JPH0549034U - 恒温恒湿器 - Google Patents

恒温恒湿器

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JPH0549034U
JPH0549034U JP9833191U JP9833191U JPH0549034U JP H0549034 U JPH0549034 U JP H0549034U JP 9833191 U JP9833191 U JP 9833191U JP 9833191 U JP9833191 U JP 9833191U JP H0549034 U JPH0549034 U JP H0549034U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
heater
humidifier
humidity
tank
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Withdrawn
Application number
JP9833191U
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English (en)
Inventor
重雄 西村
順一 竹岡
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿度制御の精度を向上させる。 【構成】 ダクト4内に水蒸気を供給する蒸発式加湿器
9の水タンク11よりも上方の部分に凝縮水滴気化用ヒー
タ13を配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、恒温恒湿器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、恒温恒湿器として、直方体状の筐体を備えており、筐体の内部が仕切壁 によって前部の槽と後部のダクトに分割され、槽とダクトとが、仕切壁の上下に おいて連通しているものが知られている。ダクト内の上部にファンが設けられ、 その下方に種々の熱交換器が設けられている。たとえば、除湿器、冷凍機および ヒータが下から順に設けられている。また、このような恒温恒湿器は、ダクト内 の下端部に設けられてダクト内の下端部に水蒸気を供給する蒸発式加湿器、また は筐体外に設けられてヒータとファンとのダクト内に水蒸気を供給する蒸発式加 湿器を備えている。
【0003】 槽内の空気は、仕切壁の下側からダクト内に入り、除湿器、冷凍機およびヒー タを通って熱交換され、ファンによって仕切壁の上側から槽内に送られる。そし て、温度上昇手段であるヒータと温度下降手段である冷凍機とによって温度制御 が行なわれ、加湿手段である加湿器と除湿手段である除湿器とによって湿度制御 が行なわれる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の恒温恒湿器では、加湿器から発生した水蒸気の一部分が その近傍で凝縮し、微細粒となった水滴が生じる。そして、この水滴を含んだ空 気が槽内に送られることになる。その結果、水滴により恒温恒湿器を用いて環境 試験の施される試料に悪影響を与えるという問題があった。また、加湿器から発 生する水蒸気の量は、筐体内の空気の湿度を設定値にするために必要な量である が、その一部分が凝縮して水滴になれば湿度検出手段より検出される湿度は、設 定値よりも低くなる。その結果、加湿器からは検出湿度が設定値となるまで水蒸 気が発生させられるが、その後空気が筐体内を循環する間に上記水滴が気化し、 これにより筐体内の空気の湿度が設定値よりも高くなる。したがって、湿度制御 に悪影響を与えるという問題があった。
【0005】 この考案の目的は、上記問題を解決した恒温恒湿器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案による恒温恒湿器は、 ファンおよび熱交換器が設置されたダクトと、このダクトと連通した槽と、ダ クト内に水蒸気を供給する蒸発式加湿器とからなる恒温恒湿器であって、加湿器 の水タンクよりも上方の部分に凝縮水滴気化用ヒータが配置されているものであ る。
【0007】
【作用】
蒸発式加湿器の水タンクよりも上方の部分に凝縮水滴気化用ヒータが配置され ていると、加湿器から発生した水蒸気の一部分が凝縮して微細粒となった水滴が 、凝縮水滴気化用ヒータを通過する間に蒸発させられる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を、図面を参照して説明する。
【0009】 図1は恒温恒湿器の全体構成を示し、図2はその一部分を拡大して示す。図1 において、恒温恒湿器は、直方体状の筐体(1) を備えており、筐体(1) の内部が 仕切壁(2) によって前部の槽(3) と後部のダクト(4) に分割されている。槽(3) とダクト(4) とは、仕切壁(2) の上下において連通している。ダクト(4) 内の上 部にファン(5) が設けられ、その下方に種々の熱交換器が設けられている。たと えば、除湿器(除湿用冷凍機)(6) 、冷凍機(7) および空気加熱用ヒータ(8) が 下から順に設けられている。筐体(1) の底壁(1a)におけるダクト(4) 内に臨んだ 部分には、加湿器(9) が設けられている。筐体(1) の頂壁(1b)における仕切壁(2 ) よりも上方に形成された開口(2a)の上縁に相当する部分に、ファン(5) により 開口(2a)から吹き出される空気を吹出し方向に向かって下方に偏向させる偏向板 (10)が設けられている。
【0010】 図2に示すように、加湿器(9) は水タンク(11)と、水タンク(11)内に配置され た水蒸気発生手段である水蒸気発生用ヒータ(12)と、水タンク(11)の上方に配置 された凝縮水滴気化用ヒータ(13)とよりなる。両ヒータ(12)(13)は、それぞれ電 源(15)の入・切を制御するリレー(16)を介して制御装置(14)に接続されており、 図示しない湿度検出手段によって検出された湿度に基いて制御される。また、凝 縮水滴気化用ヒータ(13)は筐体(1) 内の空気の温度が高くなりすぎないように、 図示しない温度検出手段によって検出された温度に基いても制御される。水蒸気 発生用ヒータ(12)はPID制御され、凝縮水滴気化用ヒータ(13)はPID制御あ るいはON・OFF制御されるようになっている。また、図示は省略したが、除 湿器(6) 、冷凍機(7) および空気加熱用ヒータ(8) も制御装置(14)に接続されて おり、この制御装置(14)により制御されるようになっている。なお、筐体(1) 内 の空気の温度が高くなりすぎないように、凝縮水滴気化用ヒータ(13)の加熱能力 は、冷凍機(7) の冷却能力よりも低くしておくのがよい。
【0011】 このような構成において、槽(3) 内の空気は、仕切壁(2) の下側からダクト(4 ) 内に入り、除湿器(6) 、冷凍機(7) および空気加熱用ヒータ(8) を通って熱交 換され、ファン(5) によって仕切壁(2) の上側から槽(3) 内に送られる。そして 、温度上昇手段である空気加熱用ヒータ(8) と温度下降手段である冷凍機(7) と によって温度制御が行なわれ、加湿手段である加湿器(9) と除湿手段である除湿 器(6) とによって湿度制御が行なわれる。加湿器(9) が作動させられるさいに、 凝縮水滴気化用ヒータ(13)が作動させられ、加湿器(9) の水タンク(11)から発生 した水蒸気の一部分が凝縮することにより生じた水滴が気化させられる。このと き、空気の温度が高くなりすぎないようにヒータ(13)が制御される。そして、上 記水滴が全て気化すると、槽(3) 内の試料に水滴の影響が及ぶことはなくなると ともに、この時点で湿度検出手段によって検出される湿度は設定値となり、加湿 器(9) の作動が停止させられるので湿度制御が高精度で行われる。また、全ての 水滴が気化しない場合にも、ヒータ(13)が存在しない場合に比べて、水分の試料 に対する影響が少なくなるとともに、湿度制御の精度も向上する。
【0012】 図3はこの考案の恒温恒湿器の他の実施例を示す。図3において、筐体(1) の 外部に蒸発式加湿器(20)が設けられている。加湿器(20)で発生した水蒸気は、導 管(21)を通ってダクト(4) 内におけるファン(5) と空気加熱用ヒータ(8) との間 の部分に供給されるようになっている。その他の構成は、図1および図2に示す ものと実質的に同一であり、同一物には同一符号を付して説明を省略する。
【0013】
【考案の効果】
この考案の恒温恒湿器によれば、上述のように、加湿器から発生した水蒸気の 一部分が凝縮して微細粒となった水滴が、凝縮水滴気化用ヒータを通過する間に 蒸発させられるので、従来のものに比べて水滴の量が少なくなり、環境試験が施 される試料に対する水分の影響が少なくなるとともに、湿度制御の精度も向上す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す恒温恒湿器全体の側断
面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】この考案の他の実施例を示す恒温恒湿器の部分
側断面図である。
【符号の説明】
3 槽 4 ダクト 5 ファン 9 蒸発式加湿器 11 水タンク 13 凝縮水滴気化用ヒータ 20 蒸発式加湿器
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 22/00 A 7314−3H

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンおよび熱交換器が設置されたダク
    トと、このダクトと連通した槽と、ダクト内に水蒸気を
    供給する蒸発式加湿器とからなる恒温恒湿器であって、
    加湿器の水タンクよりも上方の部分に凝縮水滴気化用ヒ
    ータが配置されている恒温恒湿器。
JP9833191U 1991-11-28 1991-11-28 恒温恒湿器 Withdrawn JPH0549034U (ja)

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JP9833191U JPH0549034U (ja) 1991-11-28 1991-11-28 恒温恒湿器

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JPH0549034U true JPH0549034U (ja) 1993-06-29

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ID=14216925

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078230A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Tokyo Rika Kikai Kk 恒温恒湿器及びその運転方法
JP2013536400A (ja) * 2010-06-01 2013-09-19 東莞市升微机電設備科技有限公司 揮発性有機物を測定する測定システムおよび湿度測定方法
JP2014070790A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Espec Corp 環境試験装置及び空調システムの制御方法

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