JPH0549865U - さや管ユニットの製造装置 - Google Patents
さや管ユニットの製造装置Info
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- JPH0549865U JPH0549865U JP10903791U JP10903791U JPH0549865U JP H0549865 U JPH0549865 U JP H0549865U JP 10903791 U JP10903791 U JP 10903791U JP 10903791 U JP10903791 U JP 10903791U JP H0549865 U JPH0549865 U JP H0549865U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設備配管工事の能率を高める為のさや管ユニ
ットを量産可能にする。 【構成】 作業台1上に取外し可能に保持するさや管
6,6a〜6cを複数のさや管保持具3を一列に配列し
てあり、作業台の一端に立上り部1aを起立させ、他端
側に上記さや管6,6a〜6c、配管7,7a及び消音
テープ8をさや管保持具に向けて案内するためのガイド
5を設けているものである。
ットを量産可能にする。 【構成】 作業台1上に取外し可能に保持するさや管
6,6a〜6cを複数のさや管保持具3を一列に配列し
てあり、作業台の一端に立上り部1aを起立させ、他端
側に上記さや管6,6a〜6c、配管7,7a及び消音
テープ8をさや管保持具に向けて案内するためのガイド
5を設けているものである。
Description
【0001】
この考案は、さや管と消音テープを巻いた配管とを組合わせたさや管ユニット を製造するための装置に関する。
【0002】
従来、集合住宅の設備配管工事においては、例えば給水,給湯の各配管を、予 めコンクリートスラブ等に埋込められた或いは予めコンクリート面に取付けられ た屈曲自在のプラスチック製さや管内を貫通することが行われている。そして蛇 口における給水や給湯の急な停止に伴なって配管がさや管内で振動することがあ り、振動の際に配管がさや管に触れて騒音を発することから、さや管内に配管を 挿入すると同時に消音テープを配管に巻くことが行われている。
【0003】
従来例では、さや管をスラブ等に埋込んでから、消音テープを巻いて配管を挿 入しているために、さや管と配管の工事が別々になり、また予めスラブ等に埋め 込まれたさや管は曲りがあるために、さや管に消音テープが付いた配管を挿入す ることに相当な力を要し、現場で消音テープを巻く作業に手間がかかり、設備配 管工事の能率化の低下を招いていた。
【0004】 この考案の目的は、設備配管工事の能率を高めるためのさや管ユニットを量産 可能にすることである。
【0005】
この考案はさや管と配管と消音テープとをユニット化するための装置である。
【0006】 この考案の第1の特徴は、作業台と、さや管保持具と、ガイドとを具備してい ところにある。さや管保持具は、作業台上に取り付けられており、上記さや管を 取外し可能に保持するものである。上記ガイドは、上記さや管、配管及び消音テ ープをさや管保持具に向けて案内するものである。
【0007】 この考案の第2の特徴は、上記特徴に加えて、作業台に配管の一端の位置を制 御するストッパを設けていることである。
【0008】
さや管保持具に保持されたさや管に消音テープの先端部を環状にして、この環 状部分に配管の先端部を連結した状態で消音テープと共に配管をさや管に挿入貫 通し、貫通することにより、消音テープが配管に巻かれ、配管の所定位置を切断 することによりさや管ユニットが形成される。
【0009】
以下この考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1及び図2において、作業台1は平面形状が横長の長方形状に形成され、一 端部(図左端部)にストッパを構成している立上り部1aが起立されている。作 業台1上面中央には長さ方向に沿って帯状のスケール2を設けてある。スケール 2は、作業台1上に導びき入れるさや管6,6a,6b,6cの長さを計るため のものである。作業台1上には、スケール2に沿って等間隔を置いて複数のさや 管保持具3,…が直列状態に配列されて、スケールを挾んでさや管保持具からな る列4,4aを形成している。
【0011】 各さや管保持具3は、その本体が図3に示すように上部に間隙3aをあけた環 状に形成され、下部に作業台1への取付け部3bを備えているものである。さや 管保持具3はプラスチックにより形成されており、環状部分が変形可能である。 列4の各さや管保持具3の環状部分の内部形状は、さや管6又はさや管6aをそ の内部で保持でき、同様に、列4aのさや管保持具がさや管6b又はさや管6c をその内部で保持できる。さや管保持具3は、さや管6,6a,6b,6cを間 隙3aを通じて外方へ離脱又は内方へ差込み可能である。
【0012】 また作業台1の他端部(図1右端部)には、立上り部1aと平行にガイド5を 取り付けてある。ガイド5は、図1に示すようにその右側に配置されている屈曲 自在のさや管6,6a,6b,6c、ポリブテン製配管7,7a及び消音テープ 8を保持しかつ各列4,4aのさや管保持具3に案内するためのものである。
【0013】 さや管6,6a,6b,6c、配管7,7a及び消音テープ8のそれぞれの配 置関係は、消音テープ8を挾んで図1上側にさや管6,6a及び配管7が、下側 にさや管6b,6c及び配管7aが位置されているもので、各さや管、配管及び 消音テープは一端部側がロール状に巻かれている。
【0014】 図1上側のさや管6,6a及び配管7について説明する。さや管6とさや管6 aとは管口径が一致しており、さや管6が給水用であり、さや管6aが給湯用で ある。配管7は、組立て時にさや管6又はさや管6aに挿入される。
【0015】 図1下側のさや管6b,6c及び配管7aにおいて、上記さや管6,6a及び 配管7の構成と同様であり、さや管6bとさや管6cとは管口径が一致し、さや 管6bが給水用であり、さや管6cが給湯用である。配管7aは、組立て時にさ や管6b又はさや管6cに挿入される。
【0016】 上側のさや管6,6aの管口径は、下側のさや管6b,6cのそれより長く、 また上側の配管7の管口径は、下側の配管7aより長い。
【0017】 次に製造方法を説明する。 一例として、さや管6、配管7及び消音テープ8を組合せたさや管ユニット9 の製法を説明する。 予め、図1に示すように作業台1の右側にそれぞれ位置しているさや管6,6 a,6b,6c、配管7,7a及び消音テープ8の各先端部側をガイド5にセッ トする。
【0018】 まず、図1上側の給水用さや管6の先端部を列4側のさや管保持具3に向けて 引出し、その先端をスケール2の一端(図1左端)に位置しているさや管保持具 の間隙3aを上側から押開いて内部にセットし、順次右方向へ向けて各さや管保 持具内に入れてスケール2に沿ってセットする。そして予め定められている長さ でさや管6を切断する。その後、配管7の先端部をさや管6の右端開口から挿入 する。この挿入前に、消音テープ8を既にセットされているさや管6に向けて引 出して、図4に示すようにその先端部8aを環状に形成して、この環状部分に配 管7の先端部を差入れ、消音テープと配管の先端部とを結合する。
【0019】 この状態で、配管7をさや管6内へ挿入して行くと、消音テープ8はさや管の 内周面をガイドとして配管の外周に自動的に巻付けられていき、配管の先端部が このさや管を通り抜けてさらに立上り部1aに到達するまで挿入操作を続ける。 到達した段階で、配管7のさや管6端部から出ている所定位置を切断する。この 所定位置は、さや管6から突出している配管7の両端部の突出長さが等しくなる 位置である。
【0020】 最後に、さや管保持具3からさや管6を取外すと、図5に示す消音テープ8が 巻かれた配管7がさや管を貫通しているさや管ユニット9が形成される。なお、 その後必要に応じて配管7の両端部にキャップを被せる。
【0021】 他のさや管ユニット、すなわち、さや管6a、配管7及び消音テープ8からな るもの、さや管6b、配管7a及び消音テープ8からなるもの、さや管6c、配 管7a及び消音テープ8からなるものについても、それぞれ上例と同様の方法で 製造する。
【0022】 使用について説明する。例えばさや管ユニット9を型枠に取付けた状態で型枠 工事を行い、コンクリート打設後、コンクリート養生後、さや管6はコンクリー トに埋め込まれるが、配管7の両端はさや管から露出しているので、両端部をそ れぞれ他の配管と接続する。
【0023】 型枠解体後、さや管ユニットを躯体に取付ける場合はさや管、配管及び消音テ ープが一度に取付けられる。
【0024】 ストッパは、上例に限られず、ストッパ板を作業台上に起立させるもの等であ ってもよい。
【0025】
以上説明したようにこの考案によれば、配管工事に際して、さや管と配管と消 音テープがとがユニット化されているので設備配管工事の能率を高めるこができ て、さや管、配管及び消音テープが簡単に組立てられるので、さや管ユニットの 量産が可能となる。
【図1】この考案の平面図である。
【図2】作業台の正面図である。
【図3】さや管保持具の拡大斜視図である。
【図4】製造の一工程を示す拡大正面図である。
【図5】さや管ユニットの正面図である。
1 作業台 1a ストッパ(立上り部) 3 さや管保持具 5 ガイド 6 さや管(給水用さや管) 6a さや管(給湯用さや管) 6b さや管(給水用さや管) 6c さや管(給湯用さや管) 7 配管 7a 配管 8 消音テープ 9 さや管ユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 作業台と、この作業台上に取り付けてあ
り、さや管を取外し可能に保持するさや管保持具と、上
記さや管、配管及び消音テープをさや管保持具に向けて
案内するためのガイドとを具備するさや管ユニットの製
造装置。 - 【請求項2】 請求項1の作業台には、配管の一端の位
置を制御するストッパを設けてあることを特徴とするさ
や管ユニットの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991109037U JP2601745Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | さや管ユニットの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991109037U JP2601745Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | さや管ユニットの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549865U true JPH0549865U (ja) | 1993-07-02 |
JP2601745Y2 JP2601745Y2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=14500010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991109037U Expired - Lifetime JP2601745Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | さや管ユニットの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601745Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3091596U (ja) * | 2002-07-23 | 2003-02-07 | モリト株式会社 | 釣り用バッグ |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP1991109037U patent/JP2601745Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3091596U (ja) * | 2002-07-23 | 2003-02-07 | モリト株式会社 | 釣り用バッグ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2601745Y2 (ja) | 1999-12-06 |
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