JPH05500620A - 神経治療システム - Google Patents

神経治療システム

Info

Publication number
JPH05500620A
JPH05500620A JP2509246A JP50924690A JPH05500620A JP H05500620 A JPH05500620 A JP H05500620A JP 2509246 A JP2509246 A JP 2509246A JP 50924690 A JP50924690 A JP 50924690A JP H05500620 A JPH05500620 A JP H05500620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neurotransmitter
growth factor
dopamine
neurotransmitters
insert
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2509246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2738881B2 (ja
Inventor
エービシャー,パトリック
ウィン,シェリー アール.
Original Assignee
ブラウン ユニバーシティ リサーチ ファウンデイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブラウン ユニバーシティ リサーチ ファウンデイション filed Critical ブラウン ユニバーシティ リサーチ ファウンデイション
Publication of JPH05500620A publication Critical patent/JPH05500620A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2738881B2 publication Critical patent/JP2738881B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M31/00Devices for introducing or retaining media, e.g. remedies, in cavities of the body
    • A61M31/002Devices for releasing a drug at a continuous and controlled rate for a prolonged period of time
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/022Artificial gland structures using bioreactors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0085Brain, e.g. brain implants; Spinal cord
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2210/00Anatomical parts of the body
    • A61M2210/06Head
    • A61M2210/0687Skull, cranium
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2210/00Anatomical parts of the body
    • A61M2210/06Head
    • A61M2210/0693Brain, cerebrum

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Psychology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 神経治療システム 免豆立且1 この発明の技術分野は神経性の病気の治療、特に、神経伝達物質の欠乏及び機能 障害の病気の治療である。
神経伝達物質は、ニューロン間の化学的伝達手段として作用する小分子(分子量 1キロダルトン(kD)未満)である。それらは、シナプス前のニューロンによ り合成され、シナプス間隙に放出され、次いで、それらは、そこで、シナプス後 二ニーロン上のレセプターに効果を及ぼす。
神経伝達物質の不足は、様々な神経性の病気に関係してきた。神経伝達物質媒介 のシナプス接触の欠如は、神経病理学的徴候を引き起こし、関係するニューロン の最終的破壊をも導き得る。最近、一般に承認された米国特許出願筒121,6 26号において、関連する神経伝達物質の標的組織への局所的送達がその徴候を 、特定のシナプス接触を必要とせずに逆転し得るということが発見され、開示さ れた。
例えば、麻痺アギタンス(agitans ) (より一般的には、パーキンソ ン病として知られている)は、脳の線条内の神経伝達物質ドーパミンの欠乏によ り特徴付けられ、2次的にドーパミン分泌細胞の破壊を生じる。冒された患者は 、猫背の姿勢、動作の硬直及び緩慢、並びに四肢の律動的身震いを示し、病気の 非常に進行したステージにおいてはしばしば痴呆を伴う。
これらの臨床的徴候は、レボドーパ(L−ドーパ)等のドーパミン先駆物質(C :alneら、(1969) Lancet ii:973−976)、又はブ ロモクリプチン等のドーパミンアゴニスト(Ca1neら、(1974) Br i、Med、J、 4:442−444)及び(+)−4−プロピル−9−ヒド ロキシナフトキサジン(deYebenesら、(1987) Movemen t Disorders g:291−299 )の全身投与により改善し得る (この両者は血液−脳関門を横切ることが出来、且つ脳内においてドーパミンへ 変換される)、ドーパミン自身は血液−脳関門を越える拳が出来ないので全身投 与する事は出来ない。
しかしながら、この型の化学療法を用いる場合に、幾つかの欠点が生じた0例え ば、ドーパミンを神経伝達物質として認識する他の神経構造も又影響を受ける。
更に、“治療の窓°が狭いので、時間と共に正しい投薬量を投与する事は困難に なる(即ち、投与直後は、患者は適量超過であり、過度の自発運動を示し、とき には、その後、薬剤レベルは不十分となり得て、患者は再びパーキンソン病の徴 候を現わす)、更に、殆どの利用可能なドーパミンアゴニストの限られた効力及 び/又は溶解度は、パーキンソン病における動きの欠損を軽減するための手段と してイン・ビボで連続的に注入する事を妨げる。それ故、必要なものは、神経伝 達物質が欠乏している局所的標的領域に分解していない活性な神経伝達物質を連 続的且つ構成的に送達する方法である。
ドーパミン及び関連薬剤の脳への制御された速度での連続的供給を与える試みに おいて、小型浸透ポンプが用いられた。しかしながら、ドーパミン及び関連薬剤 の限られた溶解度及び安定性、並びに、貯蔵器の限界がこの技術の有用性を制限 した。生体再吸収可能なマイクロカプセル内にドーパミンを入れて移植する事に よる制御された持続的放出も又試みられた( Mcl’1216−[legue urceら、(1988) Neurosci、Lett、92:303−30 9) 、 L/かじながら、生体再吸収可能な高分子からの薬剤の制御された持 続的放出は、例えば加水分解などのバルク表面の浸食に依存しており、薬剤の分 解の可能性が増加し、放出速度の予想は困難となる。
環境の必要性に応じて必要な神経伝達物質を構成的に産生ずる能力のある細胞の 移植も又試みられた。最近、免疫応答を誘導しないように患者自身の組織を用い て、神経伝達物質分泌組織の治療のための移植が達成された。例えば、パーキン ソン病を患った患者の副腎髄質からのドーパミン分泌組織が彼らのストリアツム に移植され、ある程度成功した。しかしながら、この手順は、高齢の患者の副腎 の腺は十分な量のドーパミン分泌細胞を含んでいないであろうから、60歳未満 の患者にしか用いる事が出来ない、この限界は、この病気が殆どしばしば高齢者 に発生するため、この手順の治療としての有用性を制限している。
更に、副腎の腺の部分を切り取るために行なう腹腔外科手術は、かなりの危険性 を有する。更に、それがドーパミンであるのか又は移植された細胞から産生され た他の゛因子”であるのか、或は、外科手術の外傷それ自体(それは臨床的徴候 を軽減する)かは、現実には、知られていない。事実、もつと若く、余り害され ていない患者において、移植を伴わない定位的な外科手術、又は脳における正確 に局所的な損傷の配置が行なわれ、この手順は類似のパーキンソン病の徴候の軽 減を与えるようである。しかしながら、この手順は危険であり、且つ損傷を与λ る畳善の方法及びその理想的な位1が何処かについての意見は未だ神経外科医の 間で異なっている。
患者の脳組織の移植に代わる別法も又、同種移植片(同種の他の個体の同一組織 )又は異種移植片(異種の他の個体の類似組織)の何れかのドーパミン分泌組織 の移植を含む。しかしながら、最近の研究は、脳は”免疫免除されている”と考 えられているにもかかわらず、同種移植片及び異種移植片の何れでも、最終的に 拒絶が起こるということが見出された。この問題は、免疫抑制剤の同時投与を必 要にするが、その使用は、それら自体の合併症と有害な副作用との組を与える。
それ故、一般的な神経伝達物質欠損の病気の改良された治療が必要であり、特に 、過剰の外傷を生じることな(脳の機能障害を起こした神経伝達物質産生領域の 機能を増大又は元に戻す事の出来る神経治療装置が必要である。更に、特に、活 性な分解していない神経伝達物質をこの神経伝達物質が欠乏している患者の神経 組織の局所的領域に供給し、その正しい量を構成的に時間をかけて送達する方法 が必要である。
従って、患者への神経伝達物質の持続的且つ制御された送達に有用な移植可能な 神経治療装置を提供する事、特に、神経伝達物質を患者の脳の局所的領域に送達 し得る装置を提供する事が本発明の目的である。
神経伝達物質をその内部に含み、それが活性型で患者に送達されるようにイン・ ビボでの分解から防護する移植可能な装置を提供する事は他の目的である。本発 明の更に別の目的は、イン・ビボ環境での必要に応じる量の神経伝達物質を送達 する事の出来る移植可能な装置を提供する事である。更なる目的は、回収可能で あり且つその内容物を新規な及び/又は追加の神経伝達物質源で更新可能である 、移植可能な、細胞培養保護装置を提供する事である。
免豆匹l尤 神経治療装置を、神経伝達物質の欠乏又は機能障害を患った患者の脳への神経伝 達物質の局所的且つ制御された送達のために開示する。様々な高分子物質が、神 経伝達物質及び生長因子などの様々な“エフェクター型”物質を、酸化、加水分 解及び分解からそのような物質がその中に埋め込まれたときに防護する能力を有 する事は開示されている。更に、これらの高分子物質は、埋め込まれた物質の制 御された速度での持続的放出の能力を有する。最近、半透性の保護膜内に閉じ込 められた細胞、及び標的組織と直接接触しない細胞が、直接の環境の必要に応じ て神経伝達物質及び生長因子を産生じ得るということが発見された。
これらの発見は、本発明の神経治療装置の開発に利用された。一つのそのような 装置は、神経伝達物質源を含む、生体適合性の、移植可能且つ回収可能な高分子 の挿入物を含む、この装置の好ましい実施態様において、この源は、挿入物内に 埋め込まれた神経伝達物質を含む。
高分子の挿入物は、その中に埋められた神経伝達物質を酸化、酵素分解及び加水 分解から保護する。それは、神経伝達物質の供給のためになり、且つ受け容れる 人により適応され得る任意の形状を取り得る。好ましい形状は、繊維又は棒状を 含む。
挿入物に埋められる有用な神経伝達物質は、ガンマ−アミノ酪酸、セロトニン、 アセチルコリン、ノルエピネフリン、エンドルフィン、エンケファリン及びドー パミンを含む、或は、これらの神経伝達物質の先駆物質、アゴニスト、活性アナ ログ及び活性断片(例えば、ドーパミン先駆物質し一ドーパ及びドーパミンアゴ ニストブロモクリプチンは使用可能である)。
高分子の挿入物は、約1kD〜1000kD (好ましくは、約25kD〜1o okD)の分子量排除を有する細孔を含む。一つの好ましい実施態様において、 高分子挿入物は、エチレンビニルアセテートコポリマー等の疎水性マトリックス を含む。他の実施態様において、ハイドロゲル等の親水性マトリックスを含む。
この挿入物は、好ましくは、ポリウレタン又はエチレンビニルアセテート等の純 粋な高分子物質の外被により与えられる不透過性部分を、付加的に、含んで良い 。不透過性部分は、挿入物をその中に埋められた神経伝達物質又は任意の物質の 導管として機能させるために作用する事が出来、又、物質を患者の特定の解剖学 的領域に供給する事を助ける事も出来る。
別の神経病用装置は、回収可能な神経伝達物質源及び回収可能な生長因子源を極 めて近接して含む、神経伝達物質源は、半透膜を通して神経伝達物質を拡散させ る半透膜内に閉じ込められた少な(とも1つの神経伝達物質分泌細胞を含む。
“半透性の”という用語は、ここでは、それを通して比較的低分子量を有する分 子を拡散させるが、比較的高分子量を有するものの通過は排除する生体適合性の 膜をいう。
この発明の一つの実施態様において、容器の半透膜は、約50kD〜100kD の分子量排除を有する細孔を含む、この膜は、神経伝達物質を分解する又は神経 伝達物質産生細胞を傷つけることの出来るもの等の大きい粒子(例えば、ウィル ス、抗体、補体及び様々なプロテアーゼ)の通過を排除する。この半透膜は、ポ リ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化ビニリデン、ポリスチレン、 ポリメチルメタクリレート、ポリスルホン及びアクリル酸コポリマー等の様々な 重合組成物から作ることが出来る。
神経伝達物質分泌細胞は、任意の既知の細胞を含んで良く、神経伝達物質、又は アゴニスト、先駆物質、活性アナログ、又はそれらの活性断片を生産するために 処理した6例えば、副腎髄質のクロム親和性細胞、胎児腹側中脳組織、及びPC l3等の様々な神経芽細胞系統はドーパミンを供給する働きをし、それ故、この 装置に取り込むのは好ましい、この発明の幾つかの面において、細胞は、同種移 植片(即ち、それが移植される患者と同じ種の他の個体からの細胞)又は異種移 植片(即ち、異なる種の他の個体からの細胞)である。
生長因子源は、それが半透膜内に閉じ込められた神経伝達物質分泌細胞と容易に 接触することが出来るように位置される。生長因子は細胞分化を維持し、且つ/ 又は神経伝達物質の産生及び分泌を刺激する。一つの好ましい実施態様において 、生長因子源は、その中に生長因子を埋め込んだ高分子挿入物を含む、他の好ま しい実施態様において、その源は、半透膜を通して生長因子を拡散させる半透膜 内に閉じ込められた少な(とも1つの生長因子分泌細胞である。生長因子は、挿 入物の中の細胞により分泌された後、それが挿入物から浸出することにより、又 はそれが半透膜から拡散することにより、神経伝達物質分泌細胞に送達される。
この発明を、次に、ある説明のための実施例について述べる。しかしながら、様 々な変形、付加、及び削除がこの発明の趣旨又は範囲から離れることなくなされ 得ることは明らかである。例えば、本発明は、例又は説明のために記載した特定 の装置形状、材料、神経伝達物質。
生長因子、又は細胞系統を必要とし、或はそれらに限定されると読むべきではな い。
の な・ この発明自身は、添付の図面と共に下記の記述を読むことにより一層完全に理解 され得る: 図IA−ICは、本発明の幾つかの面による移植可能な神経治療装置の図解であ る。
図2は、8個のドーパミン/エチレンビニルアセテート挿入物のイン・ビトロで の累積的放出の速度論のグラフ表示である。
図3は、ドーパミン含有神経治療装置の移植後の動物の回転動作のグラフ説明で ある。
図4は、短時間移植されたドーパミン含有神経治療装置を有する動物の脳におけ る細胞外ドーパミンレベルを示すグラフである。
図5は、移植されたドーパミン含有神経治療装置を有する3匹の動物の脳におけ る、移H後7日間の細胞外ドーパミンレベルを示すグラフである。そして図6は 、ポリマーマトリックス中に分布されたドーパミン粒子を示すドーパミン/コポ リマーEVAc挿入物の走査電子顕微鏡写真である(Aは移植前、Bは移植後で ある)、。
日の・ な・ 神経機能障害を患った患者の標的領域への神経伝達物質、先駆物質、アゴニスト 、活性断片又はそれらの活性アナログの構成的且つ制御された送達のための神経 治療装置を開示する。
本発明の神経治療装置の典型的実施態様は、図IA−ICに示されている(そこ において、同じ参照記号は、様々な図解において、同じ又は本質的に類似の要素 を示す)、図IAは、その中に埋められた神経伝達物質を含む、移植可能な、生 体適合性高分子の挿入物を含む装置である。装置100は、その側面に1422 を有する円筒状キャップ20、及びその中に埋められた神経伝達物質を含む高分 子の挿入物30を含む。この挿入物は透過性部分32、不透過性部分34及び端 35を有する。神経伝達物質は、透過性部分32を通って拡散することが出来る が、不透過性部分34を通ることは出来ない。
この神経治療装置の挿入物は、神経伝達物質又は生長因子の源の導管として、並 びに、治療を必要とする解剖学的領域又は特定の組織への直接の通路として働く 。図IAにおいて、この挿入物は棒の形を有する。しがしながら、この挿入物は 、その外科的移植により患者に過度の外傷を生じることのない神経伝達物質源を 供給することの出来る任意の形状を有して良いと理解されるべきである。
図IB及びICに示した神経治療装置は、神経伝達物質源と生長因子源とを極め て近接して含む。図IBに示された装置200は、生長因子をその中に埋めて含 む挿入物30を含み、更に、神経伝達物質分泌細胞52をその中に閉じ込めて含 む半透膜50を含む、膜50はU字管の形状を有する。しかしながら、この半透 膜は、細胞を収容する別の任意の形状(例えば、中空の棒状、袋状、又は複数の 繊維状等)を有して良いと理解されるべきである。
U字管50は、端26又は28から細胞を詰め込むことが出来る。端26及び2 8は、可逆的に、摩擦適合キャップ40で、又は別法として、エポキシ膠又は生 体適合性且つ非再吸収性材料での縫合により塞ぐことが出来る9図ICに示され た装置300において、神経伝達物質分泌細胞52を含む半透膜50は、その中 に閉じ込めた生長因子分泌細胞56を含む棒状の半透膜54を伴う。
脳は、しばしば、多くの神経付欠乏及び機能障害の部位であるので、神経治療装 置の移植の標的とされる領域は、好ましくは、脳である。装置100.200及 び300は、挿入物30の透過性部分32又は半透膜50及び54が脳の組織及 び液体に直接接触するように、外科的に、脳に移植することが出来る。一度移植 すると、円筒状キャップ20は、例えば、それを頭蓋骨内にねじ込むことにより 、更には、膠又はセメント(歯科用セメント等)を頭蓋骨とキャップとの接合部 にてキャップに適用することにより、永久的に頭蓋骨に固定し得る。
挿入物30内の神経伝達物質又は生長因子の供給が尽きた場合は、その挿入物は 、取りはずして交換することが出来る。移植した挿入物30の回収は、それをキ ャップ20から、例λば、装置を露出させた後、一対の鉗子を用いて引き出すこ とにより達成し得る。キャップ20は、患者の上皮組織の直下に位置させること が出来る。
挿入物30は、追加の神経伝達物質治療が必要になった場合、新たな挿入物と交 換することが出来る。半透膜54(図IC)内に閉じ込められた細胞も又、その 細胞が神経伝達物質又は生長因子を産生ずることを止めるか、又はもはや神経性 機能障害を矯正する必要がない場合に回収することが出来る。膜50内の細胞は 、例えば、皮下注射器を用いて、端26又は28から圧力を加えるか又は吸引す ることにより細胞を取り出し、補充することが出来る。
挿入物30の透過性部分32は標的領域の近くに移植するが、他方、不透過性部 分34は神経伝達物質又は生長因子を挿入物の境界内に閉じ込める。透過性部分 32は、固有のサイズの細孔を有する(即ち、固有の分子量を遮断する)ポリマ ー材料を含み、幾つかの分子の通過を排除するが、他方、他のものは通過させる 。この方法において、神経伝達物質の挿入物から標的領域への拡散、又は生長因 子の神経伝達物質産生細胞への拡散は、起こり得るが、他方、ウィルス、抗体、 補体、及び様々なプロテアーゼ等の有害な要素は有効に防止される。例えば、約 1kD〜1000kDの分子量排除を有する細孔を持つ挿入物は有用であり、約 25kD〜I 0OkDの分子量遮断を有する細孔を持つものは特に好ましい。
挿入物は、所望の細孔サイズを有し、それに埋められた物質の活性を制限しない 材料からなる任意の生体適合性材料により組み立て得る。ヒドロゲル(例えば、 ヒドロキシエチルメタクリレート、ポリビニルアルコール、及びポリビニルピロ リドン)等の親水性マトリックス及びエチレンビニルアセテート等の疎水性マト リックスは特に有用である。
この神経治療装置は、欠乏を満たし又は機能障害を治療する任意の神経伝達物質 を供給することが出来る。これらは、ガンマ−アミノ酪酸、セロトニン、アセチ ルコリン、エピネフリン、ノルエピネフリン、ドーパミン、エンケファリン、及 びエンドルフィンを含む。或は、この装置は、神経伝達物質の活性アナログ、活 性断片、又は活性誘導体を供給することが出来、又は、先駆物質を含むことが出 来、それは、プロセスを受けた後、イニヒ二一くfの適当な位置で神経伝達物質 と同じ活性を供給する。この装置は、更に、神経伝達物質のアゴニストを含む。
神経伝達物質源を供給する1つの方法はそれを高分子の挿入物内に取り込むこと を含む、封入材料は、そこから制御された速度での持続的放出を与える間、その 中に埋められた神経伝達物質又は細胞生長因子等の物質に保護環境を与える0例 えば、疎水性マトリックスから構成される高分子挿入物の使用は、その中に閉じ 込められた神経伝達物質の酸化及び加水分解を阻止することにより神経伝達物質 の分解を軽減する。
エフェクター物質(例えば、神経伝達物質又は生長因子)を挿入物に取り込ませ るための典型的な方法は、その高分子を高分子材料とその物質との混合物又は複 合物から製造することを含む0例えば、エチレンビニルアセテート(EVAC) コポリマー等の疎水性材料は、ドーパミン等の神経伝達物質の凍結乾燥物を加え ることの出来る溶媒に溶解し得る。混合物を攪拌し、溶融物から押し出すことに より所望の形状に製造する。混合物を冷却することにより、マトリックス中に埋 められた神経伝達物質を含む固体の高分子マトリックスが形成される(図6参照 )。親水性の神経伝達物質の水性環境との接触は、そこからの神経伝達物質の緩 慢な浸出を引き起こし、挿入物のマトリックス中に微小孔の発達を導(。
疎水性マトリックス材料に加えられる神経伝達物質の濃度は、神経伝達物質の放 出速度を制御する1つの要因であり、神経伝達物質を多く取り込むほど、放出速 度はより早(なる。マトリックス材料に取り込まれた神経伝達物質の粒子サイズ は他の変数であり、粒子サイズが大きいほど、放出速度は速い。
生長因子の高分子挿入物からの放出は、そこに−緒に埋められるキャリアー蛋白 質の量により制御することが出来、キャリアー蛋白質を多く取り込むほど、生長 因子の放出速度は大きくなる。しかしながら、キャリアー蛋白質に対する生長因 子の割合は、治療の範囲内で生理的環境において効果的である生長因子のレベル に依存する。有用なキャリアー蛋白質は、マトリックス内で容易に溶ける能力を 有し、且つマトリックスから浸出する能力を有するものである。それを通って生 長因子が浸出することの出来る微小孔は、キャリアー蛋白質が水性環境により溶 解されるときにマトリックス内に造られる。そのようなキャリアー蛋白質はウシ 血清アルブミン(見かけ分子量=約69kD)である。
放出速度は、エフェクター物質を埋め込んだ挿入物を被覆する純粋な不透過性の 高分子材料の量によっても制御することが出来、被覆が多い(又は厚い)程、放 出速度は遅い、ポリウレタン又は純粋なエチレンビニルアセテート等の材料が、 特に、この目的に有用である。
神経伝達物質源を取り込む別の方法は、極めて近くに位置させた生長因子源を伴 う神経伝達物質産生細胞の供給を含む、この実施態様において、半透膜は神経伝 達物質分泌細胞の保護細胞培養装置として機能する。膜の細孔は、代謝産物と体 液との交換を可能にし且つその中の細胞により産生された神経伝達物質がそれを 通って拡散するのに十分なだけ大きくなくてはならないが、細胞に有害な大きい 成分の通過を阻止するのに十分なだけ小さい。約20kD〜100kDの分子量 遮断を有する細孔が、特に、この目的に有用である。
半透膜は、U字管、中空繊維、細胞袋又は容器、或はマイクロカプセル等の任意 の有用な形状を取ることが出来る。同様に、生長因子源が生長因子産生細胞を含 むならば、それらは、やはり、代謝産物の交換、生長因子の産生及び拡散、細胞 の維持、及び生長(膜の境界で制限される)を可能にする膜内に閉じ込められる 。そのような装置の更なる議論のために、一般に認められた、1987年11月 17日出願の係属中の米国出願第121゜626号を参照されたい(その開示を 、ここに、参考として援用する)。
所望の神経伝達物質又は生長因子を分泌する任意の細胞をこの装置に取り込むこ とが出来る。例えば、その細胞は、ニューロン等の自然に神経伝達物質を産生ず る任意のものであって良い、そのような細胞は、必要なときに神経伝達物質を産 生ずることにより一般的な環境に応答することが出来るので有用である。その細 胞は、ヱン・ビボで特定の神経伝達物質を普通に分泌する身体の器官等の多くの 源から得ることが出来る。例えば、普通にドーパミンを産生ずる胎児腹側中脳組 織及び副腎髄質(クロム親和性細胞)を用い得る。これらの組織は同種移植であ って良く、又は異種移植であって良い。或は、その細胞は、PCl3等の様々な 培養神経芽細胞腫(neuroblastoid )細胞系統から誘導すること が出来る。
更に、類似の神経伝達物質活性を有する所望の神経伝達物質又は生長因子の先駆 物質、アゴニスト、活性アナログ、又は活性断片を分泌する任意の細胞も又用い ることが出来、例えば、L−ドーパ(ドーパミンの先駆物質)、又はブロモクリ プチン(ドーパミンのアゴニスト)を導出する細胞を含む。
更に、神経伝達物質又は生長因子、又はそれらのアゴニスト、先駆物質、誘導体 、アナログ、又は類似のエフェクター活性を有するそれらの断片を発現するよう に遺伝子を操作された任意の細胞も又、この発明の実施において有用である。従 って、そのようなアプローチにおいて、神経伝達物質又はそのアナログ又は先駆 物質をコードする遺伝子は、細胞系統から単離されるか又はDNA操作により組 み立てられる。その遺伝子を、次いで、プラスミツドに取り込み、更に、発現の ための繊維芽細胞等の細胞にトランスフェクトする。(例久ば、Maniati sら、Mo1ecular 匹工吐コ(1982) 参照。クローニングベヒク ル及び遺伝子操作手順の更なる議論のために、ここに、参考として援用する。) 神経伝達物質を発現する細胞を、イン・ビトロで、適当な密度になるまで生育さ せることが出来る。
その後、この培養からの細胞を、既に移植しである半透膜の部分に、皮膚表面に 定めた穴から蒔くことによって、神経治療装置に詰めることが出来る。或は、小 さい組織断片又は培養凝集物を封入半透膜中に予備充填することが出来る(次い で、それを患者に移植する)。
細胞の生長、分化、及び/又は神経伝達物質の分泌を刺激する能力のある様々な “生長因子”を神経伝達物質分泌細胞と共に移植して、神経伝達物質の患者への 上首尾の送達を確実にすることが出来る。これらの生長因子は、細胞型に特異的 であって良く、又は多(の異なる組織において一般化された効果を有して良い。
ニューロン等の神経伝達物質産生細胞の場合、生長因子は、神経伝達物質の産生 を維持させ、並びに細胞の維持及び生育を促進するように作用することが出来る 。或は、生長因子は、分化したステージに神経細胞を維持することが出来る。多 くの内で、有用な細胞生長因子は、神経生長因子(NGF)、繊維芽細胞生長因 子(FGF)、血小板由来生長因子(PDGF)、及び上皮生長因子(EGF) である。更に、グルタメート及びニコチン等の様々な膜レセプターのエフェクタ ーも又有用である。
生長因子は、それを挿入物の高分子マトリックス内に埋め、且つそれを細胞と共 に容器内に置くことにより、神経伝達物質産生細胞と共に装置に取り込むことが 出来る。埋められた生長因子は挿入物から容器内にゆっ(つと浸出し、それによ り、例えば、その中の細胞の分化状態を維持させ、それらが神経伝達物質を産生 し続けるように作用をする。細胞の封入膜は、存在しても、生長因子について透 過性であるので、妨げにならない、この挿入物は、容器から回収することが出来 、且つ上記のように交換することが出来る。
或は、海馬細胞又はNGFを産生するように処理された繊維芽細胞等の生長因子 産生細胞(Rosenbergう。
(1988) 5cience 242:1575−15711参照)を封入し 且つ上述のように神経伝達物質分泌細胞の近くに移植することが出来る。
下記の非制限的実施例は、この発明の好ましい特徴を一層完全に説明する。
実施例1 犬】ビ艷f」ビ 若い成熟した(200−225g)雄のSprague−Dawleyラ ッ  ト (Charles River Laboratory、ワシントン、MA )をケタミン(Ketalar)/キシラジン(Rompun)の87/13  m g / k g a合物の筋肉内注射により麻酔した。黒質の前中領域(a nterio+wedial region)へ、6−0HDA(0,05mg /mlのアスコルビン酸を伴う、6ulの0.9%塩類溶液中の12mgの6− 0HDA)の定位的注射を行なった(座標ニー2.9mmブレグマ。
2.3mm側方、及び硬膜まで8.1mm深さ、内耳線の上方5.0にて門歯パ ーセット使用)。損傷を与えた2週間後、アポモルヒネ(APO)(0,05m g/kg sc)誘発下で回転動作を評価した。動作は、開いた場所及び改変U ngerst、edtロトメーターの両方において、本質的にUngerste dtら(Brain Res、(1970) 24:485−493)に記載さ れたようにして特徴づけられた。40分間の試験期間の間に8タ一ン/分を越え るターンを示した動物を研究用に選択した。3匹の動物の群を、12時間の明暗 サイクル下で、餌と水を随意に与えて、プラスチックのケージに収容した。
実施例2 リ カニユーレ 16匹の動物に、9.5mm長(0,85mmID)の、50kDの分子量排除 を有する半透性ポリ塩化ビニル−アクリル酸コポリマー(AC)の管状挿入物の 線条体内装置を取り付けた。その挿入物の末端は、同じアクリル酸コポリマーの 溶液で塞いだ。この挿入物の開いた端から初めの6mmをポリウレタン溶液で被 覆して、この部分を不透過性にし、その結果、液体と線条との交換を制限した。
滅菌した治療装置を定位的に線条内に挿入した(+0.3mmブレグマ、正中線 まで2.7mmの側方及び硬膜まで8.0mmの深さ)、一度移植すると、これ らの治療装置は、2つを等距離の位置で頭蓋骨へねじ込み、歯科用セメントによ り固定した。身体の中心に近い出口はAC膠で閉じた。この治療装置は、研究期 間の間イン・ビボで存続した。
中空の線条体治療装置の移植は、伺わの動物においても何らの新しい神経病的欠 乏を誘導しなかった。アクリル酸コポリマーの挿入物の移植時に、治療装置の身 体の中心に近いキャップは、溶かしてその管を密封した。キャップを除去した後 、装置の内腔は無細胞の清浄な液体で満たされた。
実施例3 ドーパミン の 6 エチレンビニルアセテートコポリマー(EVAc)樹脂(40重量%の酢酸ビニ ル、Elvax 40w、 DuPont。
Inc、、 Wilmington、 DE )を水及び95%エタノール中で 20回洗浄して不純物を除去した。純粋なEVAcを、続いて、塩化メチレンに 溶かして10%(w/v)溶液を作った。ドーパミン(Sigma、土丹ルイス 、MO)を乳鉢中で粉砕して微細粉末にし、50μmのふるいに掛け、そして、 E V A、 c溶液に加えてドーパミンのEVACに対する終濃度を20%( w/w)とした、ドーパミン/ E V A c溶液を5分間超音波処理し、ボ ルテツクスミキサー中で15分間攪拌し、そして、固定されたドーパミン粒子を 持つ固体マトリックスを形成するために液体窒素中で急冷した。塩化メチレンを 凍結乾燥により除去した。
直径0.5mmの糸を55℃の温度で圧力押出しし、8mm長の棒状に切断した 。ドーパミン放出を遅らせるために、各棒を10%EVAcに繰り返し浸すこと により3重に被覆し、その結果、最終的な直径が0.7mmの棒になった。ドー パミン粒子のEVAc中の分布を走査電子顕微鏡(AMRay−1000,1, ico、 Inc、 、 Bedford。
MA )により分析した。
実施例4 イン・ビトロ の 8 イン・ビトロでのドーパミン放出の速度論を、0.7XSmm長の棒((+)又 は(−)20%ドーパミン)を、37℃でインキュベートしている別々の穴の中 における、1mlの0.05mg/mlのアスコルビン酸を含む0.9%生理的 塩類溶液中に置くことにより調べた。日々の時点において、液体を採集し、その 1度を電気化学的検出器を有する高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)によ り測定した。用いたシステムは、Model 5700溶媒送達モジユール及び モデル5100ACoulochem多電極電気化学的検出器(ESA、 Be dford。
MA)を含んだ。各試料の20μlのアリコートを、試料を前処理することなく 、カラム(CA−HR80;ESA)に注入した。移動相は、0.05MNaP O4,0,2MEDTA、212mg/Lへブタンスルホン酸、及び3%メタノ ールを、pH2,6にて含んだ。全運転時間は約8分間であった。各化合物の濃 度は、各アッセイの連続希釈標準運転のピークの高さとの比較により測定した。
用いたクロマトグラフィーシステムのドーパミン検出限界は50pgであった。
各測定の後、穴に、新しい塩類溶液/アスコルビン酸塩溶液を補充した。ドーパ ミン放出は、累積的放出パーセントとして計算した。
図2は、8個の0.7%8mm20%ドーパミン/EVAc棒の、0.05mg /mlアスコルビン酸を含む0.9%生理的塩類溶液中での、37℃における、 17日間にわたる累積的ドーパミン放出を示す(図2)、放出試験前の全ドーパ ミン含量は、棒当り34O+/−25mgであった。
実施例5 イン・ビボでの 六 うまく損傷を与えた、線条体治療装置を有する動物を麻酔し、定位装置に据えた 。正中線切開の後、治療装置の身体の中心に近いキャップを捜し出して切り取り 、20%ドーパミン/ E V A c挿入物の棒を装置のキャップの中に配置 した。装置の近位末端を再びAC膠で封じた、6−0単繊維ナイロン(Ethi con、 Inc、、 Somerville。
NJ )で皮膚を閉じた。
回転動作をアポモルヒネ誘発(0,05mg/kg)下で、ドーパミン/ E  V A c充填後7及び14日にて評価した。ドーパミン/ E V A c棒 を、続いて、その容器から、14日目に、メトキシフルオラン麻酔下で除去した 2行動を2及び4週後に分析した。
移植後の晟初の数時間の間、ドーパミン/ E V A c挿入物を受けた動物 は、自発的に、移植した側と反対側へ回転したが、他方、対照の挿入物を受けた 動物はそのような行動を示さなかった。図3は、20%ドーパミン/EVAc挿 入物の移植前、中、及び後の、APO誘発の効果(EVAcのみの挿入物を受け た対照動物と比較したもの)を要約しである。対照は、移植後7日間の回転動作 における僅かの改善しか示さず、その後のすべての時点において移植前の値に回 帰した。実験動物は、移植後7日及び14日の何れにおいても、統計的に、回転 行動の有意の減少を示した(7日において30.1%、14日において82.6 %)、ドーパミン放出挿入物の除去の2週間後、回転動作は、再び、増加し、4 2日においては、対照と実験群との間に統計的差は残らなかつ実施例6 )’ −J< 92≦−肚I これらの実験で用いたミクロ透析プローブは、相反転、ドライジェットウェット スピニング技術(de Yebenesら、(19g?) Movement  Disorders 2:291−299 )により製造されたAC半透性チュ ーブ(600um ID、8mm長、50kD分子量排除)で構成された。実験 の数時間前に、透析チューブ回収率を、そのプローブを、100m1の溶液中に 1mgのアスコルビン酸を含む、既知の濃度のドーパミン、DOPAC及びDH BA (800pg/20m1)を含む人工脳を髄液(C3F)(150ミリモ ルNa”、1.4ミリモルCa1.0.8ミリモルM g ”、1.0ミリモル PO,,155ミリモルCI−、pH7,4)のビーカー中に置(ことにより測 定した。ドーパミン濃度を、電気化学的検出器(EC)を有するHPLCにより 測定した。用いたシステムは、Model 57QO溶媒送達モジユール(ES A、 Bedford、 MA)及びモデル5100A Couloche+* 多電極電気化学的検出器(εSA、 Bedford、 MA)を含んだ、透析 物の値は、20分の採集期間当りのpgとして報告される。
イン・ビボ分析のために、透析プローブを、定位的に、ラットの線条内に前に移 植した容器の近くに位置させた。動物は前述のようにして麻酔した。人工C3F を、実験の間中、流速2.5ml/分で、プローブを通してポンプで注入した。
透析物を20分間の休止期間にわたって、5mlの1.IN過塩素酸を含むチュ ーブ内に採集した。試料を、直ちに、HPLC−ECにより分析した。
細胞外液(ECF) ドーパミンオーバーフローのベースラインを決定するため に多くの試料を採集した後、透析試料を、ECFドーパミンレベルがドーパミン 放出挿入物により影響を受けるか否かを決定するために移植後20分間の休止期 間にわたって採集した。ドーパミンレベルを、3匹の動物において、ドーパミン −EVAc挿入物の移植後短時間で、及び残りの3匹の動物において、移植後7 日にて測定した。
各試料の20m1のアリコートを、試料の前処理をすることなくカラム((:A −HR80,ESA)に注入した。移動相は、0.05MNaPO4,0,2M EDTA、212mg/Lへブタンスルホン酸、及び3%メタノールを5pH2 ,6にて含んだ、ドーパミン及びDOPACの分析を伴う全運転時間は約11分 間であった。各化合物の濃度は、各アッセイの連続希釈標準運転のピークの高さ との比較により測定した。
図4に示すように、損傷を受けた線条体の細胞外液におけるドーパミンレベルは 、一致して、ミクロ透析によっては検出不能であった。20%ドーパミン放出E VAC高分子挿入物の移植の20分後において、高レベルのドーパミンが回収さ れた。ドーパミンレベルは、次の80分間の間、増加し続けた。ドーパミン/  E V A cの移植の7日後に調べた損傷を受けた線条において、透析物にお ける線条体の細胞外ドーパミン濃度は、図5に示す短時間実験において観察され たレベルに匹敵した0組織学的に、ミクロ透析プローブは、装置から300=5 00μmにあることが見出された。
実施例7 肚亙ヱ 検査の完全のため、深く麻酔した動物を心臓経由で(transcardial ly)還流した。脳を取り出し、凍結スライドミクロトーム(AORe1che rt Model 976C,オーストリア)上で25μmの厚さの切片に切断 し、直ちに、3−アミノ−プロピルトリエトキシ−シランで被覆したガラススラ イド上に取り上げるか、又は直ちにトリス緩衝液に浸した。選択した切片を、ニ ラスル小体をクレシルバイオレットで染色した。そのような組織学的分析は、線 条内の容器の配置との一致を示した。
他の切片は、アビジン−ビオチン法を用いて、チロシンヒドロキシラーゼ(TH )の免疫細胞化学的局在性について処理した。脳切片を、THに対する1次抗血 清(Eugene Tech、 A11endale、 NJ)中に4℃で2日 間インキュベートした。2次抗血清及びアビジン−ビオチン複合体(Vecto rs Labs、 Burlingame、 (:A)中でのインキュベーショ ンは、室温で行ない、ペルオキシダーゼ反応は、本質的に、Winnら(J、B io+med、Mater、Res、(1989) 23:31−44 )によ り記載されたようにして行なった。形態測定システム(CUE−2,Olymp us Carp、 、 Lake 5uccess。
NY)とインターフェースで接続したZeiss 1M35を用いて、載せたス ライドを分析した。
検査の結果において、点質及び線条におけるTHの免疫細胞化学的局在性は、点 質線条体経路の90%を越える破壊を確認したにの装置の周囲においては、新芽 (sprouting )の証拠は観られなかった。
20%ドーパミン/ E V A c挿入物を、AMRay 1000(Lic o、Inc、、 Bedford、 MA)を用いて、移植前及び移植後2週目 において、走査電子顕微鏡観察(SEM)により調べた。横断切片の走査電子顕 微鏡観察は、ポリマーマトリックス中に懸濁したドーパミン粒子の均一な分布を 示した(図6A、)。生理的塩類溶液中での2週間のインキュベーション及びイ ン・ビボでの2週間経過後、ポリマーの挿入物は、ドーパミン粒子の溶解を示す 散在する穴を示した(図6B)。
実施例8 とハエ辷と1工菫l−び ム11殖 0.01−0.2%神経生長因子(NFC)を含むEVAc挿入物を、実施例3 に記載したようにして調製した(但し、ドーパミンはNGFで置き換えた)。N GF/ E V A c挿入物を、実施例5に記載したように上首尾に損傷を与 えた動物の線条体神経治療装置内に移植した。副腎髄質クロム親和性細胞の懸濁 液をM素的分離により調製した。その懸濁液を、懸濁液中の細胞を半透膜内に注 入することにより蒔いた。装置の身体の中心に近い末端をAC膠で封じ、6−0 単繊維ナイロン(Ethic。
n、Inc、、 Somerville、 NJ)で皮膚を閉じた。回転動作を 、実施例5に記載したようにして、N G F / E V A c及び細胞充 填後7.14.21及び28日にて評価した。
移植後の行動変化試験及び組織学的分析は、実施例5−7に記載したようにして 行ない、本質的に類似の結果を示した。
時間(日) FIG、3 時間(分) II(nl/21cl) 国際調査報告 101NIII116IIIIAIII+1ば1=lIs=、PCT/US90 103492国際調査報告

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.患者の脳への神経伝達物質の局所的且つ制御された送達のための神経治療装 置であって、前記の装置が、前記の神経伝達物質の制御された放出のための前記 の神経伝達物質の源を含む、生体適合性の、移植可能且つ回収可能な高分子挿入 物を含む、上記の神経治療装置。
  2. 2.前記の神経伝達物質をガンマーアミノ酪酸、セロトニン、アセチルコリン、 ノルエビネフリン、エンドルフィン、エンケファリン、ドーパミン、及びそれら の先駆物質、アゴニスト、活性アナログ、及び活性断片からなる群から選択する 、請求項1に記載の装置。
  3. 3.前記の神経伝達物質がL−ドーパを含むドーパミン先駆物質である、請求項 2に記載の装置。
  4. 4.前記の神経伝達物質がブロモクリブチンを含むドーパミンアゴニストである 、請求項2に記載の装置。
  5. 5.前記の高分子挿入物が約1kD〜1000kDの範囲の分子量排除を有する 細孔を含む、請求項1に記載の装置。
  6. 6.前記の高分子挿入物が約25kD〜100kDの範囲の分子量排除を有する 細孔を含む、請求項5に記載の装置。
  7. 7.前記の高分子挿入物が疎水性マトリックスを食む、請求項1に記載の装置。
  8. 8.前記の疎水性マトリックスがエチレンビニルアセテートコポリマーを含む、 請求項7に記載の装置。
  9. 9.前記の高分子挿入物が親水性マトリックスを含む、請求項1に記載の装置。
  10. 10.前記の親水性マトリックスがヒドロゲルを含む、請求項9に記載の装置。
  11. 11.前記の高分子挿入物が更に前記の挿入物の一部を覆う不透過性の外被を含 む、請求項1に記載の装置。
  12. 12.前記の不透過性の外被がポリウレタンを含む、請求項11に記載の装置。
  13. 13.前記の不透過性外被がエチレンビニルアセテートを含む、請求項11に記 載の装置。
  14. 14.下記を含む、患者の脳への神経伝達物質の局所的且つ制御された送達のた めの神経治療装置;半透膜内に閉じ込めた少なくとも1つの神経伝達物質分泌細 胞を含み、前記の半透膜がそれを通して前記の神経伝達物質を拡散させる、回復 可能な神経伝達物質源;及び 前記の神経伝達物質源の極めて近くに配置された回復可能な生長因子源。
  15. 15.前記の神経伝達物質をガンマーアミノ酪酸、セロトニン、アセチルコリン 、ノルエビネフリン、エンドルフィン、エンケファリン、ドーパミン、及びそれ らの先駆物質、アゴニスト、活性アナログ、及び活性断片からなる群から選択す る、請求項14に記載の装置。
  16. 16.前記の神経伝達物質がL−ドーパを含むドーパミン先駆物質である、請求 項15に記載の装置。
  17. 17.前記の神経伝達物質がブロモクリブチンを含むドーパミンアゴニストであ る、請求項15に記載の装置。
  18. 18.前記の神経伝達物質分泌細胞が閉じ込められる前記の半透膜がウイルス、 抗体、補体及びプロテアーゼに対して不透過性である、請求項14に記載の治療 装置。
  19. 19.前記の半透膜が約50kD〜100kDの分子量排除を有する細孔を含む 、請求項14に記載の装置。
  20. 20.前記の半透膜がアクリル酸コポリマーを含む、請求項14に記載の装置。
  21. 21.前記の神経伝達物質分泌細胞が同種移植片を含む、請求項14に記載の装 置。
  22. 22.前記の神経伝達物質分泌細胞が異種移植片を含む、請求項14に記載の装 置。
  23. 23.前記の神経伝達物質分泌細胞がニューロンを含む、請求項14に記載の装 置。
  24. 24.前記の神経伝達物質分泌細胞が副腎髄質クロム親和生細胞を含む、請求項 14に記載の装置。
  25. 25.前記の神経伝達物質分泌細胞がPC12細胞を含む、請求項14に記載の 装置。
  26. 26.前記の神経伝達物質分泌細胞が前記の神経伝達物質を産生するように遺伝 子を操作された、請求項14に記載の治療装置。
  27. 27.前記の生長因子が神経生長因子を含む、請求項14に記載の装置。
  28. 28.前記の生長因子が繊維芽細胞生長因子を含む、請求項14に記載の装置。
  29. 29.前記の生長因子の源が、前記の生長因子を含む移植可能な、生体適合性の 、高分子挿入物を含む、請求項14に記載の治療装置。
  30. 30.前記の高分子挿入物が、約1kD〜1000kDの分子量排除を有する細 孔を含む、請求項29に記載の装置。
  31. 31.前記の高分子挿入物が、約25kD〜100kDの分子量排除を有する細 孔を含む、請求項30に記載の装置。
  32. 32.前記の高分子挿入物が疎水性マトリックスを含む、請求項29に記載の装 置。
  33. 33.前記の疎水性マトリックスがエチレンビニルアセテートコポリマーを含む 、請求項32に記載の装置。
  34. 34.前記の高分子挿入物が親水性マトリックスを含む、請求項29に記載の装 置。
  35. 35.前記の親水性マトリックスがヒドロゲルを含む、請求項34に記載の装置 。
  36. 36.前記の高分子挿入物が更に前記の挿入物の一部を覆う不透過性の外被を含 む、請求項29に記載の装置。
  37. 37.前記の不透過性の外被がポリウレタンを含む、請求項36に記載の装置。
  38. 38.前記の不透過性の外被がエチレンビニルアセテートを含む、請求項36に 記載の装置。
  39. 39.前記の生長因子源が、半透膜内に閉じ込められた少なくとも1つの生長因 子分泌細胞を含み、前記の膜がそれを通して前記の生長因子を拡散させる、請求 項14に記載の治療装置。
  40. 40.前記の生長因子分泌細胞が閉じ込められる前記の半透膜がウイルス、抗体 、補体及びプロテアーゼに対して不透過性である、請求項39に記載の治療装置 。
  41. 41.前記の半透膜が、約50kD〜100kDの分子量排除を有する細孔を含 む、請求項39に記載の装置。
  42. 42.前記の半透膜がアクリル酸コポリマーを含む、請求項39に記載の装置。
  43. 43.前記の生長因子分泌細胞が同種移植片を含む、請求項39に記載の装置。
  44. 44.前記の生長因子分泌細胞が異種移植片を含む、請求項39に記載の装置。
  45. 45.前記の生長因子分泌細胞がマウス下顎腺細胞を含む、請求項39に記載の 装置。
  46. 46.前記の生長因子分泌細胞が遺伝子を操作して前記の生長因子を産生するよ うにされた、請求項39に記載の治療装置。
JP2509246A 1989-06-21 1990-06-20 神経治療システム Expired - Fee Related JP2738881B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US36929689A 1989-06-21 1989-06-21
US369296 1989-06-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05500620A true JPH05500620A (ja) 1993-02-12
JP2738881B2 JP2738881B2 (ja) 1998-04-08

Family

ID=23454885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2509246A Expired - Fee Related JP2738881B2 (ja) 1989-06-21 1990-06-20 神経治療システム

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP0478671B1 (ja)
JP (1) JP2738881B2 (ja)
KR (1) KR0141583B1 (ja)
AT (1) ATE89485T1 (ja)
AU (1) AU632827B2 (ja)
CA (1) CA2062746C (ja)
DE (1) DE69001672T2 (ja)
DK (1) DK0478671T3 (ja)
ES (1) ES2058923T3 (ja)
FI (1) FI916066A0 (ja)
NO (1) NO300488B1 (ja)
WO (1) WO1990015637A2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004530721A (ja) * 2001-06-29 2004-10-07 スマート ドラッグ システムズ インコーポレイティド 徐放性医薬組成物
JP2004535473A (ja) * 2001-06-29 2004-11-25 スマート ドラッグ システムズ インコーポレイティド 徐放性医薬組成物
JP2005505513A (ja) * 2001-07-04 2005-02-24 スマート ドラッグ システムズ インコーポレイティド 寄生虫病の治療
JP2007502866A (ja) * 2003-05-30 2007-02-15 タイタン ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド ナルメフェンの持続的放出のための移植可能ポリマー装置
JP2008502463A (ja) * 2004-06-01 2008-01-31 ボストン サイエンティフィック リミテッド 塞栓術
WO2010123041A1 (ja) * 2009-04-22 2010-10-28 オリンパス株式会社 カテーテルおよび薬剤投与装置
US8852623B2 (en) 2003-03-31 2014-10-07 Titan Pharmaceuticals, Inc. Implantable polymeric device for sustained release of dopamine agonist

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5871472A (en) * 1987-11-17 1999-02-16 Brown University Research Foundation Planting devices for the focal release of neuroinhibitory compounds
US5786216A (en) * 1987-11-17 1998-07-28 Cytotherapeutics, Inc. Inner-supported, biocompatible cell capsules
US5773286A (en) * 1987-11-17 1998-06-30 Cytotherapeutics, Inc. Inner supported biocompatible cell capsules
US5182111A (en) * 1987-11-17 1993-01-26 Boston University Research Foundation In vivo delivery of active factors by co-cultured cell implants
US6517859B1 (en) 1990-05-16 2003-02-11 Southern Research Institute Microcapsules for administration of neuroactive agents
JP3359919B2 (ja) * 1990-05-16 2002-12-24 サザン・リサーチ・インスティテュート 放出制御ドーパミンおよび神経線維成長を刺激するための用途
CA2103705C (en) * 1991-02-11 1996-01-30 Ayub K. Ommaya Spinal fluid driven artificial organ
EP0585368B1 (en) * 1991-04-25 1997-08-06 Brown University Research Foundation Implantable biocompatible immunoisolatory vehicle for delivery of selected therapeutic products
US5800829A (en) * 1991-04-25 1998-09-01 Brown University Research Foundation Methods for coextruding immunoisolatory implantable vehicles with a biocompatible jacket and a biocompatible matrix core
ATE149361T1 (de) * 1991-06-28 1997-03-15 Univ Brown Res Found Nerveneinpflanzungssystem
KR940701286A (ko) * 1991-06-28 1994-05-28 윌리암 엠. 잭슨 재생성 신경계 삽입장치 및 그것을 사용하는 방법
US5383873A (en) * 1992-12-09 1995-01-24 Regents Of The University Of Minnesota Smooth muscle chemical pacemaker
WO1994015663A1 (en) * 1992-12-30 1994-07-21 Brown University Research Foundation Implantable therapy systems and methods
ATE183078T1 (de) * 1993-08-10 1999-08-15 Gore & Ass Zelleinkapselungsvorrichtung
WO1997010807A1 (en) * 1995-09-22 1997-03-27 Gore Hybrid Technologies, Inc. Improved cell encapsulation device
US6110707A (en) * 1996-01-19 2000-08-29 Board Of Regents, The University Of Texas System Recombinant expression of proteins from secretory cell lines
US6087129A (en) 1996-01-19 2000-07-11 Betagene, Inc. Recombinant expression of proteins from secretory cell lines
US6027721A (en) * 1996-05-20 2000-02-22 Cytotherapeutics, Inc. Device and method for encapsulated gene therapy
US6322962B1 (en) 1998-08-14 2001-11-27 Board Of Regents, The University Of Texas System Sterol-regulated Site-1 protease and assays of modulators thereof
ES2353728T3 (es) 1999-02-10 2011-03-04 Curis, Inc. Péptido yy (pyy) para tratar trastornos metabólicos de la glucosa.
US7745216B2 (en) 1999-02-10 2010-06-29 Curis, Inc. Methods and reagents for treating glucose metabolic disorders
JP2004515533A (ja) 2000-12-14 2004-05-27 アミリン・ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド 代謝障害を治療するためのペプチドyyおよびペプチドyyアゴニスト
ES2665999T3 (es) 2002-05-31 2018-04-30 Titan Pharmaceuticals, Inc. Dispositivo polimérico implantable para la liberación sostenida de buprenorfina
CA2555894A1 (en) 2004-02-11 2005-08-25 Amylin Pharmaceuticals, Inc. Pancreatic polypeptide family motifs and polypeptides comprising the same
EP2804603A1 (en) 2012-01-10 2014-11-26 President and Fellows of Harvard College Beta-cell replication promoting compounds and methods of their use

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8319766D0 (en) * 1983-07-22 1983-08-24 Graham N B Controlled release device
GB8403138D0 (en) * 1984-02-07 1984-03-14 Graham N B Sustained release of active ingredient
US4883666A (en) * 1987-04-29 1989-11-28 Massachusetts Institute Of Technology Controlled drug delivery system for treatment of neural disorders
US4892538A (en) * 1987-11-17 1990-01-09 Brown University Research Foundation In vivo delivery of neurotransmitters by implanted, encapsulated cells

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004530721A (ja) * 2001-06-29 2004-10-07 スマート ドラッグ システムズ インコーポレイティド 徐放性医薬組成物
JP2004535473A (ja) * 2001-06-29 2004-11-25 スマート ドラッグ システムズ インコーポレイティド 徐放性医薬組成物
US8197839B2 (en) 2001-06-29 2012-06-12 Virbac Corporation Sustained release delivery system
JP2005505513A (ja) * 2001-07-04 2005-02-24 スマート ドラッグ システムズ インコーポレイティド 寄生虫病の治療
US8852623B2 (en) 2003-03-31 2014-10-07 Titan Pharmaceuticals, Inc. Implantable polymeric device for sustained release of dopamine agonist
US9278163B2 (en) 2003-03-31 2016-03-08 Titan Pharmaceuticals, Inc. Implantable polymeric device for sustained release of dopamine agonist
JP2007502866A (ja) * 2003-05-30 2007-02-15 タイタン ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド ナルメフェンの持続的放出のための移植可能ポリマー装置
JP2008502463A (ja) * 2004-06-01 2008-01-31 ボストン サイエンティフィック リミテッド 塞栓術
WO2010123041A1 (ja) * 2009-04-22 2010-10-28 オリンパス株式会社 カテーテルおよび薬剤投与装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69001672D1 (de) 1993-06-24
FI916066A0 (fi) 1991-12-20
ATE89485T1 (de) 1993-06-15
AU5856590A (en) 1991-01-08
EP0478671B1 (en) 1993-05-19
NO915074L (no) 1992-01-31
NO300488B1 (no) 1997-06-09
CA2062746A1 (en) 1990-12-22
WO1990015637A3 (en) 1991-04-04
DK0478671T3 (da) 1993-10-18
EP0478671A1 (en) 1992-04-08
ES2058923T3 (es) 1994-11-01
AU632827B2 (en) 1993-01-14
NO915074D0 (no) 1991-12-20
DE69001672T2 (de) 1993-12-23
KR0141583B1 (ko) 1998-06-15
CA2062746C (en) 1999-02-02
WO1990015637A2 (en) 1990-12-27
JP2738881B2 (ja) 1998-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05500620A (ja) 神経治療システム
US5106627A (en) Neurological therapy devices
US5156844A (en) Neurological therapy system
AU621326B2 (en) In vivo delivery of neurotransmitters by implanted, encapsulated cells
Shain et al. Controlling cellular reactive responses around neural prosthetic devices using peripheral and local intervention strategies
Winn et al. An encapsulated dopamine-releasing polymer alleviates experimental parkinsonism in rats
US5487739A (en) Implantable therapy systems and methods
Tresco et al. Polymer-encapsulated PC12 cells: long-term survival and associated reduction in lesion-induced rotational behavior
Joseph et al. Transplantation of encapsulated bovine chromaffin cells in the sheep subarachnoid space: a preclinical study for the treatment of cancer pain
US4753635A (en) Inducing analgesia by implantation of cells releasing neuroactive substances
Lacy Treating diabetes with transplanted cells
US5853385A (en) Encapsulated PC12 cell transplants for treatment of Parkinson's disease
JPH09508002A (ja) 遺伝的に改変された細胞を含む生体適合性免疫隔離カプセル
JPH10501792A (ja) カプセル化細胞の宿主への移植方法
JPH10501523A (ja) 無被覆ゲル粒子を用いる方法
CA2090720C (en) Neural implant system
Kim et al. Immunoisolated chromaffin cells implanted into the subarachnoid space of rats reduce cold allodynia in a model of neuropathic pain: a novel application of microencapsulation technology
Nikkhah et al. Microtransplantation of nigral dopamine neurons: a step-by-step recipe
Winn et al. Managing chronic pain with encapsulated cell implants releasing catecholamines and endogenous opiods
Kim et al. A cell encapsulation device for studying soluble factor release from cells transplanted in the rat brain
Zhang The adult brain tissue response to hollow fiber membranes of varying surface architecture with or without cotransplanted cells
Kim The development of a cell encapsulation device for studying the influence of soluble factors from cells transplanted in the central nervous system
Nikkhah et al. A Step-by-Step Recipe

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees