JPH05501353A - 挽肉製品の品質強化方法および装置 - Google Patents

挽肉製品の品質強化方法および装置

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JPH05501353A JP2513056A JP51305690A JPH05501353A JP H05501353 A JPH05501353 A JP H05501353A JP 2513056 A JP2513056 A JP 2513056A JP 51305690 A JP51305690 A JP 51305690A JP H05501353 A JPH05501353 A JP H05501353A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 挽肉製品の品質強化方法および装置 関連出願との相互関係 本出願は1988年7月25日出願の出願番号07/224,449の一部継続 出願である。
背景技術 本発明は一定の形にこねあげられた挽肉製品の調整に関し、さらに詳しくいえば 、製品の構成と食に適した状態を維持した効果的な脂肪除去に関するものである 。
1988年7月25日出願の係属中の親出願07/224,449の名称は「肉 製品からの脂肪除去」と題されており、製品の組織構造と食べ心地も同時に維持 される圧力制御と加熱条件を設定することによって、肉製品から効果的に脂肪を 除去する方法と装置について述べられている。参照文献としてここに引用される 係属中の出願の中でも述べられているように、親出願は、広くは肉製品の処理に 関係し、さらに特定するなら、肉本来の好ましい組織構造を保ち、構造面で製品 に悪影響を与えることなしに、肉製品から脂肪を取り除く方法に関するものであ る。この親出願は本発明と同様、多種多様な肉製品に適用されるが、特にハンバ ーガー用パテ(patty:小判型のハンバーグ)の処理に適している。
ハンバーガー用パテの加工処理は、この食べ物が非常にポピユラーであることか ら、きわめて重大な事項である。ハンバーガーの味と食べごたえ、その便利さは 人々に好まれるところである。しかし、最近の研究では、血中コレステロール値 と心臓病とは深い関係にあることが判明しており、実際、血中コレステロール値 の高い人のほうが、比較的低い人よりも心臓病を悪化させる危険が高いことが実 証されている。血中コレステロール値を高めるひとつの要因は、飽和脂肪を含む 食物の過剰摂取にあると立証されてきた。アメリカン・ハート協会(AHA)は 、心臓病のリスクを下げるためには、脂肪とコレステロールを含む食物の日々の 摂取を控えるべきであると忠告している。とりわけ、(1)脂肪によるカロリー 摂取を一日のカロリー量の30%に抑え、さらにその内の10%だけを飽和脂肪 から摂取する、(2)−日のコレステロール摂取量を300ミリグラム以下に抑 える、ということをAHAは奨励している。残念ながら多くのファストフードの レストランで供されているハンバーガーは、高脂肪、高コレステロールの食品で ある。
従来技術によって、食肉製品から脂肪を取り除く加工処理方法とそれに関する装 置がいくつか開示されているが(例えば米国特許第3.949.659参照)、 それらの方法及び装置には多くの失点が見られる。特に、はとんどの従来技術に 見られる脂肪除去方法は実用的ではなく、そこで用いられる方法は厚切り肉の繊 維組織をもつ肉で作られた製品や皮のように堅い繊維の製品(例えばジャーキー )の加工用であり、ハンバーガーやその他のパテ類似製品には適用されない。こ れらの製品はいずれも、構造的にハンバーガーと同質であるとはいえず、また、 加工処理の条件と消費者の好みの基準でもハンバーガーとは異なる。係属中の親 出願07/224.449の中でも述べられているように、発明の目的のひとつ は、製品の形、外見、きめ、味覚を維持しながらも脂肪含有量を引き下げること である。これは、(1)パテに含まれる脂肪の十分な量が融解する温度にまで、 製品を加熱し、(2)製品内部の液化した脂肪が十分に滲み出るまで、製品の形 、組織、味覚の変化を最小限に抑えつつ一定の圧力を製品にかけ、(3)滲み出 た脂肪を製品の周辺から取り去る、という手順で、あらかじめ形作られた食肉製 品を加工処理することによって達成される。親出願はまた、液状の香味料をパテ の中に注入することによって食肉製品のジューシーさと風味を高める方法をも開 示している。
係属中の親出願で請求されている方法と装置により、低脂肪高品質の調理済み食 肉加工製品が産み出されるが、この分野での一層の改良と、構造、扱い易さの点 でさらに進歩した装置及び方法の実施が望まれる。
発明の開示 本発明の目的は、ハンバーガーあるいは類似の加熱調理済みの食肉製品から、そ の風味と本来の組織構造を維持したまま脂肪を効果的に除去することである。
また、挽肉製品を柔らかくジューシーに仕上げつつ、従来の方法以上の脂肪除去 率を達成することも本発明の目的である。
さらには、このような加工処理のオートメーション化も本発明の目的である。
これらの目的は本発明にしたがって達成される。広くいえば、本発明は一定の形 にこねあげられた挽肉製品から次の手順で脂肪を除去する方法と装置に関する。
すなわち、(1)内申に含まれる脂肪の十分な量が融解する温度にまで製品を加 熱する、(2)内申の脂肪が十分に液化する温度に達した直後、製品から十分な 量の液化脂肪が滲み出るが同時に製品の形と食に適した状態を維持できる圧力レ ベルで、支持面に向かって一定時間、製品に圧力を加える。ここでかけられる圧 力とは、支持面と平行な平面において製品表面を繰り返し横切るローリング(回 転)圧力である。
本発明の良好な実施形聾によれば、挽肉製品において、肉の表面と組織が「凝固 」し、そこに含まれる脂肪の十分な量が液化される温度にまで加熱されたなら、 その表面に液体を供給しながら、断続的あるいは継続的なローリング圧力をかけ る。この加圧の重要な効果として、加熱調理済みの製品表面に十分な膨張を促し 、添加された液体が内表面から製品内部に浸透し、ローリング圧力によって滲み 出た脂肪の隙間が埋められるという事実が発見されている。圧力を継続的にかけ ることによって、添加された液体が製品内部へと入り込み注入されるにつれて、 液化した脂肪に取って代わる。結果として、高圧力をかける必要なしに、より良 い脂肪除去率が得られる。除去される脂肪の量は内申に含まれる脂肪量にもよる が、本発明の方法と装置によれば、一般的なハンバーガーの脂肪含有量(重量に して製品の22%の脂肪)を質量で少なくとも60%引き下げることが可能であ る。このような低い圧力では、加熱調理済みのパテに最小限の圧力しかかからな いので、よりよく食に適した状態が得られる。
本発明は係属中の親出願を改善したものであり、従来より低い圧力で余分な加圧 なしにより多くの脂肪を除去するものである。さらに改善された点として、加圧 段階で液体を添加することによってパテ内部に液体が浸透し、製品のジューシー さが維持される点があげられるが、このようなパテ内部への水分の補給は極めて 簡単に行われる。
本発明は牛挽肉のパテ、すなわちハンバーガーに最も頻繁に適用されるが、もち ろんラム(羊)、子牛肉、ボーク、チキンなど、他の挽肉で造られる製品にも十 分適用できる。
加圧は基本的には加熱調理完了直後、すなわち(+)いわゆるパテとしての外観 を持つようにある程度まて焼き上げられるか、少なくとも十分に加熱調理される 、(it)製品の内部が食するのに適した温度にまで加熱され、脂肪が十分に液 体状態になった直後に始められるのが好ましい。この時、必要ならば、本発明の 加圧装置が装備されている加工処理台に製品を移し、以下で詳細に述べられる方 法で脂肪を効果的に除去すべく装置を作動させる。もちろん、パテ内部の脂肪が 十分に液化し、組織が固まる温度である限り、調理中であろうと、脂肪除去処理 はいつ始められてもよい。理論的な根拠はないが、パテ()1ンバーグ)の凝固 は加熱調理中に変性した動物性蛋白質によるものであり、これにより構造面での 完全さが保たれると考えられている。一方、ナマか加熱調理が十分てないものは 、引きちぎれたり崩壊しやすい。
本発明の実施例によれば、ローリング圧力は、パテ表面に対する垂直軸を中心と した円錐ローラーの環状の回転運動によって生じる。実際、ローラーはパテ表面 をくまなく回転し、それによってどの部分にも順次、断続的な圧力がかけられ、 圧力がかけられていない間は、その部分の表面が膨張する。
円錐型ローラーは、円錐の母線がパテ表面に対して平行になるように装備される ので、円錐軸はパテ表面に対して傾斜する。各ローラーは、パテのほぼ中心に位 置する垂直軸を中心とした環状の軌跡に沿って回転する間、円錐軸の回りに自由 に回転できるように設計されている。
このような配置によって、各ローラーはパテに対する回転運動を維持することが できる。各ローラーは、その軸が処理中のパテ表面かそのすぐ上方で環状軌跡の 垂直軸と交わるように設置されているので、パテを崩すようなスライディング運 動や引きずりはない。また、各ローラーが円錐軸の回りに自由に動くように装備 されることによって、所望の回転運動が容易に達成される。ローラーが環状軌跡 に沿って回転するにつれて、ローラーとパテ表面との接触によって、各ローラー に円錐軸回りの回転が生じる。
パテ中心あるいはその近傍での垂直軸を中心とした円環運動によってパテに圧力 がかけられるので、この回転力に呼応して、パテ自身の最終的な動きもまた、平 行移動的というよりは回転的なものとなる。言い換えれば、パテがローラーの真 下から外れることはほとんどない。このように、パテを所定位置に保つための複 雑な装置はまったく必要ないことも、本発明の著しい特徴である。
円錐状のローラー装置は本発明の重要な特徴であるが、より効果的に脂肪を除去 するためには、ふたつの異なったサイズのローラーを使用するのが効果的である 。円錐型ローラーの大直径底面近くの側面部が脂肪の除去には効果的である。
パテに接触する円錐ローラーの頂点部にゆくにつれて、ローラー直下で圧力がか かる部分も小さくなり、液体はパテ下方および表面から滲み出ずに、ローラーの 動きに沿って滲み出ることになる。圧力を大きくしても、円錐ローラーの頂点付 近がパテの中へと沈んでしまうたけなので、これでは脂肪除去の減少を克服でき ず、かえって肉の構造を破壊してしまう。
これを補うために、本発明の装置では、反対方向を向いた2つの長いローラーが 使用され、これらの円錐底面付近の側面でまずパテ外周あたりを加圧し、このロ ーラーの間にさらに2つの、直径は同じであるが長さが前述のローラーより短い ローラーを逆方向に向けて、等間隔に設け、これによってパテ中心部を加圧する 。パテを崩す恐れのあるスライディングや引きずり運動を妨ぐために、2組のロ ーラーは、それらの円錐軸が処理されるパテ表面かすぐ上方で環状軌跡の垂直軸 と交わるように装着されている。
それぞれ短い方のローラーの底面外周付近は、長いローラーの長さの約半分の地 点て環状に回転する。
本発明のもう一つの特徴は、ローラー表面にPTFEのようなノン・スティック (くっつき防止)加工が施され、洗浄が容易になっていることである。
ローラー、支持台表面およびパテを、脂肪が液状に保たれパテが食される温度に 保つため、本発明の装置に赤外線灯を装着することも可能である。好ましくはパ テ表面の温度が140−185°Fに保たれるのがよい。添加されるノン脂肪液 も同様の温度で添加されるのが好ましい。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の加工装置の実施例で、第2図のI−Iラインにおける側面断 面図。
第2図は、第1図のII−I+ラインにおける断面図。
第3図は、第1図及び第2図の装置によって生み出される効果を示す模型図。
第4図は、それぞれ異なる支持面に載せられた調理済ハンバーガーの脂肪除去率 を示すグラフ。
第5図は、種々のローラー直径における脂肪除去率を示すグラフ。
発明を実施するための最良の形態 第1図及び第2図は、それぞれ本発明の処理装置の実施例を示す断面立面図及び 断面平面図である。この装置は穴開きプレート4を支える支持部2を有し、プレ ート4の上に、ハンバーガー用パテなどの挽肉製品が、好ましくは加熱調理され た直後に載せられる。通常、ハンバーガーは表面にいくらか焦げ目がつくまで焼 かれる。内部もまたミディアムかミディアム・レアの程度まで加熱され、生肉の 部分はほとんど残らない。
支持部2の上部にあるのは、環状のサイドウオール(側壁)8とトップ・プレー ト10からなる囲い(housing;ハウジング)を有する加圧装置6である 。このハウジングの下端には内部に入り込んだリム(r4i:へり)12が取り 付けられ、このリム12は保持リング14を支える。保持リング14は、加圧装 置6が支持部2に向けて下降する時、ハウジング内の定位置にハンバーガーパテ を保つためのものである。この保持リング14はリム12にゆるめに取り付けら れ、これによって保持リング14の下端がプレート表面4に達しても、加圧装置 6をさらに下方に下げることができる。
トップ・プレート10は4つの支持部16を有し、このそれぞれはローラー20 および22を支えるシャフトに軽い摩擦圧力を供給する。ローラー20.22は 4つのローラーシャフトが少なくともほぼ一点で交わるように装着され、この交 点もまた、シンメトリ−の垂直軸もしくはサイドウオールの中心軸を含む。ロー ラー20及び22は、ローラーの最下端部が上記4つの軸の交点を含む共通の水 平面上にあるように配置される。
加圧装置6のカバー・プレート10には、円形のトラフ(trough:窪み) 24が設けられ、このトラフ24にノン脂肪溶液を通すための引き出しチューブ 26がつながれている。トップ・プレート10は、軸受32から伸びるンヤンク 30によって支えられており、これによってシャンク30と加圧装置6がサイド ウオール8の垂直中心軸の回りに回転できる。このような回転を生み出すために 、軸受32には、シャンク30につながるモーター34が搭載される。
軸受32は、垂直方向に運動できるように、スタンド36によって支えられてい る。スタンド36と軸受け32との間を繋ぐのが加圧器40である。加圧器40 は、軸受32とその付属品を垂直方向に動かし、適度な力をそこにかけるために 圧搾空気圧で作動される。
第1図及び第2図で示される装置の操作において、調理済みの、通常は平たく作 られたハンバーガーパテはプレート表面4に載せられ、必要時にこのプレート4 は、第1図に示されるように加圧装置6の真下に位置される。これは、支持部2 による、置き場あるいは調理台から加圧装置6の真下への水平移動によって可能 となる。モーター34は加圧装置6を回転させる時に作動し、溶液が徐々にトラ フ24に加えられ、加圧器40は、ローラー20と22がノーンバーガーパテの 上部表面に接触するよう、加圧装置6を下降させ、適度な圧力を加圧装置6に供 給する。すると、ローラー20と22は、ハンバーガーパテに圧力をかけながら 、サイドウオール8の中心軸を中心とした環状軌跡に沿ってパテ表面で回転運動 する。支え16の軸受けは、ローラー20と22がハンバーガーパテ表面に接触 した際に自由な回転を与えるために設けられた低摩擦器である。
この操作の間、穴あきプレート4はサイドウオール8と同じ軸を持つ保持リング 14によって固定され、ハンバーガーパテはこの穴あきプレート4の所定の場所 に保たれる。
ハンバーガーパテ表面でのローラー20と22の動きは、第3図の概略線図で示 される。
ローラー20と22が矢印50て示されるように左に移動すると、ローラーは矢 印52のように時計と逆方向に回転し、ハンバーガーパテ54に下方向の圧力が かけられる。加圧が進むにつれ、添加されるノン脂肪溶液は矢印56で示される ようにパテ54の隙間に浸透し、その結果矢印58のように水分は下方から押し 出され、いくらかは矢印60のごとくパテ54の表面62から上方に滲み出る。
最大加圧においては、液体が(その内の何割かはパテそのものから出る液体、そ の他はチューブ26から吹き付けられ滴り落ちる分)、矢印62て示されるよう に脇に退けられる。この時の方向は、ローラーが通り過ぎた直後のパテ部分が膨 張し、その部分の圧力が減少するので、圧力が加えられる方向から大きくずれる が、同時にまた、いくらかは矢印64に示されるように下方に押し出される。右 方向に排除される液体は矢印66て示されるように、内部の隙間から下方へ流れ でる液体を押し出す効果を持つ。ローラーが通り過ぎた直後のパテ54の表面6 2は膨張し凸面上に湾曲する。これによって、矢印68に示されるように、添加 される溶液が焼きあげられた表面から下方へ浸透することが容易になる。この添 加溶液はパテ内部の隙間を埋めるために添加され、ローリング直後の内部隙間で 、脂肪液とノン脂肪液混合液の置き換えを容易にする。チューブ26からパテ表 面62に供給される液体は、パテ54からの脂肪除去効果を著しく高める。
チューブ26からの添加溶液は、その成分要素に関して調節可能なので、風味料 、香辛料などをパテに添加することができる。本実施例では、添加液は実質的に 無脂肪である。
上述のように最小限の加圧で、ローラー20.22の緩やかな運動圧力により十 分な量の液体が下降移動する効果が得られる。さらに、パテ54の内部から表面 62に最初に滲み出した液化脂肪や他の肉汁は、ローラー20.22の動きとパ テ54の膨張によって下方へ押し出される。
本発明の原理は、製品を損傷することなく最大の脂肪除去を達成するように回転 圧力を製品にかけることであるが、これは3つの主要な要素によって決定される 。すなわち、回転圧力の回転率、圧力の大きさ、円錐ローラーの最大直径、であ る。
回転率は、製品が破損しないほど低く、適度な時間内に効果的に脂肪を除去でき る高さに保たれねばならない。7−12rp■の回転率が最大の効果を生み出す ようである。この回転率で、加圧時間は90秒間と限定される。圧力は、完全な 圧縮(凝縮化)と破損を避けつつ脂肪除去効果を最大にするように選択される。
パテ表面とローラーとの接触作用によって加圧レベルが選択され、これによりパ テは凹錐ローラーの底面付近の円周側面で、永続的にではなく弾力的に圧迫され る。
良好な条件下では、ローラーがパテの所定の部分を通り過ぎたなら、パテ表面は ほぼもとどおりの厚さに戻り、パテはスポンジのような働きを示す。すなわち、 内部の水分は、加圧中はまず下方に押し出され、ついでパテの表面が膨張する間 、添加溶液は上部表面から吸収される。
周期的な加圧力によってパテの水平層の上下間で激しい震動が生じ、パテ組織が 改善される。
もし、円錐形の最大直径が3インチを越えるローラーが、十分な脂肪を除去し得 る圧力下で使用されたとしたら、パテは押し潰されてしまう傾向にある。他方、 円錐形の最大直径が1インチ以下の細いローラーが同様の圧力で使用されたなら 、パテは引きちぎれてしまう。また、条件に合う直径のローラーと圧力を用いて も、円錐形の頂点付近で加圧される部分の脂肪除去率が悪い。高い圧力がかかる 部分からほとんどの脂肪が脇へ押し出されるので、円錐形の頂点付近になるにつ れて真下へかかる圧力が小さくなり、この部分からはほとんど脂肪か除去されな いという仮説が立てられる。
パテの中心部での脂肪除去率の悪さを克服するために(円錐形の頂点方向に向け て直径はだんだん小さくなる)、4つの円錐型ローラーが使用される。これらの それぞれは1〜2インチ、好ましくは1.5インチの最大直径部(すなわち広い 底部)を有する。このうち2つは他の2つの円錐の約半分の長さであり、これら 円錐は、トッププレート10から伸びる支え16を介して交互に装着され、回転 軸の中心に向けて設置される。長い方の2つの円錐ローラーはパテ周辺部の脂肪 除去を行い、短い円錐ローラーは中心部の脂肪除去を行う。この方式で、パテ全 体からまんべんなく脂肪が取り除かれる。円錐ローラーの数や配置を変えたとし ても、パテ中心部で効果的に脂肪を除去するために少なくともひとつの短い円錐 ローラーが回転の中心軸に向けて取り付けられる限り、上述の効果は達成される 。
ローリング圧力がかけられるにつれて、ノン脂肪溶液がパテの上部表面に供給さ れ、この表面から溶液はパテ内部へと浸透し、もともとの脂肪が滲み出た後の空 間を満たす。もともとパテの中に含まれていた無脂肪液もある程度までこの役割 を果たすが、このような液体の量では、十分な脂肪を除去し、かつジューシーさ を維持するには十分とはいえない。
ノン脂肪溶液を添加することによって、滲み出た脂肪の隙間が埋められ、所定の 脂肪除去率を達成するために必要とされる加圧レベルを引き下げることができる 。この低い加圧レベルにより、パテの食用レベルは維持される。
脂肪の除去促進に加えて、パテ表面への無脂肪液の添加によってパテのジューシ ーさが増す。また、明らかに加圧中にパテから脂肪および無脂肪液がぬけるのだ が、ここで失われたジューシーさも回復される。本発明にみられる、加圧中のハ ンバーガー内部への添加液の浸透は、2つの重要な機能を果たしている。すなわ ち、脂肪除去を高め、同時にパテのジューシーさを増すことである。
ノン脂肪液添加による効果は、これが加圧中ずっと続けられた時に最大になる。
加圧が減少されてからもパテ表面への脂肪液の添加が続く時、パテのジューシー さは実質的に高められる。なぜなら加圧の最終段階で加えられた溶液は外へ押し 出される事なく、パテ内部にとどまるからである。
本発明の実施例によれば、ノン脂肪溶液がパテ表面に添加されている間、(4p siの加圧レベルに対応する)8〜12ポンドの力が、処理過程の最初の60〜 70秒間にかけられ、その後、残り時間は(lpsiの加圧レベルに対応する) 2〜3ポンドの力へと減少される。これにより無脂肪溶液は外へ押し出されるこ となく、パテ内部にとどまる。
本発明の基礎は以下に述べる例を参照することによって、さらによく理解される 。しかしもちろん、これらの例は単に例証として引用されるものであり、請求項 及び本明細書で述べられている発明内容を限定するものではない。
興よ 係属中の親出願07/224.449でも引用されているが、例1は、ハンバー ガーパテの本来の形、構造、食用状態を維持しつつ、そこから十分な量の脂肪を 除去するためにかけられるローリング圧力の、従来にない効果を示している。
例1では、質量にして20%の脂肪含有量を持つ牛挽肉が使用されている。この 脂肪含有量は重量に基づいた実験分析により検出される。この牛挽肉で約108 〜114gの小判型のハンバーガー・パテが作られ、調理前のハンバーガー・パ テの直径は約11.5〜12cmである。挽き肉がパテの形にこねられたなら、 このパテは業務用フリーザ(冷凍庫)で調理前少なくとも12時間冷凍される。
冷凍ハンバーガーパテはフリーザから取り出され、解凍されずに、163℃の電 子グリルで調理される。加熱調理中、ハンバーガーは頻繁に裏返され(少なくと も4回)、パテ全体に熱が通るようにされる。調理済みのハンバーガーパテの温 度は高速反応の電子熱電対て計測され読み取られる。電子熱電対はパテの厚さの ちょうど半分の位置まで差し込まれる。この電子熱電対で読み取られた温度が表 1の調理温度である。
ハンバーガーパテが所望の温度に達したら、次の要領で加圧される必要がある。
まず加熱調理されたハンバーガーパテを電子グリルから取りだし、すぐに水平面 から約12°の角度で傾斜する平らなボードに移す。ハンバーガーパテ上方の円 筒ドラムを回転させることによって、回転帯の圧力が調理済みハンバーガーパテ にかけられる。加圧過程でハンバーガーパテから滲み出る脂肪と水分との混合液 は、ボードの端を取りまく溝に集められ、計量シリンダへと流れ込む。このよう にして、加圧中にパテから除去される脂肪と水分の合計量が測定される。円筒ド ラムは回転しながらハンバーガーパテの表面を5回横切る。全過程において除去 される脂肪のトータル量には、加熱調理過程で溶は出す脂肪の量も含まれる。
加熱調理され加圧されたハンバーガーパテの食感は感覚刺激的に決定される。
上述の実験はそれぞれ異なる温度まで加熱され異なる圧力をかけられたハンバー ガーパテについて行われる。実験結果は表1のごとくである。この表は係属中の 親出願中の表と類似しているが、新たな実験結果も含まれている。
表1かられかるように、わずかのローリング圧力で加熱調理されたハンバーガー パテからの十分な量の脂肪の除去が可能である。これはより高い圧力が必要とさ れた従来の処理方法からは予測できなかったことである。さらに、加熱調理済み のパテから十分な量の脂肪を除去し得る低いローリング圧力の下では、ハンバー ガーは「スポンジ」のように反応するという思いがけない事実により、ハンバー ガ一本来の形、組織構造、好ましい食感が維持される。
表1の左から7つ目の項目に示されるように、加熱調理及び加圧過程により、ハ ンバーガーから液体(脂肪、無脂肪の双方を含む)が取り除がれる。はとんどの 実験で(1〜7回目および11.13回目)、加熱調理、加圧および蒸発により 除去される液体のトータルパーセンテージは(左がら7つ目に示される項目であ り、これは左から5つ目と6つ目の項目を足したものである)、ハンバーガーが ウェルダンに調理される間に蒸発によってのみ失われるバーセンティジ(9回目 と10回目では重量の31.6%)に近い。つまり、(加圧)処理されたハンバ ーガーのジューシーさは、多少失われるとはいえ、まだ一般的に許容できる範囲 のものであると考えられる。しかし、多くの消費者はより「ジューシーな」ハン バーガーを望んでいる。この理由により本発明の実施例では、(「ウェルダン」 ではない)通常のハンバーガーのジューシーさまで回復させるために、加圧中お よび加圧後に水分が添加されるのである。
例2 加熱調理されたハンバーガーは幾分「スポンジ」のような特性がある。内部の隙 間は液体脂肪で満たされ、肉の組織構成は、低圧力ならば潰されずに十分抵抗で きる程柔軟である。故に、パテから十分な量の脂肪を取り除くことが可能であり 、なおかつ本来の形と構造、加圧前の状態を維持することができる。この実験で は、加熱調理されたハンバーガーは、圧力が加えられている間滲み出たすべての 脂肪分を迅速に取り除くように設計された平面に載せられる。
上述のことを例証するために、本来の脂肪含有量が重量にして22%の1/4ボ ンドの冷凍ハンバーガーパテ(直径4374インチ、厚さ3/8インチ)が、同 様の条件(加熱調理による水分および脂肪のロスが27〜28%)で、350’  Fの電子グリルで焼かれる。焼かれたハンバーガーは鉄板と穴開きプレートの いずれかに載せられ、以下の技術にしたかって様々な圧力の下で処理される。
(1)鉄板が使用される場合は、ハンバーガーは直接計量器の上に設置された鉄 板表面にのせられる。さらに第2の鉄板がハンバーガーに被せられ、上がら表面 に力がかけられる。この力は計量器で測定される。こうして2枚の鉄板に挟まれ てハンバーガーは圧迫される。圧力をかけ終えたならハンバーガーを取り出し、 下側の鉄板上に残る滲み出た脂肪の量を記録する。また加圧時と非加圧時のハン バーガーの重量および調理中に抜けた脂肪の量も記録される。
ここから加圧処理中に除去される脂肪のパーセンテージを計算することができる 。この実験は、パテが完全に押し潰されるまで圧力を増加させながら、繰り返し 行われる。この圧力は、調理済みパテ表面(14平方インチ)の面積当たりにか かる力として表わされ、その結果は第4図の「鉄板での平坦な加圧」に示される 。
(2)例3で述べられる装置は、穴開きプレートを用いた実験に使われ、ここで の圧力は鉄板もしくはローリング装置(1〜374インチの回転ドラム)によっ てかけられる。加圧処理中、加えられる圧力はパテの組織が完全に破壊されるま で徐々に増加され、様々な圧力地点で滲み出る脂肪のパーセンテージが測定され る。
鉄板を使用した場合の加圧力は上述と同様に計算される。ローラーを使用した実 験での圧力は円形ハンバーガーの異なる部分にかけられた圧力のマス平均圧力と して割り出される。それぞれの部分の幅は、圧力条件によってローラーがパテ表 面と接触して回転する長さである(2.5 psiで0.フインチ、5psiで 08インチ、8pslて12インチ)。この結果は第4図の「穴開きプレートで の圧力」に示される。
第4図から分かるように、同し圧力では、鉄板上のパテよりも穴開きプレートに 乗せられたパテの方が実際多くの脂肪が取り除かれる(3.0 pslでプラス 13%、7psiではプラス43%、1lpslではプラス37%、それぞれ多 めに除去される)。
鉄板上では、パテにまた滲み出た脂肪がまとわりついている間に圧力が緩められ た場合、いくらかの脂肪がパテに吸い取られ、パテ内部に逆戻りするという、「 スポンジ」現象が起こり、結果として脂肪除去率が低くなる。第4図に示される ように、穴開きプレートが使用されると品質のよいパテが出来上がるばかりでは なく、滲み出た脂肪はパテ内部に吸い取られる前に即座に取り除かれるため、よ り多量の脂肪が除去される。
例3 低圧力にはローリング圧力が特に効果的であり、それぞれ異なる直径のローラー と異なる圧力の条件で実験が行われ、どの条件下で、ハンバーガーの形、構造、 食に適した状態を維持しつつ最大量の脂肪が除去されるかを測定する。
当初の脂肪含有量が重量にして約22%の平均的なI/4ポンド冷凍ハンバーガ ーパテ(直径43/4インチ、厚さ3/8インチ)を正方形に切り取り(こうす ることにより調理済みハンバーガーの一定の幅にローリング圧力がかけられる) 、標準的な、繰り返し行われる同様の条件で(加熱調理による水分及び脂肪のロ スは27〜28%) 、350°Fの電子グリルで焼く。焼き上げられた直後の ハンバーガーは支持部を有する水平穴開きプレートにのせられる。この穴開きプ レートの真下に漏斗が設置され、ハンバーガーから出る液体は計量シリンダに流 れ落ちる。これらの装置全体は計量器の上に置かれ、ローラーにかかる圧力が測 定される。様々な直径のローラーでの脂肪除去パーセンテージが測定され、それ ぞれの結果におけるハンバーガーの組織、食感が主観的客観的にテストされる。
ここでの脂肪除去値は計量シリンダに集められた脂肪量、加圧前、加圧後のパテ の重量差、および加熱調理中に失う脂肪量を考慮して割り出される。
第5図は、様々な圧力下での脂肪除去パーセンテージとローラーの直径(フラッ トプレート、すなわち直径の非常に大きなローラーまで含む)との関係を示すダ イアグラム(線図)である。ある特定の大きさのローラーで、徐々に圧力を増加 させながら、最大脂肪除去率が得られるまで、異なる圧力点で繰り返し実験が行 われる。最大脂肪除去は、ハンバーガーが引きちぎれて崩壊が始まるとき(直径 5インチ以下のローラーがハンバーガーの内部に押し入る事によって起きる)か 、ハンバーガーを破壊する事なくこれ以上脂肪を取り除けないという時に得られ る。第5図中の線74は、様々な直径のローラーの、それぞれ最大圧力がかけら れた時のおよその最大脂肪除去点を結んだ軌跡である。この第5図には、テスト されたそれぞれ異なる圧力を示す多数のデータポイントを含んでおり、ここに示 されるすべてのデータは表2に要約される。
ここては所定のローラーにかけられる圧力を変化させて実験が行われ、脂肪除去 率に影響する要因は、かけられる力の強度あるいはローラーとハンバーガーの接 触首当たりの圧力である。ローラーに対する接触面は加えられる圧力が増加する につれて広くなり、パテ破断時の圧力は、ローラーが少なくとも3/16インチ (調理済みて加圧処理がされていないハンバーガーの厚さの約半分)までハンバ ーガー内部に入り込んみ、パテ表面の崩壊か起きたことに基づき、測定される。
破線76は、それを越えるとハンバーガーパテが明らかに堅く圧縮されてしまう 限界線を示している。線76によって示される境界線は、食べた感じおよび加圧 後のパテの圧縮パーセンテージを含む、種々の要因に基づいている。第5図から 、最大直径が1〜2インチの範囲でのローラーを使用して、圧力が6〜9ボンド /平方インチの場合、引きちぎれたり堅くなり過ぎることなしに、重量にして6 0〜65%もの脂肪が除去されることが分かる。さらに、食に適した要因を損な わずに70%まで脂肪を除去することができる。
ローラーの直径が1インチより小さくなった場合、脂肪除去率の低下が見られる 。このため、本発明では少なくとも2つの大きさの異なるローラーが使用される 。直径が大きく長さが短い円錐ローラーは、長いローラーの頂点付近の不十分な 脂肪除去を補う。これにより、加熱済みのパテはパテが崩壊しない低い圧力下で 、その表面に均等に加圧処理が施される。
例4 0−リング圧力と同時にパテ表面にノン脂肪溶液を供給することの作用を示すた めに、いくつかの実験がなされた。この実験には第1図及び第2図に示される形 態の装置が使用される。これまでと同様にハンバーガーパテは平均的な条件で焼 かれ、焼かれたパテは上述同様の水平穴開きプレートにのせられる。ハンバーガ ーに圧力がかけられる間、パテから失われる液体分は計量シリンダの中に集めら れる。一方の実験ではハンバーガーパテ表面にノン脂肪溶液が添加され、別の実 験では添加されない。いずれの場合も圧力は10ボンドまで上げられ(約3゜7 ps+の圧力と同等)、高い脂肪除去率を生み出す圧力地点が選択される。この 圧力は全処理過程の所要時間の70〜80%の間かけられる。その後、残り20 〜30%の脂肪除去時間を残して、圧力を当初の約1/3にまで下げる。圧力を 下げる目的は、ハンバーガー内部に浸透したノン脂肪溶液(使用された場合の) をそのまま内部に保持するためである。
これらの実験結果は表3に示される。この結果から、本発明独自の特性が示され る。まず、実験1で加えられる圧力がわずか3.7 psiであるのに、加圧中 のハンバーガーへのノン脂肪溶液の添加により著しい脂肪除去効果が得られる( 重量にして67%)。溶液がまったく添加されない場合は、同量の脂肪を除去す るために6〜9psiの圧力か必要とされることからみて(第5図参照)、明ら かに少ない圧力で同し効果が得られる。第2点は、(ノン脂肪溶液か添加された なら)たとえ多量の脂肪が取り除かれても、パテ自身の重さは基本的には変化せ ず、ノン脂肪溶液が加圧中に失われた脂肪に取って代わることにより、ハンバー ガーの「ジューシーさ」が保たれることである。この結果は実験2の結果と対称 的である。実験2では押し出された液体分が補われないため、加圧後のハンバー ガーの重量が当初より減少し、パサパサした味になる。
上記のことは本発明の特定の実施例に基づいたものであり、本発明の基本から離 れることなく様々な変形改良がなされることが理解されるであろう。一般的には 、本発明によって当初含まれる脂肪質量の少なくとも33%の脂肪を除去できる 。
取り除かれる脂肪の正確な量は、当初内の中に含まれていた脂肪の量および肉量 の自然の変化性に左右される。しかしながら上記で述べられたように、本発明で は本来の脂肪含有重量が22%のパテから60%以上の脂肪を取り除くことがで きる。
こうして、当初含まれる脂肪の少なくとも50%の除去が本発明によって容易に 達成され、本発明の範囲内でのバリエイジョンも可能である。例えば、ハンバー ガーをのせるために穴開きプレート4が使用されるが、他の平らな平面の使用も この発明の範囲内である。また、穴開きプレート4は一般的に平坦であるが、滲 み出た脂肪を取り除くのに傾斜した平面など、他の手段を使用してもよい。ここ に添付される特許請求の範囲は、本発明の範囲と意図に含まれる、これらのバリ エーションをカバーするようにできている。
ここに開示された実施例はあらゆる点に関して、上述の事項ばかりではなく、後 述の請求項で述べられる本発明の範囲の例証となり、これを限定するものではな く、請求項と等価の意味と範囲内でなされるすべての変形もここに含まれるもの である。
FIG、2゜ 二 二 。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法184条の8)1、特許出願の表示 PCT/US90105135 2、発明の名称 挽肉製品の品質強化方法および装置 3、特許出願人 1991年 8月21日 6、添付書類の目録 (1)補正書の写しく翻訳文) 1通 し出され、いくらかは矢印60のごとくパテ54の表面62から上方に滲み出る 。
最大加圧においては、液体が(その内の何割かはパテそのものから出る液体、そ の他はチューブ26から吹き付けられ滴り落ちる分)、矢印63で示されるよう に脇に退けられる。この時の方向は、ローラーが通り過ぎた直後のパテ部分が膨 張腰その部分の圧力が減少するので、圧力が加えられる方向から大きくずれるが 、同時にまた、いくらかは矢印64に示されるように下方に押し出される。右方 向に排除される液体は矢印66て示されるように、内部の隙間から下方へ流れで る液体を押し出す効果を持つ。ローラーが通り過ぎた直後のパテ54の表面62 は膨張し凸面上に湾曲する。これによって、矢印68に示されるように、添加さ れる溶液が焼きあげられた表面から下方へ浸透することが容易になる。この添加 溶液はパテ内部の隙間を埋めるために添加され、ローリング直後の内部隙間で、 脂肪液とノン脂肪液混合液の置き換えを容易にする。チューブ26からパテ表面 62に供給される液体は、パテ54か顛脂肪除去効果を著しく高める。
チューブ26からの添加溶液は、その成分要素に関して調節可能なので、風味料 、香辛料などをパテに添加することができる。本実施例では、添加液は実質的に 無脂肪である。
上述のように最小限の加圧で、ローラー20.22の緩やかな運動圧力により十 分な量の液体が下降移動する効果が得られる。さらに、パテ54の内部から表面 62に最初に滲み出した液化脂肪や他の肉汁は、ローラー20.22の動きとパ テ54の膨張によって下方へ押し出される。
本発明の原理は、製品を損傷することなく最大の脂肪除去を達成するように回転 圧力を製品にかけることであるが、これは3つの主要な要素によって決定される 。すなわち、回転圧力の回転率、圧力の大きさ、円錐ローラーの最大直径、であ る。
回転率は、製品が破損しないほど低く、適度な時間内に効果的に脂肪を除去でき る高さに保たれねばならない。77−12rpの回転率が最大の効果を生み出す ようである。この回転率で、加圧時間は90秒間と限定される。圧力は、完全な 圧縮(凝縮化)と破損を避けつつ脂肪除去効果を最大にするように選択される。
パテ表面とローラーとの接触作用によって加圧レベルが選択され、これにより持 重にハンバーガーが載せられている間かけられ、(C)前記加圧ステップの少な くとも一部で、熱せられたノン脂肪溶液をハンバーガー内部に導入し、 (d)液化した脂肪および添加された溶液が滲み出たならそれらを取り除く。
20、請求項19に記載の方法で、ステップ(b)の圧力は一定時間かけられ、 プロセスの終わりに向けて追加溶液が添加される間は圧力が減少され、これによ り最後に添加された溶液はハンバーガー内部に浸透し、そこに保たれることを特 徴とする。
21、一定の形にこねられた、中心を有する挽肉製品から脂肪を除去する装置で 、この装置は、製品から流れでる脂肪の速やかな除去を促すように設計された製 品を支えるための支持部と、前記支持部に向けて製品を加圧するための手段とか らなり、 前記手段は、実質的に前記支持部と平行に取り付けられた複数のローラーを含み 、この加圧手段は、製品に、(前記支持部と平行な平面で)繰り返し製品上を横 切るローリング圧力を、製品から十分な量の液化脂肪が滲み出る圧力レベルで、 一定時間にかけるためのもので、 この装置は少なくとも2組のローラーを有し、このうち1組のローラーの円錐軸 の長さは、他の組のローラーの円錐軸より長く、前記一方の組のローラーの円錐 底部は、もう一方の組のローラーの円錐底部よりも、前記中心に近い位置にある ことを特徴とする。
22、請求項21に記載の装置で、この装置はさらに、ローリング圧力が製品に かけられる間の少なくとも一定時間、ノン脂肪溶液を製品内部に導入する手段を 含む。
23、請求項22に記載の装置で、ノン脂肪溶液は製品の上部表面に供給される ことを特徴とする。
24、!二項23に記載の装置で、前記ノン脂肪溶液は水滴の一部の流れとして 供給されることを特徴とする。
25、請求項23に記載の装置で、前記ノン脂肪溶液は、当初製品中に含まれて いた脂肪の十分な量がノン脂肪溶液に置き換えられるまで、十分に供給されるこ とを特徴とする。
26、請求項21に記載の装置で、前記ローラーは製品表面を横切る環状軌跡に 沿ったローリング圧力を引き起こすために装着され作動される。
27、請求項26に記載の装置で、環状軌跡は、前記製品の少なくとも中心付近 に位置するひとつの軸を有することを特徴とする。
28、請求項21に記載の装置で、前記ローラーの各々は円錐の形状を有し、こ の円錐形は円錐軸を中心とする円錐の表面を有することを特徴とする。
29、H二項28に記載の装置で、前記加圧手段はさらに、それぞれのローラー が円錐軸の回りに自由に回転できるようにローラーを支えるシャフトを含むこと を特徴とする。
30、請求項29に記載の装置で、前記ローラーはその下側の円錐表面の母線が 、前記支持部に平行な平面と接するように横たえられて装着されることを特徴と する。
31、R二項28に記載の装置で、前記ローラーは垂直軸を中心とした環状軌跡 に沿って転がるように装着され、各々のローラーは小さい直径部分をもつ頂点側 が垂直軸を向くように配置されることを特徴とする。
33、請求項22に記載の装置で、前記ローラーは製品表面を横切る環状軌跡に 沿って転がるローリング圧力を引き起こすように装着され作動されることを特徴 とする。
34、請求項33に記載の装置で、前記製品は中心を有し、前記円形軌跡は少な くとも製品中心付近に位置する軸を有することを特徴とする。
35、挽肉製品から脂肪を除去するための装置で、この装置は、製品から流れで る脂肪の速やかな除去を促すように設計された製品を支えるための支持部と、前 記支持部に向けて製品を加圧するための手段とからなり、前記手段は、製品から 十分な量の脂肪が滲み出る圧力レベルで、製品表面を繰り返し横切るローリング 圧力を一定時間与えるための複数のローラーからなり、前記手段によって複数の 異なるローリング圧力が製品にかけられ、低いローリング圧力が製品にかけられ ている間、ノン脂肪溶液が導入されることを特徴とする。
36、請求項35に記載の装置で、前記支持部は、製品から滲み出た脂肪の流れ を速やかに取り去るために、製品の真下に複数の孔を有することを特徴とする。
37 請求項35に記載の装置で、前記複数のローラーは製品の完全性と組織構 造に影響を及はさないような滑らかな回転面を有することを特徴とする。
38、一定の形にこねられた加熱調理済みの挽肉パテから、パテの組織構造と完 全さを保ちつつ液体脂肪を除去するための装置で、この装置は、パテから流れで る脂肪の速やかな除去を促すように設計されたパテを支えるための支持部と、支 持部に向かってパテを加圧する手段とからなり、前記手段は、パテを繰り返し横 切るローリング圧力を与えるために装着された複数のローラーがらなり、前記複 数のローラーと支持部は、パテへの圧力を、加熱調理され圧迫されたパテの厚さ の50%以下に抑え、パテの構造面での完全性を維持するような位置関係におか れることを特徴とする。
39、請求項38に記載の装置で、この装置はさらに、ノン脂肪溶液をパテ内部 に導入するための手段を含む。
40、請求項39に記載の装置で、前記ノン脂肪溶液はパテの上部表面に供給さ れることを特徴とする。
41、請求項39に記載の装置で、前記ノン脂肪溶液は水滴の一部の流れとして 供給されることを特徴とする。
42、請求項39に記載の装置で、前記ノン脂肪溶液は、当初パテに含まれてい た脂肪の十分な量がノン脂肪溶液に置き換えられるまで、十分に供給されること を特徴とする。
43、請求項38に記載の装置で、前記ローラーは、パテを横切る環状軌跡に沿 って回転するローリング圧力を生み出すように装着され、作動されることを特徴 とする。
44、請求項43に記載の装置で、前記パテは中心を有し、環状の軌跡はパテの 少なくとも中心付近に位置するひとつの軸を有することを特徴とする。
45、請求項38に記載の装置で、前記それぞれのローラーは、円錐軸を中心と した円錐状の表面を有する円錐形の形状をしていることを特徴する。
46、請求項45に記載の装置で、加圧手段はさらに、各ローラーがそれぞれの 円錐軸の回りに自由に回転できるようにローラーを支える複数のシャフトを含む ことを特徴とする。
47、請求項46に記載の装置で、前記各ローラーは、それぞれ横にした円錐の 下側の母線が、支持台と平行な所定の平面に接するように、横たわって装着され ることを特徴とする。
48、請求項45に記載の装置で、前記ローラーはひとつの垂直軸を中心とした 環状軌跡に沿って転がるように装着され、各ローラーの頂点部分が前記垂直軸の 方向を向くように配置されることを特徴とする。
4つ、請求項48に記載の装置で、この装置には少なくとも2組のローラーが設 けられ、このうち1組のローラーの円錐軸の長さは、他の組のローラーの円錐軸 より長く、前記一方の組のローラーの円錐底部は、もう一方の組のローラーの円 錐底部よりも、前記中心に近い位置にあることを特徴とする。
50、請求項3つに記載の装置で、ローラーは、パテを横切る環状軌跡に沿って 転がるローリング圧力を引き起こすために装着され、作動されることを特徴とす る。
51 請求項51に記載の装置で、前記パテはひとつの中心を有し、前記環状軌 跡は少なくとも製品の中心付近に位置するひとつの軸を有することを特徴とする 。
52、一定の形にこねられた加熱調理済みの挽肉パテから、パテの構造的な完全 性を維持しつつ液体脂肪を除去するための装置で、この装置は、製品から流れて る脂肪の速やかな除去を促すように設計された製品を支えるための支持部と、 前記支持部に向けて製品を加圧するための手段で、パテを繰り返し横切るローリ ング圧力を与えるために装着された複数のローラーからなる加圧手段と、ノン脂 肪溶液をパテ内部に導入するための手段とからなり、前記ノン脂肪溶液を導入す るための手段において、ノン脂肪溶液は、当初パテに含まれていた脂肪の十分な 量がノン脂肪溶液に置き換えられるまで、十分な量がパテの上部表面へ供給され ることを特徴とする。
53、請求項52に記載の装置で、ローラーは、パテを横切る環状軌跡に沿って 転がるローリング圧力を引き起こすために装着され、作動されることを特徴とす る。
54、請求項53に記載の装置で、前記パテはひとつの中心を有し、前記環状軌 跡は少なくとも製品の中心付近に位置するひとつの軸を有することを特徴とする 。
55、請求項53に記載の装置で、前記それぞれのローラーは、円錐軸を中心と した円錐状の表面を有する円錐形の形状をしていることを特徴する。
56、請求項55に記載の装置で、前記加圧手段はさらに、各ローラーがそれぞ れの円錐軸の回りに自由に回転できるようにローラーを支える複数のシャフトを 含むことを特徴とする。
57、請求項56に記載の装置で、前記各ローラーは、それぞれ横にした円錐の 下側の母線が、支持台と平行な所定の平面に接するように、横たわって装着され ることを特徴とする。
国際調査報告

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般に平たくこねあげられた加熱調理済みの挽肉製品から、それらの構造面 での完全性と成分組織を維持しつつ脂肪を除去する方法で、この方法は以下のス テップからなる。 (a)前記挽肉製品を、肉牛に含まれる脂肪の一部が融解する温度に高め、(b )前記挽肉製品と平行な平面上で、脂肪が液化している間に、繰り返し製品表面 を横切るローリング圧力を与えることにより、形、組織構造、含べ心地を維持し つつ、質量にして含まれる脂肪の少なくとも33%が滲み出る圧力レベルで、一 定時間製品を加圧し、 (c)バテから融解した脂肪が滲み出たなら、それらを取り除く。
  2. 2.請求項1に記載の方法で、この方法はさらに、前記加圧ステップ(b)の少 なくとも一部でノン脂肪溶液を製品内部に導入するステップからなる。
  3. 3.請求項2に記載の方法で、前記製品は上下の表面を有するハンバーガー用バ テであり、上記溶液導入ステップは、ハンバーガーの上部表面にノン脂肪溶液を 供給することにより達成されることを特徴とする。
  4. 4.請求項3に記載の方法で、前記ノン脂肪溶液は水滴の一筋の流れとして供給 されることを特徴とする。
  5. 5.請求項2に記載の方法で、前記溶液導入ステップは、製品中の十分な量の脂 肪がノン脂肪溶液と置き換えられるまでノン脂肪溶液を供給することにより達成 されることを特徴とする。
  6. 6.請求項2に記載の方法で、前記加圧ステップ(b)は環状軌跡を描いて製品 を横切るローリング圧力によって達成されることを特徴とする。
  7. 7.請求項6に記載の方法で、質量にして本来製品に含まれていた脂肪の少なく とも50%が除去されることを特徴とする。
  8. 8.請求項1に記載の方法で、前記加圧ステップ(b)は環状軌跡を描いて製品 を横切るローリング圧力によって達成されることを特徴とする。
  9. 9.請求項1に記載の方法で、ステップ(b)で、製品は製品から滲み出た脂肪 を容易に除去できるような支持面にのせられ、圧迫されることを特徴とする。
  10. 10.請求項6に記載の方法で、前記製品はひとつの中心を有し、前記環状の円 形の軌跡は少なくとも製品の中心付近に位置するひとつの軸を有することを特徴 とする。
  11. 11.請求項8に記載の方法で、前記製品はひとつの中心を有し、環状の軌跡は 少なくとも製品の中心付近に位置するひとつの軸を有することを特徴とする。
  12. 12.ハンバーガー用バテから、それらの構造および組織を維持しつつ脂肪を除 去する方法で、この方法は以下のステップからなる。 (a)ハンバーガーに含まれる脂肪の一部が融解する温度にまでハンバーガーを 加熱し、 (b)ハンバーガーに含まれていた脂肪の一部が融解した直後で、脂肪がまだ液 化している間に、そこから十分な量の脂肪を押し出すと同時にハンバーガーの構 造および組織を維持できる低さの圧力をハンバーガーにかけ、(c)前記加圧ス テップの少なくとも一部で、熱せられたノン脂肪溶液をハンバーガー内部に導入 し、 (d)液化した脂肪および添加された溶液が滲み出たならそれらを取り除く。
  13. 13.請求項12に記載の方法で、前記加圧ステップ(b)は組みになったロー ラーによるローリング圧力によるものであり、このローラーは、平行な平面にお いて、ハンバーガー表面を横切る環状の軌跡に沿ってハンバーガー上を繰り返し 転がることを特徴とする。
  14. 14.請求項12に記載の方法で、前記ローラーの組によって十分な液体がハン バーガー内部へ促され、ハンバーガー中の十分な量の脂肪が前記液体によって置 き換えられることを特徴とする。
  15. 15.請求項13に記載の方法で、前記ローラーは円錐形の形を有することを特 徴とする。
  16. 16.請求項13に記載の方法で、上記ノン脂肪溶液の温度は約140′Fであ り、ハンバーガーの温度も約140′Fに保たれることを特徴とする。
  17. 17.請求項12もしくは13に記載の方法で、質量にして、当初ハンバーガー に含まれていた脂肪の少なくとも50%が除去されることを特徴とする。
  18. 18.請求項13もしくは14に記載の方法で、ステップ(b)において圧力は 一定時間かけられ、プロセスの終わりに向けて追加溶液が添加される間、圧力は 減少され、これにより最後に追加された分の溶液はハンバーガー内部に浸透しそ のまま内部に保たれることを特徴とする。
  19. 19.ハンバーガー用パテから、それらの構造および組織を維持しつつ脂肪を除 去する方法で、この方法は以下のステップからなる。 (a)ハンバーガーに含まれる脂肪部分が融解する温度にまでハンバーガーを加 熱し、 (b)ハンバーガーに含まれていた脂肪が融解した直後で、脂肪がまだ液化して いる間に、質量にして当初含まれていた脂肪の少なくとも50%を押し出すと同 時にハンバーガーの構造および組織を維持できる低さの圧力をハンバーガーにか け、この圧力は、滲み出た脂肪および液体が容易に取り除かれるように設計され た支持面にハンバーガーが載せられている間かけられ、(c)前記加圧ステップ の少なくとも一部で、熱せられたノン脂肪溶液をハンバーガー内部に導入し、 (d)液化した脂肪および添加された溶液が滲み出たならそれらを取り除く。
  20. 20.請求項19に記載の方法で、ステップ(b)の圧力は一定時間かけられ、 プロセスの終わりに向けて追加溶液が添加される間は圧力が減少され、これによ り最後に添加された溶液はハンバーガー内部に浸透し、そこに保たれることを特 徴とする。
  21. 21.一定の形にこねあげられた挽肉製品から脂肪を除去する装置で、この装置 は、前記挽肉製品を載せ、滲み出た脂肪を製品から取り去るように設計された支 持部と、前記支持部に載せられた製品を加圧する手段とからなり、この加圧手段 は、前記支持部に平行な平面上で繰り返し製品を横切るローリング圧力を、製品 から液化された脂肪の十分な量が滲み出る圧力レベルで一定時間かけるために装 着された複数のローラーからなることを特徴とする。
  22. 22.請求項21に記載の装置で、この装置はさらに、ローリング圧力が製品に かけられる間の少なくとも一定時間、ノン脂肪溶液を製品内部に導入する手段を 含む。
  23. 23.請求項22に記載の装置で、ノン脂肪溶液は製品の上部表面に供給される ことを特徴とする。
  24. 24.請求項23に記載の装置で、前記ノン脂肪溶液は水滴の一筋の流れとして 供給されることを特徴とする。
  25. 25.請求項23に記載の装置で、前記ノン脂肪溶液は、当初製品中に含まれて いた脂肪の十分な量がノン脂肪溶液に置き換えられるまで、十分に供給されるこ とを特徴とする。
  26. 26.請求項21に記載の装置で、前記ローラーは製品表面を横切る環状軌跡に 沿ったローリング圧力を引き起こすために装着され作動される。
  27. 27.請求項26に記載の装置で、前記製品はひとつの中心を有し、前記環状軌 跡は少なくとも製品中心付近に位置するひとつの軸を有することを特徴とする。
  28. 28.請求項21に記載の装置で、前記ローラーの各々は円錐の形状を有し、こ の円錐形は円錐軸を中心とする円錐の表面を有することを特徴とする。
  29. 29.請求項28に記載の装置で、前記加圧手段はさらに、それぞれのローラー が円錐軸の回りに自由に回転できるようにローラーを支えるシャフトを含むこと を特徴とする。
  30. 30.請求項29に記載の装置で、前記ローラーはその下側の円錐表面の母線が 、前記支持部に平行な平面と接するように横たえられて装着されることを特徴と する。
  31. 31.請求項28に記載の装置で、前記ローラーは垂直軸を中心とした環状軌跡 に沿って転がるように装着され、各々のローラーは小さい直径部分をもつ頂点側 が垂直軸を向くように配置されることを特徴とする。
  32. 32.請求項31に記載の装置で、少なくとも2組のローラーが装着され、この ローラーの組のうち一組はもう一方の組のローラーより長い円錐軸を有し、前記 一方の組のローラーの円錐の底部側は、もう一方の組の円錐の底部側よりも前記 垂直軸から近いところに位置することを特徴とする。
  33. 33.請求項22に記載の装置で、前記ローラーは製品表面を横切る環状軌跡に 沿って転がるローリング圧力を引き起こすように装着され作動されることを特徴 とする。
  34. 34.請求項33に記載の装置で、前記製品は中心を有し、前記円形軌跡は少な くとも製品中心付近に位置する軸を有することを特徴とする。
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