JPS6216489A - ビンブラスチン型ビスインド−ルのニトロ誘導体 - Google Patents
ビンブラスチン型ビスインド−ルのニトロ誘導体Info
- Publication number
- JPS6216489A JPS6216489A JP61135097A JP13509786A JPS6216489A JP S6216489 A JPS6216489 A JP S6216489A JP 61135097 A JP61135097 A JP 61135097A JP 13509786 A JP13509786 A JP 13509786A JP S6216489 A JPS6216489 A JP S6216489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen atom
- group
- acid addition
- nitro
- nitrobincristine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D519/00—Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
- C07D519/04—Dimeric indole alkaloids, e.g. vincaleucoblastine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビンブラスチン型ビスインドールのニトロ誘
導体ならびにその酸付加塩、これら化合物を含む医薬製
剤およびその製法に関する。
導体ならびにその酸付加塩、これら化合物を含む医薬製
剤およびその製法に関する。
〔発明の構成および効果〕
本発明によるビンブラスチン型ビスインドールの新規ニ
トロ誘導体は、次式I: (式中、 R4はメチルまたはホルミル基を表わし、R2はβ位の
ヒドロキシまたはエチル基を表わし、R3はα位のエチ
ル基を表わし、 R4は水素原子を表わし;または R3およびR4は一緒になって酸素橋または二重結合を
表わし; R5,R6およびR7はニトロ基または水素原子を表わ
し、ただし同時にこれらの基の1つだけは水素原子を表
わし; Yは、R5がニトロ基を表わす場合には、−N=を表わ
し; Yは、R5が水素原子を表わし更にC2′と07′原子
の間に原子価結合が存在する場合には、−聞一を表わす
。) で表わされる化合物、およびこれらの酸付加塩である。
トロ誘導体は、次式I: (式中、 R4はメチルまたはホルミル基を表わし、R2はβ位の
ヒドロキシまたはエチル基を表わし、R3はα位のエチ
ル基を表わし、 R4は水素原子を表わし;または R3およびR4は一緒になって酸素橋または二重結合を
表わし; R5,R6およびR7はニトロ基または水素原子を表わ
し、ただし同時にこれらの基の1つだけは水素原子を表
わし; Yは、R5がニトロ基を表わす場合には、−N=を表わ
し; Yは、R5が水素原子を表わし更にC2′と07′原子
の間に原子価結合が存在する場合には、−聞一を表わす
。) で表わされる化合物、およびこれらの酸付加塩である。
本発明の別の観点によれば、一般式■で表わされる新規
化合物およびその酸付加塩の製法を提供するものである
。
化合物およびその酸付加塩の製法を提供するものである
。
ビス−インドールアルカロイド誘導体の芳香核が置換さ
れた比較的少数の化合物がこれまでに記載されているこ
とが文献によシ知られている。これらの化合物の中には
、15’ 、 20’−アンヒトローア′−クロロービ
ンブラスチン〔ケミカルアブストラクト 94.309
887K (1981))、10′−ヒドロキシリユー
ロシン(J、 Nat、 Prod、 44 。
れた比較的少数の化合物がこれまでに記載されているこ
とが文献によシ知られている。これらの化合物の中には
、15’ 、 20’−アンヒトローア′−クロロービ
ンブラスチン〔ケミカルアブストラクト 94.309
887K (1981))、10′−ヒドロキシリユー
ロシン(J、 Nat、 Prod、 44 。
478 (1981):)および10′−ヨードビンブ
ラスチン(米国特許第4,430,269号明細書)が
注目すべきものである。
ラスチン(米国特許第4,430,269号明細書)が
注目すべきものである。
しかしながら、芳香核が置換されたニトロ−ビス−イン
ドール誘導体については文献のデータは入手できない。
ドール誘導体については文献のデータは入手できない。
ここにおいて、我々の一連の調査において、氷酢酸およ
びクロロホルムからなる溶媒混合物中で発煙硝酸によシ
公知ビス−インドールアルカロイドをニトロ化すると様
々なモノニトロ誘導体が高収率で生成するということが
見出されたeこれらの事実に基づいて、式I中のR,、
R2゜Rs + R4、Rs + R6* Ryおよび
Yが前記と同じである化合物およびその酸付加塩を製造
する方法が提供されており、この方法は、 a)次式■: (式中、R1,R2,R,およびR4は前記と同じ意味
を有する。) で表わされる化合物を、有機溶媒好ましくは塩素化炭化
水素中、有機酸の存在下好ましくは酢酸の存在下により
反応させるか、または b)一般式I中R,、R2,R5,R6およびR7は前
記で定義された意味を有し、R3はα位のエチル基を表
わし、R4は水素原子を表わす化合物を脱水し、および
このようにして得られた化合物を酸化し、これによりR
3およびR4の一緒の意味が酸素橋へ変化し、 そして、所望によシ、このようにして得られた生成物を
酸付加塩へ変えることからなる。
びクロロホルムからなる溶媒混合物中で発煙硝酸によシ
公知ビス−インドールアルカロイドをニトロ化すると様
々なモノニトロ誘導体が高収率で生成するということが
見出されたeこれらの事実に基づいて、式I中のR,、
R2゜Rs + R4、Rs + R6* Ryおよび
Yが前記と同じである化合物およびその酸付加塩を製造
する方法が提供されており、この方法は、 a)次式■: (式中、R1,R2,R,およびR4は前記と同じ意味
を有する。) で表わされる化合物を、有機溶媒好ましくは塩素化炭化
水素中、有機酸の存在下好ましくは酢酸の存在下により
反応させるか、または b)一般式I中R,、R2,R5,R6およびR7は前
記で定義された意味を有し、R3はα位のエチル基を表
わし、R4は水素原子を表わす化合物を脱水し、および
このようにして得られた化合物を酸化し、これによりR
3およびR4の一緒の意味が酸素橋へ変化し、 そして、所望によシ、このようにして得られた生成物を
酸付加塩へ変えることからなる。
一般式■で表わされる化合物は、市販されている公知の
ビンブラスチン型ビス−インドールアルカロイド薬より
も毒性が低い細胞増殖抑制作用を示す。
ビンブラスチン型ビス−インドールアルカロイド薬より
も毒性が低い細胞増殖抑制作用を示す。
生物学的活性を調べるために、生理食塩水を用いて溶液
を調製し、塩基の場合には所望によシトウィーン80を
1滴加える。注射液を体重101P当、90.1 mの
容量で腹腔内投与する。
を調製し、塩基の場合には所望によシトウィーン80を
1滴加える。注射液を体重101P当、90.1 mの
容量で腹腔内投与する。
本発明の新規化合物の活性を、後述する方法によシ腹腔
内に移植可能な腫瘍(P388マウス白血病)について
調査する。
内に移植可能な腫瘍(P388マウス白血病)について
調査する。
P388白血病をDBA2純系マウスに保持し、それぞ
れ6匹のBDF1ハイブリッドマウスからなる群へ、−
匹当シ10個の腫瘍細胞を投与することによシ腹腔内移
植する。移植後24時間してから、被験化合物を用いた
処理を、腹腔内投与を毎日8日間行なうことで開始する
。動物の体重、状態および腫瘍を毎日調整する。効果を
寿命延長化の日数で測定し、処理群の平均生存時間の対
照群に対する割合(T/C%)として表わす。
れ6匹のBDF1ハイブリッドマウスからなる群へ、−
匹当シ10個の腫瘍細胞を投与することによシ腹腔内移
植する。移植後24時間してから、被験化合物を用いた
処理を、腹腔内投与を毎日8日間行なうことで開始する
。動物の体重、状態および腫瘍を毎日調整する。効果を
寿命延長化の日数で測定し、処理群の平均生存時間の対
照群に対する割合(T/C%)として表わす。
表1から、本発明化合物はP388白面病にかかったマ
ウスの寿命に有利に影響することが明らかである。11
′−ニトロビンクリスチンの作用の広さが好ましいこと
が見出される。繰シ返し投与で使用される場合に有効な
だけのビンクリスチンと反対に、−回の一日投与量8〜
16■/kI!(体重)および高い一回投与量20〜4
0+ny/kg(体重)でさえいかなる麻痺または死亡
を起すことなく動物”“耐え得6・
い−F工、白表 1 スチy8X8.0 15.4 9.6 16
08XI6.015.6 9.6163 7′−ニトロピンクリス 8X2.0 ]
1.0 9.6 115チア8X8.0
16.8 9.6 1751X20.016.
0 9.6167 11′−ニトロビンクリ 8X0.4 12
.0 9.8 122スチ78X1.0
14.0 9.8 1478X2.016.8
9.8171 8X8.020.8 9.6217 8X12.019.0 9.2198 1X20.015.2 9.2158 1X40.018.0 9.2196 スチ7“フェート 8X4.0 18.2
10.0 1828X8.016.0 9.
2174 8X0.216.8 9.2186 8X0.421.7 9.2236 本発明の方法a)の実施に関して、式■で表わされる出
発物質は溶媒好ましくは氷酢酸とクロロホルムの混液に
溶ける。この溶液へ約−20℃(−20±2℃)の温度
で発煙硝酸を加え、次いで反応混合物を氷水へ注入する
。アルカリ化および抽出後、粗生成物を薄層またはカラ
ムクロマトグラフィで精製する。
ウスの寿命に有利に影響することが明らかである。11
′−ニトロビンクリスチンの作用の広さが好ましいこと
が見出される。繰シ返し投与で使用される場合に有効な
だけのビンクリスチンと反対に、−回の一日投与量8〜
16■/kI!(体重)および高い一回投与量20〜4
0+ny/kg(体重)でさえいかなる麻痺または死亡
を起すことなく動物”“耐え得6・
い−F工、白表 1 スチy8X8.0 15.4 9.6 16
08XI6.015.6 9.6163 7′−ニトロピンクリス 8X2.0 ]
1.0 9.6 115チア8X8.0
16.8 9.6 1751X20.016.
0 9.6167 11′−ニトロビンクリ 8X0.4 12
.0 9.8 122スチ78X1.0
14.0 9.8 1478X2.016.8
9.8171 8X8.020.8 9.6217 8X12.019.0 9.2198 1X20.015.2 9.2158 1X40.018.0 9.2196 スチ7“フェート 8X4.0 18.2
10.0 1828X8.016.0 9.
2174 8X0.216.8 9.2186 8X0.421.7 9.2236 本発明の方法a)の実施に関して、式■で表わされる出
発物質は溶媒好ましくは氷酢酸とクロロホルムの混液に
溶ける。この溶液へ約−20℃(−20±2℃)の温度
で発煙硝酸を加え、次いで反応混合物を氷水へ注入する
。アルカリ化および抽出後、粗生成物を薄層またはカラ
ムクロマトグラフィで精製する。
本発明の方法b)の実施に関して、式Iで表わされる化
合物は芳香核に結合したニトロ基を有しそして簡単な化
学操作たとえば脱水もしくは酸化により変化しうるもの
が選択される。
合物は芳香核に結合したニトロ基を有しそして簡単な化
学操作たとえば脱水もしくは酸化により変化しうるもの
が選択される。
上記反応を行なった後に、抽出および/または蒸発によ
り反応混合物から生成物を得、所望によりクロマトグラ
フィー法および/もしくは結晶化法によシ精製される。
り反応混合物から生成物を得、所望によりクロマトグラ
フィー法および/もしくは結晶化法によシ精製される。
クロマトグラフ(をシリカrA/を用いて作られたシー
トまたはカラムで実施する。
トまたはカラムで実施する。
本発明の方法a)で用いられる出発物質は公知化合物で
ある。
ある。
本発明の方法b)で用いられる出発物質は方法a)にし
たがって調製される新規化合物である。
たがって調製される新規化合物である。
本発明の詳細を次の非限定的実施例により説明する。
例1 ビンブラスチンのニトロ化たよる12−二トロビ
ンプラスチンの製造 氷酢酸0.38ゴに発煙硝酸(d=1.5)0.09I
d(0,1361!、2.16ミリモル、3.3当量)
を含む溶液を、氷酢酸1.25dと無水クロロホルム】
ゴとからなる溶媒混合物にビンシラスチン0.531<
o、65ミyモル)を含む溶液へ、10分以内に一定攪
拌下に温度を一20℃に保ちながら満願する。次いで反
応混液を氷水10ゴヘ注入し、濃水酸化アンモニウム溶
液を加えてpH9までアルカリ化し、それぞれ5rIL
lのジクロロメタンで3回抽出する。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、有機溶液を戸遇し蒸発すると油状物0.
50.9が得られる。
ンプラスチンの製造 氷酢酸0.38ゴに発煙硝酸(d=1.5)0.09I
d(0,1361!、2.16ミリモル、3.3当量)
を含む溶液を、氷酢酸1.25dと無水クロロホルム】
ゴとからなる溶媒混合物にビンシラスチン0.531<
o、65ミyモル)を含む溶液へ、10分以内に一定攪
拌下に温度を一20℃に保ちながら満願する。次いで反
応混液を氷水10ゴヘ注入し、濃水酸化アンモニウム溶
液を加えてpH9までアルカリ化し、それぞれ5rIL
lのジクロロメタンで3回抽出する。無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、有機溶液を戸遇し蒸発すると油状物0.
50.9が得られる。
これを、調製用薄層クロマトグラフィ(TLC)により
KG”PF254+566シートにて、ジクr:zct
メタンとメタノール(20:2)からなる展開剤を用い
て精製する。ビンブラスチンのRf値はニトロ誘導体の
ものより低く、これは酸化生成物のものより低い。ジク
ロロメタンとメタノールからなる20:4混液で溶出を
行なう。目的とする化合物が2.751119(49憾
)の収率で得られる:m、p、:200℃から分解が開
始: 〔α〕545=二234’ : Cα、1.:’=−
212°(cmt、oo。
KG”PF254+566シートにて、ジクr:zct
メタンとメタノール(20:2)からなる展開剤を用い
て精製する。ビンブラスチンのRf値はニトロ誘導体の
ものより低く、これは酸化生成物のものより低い。ジク
ロロメタンとメタノールからなる20:4混液で溶出を
行なう。目的とする化合物が2.751119(49憾
)の収率で得られる:m、p、:200℃から分解が開
始: 〔α〕545=二234’ : Cα、1.:’=−
212°(cmt、oo。
クロロホルム)
IR(KBr p cm−’ ) : 3460 (N
H−OH) t 1735 (エステルCo ) 、
1520 e1375 (No2)MS rn/z(%
) : 869 (M+ 14 、時間とともに強度変
化) e 855 (M” p 3 p C44H57
N5011 ) e 825(5)*824(8) 、
696(1) 、 367(10) 、 355(8
) 、 294(5) 、 155(50) 、 15
4(67) 、 122(52) 、 121(75)
、 107(60) 、 106(400)’H−N
MR(CDCl2) :δ=8.02(インドールMO
97,52−7,10(4H,m、 9’−、10’−
、11’−、12’−H)。
H−OH) t 1735 (エステルCo ) 、
1520 e1375 (No2)MS rn/z(%
) : 869 (M+ 14 、時間とともに強度変
化) e 855 (M” p 3 p C44H57
N5011 ) e 825(5)*824(8) 、
696(1) 、 367(10) 、 355(8
) 、 294(5) 、 155(50) 、 15
4(67) 、 122(52) 、 121(75)
、 107(60) 、 106(400)’H−N
MR(CDCl2) :δ=8.02(インドールMO
97,52−7,10(4H,m、 9’−、10’−
、11’−、12’−H)。
6.82 (]IH、s 9−H) p 5.87 (
IH、dd 114−H) −5,45(IH、s 、
17−H) 、 5.35 (IH、d 、 15−
H)。
IH、dd 114−H) −5,45(IH、s 、
17−H) 、 5.35 (IH、d 、 15−
H)。
3.87 (IH、s 、 2−H) 、 3.77
、3.72 、3.66(9H、8、co2cH3,0
CH3) 、 2.82 (2H#21’H) 、2.
63 (3H−1NCH3) 、2.16 (3H1s
、 0COCH3) 、 o、ss (3H、t 、
1s−cH2ca3) 。
、3.72 、3.66(9H、8、co2cH3,0
CH3) 、 2.82 (2H#21’H) 、2.
63 (3H−1NCH3) 、2.16 (3H1s
、 0COCH3) 、 o、ss (3H、t 、
1s−cH2ca3) 。
0.76 ppm (3H、t 、 18’−CH2C
H3)例2 ビンクリスチンのニトロ化による11′−
ニトロビンクリスチン、9′−ニトロビンクリスチンお
よび7′−ニトロビンクリスチンの調装 氷酢酸0.65d中に発煙硝酸(d=1.5)0.15
m1(Q、228,9,3.6ミリモル、3.5当量)
を含む溶液を、−20℃にて無水クロロホルム2.65
a/と氷酢酸2.IOmA!の混液中にビンクリスチン
0.85g(1,03ミリモル)を含む溶液へ満願し、
さらに3時間同温にて攪拌を続ける。次いで混液を氷水
60rlLlへ注入し、濃水酸化アンモニウム溶液を加
えてpH9−1でアルカリ化し、各々ジクロロメタン2
01dで3回抽出する。無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、濾過および蒸発し、このようにして得られた0、 8
9 、@の生成物を、ジクロロメタンとメタノール(2
0:2)を含む展開剤を用いてKG”254+566
シート上で調製用TLcヲ用イテ分離する。ジクロロメ
タンとメタノールの20=4混液で溶出を行なう。Rf
値の順序は次のようである=7′−ニトロビンクリスチ
ン〉9′−ニトロビンクリスチン>11’−ニトロビン
クリスチン〉ビンクリスチン。上記方法により、I 1
’ −、9’−および7’−二)口誘導体が分離されう
る。
H3)例2 ビンクリスチンのニトロ化による11′−
ニトロビンクリスチン、9′−ニトロビンクリスチンお
よび7′−ニトロビンクリスチンの調装 氷酢酸0.65d中に発煙硝酸(d=1.5)0.15
m1(Q、228,9,3.6ミリモル、3.5当量)
を含む溶液を、−20℃にて無水クロロホルム2.65
a/と氷酢酸2.IOmA!の混液中にビンクリスチン
0.85g(1,03ミリモル)を含む溶液へ満願し、
さらに3時間同温にて攪拌を続ける。次いで混液を氷水
60rlLlへ注入し、濃水酸化アンモニウム溶液を加
えてpH9−1でアルカリ化し、各々ジクロロメタン2
01dで3回抽出する。無水硫酸マグネシウムで乾燥後
、濾過および蒸発し、このようにして得られた0、 8
9 、@の生成物を、ジクロロメタンとメタノール(2
0:2)を含む展開剤を用いてKG”254+566
シート上で調製用TLcヲ用イテ分離する。ジクロロメ
タンとメタノールの20=4混液で溶出を行なう。Rf
値の順序は次のようである=7′−ニトロビンクリスチ
ン〉9′−ニトロビンクリスチン>11’−ニトロビン
クリスチン〉ビンクリスチン。上記方法により、I 1
’ −、9’−および7’−二)口誘導体が分離されう
る。
11′−ニトロビンクリスチンは0.54160係)の
収率であった:m、p、: 225℃(分解);〔α〕
” =+92°:〔α〕=+112℃(c = 1.0
0 、りD 5460ロホ
ルム) IR(KBr 、cm ) : 3360 (NH、
OH) 、 1725 (エステルCo ) 、 16
60 (NCHO)MS rrV′z (%) : 8
83 (M+14 、0.4 ) 、 869 (M”
。
収率であった:m、p、: 225℃(分解);〔α〕
” =+92°:〔α〕=+112℃(c = 1.0
0 、りD 5460ロホ
ルム) IR(KBr 、cm ) : 3360 (NH、
OH) 、 1725 (エステルCo ) 、 16
60 (NCHO)MS rrV′z (%) : 8
83 (M+14 、0.4 ) 、 869 (M”
。
1.0 、 C4,H55N50,2’) 、 852
(0,6) 、 838(2,1)。
(0,6) 、 838(2,1)。
393(1,3) 、 355(1,0) 、 302
(5,5) 、 205(3,8) 。
(5,5) 、 205(3,8) 。
154(40) 、 141(20) 、 136(1
2) 、 122(16) 。
2) 、 122(16) 。
120(6,9) 、 106(14) 、 74(7
9) 、 72(92)’H−NMR(CDCj3)
: a=8.7 、8.56 (IH、NCHO)。
9) 、 72(92)’H−NMR(CDCj3)
: a=8.7 、8.56 (IH、NCHO)。
8.60(IH,s 、 1ndole NH) 、
8.13(IH。
8.13(IH。
Jrn=2Hz l 12’−H) 17.97 (I
HI Jo=9Hz。
HI Jo=9Hz。
Jm=2Hz 、 10’−H) 、 7.54 (I
H、J0=9Hz。
H、J0=9Hz。
9’−H) −6,76(IHt s −9−H) 1
5−92 (IH−dd 、 14−H)、 5.42
(IH、d 、 15−H) 、 5.22(IH,
g 、 17−H) 、 4.62(IH,s 、 2
−H) −3,86、3,72、3,68(9H、!l
、 Co2CH,、0CH3)。
5−92 (IH−dd 、 14−H)、 5.42
(IH、d 、 15−H) 、 5.22(IH,
g 、 17−H) 、 4.62(IH,s 、 2
−H) −3,86、3,72、3,68(9H、!l
、 Co2CH,、0CH3)。
2.04 (3H= s −ococH,) 、0.8
8 (3H−t −18−C)I2CH3’) 、 0
.76 (3H、t 、 18’−CH2CH3)中央
ゾーンカラ、9′−ニトロビンクリスチンが収率501
ng(5俤)で得られる;m、p、=220℃(分解)
; 〔α〕=二a =+ 109−5 ’ (e I1−0
0 +クロロボルム)IR(KBr 、cm−’ )
: 3480.(NH、OH) 、 1730 (−1
−ステ#CO) 、 1680 (NCHO)MS r
V/Zc4’) : 883 (M+14 、0.05
’) 、 869 (M+。
8 (3H−t −18−C)I2CH3’) 、 0
.76 (3H、t 、 18’−CH2CH3)中央
ゾーンカラ、9′−ニトロビンクリスチンが収率501
ng(5俤)で得られる;m、p、=220℃(分解)
; 〔α〕=二a =+ 109−5 ’ (e I1−0
0 +クロロボルム)IR(KBr 、cm−’ )
: 3480.(NH、OH) 、 1730 (−1
−ステ#CO) 、 1680 (NCHO)MS r
V/Zc4’) : 883 (M+14 、0.05
’) 、 869 (M+。
1.0.C46H5,N5o12)
’H−NMR(CDC23) :δ=8.62(IH,
s 、イツト/l/NH) 、 8.52 (IH、b
r 、 NHCO) 、 7.45 (IH。
s 、イツト/l/NH) 、 8.52 (IH、b
r 、 NHCO) 、 7.45 (IH。
J、)=8Hz l Jm=1.5Hz l 10’−
H) 、 7.35(IH。
H) 、 7.35(IH。
J0=8.5Hz 、 Jrf、I1.5Hz 、 1
2’−H) 、 7.13(IH、dd + J0=8
、8.5Hz + Jm=1.5Hz 111’−H
)、5.90 (IH,dd 、14−H)、5.42
(IH,d、15−H)、5.22(IH,s 、17
−H)。
2’−H) 、 7.13(IH、dd + J0=8
、8.5Hz + Jm=1.5Hz 111’−H
)、5.90 (IH,dd 、14−H)、5.42
(IH,d、15−H)、5.22(IH,s 、17
−H)。
4.63 (IH= a −2−H) 、3.85 e
3.73−3.67(9H、8、CH2CH3# O
CH3’) 、 2.02 (3T(、S 。
3.73−3.67(9H、8、CH2CH3# O
CH3’) 、 2.02 (3T(、S 。
0COCH5) 、 0.84 (3H、t 、 18
−CH2菅、)。
−CH2菅、)。
0.65 ppm (3H、t 、 18”CH2CH
3)最後に、最も高いRf値が特徴のゾーンから7′−
ニトロビンクリスチンが収率0.28,131係)で得
られる;メタノールから再結晶後のm、p。
3)最後に、最も高いRf値が特徴のゾーンから7′−
ニトロビンクリスチンが収率0.28,131係)で得
られる;メタノールから再結晶後のm、p。
212℃(分解)、〔α]、 =−95’:〔α]20
=−112’(c=1.oo 、りooホルム)IR
(KBr 、 cm ) : 3420(OH) 、
1735 (エステルCO) 。
=−112’(c=1.oo 、りooホルム)IR
(KBr 、 cm ) : 3420(OH) 、
1735 (エステルCO) 。
1678 (NCHO) 、 1552 (C=N )
MS rrv/z (%): 869 (M+、 1.
0 、 c46r+55N5o、2)y838(6,4
) 、 393(8,4) 、 391(3,7) 、
355(12)。
MS rrv/z (%): 869 (M+、 1.
0 、 c46r+55N5o、2)y838(6,4
) 、 393(8,4) 、 391(3,7) 、
355(12)。
205(17) 、 182(21) 、 154(8
7) 、 141(37) 。
7) 、 141(37) 。
136(36) 、 122(51) 、 121(8
8) 、 120(28)’H−NMR(CDCt、)
:δ=8.46 (IH、NCHO) 、 7.70
(IH、s p 12−H) 、7.46−6.90
(5H1口、芳香核プロトン) 、 5.92 (IH
、dd 、 14−H) 、 5.42(IH,d、1
5−H)、5.22(IH,s、17−H)。
8) 、 120(28)’H−NMR(CDCt、)
:δ=8.46 (IH、NCHO) 、 7.70
(IH、s p 12−H) 、7.46−6.90
(5H1口、芳香核プロトン) 、 5.92 (IH
、dd 、 14−H) 、 5.42(IH,d、1
5−H)、5.22(IH,s、17−H)。
4.70 (IH、s 、 2−H) 、 3.75
、3.42 (9H、g 。
、3.42 (9H、g 。
Co□CH,、OCH,) 、 2.00 (3H、f
i 、 0COCH3)。
i 、 0COCH3)。
0.88 (3H、t 、 18−CH2墾、 ) 、
0.79 (3H、t 。
0.79 (3H、t 。
18’−CH2CH3)
例3 N−ホルミルリューロジンのニトロ化によるN−
ホルミル−11′−二トロリューロシンおよびN−ホル
ミル−7′−二トロリ一ロシンの調製 氷酢酸0.68m中に発煙硝酸0.16d(0,24p
、3.85ミリモル)を含む溶液を、−20℃にて氷酢
[2,19++7!と無水クロロホルム14mjとから
なる溶媒混合物中にN−ホルミルリューロジン0.89
g(1,08ミ+Jモル)を含む溶液へ満願し、次いで
さらに3時間同じ温度で攪拌を続け、それから反応混合
物を氷水10−へ注入し、濃水酸化アンモニウム溶液を
加えてpH9までアルカリ化し、各々ジクロロメタン3
0m1で3回抽出する。無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、濾過および蒸発後、このようにして得られた0、68
gの油状生成物を、ジクロロメタン:メタノール(20
:2)”e含む展開剤を用いてKG−PF254+56
6 シート上で調製用TLCによシ分離する。N−ホル
ミル−】1′−二トロリユーロシンのRf値は出発物質
のN−ホルミルリューロジンのそれよりも高い。ジクロ
ロメタンとメタノールの20:4混液で溶出を行なう。
ホルミル−11′−二トロリューロシンおよびN−ホル
ミル−7′−二トロリ一ロシンの調製 氷酢酸0.68m中に発煙硝酸0.16d(0,24p
、3.85ミリモル)を含む溶液を、−20℃にて氷酢
[2,19++7!と無水クロロホルム14mjとから
なる溶媒混合物中にN−ホルミルリューロジン0.89
g(1,08ミ+Jモル)を含む溶液へ満願し、次いで
さらに3時間同じ温度で攪拌を続け、それから反応混合
物を氷水10−へ注入し、濃水酸化アンモニウム溶液を
加えてpH9までアルカリ化し、各々ジクロロメタン3
0m1で3回抽出する。無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、濾過および蒸発後、このようにして得られた0、68
gの油状生成物を、ジクロロメタン:メタノール(20
:2)”e含む展開剤を用いてKG−PF254+56
6 シート上で調製用TLCによシ分離する。N−ホル
ミル−】1′−二トロリユーロシンのRf値は出発物質
のN−ホルミルリューロジンのそれよりも高い。ジクロ
ロメタンとメタノールの20:4混液で溶出を行なう。
N−ホルミル−11′−二トロリユーロシンヲ収率0.
23.124.5%)で得る; m、p、 : 219
℃(分解)、エーテルでこすった後;〔α〕:1=+1
05’ : [α]” =+ 136” (e ”=
1.00 mクロロホラ46 ルム)。
23.124.5%)で得る; m、p、 : 219
℃(分解)、エーテルでこすった後;〔α〕:1=+1
05’ : [α]” =+ 136” (e ”=
1.00 mクロロホラ46 ルム)。
IR(KBr 、cm−’): 3400(OH)、1
730 (エステA/Co ) 11660 (NCH
O) ’H−NMR(CDCt3):δ=8.72 (IH、
11,インドール−NH) 、 8.13 (1H、J
m=2Hz 、j2’−H) 、 7.96(IH、−
Jo =9 fIz 、Jm =2 Hz 、I C’
−H) 1Z54(IH、J0=9Hz 、 9’−H
) 、 7.2−6.9 (IH,12−H)6.79
(IH、s 、 9−H) 、 5.96 (IH、
dd 、 14−H)。
730 (エステA/Co ) 11660 (NCH
O) ’H−NMR(CDCt3):δ=8.72 (IH、
11,インドール−NH) 、 8.13 (1H、J
m=2Hz 、j2’−H) 、 7.96(IH、−
Jo =9 fIz 、Jm =2 Hz 、I C’
−H) 1Z54(IH、J0=9Hz 、 9’−H
) 、 7.2−6.9 (IH,12−H)6.79
(IH、s 、 9−H) 、 5.96 (IH、
dd 、 14−H)。
5.46 (IH、d 、 15−H) 、 5.22
(IH、s、 17−H)。
(IH、s、 17−H)。
4.65 (IH9m −2−H) 、3.88−3.
73 * 3.68 (9H−8、Co2CH3,0C
H3) 、 2.06 (3H、a 、 0COCH,
)0.95 (3H、t 、 ] 8−CH2CH5)
t O,74ppm (3Lt 、 18’−CH2
CI(3) 高い方のRf値のゾーンから、N−ホルミル−7′−二
トロリユーロシンが70■(7%)の収率で得られる;
m、p、 : 219℃(分解)、エーテルでこすっ
た後;〔α]21=−770 : [α]員、=−83
’(c = 1.00−クロロホルム)。
73 * 3.68 (9H−8、Co2CH3,0C
H3) 、 2.06 (3H、a 、 0COCH,
)0.95 (3H、t 、 ] 8−CH2CH5)
t O,74ppm (3Lt 、 18’−CH2
CI(3) 高い方のRf値のゾーンから、N−ホルミル−7′−二
トロリユーロシンが70■(7%)の収率で得られる;
m、p、 : 219℃(分解)、エーテルでこすっ
た後;〔α]21=−770 : [α]員、=−83
’(c = 1.00−クロロホルム)。
’H−NMR(CDCz3) :δ=8.54 (IH
、b r −NCHO) p7.90 (IH、11,
12−H) 、 7.50−7.18 (5H、m 。
、b r −NCHO) p7.90 (IH、11,
12−H) 、 7.50−7.18 (5H、m 。
芳香核プロトン) 、 5.85 (IH、dd 、
14−H%) 。
14−H%) 。
5.27 (IH、d 、 15−H) 、 5.12
(II(、s 、 17−H)。
(II(、s 、 17−H)。
4.68 (IH、a 、 2−H) 、 3.76
、3.74 、3.68(9H。
、3.74 、3.68(9H。
8 、 Co2CH,、0CR3) t 1.94 (
3H、8、0COCH,)。
3H、8、0COCH,)。
0.92 (3H、t −18−CH2CH3) J
−0,12ppm(3H、t 、 18’−CH2CH
3)例4 15’ 、 20’−アンヒドロ−11’−
ニトロビンクリスチンの調製 方法a) ジメチルホルムアミドl rnlに塩化チオニル0.4
aを含む溶液を、氷で冷却しながら、ジメチルホルムア
ミド3rILl中に11′−ニトロビンクリスチン0.
21 (0,23ミIJモル)を含む溶液へ添加する。
−0,12ppm(3H、t 、 18’−CH2CH
3)例4 15’ 、 20’−アンヒドロ−11’−
ニトロビンクリスチンの調製 方法a) ジメチルホルムアミドl rnlに塩化チオニル0.4
aを含む溶液を、氷で冷却しながら、ジメチルホルムア
ミド3rILl中に11′−ニトロビンクリスチン0.
21 (0,23ミIJモル)を含む溶液へ添加する。
混液を20分間θ℃で放置し、さらに室温で2時間放置
する。その後、混液を氷水3011!へ注入し、濃水酸
化アンモニウム溶液を加えてpH9までアルカリ化し、
各々エーテル10%を含む酢酸エチル10ff17で3
回抽出する。集めた有機層を飽和塩化す) IJウム浴
液で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発する。
する。その後、混液を氷水3011!へ注入し、濃水酸
化アンモニウム溶液を加えてpH9までアルカリ化し、
各々エーテル10%を含む酢酸エチル10ff17で3
回抽出する。集めた有機層を飽和塩化す) IJウム浴
液で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発する。
とのようにして得られた油状生成物をエーテル4dとと
すシ合わせ、生成した黄色物質を吸引濾過し、ジクロロ
メタン:メタノール(20:2)の展開剤を用いてKG
”PF254+566 シート上で調製用TLCにより
精製する(この時点で生成物重量0.14.!i’)。
すシ合わせ、生成した黄色物質を吸引濾過し、ジクロロ
メタン:メタノール(20:2)の展開剤を用いてKG
”PF254+566 シート上で調製用TLCにより
精製する(この時点で生成物重量0.14.!i’)。
15’ 、 20’−アンヒドロ−11′−ニトロビン
クリスチンのRf値は出発物質の】1′−ニトロビンク
リスチンのそれよシも低い。ジクロロメタンとメタノー
ルの20:4混液で溶出を行なう。目的とする生成物が
収率60〜(3(1)で得られる:m−P−220℃(
分解)、メタノールから再結晶後;〔α〕546=+1
33.3o((!=Q、36 、クロロホルム)IR(
KBr 、cm ) : 3400(OH) 、 1
740 (エステルCo)。
クリスチンのRf値は出発物質の】1′−ニトロビンク
リスチンのそれよシも低い。ジクロロメタンとメタノー
ルの20:4混液で溶出を行なう。目的とする生成物が
収率60〜(3(1)で得られる:m−P−220℃(
分解)、メタノールから再結晶後;〔α〕546=+1
33.3o((!=Q、36 、クロロホルム)IR(
KBr 、cm ) : 3400(OH) 、 1
740 (エステルCo)。
1670(NCHO)。MS 85] (M+、 C4
6H53N501.)。
6H53N501.)。
方法b)
氷酢酸0.28 ml中に発煙硝酸o、o 6d(0,
09,9,1,44ミリモル)を含む溶液を、−20℃
にて攪拌下に氷酢酸0.93dと無水クロロホルム1.
2mlとを含む溶媒混液中に15’ 、 20’−アン
ヒドロビンクリスチン0.40g(0,49ミリモル)
0.409を含む溶液へ満願する。その後、同温でさら
に3時間攪拌を続け、次いで混液を氷水20−へ注入し
、濃水酸化アンモニウム溶液を加えてpH9までアルカ
リ化し、各々ジクロロメタン6dで3回抽出する。有機
層を集め、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで濾過
し、減圧下に蒸発する。このようにして得られた0、4
41の残渣をジクロロメタンとメタノール(20:2)
t−含む展開剤を用いてKG−PF254+566上で
調製TLCにより精製する。ジクロロメタンとメタノー
ルの20:4混液で溶出を行なうと目的生成物70In
9(16優)が得られ、この物理的および化学的特性は
上記方法a)で得られた生成物のものと完全に一致する
。
09,9,1,44ミリモル)を含む溶液を、−20℃
にて攪拌下に氷酢酸0.93dと無水クロロホルム1.
2mlとを含む溶媒混液中に15’ 、 20’−アン
ヒドロビンクリスチン0.40g(0,49ミリモル)
0.409を含む溶液へ満願する。その後、同温でさら
に3時間攪拌を続け、次いで混液を氷水20−へ注入し
、濃水酸化アンモニウム溶液を加えてpH9までアルカ
リ化し、各々ジクロロメタン6dで3回抽出する。有機
層を集め、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで濾過
し、減圧下に蒸発する。このようにして得られた0、4
41の残渣をジクロロメタンとメタノール(20:2)
t−含む展開剤を用いてKG−PF254+566上で
調製TLCにより精製する。ジクロロメタンとメタノー
ルの20:4混液で溶出を行なうと目的生成物70In
9(16優)が得られ、この物理的および化学的特性は
上記方法a)で得られた生成物のものと完全に一致する
。
例5 11’−ニトロビンクリスチンスルフェニトの調
製 エタノール3d中に11′−ニトロビンクリスチン塩基
0.60.10.69ミlJモル)を含む溶液のβ値を
、氷で冷却しながら濃硫酸2俤を含むエタノール性溶液
を加えてpH5に調整する。このようにして形成したス
ルフェート塩をエーテル25mを加えることによシ沈で
んさせ、吸引濾過し、エーテルで洗浄して目的とするス
ルフェート塩0.6】I(91優)を得る。
製 エタノール3d中に11′−ニトロビンクリスチン塩基
0.60.10.69ミlJモル)を含む溶液のβ値を
、氷で冷却しながら濃硫酸2俤を含むエタノール性溶液
を加えてpH5に調整する。このようにして形成したス
ルフェート塩をエーテル25mを加えることによシ沈で
んさせ、吸引濾過し、エーテルで洗浄して目的とするス
ルフェート塩0.6】I(91優)を得る。
以ド余白
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、 R_1はメチルまたはホルミル基を表わし、 R_2はβ位のヒドロキシまたはエチル基を表わし、 R_3はα位のエチル基を表わし、 R_4は水素原子を表わし;または R_3およびR_4は一緒になって酸素橋または二重結
合を表わし; R_5、R_6およびR_7はニトロ基または水素原子
を表わし、ただし同時にこれらの基の1つだけは水素原
子を表わし; Yは、R_5がニトロ基を表わす場合には、−N=を表
わし; Yは、R_5が水素原子を表わし更にC_2′とC_7
′原子の間に原子価結合が存在する場合には−NH−を
表わす。) で表わされるニトロ誘導体およびこれらの酸付加塩。 2、12−ニトロビンブラスチン、11′−ニトロビン
クリスチン、9′−ニトロビンクリスチン、7′−ニト
ロビンクリスチン、N−ホルミル−11′−ニトロリュ
ーロシン、N−ホルミル−7′−ニトロリューロシン、
15′,20′−アンヒドロ−11′−ニトロビンクリ
スチンからなる群から選択される特許請求の範囲第1項
記載の化合物ならびにこれら化合物の酸付加塩。 3、有効成分として、次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、 R_1はメチルまたはホルミル基を表わし、 R_2はβ位のヒドロキシまたはエチル基を表わし、 R_3はα位のエチル基を表わし、 R_4は水素原子を表わし;または R_3およびR_4は一緒になって酸素橋または二重結
合を表わし; R_5、R_6およびR_7はニトロ基または水素原子
を表わし、ただし同時にこれらの基の1つだけは水素原
子を表わし; Yは、R_5がニトロ基を表わす場合には、−N=を表
わし; Yは、R_5が水素原子を表わし更にC_2′とC_7
′原子の間に原子価結合が存在する場合には、−NH−
を表わす。) で表わされる新規ニトロ誘導体、またはその医薬として
許容されうる酸付加塩を、医薬品工業で通常使用される
担体および/または添加剤と混合して含有することから
なる医薬品製剤。 4、次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、 R_1はメチルまたはホルミル基を表わし、 R_2はβ位のヒドロキシまたはエチル基を表わし、 R_3はα位のエチル基を表わし、 R_4は水素原子を表わし;または R_3およびR_4は一緒になって酸素橋または二重結
合を表わし; R_5、R_6およびR_7はニトロ基または水素原子
を表わし、ただし同時にこれらの基の1だけは水素原子
を表わし; Yは、R_5がニトロ基を表わす場合には、−N=を表
わし; Yは、R_5が水素原子を表わし更にC_2′とC_7
′原子の間に原子価結合が存在する場合には、−NH−
を表わす。) で表わされる新規ニトロ誘導体ならびにその酸付加塩を
製造するために、 a)次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1、R_2、R_3およびR_4は前記と
同じ意味を有する。) で表わされる化合物を、有機溶媒好ましくは塩素化炭化
水素中、有機酸の存在下好ましくは酢酸の存在下に反応
させるか、または b)一般式 I 中R_1、R_2、R_5およびR_7
は前記で定義された意味を有し、R_3はα位のエチル
基を表わし、R_4は水素原子を表わす化合物を脱水し
、およびこのようにして得られた化合物を酸化し、これ
によりR_3およびR_4の一緒の意味が酸素橋へ変化
し、 所望によりこのようにして得られた生成物を酸付加塩へ
転化することからなる前記式 I で表わされる新規ニト
ロ誘導体ならびにその酸付加塩の製法。 5、クロロホルムと酢酸の存在下にビンクリスチン塩基
と発煙硝酸を反応させ、生成物を分離することからなる
11′−ニトロビンクリスチンの調製のための特許請求
の範囲第4項記載の方法。 6、有効成分として特許請求の範囲第4項の方法a)お
よびb)を用いて調製された式 I で表わされる新規ニ
トロ誘導体(式中のR_1、R_2、R_3、R_4、
R_5、R_6、R_7およびYは特許請求の範囲第1
項で定義したものである。)またはその医薬として許容
されうる酸付加塩を、医薬品工業で通常使用される担体
および/または添加剤とともに混合し、該混合物を医薬
製剤へ変化させることからなる医薬製剤の調製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
HU852302A HU193772B (en) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | Process for producing new nitro-bis-indole derivatives |
HU2251-2302/85 | 1985-06-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6216489A true JPS6216489A (ja) | 1987-01-24 |
Family
ID=10958754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61135097A Pending JPS6216489A (ja) | 1985-06-12 | 1986-06-12 | ビンブラスチン型ビスインド−ルのニトロ誘導体 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4746665A (ja) |
EP (1) | EP0207336B1 (ja) |
JP (1) | JPS6216489A (ja) |
CA (1) | CA1276632C (ja) |
DE (1) | DE3676360D1 (ja) |
HU (1) | HU193772B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5736747A (ja) * | 1980-08-13 | 1982-02-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 2kyokugatariidoriree |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991015124A1 (en) * | 1990-04-10 | 1991-10-17 | The University Of Vermont | Modulator agent and use thereof |
FR2707988B1 (fr) * | 1993-07-21 | 1995-10-13 | Pf Medicament | Nouveaux dérivés antimitotiques des alcaloïdes binaires du catharantus rosesus, leur procédé de préparation et les compositions pharmaceutiques les comprenant. |
US20130178618A1 (en) | 2012-01-10 | 2013-07-11 | William Allen Boulanger | Novel pharmaceutical intermediates and methods for preparing the same |
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