JPH0549527B2 - - Google Patents

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JPH0549527B2
JPH0549527B2 JP32796988A JP32796988A JPH0549527B2 JP H0549527 B2 JPH0549527 B2 JP H0549527B2 JP 32796988 A JP32796988 A JP 32796988A JP 32796988 A JP32796988 A JP 32796988A JP H0549527 B2 JPH0549527 B2 JP H0549527B2
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JP
Japan
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film
bobbin
tray
film bobbin
packaging device
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Koichi Nomura
Kenzo Nakasone
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NOMURA SANGYO KK
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NOMURA SANGYO KK
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  • Chain Conveyers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、例えば米のような粉粒体の包装装
置へ包装袋用のフイルムを供給する際に必要とさ
れるフイルム供給装置に関する。
<従来技術> 当出願人は、先に特願昭62−271794号として粉
粒体の包装装置を提案した。この包装装置は、何
種類もの容量、サイズへの包装分けを自動的に行
え、少量多品種包装におけるより一層の効率化、
省力化を実現するものであつた。
<発明が解決しようとする課題> しかし、これに関連するフイルムの供給及びフ
イルムボビンの取扱に関してはその自動化が未だ
十分なものではなかつた。
そこで、この発明では、何種類もの容量、サイ
ズへの包装分けを少量多品種で自動的に行う包装
装置に、その包装分けに応じて必要なフイルムを
自動的に供給するのに好適なフイルム供給装置を
提供しようとするものである。
<課題を解決するための手段> 具体的には、フイルムボビン供給機構及びフイ
ルム案内機構よりなり、フイルムボビン供給機構
において選択されたフイルムボビンからフイルム
を包装装置へ自動的に導入し、また包装装置内に
導入されているフイルムをフイルムボビンへ自動
的に巻き戻すためのフイルム供給装置であつて、
フイルムボビン供給機構は、閉曲線軌道で旋回自
在な無端旋回体と、無端旋回体に、常に一定に姿
勢状態を保持自在とするようにして適宜の間隔で
取り付けられた複数のベースブラケツトと、各ベ
ースブラケツト上に、フイルムボビン載置用とし
て進退動自在となるようにして組み付けられたト
レーと、フイルムボビンに与えられた型番符号を
検知する検知手段と、指定された型番のフイルム
ボビンを載置したトレーが所定取出し位置にきた
時にこのトレーを旋回軌道外へ前進させるトレー
前進手段と、前進したトレーよりフイルムボビン
を取り上げ所定チヤツク高さ位置に位置決めさせ
垂直方向の芯出しを行う取出し手段と、及び相互
に連動して等距離進退動自在である一対のチヤツ
ク爪とこのチヤツク爪に対し駆動乃至ブレーキ作
用を与える作動体とを有し、垂直芯出しがなされ
たフイルムボビンを所定の水平面内位置に位置決
めさせて水平芯方向の出しを行うと共に、この水
平芯出しされた位置におけるフイルムボビンにつ
いてフイルムを繰出し・巻取り自在とするチヤツ
ク手段とを備えてなり、フイルム案内機構は、送
りローラと、上下に回動することによりアイドル
ロールを送りローラに対し当接自在とするセツト
レバ体と、及び送りローラの近辺に一端を、他端
を包装装置のフイルム供給口へ、それぞれ臨ませ
るガイド体とを備えてなるフイルム供給装置を提
供する。
<作用> このフイルム供給装置は、それぞれの型番マー
クが付された多種のフイルムボビンを閉曲線軌道
で旋回自在な無端旋回体において旋回自在として
保持するようにし、制御機構からの指定に応じ
て、旋回中の指定フイルムボビンを所定送出位置
に位置決めさせ、この所定送出位置より旋回軌道
外へ送出させることにより、フイルムボビンの自
動選択化を図つている。
また、このフイルム供給装置は、フイルムボビ
ンの垂直・水平両方向の芯出しを機械的に精密に
行うようにすることにより、フイルム送り関係機
構の複雑・大型化の原因となる例えば蛇行調整用
ローラのようなものを不要としながら尚且つ、フ
イルムの蛇行というトラブルをなくし、トラブル
による作業効率の低下という問題を解消してい
る。
また、このフイルム供給装置は、セツトレバ体
により送りローラに対しフイルムをセツトすると
共にガイド体にてフイルムを包装装置のフイルム
供給口へ導くようにするフイルム案内機構によ
り、チヤツクされたフイルムボビンから包装装置
へのフイルム導入の自動化を図つている。
<実施例> 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
このフイルム供給装置100は、必要なサイズ
の袋を製袋しながら米のような粉粒体を包装する
包装装置のために、必要なフイルムボビンを自動
的に選択しこのフイルムボビンからフイルムを自
動的に供給するためのもので、第1図にみられる
ように、フイルムボビン供給機構1及びフイルム
案内機構60よりなる。
フイルムボビン供給機構1は、第2図及び第3
図にみられるように、ストツカ2、、取出し手段
3及びチヤツク手段4を備えている。
ストツカ2は、塔状の基礎フレーム5により支
持されて閉曲線軌道で矢印Xの如く旋回自在な
「無端旋回体」、具体的にはチエーン6に10個のベ
ースブラケツト7,7,……を取り付け、そして
このベースブラケツト7上にトレー8を組み付け
てなるもので、トレー8上に各種型番、つまり包
装対象である粉粒体の銘柄、包装容量を与えるフ
イルムの幅サイズと長さサイズ、材質等により分
けられた各種型番のフイルムボビンBを載置自在
としている。尚、図中6aはチエーン6が懸回さ
れたスプロケツトであり、6mは駆動用のインバ
ータモータである。
ベースブラケツト7は、第3図及び第4図にみ
られるように、横フレーム9,10及び縦フレー
ム11,11にて形成されており、縦フレーム1
1,11にそれぞれ設けられた取付けピン12,
12を介してチエーン6に対しピン構造で取り付
けられている。従つて、各ベースブラケツト7
は、チエーン6が閉曲線軌道で旋回しても、常一
定の姿勢状態、つまり後述する角度で先端がやや
上向きの傾斜状態となる姿勢状態を保持できるよ
うになつている。
トレー8は、第4図にみられるように、ベース
板14に底支持部15と背支持部16とよりなる
支持板17を取り付けてなるもので、ベース板1
4に接続する摺動部材18を介して横フレーム9
に取り付けられている。そして、底支持部15と
背支持部16とは、フイルムボビンBの安定的保
持のために一定の角度、具体的にはそれぞれが水
平線に対し約20°であり両者間では140°となる角
度を成すようにされており、トレー8全体として
は、底支持部15が水平線と成す前述の角度20°
で矢印Yの如く進退動できるようになつている。
ここで、支持板17の幅サイズは、後述するフ
イルムボビンBの取上げのために、最小幅のフイ
ルムボビンBの幅より狭いものとされている。
尚、図中19,19はフイルムボビンBの側面
を規制する当て板で、ベースブラケツト7の横フ
レーム9に取り付けられており、フイルムボビン
Bの幅サイズに応じてその間隔を調整できるよう
になつている。
それぞれのフイルムボビンBには、後述するよ
うな形式で型番が与えられており、図示せぬコン
ピユータ内蔵の制御機構より供給すべき型番が指
定されると、この指定に基づき後述の光電センサ
22にて必要な型番が読み取られ、取り出すべき
フイルムボビンBが選択される。必要な型番のフ
イルムボビンBが選択されると、チエーン6は、
減速されて旋回し、このフイルムボビンBを載せ
たトレー8が取出し位置に達したところで停止す
る。そして、チエーン6が停止すると、トレー前
進手段20によりフイルムボビンBと共にトレー
8が旋回軌道外へ押し出される。
このように、トレー8と共にフイルムボビンB
を旋回軌道外へ押し出すという方式は、このスト
ツカ2の特徴の一つであり、それ以降の諸機構を
後述するような比較的簡単なものにする上で大き
く寄与するものである。
ここで、フイルムボビンBの型番を検知し、ま
たトレー8が取出し位置に達したことを検知する
機構は以下のようなのである。
すなわち、第5図に見られるように、ベースブ
ラケツト7の縦フレーム11に取り付けられた信
号板21と基礎フレーム5に取り付けられた「検
知手段」としての光電センサ22との組み合わせ
によるもので、信号板21に停止位置フイン23
と複数の型番フイン24,24,……とを突設
し、ベースブラケツト7と共に旋回して来る信号
板21の各フインを光電センサ22で検知するこ
とにより行つている。つまり、型番フイン24,
24,……の数と並び方により型番を検知し、型
番フイン24,24,……の検知と同時にチエー
ン6の減速を開始し、停止位置フイン23の検知
によりチエーン6を停止させる。これから分かる
ように、フイルムボビンBの型番は、フイルムボ
ビンBに直接与えられているものではなく、ベー
スブラケツト7つまりトレー8に型番を与え、こ
のトレー8に対応する型番のフイルムボビンBを
載せることにより、結果としてフイルムボビンB
に型番を与えるようにしている。
トレー前進手段20は、リンク状に接続された
エアーシリンダ25の駆動力により回動する軸2
6にレバー27を接続してなるもので、軸26と
共に矢示Zの如く回動するレバー27にてトレー
8を押し出すようになている。
この際、トレー8は前述のように底支持部15
の角度20°で押し出されるものであるが、このよ
うに底支持部15の角度で押し出すようにするこ
との利点は、後述する取出し手段3及びチヤツク
手段4との関係について生じる。つまり、取出し
手段3により僅かでもトレー8上からフイルムボ
ビンBに押し上げられるとトレー8を後退させる
ことができるので、次ぎに続くチエツク手段4の
作動タイミングを早めることができるということ
である。
取出し手段3は、第6図及び第7図にみられる
ように、ブーメラン状の保持爪30,30を左右
一対ずつ有する上下一対の保持体31,32を備
えてなるもので、この保持体31,32が相互に
連動して等距離ずつ下降・上昇して挟持すること
によりフイルムボビンBを、前述の如く押し出さ
れたトレー8上より、取り上げるようになつてい
る。ここで、保持体31,32の相互連動動作
は、保持体31,32の各基端部33,34を無
端旋回するチエーン35に連結することにより行
わしめている。
このように一対の保持体31,32が相互に連
動して等距離ずつ下降・上昇するということは、
消費分に応じて径が異なつていても、保持体3
1,32で取り上げられたフイルムボビンBの芯
は常に一定高さ位置にくるということであり、フ
イルムボビンBの垂直方向の芯出しが行われると
いうことである。
チヤツク手段4は、第6図〜第11図にみられ
るように、一対のチヤツク体39,40と作動体
41とよりなる。
各チエツク体39,40は、それぞれ基端部に
ストツパ部材として当接プレート42,42を有
すると共に、先端部に3個の回動爪43,43,
43を有しており(第10図及び第11図)、当
接プレート42,42で挟持しつつ、各チヤツク
体39,40の回動爪43,43,……が外向き
に回動して紙管(芯管)を内側から押圧すること
によりフイルムボビンBをチエツクするようにな
つている。
このように、紙管を内側から押圧することによ
りフイルムボビンBをチヤツクするようにしたの
は、一つには、後述する水平方向の芯出し精度を
確保するため、つまり従来より一般に用いられて
いるテーパ状の押圧面による挟圧方式でチヤツキ
ングすると紙管の端が傷みやすく、傷むとそれだ
け水平方向の芯出し精度が悪くなるという関係が
あるが、これを避けるためであり、一つには、後
述する片駆動でも十分に駆動力を伝えられるよう
にするためである。
回動爪43は、L字形状の本体部44の先端部
に押圧突起45を形成し、また基端部にベアリン
グ46を取り付けてなるもので、エアシリンダ4
7の作動に応じて矢示Tの如く進退動する押圧体
48によりベアリング46を介し基端部が押され
ることにより外向きに回動するようになつてい
る。
尚、第10図中48sは回動爪43を内向きに
回動させるためのスプリングである。
各チヤツク体39,40は、それぞれブシユ4
9,49を介して支持フレーム体50,50によ
り支持されており、支持フレーム体50,50
が、それぞれラツクギア51,52に接続されて
いる。すなわち、一方のラツクギア51をエアシ
リンダ53にて矢示Uの如く進退動させ、この進
退動をピニオンギア54を介して他方のラツクギ
ア51に伝えることにより、各チヤツク体39,
40は、相互に連動して等距離ずつ進退動するよ
うになつている。
各チヤツク体39,40は、それぞれに取り付
けられた当接プレート42,42がフイルムボビ
ンBの側面に当接するまで前進するものである
が、その結果、フイルムボビンBは、その幅サイ
ズに関わりなく、常に一定水平面内位置、具体的
にはフイルムボビンBからフイルムを供給しよう
とする包装装置Pの機械芯に対応する水平面内位
置にくることになり、フイルムボビンBの水平方
向の芯出しが行われることになる。
作動体41は、ブレーキモータ55とパウダー
クラツチ56とよりなるもので、片方だけのチヤ
ツク体39に対してのみ駆動及びブレーキ作用を
与える。つまり、このチヤツク手段4では、構造
の単純化のために片駆動としている。具体的に
は、包装装置P側の駆動力を受けてフイルムボビ
ンBからフイルムFを繰り出す際には、ブレーミ
モータ55にブレーキ作用のみをさせ、このブレ
ーキ作用をパウダークラツチ56という緩衝手段
の介在のもとにフイルムボビンBに与えるように
し、逆にフイルムボビンBの型番変更のために包
装装置P内へ延びているフイルムを巻き取るに
は、ブレーキモータ55を巻取り方向に駆動させ
つつ巻き取るが、その際、包装装置P側の駆動速
度に応じて巻き取れるようにブレーキモータ55
の駆動力は同様に緩衝手段であるパウダークラツ
チ56の介在のもとにフイルムボビンBに伝わ
る。
このことから分かるように、パウダークラツチ
56という緩衝手段を介在させたのは、消費に応
じてフイルムボビンBの径が変化してもフイルム
Fの送り乃至巻取り速度が変化せずに常に一定の
テンシヨンが得られるようにするためである。
尚、フイルムFの繰出しについては、ブシユ4
9に適当な回転摩擦を与えることによりブレーキ
作用を与えるようにしても良いし、またこのブシ
ユ49の回転摩擦と上述のブレーキモータ55に
よるブレーキ作用とを適当に組み合わせるように
してもよい。
フイルム案内機構60は、第12図及び第13
図にみられるように、送りローラ61、セツトレ
バ体62、及びガイド体63を備えている。
送りローラ61は、包装装置P内へ導くため、
あるいは包装装置P内より回収するためにフイル
ムFに送り力を加えるためのもので、包装装置P
のフイルム供給口に臨まされている。
セツトレバ体62は、一対のレバーアーム6
4,64によりアイドルローラ65を保持してな
るもので、リンク状に接続されたエアーシリンダ
66の駆動力により回動する軸67に接続されて
おり、軸67の回動に応じてレバーアーム64,
64が矢示Vの如く上下に回動し、上側に回動し
た際に、アイドルローラ65が送りローラ61に
当接するようになつている。
ガイド体63は、セツトレバ体62のレバーア
ーム64,64の回動に応じて回動するもので、
上側に回動した際、送りローラ61の近辺に一端
を、他端を包装装置のPのフイルム供給口に臨ま
す滑り台状のものである。
尚、第13図中68は、送りローラ61の駆動
モータである。
アイドルローラ65は、上側へ回動することに
より、フイルムボビンBより所定長さで予め垂れ
下がらされている導入用垂下り部Hを押し上げつ
つ送りローラ61へ当接させてフイルムFを送り
状態にセツトする。そして、その結果、送りロー
ラ61の送り力を受けるフイルムFは、ガイド体
63にて導かれながら包装装置P内へ導入されて
ゆく。そして、フイルムFの導入が完了すると、
フイルムFの蛇行防止のために余分なローラの関
与を排除する意味から、セツトレバ体62は下側
へ戻される。
逆に、包装装置P内へ延びているフイルムFを
巻き取る場合には、セツトレバ体62を上側へ回
動させ、アイドルローラ65でフイルムFを送り
ローラ61へ押し付けることにより送りローラ6
1の送り力を加えるようにする。
以上の如きフイルム供給装置100の作動フロ
ーを簡単にまとめると以下の通りである。
フイル送り出し 制御機構よりの指令→フイルムボビン選択→ト
レー8停止→トレー8前進→保持体31,32の
一次下降・上昇→フイルムボビン仮保持→セツト
レバ体62による導入用垂下り部Hのクランプ→
トレー8後退→保持体31,32の二次下降・上
昇(垂直方向芯出し)→チヤツク体39,40の
前進(フイルムボビンチヤツク)→フイルム送り
出し。
フイルム巻取り 制御機構よりの指令→セツトレバ体62の上側
回動→送りローラ61及びチヤツク体39駆動→
巻取り終了→保持体31,32の下降・上昇→フ
イルムボビン保持→チヤツク体39,40の後退
→トレー8前進→保持体31,32の下降・上昇
→トレー8によるフイルムボビンの保持→トレー
8後退。
<発明の効果> このフイルム供給装置は、以上説明してきた如
きものなので、以下のような効果を有する。
(イ) それぞれの型番マークが与えられた多種のフ
イルムボビンを閉曲線軌道で旋回自在な無端旋
回体において旋回自在として保持するように
し、制御機構からの指定に応じて、旋回中の指
定フイルムボビンを所定送出位置に位置決めさ
せ、この所定送出位置より旋回軌道外へ送出さ
せるようにしているものであるから、多種型番
分けされたフイルムボビンの中から必要なもの
を自動的に選択し供給できる。
(ロ) フイルムボビンの垂直・水平両方向の芯出し
を機械的に精密に行うようにしているので、例
えば蛇行調整用ローラのような蛇行調整機構を
設けずともフイルムの蛇行というトラブルがな
く、その分、フイルム送り関係の機構を単純化
できると共に作業性の向上を図れる。
(ハ) セツトレバ体により送りローラに対しフイル
ムをセツトすると共にガイド体にてフイルムを
包装装置のフイルム供給口へ導くようにしてい
るものであるから、チヤツクされたフイルムボ
ビンから包装装置へのフイルム導入の自動化が
図られている。
(ニ) 以上の諸効果の総合として、何種類もの包装
分けを自動的に行う包装装置に、その包装分け
に応じて必要なフイルムを自動的に供給するの
に好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、フイルム供給装置を包装装置へ接続
した状態を簡略化して示す側面図、第2図は、ス
トツカの概略側面図、第3図は、第2図中の矢示
方向からみた一部省略の概略側面図、第4図
は、ベースブラケツト及びトレーの概略斜視図、
第5図は、信号板と光電センサとの関係を示す概
略斜視図、第6図は、取出し手段及びチヤツク手
段の概略側面図、第7図は、第6図中の矢示方
向からみた概略側面図、第8図は、チヤツク手段
の概略平面図、第9図は、第8図中の矢示方向
からみた概略側面図、第10図は、チヤツク体の
概略側面図、第11図は、第10図中の矢示XI方
向からみた概略側面図、第12図は、フイルム案
内機構の概略側面図、そして第13図は、第12
図中の矢示方向からみた概略側面図である。 1……フイルムボビン供給機構、2……ストツ
カ、3……取出し手段、4……チヤツク手段、6
……チエーン(無端旋回体)、7……ベースブラ
ケツト、8……トレー、20……トレー前進手
段、22……光電センサ(検知手段)、39,4
0……チヤツク体、41……作動体、60……フ
イルム案内機構、61……送りローラ、62……
セツトレバ体、63……ガイド体、65……アイ
ドルローラ、100……フイルム供給装置、B…
…フイルムボビン、P……包装装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイルムボビン供給機構及びフイルム案内機
    構よりなり、フイルムボビン供給機構において選
    択されたフイルムボビンからフイルムを包装装置
    へ自動的に導入し、または包装装置内に導入され
    ているフイルムをフイルムボビンへ自動的に巻き
    戻すためのフイルム供給装置であつて、 上記フイルムボビン供給機構は、 閉曲線軌道で旋回自在な無端旋回体、 無端旋回体に常に一定に姿勢状態を保持自在と
    するように適宜の間隔で取り付けられた複数のベ
    ースブラケツト、 各ベースブラケツト上にフイルムボビン載置用
    として進退動自在となるようにして組み付けられ
    たトレー、 フイルムボビンに与えられた型番符号を検知す
    る検知手段、 指定された型番のフイルムボビンを載置したト
    レーが所定取出し位置にきた時にこのトレーを旋
    回軌道外へ前進させるトレー前進手段、 前進したトレーよりフイルムボビンを取り上げ
    所定チエツク高さ位置に位置決めさせ垂直方向の
    芯出しを行う取出し手段、 相互に連動して等距離進退動自在である一対の
    チヤツク爪と、このチヤツク爪に対し駆動及びブ
    レーキ作用を与える作動体とを有し、垂直芯出し
    がなされたフイルムボビンを所定の水平面内位置
    に位置決めさせて水平方向の芯出しを行うと共
    に、この水平芯出しされた位置におけるフイルム
    ボビンについてフイルムを繰出し・巻取り自在と
    するチヤツク手段を備えてなり、 上記フイルム案内機構は、 送りローラ、 上下に回動することによりアイドルロールを送
    りローラに対し当接自在とするセツトレバ体、及
    び 送りローラの近辺に一端を、他端を包装装置の
    フイルム供給口へ、それぞれ臨ませるガイド体を
    備えてなるものであることを特徴とするフイルム
    供給装置。
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