JPH05501128A - 高耐衝撃性のポリエチレンテレフタレート―ポリカーボネートブレンド組成物 - Google Patents

高耐衝撃性のポリエチレンテレフタレート―ポリカーボネートブレンド組成物

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JPH05501128A
JPH05501128A JP3507147A JP50714791A JPH05501128A JP H05501128 A JPH05501128 A JP H05501128A JP 3507147 A JP3507147 A JP 3507147A JP 50714791 A JP50714791 A JP 50714791A JP H05501128 A JPH05501128 A JP H05501128A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高耐衝撃性のポリエチレンテレフタレート−ポリカーボネートブレンド組成物あ る特定のポリエステル成型用組成物に関する。更に詳しくは、本発明は反応性の 衝撃性改質剤を更に含む、ポリエステル及びポリカーボネート又はポリアリ−レ ートを含んで成る組成物に関する。
マー°の形成に際してしばしばその成分として用いられる。ここで、これらの成 この技術分野で周知のように、成分の望ましい特性を与えつつ同時に不利な性質 をもたらさないブレンド高分子材料の形成は滅多に達成されない。
エンジニア−ドブラスチックの形成において広く使用されている1つのポリマ香 族ポリカーボネートは環境応力によるひどいクレージング性とクラツキング性、 即ち有機溶媒、例えば多くの一般的一自動車用流体、ガソリン、塗料等の成分で ある多(の炭化水素、アルコール、ケトン等の基本的溶媒の存在によって高めら れるタイプの破壊を示すことが知られているので、それらポリカーボネートは不 適当である。最も重大なことであるが、標準的な試験法において衝撃強度減と脆 性タイプの破壊の増加が観察されている。環境応力によるクラッキングに対する ポリカーボネートの抵抗性を高めるポリカーボネートのある種の特定の配合物が 創案されており、その製造は少量のポリアルキレンテレフタレート、例えばポリ (エチレンテレフタレート)及びポリ(ブチレンテレフタレート)の添加を含む 。
しかし、ポリカーボネートと少量のポリアルキレンテレフタレートとのブレンド から形成された物品はポリカーボネート自体より耐衝撃性が低いことが認められ ている。このことが斯かる材料の耐衝撃性を改良するためにポリカーボネートと ポリアルキレンテレフタレートとのブレンドにおいて追加成分を使用することの 提案に導いた。
この技術分野で頭文字から取った“PET”なる略号でも知られているポリ(エ チレンテレフタレート)及び同様に“PBT”と称されるポリ(ブチレンテレフ タレート)を含めてポリアルキレンテレフタレートは単独材料として、或いは剛 性、耐衝撃性及び耐摩耗性が必要とされるプラスチック製品の成分としてしばし ば好んで使用される芳香族ポリエステルである。これはポリアルキレンテレフタ レート、特にPBTがその溶融物からの冷却に続いて示す結晶性が比較的高く、 しかして多くの成型操作、特に射出成型法でのそれらの使用を促進することによ ることはこの技術分野で知られている。しかし、これらの材料、特にPETはア ニーリング後、即ち熱エージング(heat aging)後の耐衝撃性が乏し いことが知られている。PETの射出成型は、PBTとは対照的に、結晶化速度 が遅く、成型物品に不均一な又は低い結晶性をもたらす。PET成型物品の後続 アニーリング、即ち熱暴露は更なる結晶化を引き起こし、より大きな不均一な結 晶構造をもたらす。しかし、この技術分野で周知のように、大きく、不均一な結 晶構造を持つポリマーはまた成型物品においてしばしば望ましくない性質である 低耐衝撃性を有する。従って、未充填PETはPBTに比較して結晶化後の耐衝 撃性がより低いことに起因して射出成型用樹脂としては通常好ましくない。
ポリカーボネートとポリ(アルキレンテレフタレート)とのブレンド又は混合物 から成るプラスチック材料の加工とその物性における提案された更に他の改善に 、それら2種のポリマーに更に他の成分を加えるか、又はポリカーボネートとポ リ(アルキレンテレフタレート)のブレンドから形成される物品の製造に特定の 成型法を使用すると言うものがあった。幾つかの例に次のものがある:ゴム系衝 撃性改質剤がブレンドされたPE及びPCを開示する、“高められた耐ガソリン 性を有する成型用組成物“に関するチャン(Chung)等に付与された米国特 許第4,522,979号明細書:ポリアルキレンテレフタレート、ポリカーボ ネート並びにゴム靭性化剤及びゴム状エチレンコポリマーから成る熱可塑性の成 型用材料を開示する、“ポリエステル及びポリカーボネートの熱可塑性成型用材 料”に関するラウスパーグ(Lausberg)等に付与された米国特許第4.  764. 556号明細書;衝撃性改質剤として芯/外殻型ゴムを含むPE/ PCブレンドについての、′ポリエステル/ポリカーボネートブレンド″に関す るロマンス(Romance)に付与された米国特許第4.897,448号明 細書:過半量の芳香族カーボネートポリマー、並びにビニル芳香族化合物とオレ フィン系エラストマーとの1テレブロツク(teleblock) @コポリマ ー及びオレフィンアルキルアクリレートから成る少量の芳香族カーボネートポリ マー系衝撃性改質用組成物を有する組成物を開示する、“3成分系ポリカーボネ ートブレンド′に関するリウ(Liu)等に付与された米国特許第4,737. 545号明細書。更に、PC1ポリアルキレンテレフタレート及びエラストマー 性アクリレートコポリマーから成るポリマー組成物について検討している、“ポ リカーボネート、ポリエステル、エラストマー性アクリレートコポリマー及びフ ェノキシ樹脂の組成物”に関するリウ等に付与された米国特許第4.629,7 60号明細書があり、また“靭性化された熱可塑性ポリエステル組成物”に関す るデーラップ(Deyrup)に付与された米国特許第4.753,980号明 細書には特に注目される。この米国特許第4゜753.980号明細書において 、デーラップはポリ(アルキレンテレフタレート)ポリマーであってもよいポリ エステル樹脂、例えばPET又は一般に“PBT”として知られる、ホモポリマ ーかコポリマーとしてのポリ(プチレンテレフタレート)又はPETとPBTと の混合物、及びエチレンターポリマー、例えばエチレン/メタクリレート/グリ シジルメタクリレートを含む組成物について記載している。
更に、“ポリエステル組成物及びその成型物”に関する東し株式会社に付与され た欧州特許出願筒0 180648号明細書には、芳香族ポリエステル、数平均 分子量10,000〜go、oooの芳香族ポリカーボネート並びにアルファー オレフィン及びアルファー、ベーターエチレン性不飽和カルボン酸のグリシジル エステルより木賃的に成るコポリマーから成るポリマー組成物が開示される。
これら技法のあるものは満足できる性質を有する物品をもたらす組成物を提供し ているが、それらの多様性と数は性質と加工性が更に改善されている新規な組成 物の必要が存在することを示いている。
発明の概要 本発明によれば、 ポリエステル、 式 (式中、Aは二価の芳香族アルコール化合物に由来する二価の芳香族基である。
)の繰返構造単位で表されるポリカーボネート、及び式 [式1] E/A/X [式中、“E”はアルファーオレフィン又は別のモノマーとしてのアルカジエン を表し、“A”は式 (式中、“Y”は−H又はアルキル置換基であり、“Z“は−COOR,−CN 。
−0COR又は−Arである(ただし、“R”はメチル、エチル、ブチル若しく は他のアルキル基であることができ、“Ar”はフェニル若しくは置換フェニル であることができる)。) を有する物質を表し、そして“X“はエポキシド、イソシアネート、1.3−オ キサジノン又はアシルラクタムの各官能基から選択される反応性官能基“Poを 含む構造式 を有するコモノマーを表す。コ を有する化合物から成る反応性ターポリマー成分(以後においては、“グラフト ターポリマー”と称し、交換して使用する)を含んで成る衝撃性の改質されたポ リエステル−ポリカーボネート組成物にして、そのターポリマーが組成物の他の 高分子物質、特にポリカーボネート及びポリ(エチレンテレフタレート)とグラ フト結合を形成するそのような組成物が提供される。
本発明の組成物から成る成型物品もまた提供される。
また、本発明のポリマー組成物がポリカーボネートとポリ(エチレンテレフタレ ート)と上記の式“E/A/X”による活性グラフトターポリマーにして、その グラフトターポリマーがポリカーボネート及びポリ(エチレンテレフタレート) の末端基とグラフトタイプの結合を形成する反応性の能力を有する場合に、改良 された性質を有するポリマー組成物が製造することができ、その組成物は改良さ れた性質、特に熱エージング後に高い耐衝撃性を保持していると言う性質を有す ることが予想外にも発見された。
発明の詳細な説明 本発明によれば、使用することができるポリカーボネートは二価フェノールのカ ーボネートポリマーである。斯かるポリカーボネートは二価フェノールをカーボ ネート前駆体、例えばホスゲン、ハロホルメート又はカーボネートエステルと反 応させることによりて製造することができる。得られるポリカーボネートは、一 般に、式 (式中、Aは二価の芳香族アルコール化合物、好ましくはビスフェノールAに由 来する二価の芳香族基である。)の繰返構造単位で表すことができる。これらの ジヒドロキシ芳香族化合物は4.4′ −ジヒドロキシジ(単核アリール)A化 合物と定義されるもので、その単核アリールはフェニル、トリル、キシリル、エ チルフェニル、イソプロピルフェニル等であることができ、またA結合基は−C H2−1−Cx H4−1−C3H6−1−C,H8−1−SO,−1−S−1 −〇−1−CSF6−等であることができる。典型的な二価フェノールは次のも のである=2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2.2−ビス( 4−ヒドロキシフェニル)へキサフルオロプロパン、2.2−ビス(4−ヒドロ キシフェニル)ペンタン、2.4’−(ジヒドロキシジフェニル)メタン、ビス −(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス−(2−ヒドロキシフェニル)メタ ン、ヒドロキノン、レゾルシノール、ビス−(4−ヒドロキシ−5−ニトロフェ ニル)メタン、1゜1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、3,3−ビス (4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2.2−ジヒドロキシジフェニル、2. 6−シヒドロキシナフタレン、ビス−(4−ヒドロキシジフェニル)スルホン、 ビス−(3,5−ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、2.2−ビス −(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2. 4’ −ジ ヒドロキシジフェニルスルホン、5°−クロロ−2,4′−ジヒドロキンジフェ ニルスルホン、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ジフェニルスルホン、4.  4’ −ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4°−ジヒドロキシ−3,3゛  −ジクロロジフェニルエーテル、4.4°−ジヒドロキシ−2,5゛ −ジヒ ドロキシジフェニルエーテル等。
他の適当な二価フェノールは米国特許第4,126.602号、同第2,999 .835号、同第3.028,365号、同第3.334,154号及び同第4 .131,575号明細書に開示される。ポリカーボネートの製造には2種又は 3種以上の異なる二価フェノールを用いることも可能である。
これらの芳香族ポリカーボネートは、米国特許第4.018,750号明細書に 記載され、開示される方法により二価フェノールとカーボネート前駆体、例えば ホスゲンとを反応させることによる前記のような公知の方法で、又は米国特許第 3.153.008号明細書に開示されるエステル交換法、その他この技術分野 で周知の他の方法で製造することができる。
更に、前記のように、2種又は3種以上の異なる二価フェノール、またそれのみ ならず二価フェニールとグリコールとのコポリマー、又は二価フェニールとヒド ロキシ若しくは酸末端基付きポリエステルとのコポリマー、或いはポリカーボネ ートの製造における使用に対してホモポリマーではな(カーボネートコポリマー が望ましい場合に二価フェニールと二塩基性カルボン酸とのコポリマーを用いる ことができる。米国特許第4.001,184号明細書に記載されるもののよう な分枝ポリカーボネートも有用である。更に、線状ポリカーボネートと分枝ポリ カーボネートとのブレンドを使用してもよい。更にまた、本発明の実施に際して 上記物質の任意のもののブレンドを使用しても芳香族ポリカーボネートを得るこ とができる。いずれにしても、好ましい芳香族ポリカーボネートはポリ(2゜2 −ビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン)カーボネート類より成る群から選 択されるものである。これらポリカーボネートの内で最も好ましいものは2゜2 −ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンから誘導されるポリカーボネートで ある。
本発明により使用可能なポリカーボネートは10,000〜go、oooの数平 均分子量を有するのがよい。数平均分子量の範囲は15,000〜40.000 の範囲であるのが好ましい。ポリカーボネートの特定の数平均分子量は本発明の 新規なグラフトターポリマーの、このターポリマーが使用されているポリマー組 成物において改良された性質を達成する操作に有害であるとは思われないが、ポ リカーボネートの数平均分子量が約10,000より低いか、又は約so、oo 。
より大であると、得られる生成物であるポリマー組成物は成型性及び加工性が乏 しくなるか、或いは機械的性質、特に熱エージング後の引っ張り強度が不十分と なることが観察されている。
ポリカーボネートは、標準的なウッペローデ粘度測定法により室温で測定して、 好ましくは約0.2〜1.2dl/g (デシリットル/グラム′)、更に好ま しくは約0.3〜0.9dl/gのジクロロメタン中極限粘度又は固有粘度を有 すべきである。本質的なことではないけれども、ポリカーボネートは、好ましく は、ヒドロキシル末端基を有すべきである。
適当なポリエステルに0.3dl/g以上の固有粘度を有する、一般にグリコー ルとジカルボン酸又はその反応性誘導体との線状飽和縮合生成物であるポリマー がある。それらポリマーは8〜14個の炭素原子を有する芳香族ジカルボン酸と シクロヘキサンジメタツール、ネオペンチルグリコール及び式HO(CH2)。
OH(式中、文字“n″は2〜10の任意の整数であることができる)の脂肪族 グリコールより成る群から選択される少なくとも1種のグリコールとの縮合生成 物から成るのが好ましい。芳香族ジカルボン酸の最大で50モル%までを8〜1 4個の炭素原子を有する少なくとも1種の別の芳香族ジカルボン酸で置き換え、 及び/又は芳香族ジカルボン酸の最大で20モル%までを2〜12個の炭素原子 を有する脂肪族ジカルボン酸で置き換えることができる。
本発明によれば、適当なポリエステルにポリ(エチレンテレフタレート)、ポリ (1,4−ブチレンテレフタレート)、1.4−シクロへキシレンジメチレンテ レフタレート/イソフタレートコポリマー及び芳香族ジカルボン酸とグリコール とから誘導される他の線状ホモポリマーエステルがある。芳香族ジカルボン酸に 、限定される訳ではないが、イソフタル酸、ジ安息香酸、1.5−ナフタレンジ カルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2.7−ナフタレンジカルボン 酸を含めてナフタレンジカルボン酸、4,4′ −ジフェニレンジカルボン酸、 ビス(p−カルボキシフェニル)メタン、1.4−テトラメチレンビス(p − オキシ安息香酸)、エチレンビス−p−安息香酸、1. 3−トリメチレンビス (p−オキシ安息香酸)及び1.4−テトラメチレンビス(p−オキシ安息香酸 )がある。グリコールは、限定される訳ではないが、2.2−ジメチル−1゜3 −プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタツール及 び一般式HO(CH2)−OH’(式中、“n′は〜10の整数であることがで きる)の脂肪族グリコール、例えば、限定される訳ではないが、次のエチレング リコール、1. 3−1−ジメチレングリコール、1.4−テトラメチレングリ コール、1.6−へキサメチレングリコール、1,8−オクタメチレングリコー ル、1゜10−デカメチレングリコール、1.3−プロピレングリコール及びブ チレングリコールから選択される。上記のように、最大で20モル%までの1種 又は2N以上の脂肪酸を含めることができる。適当な脂肪酸に、例えばアジピン 酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカンジ酸及び1.4−シクロヘキサンジカ ルボン酸がある。
ポリエステルは、ホモポリマーとしてか又は2種又は3種以上のポリ(アルキレ ンテレフタレート)のコポリマーとしてのポリ(アルキレンテレフタレート)の 1種又は2種以上であるのが好ましい。頭文字から取った“FAT”を本明細書 における標識上の約束として、ポリ(アルキレンテレフタレート)の表示として 交換して使用するものとする。
好ましい組成物はPETホモポリマー又は少量のコモノマーを含有するPETコ ポリマーを含む。このポリマーは、この技術分野で周知のように、PBTホモポ リマーとは異なるので、これら2種の物質はそれらの結晶化挙動の相違に起因し て異なる形態を示す。この相違、即ちPETの場合PBTと比較して仕上げ物品 において結晶化速度が遅いこと及び大きな不均一な結晶構造を作る傾向がこれら 物質のアニーリング操作後、即ち長時間の熱暴露後の異なる衝撃強度の原因であ ることはこの技術分野で知られている。PBTの比較的剛直、不均一な結晶形態 がより大きな脆さの原因であることが知られており、従って、特に充填材及び強 化剤の不存在下で物品を形成するときに使用するための材料としては余り望まし くない。
このポリエステルは、好ましくは、約0.2〜約1.2dl/gの極限粘度を有 すべきであり、更に好ましくは、極限粘度は約0.4〜約0.95dl/gの範 囲にあるべきである。これらの粘度値は標準的なウッペローデ粘度計を用い、領  5%濃度のフェノール−四塩化エタン(60/40 v/v)溶液中で室温に おいて測定される。ポリエステルは、好ましくは、活性連鎖末端基、即ちカルボ ン酸及び/又はヒドロキシル末端基を少なくともO,O1meq/gの濃度で有 すべきである。末端基は標準的なカルボキシル又はヒドロキシル滴定定量法で定 量される。
本発明による組成物は、組成物の総重量百分率基準で、ポリカーボネートを約3 0〜約60%の範囲、ポリエステルを約30〜約60%の範囲の相対重量比で、 そして以下において更に詳しく検討するグラフトターポリマーを約2〜約30% の重量比範囲で含む。更に好ましくは、ポリエステルは組成物の約40%を占め るべきであり、ポリカーボネートとグラフトターポリマーは組成物の残りの量を 占める。これは、ポリエステルがそのような割合より少ない量で存在する場合は 熱エージング後の有利な衝撃特性は実現されないことが観察されているからであ る。
本発明によれば、組成物はターポリマー成分、又は上記において互換的にグラフ トターポリマーと記載される成分を更に含む。このターポリマー成分は式[式1 ] E/A/X [式中、“E”はアルファーオレフィン又は別のモノマーとしてのアルカジエン を表し、′A″は式 一0COR又は−Arである(ただし、“R”はメチル、エチル、ブチル若しく は他のアルキル基であることができ、“Ar”はフェニル若しくは置換フェニル キサゾリン又はアシルラクタムの各官能基から選択される反応性官能基“P′を 含む構造式 酸物中の他の高分子物貰、特にポリカーボネート及びポリ(エチレンテレフタレ ート)とグラフトタイプの結合を形成する。
本発明によれば、Xの成分はエポキシド、イソシアネート、アシルラクタム又は オキサゾリンである。従って、エポキシド官能基を有するXはグリシジルアクリ レート、グリシジルメタクリレート、グリシジルアリルエーテル及びその他のグ リシジル基含有化合物から誘導することができる。Xがイソシアネート官能基を 有すべき場合、Xは2−イソシアナトエチルメタクリレート、p−イソプロペニ ル−アルファー、アルファー−ジメチルベンジルイソシアネート、m−イソプロ ペニル−アルファー、アルファー−ジメチルベンジルイソシアネート等から誘導 することができる。オキサゾリン官能基が望まれる場合は、Xは2−イソプロペ ニル−1,3−オキサゾリン、2−(p−ビニルフェニル)−1,3−オキサゾ リン等から誘導することができる。アシルラクタム官能基が望まれる場合は、X はメタクリロイルカプロラクタム、メタクリロイルラウロラクタム、一般式(式 中、“X″は3〜10の値を有することができ、そして“Y”は−H又は−OH 。
である。) を有する化合物から誘導することができる。
グラフトターポリマーは遊離ラジカル開始剤又は他のタイプの開始剤で触媒され るE、A又はXの塊状相又は溶液相での共重合で合成することができる。グラフ トターポリマーを組成する成分は相対重量比としてターポリマーの総重量に対し てE約98.9〜45重量%、A約1〜40重量%及びX約0.1〜約15重量 %の割合で存在することができる。ここで留意すべきは、その総重量に対する成 分の相対割合は多数の変数の影響を受け、そして個々の成分の重量に依存すると 言うことである。更に、それらの相対割合は特定の組成物の反応性を合わせるよ うに調整することができる。
本発明に開示されるターポリマーのこれらの官能基は全てそれらの高反応性に起 因してPET及びPCとグラフトする性質を有することが見い出されている。
Xがエポキシド官能基又はオキサゾリン官能基を有するE/A/X組成物が極め て有利であることが見い出された。
ターポリマーの1つの有利な特長は官能基“X”がそのポリマー内で“水掃去剤 ″としても機能し、従ってそのポリマーの製造中にポリマー溶融物から遊離の水 分子を除去する作用を奏することができると言うことである。斯かる特長はポリ (エチレンテレフタレート)を加工中に溶融させる前にポリ(エチレンテレフタ レート)を乾燥する必要をなくするもので、再生PETを供給原料として使用す る場合に特に有利な特長である。これは水含量がより少なく、従って乾燥の必要 が少ないか、又は全(ないポリマー組成物を形成するときに有利である。
一般に組成物の約10%以下を占める少量の有機改質剤を本発明による組成物に 加えてもよいことは当業者には明白であろう。この種の典型的な改質剤の例を挙 げると、熱安定剤、難燃剤、顔料及び着色剤、成核剤、潤滑剤及び流れ調整剤、 特に多くのポリマー物質の溶融流れ特性を改良するためにしばしば用いられる添 加剤であるエチレンコポリマーがある。また、充填材及び強化剤(ガラス繊維、 タルク、炭素繊維等がある)のような無機改質剤としての無機材料を任意の適当 な量で使用し、含めることもできる。その量は、好ましくは約40〜50%のこ の技術分野で典型的に使用される範囲である。
実施例の組成物は一般に2つの方法の内の1つで調製された。第一の方法−これ は成分の予備ブレンドを行わない場合であるが−においては、成分を適切な重量 百分率で混転ブレンド処理により、又は回転ドラムでまずトライブレンドし、次 いでブレンドされた成分をその溶融物を形成するように加熱された一層スクリユ ー押出機のホッパーに供給し、次にダイを通して押し出してストランドを形成す ることによって溶融ブレンドを調製する。ストランドを急冷(quench)  、冷却するために押出物を水浴に急速に通し、通過させた。ストランドを次にペ レット形成機に通し、通過させ、得られたペレットを集め、乾燥した。
第二の方法−これは形成法に予備ブレンド処理工程が含まれる場合であるが−に おいては、使用ポリカーボネート及びターポリマーをまずブレンドし、その後そ れらを任意、所望の組成を持つPETと組み合わせる。この第二の方法は、その 予備ブレンド処理が予備ブレンドされているターポリマーとポリカーボネートと を一層均一に相分布させ、ポリカーボネート/PET内のターポリマーの分布を 改善して、最終組成物におけるグラフト量を増加させ、それによって最終組成物 の改良された性質を高めるのを可能にするので、好ましい方法である。この方法 によれば、ポリカーボネートとターポリマーとが溶融押し出しでまず予備ブレン ドされ、その後もう1つの溶融押し出し操作でPETとブレンドされる。この方 法は、従って、本質的に2工程−軸スクリユー押出法を構成する。別法として、 2段階、−回通過(single pass)押出法を使用することによっても 溶融ブレンドを調製することができる。斯かる方法では、ポリカーボネートとタ ーポリマーとの適切な重量百分率のトライブレンドを一層スクリユー押出機の第 一ホツバ−に導入される。第一ホツバ−と押出機の出口におけるダイとの間の略 中程、下流の位置にある押出機の第二ホッパーにPETの適当量を導入する。同 様に、ストランドを急冷、冷却するために押出物を水浴に急速に通し、通過させ 、次いでストランドをベレット化し、集め、そして必要な場合は乾燥した。
これらペレットを用いて試験片を成型した。試験片は射出成型機の使用によるこ の技術分野で周知の標準化された試料寸法である1/8インチの試験バーであっ た。この方法を用いて引っ張り試験用バーとアイゾツト衝撃試験用バーの両試験 片を作成した。続いて、ある量の試験バーをアニーリング用オーブン中、約15 0℃の温度においてアニーリングした。試験バーはアニーリング用オーブン中に この技術分野で周知の試験パラメーターに従って16時間か、又は72時間保持 した。
試験バーの試験はこの技術分野で一般に用いられている標準化された試験法で行 った。即ち、引張強度は落錘衝撃試験機を使用してASTM標準試験法D−30 29に従って試験し、また衝撃強度はノツチ付きアイゾツト振子型衝撃測定装置 を使用してD−256の試験条件下で測定した。
発明の実施例 次の実施例は本発明の特定の態様を示すもので、本明細書に開示される反応性タ ーポリマーを含めることにより達成されるPETとポリカーボネートとの特定の 組成物の驚(べき靭性特性を例証するものである。本発明の次の実施例は単に説 明のためのものであって、発明の範囲は後記請求の範囲によってのみ定められる ものであることを理解すべきである。
実施例で用いられている百分率は、特に明記されなければ、成分の総重量に対す る個々の成分の重量百分率であると理解すべきである。
実施例1 実施例1はPET40%、ポリカーボネート40%及びエチレン/エチルアクリ レート/グリシジルメタクリレートターポリマー20%より本質的に成る溶融ブ レンド組成物である。使用したPETはI、 V、 領 67(フェノール/T CE中で測定)の、典型的には約0.035〜0.04meq/gのカルボキシ ル連鎖末端基を含有するびんの等級の樹脂であった。使用したポリカーボネート はポリカーボネート物質の一族に使用される名称である商標名“レキサン(Le xan)”で市販されるものであった。使用した特定のポリカーボネートは“レ キサン101”であった。エチレン/エチルアクリレート/グリシジルメタクリ レートターポリマーはエチレン75%、エチルアクリレート17%及びグリシジ ル官能基8%と言う相対重量比を有すると記載されるものであった。
溶融ブレンドは、まず成分の全てを一緒にトライブレンドすることによって調製 し、続いてそのトライブレンドされた成分を次にL/D比30/1のキリオン( Killion) 1インチ−軸スクリュー押出機のホッパーにマッドクス(M addox)混合ヘッドを備えたフィードスクリューを使用して供給した。押出 機の各ゾーンのバレル温度は次の大体の温度に保った:ゾーン11205℃;ゾ ーン2.250℃;ゾーン3.270℃;ゾーン4.250℃。フランジの温度 は約250℃に保ち、またダイの温度は約210℃に保った。押出機のスクリュ ー回転速度は約60rpmに保持した。押出物はストランドを急冷、冷却するた めに水浴に急速に通し、通過させた。冷却されたストランドを次いでペレット形 成機に通し、通過させ、そして形成されたペレットを集め、乾燥した。
その後、ペレットを射出成型機を用いて射出成型することによって試験片に成型 した。射出成型の過程中の射出成型機のバレル温度は約280〜287℃の温度 範囲に保ち、モールドは約50℃の温度に保った。成型操作の際、サイクル時間 は射出工程では約10秒で、冷却中は約20秒であった。操作圧力は約300p siで、その際圧力保持は500psiであった。標準化された引っ張り試験バ ーとアイゾツト試験バーを作成した。ある一定量の試験バーをアニーリングした 、即ち熱風循環オーブン中、約150℃において16時間か72時間のいずれか の時間熱二一ジングした。
試料の試験は公知の試験法による衝撃試験、引っ張り伸び、引っ張りモジュラス 及び降伏応力の各試験であった。測定された物性はアニーリング後のこの材料の 驚くべき靭性を示している。試験結果を以下の表1及び2に実施例1の標題の比 較例ASBSCSD及びEはPET、PC及び各種の衝撃性改質剤を含んで成る 組成物である。これら比較例の各々は実施例1の組成物と同じようにして調製し 、PET40%、ポリカーボネート40%及び各種衝撃性改質剤の1種20%よ り本質的に成るものであった。
比較例Aはメチルメタクリレート−ブタジェン−スチレン(これはこの技術分野 ではしばしば“インターポリマー”として分類されているものである)、即ちM BS”芯/外殻型ゴムをその衝撃性改質剤として使用しているものであった。
このゴムは良好な可塑性を示し、かつ良好な衝撃性吸収性をもたらすので、この 技術分野で衝撃性改質剤として非常に好んで用いられている。
比較例Bの組成物において用いられた衝撃性改質剤はアクリロニトリル−ブタジ ェン−スチレン、即ち“AB’S”ゴムであった。このゴムもMBSと同様に良 好な可塑性と良好な衝撃吸収性を示すものである。配合物Bはモーベーケミカル 社(Mobay Cheiical Co、 )から”?クロブレンド(l[a kroblend) UT 1018″なる商標名で商業的に入手した。
比較例Cにおいて用いられた衝撃性改質剤は全部アクリレートの芯/外殻型ゴム で、これはロームアンドハース社(Rhom & Haas)が“バラロイド( Paraloid)KM330″なる商標名で市販するもので、架橋されたポリ ブチルアクリレート芯とポリメチルメタクリレートの外殻より成る。 ′比較例 りの配合物においては、エチル/エチルアセテートコポリマーが衝撃性改質剤と して用いられた。
比較例Eはエチル/グリシジルメタク1ルートコポリマーを衝撃性改質剤として 用いるものである。この特定のコポリマーは“ポンドファースト(Bondfa st) 2C”なる商標名で市販されるもので、住友化学株式会社から入手でき る。コポリマー中のエチル対グυシジルメタクリレートの相対重量比は94/6 である。
本発明に従って製造された組成物の際立った利点を更に明確に例証するために比 較例A1BSC,D及びEの組成物を全て調製し、成型し、続いて実施例1の製 造において用いたようにして試験した。同様に、試料の試験は実施例1の組成物 を試験する際に用いた同じ試験法による衝撃試験、引っ張り伸び、引っ張りモジ ュラス及び降伏応力の各試験であった。これらの比較例について測定した物性は アニーリング後、即ち150℃での熱エーギング後その物質の靭性は顕著に低下 することを示している。これらの試験結果も以下の表1及び2に適切な標題の下 にまとめて示す。
嚢ユ 実施例/比較例: I A B(p 表呈 実施例/比較例:IE 得られた物理的試験データは、本発明の組成物、即ち反応性のグラフトターポリ マーを含む組成物はアニーリング後の改良された靭性、及び優れた衝撃強度保持 性について予想外の利点を示すことを特に例証している。これはPET及びPC の末端基であるカルボキシ基及びヒドロキシ基との反応を通してグラフトコポリ マーを形成する能力におけるそのターポリマーの官能性に帰せられるものである 。更に、このターポリマーの優れた可塑性は成型された組成物に良好な衝撃エネ ルギーの吸収性を付与し、それがまた更に、使用されたPET及びPCに対する 相容化剤として作用すると考えられる。
実施例2〜6 実施例2.3.4.5及び6は実施例1を説明するのに用いた成分を使用したが 、実施例1で使用したPETSPC及び反応性ターポリマーの相対割合を変えた 本発明の更に他の態様である。それぞれの成分の組成物の総重量に基づく変更範 囲は次の通りであった。PET : 30〜80%、PC:0〜50%、ターポ リマーニ一定値20%。具体的な割合は表3に示す。
表3 実施例: 23456 成分、重量%: PET 80 60 50 40 30PC−20304050 実施例2〜6の組成物は実施例1の製造のために用いた方法と同じ方法で製造し た。
表3に示した組成物から製造した材料の物理的特性を表4にまとめる。
表3及び4から確認することができるように、実施例5の組成物は衝撃特性と伸 び強度の特に良好な保持性を示した。
実施例7〜12 実施例7〜12は組成物を調製する第二の別法を例証するものである。この第二 の方法によれば、ポリカーボネートと反応性ターポリマーとの“予備ブレンド処 理”と言う追加の工程が行われる。この予備ブレンド処理は2工程法又は2段階 、−回通過押出法を含めてこの技術分野で公知の方法で達成することができる。
上記の2つの方法の向後者の方法を実施例7〜12の組成物の形成に用いた。
表5は予備ブレンド処理工程を使用して製造した実施例7〜12の組成物に用い た成分の色々な比率を示す。表に示される百分率は各実施例の組成物に対する重 量九である。
表5 実施例ニア89101112 成分、重量%: PET 40 40 45 50 50 60PC4045353033,32 4 これら材料の試験中に観察された対応する物性を表6にまとめて示す。
実施例: 7 8 9 10 11 12表6に示される結果から分かるように 、実施例全体を通じて、特に実施例7〜10について、組成物は良好な衝撃強度 保持性を示した。予備ブレンド処理を行う第二の組成物形成法は、予備ブレンド 処理を含まない方法と予備ブレンド処理を含む方法で製造した同様の組成物を対 比する表2及び3と表5及び6との物理的試験データの比較により成分の予備ブ レンド処理を行わない第一の方法より有利であることを更に観察することができ る。特に、同じ成分比を持つ次の対になった組成物、即ち実施例5と7及び実施 例4と10、並びにそれらの得られた物性を比較することができる。特に、衝撃 試験値(ノツチ付き)は改良された靭性を示している。斯かる結果は反応性グラ フトターポリマーとポリカーボネートとがポリ(エチレンテレフタレート)の導 入前に改良されたグラフト反応を行うことに帰し得ると考えられる。
実施例13、比較例E 実施例13の組成物はPET40%、PC40%及びエチレン/エチルアクリレ ート/ゾリンジルメタクリレートターポリマ−20%より本質的に成る組成物で あった。比較例Eは“マクロブレンド′なる商標名が付けられている、PET。
PC及びアクリロニトリル−ブタジェン−スチレンターポリマーの組成物で、実 施例13の組成物と共に試験された。両組成物共熱二一ジングに先立って、及び 熱エージングに続いて低温(−40℃)における落錘衝撃試験に付した。これら の試験結果を表7に示す。
表7 実施例/比較例: 13 E 落錘衝撃強度、 於−40℃(ft・1bs) 熱エージング前: 98.75 123.75実施例13の組成物は熱エージン グ前は完全に延性であることが認められたが、比較例Eの組成物は熱エージング 後完全に脆性であることが認められ、また強度保持性が貧弱であることを示した 。
実施例14.15.16 本発明のターポリマーを含んで成る3種の典型的な組成物を、その成分を実施例 1について記載した方法に従ってトライブレンドすることによって調製した。
表8にそれら個々の組成物をまとめて示す。
表8 実施例コ 14 15 16 成分、重量% PET: 40 40 40 PC: 40 40 40 E/EA/GM^ターざリマー: 16 12 10E/EAコポリマー: 4 810 表8Aに示される次の物性が観察された。
表呈Δ EAのようなある量のエチレンコポリマーを含有する組成物は、一般に、反応性 的10%までの量で組成物に含み得、かつ本発明の有利な性質を減することなく 使用できることを明らかにしている。
これらの典型的な態様で本発明の色々な面を説明したが、本発明の範囲1よ次の 請求の範囲によってのみ限定されることを理解すべきである。
要約書 改良された衝撃特性、特に熱エージング後の改良された衝撃特性の点に特徴を有 する、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポリカーボネート及びターポリマー成 分を含んで成る高分子組成物が開示される。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成 4年2月2f日 特許庁長官 麻 生 渡 殿 Dd l、特許出願の表示 PCT/US91101347 2、発明の名称 高耐衝撃性のポリエチレンテレフタレート−ポリカーボネートブレンド組成物 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国ニューシャーシー州07962−2245゜モーリスタ ウン、コロンビア・ロード 101゜、ピー・オー・ボックス 2245 名 称 アライド−シグナル・インコーホレーテッド4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 5、補正嘗の提出日 幾つかの例に次のものがある:ゴム系衝撃性改質剤がブレンドされたPE及びP Cを開示する、“高められた耐ガソリン性を有する成型用組成物“に関するチャ ン(Chung)等に付与された米国特許第4,522.979号明細書;ポリ アルキレンテレフタレート、ポリカーボネート並びにゴム靭性化剤及びゴム状エ チレンコポリマーから成る熱可塑性の成型用材料を開示する、“ポリエステル及 びポリカーボネートの熱可塑性成型用材料”に関するラウスバーブ(Lausb erg)等に付与された米国特許第4.764,556号明細書;衝撃性改質剤 として芯/外殻型ゴムを含むP E/P Cブレンドについての、“ポリエステ ル/ポリカーボネートブレンド”に関するロマンス(Romance)に付与さ れた米国特許第4,897.448号明細書:過半量の芳香族カーボネートポリ マー、並びにビニル芳香族化合物とオレフィン系エラストマーとの“テレブロッ ク(teleblock)”コポリマー及びオレフィンアルキルアクリレートか ら成る少量の芳香族カーボネートポリマー系衝撃性改質用組成物を有する組成物 を開示する、“3成分系ポリカーボネートブレンド”に関するリウ(Liu)等 に付与された米国特許第4. 737゜545号明細書。更に、pc、ポリアル キレンテレフタレート及びエラストマー性アクリレートコポリマーから成るポリ マー組成物について検討している、“ポリカーボネート、ポリエステル、エラス トマー性アクリレートコポリマー及びフェノキシ樹脂の組成物”に関するリウ等 に付与された米国特許第4. 629. 760号明細書があり、また“靭性化 された熱可塑性ポリエステル組成物”に関するデーラップ(Deyrup)に付 与された米国特許第4.753,980号明細書には特に注目される。この米国 特許第4.753,980号明細書において、デーラップはポリ(アルキレンテ レフタレート)ポリマーであってもよいポリエステル樹脂、例えばPET又は一 般に“PBT“として知られる、ホモポリマーかコポリマーとしてのポリ(ブチ レンテレフタレート)又はPETとPBTとの混合物、及びエチレンターポリマ ー、例えばエチレン/メタクリレート/グリシジルメタクリレートを含む組成物 について記載している。
更に、“ポリエステル組成物及びその成型物”に関する東し株式会社に付与され た欧州特許出願第0 180648号明細書には、芳香族ポリエステル、数平均 分子量10,000〜so、oooの芳香族ポリカーボネート並びにアルファー オレフィン及びアルファー、ベーターエチレン性不飽和カルボン酸のグリシジル エステルより本質的に成るコポリマーから成るポリマー組成物が開示される。
n−ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレートターポリマーを含有する衝 成物の必要が存在することを示いている。
請求の範囲 1、少なくとも1種のポリエステル、及び(式中、“A′は二価の芳香族アルコ ール化合物に由来する二価の芳香族基である。) の繰返構造単位で表される少な(とも1種のポリカーボネートを含む衝撃性の改 質されたポリエステル−ポリカーボネート組成物において、式(式中、E”はア ルファーオレフィン又は別の七ツマ−としてのアルカジエンを表し、“A”はエ チルアクリレート又はメチルアクリレートであり、そして“X”はグリシジルメ タクリレートである。)を有するターポリマー成分を更に含むことを特徴とする 前記組成物。
2、少なくとも1種のポリエステルが飽和グリコールの線状縮合生成物;飽和ジ カルボン酸の線状縮合生成物;ポリ(アルキレンテレフタレート)類;ポリ(エ チレンテレフタレート);ポリ(ブチレンテレフタレート);8〜14個の炭素 合生成物を含む群から選択される、請求の範囲第1項に記載の衝撃性の改質され たポリエステル−ポリカーボネート組成物。
3、少な(とも1種のポリカーボネートが4,4°−ジヒドロキシジ(単核アリ ール)A化合物(ただし、単核アリールはフェニル、トリル、キシリル、エチル フェニル、イソプロピルフェニルであることができ、そしてA結合基は一〇H。
−1−C!H4−1−CsH6−1−C4H,−1−3OI−1−0−1−S  −又+t−C,F、−であることができる);二価フェノールと二塩基酸とに由 来するポリカーボネート;ポリ(2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)アル カン)カーボネート、ポリ(2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン を含む群から選択される、請求の範囲第1項に記載の衝撃性の改質されたポリエ ステル−ポリカーボネート組成物。
4、グラフトターポリマーを構成する成分の相対重量比が次の相対重量百分率: “E’:45〜98%、A′ =1〜40%: “X“ =1〜15%である、 請求の範囲第1項に記載の組成物。
5、エチレンコポリマーを更に含むことを更に特徴とする請求の範囲第1〜4項 のいずれかに記載の組成物。
6、有機改質剤、無機改質剤を包含する群の内から選択される少なくとも1種の 改質剤を含むことを更に特徴とする請求の範囲第1〜5項に記載の組成物。
7、衝撃性の改質されたポリエステル−ポリカーボネート組成物の成分の相対重 量比がポリエステル少なくとも40%、ポリカーボネート40%及び式を有する ターポリマー成分10%より成ることを更に特徴とする請求の範囲第1〜6項に 記載の組成物。
8、請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の衝撃性の改質されたポリエステル −ポリカーボネート組成物から成ることを特徴とする成型物品。
9、少なくとも1種のポリエステル、及び式 (式中、“A”は二価の芳香族アルコール化合物に由来する二価の芳香族基であ る。) の繰返構造単位で表される少なくとも1種のポリカーボネートを含む衝撃性の改 質されたポリエステル−ポリカーボネート組成物におい°C12−イソシアナト エチルメタクリレート、p−イソプロペニル−アルファー、アルファー−ジメチ ルベンジルイソシアネート、m−イソプロペニル−アルファー、アルファー−ジ メチルベンジルイソシアネートより成る群から選択される物質に由来するイソシ アネート官能基を有するターポリマー成分;メタクリロイルカプロラクタム、メ タクリロイルラウロラクタム、一般式 (式中、又は3〜10の値を有することができ、そして“Y”は−H又はアルキ ル成分である。) を有する化合物より成る群から選択される物質に由来するアンルラクタム官能基 を有するターポリマー成分を含む群から選択される、式を有するターポリマー成 分を更に含むことを特徴とする前記組成物。
10、グラフトターポリマーを構成する成分の相対重量比が次の相対重量百分率 ; “E”:45〜98%、“A″ =1〜40%; “X“ :1〜15%で ある、請求の範囲第9項に記載の組成物。
11、エチレンコポリマーを更に含むことを更に特徴とする請求の範囲第1〜1 0項のいずれかに記載の組成物。
手続補正書 平成 4年2月2ダ日 1、事件の表示 PCT/US91101347 ブレンド組成物 5、補正の対象 別紙 1、明細書の特許請求の範囲を次の通り訂正します。
「1.少なくとも1種のポリエステル、及び式 %式%] (式中、“A”は二価の芳香族アルコール化合物に由来する二価の芳香族基であ る。) の繰返構造単位で表される少な(とも1種のポリカーボネートを含む衝撃性の改 質されたポリエステル−ポリカーボネート組成物において、式(式中、E”はア ルファーオレフィン又は別のモノマーとしてのアルカジエンを表し、“A”はエ チルアクリレート又はメチルアクリレートであり、そして“X″はグリシジルメ タクリレートである。) を有するターポリマー成分を更に含むことを特徴とする前記組成物。
2、グラフトターポリマーを構成する成分の相対重量比が次の相対重量百分率:  “E” =45〜98%、“A” =1〜40%; “X” :1−15%で ある、請求の範囲第1項に記載の組成物。
3、エチレンコポリマーを更に含むことを更に特徴とする請求の範囲第1項又は 第2項に記載の組成物。
4、少なくとも1種のポリエステル、及び式 (式中、“A”は二価の芳香族アルコール化合物に由来する二価の芳香族基であ る。) の繰返構造単位で表される少なくとも1種のポリカーボネートを含む衝撃性の改 質されたポリエステル−ポリカーボネート組成物において、2−イソシアナトエ チルメタクリレート、p−イソプロペニル−アルファー、アルファー−ジメチル ベンジルイソシアネート及びm−イソプロベニルーフ11表子5−501128  (10) アネートより成る群から選択される物質に由来するインシアネート官能基を有す るターポリマー成分;並びにメタクリロイルカプロラクタム、メタクリロイルラ ウロラクタム及び一般式 (式中、Xは3〜10の値を有することができ、そして“Y”は−H又はアルキ ル成分である。)を有する化合物より成る群から選択される物質に由来するアシ ルラクタム官能基を有するターポリマー成分を含む群から選択される、式 を有するターポリマー成分を更に含み、そして該グラフトターポリマーを構成す る成分の相対重量比が次の相対重量百分率; “E” :45〜98%、“A”  :1〜40%; “X” :1〜15%であることを特徴とする前記組成物。
」 国際調査報告 10.−1II−、ムーー、工PCT/US 91101347国際調査報告 、ρCT/US 91101347・

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも1種のポリエステル、及び式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、“A”は二価の芳香族アルコール化合物に由来する二価の芳香族基であ る。) の繰返構造単位で表される少なくとも1種のポリカーボネートを含む衝撃性の改 質されたポリエステル−ポリカーボネート組成物において、式E/A/X [気中、“E”はアルファーオレフィン又は別のモノマーとしてのアルカジエン を表し、 “A”は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、“Y”は−H又はアルキル置換基であり、そして“Z”は−COOR、 −CN、−OCOR又は−Arである(ただし、“R”はメチル、エチル、ブチ ル又は他のアルキル基であり、そして“Ar”はフェニル又は置換フェニルであ る)。} を有する物質を表し、そして “X”はエポキシド、イソシアネート、1,3−オキサゾリン又はアシルラクタ ムの各官能基の内から選択される反応性官能基“P”を含む構造式▲数式、化学 式、表等があります▼ を有するコモノマーを表す。] を有するターポリマー成分を更に含むことを特徴とする前記組成物。
  2. 2.少なくとも1種のポリエステルが飽和グリコールの線状縮合生成物;飽和ジ カルボン酸の線状縮合生成物;ポリ(アルキレンテレフタレート)類;ポリ(エ チレンテレフタレート):ポリ(ブチレンテレフタレート):8〜14個の炭素 原子を有する芳香族ジカルボン酸とシクロヘキサンジメタノール、ネオペンチル グリコール及び式HO(CH2)nOH(式中、文字“n”は2〜10の整数を 表す)の脂肪族グリコールの内から選択される少なくとも1種のグリコールとの 縮合生成物を含む群から選択される、請求の範囲第1項に記載の衝撃性の改質さ れたポリエステル−ポリカーボネート組成物。
  3. 3.少なくとも1種のポリカーボネートが4,4′−ジヒドロキシジ(単核アリ ール)A化合物(ただし、単核アリールはフェニル、トリル、キシリル、エチル フェニル、イソプロピルフェニルであることができ、そしてA結合基は−CH2 −、−C2H4−、−C3H6−、−C4H8−、−SO2−、−O−、−S− 又は−C3F6−であることができる);二価フェノールと二塩基酸とに由来す るポリカーボネート;ポリ(2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)アルカン )カーボネート、ポリ2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを含む 群から選択される、請求の範囲第1項に記載の衝撃性の改質されたポリエステル −ポリカーボネート組成物。
  4. 4.少なくとも1種のターポリマー成分が2−イソシアナトエチルメタクリレー ト、p−イソプロペニル−アルファー,アルファー−ジメチルベンジルイソシア ネート、m−イソプロペニル−アルファー,アルファー−ジメチルベンジルイソ シアネートより成る群から選択される物質に由来するイソシアネート官能基を有 するターポリマー成分;メタクリロイルカプロラクタム、メタクリロイルラウロ ラクタム、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、xは3〜10の値を有することができる。)を有する化合物より成る群 から選択される物質に由来するアシルラクタム官能基を有するターポリマー成分 を含む群から選択される、請求の範囲第1項に記載の衝撃性の改質されたポリエ ステル−ポリカーボネート組成物。
  5. 5.グラフトターポリマーを構成する成分の相対重量比が次の相対重量百分率; “E”:45〜98%、“A”:1〜40%;“X”:1〜15%である、請求 の範囲第1項に記載の組成物。
  6. 6.エチレンコポリマーを更に含むことを更に特徴とする請求の範囲第1〜5項 のいずれかに記載の組成物。
  7. 7.有機改質剤、無機改質剤を包含する群の内から選択される少なくとも1種の 改質剤を含むことを更に特徴とする請求の範囲第1〜6項に記載の組成物。
  8. 8.衝撃性の改質されたポリエステル−ポリカーボネート組成物の成分の相対重 量比がポリエステル少なくとも40%、ポリカーボネート40%及び式E/A/ X を有するターポリマー成分10%より成ることを更に特徴とする請求の範囲第1 〜7項に記載の組成物。
  9. 9.請求の範囲第1〜8項に記載の衝撃性の改質されたポリエステル−ポリカー ボネート組成物から成ることを特徴とする成型物品。
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JPS61293254A (ja) * 1985-06-20 1986-12-24 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト ポリエステル及びポリカルボナ−トから形成される、低温衝撃耐性を有する熱可塑性成形材料

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