JPH05501074A - 改良された遠位アテローム除去用カテーテル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔関連特許〕 この出願は１９８９年２月１７日に登録された特許願事０７／３１２．７３７号 の一部継続出願（Ｃｏｎｔｉｎｕａｔｉｏｎ−Ｉｎ−Ｐａｎｔ）である。

〔発明の背景〕

この発明はアテローム除去用の（ａｆｈｅｒｅｃｔｏｍｙｌ　カテーテルに関す る。さらに詳しくは、この発明は血管の寸法が小さくまた血管が蛇行しているた めにそこへ到達させるのに多くの問題が存在するような遠位の冠状（ｄｉｓｌａ ｌ　ａｎｄ　ｃｏｒｏｎｕｙ）動脈に使用するための遠位のアテローム除去用カ テーテルに関する。

冠状動脈疾患（ｃｏｒｏｎａｒｙ　ｄｉｓｅａｓｅ）の治療に対しては近年多く の技術的進歩がみられる。冠状動脈バイパス移植手術のようなバイパス手術が日 常的に行われており、非常な成功をおさめている。技術的な進歩の結果、バイパ ス手術の危険性は非常に少なくなっているが、なお胸腔を開くことが必要である 。それには特殊な技術と装置が必要とされるが、こうした技術や装置が即座に利 用できないような分野は数多く存在する。多くの患者に対しては、バイパス手術 は必要とされず、従ってこうした患者の閉塞性冠状動脈疾患を治療するために様 々な手術法が開発されてきた。例えば、アテローム性動脈硬化症のプラーク（ｐ ｌａｑｕｅ）や、血栓、狭窄、閉塞、凝塊、塞栓性物質を静脈や動脈などから取 り除いたり圧搾（ｃｏｍｐｒｅｓｓ）したりするために様々な装置が従来から開 発されてきた。

こうした装置の一つが１９８９年２月１７日に登録された本出願人の同時係属特 許願事０７／３１２．７３７号に開示されている。この特許はこの明細書におい て参照されている。本出願人の同時係属特許願においては、閉塞物質の除去は、 冠血管を塞いでいる閉塞物質を切除するために内側及び外側カテーテルチューブ の間で往復運動させることによって行われる。本出願人の同時係属特許願の装置 は、実験室のテストにおいては閉塞物質をうまく取り除けることがわかっている けれども、この明細書に開示されている装置によれば閉塞物質の除去性能を高め 、効率よく除去を行うことができる。遠位のアテローム除去用カテーテルを医療 界が受け入れるようになるための重要な特徴の一つは、動脈などの管腔（ｌｕｌ ｌｌｅＴｌ）を広げて通常の血流を得るときの効率とスピードである。

米国特許第４．６５０．４６６号（ルーサ（Ｌｕｔｈｅ＋）には、静脈や動脈な どへ挿入してプラークなどの物質を取り除くために、カテーテルチューブの一端 に取り付けられている金属あるいはプラスチックファイバから形成されたウーブ ンチューブ（Ｗｏｖ！ｎ　ｔｕｂｅ）と、後ろ引き式スタイレット（＋ｅｔ＋ａ ｃｊｉｏｎ　５ｔｙｌｅｌ）　とを有する血管形成装置（ａＢｉｏｐｌｏＬ７　 ｄｅｖｉｃｅ）が開示されている。ウーブンチューブには、動脈内で回転・操作 を行うための一つあるいは複数のガイドワイヤが取り付けられている。ウーブン チューブは動脈内部に設置され拡張されて、プラークの付着した動脈内壁へ接触 させられる。拡張したウーブンチューブを動かすことによって動脈壁からプラー クが削り取られ、プラーク粒子を生じる。これらの粒子はウーブンチューブの中 に捕捉される。捕捉されたプラーク粒子は患者の動脈から除去されたあと血管形 成装置によって取り去られる。

他の従来型装置としては、プラークなどの閉塞物質を血管壁に押し付けるための 拡張バルーンを備えたカテーテルがある。米国特許第４．２７３．１２８号（ラ リ−（Ｌａｒｙ））には、狭窄性及び閉塞性の冠状動脈疾患の治療を行うための 冠動脈切開・拡張装置が開示されている。そこに開示されている装置は、冠動脈 の切開を行うために装置の前端部に取り付けられている動径方向に延びる一つあ るいは複数のナイフ刃と、切開部のすぐ後ろの領域で狭窄動脈を拡張するために 使用される拡張可能なバルーンとを備えた切開・拡張装置を有する。

他の血管形成装置は、カテーテルの末端に取り付けられた、モータ駆動式の切開 用ヘッドを備えたカテーテルを有する。切開用ヘッドはカテーテルの中を延びる フレキシブルな駆動シャフトを介して駆動モータへ連結されている。これらのモ ータ駆動式切開ヘッドでは、切開用ヘッドに対して５０．０００〜３００．００ ０ｒｐｍの範囲の非常に高い回転速度が得られる。しかし、先端にバルーンが取 り付けられたカテーテルを使用していることと、高速の切開用ヘッドを使用して いることのために、様々な問題が付随してくる。バルーンカテーテルは圧縮流体 をバルーンの中に注入することによって拡張され、バルーンを拡張してそれを動 脈の壁へ押し付けるようになっている。報告されたこうした問題の中には、血管 離断（ｄｉｓｓｅｃｔｉｏｎ）、穿孔、破裂、狭窄の閉塞への転換、塞栓化など がある。また、バルーンを利用した血管形成装置は動脈壁からプラークを取り除 くのではなく、プラークを単に血管の壁へ押し付けるだけである。従って、狭窄 あるいは閉塞はしばしば再発し、さらに治療が必要となる。

モータ駆動式高速切開用ヘットを利用したアテローム除去用装置は多くの欠点を 有している。熱散逸や振動が問題である。動脈における閉塞の経路はしばしば蛇 行しており、切開ヘッドに連結されたフレキシブルな長い駆動シャフトはたくさ んの曲がりや曲線部を通らなければならない。従って、フレキシブルな駆動シャ フトが回転するとき、シャフトがカテーテルの内壁に接触し、その結果、摩擦の ために局所的に加熱され振動を発生する。もちろん、こうしたことは患者にとっ て非常に不快であり、カテーテルの経路に沿った血管にスパスム（＋ｐａｏｎ） や弱体化、穿孔が生しることもあり得る。

従って、この発明の一つの利点は、往復運動を行い、患者の苦痛を和らげるため に２．　ＮＯｔｐｍの範囲の比較的低速で回転する回転式切開ヘッドがカテーテ ルの末端に設けられている改良されたアテローム除去用カテーテルを提供してい ることこの発明の一つの顕著な特徴は、細くかつ蛇行した心臓血管系へ通すため のアテローム除去用カテーテルを提供していることである。このカテーテルは閉 塞全体を貫く穴をあけ、血管管腔から半球部あるいは周辺部を取り除き、切除し た部分を封入ｆｃｏｎｆａｉｎｍｅｎｌ）ハウジングの中へ捕捉する。

この発明のさらに別の目的は、閉塞物質がすべて取り除かれ滑らかなフィンヤ（ ＩＩｌｓｕｒｅ）　が得られフラップのない［ＩＩａｐ−ｂｅｅ）太い血管内径 が得られるまで血管の管腔を徐々に開いて、削除した閉塞物質を捕捉し、カテー テルの封入ハウシングあるいは排出路の中へ排出するためのアテローム除去用カ テーテルを提供することである。

Ｃ発明の概要〕 障害物、プラーク、狭窄、閉塞などを動脈あるいは冠血管から取り除くための遠 位のアテローム除去用カテーテルが開示されている。このカテーテルはフレキシ ブルて中空構造の外側カテーテルチューブを有する。この外側カテーテルチ。

−ブはその末端に往復運動や回転運動あるいは振動を行う切開用部材を有する。

せる（ｄｅｌｌｅｃｌｌ　ようになっている。駆動ケーブルは外部駆動モータへ 連結されて従って、発明の範囲を制限するものではない。この発明は同じように 有効な他の実施例としても実現可能である。

第１図はこの発明のアテローム除去用カテーテルの部分断面図である。

第２図は第１図の２−２線断面図である。

第３図はこの発明の切開用ヘッドの部分断面図である。

第４図は第３図に示された切開用ヘッドの４−４線断面図である。

第７図はこの発明の切開用ヘッドのさらに別の実施例に対する部分側面図である 。

第８図はこの発明の切開用ヘッドのさらに別の実施例に対する部分側面図であ第 ９図はこの発明の切開用ヘッドの別の実施例の部分側面図である。

ング１４が取り付けられている。カテーテルチューブ１２の近端部は参照番号２ 開用部材を往復運動させるようになっている。駆動ワイヤカップリング４４は摺 動ノブ４８を前後に移動させることによって手動で往復運動させられる。駆動フ ォーク５０は摺動ノブ４８を駆動ワイヤカップリング４４へ連結している。第２ 図に最もよく示されているように、駆動フォーク５０の終端部は一対の離間した アーム５２になっている。アーム５２は駆動ワイヤカップリング４４のまわりに 延びており、これと係合している。駆動ワイヤカップリング４４は駆動ワイヤカ ップリング４４本体のまわりに延びる一対の離間した周辺フランジ部材５４によ って形成された周辺溝の中に配置されている。周辺フランジ部材５４は駆動フォ ーク５０と緩く係合するように十分離間され、また適切な高さに形成されている ため、駆動ワイヤカップリング４４が駆動シャフト延長部に沿って手動で往復運 動させられた場合でも駆動シャフトカップリング４４の回転は妨げられないよう ハウジング２８の開口端部はキャップ５６によって閉じられている。キャップ５ Ｇはハウジング２８の外側のねじの切られた端部５８上にねじ込まれている。

連結部はガスケット６０によってシールされている。ガスケット６０はキャップ ５６がハウジング２８の端部５８上へ完全にねじ込まれたときに若干圧縮される 。

キャップ５６はその中を延びる軸方向の通路６２を有する。通路６２の一部には 内部にねじ部が設けられており、そこにはＹフィッティング６４がねじ込まれて 連結される。軸方向の通路６２と位置が揃えられた径の細い軸方向の通路６６が Ｙフィッティング６４の中を延びている。通路６８が軸方向の通路６６から斜め に分かれており、カニユーレ７０へ連結する流出口を形成している。カニユーレ ７０は軸方向の通路６６へ通じている。カテーテルチューブ１２の近端部はカテ ーテルリテイナキャップ７２によってＹフィッティング６４へ取り付けられてい る。カテーテルリテイナキャップ７２はＹフィッティング６４の外側のねじ端に 配置されている。

次に第３図を参照する。図にはこの発明のカッターヘッドアセンブリが詳しく示 されている。カッターヘッドアセンブリは外側の管状のカッターハウジング１４ を有する。カッターハウジング１４はカテーテルチューブ１２の末端へ位置８０ においてねじで固定されている。カッターハウジング１４にはカッターハウジン グ１４の側壁の一部を取り除くことによってポートあるいはスロット８２が形成 されており、カッターハウジング１４の内部へアクセスできるようになっている 。スロット８２は端点８４で終端する′カモノハシ（ｄｕｃｋ　ｆｒｉｌｌ）” 形状を有する。”カモノハシ”形状は切除すべき閉塞物質を掴むのに役立つ。組 織あるいは閉塞物質がスロット８２の中へ入ると、それは端点８４へ押し付けら れ、突き刺されて、カッター８６によって取り除くためにその状態に保持される 。

カッター８６はフレキシブルな駆動ワイヤ４６の末端へ連結されている。カッタ ー８６はほぼ円柱形状を有し、部分的に中空になっている。カッター内部には隆 起部分８８が設けられ、駆動ワイヤ４６に対する連結部を形成している。隆起部 分８８はカッタ−８６内部を完全には塞いでおらず、ガイドワイヤをカテーテル チューブ１２とカッター８６に通してカッターハウジング〕４の前端部に形成さ れたガイドワイヤのボー１−９０から外へ出せるような通路が形成されるように なっている。隆起部分８８の傾斜部あるいは斜面９２によって、ガイドワイヤ（ 図面には描かれていない）がカッター８６の中をうまく通り抜けるようになって いる。同様に、カッターハウジング１４の前端部の傾斜した内壁９４は、ガイド ワイヤがポート９０をうまく通り抜けるようにする役割を果たしている。ガイド ワイヤは、血管中、特に細い血管の中で出会う蛇行経路内においてこの発明のカ テーテルをガイドするのに役立つように、カッターハウジング１４の少し前方ま で延びている。カッター８６の近端部は、動脈壁を覆っているプラークなどの閉 塞物質を取り除くために鋸歯状の切除端部９６を形成している。第１図に最もよ く示されているように、カッター８６の効率を高めるために蝶ネクタイ状のワイ ヤ（ｂｏｗｅｄ　ｖｉｃｅ）　９８が設けられており、カッターヘッドを血管あ るいは動脈１００の内壁へ付勢している。ワイヤ９８はカッターハウジング１４ の前端部へ場所１０２において連結されており、開口部１０４を介してカッター ハウジング１４の外側へ延びている。ワイヤ９８はロケータシャフト１０６へ溶 接あるいはブ［ノーズされている。ロケータシャフト１０６はカテーテルチュー ブ１２の長さ全体にわたって延びており、摺動ノブ７８へ連結されている。指動 ノブ７８を前後へ動かすとワイヤ９８が駆動される。第５図を少し参照すると、 ワイヤ９８は場所１０８において曲げられており、互いの上に重ねられているこ とがわかろう。

このため、カッターヘッドアセンブリは動脈１００の壁に対して正しく配置され るようになっている。動作時には、摺動ノブ７８を前方へ移動するにつれて、ワ イヤ９８は動脈１００の中へ延び、外側へ若干法がって、カッターヘッドアセン ブリが第４図に示されているように広がったワイヤ９８の間のほぼ中央に配置さ れる。摺動ノブ７８を時計方向に回転すると、位置付は用のワイヤ９８は広がっ た状態にロックされる。さらに位置合わせを行うためにカテーテルを回転する場 合には、ワイヤ９８をカッターハウジング１４と面が揃うまで完全に引っ込め、 ワイヤ９８と血管壁が接触することによって傷つかないようにしなければならな い。ワイヤ９８は第３図の構造を血管の中に分散（ｄ＋ｃｅｎｌ＋＋１ｉｘｅ） させる。

再び第１図を参照してカテーテル１０の動作を説明する。カテーテル１０は一般 に患者の大腿部動脈を介して挿入され、医者によって閉塞箇所まで導かれる。

ガイドワイヤが必要なときには、ガイドワイヤをカニユーレ７０を介しカテーテ ルチューブ１２を通して挿入し、カッターハウジング１４の前端部のポート９０ から外へ出す。カッターへ・ンドアセンブリがいったん適切に配置されれば、ガ イドワイヤを取り除き、真空ポンプをカニユーレ７０に連結してカテーテルチュ ーブ１２内を真空にし、カッター８６によって切断あるいは切除されたプラーク などを切除が済み次第取り除く。Ｙフィッティング６４の通路６６内に設けられ たシール１１０が戻り通路をシールしており、プラークなどはカニユーレ７０に 連結された収集容器へ導かれるようになっている。

カテーテル１０を駆動するには、スイッチ７６をオン状態にする。しかし、カッ ター８６が第３図に示されているように最も内側の位置にあるときは、駆動モー タ２２ヘパワーを供給する電気接続が完了していないため、カッター８６は回転 しない。第１図を参照するとわかるように、スイッチ７６には真鍮からなる導体 ストリップ１１２が設けられている。回路を閉じて駆動シャフト３ｏへ電力を供 給するためには、導体ストリップ１１２を真鍮導体１１４と係合させなければな らない。摺動ノブ４８をモータアセンブリ２ｏのベースへ向けて後方へ摺動する と、導体ストリップ１１２と真鍮導体１１４とが接触し、駆動モータ２２が係合 される。その結果、セットスクリュ１１６によって駆動ワイヤカップリング４４ へ連結されている駆動ワイヤ４６が回転あるいは振動する。このように、カッタ ー８６は２．　Ｈｆｌ　−１ｉｔ、　ＯＤＱｒｐｍの範囲で回転あるいは振動し つつ、一方においてカッターハウジング１４の後端部へ向けて引っ張られる。物 質がカッター８６によって切除されると、その物質は真空吸引によって取り除か れるので、切断された物質がカッター８６の切開作用を邪魔することはない。

〔別の実施例〕

第６図はカッターヘッドの実施例１２０である。カッターヘッドはカッターハウ ジング１２４の外へ、あるいはその前方へ伸びる前部１２２を有する。カッター 自身は中空であり、多少円錐形状をした前部を有する。前部にはスロットが設け られており、そのすぐ前にある任意の閉塞に切り込むことができるようになって いる。前端部は閉塞全体に大なり小なり穴を開けることができる。ブレードの後 ろ側１２６も鋸歯状の端部を有し、カテーテル】０の第１の実施例に関して前述 したのと同じように動作可能である。

第７図は同様の構造１３０であるが、円錐形の前端部はそとにさらされておらず 、カッターハウジングの円錐形前端部の中に収容されている点が異なる。カッタ ーハウジング１３２にはスロットが設けられ、またカッターヘッド１３４にもス ロットが設けられていて中は中空である。カッターヘッド１３４にも切断用のぎ ざぎざがいくらか設けられており、外側円錐形表面に設けられたスロット１３６ を貫いてカッターヘッド１３４が伸びるときに物質を切除あるいは削り取るよう になっている。また、カッターヘッド１３４は後端部にも鋸歯状のブレードを有 しており、後方へ往復運勤行うとき切開作用を行い続けられるようになっている 。駆動シャフトは中空であり、中空のカッターヘッドの中に捕捉された任意の切 除物質に対する戻り通路を提供している。バッフル】、３８がカッターの円錐部 分をカッターの鋸歯状端部から閉じている。従って、切除片は円錐の中に捕捉さ れ、必要であれば中空の駆動ワイヤを通して吸引される。

第８図は同様の実施例１４０であるが、ハウジング１４２及びカッターヘッド１ ４４が中空であり、ガイドワイヤに対する通路を有する点が異なる。円錐形カッ タ一部材の表面にはダイヤモンドあるいはタングステンカーバイドからなるぎざ ぎざが設けられている。この表面は７字形のナイフでもよく、ナイフは直径を挟 んだ両側に配置された二つの切断用端部１４６か設けられ、円錐形のスクリーン を介して入る任意の物質を切断する。スクリーンは特定の寸法の開口部を形成し ており、物質を中へ入れそのあと切断するようになっている。これは適当な寸法 の穴を提供しており、閉塞物質の切断を可能にしている。前のように、切断片は ツールの後部へ流され真空によって取り除かれる。

第９図は本質的に同じ主題に基づいた実施例である。しかし、この実施例１５０ においてはほぼ円錐形の切除用部材１５２にはその本体周囲に斜め、あるいは水 平のカッター１５４が設けられている。斜めあるいは水平のカッター１５４は鋭 くとがれており、石灰や骨質など特に硬い材料に当ててカッターを回転あるいは 振動できるようになっている。この実施例においては、切断のかわりに研磨や削 り取り、サンドベーパ作用が行われる。前後へカッターを往復運動させるき閉塞 物質が切断あるいは研磨される。後端部１５６は鋸歯状になっており、ハウジン グ１６０の窓１５８を通して延びる材料を切断する。

以上は実施例であるが、発明の範囲は以下の請求の範囲によって決まる。

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Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．血管や腔内の閉塞物質を除去するためのアテローム除去用のカテーテルであ って、 （ａ）外側のカテーテルチューブと、 （ｂ）この外側のカテーテルチューブの末端に取り付けられたカッターヘッドア センブリと、 （ｃ）前記カテーテルチューブの中を延びるフレキシブルな駆動装置と、（ｄ） 前記カッターヘッドアセンブリの中に可動な状態で収容されており、前記フレキ シブルな駆動装置に連結されている回転式のカッターと、（ｅ）前記カッターを 前記カッターヘッドアセンブリの中で回転及び往復運動させることによって血管 を塞いでいる閉塞物質を切除するための、前記カテーテルチューブの端部に連結 されたパワー装置と、（ｆ）前記カッターヘッドアセンブリ及び前記カテーテル チューブの中を通して、切除された閉塞物質を血管から排出するための、前記カ テーテルチューブヘ連結された装置と、 を有するカテーテル。
2. ２．前記カッターヘッドアセンブリと協働してその一部を血管に対して横方向へ 移動させるための装置が設けられ、前記カッターヘッドアセンブリの一部が切除 を行うためにその中に閉塞物質を受容するための開口部を有する請求の範囲第１ 項記載のカテーテル。
3. ３．前記カテーテルの周囲において血管と係合して前記カッターヘッドアセンブ リを血管へ押し付けるための装置が設けられている請求の範囲第１項記載のカテ ーテル。
4. ４．前記カッターヘッドアセンブリが一般に細長い円筒形状を有し、使用時に閉 塞物質を入れるための開口部装置を有し、前記カッターが閉塞物質を十分小さい 粒子に切断してこれを前記カテーテルチューブを通して排出できるようにしてい る請求の範囲第１項記載のカテーテル。
5. ５．前記カッターヘッドアセンブリが細長い円筒形状のハウジングを有し、さら にこのハウジングを閉塞物質の方へ向けて横方向に付勢するための突起状の弾性 装置を有する請求の範囲第１項記載のカテーテル。
6. ６．前記弾性装置が前記ハウジングから突き出た一対の曲げ可能なワイヤを有し 、このワイヤが長い弓形部材を形成し、この弓形部材が血管と接触するために露 出された曲線部と、血管と接触しなように引っ込んでいる弓形部材端部とを有す る請求の範囲第５項記載のカテーテル。
7. ７．前記ワイヤの延びを制御するために前記カテーテルチューブに沿って延びる 制御ラインが設けられている請求の範囲第６項記載のカテーテル。
8. ８．前記ワイヤが前記ハウジングの一方のサイドを延び、前記ハウジングが、閉 塞物質と係合するために前記ワイヤと直径を挟んで反対側に設けられた切除用窓 を有する請求の範囲第７項記載のカテーテル。
9. ９．前記カッターが前記窓の中の物質を切断するために、後方に向いた切断用装 置を有する請求の範囲第８項記載のカテーテル。
10. １０．人体の血管、腔、などの部位に存在する望ましくない、あるいは閉塞性の 人体物質を除去するための装置であって、（ａ）細長い中空のカテーテルチュー ブと、（ｂ）このカテーテルチューブの端部に取り付けられたカッターヘッドア センブリと、 （ｃ）回転式の切除装置と、 （ｄ）前記カテーテルチューブの端部へ連結されたパワー装置と、（ｅ）前記切 除装置を回転するために、前記パワー装置から前記切除装置まで前記カテーテル チューブ中に設けられている細長いパワー駆動装置と、（ｆ）位置付け装置と、 （ｇ）前記カッターヘッドアセンブリを望ましくない人体物質の方へ付勢しこの 望ましくない物質を前記窓の近くに配置して前記切除装置によって切除できるよ うにするための装置と、 を有し、前記カッターヘッドアセンブリがこのアセンブリを形成する細長いハウ ジングと、このハウジングに設けられた窓とを有し、前記窓が望ましくない人体 物質を前記ハウジングの中へ入れられるように配置され、前記切除装置が前記ハ ウジングの中に取り付けられ、また望ましくない人体物質を切除するための切除 用端部を有し、前記位置付け装置が前記切除装置を前記ハウジングの中で往復運 動させ望ましくない人体物質を切除できるようにしている装置。
11. １１．前記回転可能な切除装置が前部に配置された切除用端部と、後部に配置さ れた切除用端部とを有し、前記後部に配置された切除用端部が前記切除装置が後 退するときに望ましくない人体物質と係合する請求の範囲第１０項記載の装置。
12. １２．前記窓が細長い円筒形状のハウジングに形成された側方窓開口部を有する 請求の範囲第１０項記載の装置。
13. １３．前記窓がワイヤからなるスクリーンに形成された複数の開口部からなり、 前記窓開口部が協働して、望ましくない人体物質を前記切除装置の経路内まで入 れるようにしている請求の範囲第１０項記載の装置。
14. １４．前記窓が前記ハウジング上の開口部からなり、前記ハウジングが円錐形の 先端部を有し、前記窓が前記円錐形部分の少なくとも一部に配置されている請求 の範囲第１０項記載の装置。
15. １５．前記細長いハウジングが細長い円筒形状で中空の本体であり、前記窓がそ の周囲のおよそ半分を包んでおり、前記ハウジングが前方に配置された前記ハウ ジングの完全な円部分を有し、前記窓が後方にある請求の範囲第１０項記載の装 置。
16. １６．前記カッターヘッドアセンブリが一般に円筒形状を有していて、回転軸に 沿って回転軸を中心として配置され、前記カッターヘッドアセンブリが前記フレ キシブルな駆動装置によって駆動されて回転する装置を有し、この装置が前記カ ッターを有し、前記ヘッドアセンブリが前記回転するカッターを前後にガイドし て往復運動させ切除作用を行わせるための位置付け用周囲表面を有する請求の範 囲第１項記載のカテーテル。
17. １７．前記カッタヘッドアセンブリが、その中に閉塞物質を受容して切除・排出 するための側部開口部を有する請求の範囲第１項記載のカテーテル。
18. １８．前記カッターヘッドアセンブリがその外側表面に形成された選択された開 口部の組を有し、前記外側表面が他の所は、閉塞物質がその中に広がってそのあ と除去されるようにするために、目の詰まった部材から形成されている請求の範 囲第１項記載のカテーテル。
19. １９．前記回転式のカッターが前記フレキシブルな駆動装置と連結されていてこ の駆動装置によって回転され、前記カッターが前記カッタヘッドアセンブリの近 くで動く少なくとも一つの鋭い端部を有していて、閉塞物質に対するカッターと して動作する請求の範囲第１項記載のカテーテル。
20. ２０．カップリング装置へ与えられる回転連動を発生するためのモータ駆動式装 置が設けられ、前記カップリング装置が前記細長いフレキシブルな駆動装置と連 結されており、前記駆動装置が前記外側のカテーテルチューブに沿ってその中を 延びていて、回転切除作用を前記カッターヘッドアセンブリに与え、前記カッタ ーヘッドアセンブリが前記外側のカテーテルチューブの端部に取り付けられ、前 記フレキシブルな駆動装置が前記カテーテルチューブに沿って延びていてその中 で回転する請求の範囲第１項記載のカテーテル。 改良された遠位アテローム除去用カテーテル