JP2512715B2 - フアイバ固定装置 - Google Patents
フアイバ固定装置Info
- Publication number
- JP2512715B2 JP2512715B2 JP61160890A JP16089086A JP2512715B2 JP 2512715 B2 JP2512715 B2 JP 2512715B2 JP 61160890 A JP61160890 A JP 61160890A JP 16089086 A JP16089086 A JP 16089086A JP 2512715 B2 JP2512715 B2 JP 2512715B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- fiber
- fixing device
- press
- fixed
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光フアイバをプラグ等に固定するための固
定装置に関する。
定装置に関する。
従来技術及びその問題点 従来、光フアイバの端末を他の部材に固定する方法と
して、接着剤を用いる方法、フアイバ心線を圧縮固定す
る方法等が知られている。
して、接着剤を用いる方法、フアイバ心線を圧縮固定す
る方法等が知られている。
接着剤を使用する方法においては、接着剤が硬化する
までに時間がかかり迅速に処理できないという問題点が
ある。
までに時間がかかり迅速に処理できないという問題点が
ある。
他方、フアイバ心線を圧縮固定する方法は長期的に固
定支持できないという問題点がある。即ち、フアイバ心
線は、ガラスあるいはプラスチックで構成されたフアイ
バ素線とその回りを覆っているビニール等から構成され
た保護チユーブからなる。このフアイバ心線を圧縮固定
すると、固定当初は適切に固定されているが、時間が経
つにつれて、保護チユーブが塑性変形してしまい、適切
に固定できなくなる。
定支持できないという問題点がある。即ち、フアイバ心
線は、ガラスあるいはプラスチックで構成されたフアイ
バ素線とその回りを覆っているビニール等から構成され
た保護チユーブからなる。このフアイバ心線を圧縮固定
すると、固定当初は適切に固定されているが、時間が経
つにつれて、保護チユーブが塑性変形してしまい、適切
に固定できなくなる。
問題点を解決するための手段 本発明に従うと、上記した問題点を解決するため、フ
アイバ素線の回りに配置された複数本の金属製管状部材
と、該管状部材の回りに配置されて、該管状部材を圧縮
された状態に保持する保持部材とを具備することを特徴
とするフアイバ固定装置が提供される。
アイバ素線の回りに配置された複数本の金属製管状部材
と、該管状部材の回りに配置されて、該管状部材を圧縮
された状態に保持する保持部材とを具備することを特徴
とするフアイバ固定装置が提供される。
実施例 次に第1図乃至第2図を参照して、本発明の好適実施
例に従うフアイバ固定装置を説明する。
例に従うフアイバ固定装置を説明する。
第1図は、圧入前の形態を示し、第2図は圧入後の形
態を示している。
態を示している。
この装置10は、フアイバ素線12を取り囲んでいる4本
の固定パイプ14と、固定パイプ14の回りに配置された保
持パイプ16と、保持パイプ16の回りに配置された圧入パ
イプ18とを具備する。
の固定パイプ14と、固定パイプ14の回りに配置された保
持パイプ16と、保持パイプ16の回りに配置された圧入パ
イプ18とを具備する。
4本の固定パイプ14は、円形横断面を有する金属製管
状体であり、圧入前において、第1図に示した如く、フ
アイバ素線及び隣接する2つの固定パイプ14に接触する
ように寸法付けられている。
状体であり、圧入前において、第1図に示した如く、フ
アイバ素線及び隣接する2つの固定パイプ14に接触する
ように寸法付けられている。
保持パイプ16は、円形横断面を有する金属製管状体で
あり、圧入前において、第1図に示した如く、4本の固
定パイプ14の外周に接触し、保持するように寸法付けら
れている。
あり、圧入前において、第1図に示した如く、4本の固
定パイプ14の外周に接触し、保持するように寸法付けら
れている。
圧入パイプ18は、保持パイプ16の外周よりも小さな内
径を有する。
径を有する。
これらは、例えば、次の通りの手順によって、第2図
に示した通りに配置される。
に示した通りに配置される。
まず、第1図に示した如く、4本の固定パイプ14を光
フアイバの素線12を取り囲むように配置し、この状態に
保持パイプ16によって保持する。
フアイバの素線12を取り囲むように配置し、この状態に
保持パイプ16によって保持する。
このように保持された光フアイバの素線12、固定パイ
プ14及び保持パイプ16を、保持パイプ16の外径よりも小
さな内径を有する圧入パイプ18内に圧入して、第2図に
示した如く固定パイプ14及び保持パイプ16を変形せしめ
る。
プ14及び保持パイプ16を、保持パイプ16の外径よりも小
さな内径を有する圧入パイプ18内に圧入して、第2図に
示した如く固定パイプ14及び保持パイプ16を変形せしめ
る。
固定パイプ14は、このように塑性変形して、フアイバ
素線12と多くの接触点で接触し、且つこれを弾性的に保
持する。
素線12と多くの接触点で接触し、且つこれを弾性的に保
持する。
固定パイプ14は、3本以上であれば圧入パイプに圧入
された場合、フアイバ素線12を保持することができる
が、フアイバ素線12の中心軸を中心に両側で2つの固定
パイプ14が同様な変形をするように偶数本の固定パイプ
14を配置するのが好ましい。
された場合、フアイバ素線12を保持することができる
が、フアイバ素線12の中心軸を中心に両側で2つの固定
パイプ14が同様な変形をするように偶数本の固定パイプ
14を配置するのが好ましい。
また、固定パイプ14は、内部が空洞である棒状部材で
あればよいが、固定パイプ14の鋭角の部分がフアイバ素
線に接触しないように、円形乃至は楕円等横断面を有す
るのが好ましい。
あればよいが、固定パイプ14の鋭角の部分がフアイバ素
線に接触しないように、円形乃至は楕円等横断面を有す
るのが好ましい。
更に、固定パイプ14は、上記の通り圧入パイプに圧入
された場合、塑性変形をし且つ弾性変形をして、フアイ
バ素線に面で接触し且つ弾性的に保持するように、銅等
の金属で形成される。
された場合、塑性変形をし且つ弾性変形をして、フアイ
バ素線に面で接触し且つ弾性的に保持するように、銅等
の金属で形成される。
保持パイプ16は、圧入前において、固定パイプ14をフ
アイバ素線12の回りに保持し、圧入後は、圧入パイプ18
による圧力を伝える働きをする。保持パイプ16は、比較
的薄い肉厚の金属製パイプによって、形成することがで
きる。この保持パイプ16を用いると圧入作業が容易にな
るので好ましいが、適当が治具を用いることよって、こ
の保持パイプ16を省略することもできる。
アイバ素線12の回りに保持し、圧入後は、圧入パイプ18
による圧力を伝える働きをする。保持パイプ16は、比較
的薄い肉厚の金属製パイプによって、形成することがで
きる。この保持パイプ16を用いると圧入作業が容易にな
るので好ましいが、適当が治具を用いることよって、こ
の保持パイプ16を省略することもできる。
圧入パイプ18は、固定パイプ16を圧縮された状態に保
持する。従って、十分な剛性を有するように、例えば、
厚い肉厚を有するステンレス等金属で形成するのが好ま
しい。
持する。従って、十分な剛性を有するように、例えば、
厚い肉厚を有するステンレス等金属で形成するのが好ま
しい。
プラグ等に、この圧入パイプ18を固定的に配置するこ
とによって、フアイバ素線を固定することができる。
とによって、フアイバ素線を固定することができる。
効果 本発明に従うフアイバ固定装置によると、フアイバ素
線を長期間適切に保持することができる。
線を長期間適切に保持することができる。
本発明に従うフアイバ固定装置によると、比較的短時
間でフアイバ素線を固定することができる。
間でフアイバ素線を固定することができる。
本発明に従うフアイバ固定装置によると、フアイバ素
線を損傷することが少なく、固定部における光伝送損失
を小さくすることができる。
線を損傷することが少なく、固定部における光伝送損失
を小さくすることができる。
第1図は、圧入前の、本発明に従うフアイバ固定装置の
フアイバ素線、固定パイプ及び保持パイプの位置関係を
示す断面図。 第2図は、圧入後の本発明のフアイバ固定装置の断面
図。 10……フアイバ固定装置 12……フアイバ素線 14……固定パイプ 16……保持パイプ 18……圧入パイプ
フアイバ素線、固定パイプ及び保持パイプの位置関係を
示す断面図。 第2図は、圧入後の本発明のフアイバ固定装置の断面
図。 10……フアイバ固定装置 12……フアイバ素線 14……固定パイプ 16……保持パイプ 18……圧入パイプ
Claims (5)
- 【請求項1】フアイバ素線の回りに配置された複数本の
金属製管状部材と、 該管状部材の回りに配置されて、該管状部材を圧縮され
た状態に保持する保持部材と を具備することを特徴とするフアイバ固定装置。 - 【請求項2】該管状部材が円形の横断面を有する特許請
求の範囲第1項記載のフアイバ固定装置。 - 【請求項3】該管状部材が4本配置されている特許請求
の範囲第1項又は第2項記載のフアイバ固定装置。 - 【請求項4】該保持部材が圧入パイプから成る特許請求
の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記載のフアイバ固
定装置。 - 【請求項5】該保持部材が圧入パイプと保持パイプとか
ら成る特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記
載のフアイバ固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61160890A JP2512715B2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | フアイバ固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61160890A JP2512715B2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | フアイバ固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6318306A JPS6318306A (ja) | 1988-01-26 |
JP2512715B2 true JP2512715B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=15724577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61160890A Expired - Lifetime JP2512715B2 (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | フアイバ固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512715B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2563242Y2 (ja) * | 1991-08-23 | 1998-02-18 | 株式会社白山製作所 | 光ファイバスプライス |
JP2824401B2 (ja) * | 1994-12-05 | 1998-11-11 | 旭コーデン株式会社 | 光ファイバー保持装置及び同装置に用いる管状体の製造法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS542142A (en) * | 1977-06-07 | 1979-01-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical fiber cable and production of the same |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP61160890A patent/JP2512715B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS542142A (en) * | 1977-06-07 | 1979-01-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Optical fiber cable and production of the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6318306A (ja) | 1988-01-26 |
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