JPH05496A - 表面保護被覆層つき壁装材の製造方法 - Google Patents

表面保護被覆層つき壁装材の製造方法

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JPH05496A
JPH05496A JP3247172A JP24717291A JPH05496A JP H05496 A JPH05496 A JP H05496A JP 3247172 A JP3247172 A JP 3247172A JP 24717291 A JP24717291 A JP 24717291A JP H05496 A JPH05496 A JP H05496A
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wall covering
film
covering material
decorative material
protective coating
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JP3247172A
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Yukio Harube
幸男 治部
Yasuo Tanabe
泰雄 田辺
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Sekaicho Rubber Co Ltd
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Sekaicho Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表面に激しい凹凸が形成されている壁装材の目
地施工における、目地剤による汚れに備え本体壁装材へ
マスキングをする際、再剥離性粘着フイルムは全く密着
せず、また、ストリッパブルペイントなど液状のもので
は再剥離が出来ない。本発明はこの問題を解決するもの
である。 【構成】壁装材の表面に凹凸模様を形成し、その表面
を、伸び200〜600%の再剥離性表面保護用粘着フ
イルムで覆い、当該フイルムを軟化点以上融点以下の温
度に加熱しつつ、プラスチックやゴム製の柔軟で弾力性
に富んだスポンジ板を介して、当該壁装材の凹凸模様表
面に押圧することを特徴とする表面保護被覆層つき壁装
材の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、保護被覆層つき壁装材
に関し、特に、凹凸模様を形成した壁装材の表面に、持
久性のある保護被覆を施す方法に関するものである。
【技術の背景】一般に建築用壁装材などの仕上げ施工に
おける目地詰め作業では、壁装材の目地周辺部に目地剤
による汚れが発生するものである。その場合、目地剤
が、セメントを主成分とする古来汎用の水性混合物であ
れば、当該汚れは水洗、拭き取りなどにより後始末が比
較的簡単にできる点で便利ではあるが、これら無機セメ
ント質水性目地剤は、弾力性がないためひび割れを生じ
易くしたがって防水性に乏しいという欠点がある。そこ
で最近では、ポリウレタン系、アクリル系、ポリサルフ
ァイドゴム系、変成シリコン系その他の有機質の目地剤
が開発され使用されている。これら有機質目地剤は、特
有の弾力性・可撓性によりひび割れが起こることなく、
防水性に優れ、耐候性においても無機質目地材と遜色が
ないという特徴がある。しかし、その反面、目地施工の
際に壁装材面に付着した汚れが落ちにくく、有機溶剤を
用いて拭き取る必要が生ずる。ところが有機溶剤は、壁
装材の表面の有機物質を溶して損傷を与える。また、有
機溶剤が目地剤に触れると、それを溶してあらたな汚れ
を壁装材の表面に上ぬりする結果になる。また、有機溶
剤は作業環境を悪くする。したがって、有機溶剤を用い
て汚れを拭き取ることは事実上不可能である。このよう
に、壁装材仕上げ施工における有機質の目地剤による目
地詰め・仕上げ作業には大きな問題点がある。
【従来の技術とその問題点】一般に上述のような汚れを
防ぐためには、壁装材の表面に予め表面保護用再剥離性
粘着フイルムによる被覆(マスキング)を施しておき、
目地施工終了後に当該マスキング層を撤去する手段がと
られる。しかし、壁装材が表面凹凸の激しいものである
と、当該壁装材の実質表面積は見掛上の表面積より遥か
に大きなものとなる。このような表面状態のところへマ
スキング用の粘着フイルムを押し当てた場合、一般に再
剥離性粘着フイルムの粘着性は弱粘着性であるため、表
面凹凸に沿って一時的にフイルムが伸長され接着したと
しても、当該伸長されたフイルムの復元にしたがい剥離
される結果、フイルムは浮き上がってしまい全然接着し
ないのである。これを解決するため、フイルムの裏面に
強力な粘着性を付与して凹凸面に押し付けた場合は、フ
イルムを引き剥がす際に壁装材の表面に剥落傷を生じた
り、粘着剤がまだらに残ったりして汚れを生ずるなど撤
去が円滑にゆかない。また、フイルム裏面の粘着力がた
とえ強くてもマスキングが凹凸の谷部に確実に行き亘り
にくく隙間が残る。僅かでも隙間があると目地施工の時
に目地剤が侵入し細かい谷部に汚れが発生して清掃を極
めて困難にする。以上のとおり、表面に激しい凹凸が形
成されている壁装材へのマスキングにおいては、表面保
護用再剥離性粘着フイルムによる慣用のマスキング手段
は全く適用できない。発明者等は、マスキング材として
ストリッパブルペイントなど液状のものを塗布する方法
を試みた。しかし、液は凹凸の細部にまで及ぶものの、
こうして形成された被膜を引き剥がす時凹凸部分のアン
カー作用により、当該被膜が千切れて残るからその撤去
は到底不可能であった。そこで発明者等は、当該ストリ
ッパブルペイント塗膜を厚く形成して一挙に撤去するこ
とを試みたが、1.0mm程度以上の塗膜の厚さが必要
であった。このように分厚いマスキング層があると、肝
心の目地コーキング施工の際に、コーキングの仕上がり
面が壁装材本体の表面より突出してしまい、また面が不
揃いになる。そもそも目地剤の仕上がり面は、本体壁装
材面より沈んでいる必要があるのに、その逆の結果をも
たらすようなマスキングでは好ましくない。また分厚い
塗膜の形成は非経済的である上、塗膜の乾燥に時間が掛
かるので生産性が悪い。この発明は、表面に激しい凹凸
のある壁装材の目地施工にまつわる上記の困難な問題を
解決するものであり、新規なマスキング手段並びに当該
マスキング手段の施された新規な壁装材を提供するもの
である。
【問題点を解決する為の手段】すなわち本発明は、 1.壁装材の表面に凹凸模様を形成し、その表面を、常
温での伸び率が少なくとも200%以上である表面保護
用再剥離性粘着フイルムで覆い、当該フイルムを軟化点
以上融点以下の温度に加熱しつつ、プラスチックやゴム
製の柔軟で弾力性に富んだスポンジ板を介して、壁装材
の当該凹凸模様表面に押圧することを特徴とする表面保
護被覆層つき壁装材の製造方法 2.壁装材の裏面に粘着性非加硫ゴムシートによる自着
層が設けられ最下面が離型紙で覆われたものである上記
1.記載の壁装材の製造方法 3.加熱加圧手段としてプレス板を用いる上記1記載の
壁装材の製造方法 4.加熱加圧手段としてプレス板を用いる上記2記載の
壁装材の製造方法 5.加熱加圧手段としてロールプレスを用いる上記1記
載の壁装材の製造方法 6.加熱加圧手段としてロールプレスを用いる上記2記
載の壁装材の製造方法 7.上記1記載の製造方法により製造された表面保護被
覆層つき壁装材 8.上記2記載の製造方法により製造された表面保護被
覆層つき壁装材である。本発明における本体の壁装材と
しては、a.合成繊維、ガラス繊維製などの織布、不織
布、ネットなどを芯材として、ゆず肌状、クレーター状
などのパターンにマスチック塗料を塗布したシートや、
更にその裏面に粘着性非加硫ゴムシートを複合した建築
用内外装仕上材、b.粘着性非加硫ゴムシートの片面
に、合成樹脂エマルジョンと細骨剤を主成分とした、仕
上がりが石材調となる塗料を吹き付けた建築用内外装仕
上材、c.表面に接着層を有する合成樹脂発泡シート上
に着色した鱗片状砕片を散布し、加熱乾燥した御影石調
の建築用内外装仕上材、或いは更にその裏面に粘着性非
加硫ゴムシートを複合した御影石調の建築用内外装仕上
材等など、その表面に凹凸状の模様が形成された、各種
の建築用内外装仕上材を挙げることができる。この場
合、本体である上記壁装材の表面にアクリルシリコン共
重合体などのアクリル系樹脂や、フッ素樹脂系樹脂など
のクリヤートップコート (常乾型)を施すことにより、耐汚染性の向上を計るこ
とができる。本発明においては上記壁装材の表面を、常
温での伸び率が少なくとも200%以上であるの表面保
護用再剥離性粘着フイルムで覆うものである。伸び率が
200%以下であると、フイルムを壁装材表面の凹凸模
様に押し付けたときに当該フイルムが凹凸の谷部にまで
達しないし、一時的に達したとしても復元する傾向があ
る。伸び率の上限については特に制限はない。しかし、
1000%以上にもなると強度的に弱くなりすぎるた
め、加工工程におけるフイルムの巻き出し時に必要以上
に伸びたり、捩じれの修復作業で千切れるため扱いにく
くなる。 好ましい伸びの値は300〜500%程度で
ある。当該フイルムの具体例として、ポリエチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデンな
どの各フイルムが挙げられる。フイルムの厚みは20〜
100μ程度とする。フイルムに弱粘着性を施す手段と
しては、フイルムを2層構造とし一方を粘着性を持たせ
た組成にしたもの、裏面に弱粘着剤の塗工をおこなった
もの等があるが、粘着剤の塗工をおこなったものは長時
間経過すると粘着剤が壁装材表面ヘ移行するおそれがあ
るので、注意を要する。本発明においては当該伸びを有
するフイルムが実質的に軟化点以上融点以下の温度に加
熱される必要がある。この加熱によりフイルム裏面の弱
粘着力が賦活されくっつきやすくなるとともに、フイル
ム自体が軟化され凹凸模様面に押圧されたとき当該凹凸
に沿って伸ばされ当該凹凸面に良く密着する。そして常
温に戻っても再剥離性を保ったまま復元しなくなる。そ
の場合加熱温度が高すぎると接着力が強くなりすぎて再
剥離性が損なわれるので注意を要する。加熱温度の好ま
しい範囲は50〜60℃程度である。フイルムの凹凸模
様への押圧にあたっては、柔軟で弾力性に富んだスポン
ジ板を介してなされる必要がある。そのスポンジ体とし
ては、シリコンゴムスポンジ、クロロプレンゴムスポン
ジ、エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴムスポンジ
等の合成ゴムスポンジ及び天然ゴムスポンジ並びにポリ
ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム等の合成樹脂
発泡体が挙げられる。シリコンゴムスポンジやクロロプ
レンスポンジは、他のスポンジ体に比べて圧縮永久歪が
小さく繰り返し使用に絶える点で好ましい例である。ス
ポンジ体の物性条件として、密度は0.1〜0.4、好
ましくは0.15〜0.25、硬度は2〜20(日本ゴ
ム協会規格0101;スプリング式硬度計・型式C)、
好ましくは3〜7、圧縮応力(25%)は100〜10
00g/cm、好ましくは150〜300g/cm
である。スポンジ板の厚さは壁装材の表面凹凸の深さの
2倍以上で、具体的数値としては3〜30mm、好まし
くは7〜20mm程度である。これらのスポンジ板を用
いての押圧手段としては、プレス板による断続的方法、
ロールプレスによる連続的方法いずれの方法でもよい。
本発明の壁装材は、後述の実施例により明らかなとお
り、表面保護被覆層Bもろとも定型に打抜き裁断して完
成される。本発明の請求項2における粘着性非加硫ゴム
シートとしては、天然ゴムや合成ゴムを主成分とし、粘
着性付与樹脂、軟化剤、老化防止剤、充填剤などが混練
りされたものであり、非加硫のままシート状に成型して
用いられ、自着性を有するものである。その代表例とし
て、ブチルゴムをゴムベースとする厚さ0.2〜2.0
mm程度の粘着性非加硫ブチルゴムシートが挙げられ
る。実験の結果では、ブチルゴム、とりわけ再生ブチル
ゴムを配合した粘着性非加硫ブチルゴムシートは、本発
明の目的に対しきわめて良い結果をもたらすものであ
る。これらゴムシートは、そのシートの内面に、ポリエ
ステル、ポリオレフィン、ナイロン、ビニロン、ガラス
繊維、綿などからなる、目の開きが0.5×0.5〜5
×5/cm間のネットを埋入し、補強することができ
る。この粘着性非加硫ゴムシートは、施工中並びに施工
後における下地の凹凸、突上げ、脹れ、亀裂、動きなど
によく追随できるので、壁装材表面にクラックが発生す
るのを防ぐ効果がある。本発明請求項6の壁装材の施工方法 本発明壁装材の施工に際しては、汎用されるプライマ
ーを基盤面に塗布して、裏面の粘着性非加硫ゴムシート
を基盤面に押付けるという極めて簡単な接着手段を採る
ことができる。用いるプライマーは、SBR、CR、天
然ゴム等のポリマーに石油樹脂、フェノール樹脂等のタ
ッキファイヤー、老化防止剤等を混合してなる合成ゴム
系コンタクト型接着剤であり、汎用のものが使用でき
る。その目地部にカートリッジ入り1成分系タイプなど
汎用の有機質目地剤で目地施工を行ない、表面保護被覆
層を円滑に撤去し施工を終えることができる。なお、表
面保護被覆層の更に円滑な撤去のため、本発明において
複合体Eを被覆するにあたり、予め当該複合体Eと表面
保護被覆層Bとの間に大きさ5cm角、厚さ3mm程度
のスポンジ片などの介在物Sを挟み込んでおくことが好
ましい(図5)。その場合、スペーサSが壁装材Aの端
縁に架かると、肝心の目地部の被覆に欠陥を生ずるか
ら、端縁は避けなければならないが、それ以外では挟み
込みの位置は壁装材Aの任意の位置でよいし、挟み込み
の数も何個でもよい。この介在物Sの部位で被覆層Bに
任意の切れ目(15)をいれれば、非常に簡単に被覆層
Bのめくり口ができ、表面保護被覆層の更に円滑な撤去
が可能となる。
【本発明の効果】本発明の表面保護被覆層つき壁装材の
製造方法によれば、上記のように壁装材の表面の凹凸に
対し表面保護被覆層が密着して形成され、また被覆層の
撤去も容易であるから、特に表面に激しい凹凸のある壁
装材の目地施工にまつわる前述の困難な問題を一挙に解
決するものであり、この種の施工分野に益するところが
極めて大きいものである。
【実 施 例 1】以下に図面を用いて、請求項2の本
発明の実施例を具体的に説明する。後記
【表1】 に記載の配合組成の厚さ1mmの粘着性非加硫ブチルゴ
ムシート(1)の片面に、御影石調の仕上がりをもつ後
【表2】 に記載の配合組成のスキン系マスチック塗料(2)を平
均厚さ3mm程度に吹き付けて硬化・乾燥させた後、常
乾型弗素樹脂系クリヤートップコート塗膜(3)を15
0g/mの割合で吹き付け乾燥させた。このようにし
て得られた大きさが500×500mmの複合体のトッ
プコート塗膜(3)上に510×510mm大に裁断し
たプロテクトフイルム627(積水化学工業株式会社
製;表面保護用再剥離性粘着フイルムの商品名;厚さ6
0μ)(5)を載せ、次いで厚さ12mm、大きさ50
0×500mmのゴムスポンジE4088(イノアック
株式会社製;エチレン・プロピレン・ジエン共重合ゴム
スポンジの商品品番;密度:0.15、硬度:7)
(6)を重ねた。これらを60℃に予熱しておいた油圧
プレス機(図示せず)のプレス板(7)(7)の間に挟
み(図1)、厚さ5mmのスペーサー金具(9)を介し
て5分間押圧した(図2)。これを450×450mm
大に打抜き裁断し(図示せず)本発明の壁装材(A)を
得た。コンクリートブロック塀(C)の目地部(D)を
モルタルでしごいて平滑にし、硬化・乾燥後、水平及び
垂直方向に460mm間隔で基準線を墨打ちした。合成
ゴムラテックス系プライマー(世界長株式会社製 商品
名:エバーボンドCL−2)(8)を150g/m
割合で塗布し、乾燥して透明になってから本発明壁装材
(A)の裏面の離型紙(4)をめくり、基準線に沿って
10mmの目地間隔をあけながら貼り付けた。貼り付け
にあたっては、空気を巻き込まないよう順次押さえ付け
ながら、また接着を完全にするためにゴムローラーを全
面にかけて押さえた。目地剤としてセカイチョーシーラ
ーU−1(世界長株式会社製 1成分型ポリウレタンコ
ーキング剤の商品名)を専用ガンで打ち込んだ。未硬化
のうちに、本発明仕上げ材の表面よりも凹んだ仕上がり
となるようヘラで押さえ込み所望の目地面(M)を得
た。これら一連の作業を通じ、壁装材表面の保護被覆層
(B)は完全な密着状態を保っていた。最後に当該被覆
層(B′)を引き剥がしたところ、全面に亘って一挙に
極めて能率よく撤去することができた。このようにして
御影石を積んだような、豪華で美装な仕上がり面をもつ
コンクリートブロック塀(C)を得た。
【実 施 例 2】図4参照:実施例1に準じて複合体
Eを得た。プロテクトフイルム(5)を原反(10)か
ら繰出し、赤外線ヒーター(13)により50℃に加熱
しつつ当該複合体Eに載せながら、次ぎのとおりロール
プレスを用いて連続的に圧着した。すなわち、(11)
は表面に厚さ20mmのゴムスポンジ層(6)を巻き付
けた直径100mmの金属製プレスローラー、(12)
は直径100mmのゴム製バックアップローラーで、当
該プレスローラー(11)の金属面とバックアップロー
ラー(12)のゴム面との間隔が5mmになるように設
置してある。両ローラーを毎分50mmの表面速度で矢
符の方向に回転させ、その間に上記のプロテクトフイル
ム(5)と複合体Eとを噛ませて押圧し、本発明の壁装
材(A)を得た。図中(14)はガイドローラーであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】〜
【図2】プレス板による工程の主要部を順に示す断面図
【図3】施工状態を示す断面図
【図4】ロールプレスによる工程の主要部説明図
【図5】介在物Sを挟み込んだ状態を示す一部切欠断面
【符号の説明】
1・・粘着性非加硫ブチルゴムシート 2・・スキン系
マスチック塗料 3・・クリヤートップコート塗膜 4・・離型紙 5・・再剥離性粘着フイルム 6・・ゴムスポ
ンジ層 7・・プレス板 8・・プライマ
ー 9・・スペーサ金具 10・・フイルム
原反 11・・プレスローラー 12・・バンク
アップローラー 13・・赤外線ヒーター 14・・ガイド
ローラー 15・・切れ目 A・・本発明壁装材 B・・表面保護
被覆層 B・・表面保護被覆層撤去状態 C・・コンクリ
ートブロック塀 D・・目地部 M・・目地面 E・・複合体 S・・介在物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/06 7258−4F E04F 13/08 E 7023−2E // B29L 9:00 4F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁装材の表面に凹凸模様を形成し、その表
    面を、常温での伸び率が少なくとも200%以上である
    再剥離性表面保護用粘着フイルムで覆い、当該フイルム
    を軟化点以上融点以下の温度に加熱しつつ、プラスチッ
    クやゴム製の柔軟で弾力性に富んだスポンジ板を介し
    て、当該壁装材の凹凸模様表面に押圧することを特徴と
    する表面保護被覆層つき壁装材の製造方法
  2. 【請求項2】壁装材の裏面に粘着性非加硫ゴムシートに
    よる自着層が設けられ最下面が離型紙で覆われたもので
    ある請求項1記載の壁装材の製造方法
  3. 【請求項3】加熱加圧手段としてプレス板を用いる請求
    項1記載の壁装材の製造方法
  4. 【請求項4】加熱加圧手段としてプレス板を用いる請求
    項2記載の壁装材の製造方法
  5. 【請求項5】加熱加圧手段としてロールプレスを用いる
    請求項1記載の壁装材の製造方法
  6. 【請求項6】加熱加圧手段としてロールプレスを用いる
    請求項2記載の壁装材の製造方法
  7. 【請求項7】請求項1記載の製造方法により製造された
    表面保護被覆層つき壁装材
  8. 【請求項8】請求項2記載の製造方法により製造された
    表面保護被覆層つき壁装材
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008142881A1 (ja) * 2007-05-24 2008-11-27 Nagoya Oilchemical Co., Ltd. 作業用保護カバーの製造方法およびそれによって得られた作業用保護カバー並びにそれを使用した製品の組み立て作業方法
JP2008291391A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Nagoya Oil Chem Co Ltd 作業用保護カバー、その製造方法および製品の組み立て作業方法
JP2015151137A (ja) * 2014-02-12 2015-08-24 大日本印刷株式会社 ヒートシール装置および被シール体の製造方法
JP2023115869A (ja) * 2022-02-08 2023-08-21 日本サンダイン株式会社 粘着加工済み縫製品の製造方法

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