JPH0549490U - 自動車ルーフに取り付けた方向指示器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 各自動車の進路変更と、左折右折時の早期発
見に貢献するものである。 【構成】 各自動車のルーフ５に取り付けた、本考案の
方向指示器１は、レンズ３のところが１８０°の広がり
があるため、各方向から明瞭に確認出来る特徴を有する
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の技術】

この考案は、各自動車のルーフ５に取り付けた、方向指示器の補助的作用に関 するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の方向指示器だけでは、車体の下部角先にあるので、歩行者や自転車、オ ートバイ等には比較的見えにくゝ、又破損しやすい位置にあるため、走行時不便 を来す事が多かった。 一部タクシー等で、カタツムリの触覚のような形をした、方向指示器がありま すが、一般では飛び出しすぎて、危険が伴い真横にいる人には、方向指示器のレ ンズ部を固定してある帯が邪魔して、明確な意思表示していません。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これらは次ぎのような欠点があった。 （イ）真横に入った、歩行者、自転車、オートバイ等、視点の高い人には死角に なる位置にある。 （ロ）特に、２車線の交差点は右折左折のゆづり合いが、接近して来た１台目に ならなければ、前方から来た車の進路方向がわからず、車の流れをかたくしてい る。 （ハ）前方何台か先の車が、右折左折時の早期発見も遅れ、危険を感じるもので ある。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

本案の方向指示器１を、各自動車体ルーフ５の両側にセットするだけで、従来 のすべての欠点を除去出来るものである。

【０００５】

【作用】

本考案の、レンズ３は各自動車の前方後方からは同一にあらわれ、真横からは 、特に大きな面になっているため、右折左折時にはっきりとした、意思表示出来 るものである。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１〜図３のカバー２があるので、レンズ３の光散乱を防ぐためと、レンズの 保護を兼ねそなえ、本体を流線形にして空気抵抗を少なくしたものである。 なお、請求項１にある固定式では、ねじ止めはもちろんの事、車のボデーをプ レス成型時に一体化にする事が出来るものである。

【０００７】

【考案の効果】

以上の構成であるから、すべての交通事故防止と、交通渋滞の緩和に役立つも のである。

【図面の簡単な説明】

【図１】方向指示器の斜視図である。

【図２】方向指示器の側面図である。

【図３】方向指示器の平面図である。

【符号の説明】

１ 方向指示器 ２ カバー ３ レンズ ４ 底面 ５ ルーフ

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】各自動車体ルーフ５に各形を施し、両端に
   取り付けた、固定式及び電動格納式にした、方向指示
   器。
2. 【請求項２】底面４を粘着テープ及び吸盤又は磁石付に
   し、取り外しが出来る様にした、方向指示器。
3. 【請求項３】ＲＶ、スキーキャリア、ルーフスポイラー
   及び風防等のような、比較的高い位置の部品に組み込ま
   れた、方向指示器。