JPH05501562A - ベンゾ〔b〕―1,7―フェナントロリンの新規誘導体、それらの調製および療法におけるそれらの適用 - Google Patents

ベンゾ〔b〕―1,7―フェナントロリンの新規誘導体、それらの調製および療法におけるそれらの適用

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JPH05501562A JP3500151A JP50015190A JPH05501562A JP H05501562 A JPH05501562 A JP H05501562A JP 3500151 A JP3500151 A JP 3500151A JP 50015190 A JP50015190 A JP 50015190A JP H05501562 A JPH05501562 A JP H05501562A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベンゾ(b)−1,7−フェナントロリンの新規誘導体、それらの調製および療 法におけるそれらの適用本発明は、ベンゾ(b)−1,7−フェナントロリンの 新規誘導体、それらの調製および治療におけるそれらの適用に関する。
本発明の化合物は、一般式Iの化合物に相当する:Aは、窒素原子または基Me −N+を表し、R1は、R7と独立して、 □ホルミル基(CHO) 一式−CH20R3の基(ここでR2は水素原子またはcI−04アルキル基で ある) を表し、 R1は、R1と独立して、 □ヒドロキシル基 一式−NHR,の基(ここでR4は水素原子またはc、−C4アルキル基である ) を表し、 またはR1とR2が一緒になって、 −一基−CH,OCR,N(R,)−(ここでR4は水素原子また(ま01−C ,アルキル基である) m−1−CH,0CH20− を表す。
本発明の化合物は、一般式■の化合物と医薬上許容される酸との塩も包含する。
本発明の一般式Iの化合物は、次の反応スキーム1,2および3に従って調製す ることができる。
x lO−アミノ−ベンゾ(b)−1,7−フェナントロリン(式I[、R,=H) は、既知の方法(A、 Wardani、 Chel′I]1stryDoct orate Thesis at the Li1le University  of 5cience andTechnology、 18.7.86 ) により得ることができる。この化合物を、酸性媒質中、例えば塩酸性媒質中で、 亜硝酸塩、例えば亜硝酸ナトリウムとの反応により、ジアゾニウム誘導体に変換 する。
10−アミノ−ベンゾ(b)−1,7−フェナントロリンから誘導されたジアゾ ニウム塩、好ましくはテトラフルオロホウ酸塩を、水性の酸、例えばIN硫酸中 で加熱すると、10−ヒドロキシベンゾ(b)−1,7−フェナントロリン(式 III)が得られる。
こうして得られた式■の化合物は、酸性媒質中での過剰のバラホルムアルデヒド との反応により、1.2.3.4−テトラヒドロ−2,4−ジオキサナフト(5 ,6−b)−1゜7−フェナントロリン(式■)に変換することができる。使用 する酸は、無機酸、または好ましくは有機酸、例えばメタンスルホン酸であるこ とができる。
式■の生成物を酸、例えばメタンスルホン酸の存在下で式R20Hの化合物と共 に加熱する二とにより、式■の生成物からR1が水素原子またはC,−C,アル キル基である式■の生成物を得ることができる。
式■の化合物は、酸化剤、例えば2.3−ジクロロ−5゜6−ジシアノ−1,4 −ベンゾキノンの存在下で水性の酸と共に加熱することにより、式■の化合物か ら得ることができる。使用する酸は好ましくは有機酸である。
X Xl R4が水素原子またはC,−C,アルキル基を表す式■の化合物は、記載されて いる方法(A、 Wardani、 ChemistryDoctorate  Thesis at the Li1le University of 5c ienceand Technology、 18.7.86 )により調製す ることができる。
式■の3,4−ジヒドロ−IH−ベンゾオキサジノ(3,1)(5,6−b)− 1,7−フェナントロリンは、無機または有機酸、例えば塩酸またはメタンスル ホン酸の存在下での過剰のパラホルムアルデヒドとの反応により、式■の化合物 から調製することができる。
式■のオキサジンは、メタノール中の酸化剤、例えば2゜3−ジクロロ−5,6 −ジシアノ−1,4−ベンゾキノンとの反応により式■の化合物に変換すること ができる。式■のアセタールは、無機酸、例えば塩酸、または有機酸、例えば酢 酸を使った酸性媒質中での加水分解により、式■のアルデヒドに変換することが できる。
式Xの生成物は、既知の還元方法により、例えばメタノールまたはエタノールの ようなアルコール性溶媒中で水素化ホウ素ナトリウムを使用することにより、式 ■のアルデヒドから調製することができる。
R3がC,−C4アルキル基を表す式Xtのエーテルは、式Xの化合物を酸の存 在下で過剰の式R,OHのアルコールで処理することにより、式Xの化合物から 調製することができる。
スキーム3 式XIII の誘導体は、不活性溶媒、例えばトルエンまたはベンゼン中での式 MeX (ここでXは非求核性基である)の生成物との反応により、式XIIの 化合物から得ることができる。
メチル化剤は、好ましくは過剰量で使用され、そして例えば硫酸ジメチルである ことができる。
下記の実施例は、本発明の範囲を限定することなく本発明を説明する。
rRおよびNMRスペクトルは、本発明に従って得られる化合物の構造を支持す る。
実施例1 1、 2. 3. 4−テトラヒドロ−2,4−ジオキサナフト(5,6−b) −1,7−フェナントロリンIO−アミノベンゾ(b)−1,7−フェナントロ リン(4[7,16ミリモル)を0°Cて280 mlのIN塩酸中に入れる。
亜硝酸ナトリウム(2,8g、 40ミリモル)を添加し、混合物を30分間攪 拌する。10艷の水中のテトラフルオロホウ酸ナトリウム(10g、 84ミリ モル)の溶液を添加する。黄色沈澱物を濾過し、そしてテトラフルオロホウ酸ナ トリウム溶液、水、次にエチルエーテルで洗浄する。こうして得られたジアゾニ ウム塩を直接次の段階に使用する。
IR(KBr) : 3100.2300.1630.1380.1290.1 200.1050゜930、790 cm ”。
lb 1aに従って得られたジアゾニウム塩(0,27g)を3(WのIN硫酸中で8 0°Cに30分間加熱する。反応混合物をアンモニアでアルカリ性にし、クロロ ホルムで3回抽出する。抽出物を濃縮し、エチルエーテルの添加により10−ヒ ドロキシベンゾ(b)フェナントロリンを沈澱させる。生成物は一水和物の形で 得られる。
MP : 288℃。
±且 lbに従って得られた10−ヒドロキシベンゾ(b)−1゜7−フェナントロリ ン(0,15g、 0.6ミリモル)に4−のメタンスルホン酸を添加する。過 剰のパラホルムアルデヒド(0,06g)を添加し、そして混合物を室温で30 分間攪拌する。
反応混合物をクロロホルム/アンモニア混合物中に滴下添加し、水相を分離し、 これをクロロホルムで2回抽出する。
合わせた有機相を濃縮し、そして石油エーテルで沈澱させることにより、1.  2. 3. 4−テトラヒドロ−2,4−ジオキサナフト[5,6−b)−1, 7−フェナントロリンが得られる。この生成物は219°Cで融解する。
実施例2 10−ヒドロキシ−11−メトキシメチルベンゾ(b)−1゜7−フェナントロ リン 実施例1に従って得られた1、2. 3. 4−テトラヒドロ−2,4−ジオキ サナフト(5,6−b)−1,7−フェナントロリン(0,12g、 0.4ミ リモル)をメタノール/メタンスルホン酸混合物(1/1,2rILl)中に溶 かす。この溶液を80°Cで12時間攪拌する。それを放冷し、水/炭酸水素ナ トリウム/ジクロロメタン混合物を添加する。有機相を乾燥し、濃縮し、次いで 溶離液として酢酸エチルを使ったシリカカラム上でのクロマトグラフィーにより 精製する。こうして黄色結晶の形でIO−ヒドロキシ−11−メトキシメチルベ ンゾ(b)−1,7−フェナントロリンが得られる。
MP : 145°C0 実施例3 11−ホルミル−1O−ヒドロキシベンゾ(b)−1,7一フギ酸/水混合物( 9/1.151nl)中の実施例1に従って得られたI、2. 3. 4−テト ラヒドロ−2,4−ジオキサナフト(5,6−b)−1,7−フェナントロリン (0,1g。
0.3ミリモル)の溶液に、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベ ンゾキノン(0,15g、 0.7ミリモル)を添加する。この混合物を還流さ せながら50時間加熱し、冷却し、そして濾過する。濾液を炭酸水素ナトリウム で中和し、次いでジクロロメタンで抽出する。有機相を水で2回洗浄し、乾燥し 、蒸発乾固せしめる。溶離液として酢酸エチルを使ったシリカカラム上でのクロ マトグラフィーにより残渣を精製する。こうして得られた11−ホルミル−10 −ヒドロキシベンゾ(b)−1,7−フェナントロリンは260℃で融解する。
実施例4 3.4−ジヒドロ−4−メチル−IH−ベンゾオキサジノ(3,1)(5,6− b)−1,7−フェナントロリンlO−メチルアミノベンゾ(b)−1,7−フ ェナントロリン(1g、 3.8ミリモル)を5mlのメタンスルホン酸に添加 する。次いで過剰のバラホルムアルデヒド(0,3g )を加え、混合物を室温 で10分間攪拌する。溶液をアンモニアでアルカリ性にし、次いでジクロロメタ ンで2回抽出する。有機相を水で洗浄し、乾燥し、蒸発乾固する。黄色結晶の形 で3,4−ジヒドロ−4−メチル−IH−ベンゾオキサジノ (3,1)(5, 6−b) −1,7−フェナントロリンが得られる。
MP : 183℃。
実施例5 11−ホルミル−1O−メチルアミノベンゾ(b)−1,7−フェナントロリン 実施例4に従って得られた3、4−ジヒドロ−4−メチル−LH−ベンゾオキサ ジノ(3,1)(5,6−b)−1゜7−フェナントロリン(0,1g、 0. 3ミリモル)を10ydのメタノールに溶解する。次いで過剰の2.3−ジクロ ロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン(0,2g、 o、8ミリモル) を添加し、混合物を室温で1時間攪拌する。こうして形成された3、4−ジヒド ロ−1−メトキシ−4−メチル−IH−ベンゾオキサジノ(3,1)(5,6− b)−1,7−フェナントロリン(化合物■、 R4=Me)の溶液に1mlの 2N塩酸を添加し、そしてこの溶液を1時間攪拌する。
反応混合物を濾過し、次いで炭酸水素ナトリウムで中和し、最後にジクロロメタ ンで抽出する。溶離液として酢酸エチルを使ったシリカカラム上での精製後、2 60°Cて融解する11−ホルミル−10−メチルアミノベンゾ(b)−1,7 −フェナントロリンが得られる。
実施例6 11−メトキシメチル−1O−メチルアミノベンゾ(b)−1゜7−フェナント ロリン 実施例5に従って得られた11−ホルミル−10−メチルアミノベンゾ(b)− 1,7−フェナントロリン(0,2g、 0.7ミリモル)を1Ornlのメタ ノールに溶解する。
この溶液に過剰の水素化ホウ素ナトリウムを添加し、混合物を室温で1時間攪拌 する。こうして形成された粗アルコール混合物に、赤色が現れるまで塩酸を滴下 添加する。
反応混合物を水/炭酸水素ナトリウム/ジクロロメタン混合物中に注ぐ。有機相 を分離し、水で2回洗浄し、乾燥し、そして蒸発せしめる。溶離液として酢酸エ チル/ジクロロメタン混合物(7/3)を使ったシリカカラム上での精製後、1 60°Cで融解する黄色結晶の形て11−メトキシメチル−10−メチルアミノ ベンゾ(b)−1,7−フェナントロリンが得11−ヒドロキシメチルー10− メチルアミノベンゾ[b)一実施例5に従って得られた11−ホルミル−IO− メチルアミノベンゾ(b)−1,7−フェナントロリン(0,16g、 o、s ミリモル)を1ordのメタノールに溶解する。この溶液に過剰の水素化ホウ素 ナトリウムを添加し、これを室温で2時間室いておく。減圧下での蒸発によりメ タノールを除去し、モして残渣を水/クロロホルム混合物で取り出す。有機相を 分離し、水で2回洗浄し、次いで乾燥し、蒸発せしめる。得られた生成物を、溶 離液として酢酸エチルを使ったシリカカラム上でのクロマトグラフィーにより精 製する。こうして190°Cで融解する橙色結晶の形で11−ヒドロキシメチル =lO−メチルアミノベンゾ(b)−1,7−フェナントロリンが得られる。
実施例8 メチル3,4−ジヒドロ−4,10−ジメチル−IH−ベンゾオキサジノC3, 1)(5,6−b)−1,7−フエナントロリニウムスルフエート 実施例4に従って得られた3、4−ジヒドロ−4−メチル−IH−ベンゾオキサ ジノ(3,+)[5,6−b)−1+7−フェナントロリン(0,1g、 0. 3ミリモル)をトルエン(100ml)に溶解する。過剰の硫酸ジメチル(0, 2ml、2ミリモル)を添加し、混合物を室温で30時間攪拌する。得られた沈 澱物を、溶離液として酢酸エチル/メタノール混合物(7/3)を使ってアルミ ナカラムを通して濾過する。
純粋な画分を合わせ、減圧下で濃縮する。エチルエーテルを添加すると、メチル 3,4−ジヒドロ−4,10−ジメチル−IH−ベンゾオキサジノ(3,1)( 5,6−b)−1゜7−フエナントロリニウムスルフエートが沈澱する。
MP : 270°C(分解)。
本発明の化合物を薬理学的試験にかけ、細胞毒性物質として重要であることを証 明した。
細胞毒性活性は、37°Cにて5%CO□の雰囲気下で液体培地中で懸濁培養し たマウス白血病L 1210モデルにおいて評価した。
指数増殖期の細胞を、増加する濃度の生成物の存在下でインキュベートする。
48時間のインキュベーション後、細胞を計数しくCoulterCounte r)、直線回帰を使って、対照に比べて増殖を50%減少させる生成物の濃度( IC,。)を決定することにより、細胞毒性効果を評価する。
本発明の幾つかの化合物について得られた結果を、例として、次の表におい・て 報告する。
本発明の化合物は、癌の処置のための療法において使用することができる細胞毒 性物質である。
医薬組成物は、経口、直腸または静脈内経路による投与に適切な形、例えば、カ プセル、錠剤、顆粒剤、ゼラチンカプセル、液体溶液または溶質の形であること ができ、そして適当な賦形剤を含むことができる。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成4年5月13日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式Iに相当するベンゾ〔b〕−1,7−フェナントロリンの新規誘導体 : ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔上式中、 Aは、窒素原子または基Me−N+を表し、R1は、R2と独立して、 −ホルミル基(CHO) −式−CH2OR3の基(ここでR3は水素原子またはC1−C4アルキル基で ある) を表し、 R2は、R1と独立して、 −ヒドロキシル基 −式−NHR4の基(ここでR4は水素原子またはC1−C4アルキル基である ) を表し、 またはR1とR2が一緒になって、 −基−CH2OCH2N(R4)−(ここでR4は水素原子またはC1−C4ア ルキル基である) −基−CH2OCH2O− を表す〕 またはそれらの誘導体の療法上許容される有機もしくは無機塩。 2.R2が式−NHR4の基(ここでR4はC1−C4アルキル基である)を表 すことを特徴とする、請求項1に記載の誘導体。 3.R1が式−CH2OR3の基(ここでR2は水素原子またはC1−C4アル キル基である)を表すことを特徴とする、請求項1に記載の誘導体。 4.R1とR2が一緒になって基−CH2OCH2N(R4)−(ここでR4は 水素原子またはC1−C4アルキル基である)を表すことを特徴とする、請求項 1に記載の誘導体。 5.請求項1および3に記載の化学化合物の調製方法であって、 −酸性媒質中での亜硝酸ナトリウムのような亜硝酸塩との反応によりジアゾニウ ム塩を得、これを水性酸性媒質中で加熱することにより、化合物II(R4=H )を化合物IIIに変換し、▲数式、化学式、表等があります▼II▲数式、化 学式、表等があります▼III−酸性媒質中での過剰のパラホルムアルデヒドと の反応により式IIIの化合物を式1Vの化合物に変換し、▲数式、化学式、表 等があります▼IV−式IVの化合物を酸の存在下で式R2OH(ここでR2は 水素原子またはC1−C4アルキル基である)の化合物と共に加熱し、R3が水 素原子またはC1−C4アルキル基を表す式Vの生成物を得、 ▲数式、化学式、表等があります▼V −化合物IVを水性酸の存在下で2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4 −ベンゾキノンのような酸化剤で処理して式VIのアルデヒドを得る ▲数式、化学式、表等があります▼VIことを特徴とする方法。 6.請求項1,2,3,4に記載の化学化合物の調製方法であって、 −R4が水素原子またはC1−C4アルキル基である式IIの化合物を酸の存在 下で過剰のパラホルムアルデヒドと反応させて式VIIの化合物を得、 ▲数式、化学式、表等があります▼II▲数式、化学式、表等があります▼VI I−こうして得られた式VIIの化合物を、メタノール中で2,3−ジクロロ− 5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノンのような酸化剤と反応させて式VII Iのアセタールを得、▲数式、化学式、表等があります▼VIII一次いで式V IIIの化合物を水と酸で処理して式IXのアルデヒドを得、 ▲数式、化学式、表等があります▼IX−式IXのアルデヒドをメタノールまた はエタノールのようなアルコール性溶媒中で水素化ホウ素ナトリウムのような還 元剤と反応させ、式Xの化合物を得、 ▲数式、化学式、表等があります▼X −式Xの化合物を酸の存在下で過剰の式R2OH(ここでR3はC1−C4アル キル基である)のアルコールと反応させ、R3がC1−C4アルキル基を表す式 XIのエーテルを得る▲数式、化学式、表等があります▼XIことを特徴とする 方法。 7.請求項1,2,3,4に記載の化学化合物の調製方法であって、式XIIの 化合物を不活性溶媒中で好ましくは過剰の式MeX(ここでXは非求核性基であ る)のメチル化剤と反応させ、式XIIIの化合物を得ることを特徴とする方法 。 ▲数式、化学式、表等があります▼XII▲数式、化学式、表等があります▼X III8.新規薬剤としての、請求項1〜4のいずれか一項に記載の式Iの誘導 体。 9.抗癌剤としての、請求項1〜4のいずれか一項に記載の式Iの誘導体。 10.活性成分として請求項1〜4のいずれか一項に記載の一般式Iの誘導体を 少なくとも1種含有することを特徴とする、特に癌の治療のための医薬組成物。
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