JPH05500082A - 鮮紅色分散性―アゾ染料の多成分―混合物 - Google Patents

鮮紅色分散性―アゾ染料の多成分―混合物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鮮紅色分散性−アゾ染料の多成分−混合物本発明は、鮮紅色分散性−アゾ染料の 多成分−混合物の形の染料配合物及び合成繊維を染色するための本配合物の用途 に関する。
105°乃至140℃の温度におけるHT−染色条件下の適用下の水性媒体から の吸尽による分散性染料を用いた合成繊維材料の染色は、一般的技術水準であり そして工業的規模で実際に適用されている。
分散性染料は、本来、分子中に可溶化基を有しない水不溶性の化学的化合物であ る。有機有色顔料どしては、これらか通常疏水性合成繊維、例えば2洛−アセテ ート、トリアセテート、ポリアミド又はポリエステル−繊維タイプを染色するた めにコロイド状形の水性分散液から使用されそしてこれらかこの目的にはいわゆ る仕上げにより、有利には非イオン又は陰イオン分散剤並びに場合によりその他 の助剤の協力下、まず吸尽可能な、合目的には標準化された微細分散にもたらさ れねばならない。このような前処理又は添加剤なしには、基体のじみのない並び に均整な染色を達成することが可能でない。
しかし前記の実際分野における当業者が知っているように、鮮紅色色調の染色の 場合、一方では所望の色補正能を有する、多数の個々の染料は非常に限られてい る限り、困難があり、その上これに適する全ての個々の染料は、これらが糸巻体 の高温染色において、要するに、おもにチーズ巻き及びたて糸ビームにおいて、 臨界的条件下−最高に可能な仕上げにおいてさえ−しばしば濾過(Ab〜fil trationen)L、やす(そしてそれゆえ摩擦に対し堅牢でない染色か得 られやすい短所を示す。また、染色の結果に決定的な、加熱段階におけるこのよ うな個々の染色のビルド−アップは、たいてい遅すぎ、それゆえ不十分である。
何となればこの理由から常に、染料及び繊維に関する相容性のL限まで及ぶ染色 温度並びに長い染色時間が必要となるからである。
検討された、達成可能な染色結果に関する不十分に基づく当該着色剤は、就中タ イプC,1,ジスパースレット200及びC,I ジスバースレッド151等の 分散性染料である。
要するに、前記の事情を考慮して、染色挙動、ビルドアップ及び高温(HT)− 条件下の吸尽技術に相当する合成繊維上の標準−及び複合染色のIl三成(:関 づ−る分散安定性に関して申し分のない工程特性を存する鮮紅色分散性染料を開 発する力・又はこの目標設定を2種又は3種の特別に選択した赤色分散性染料を 基(本と′7J−る2h率の良い組み合わせの適用上実現させる課題かあった。
特に、糸巻体染色(二よ。(する注目される着色剤の使用に関して、物品上での 非固着染料の濾過力・絶′it ITJ iこ避けられねばない観点も重要であ った。
当業者に向けられた課題の解決として、本発明により、特にPE5−繊維のII T−吸尽染色における上記タイプの赤色な個々の染料の上記短所を下記のア゛ノ ゛化合物からなる組み合わせの計画的使用により避けることかできること力\見 出さ第1た。
それゆえ、本発明の対象は、赤色分散性−アゾ染料の多成分−混合物の形のth 料料金合物おいて、該配合物が式I で示される染料80乃至20重量部、好ましくは70乃至25重量部及び式II で示される染料20乃至80重量部、好ましくは25乃至70重量部並びに色補 正成分として 式!+1 に相当する、C1,第73300号のC,1,バット1ノット41 0乃至20 市量部、好ましくは5乃至15重量部 からなるか又はこれら染料を含任し、但(7基礎になっている個々の染料の按分 比例量の合計は100重]゛部の配合物の全重量になりそして(市販生成物の場 合口よ)純染利の含存率を基準とし7ていることを特徴とする配合物である。
本発明による染料混合物は、原則的に式■及びj+の両方のモノアゾ染料を含有 するか又は該染料からなる。さらに該混合物は、前記の重量比をささえるこれら 基礎成分のほかに、慣用の規定剤及び/又は助剤及び場合によりなお別の染料、 例えば式I11の建染染料も包含させることができる。
しかし、前記の発明的着想の実現性は容易でなかった。すなわち開運した技術水 準の教示を顧慮して、まず第一に、合成繊維上に鮮紅色HT−吸尽染色させるた めの本発明による量範囲における式■及びItのアゾ化合物の混合物の提供が、 ビルド−アップ−及び均染能並びに水性染液中での分散安定性に対する要求を満 たす結果を来たすことを予測できなかった。
その程度に評価された知見は、I(T−条件下での個々の染料の公知な吸尽挙動 のために予期されない。とくに主として式1の成分の場合それ自体−最良の仕上 げによってさえ一指摘された欠点が明らかになっているからである。このような 経験のため問題かあると格付けされた、式Iの赤色アゾ化合物は、ジアゾ成分と してp−1−ルイジンを有する。本発明による染料配合物の式■のこの成分を、 ジアゾ成分及び同じカップリング成分として叶l・ルイジンを有する、異性体の 染料(欧州特許第01.85207号明細書)と組み合わせれば、糸巻体のHT −吸尽染色の際同様に不所望に挙動する赤色異性体混合物が得られるだけである 。それゆえ、このような事情では、ジアゾ成分として非置換アニリンを包含しそ して前に論評した両方のアゾ化合物かオルト−又はパラ−位のCH,−基によっ てのみ異なっている、式IIの成分を有する本発明による染料混合物は、相乗的 効果に基づいて役に立つ成果を与えることかなおさら驚くべきことであった。そ れゆえ、−一実験による試験により確認されている様に−驚くべきことに、これ らの個々の染料の多数の混合物は、まったく特定の構造的特徴か存在する場合の み吸尽挙動において相乗的に挙動し、地方別の染料の混合物は、対応する個々の 染料より良好な吸尽挙動を成就しないことが判明した。
染料−配合物中に任意に存在する、式IIIの成分は、市販の赤色な個々の染料 を、処方を変えることなしに著しく色調に忠実に代替させ得るために、もっばら ある色直し可能性に役立つ。
一方では、本発明による配合物を製造するためには、基礎となる個々の染料かす でに完成された(意図される目的のための個々の成分としてのこの使用の場合、 そうでなければ著しく不十分であると判明している)染料か組み合わされるかど うか又は該染料が共に手仕上げ混合物として仕上げ工程の影響に付するかとうか がささいなことである。しかし本発明による配合物は、p−トルイジン及びアニ リンの組み合わせを重量比(80乃至20) : (20乃至80)、殊に(7 0乃至25) : (25乃至70)においてジアゾ化しそして引き続いてカッ プリング成分3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸−p−アニンドとカップリングし 、その後このように混合カップリングにより得られた、式I及びIIの個々の染 料からなる多成分−混合物又は、場合によりこれから生成した混晶を、場合によ り式IIIの染料の関与下、通常の仕上げ処理並びに標準化に付するようにして も得ることかできる。上で示されたこの事実は、この場合特別な仕上げてはなく て相乗作用か達成される有利な効果の原因になっていることに関して示唆を与え る。
例えば分散剤による磨砕により得られる微細分散の形で(染色の用意かできた状 態で)存在する本発明による特徴を有する染料配合物は、水性染色媒体の高温− 条件(105〜140°C)下で、公知の合成繊維をそれ自体又はこのような合 成繊維を有する、天然繊維又は再生繊維との混合物の成分として、吸尽染色する のに著しく適している。本配合物は、本発明により、就中合成繊維又は繊維混合 物の合成繊維成分上での鮮紅色標準化色調又は複合色調を達成するだめの分散性 −赤色染料として使用される。上記種類の染色法並びに上記のものを基体とする 新規な染料配合物の使用は、同時に本発明の別の対象である。
本発明によりその構造により説明された染料配合物により、合成繊維製品として まず第一にポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート又はポリ シクロヘキシレンテレフタレートを基体とする疏水性ポリエステル繊維並びに又 このようなPESの共重合体から誘導される繊維を着色することができる。
本発明は、原則的に、例えばフロック、スラブ、撚糸又は反物としての種々な加 工状態での前記繊維材料の染色に使用することができる。
本発明による染料混合物による合成繊維又はそれらの混合物の染色は、慣用の高 温(HT)−吸尽法により105°乃至140℃の温度において実施される。本 来の染色の次に、有利には、完全には固着していない染料成分を除去するための 染色物品の還元的精練又は分散剤によりささえられた後処理か行われる。
以下の実施例は、就中記載された混合比に関して限定することなしに、本発明に より達成可能な効果を示すものである。
例: 糸巻体の処理用に備えられた染色装置上で、ポリエステルフィラメントからなる 重量300gのチーズ巻きを、乾燥した物品に対し、2.5%の、 60重量部の式!の染料、 28重量部の式0の染料及び 12重量部の式IIIの染料 からなる組成を有する、市販状態におけるすでに仕上げられた染料の混合物を含 有しそしてそのpH−値をあらかじめ5に調整されている水性分散分散液を用い て、l :15の浴比において並びに変わる染液循環方向下90分間135°C において染色する。
撚糸染色を仕上げるために、実際上慣用の還元釣機精練が行われる。
非固着染料の濾過なしに、物品の鮮紅色の摩擦堅牢性染色が得られる。
比較例・ 前記の吸尽染色を同−条件下繰り返したか、ただしこの場合染料混合物の代わり に、物品重量に対し、2.5%の、仕上げられた市販状態の式Iの染料か使用さ れている。
撚糸の色調が同し、多くの場合染料の濾過のために使用不能の摩擦非堅牢性染色 か得られる。
あらかじめ実施された染色試験の場合に、染色操作中それぞれの着色剤の吸尽挙 動を検討すれば、例において一比較例と比較して□層早く開始する、一層均整で 一層着色したビルド−アップを顕著する。両方の染料−配合物の水性溶液の濾過 見本は、個々の染料(比較例)は巻体の層間て不所望に沈降し易く、これに対し 染料−混合物(例)の場合この点て申し分なく良好であると明らかになる。
手続補正書 平成4年7月30日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.赤色分散性−アゾ染料の多成分−混合物の形の染料配合物において、該配合 物が式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)で示される染料80乃至20重量部 及び 式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II)で示される染料20乃至80重量部 並びに色補正成分として 式III ▲数式、化学式、表等があります▼(III) に相当する、C.1.第733 00号のC.1.バットレッド41 0乃至20重量部 からなるか又はこれら染料を含有し、但し基礎になっている個々の染料の按分比 例量の合計は100重量部の配合物の全重量になり、そして純染料の含有率を基 準としていることを特徴とする配合物。
  2. 2.基礎となる個々の染料の混合比が、式Iの染料70乃至25重量部、 式IIの染料25乃至70重量部及び 式IIIの染料5乃至15重量でありそして同時に請求の範囲第1項に示される 条件に従うことを特徴とする請求の範囲第1項記載の染料配合物。
  3. 3.式I及びIIの分散性染料並びに場合により式IIIの建染染料からなる混 合物が、分散剤及び標準化剤による摩砕により得られる微細分散の形において、 染色の用意ができている状態で存在することを特徴とする請求の範囲第1項又は 第2項記載の染料配合物。
  4. 4.あらかじめ別々に最終的に仕上げられそして標準化されている、式1及びI I及び場合により式IIIの基礎となる個別的染料の混合により、又は式I及び II及び場合により式IIIの基礎となる未仕上げの個別的染料の混合及び引き 続いて又は混合工程中実施される共同仕上げ並びに標準化により、又はp−トル イジン及びアニリンの組み合わせのジアゾニウム化合物を重量比(80乃至20 ):(20乃至80)、好ましくは(70乃至25):(25乃至70)で3− ヒドロキシ−2−ナフトエ酸−p−アニシドと合同カップリングにより得られた 、式I及び11の基礎となる個別的染料からなる多成分−混合物又は、場合によ りこれから生成した混晶の、式IIIの染料の関与下での仕上げ処理により得ら れる請求の範囲第3項記載の染料配合物。
  5. 5.吸尽染色工程における高温(HT)−条件下での、合成繊維それ自体又はこ のような合成繊維の成分として有する混合物上での標準色調又は複合色調を達成 するための分散性−赤色染料として請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか一項 に記載の染料配合物を使用する方法。
  6. 6.糸巻体をHT−吸尽染色するための請求の範囲第5項記載の使用法。
  7. 7.高温(HT)−条件下、合成繊維それ自体又はこのような合成繊維の成分と して有する、天然繊維又は再生繊維との混合物からなる繊維材料を吸尽染色する 方法において、標準染色又は複合染色用の分散性赤色染料として請求の範囲第1 項乃至第4項のいずれか一項に記載の染料配合物を使用することを特徴とする方 法。
  8. 8.糸巻体を105°乃至140℃の温度における吸尽により染色することを特 徴とする請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 9.請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか一項に記載の染料配合物により染色 されている、合成繊維それ自体又はこのような合成繊維の成分を有する混合物か らなる繊維材料。
  10. 10.請求の範囲第7項又は第8項のいずれか一項に記載の染料配合物により染 色されている、合成繊維それ自体又はこのような合成繊維の成分を有する混合物 からなる繊維材料。
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