JPH0550045U - エンジン発電機用制御装置 - Google Patents
エンジン発電機用制御装置Info
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- JPH0550045U JPH0550045U JP10000291U JP10000291U JPH0550045U JP H0550045 U JPH0550045 U JP H0550045U JP 10000291 U JP10000291 U JP 10000291U JP 10000291 U JP10000291 U JP 10000291U JP H0550045 U JPH0550045 U JP H0550045U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】燃料カットソレノイドの作動を制御する燃料カ
ット制御回路に、地絡保護機能を発揮させるようにして
部品点数を低減する。 【構成】燃料カット制御回路12は、エンジンを作動状
態に保つときに接地されるラインL3 および発生電圧検
出コイル6間に設けられるコンデンサ95と、発生電圧
検出コイル6および燃料カットソレノイド11間で直列
に接続される一対の分圧抵抗96,97と、両分圧抵抗
96,97に並列に接続される第1PNPトランジスタ
98と、第1PNPトランジスタ98のエミッタ端子9
8E およびベース端子98B 間に設けられる第2PNP
トランジスタ99とを備えるとともに、第1PNPトラ
ンジスタ98のベース端子98B が前記ラインL3 に接
続され、第2PNPトランジスタ99のベース端子99
B が前記両分圧抵抗96,97間に接続されて成る。
ット制御回路に、地絡保護機能を発揮させるようにして
部品点数を低減する。 【構成】燃料カット制御回路12は、エンジンを作動状
態に保つときに接地されるラインL3 および発生電圧検
出コイル6間に設けられるコンデンサ95と、発生電圧
検出コイル6および燃料カットソレノイド11間で直列
に接続される一対の分圧抵抗96,97と、両分圧抵抗
96,97に並列に接続される第1PNPトランジスタ
98と、第1PNPトランジスタ98のエミッタ端子9
8E およびベース端子98B 間に設けられる第2PNP
トランジスタ99とを備えるとともに、第1PNPトラ
ンジスタ98のベース端子98B が前記ラインL3 に接
続され、第2PNPトランジスタ99のベース端子99
B が前記両分圧抵抗96,97間に接続されて成る。
Description
【0001】
本考案は、発電機の発生電圧検出コイルに接続されるとともに励磁状態でエン ジンへの燃料供給を遮断するための燃料カットソレノイドと、エンジンを作動状 態に保持すべきときと停止すべきときとでスイッチング態様を切換えるリレース イッチを有するリレー回路と、前記リレースイッチがエンジンを停止すべきスイ ッチング態様となるのに応じて前記燃料カットソレノイドを前記発生電圧検出コ イルによる一定時間の励磁状態に保つための燃料カット制御回路とを備えるエン ジン発電機用制御装置に関する。
【0002】
従来、かかる制御装置では、リレー回路47′および燃料カット制御回路12 ′が図6で示すように構成されている。すなわちリレー回路47′は、エンジン を停止すべきときには遮断するとともにエンジンを作動状態に保つときには導通 してバッテリ1からの電源電圧をダイオード102を介してラインL10に供給す るための第1のリレースイッチ471 ′と、エンジンを作動状態に保つときには 遮断するとともにエンジンを停止すべきときには導通してラインL11を接地する ための第2のリレースイッチ472 ′とを備えるものである。また燃料カット制 御回路12′は、ラインL10に接続されるコンデンサ95と、ラインL11および 燃料カットソレノイド11間で直列に接続される一対の分圧抵抗96,97と、 両分圧抵抗96,97から成る直列回路に並列に接続されるとともにそのベース 端子が前記ラインL11に抵抗100およびダイオード103を介して接続される 第1NPNトランジスタ98′と、第1NPNトランジスタ98′のベース端子 およびエミッタ端子間に設けられるとともにそのベース端子が前記両分圧抵抗9 6,97間に接続される第2NPNトランジスタ99′と備える。さらに発電機 の発生電圧検出コイル6はヒューズ104を介して燃料カットソレノイド11に 接続され、分圧抵抗97にはノイズ防止用抵抗101が並列に接続される。
【0003】
上記従来の制御装置において、燃料カット制御回路12′は、ストップスイッ チ(図示せず)を導通操作したり、エンジンの作動異常によりエマージェンシー 回路(図示せず)からエンジンを停止すべき信号が出力されたときに、燃料カッ トソレノイド11の励磁状態すなわちエンジンへの燃料供給停止状態を一定時間 持続させるためのものである。而してエンジン作動中には第1のリレースイッチ 471 ′が導通状態にあるとともに第2のリレースイッチ472 ′が遮断状態に あり、バッテリ1からの電源電圧が第1NPNトランジスタ98′のベース端子 に印加されるが、第2のリレースイッチ472 ′が遮断状態となっているので燃 料カットソレノイド11は励磁されず、コンデンサ95は充電されている。この 状態で、エンジンの作動を停止すべく第1のリレースイッチ471 ′が遮断する とともに第2のリレースイッチ472 ′が導通すると、コンデンサ95の放電電 流が第1NPNトランジスタ98′のベース端子に流れるので、第1NPNトラ ンジスタ98′が所定時間だけ導通することにより燃料カットソレノイド11が 所定時間だけ励磁され、エンジンへの燃料供給が所定時間停止されることになる 。
【0004】 ところで、エンジンの作動を停止すべく第1のリレースイッチ471 ′が遮断 するとともに第2のリレースイッチ472 ′が導通したときに、燃料カットソレ ノイド11の内部で短絡が生じている場合には、第1NPNトランジスタ98′ のコレクタ端子の電位は発生電圧検出コイル6の発生電圧とほぼ同レベルとなる ので、コンデンサ95の放電電流で第1NPNトランジスタ98′が導通すると 、第1NPNトランジスタ98′が破損するおそれがある。しかるに、第1NP Nトランジスタ98′のコレクタ端子の電位が発生電圧検出コイル6の発生電圧 とほぼ同レベルとなるのに応じて、両分圧抵抗96,97で分圧されて第2NP Nトランジスタ99′のベース端子に印加される電圧は第2NPNトランジスタ 99′を導通させるのに必要な高レベルとなり、第2NPNトランジスタ99′ が導通することにより第1NPNトランジスタ98′が遮断するので、第1NP Nトランジスタ98′の破損ならびに燃料カットソレノイド11の焼損が防止さ れる。
【0005】 このようにして燃料カット制御回路12′は、エンジンの作動を停止すべきと きに燃料カットソレノイド11の励磁状態を所定時間持続する機能と、燃料カッ トソレノイド11で短絡が生じたときの保護機能とを有するものであるが、燃料 カットソレノイド11が地絡したときには、ヒューズ104により燃料カットソ レノイド11が焼損するのを防止するようにしており、ヒューズ104を省いて 地絡保護機能を発揮し得るようにすれば、部品点数の低減に寄与し得るであろう 。
【0006】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品点数を少なくして燃 料カットソレノイドの所定時間の励磁機能、ならびに燃料カットソレノイドの短 絡および地絡保護機能を発揮し得るようにしたエンジン発電機用制御装置を提供 することを目的とする。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案によれば、リレー回路のリレースイッチは 、燃料カットソレノイドに接続されている第1のラインがエンジンを停止すべき ときに接地される状態と、第2のラインがエンジンを作動状態に保つときに接地 される状態とを切換可能に構成され、燃料カット制御回路は、発生電圧検出コイ ルおよび前記第2のライン間に設けられるコンデンサと、発生電圧検出コイルお よび燃料カットソレノイド間で直列に接続される一対の分圧抵抗と、両分圧抵抗 からなる直列回路に並列に接続される第1PNPトランジスタと、第1PNPト ランジスタのエミッタ端子およびベース端子間に設けられる第2PNPトランジ スタとを備えるとともに、第1PNPトランジスタのベース端子が前記第2のラ インに接続され、第2PNPトランジスタのベース端子が前記両分圧抵抗間に接 続されて成る。
【0008】
【実施例】 以下、図面により本考案の一実施例について説明する。
【0009】 図1ないし図5は本考案の一実施例を示すものであり、図1は全体構成を示す 回路図、図2は定電圧回路の構成を示す回路図、図3は遮断時期制御回路の構成 を示す回路図、図4は遮断時期制御回路における各部電圧の変化を示す図、図5 は燃料カット制御回路の構成を示す回路図である。
【0010】 先ず図1において、このエンジン発電機用制御装置は、バッテリ1と、図示し ないエンジンの作動異常を検出してエンジンの作動を停止するための信号を出力 するエマージェンシー回路2と、手動操作されるスタートスイッチ3およびスト ップスイッチ4と、バッテリ1に連なる入力ラインLI ならびに出力ラインLO 間に設けられるとともにバッテリ1からの電源電圧を調整して出力ラインLO に 供給するための定電圧回路5と、発電機における発生電圧検出コイル6の発生電 圧を検出する電圧検出回路7と、スタータ8をエンジンから遮断する時期を点火 コイル9における一次コイルの発生電圧により検出してスタータ8のモータ8a を停止する遮断時期制御回路10と、エンジンの作動を停止させるときに燃料カ ットソレノイド11を所定時間持続して励磁するための燃料カット制御回路12 とを備える。
【0011】 バッテリ1には、発電機の充電用コイル13が並列に接続される。また入力ラ インLI には、抵抗14と、発光ダイオード15と、水温サーモスイッチ16と が直列に接続され、エンジンサーモスイッチ17が水温サーモスイッチ16に並 列に接続される。またエマージェンシー回路2に接続された停止信号ラインLS は、水温サーモスイッチ16およびエンジンサーモスイッチ17から成る並列回 路と発光ダイオード15との間にダイオード18を介して接続され、これにより 水温サーモスイッチ16およびエンジンサーモスイッチ17の少なくともいずれ か一方が導通したときに、停止信号ラインLS は、エマージェンシー回路2から 出力される信号にかかわらず接地されることになる。さらにエマージェンシー回 路2には、燃料供給ポンプ19と、相互に直列なチョークソレノイド20および チョークサーモスイッチ21とから成る並列回路と、チョークソレノイド20お よびチョークサーモスイッチ21間と、オイル圧力スイッチ22とがそれぞれ接 続される。而してエマージェンシー回路2は、エンジンが作動状態にあるときに オイル圧が異常に低下した等の作動不良を検知したときには停止信号ラインLS を接地状態とするように構成されている。
【0012】 スタートスイッチ3は、共通接点24と、個別接点25との間の導通・遮断を 手動操作に応じて切換えるものであり、またストップスイッチ4は、前記共通接 点24と、接地ラインLE に接続された個別接点26との間の導通・遮断を手動 操作に応じて切換えるものである。
【0013】 図2において、定電圧回路5は、スタートスイッチ3の個別接点25および入 力ラインLI 間に設けられる過電流抑制用抵抗27と、スタートスイッチ3の共 通接点24および接地ラインLE 間で共通接点24側から順にダイオード28、 第1分圧抵抗29および第2分圧抵抗30を直列に接続して成る第1分圧回路3 1と、第3分圧抵抗32および第4分圧抵抗33を直列に接続して成るとともに 入力ラインLI に接続される第2分圧回路34と、第2分圧回路34および接地 ラインLE 間に設けられるNPNトランジスタ35と、出力ラインLO に接続さ れる3端子レギュレータ36と、3端子レギュレータ36および入力ラインLI 間に設けられるPNPトランジスタ37と、3端子レギュレータ36の入、出力 端子および接地ラインLE 間にそれぞれ設けられるコンデンサ38,39と、共 通接点24および第1分圧回路31間に接続される抵抗40とを備える。而して 第1分圧回路31の第1および第2分圧抵抗29,30間はNPNトランジスタ 35のベース端子35B に接続され、第2分圧回路34の第3および第4分圧抵 抗32,33間はPNPトランジスタ37のベース端子37B に接続される。ま た共通接点24および第1分圧回路31間にはエマージェンシー回路2からの停 止信号ラインLS が接続されている。
【0014】 さらに抵抗40は、抵抗41および発光ダイオード42を介して接地ラインL E に接続され、抵抗40,41間には、後述の自己保持回路43の一部を構成す るラインL1 が接続される。
【0015】 かかる定電圧回路5では、スタートスイッチ3を導通したときに入力ラインL I が第1分圧回路31に導通されることになり、第1分圧抵抗29および第2分 圧抵抗30で分圧された電圧がNPNトランジスタ35のベース端子35B に如 何され、それによりNPNトランジスタ35が導通する。それに応じて第2分圧 回路34が接地されてバッテリ1からの電流が第2分圧回路34を流れ、第3お よび第4分圧抵抗32,33で分圧された電圧がPNPトランジスタ37のベー ス端子37B に印加され、PNPトランジスタ37が導通する。したがって3端 子レギュレータ36がバッテリ1に接続された状態となり、3端子レギュレータ 36で調整された一定の調整電圧が出力ラインLO に出力されることになる。こ の際、スタートスイッチ3の故障および誤配線等によるショートが生じても過電 流抑制用抵抗27により過電流が流れるのを抑制することができる。
【0016】 またスタートスイッチ3を遮断すると、バッテリ1からスタートスイッチ3を 介して第1分圧回路31への電流供給は遮断されるが、自己保持回路43のライ ンL1 から電源電圧が供給されている限り、第1分圧回路31に電流は流れ続け 、したがってPNPトランジスタ37は導通状態を維持する。さらにストップス イッチ4を導通したときには、第1分圧回路31の両端が接地されることになる ので、PNPトランジスタ37は遮断し、3端子レギュレータ36はバッテリ1 から遮断された状態となる。
【0017】 再び図1において、出力ラインLO および接地ラインLE 間はリレーコイル4 4を介して接続されており、このリレーコイル44は、一対のリレースイッチ4 5,46とともに第1リレー回路47を構成する。而して一方のリレースイッチ 45は、リレーコイル44が消磁状態にあるときに接地ラインLE をラインL2 に導通させる状態と、リレーコイル44が励磁状態にあるときに接地ラインLE をラインL3 に導通させる状態とを切換えるものであり、他方のリレースイッチ 46は、ラインL4 とバッテリ1に連なる入力ラインLI との間を、リレーコイ ル44の消磁状態で遮断するとともに励磁状態で導通するものであり、ラインL 4 はエマージェンシー回路2に接続されている。
【0018】 また出力ラインLO は、一対のリレースイッチ52,53とともに第2リレー 回路54を構成するリレーコイル51に接続される。而して一方のリレースイッ チ52は、自動電圧調整回路55に連なるラインL5 と接地ラインLE との間を リレーコイル51の消磁状態で遮断するとともに励磁状態で導通するものであり 、他方のリレースイッチ53は、リレーコイル51が消磁状態にあるときにライ ンL4 ,L1 間を導通する状態と、リレーコイル44が励磁状態にあるときにラ インL4 を自動電圧調整回路55に連なるラインL6 に導通させる状態とを切換 えるものである。すなわち第2リレー回路54では、リレーコイル51が消磁状 態にあるときにはラインL1 ,L4 が導通され、リレーコイル51が励磁される と、ラインL4 および接地ラインLE 間が自動電圧調整回路55を介して接続さ れることになる。
【0019】 電圧検出回路7は、第2リレー回路54のリレーコイル51および接地ライン LE 間に設けられるNPNトランジスタ56と、出力ラインLO および接地ライ ンLE 間で直列に接続される抵抗57およびNPNトランジスタ58と、発生電 圧検出コイル6および接地ラインLE 間で直列に接続される一対の分圧抵抗59 ,60と、両分圧抵抗59,60に並列に接続されるノイズ防止用コンデンサ6 1とを備え、抵抗57およびNPNトランジスタ58間がNPNトランジスタ5 6のベース端子に接続され、両分圧抵抗59,60間がNPNトランジスタ58 のベース端子に接続される。
【0020】 かかる電圧検出回路7では、定電圧回路5から出力ラインLO に一定の調整電 圧が出力されるのに応じてNPNトランジスタ56のベース端子に所定のベース 電圧が作用し、それに応じてNPNトランジスタ56が導通し、第2リレー回路 54におけるリレーコイル51が励磁される。また発生電圧検出コイル6から出 力される電圧が所定値以上となったときには、分圧抵抗59,60で定まる所定 値以上のベース電圧がNPNトランジスタ58に印加されて該NPNトランジス タ58が導通し、それによりNPNトランジスタ56が遮断して第2リレー回路 54のリレーコイル51が消磁されることになる。
【0021】 ところで、自己保持回路43は、第1リレー回路47におけるリレースイッチ 46、ラインL4 、第2リレー回路54におけるリレースイッチ53およびライ ンL1 で構成されるものであり、この自己保持回路43は、定電圧回路5から出 力ラインLO への一定の調整電圧出力開始後に発電機の出力電圧が所定値以上に 達するのに応じてバッテリ1に接続されるとともに、その後、定電圧回路5から 一定の調整電圧が出力されている状態ではバッテリ1との接続状態を維持する。 すなわち定電圧回路5から出力ラインLO に一定の調整電圧が出力されるのに応 じて電圧検出回路7のNPNトランジスタ56が導通することによりリレースイ ッチ46がバッテリ1をラインL4 に導通させた状態となり、この際、発生電圧 検出コイル6の出力電圧が所定値以上となるまでは電圧検出回路7のNPNトラ ンジスタ56が導通状態にあるので、第2リレー回路54におけるリレースイッ チ53は導通状態にあり、ラインL4 ,L1 間は遮断されている。而して、発生 電圧検出コイル6の出力電圧が所定値以上となると、前記NPNトランジスタ5 6が遮断してリレーコイル51が消磁されることにより、リレースイッチ53は ラインL4 ,L1 間を導通させることになり、ラインL1 がバッテリ1に接続さ れた状態になる。
【0022】 しかも自己保持回路43におけるラインL1 には、定電圧回路5の抵抗40を 介して停止信号ラインLS が接続されており、エンジンの作動を停止すべきとき には該停止信号ラインLS は接地されるので、自己保持回路43がバッテリ1か らの電源電圧供給状態を維持するのは、定電圧回路5から一定の調整電圧が出力 されている状態でエンジンを作動状態とすべき間である。
【0023】 ラインL4 には、リレースイッチ63とともに第3リレー回路64を構成する リレーコイル62が接続されており、リレースイッチ63は、リレーコイル62 の消磁状態でファンモータ65をバッテリ1から遮断する状態と、リレーコイル 62の励磁状態でファンモータ65をバッテリ1に接続する状態とを切り換える 。すなわち、ファンモータ65は、スタートスイッチ3を導通させたときに作動 を開始し、エンジンを作動状態とすべき間は作動状態を持続することになる。
【0024】 図3において、遮断時期制御回路10は、電圧検出回路7における抵抗57を 介して出力ラインLO に接続されるラインL7 および接地ラインLE 間に直列に 接続される抵抗70,71およびNPNトランジスタ72と、抵抗71およびN PNトランジスタ72から成る直列回路と並列なコンデンサ73と、前記ライン L7 および接地ラインLE 間に直列に接続される抵抗74,75と、抵抗70, 71間が反転入力端子に接続されるとともに抵抗74,75間が非反転入力端子 に接続される比較器76と、ラインL7 および比較器76の出力端子間に直列に 接続される抵抗77,78と、抵抗77,78の接続点および接地ラインLE 間 に設けられるコンデンサ79と、ラインL7 および接地ラインLE 間に直列に接 続される抵抗80,81と、抵抗77,78間が反転入力端子に接続されるとと もに抵抗80,81間が非反転入力端子に接続される比較器82と、比較器82 の出力端子およびラインL7 間に設けられる抵抗83と、抵抗83および比較器 82の接続点がベース端子に接続されるNPNトランジスタ84と、点火コイル 9の一次コイルおよびラインL7 間に設けられるダイオード85と、直列に接続 されてラインL7 およびNPNトランジスタ72のベース端子間に設けられる一 対のダイオード86,87とを備え、NPNトランジスタ84のコレクタ端子は リレーコイル88を介して入力ラインLO に接続され、該NPNトランジスタ8 4のエミッタ端子は接地される。
【0025】 このような遮断時期制御回路10では、スタートスイッチ3を導通操作して出 力ラインLO に定電圧回路5からの一定の調整電圧出力が開始されたときにNP Nトランジスタ84が導通状態となっているのに応じてリレーコイル88を励磁 するとともに、エンジン回転数が予め設定した値に達したときにはNPNトラン ジスタ84を遮断してリレーコイル88を消磁することができる。
【0026】 すなわちエンジン始動後に点火コイル9の一次コイルからは図4(a)で示す ように1回転1パルスの電圧VIGがエンジン回転数の増加に応じて周期を短くす るように発生し、上記電圧VIGが負のときにはNPNトランジスタ72のベース 電圧が低下して該NPNトランジスタ72が遮断し、上記電圧VIGが正のときに はNPNトランジスタ72のベース電圧が増大して該NPNトランジスタ72が 導通する。この際、定電圧回路5から出力されている一定の調整電圧がダイオー ド85を介して点火コイル9の一次コイルに印加されるため、遮断時期制御回路 10を接続したために前記一次コイル波形に悪影響が及ぶことはなく、点火系の 点火性能に影響が及ぶこともない。
【0027】 上記NPNトランジスタ72の導通時には、コンデンサ73が該コンデンサ7 3の容量および抵抗71の抵抗値で定まる時定数で瞬時に放電され、NPNトラ ンジスタ72の遮断時にはコンデンサ73の容量および抵抗70の抵抗値で定ま る時定数でコンデンサ73が充電される。これにより比較器76の反転入力端子 に入力される電圧VA-は、図4(b)で示すように変動する。一方、比較器76 の非反転入力端子に入力される電圧VA+は、抵抗74,75の抵抗値により図4 (b)で示すように一定となっており、比較器76の出力電圧VA は、図4(c )で示すように変化する。
【0028】 また比較器82の反転入力端子に入力される電圧VB-は、比較器76の出力電 圧VA がハイレベルのときにコンデンサ79の容量および抵抗77の抵抗値で定 まる時定数でコンデンサ79が充電されるとともに、比較器76の出力電圧VA がローレベルのときにはコンデンサ79の容量および抵抗78の抵抗値で定まる 時定数でコンデンサ79が瞬時に放電されることにより、図4(d)で示すよう に変化する。一方、比較器82の非反転入力端子に入力される電圧VB+は、抵抗 80,81の抵抗値により図4(d)で示すように一定となっており、エンジン 回転数が増大して或る値以上になったときにVB->VB+となり、それに応じて比 較器82の出力電圧VB は、図4(e)で示すように、ローレベルとなる。
【0029】 比較器82の出力電圧VB はNPNトランジスタ84のベース端子に印加され るので、前記出力電圧VB がローレベルとなるのに応じてNPNトランジスタ8 4は遮断し、これによりリレーコイル88が消磁されることになる。
【0030】 図1において、前記リレーコイル88は、リレースイッチ89とともに第4リ レー回路90を構成するものであり、リレースイッチ89は、スタータ8のモー タ8aをバッテリ1に接続する状態とモータ8aをバッテリ1から遮断する状態 とを切換可能なリレー部91に接続される。而してリレーコイル88が励磁され てリレースイッチ89が導通したときに、リレー部91はモータ8aをバッテリ 1に接続し、リレーコイル88が消磁されてリレースイッチ89が遮断したとき にリレー部91はモータ8aをバッテリ1から遮断する。
【0031】 ところで、スタータ8は、慣性摺動式のものであり、モータ8aが電力付勢さ れたときには回転作動を開始するとともにエンジンに自動的に連結され、モータ 8aへの電力供給が停止されたときには回転作動を停止するとともにエンジンか ら自動的に離脱するものである。したがって、スタートスイッチ3の導通操作に 応じて遮断時期制御回路10におけるNPNトランジスタ84が導通することに より、リレーコイル88が励磁されてスタータ8によるエンジンの始動が開始さ れ、エンジン回転数が所定回転数に達したときには前記NPNトランジスタ84 が遮断することによりリレーコイル88が消磁され、スタータ8がその作動を停 止するとともにエンジンから離脱することになる。
【0032】 図5において、燃料カット制御回路12は、燃料カットソレノイド11で短絡 が生じたときの保護機能と燃料カットソレノイド11が地絡したときの保護機能 とを有しながら、エンジンの作動を停止すべきときに燃料カットソレノイド11 の励磁状態を所定時間持続制御するように構成される。
【0033】 而して燃料カット制御回路12は、第1リレー回路47におけるリレースイッ チ45がエンジンの作動状態を保持すべきときに接地させるラインL3 および発 生電圧検出コイル6間に設けられるコンデンサ95と、発生電圧検出コイル6お よび燃料カットソレノイド11間で直列に接続される一対の分圧抵抗96,97 と、両分圧抵抗96,97から成る直列回路に並列に接続される第1PNPトラ ンジスタ98と、第1PNPトランジスタ98のエミッタ端子98E およびベー ス端子98B 間に設けられる第2PNPトランジスタ99とを備えるものであり 、第1PNPトランジスタ98のベース端子98B が抵抗100を介して前記ラ インL3 に接続され、第2PNPトランジスタ99のベース端子99B が前記両 分圧抵抗96,97間に接続され、分圧抵抗96にはノイズ防止用抵抗101が 並列に接続される。
【0034】 また第1リレー回路47におけるリレースイッチ45がエンジンを停止すべき ときに接地させるラインL2 はダイオード92を介して燃料カットソレノイド1 1に接続され、燃料カットソレノイド11にはダイオード93が並列に接続され る。さらに図1で示すように、前記ラインL2 には、点火コイル9がダイオード 94を介して接続されている。
【0035】 上記燃料カット制御回路12では、エンジン作動中にはリレースイッチ45が ラインL3 を接地状態とするとともにラインL2 を非接地状態としていることか ら、発生電圧検出コイル6からの電圧が第1PNPトランジスタ98のベース端 子98B に印加されるが、燃料カットソレノイド11は励磁されず、コンデンサ 95は充電されている。この状態で、エンジンの作動を停止すべく定電圧回路5 からの調整電圧供給が停止されてリレースイッチ45がラインL2 を接地状態と するとともにラインL3 を非接地状態とすると、コンデンサ95の放電電流が第 1PNPトランジスタ98のベース端子98B に流れるので、第1PNPトラン ジスタ98が所定時間だけ導通することにより燃料カットソレノイド11が所定 時間だけ励磁され、エンジンへの燃料供給が所定時間停止されることになる。
【0036】 ところで、エンジンの作動を停止すべくリレースイッチ45がラインL2 を接 地状態とするとともにラインL3 を非接地状態としたときに、燃料カットソレノ イド11の内部で短絡が生じている場合を想定する。この場合、第1PNPトラ ンジスタ98におけるエミッタ端子98E およびコレクタ端子98C 間に発生電 圧検出コイル6の発生電圧とほぼ同レベルの電圧が印加される。しかるに、分圧 抵抗96,97で分圧されて第2PNPトランジスタ99のベース端子99B に 印加される電圧が第2PNPトランジスタ99を導通させるのに必要な高レベル となるので、第2PNPトランジスタ99が導通することにより第1PNPトラ ンジスタ98が遮断する。したがって第1PNPトランジスタ98に大きな短絡 電流が流れることはなく、第1PNPトランジスタ98の破損および燃料カット ソレノイド11の焼損が生じることはない。
【0037】 また燃料カットソレノイド11で地絡が生じた場合にも、上記短絡の場合と同 様に、第1PNPトランジスタ98が遮断することにより、第1PNPトランジ スタ98の破損が防止される。
【0038】 次にこの実施例の作用について説明すると、エンジン発電機の始動にあたって スタートスイッチ3を導通操作すると、定電圧回路5から出力ラインLO に一定 の調整電圧が出力され、それに応じて、第1リレー回路47のリレーコイル44 が励磁され、電圧検出回路7においてNPNトランジスタ56が導通することに より第2リレー回路54のリレーコイル51が励磁される。このため第1リレー 回路47では、リレースイッチ45がラインL3 を接地状態にするとともにリレ ースイッチ46が入力ラインLI をラインL4 を導通させ、第2リレー回路54 では、リレースイッチ52がラインL5 を接地させ、リレースイッチ53がライ ンL4 ,L6 間を導通させる。また第4リレー回路90においては遮断時期制御 回路10に接続されたリレーコイル88が励磁されるのに応じてリレースイッチ 89が導通する。したがって、自動電圧調整回路55が活性化されるとともに、 スタータ8がエンジンに連結されてエンジンの作動が開始される。
【0039】 エンジン始動後に、エンジン回転数が所定値以上になったことを点火コイル9 における一次コイルの発生電圧により遮断時期制御回路10が検出すると、該遮 断時期制御回路10のNPNトランジスタ84が遮断し、第4リレー回路90に おけるリレーコイル88が消磁され、リレースイッチ89が遮断することにより 、スタータ8のモータ8aへの電力付勢が停止される。それによりスタータ8の エンジンとの連結状態が解除される。
【0040】 さらに発生電圧検出コイル6の出力電圧が一定値以上となると、電圧検出回路 7においてNPNトランジスタ58が導通してNPNトランジスタ56が遮断し 、これにより第2リレー回路54におけるリレーコイル51が消磁される。この ため、リレースイッチ52がラインL5 を接地ラインLE から遮断し、リレース イッチ53がラインL4 ,L1 間を導通する。したがって自動電圧調整回路55 のバッテリ1との接続状態が解除される。また自己保持回路43のバッテリ1と の接続により発光ダイオード42が点灯する。
【0041】 作業者は上記発光ダイオード42の点灯を視認してからスタートスイッチ3を 遮断する。これにより定電圧回路5では、バッテリ1および第1分圧回路31間 が遮断されるが、自己保持回路43を介して第1分圧回路31に電源電圧が供給 されるので、定電圧回路5は、出力ラインLO に一定の調整電圧を出力する状態 を持続する。
【0042】 而して、ストップスイッチ4を導通操作するか、エンジンの作動不良等により 停止信号ラインLS が接地されたときには、定電圧回路5において3端子レギュ レータ36がバッテリ1と遮断され、出力ラインLO からの電圧出力が停止され るので、エンジンの作動も停止されることになる。
【0043】 このような制御装置において、定電圧回路5では、エンジン発電機の停止状態 では3端子レギュレータ36がバッテリ1と遮断された状態にあるので、3端子 レギュレータ36に暗電流が流れることはなく、したがってエンジン発電機を長 期間にわたって使用しないときにも、前記暗電流が原因してバッテリ1が放電し てしまうことはない。またスタートスイッチ3の故障およびショート等があって も過電流抑制用抵抗27により過電流が流れるのを抑制することができる。
【0044】 またスタータ8のエンジンからの離脱時期を定める遮断時期制御回路10は、 エンジン回転数が所定値以上に達したときにスタータ8をエンジンから離脱させ るので、エンジンの立ち上がりに対する追従性を向上し、スタータ8の寿命を向 上することができる。しかも遮断時期制御回路10は、点火コイル9の一次コイ ル発生電圧を検出してエンジン回転数を判断するものであるので、回転数検出の ためのセンサを不要とすることができる。
【0045】 さらに燃料カット制御回路12は、燃料カットソレノイド11で短絡が生じた ときの保護機能と燃料カットソレノイド11が地絡したときの保護機能とをとも に有して、エンジンの作動を停止すべきときに燃料カットソレノイド11の励磁 状態を所定時間持続するように制御することが可能であり、図6で示した従来の ものにおけるヒューズ104を省略可能であるとともに、ダイオード102,1 03をも省くことができ、部品点数の低減に寄与することができる。
【0046】
以上のように本考案によれば、リレー回路のリレースイッチは、燃料カットソ レノイドに接続されている第1のラインがエンジンを停止すべきときに接地され る状態と、第2のラインがエンジンを作動状態に保つときに接地される状態とを 切換可能に構成され、燃料カット制御回路は、発生電圧検出コイルおよび前記第 2のライン間に設けられるコンデンサと、発生電圧検出コイルおよび燃料カット ソレノイド間で直列に接続される一対の分圧抵抗と、両分圧抵抗からなる直列回 路に並列に接続される第1PNPトランジスタと、第1PNPトランジスタのエ ミッタ端子およびベース端子間に設けられる第2PNPトランジスタとを備える とともに、第1PNPトランジスタのベース端子が前記第2のラインに接続され 、第2PNPトランジスタのベース端子が前記両分圧抵抗間に接続されて成るの で、燃料カット制御回路は、エンジン発電機停止時に燃料カットソレノイドを所 定時間だけ励磁する機能と、燃料カットソレノイド短絡時の保護機能とをともに 備えるとともに、ヒューズ等を用いずに燃料カットソレノイド地絡時の保護機能 を有することができ、部品点数の低減に寄与することができる。
【図1】全体構成を示す回路図である。
【図2】定電圧回路の構成を示す回路図である。
【図3】遮断時期制御回路の構成を示す回路図である。
【図4】遮断時期制御回路における各部電圧の変化を示
す図である。
す図である。
【図5】燃料カット制御回路の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図6】従来の燃料カット制御回路の構成を示す回路図
である。
である。
6 発生電圧検出コイル 11 燃料カットソレノイド 12 燃料カット制御回路 45 リレースイッチ 47 リレー回路 95 コンデンサ 96,97 分圧抵抗 98 第1PNPトランジスタ 98B ベース端子 98E エミッタ端子 99 第2PNPトランジスタ 99B ベース端子 L2 ,L3 ライン
Claims (1)
- 【請求項1】 発電機の発生電圧検出コイル(6)に接
続されるとともに励磁状態でエンジンへの燃料供給を遮
断するための燃料カットソレノイド(11)と、エンジ
ンを停止すべきときと作動状態を保持すべきときとでス
イッチング態様を切換えるリレースイッチ(45)を有
するリレー回路(47)と、前記リレースイッチ(4
5)がエンジンを停止すべきスイッチング態様となるの
に応じて前記燃料カットソレノイド(11)を前記発生
電圧検出コイル(6)による一定時間の励磁状態に保つ
ための燃料カット制御回路(12)とを備えるエンジン
発電機用制御装置において、リレー回路(47)のリレ
ースイッチ(45)は、燃料カットソレノイド(11)
に接続されている第1のライン(L2 )がエンジンを停
止すべきときに接地される状態と、第2のライン
(L3 )がエンジンを作動状態に保つときに接地される
状態とを切換可能に構成され、燃料カット制御回路(1
2)は、発生電圧検出コイル(6)および前記第2のラ
イン(L3 )間に設けられるコンデンサ(95)と、発
生電圧検出コイル(6)および燃料カットソレノイド
(11)間で直列に接続される一対の分圧抵抗(96,
97)と、両分圧抵抗(96,97)からなる直列回路
に並列に接続される第1PNPトランジスタ(98)
と、第1PNPトランジスタ(98)のエミッタ端子
(98E )およびベース端子(98B )間に設けられる
第2PNPトランジスタ(99)とを備えるとともに、
第1PNPトランジスタ(98)のベース端子(9
8B )が前記第2のライン(L3 )に接続され、第2P
NPトランジスタ(99)のベース端子(99B )が前
記両分圧抵抗(96,97)間に接続されて成ることを
特徴とするエンジン発電機用制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991100002U JP2587750Y2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | エンジン発電機用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991100002U JP2587750Y2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | エンジン発電機用制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550045U true JPH0550045U (ja) | 1993-07-02 |
JP2587750Y2 JP2587750Y2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=14262384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991100002U Expired - Fee Related JP2587750Y2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | エンジン発電機用制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587750Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101271411B1 (ko) * | 2012-01-02 | 2013-06-05 | (주)모토닉 | 연료펌프 모터의 연료 컷 솔레노이드 밸브 제어장치 |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP1991100002U patent/JP2587750Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101271411B1 (ko) * | 2012-01-02 | 2013-06-05 | (주)모토닉 | 연료펌프 모터의 연료 컷 솔레노이드 밸브 제어장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2587750Y2 (ja) | 1998-12-24 |
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