JPH0549198U - 板材加工機 - Google Patents

板材加工機

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Publication number
JPH0549198U
JPH0549198U JP10303791U JP10303791U JPH0549198U JP H0549198 U JPH0549198 U JP H0549198U JP 10303791 U JP10303791 U JP 10303791U JP 10303791 U JP10303791 U JP 10303791U JP H0549198 U JPH0549198 U JP H0549198U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body frame
frame
side frames
stress
applying device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10303791U
Other languages
English (en)
Inventor
欽志郎 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP10303791U priority Critical patent/JPH0549198U/ja
Publication of JPH0549198U publication Critical patent/JPH0549198U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、板材加工を行うときの側フレーム
の振動,ビビリに基づく騒音を極力押えることを目的と
する。 【構成】 一対の側フレーム5a,5bを対向して備え
てなる本体フレーム5を設け、この本体フレーム5の固
有振動数を調節すべく、一対の側フレーム5a,5bの
間に側フレーム5a,5bに適宜の応力を付与する応力
付与装置21を設け、一方の側フレーム5aと応力付与
装置21の間及び他方の側フレーム5bと応力付与装置
21の間に弾性体25,29を設けてなることを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばタレットパンチプレスのごとき板材加工機における、本体フ レームの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
板材加工機の一例としてのタレットパンチプレスにおいて、本体フレームの構 造について説明すると、上記本体フレームは、一対のブリッジ型の側フレームを 備えてなり、一対の側フレームの間には適宜のリブが溶接して設けてある。上記 の側フレームはブリッジ型をなしており、ふところ部を備えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、板材加工(例えばパンチング加工)によって強制的に本体フレーム に加わる振動の振動数が、本体フレームの固有振動数に近づくと、本体フレーム が共振して騒音が発生し、作業環境を著しく損ねるといった問題があった。
【0004】 そこで、本考案は、上記の問題点を解決すべく、本体フレームの固有振動数を 適宜に調節することができる板材加工機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述のごとき従来の問題点を解決するために、本考案においては、一対の側フ レームを対向して備えてなる本体フレームを設け、この本体フレームの固有振動 数を調節すべく、一対の側フレームの間に側フレームに適宜の応力を付与する応 力付与装置を設け、一方の側フレームと応力付与装置の間及び他方の側フレーム と応力付与装置の間に弾性体を設けてなることを特徴とする。
【0006】
【作用】
前記の構成において、応力付与装置を適宜に操作して側フレームに適宜の応力 を付与することにより、側フレームの固有振動数を適宜に調節することができる 。これによって、板材加工によって強制的に本体フレームに加わる振動の振動数 が、本体フレームの適宜の固有振動数に近づくことはないものである。また、一 方の側フレームと応力付与装置の間及び他方の側フレームと応力付与装置の間に 設けた弾性体によって、側フレームのビビリを吸収することができるものである 。
【0007】
【実施例】
図2を参照するに、板材加工機としての例えばタレットパンチプレス1は中央 にふところ部3を設けたブリッジ型の本体フレーム5と、この本体フレーム5の ふところ部3内に設けられた板材Wを支持するテーブル7と、板材Wの位置決め を行う位置決め装置9と、ふところ部3内で上方から垂設されたパンチ11を備 えた上部タレット13と、この上部タレット13の下方でダイ15を備えた下部 タレット17と、前記本体フレーム5の上より昇降自在に垂設され、前記上部タ レット13のパンチ11を打撃するストライカ19などを備えて構成されている 。
【0008】 このタレットパンチプレス1の前記本体フレーム5は、左右に対向した一対の 側フレーム5a,5bを備えてあり、一対の側フレーム5a,5bは複数のリブ (図示せず)によって連結してある。前記上部タレット13や下部タレット17 の駆動装置および前記ストライカ19のラムシリンダ等は、前記側フレーム5a ,5b間に収容固定されている。
【0009】 また、一対の側フレーム5a,5bの間の所定位置には応用付与装置21が設 けてある。この応用付与装置21は側フレーム5a,5bに適宜の応用を付与す る作用を有している。
【0010】 この応用付与装置21は図1に示すように、油圧シリンダ装置により構成され ている。油圧シリンダ装置21のシリンダ21aには鉄板23が固定してあり、 この鉄板23と側フレーム5aの間にはウレタンのごとき弾性体25が固定して 設けてある。また、同様に、油圧シリンダ装置21のピストンロッド21bには 鉄板27が固定してあり、この鉄板27と側フレーム5bの間にはウレタンのご とき弾性体29が固定して設けてある。なお、鉄板27,27と油圧シリンダ装 置21はピンを介して連結してあっても差し支えないものである。
【0011】 前述の構成に基づいて本実施例の作用について説明する。
【0012】 油圧シリンダ装置21を適宜に操作して側フレーム5a,5bに適宜の応力を 付与することにより、側フレーム5a,5bの固有振動数を適宜に調節すること ができる。これによって、パンチング加工によって強制的に本体フレーム5に加 わる振動の振動数が、本体フレーム5の適宜の固有振動数に近づくことはないも のである。また、一方の側フレーム5aと油圧シリンダ装置21の間及び他方の 側フレーム5bと油圧シリンダ装置21の間に鉄板23,27を介して設けた弾 性体25,29によって、側フレーム5a,5bのビビリを吸収することができ るものである。
【0013】 以上のごとき本実施例によれば、パンチング加工によって本体フレーム5に強 制的に加わる振動の振動数が、本体フレーム5の適宜の固有振動数に近づくこと はないために、本体フレーム5が共振することを極力押えることができ、弾性体 25,29により側フレーム5a,5bのビビリを吸収することができる。した がって、側フレーム5a,5bの振動,ビビリに基づく騒音が大きくなることを 極力押えることができ、作業環境向上の効果を奏するものである。
【0014】 なお、本考案は、前述のごとき実施例の説明に限るものではなく、適宜の変更 を行うことにより、その他種々の態様で実施例可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明により理解されるように、本発明によれば、板材加 工によって強制的に本体フレームに強制的に加わる振動の振動数が、本体フレー ムの適宜の固有振動数に近づくことはないために、本体フレームが共振すること を極力押えることができ、また、弾性体により側フレームのビビリを吸収するこ とができる。したがって、側フレームの振動,ビビリに基づく騒音が大きくなる ことをを極力押えることができ、作業環境向上の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるI−I線に沿った図である。
【図2】タレットパンチプレスの側面図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 5 本体フレーム 5a,5b 側フレーム 21 油圧シリンダ装置 25,29 弾性体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側フレームを対向して備えてなる
    本体フレームを設け、この本体フレームの固有振動数を
    調節すべく、一対の側フレームの間に側フレームに適宜
    の応力を付与する応力付与装置を設け、一方の側フレー
    ムと応力付与装置の間及び他方の側フレームと応力付与
    装置の間に弾性体を設けてなることを特徴とする板材加
    工機。
JP10303791U 1991-12-13 1991-12-13 板材加工機 Pending JPH0549198U (ja)

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JP10303791U JPH0549198U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 板材加工機

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JP10303791U JPH0549198U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 板材加工機

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JPH0549198U true JPH0549198U (ja) 1993-06-29

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ID=14343468

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022526A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 アイダエンジニアリング株式会社 プレス機械の横方向高剛性化装置
JP2016043453A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 株式会社ディスコ 加工装置

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JP2016022526A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 アイダエンジニアリング株式会社 プレス機械の横方向高剛性化装置
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