JPH0549174U - 作業用走行台車 - Google Patents

作業用走行台車

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Publication number
JPH0549174U
JPH0549174U JP10050891U JP10050891U JPH0549174U JP H0549174 U JPH0549174 U JP H0549174U JP 10050891 U JP10050891 U JP 10050891U JP 10050891 U JP10050891 U JP 10050891U JP H0549174 U JPH0549174 U JP H0549174U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
wheels
rotary
carriage
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP10050891U
Other languages
English (en)
Inventor
国男 宮脇
盈雅 松浦
広 地村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0549174U publication Critical patent/JPH0549174U/ja
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 台車本体12底部の左右前後位置にそれぞれ回
転軸体22を介して走行車輪23を取り付け、前部における
左右の各回転軸体22に、従動側かさ歯車24および駆動側
かさ歯車32を介して、それぞれ別個に回転させる駆動用
モータ31を連結するとともに、倣い具15が設けられた
側の回転軸体22を、他方の側の回転軸体22よりも遅く回
転させるようにした作業用走行台車1である。 【効果】 台車本体の前部に設けられた左右の走行車輪
の内、倣い具が設けられている一側部側の走行車輪を、
他側部側の走行車輪よりも遅く回転させるようにしたの
で、簡単な構造でありながら、前進または後進のいずれ
の場合でも、走行台車を確実に所定部材側に沿って走行
させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば船こくブロックなどの組立に際し、板材上に条材を自動的に 溶接する溶接トーチなどを有する作業用走行台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、船舶の船こくブロックを組み立てる場合、板材上に条材を溶接する作業 が自動化されており、自動溶接装置、すなわち溶接トーチが設けられた作業用走 行台車が使用されている。
【0003】 図2に示すように、この種の作業用走行台車111 は、板材101 上を走行自在な 台車本体112 と、この台車本体112 に保持された溶接トーチ113 と、台車本体11 2 の一側部に設けられた倣い具114 とを有するものである。また、上記倣い具11 4 は、台車本体111 を板材101 と条材102 との溶接線103 に沿って案内するため のもので、台車本体112 から突設されたアーム115 と、このアーム115 の先端に 取り付けられた倣いローラ116 とから構成されている。
【0004】 そして、さらに上記走行台車111 は、台車本体112 が条材102 から離れないよ うに、確実に溶接線103 に沿って移動するようにされている。 すなわち、上記走行台車111 の台車本体112 の底部に設けられた左右の前部走 行車輪および後部走行車輪117 は、それぞれステアリング装置(図示せず)によ り、その向きを変えることができるようにされており、溶接時においては、常に 、走行車輪117 が条材102 側を向くようにされていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の構成によると、前部および後部走行車輪117 の向きを変え るためのステアリング装置を必要とし、その構造が複雑になるという問題があっ た。
【0006】 なお、例えば倣いローラ116 を取り付けているアーム115 の長さを、その進行 方向前側の部分についてだけ、短くして、台車本体112 の進行方向を条材102 側 に傾斜させることも可能であるが、走行台車111 を逆方向に進行させた場合には 、条材102 から離れてしまうという欠点がある。
【0007】 そこで、本考案は上記問題を解消し得る自動溶接装置における走行台車を提供 することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の作業用走行台車は、所定部材に沿って走行 する作業用走行台車であって、台車本体底部の左右前後位置にそれぞれ回転軸体 を介して走行車輪を取り付け、前部または後部のいずれかの左右両回転軸体に、 それぞれ伝動機構を介して、左右の回転軸体を別個に回転させる回転駆動装置を 連結し、上記各回転軸体に伝動用輪体を取り付けるとともに、左右位置における 前後の回転軸体に取り付けられた伝動用輪体同士を無端帯状体で連動連結し、か つ上記台車本体の一側部に上記所定部材の倣い具を設けるとともに、この倣い具 が設けられた一側部側の回転軸体を駆動する回転駆動装置を、他側部側の回転軸 体を駆動する回転駆動装置よりも遅く回転させるように構成したものである。
【0009】
【作用】
上記の構成において、回転駆動装置により倣い具が設けられた側の回転軸体が 、他方の側の回転軸体よりも遅く回転されるため、常に、走行台車は所定部材側 に押し付けられて走行することになる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1に基づき説明する。 図1において、11は例えば板材1上に条材(所定部材)2を溶接するための 溶接トーチ(図示せず)が取り付けられた溶接作業用の走行台車で、板材1上を 走行自在にされた台車本体12と、この台車本体12の一側部に設けられて、条 材2への倣いローラ13がアーム14の先端に取り付けられてなる倣い具15と から構成されている。
【0011】 上記走行台車11の台車本体12底部の前部および後部の左右位置には、それ ぞれ軸受21を介して回転軸体22が設けられるとともに、その外側端部には走 行車輪23がそれぞれ設けられている。上記前部における左右の両回転軸体22 の内側端部には、それぞれ従動側かさ歯車24が取り付けられ、また全ての回転 軸体22には、伝動用スプロケット(伝動用輪体)25が取り付けられるととも に、それぞれ左右位置における前後の伝動用スプロケット25同士間には、無端 状のチェーン(無端帯状体)26が巻回されている。
【0012】 さらに、上記台車本体12中央の左右位置には、駆動用モータ(回転駆動装置 )31がそれぞれ配置されるとともに、それぞれの出力軸31aには、上記従動 側かさ歯車24に噛合する駆動側かさ歯車32が取り付けられている。
【0013】 そして、さらに上記両駆動用モータ31の内、倣い具15が取り付けられた側 の走行車輪23を回転させる左側(図面において下側)の駆動用モータ31Aの 回転速度を他方の駆動用モータ31Bの回転速度よりも遅く回転されるように、 制御が行われる。なお、上記従動側かさ歯車24および駆動側かさ歯車32によ り、伝動機構が構成される。
【0014】 したがって、上記の構成において、両駆動用モータ31が駆動されて、しかも 左側の駆動用モータ31Aの方が右側の駆動用モータ31Bの回転速度よりも遅 く回転されるため、左側の走行車輪23が右側の走行車輪23よりも遅く回転さ れ、したがって台車本体12は左側に押し付けられながら前進し、すなわち条材 2側に押し付けられた状態で走行するため、走行台車11は条材2に沿って離れ ることなく倣いながら前進する。
【0015】 また、上記走行台車11を逆向きに、すなわち後方に走行させる場合において も、同様に倣い具15が設けられている側の走行車輪23が遅く回転される。 また、上記実施例においては、前部の走行車輪を直接に駆動するようにしたが 、後部の走行車輪側を直接に駆動させるようにしてもよい。
【0016】 また、上記実施例においては、左右における前後部の回転軸体同士をスプロケ ットおよびチェーンにより連動連結したが、例えばプーリーおよびベルトにより 連動連結することもできる。
【0017】 さらに、上記実施例においては、船こくブロックを溶接する際の作業用走行台 車について説明したが、例えば橋梁などを構成するブロックの溶接、塗装、研掃 などの各種作業を自動的に行うための走行台車にも適用し得るものである。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案の構成によると、台車本体の前部または後部に設けられる 左右の走行車輪を、それぞれ回転駆動装置により別個に回転させ、しかも倣い具 が設けられている一側部側の走行車輪を、他側部側の走行車輪よりも遅く回転さ せるようにしたので、簡単な構造でありながら、前進または後進のいずれの場合 でも、走行台車を確実に所定部材側に沿って走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における作業用走行台車の一
部切欠平面図である。
【図2】従来の作業用走行台車の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 板材 2 条材 11 走行台車 12 台車本体 15 倣い具 22 回転軸体 23 走行車輪 24 従動側かさ歯車 25 伝動用スプロケット 26 チェーン 31 駆動用モータ 32 駆動側かさ歯車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定部材に沿って走行する作業用走行台車
    であって、台車本体底部の左右前後位置にそれぞれ回転
    軸体を介して走行車輪を取り付け、前部または後部のい
    ずれかの左右両回転軸体に、それぞれ伝動機構を介し
    て、左右の回転軸体を別個に回転させる回転駆動装置を
    連結し、上記各回転軸体に伝動用輪体を取り付けるとと
    もに、左右位置における前後の回転軸体に取り付けられ
    た伝動用輪体同士を無端帯状体で連動連結し、かつ上記
    台車本体の一側部に上記所定部材の倣い具を設けるとと
    もに、この倣い具が設けられた一側部側の回転軸体を駆
    動する回転駆動装置を、他側部側の回転軸体を駆動する
    回転駆動装置よりも遅く回転させるように構成したこと
    を特徴とする作業用走行台車。
JP10050891U 1991-12-06 1991-12-06 作業用走行台車 Pending JPH0549174U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10050891U JPH0549174U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 作業用走行台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10050891U JPH0549174U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 作業用走行台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0549174U true JPH0549174U (ja) 1993-06-29

Family

ID=14275893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10050891U Pending JPH0549174U (ja) 1991-12-06 1991-12-06 作業用走行台車

Country Status (1)

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JP (1) JPH0549174U (ja)

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