールに応答して、第一の分配手段を始動し、第二の制御 手段が外部の入力手段による健康状態のパラメーター情報を読み取り第二の分配 手段を始動させることを特徴とする投薬処理装置。 １７　前記投薬処理装置において、 外部入力手段が、あらかじめ設定された身体パラメーターを測定するユーザーの 為のテスト手段を有することを特徴とする請求項１６記載の投薬処理装置。 １８　前記投薬処理装置において、 外部入力手段が、ユーザーからのメッセージを読み取る手段を有することを特徴 とする請求項１６，１７記載の投薬処理装置。 １９　前記投薬処理装置が、 更にユーザーにあらかじめ設定された情報を促す外部出力手段を有することを特 徴とする請求項１６記載の投薬処理装置。 ２０　前記投薬処理装置が、 更にユーザーにあらかじめ設定された情報を促す外部出力手段を有し、外部入力 手段があらかじめ設定されたユーザーの身体パラメーターを測定するテスト手段 と、外部出力手段に促されたユーザーの応答を読み取る応答入力手段を有し、 第二の制御手段が、テスト手段による測定と、応答入力手段により受け取った応 答とを相関させ、あらかじめ決定された相関関係が存在する場合にのみ、第二の 分配手段を始動させる制御信号を発生させることを特徴とする請求項１６記載の 投薬処理装置。 ２１　前記投薬処理装置で、 応答入力手段がユーザーからの少なくとも一つの音声による規定の応答を聞き取 る音声言語認識手段を有することを特徴とする請求項１６，２０記載の投薬処理 装置。 ２２　前記投薬処理装置で、 外部出力手段が、ユーザーが聞き取れるメッセージを発生する音声言語生成手段 を有することを特徴とする請求項２１記載の投薬処理装置。 ２３　前記投薬処理装置で、 第二の制御手段が、第一、第二の始動時間間隔が規定の間隔より短い場合、第二 の分配手段の第二の始動をさせないタイミング手段を有することを特徴とする請 求項１６記載の投薬処理装置。 ２４　前記投薬処理装置で、 外部入力手段が、更にユーザーからの少なくとも一つの投薬スケジュール変更コ マンドを読み取ることを可能とし、 更に外部入力手段からの規定の投薬スケジュール変更コマンドに応答して、内部 記憶手段に記憶されている処方されたスケジュールを変更する手段を有すること を特徴とする請求項１６記載の投薬処理装置。 ２５　ハウジングを有し、 ハウジング内に少なくとも一つの投薬処理装置を有し、各投薬処理装置は少なく とも一回分の投薬を保管する保管区画と、それに連携する、保管区画から愚者へ 投薬を送り出す投薬分配メカニズムを有し、各保管区画は、投薬の補充、及びそ の後投薬処理装置に戻すために投薬処理装置から別々に取り外しが可能で、 制御部は、コマンド信号を発生させる為に、あらかじめ設定された規準に応答し て、選択された一つ、又はそれ以上の分配メカニズムを始動させ、各投薬処理装 置のデータファイルを維持する為に、制御部により発生されたコマンド信号に応 答する手段を有し、データファイルは、対応する保管区画に保管されている一回 分の投薬回数の操作合計を示すレコードを有することを特徴とする投薬処理シス テム。 ２６　前記投薬処理システムで、 レコードは、それに連携する保管区画が補充を受けるたびに、その区画に積み込 まれる投薬の投与回数を表すために初期化され、関連する分配メカニズムを始動 させる各コマンド信号は、レコードに記録されている数値から１引くことにより 、レコードを更新することを特徴とする請求項２５記載の投薬処理システム。 ２７　前記投薬処理システムは、 奥にレコードに記録されている数値と、あらかじめ決定されている最小値とを比 較し、その数値が最小値と等しいか、又はより少ない場合、信号を発生する比較 機構を有することを特徴とする請求項２５，２６記載の投薬処理システム。 ２８　前記投薬処理システムで、 第一の投薬分配装置は、第一の規準に沿って投与される投薬を食み、第二の投薬 分配装置は、第一の規準とは異なる第二の規準に沿って投与される投薬を含み、 制御部は、第一の規準を反映する有効なインプットを読み取り、第一の分配装置 を始動させる第一のコマンド信号を発生する第一の手段と、第二の規準を反映す る有効なインプットを読み取り、第二の分配を始動させる第二のコマンド信号を 発生する第二の手段を有し、 データファイルは、第一の規準に沿った投薬を反映するレコードと第二の規準に 沿った投薬を反映するレコードを有することを特徴とする請求項２５記載の投薬 処理システム。 ２９　前記投薬処理システムで、 制御部は、無効なインプットがなされた際に必ずエラー信号を発生し、データフ ァイルはエラー信号の発生を示すレコードを有することを特徴とする請求項２８ 記載の投薬処理システム。