JPH0549032U - ドラム缶被収容物の撹拌装置 - Google Patents

ドラム缶被収容物の撹拌装置

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JPH0549032U
JPH0549032U JP105792U JP10579291U JPH0549032U JP H0549032 U JPH0549032 U JP H0549032U JP 105792 U JP105792 U JP 105792U JP 10579291 U JP10579291 U JP 10579291U JP H0549032 U JPH0549032 U JP H0549032U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前、後車輪上でドラム缶を回転させて、この
ドラム缶内の被収容物の撹拌を行う場合に、ドラム缶が
変形していたとしても、このドラム缶から上記前、後車
輪に無駄な負荷が与えられないようにして、これら車輪
の損傷を防止し、かつ、上記前、後車輪とドラム缶との
間で無意味な騒音が生じないようにする。 【構成】 前、後車輪23,24上にドラム缶1を載置
させて、このドラム缶1をその軸心回りに回転可能とさ
せる。上記ドラム缶1とほぼ同軸上で、このドラム缶1
の外周面にリング51を着脱自在に取り付ける。同上リ
ング51を上記車輪の外周面に対応させて設ける。この
リング51を金属製のリングフレーム52と、このリン
グフレーム52の内周面に取り付けられて上記ドラム缶
1の外周面に圧接する弾性体53とで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば鋳造用塗型剤を収容したドラム缶を横向き姿勢として、こ れを前、後車輪上で回転可能とさせるドラム缶被収容物の撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
メーカーで生産された塗型剤は、通常、ドラム缶に充填される。この充填は、 ドラム缶を縦向きとしその天板に形成された注入口を通し行われる。そして、こ のドラム缶は上記充填時の姿勢のままで、トラックなどによりユーザーにまで搬 送される。 ところで、上記塗型剤は、一般に、溶剤たるアルコールと、粉末状の耐火物と を混合して生成した液状混合物である。このため、上記搬送中やユーザーでの使 用に至るまでの間に、上記粉末が沈澱して、ドラム缶内で固液分離が生じること がある。 よって、ユーザーでの使用に際しては、従来、横軸回りに回転駆動可能な複数 の回転輪を備えた撹拌機上に、上記ドラム缶を横向き姿勢にしてセットし、上記 回転輪の駆動で、上記ドラム缶をその軸心回りに回転させ、これによる塗型剤の ドラム缶内での撹拌で、上記固液分離を解消させるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ドラム缶は薄板鋼板で成形されたものであるため、特に、トラック への積荷、荷下ろし時や、搬送時において外力を受けると、胴体の一部に容易に 凹みが生じることがある。 そして、上記のように変形したドラム缶を、前記したように前、後車輪上に載 置して、これを回転させようとすると、ドラム缶の回転にがたつきが生じて、前 、後車輪に無駄な負荷が与えられ、この結果、上記各車輪が損傷したり、無意味 な騒音が生じるおそれがある。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、前、後車輪上でド ラム缶を回転させて、このドラム缶内の被収容物の撹拌を行う場合に、ドラム缶 が変形していたとしても、このドラム缶から上記前、後車輪に無駄な負荷が与え られないようにして、これら車輪の損傷を防止し、かつ、上記前、後車輪とドラ ム缶との間で無意味な騒音が生じないようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、前、後車輪上にド ラム缶を載置させて回転させるようにした場合において、上記ドラム缶とほぼ同 軸上で、このドラム缶の外周面にリングを着脱自在に取り付け、同上リングを上 記車輪の外周面に対応させて設け、このリングを金属製のリングフレームと、こ のリングフレームの内周面に取り付けられて上記ドラム缶の外周面に圧接する弾 性体とで構成した点にある。
【0006】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。 前、後車輪23,24上にドラム缶1を載置させて、このドラム缶1をその軸 心回りに回転させるようにした場合において、ドラム缶1とほぼ同軸上で、この ドラム缶1の外周面にリング51を着脱自在に取り付け、同上リング51を上記 車輪の外周面に対応させて設け、このリング51を金属製のリングフレーム52 と、このリングフレーム52の内周面に取り付けられて上記ドラム缶1の外周面 に圧接する弾性体53とで構成してある。
【0007】 このため、ドラム缶1の外周面に凹みなどの変形があるとしても、これに、上 記弾性体53が圧接して弾性変形することにより、上記変形が吸収され、リング フレーム52はドラム缶1のほぼ軸心上に位置して、その外周面がほぼ真円に保 たれることとなる。 よって、前、後車輪23,24上にリング51を介してドラム缶1を載置させ 、かつ、このドラム缶1を回転させるときには、リング51の外周面が上記前、 後車輪23,24の外周面を円滑に転動して、ドラム缶1がその軸心回りにがた つきなく回転させられることとなる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図1において、符号1はドラム缶で、このドラム缶1はJIS Z 1601に準拠する ものである。このドラム缶1は円筒状の胴体2と、この胴体2を縦向きとしてみ たとき、この胴体2の上縁に巻き締めによって取り付けられる天板3と、同上胴 体2の下縁に巻き締めによって取り付けられる地板4とで構成され、5は上巻き 締め部、6は下巻き締め部となっている。また、上記胴体2には上下一対のビー ド7,8が形成されている。
【0009】 上記天板3にはソケット状の注入、排出口10と、換気口11とが取り付けら れ、上記注入、排出口10を通してドラム缶1に被収容物12が注入、排出可能 とされている。上記被収容物12は、例えば塗型剤で、これは溶剤と粉末状耐火 物の液状混合物である。また、上記注入、排出口10と換気口11には第1、第 2プラグ13,14が着脱自在にねじ止めされている。
【0010】 図1から図6において、16は撹拌機で、この撹拌機16は、上記ドラム缶1 を水平な横向き姿勢に載置させて、その軸心回りに回転可能とさせるものである 。なお、説明の便宜上、各図中矢印Frを前方とし、左右とは上記前方に向って の方向をいうものとする。
【0011】 上記撹拌機16は作業面17上に設置される基台18を有している。この基台 18上には前、後支軸19,20がそれぞれ軸受21により軸心回りに回動自在 に支承されている。上記前支軸19には左右一対の前車輪23,23が取り付け られ、上記後支軸20には左右一対の後車輪24,24が取り付けられている。 上記前車輪23と後車輪24は、それぞれゴム製のタイヤ25と、これら各タイ ヤ25の外側面側に取り付けられる金属製の鍔26とで構成され、前記ドラム缶 1は前後左右の4つのタイヤ25上に載置されている(図1図示、かつ、図2、 図3、および図5中二点鎖線と、符号1aで図示)。
【0012】 図3において、上記基台18上には電動機28と減速機29とが取り付けられ 、これらによって、後支軸20を介し後車輪24,24が回転駆動させられるよ うになっている。そして、この駆動により、各タイヤ25上のドラム缶1aは、 図2中矢印Aで示すようにその軸心回りに回転させられ、ドラム缶1a内の被収 容物12の撹拌が行われる。この場合、上記各鍔26は、各タイヤ25上の所定 位置にドラム缶1を位置決めして、このドラム缶1がタイヤ25上で芯ずれした り、タイヤ25上から落下することを防止する。
【0013】 図2から図5において、上記各タイヤ25上にドラム缶1を載置させる載置装 置31が設けられている。 上記載置装置31は、上記縦向きのドラム缶1を、撹拌機16の前方で左右方 向に搬送させるローラ式の横持ちコンベア32を備えている。この横持ちコンベ ア32は、被収容物12を製造したメーカーから運ばれてきた縦向きのドラム缶 1を、その姿勢のままで載置させて、図3と図4中矢印Bで示すように搬送する (図2から図4中一点鎖線と、符号1bで図示)。
【0014】 上記ドラム缶1bを撹拌機16の前方で90°転倒させて横向き姿勢にさせる 転倒コンベア33が設けられている。この転倒コンベア33は上記横持ちコンベ ア32の左端に連なるローラ式の受入コンベア34を備えている。この受入コン ベア34の左端にはストッパ35が立設され、このストッパ35は上記受入コン ベア34上を左方に進むドラム缶1aが所定位置にまで来たとき、このドラム缶 1aがそれ以上に左方に移動することを阻止する。
【0015】 一方、前記作業面17上には支持台37が立設され、この支持台37には軸心 が前後に延びる枢支軸38が支承されている。そして、この枢支軸38に上記受 入コンベア34とストッパ35とが一体的に支持され、上記枢支軸38回りに回 動自在とされている。また、上記枢支軸38を所定角度に回動させる電動機39 が上記支持台37に取り付けられ、この電動機39は制御装置40によって電気 、電子的に制御される。
【0016】 上記電動機39の駆動により、受入コンベア34とストッパ35とを、図3と 図4中矢印Cで示すように90°回動させ、受入コンベア34を縦向きにする一 方、ストッパ35を横向き姿勢にさせると、ドラム缶1は上記ストッパ35上に 載置された状態で、横向き姿勢となる(図2から図4中二点鎖線と、符号1cで 図示)。
【0017】 上記の場合、横向き姿勢のドラム缶1cは、図4で示すように左右タイヤ25 ,25の中央に位置し、かつ、横向き姿勢とされたストッパ35の上面は各タイ ヤ25の上面とほぼ同じ高さとなっている。
【0018】 上記横向き姿勢のストッパ35の後方には、これに連なるように供給台41が 設けられている。そして、上記ストッパ35上のドラム缶1cは手動、もしくは 空気圧シリンダ式のプッシャー(図示せず)により、図2と図3中矢印Dで示す ように後方に押されて、上記供給台41上を通り前後タイヤ25,25間に供給 される。
【0019】 前後タイヤ25,25間で、ドラム缶1を昇降させる昇降手段46が設けられ ている。この昇降手段46は空気圧式の左シリンダ42と右シリンダ43とを備 えている。これら左シリンダ42と右シリンダ43とは左右の前後タイヤ25, 25間に配設され、これら各シリンダ42,43も前記制御装置40によって制 御される。上記各シリンダ42,43は前記基台18に支持され、これらの伸縮 動作によって左昇降台44と右昇降台45が個別に昇降するようになっている。
【0020】 上記したようにストッパ35上からドラム缶1cが前後タイヤ25,25間に 供給されるときには、これに先立って、図2中二点鎖線で示すように、左シリン ダ42と右シリンダ43の伸長動作により、左昇降台44と右昇降台45が各タ イヤ25の上面よりも少し下がった同じ高さに位置させられる。この状態で、上 記ドラム缶1cが供給されると、これは、前後タイヤ25,25と、各昇降台4 4,45により形成された凹所に嵌り込み、同上各昇降台44,45上に載置さ れる(図2と図5中二点鎖線と、符号1dで図示)。なお、これら各昇降台44 ,45にドラム缶1dが載置されるときの衝撃は、各シリンダ42,43におけ る空気が圧縮されることによって吸収される。
【0021】 上記状態から、各シリンダ42,43が縮小動作して、図2中実線で示すよう に各昇降台44,45が下降すれば、上記ドラム缶1dは各タイヤ25上に載置 される(図1図示、かつ、図2、図3、および図5中二点鎖線と、符号1aで図 示)。つまり、ドラム缶1を各タイヤ25上へ設置することが衝撃なく行われる 。そして、この状態で、前記したようにドラム缶1aの回転が可能とされる。
【0022】 上記ドラム缶1aの回転による被収容物12の撹拌が終了して、この被収容物 12を排出させようとするときには、前記注入、排出口10を開き、上記被収容 物12を排出させる。この際、上記注入、排出口10の下方に予めペール管など の容器48を置いておき、これに上記のように排出される被収容物12を受け取 らせる。
【0023】 上記各タイヤ25上で、上記ドラム缶1aの地板4側を上昇させて、このドラ ム缶1aを傾斜可能とさせる傾動手段47が設けられている。この傾動手段47 は、上記制御装置40、左シリンダ42、および左昇降台44で構成されている 。
【0024】 そして、上記被収容物12の排出の終了時に、上記傾動手段47により上記ド ラム缶1の地板4側を上昇させて傾斜させ(図6中一点鎖線と、符号1eで図示 )、注入、排出口10がドラム缶1内の最下端に近づくようにすれば、ドラム缶 1内の被収容物12のほぼ全量が排出されて、残量の発生が防止される。
【0025】 即ち、上記ドラム缶1を傾斜させるのは、従来のような手作業ではなく、傾動 手段47によったのであり、しかも、これは撹拌機16上に載置したままで行わ れる。よって、ドラム缶1から被収容物12を排出させる場合に、残量が発生す ることを防止する作業が容易にできることとなる。 なお、上記排出の開始時から、もしくはその途中からドラム缶1の地板4側を 上昇させてもよく、このようにすれば、注入、排出口10を通しての被収容物1 2の排出が速やかに行われる。
【0026】 更に、上記したようにドラム缶1eの地板4側を上昇させたとき、同上ドラム 缶1eの天板3側は右側の前後タイヤ25,25間に嵌り込んでいるため、上記 ドラム缶1eが前後に位置ずれを生じることは防止される。また、同上ドラム缶 1eが右方に位置ずれしようとすることも鍔26,26によって防止され、この ようにして、ドラム缶1eに所望の傾斜姿勢が得られることとなっている。 また、上記ドラム缶1eが傾斜させられているときには、制御装置40により 、電動機28の駆動ができないようインターロックされている。
【0027】 図2と図5において、上記被収容物12の排出が完了すれば、各シリンダ42 ,43の伸長動作により、各昇降台44,45が図中一点鎖線で示すように各タ イヤ25の上面とほぼ同じ高さまで上昇させられ、これに伴いドラム缶1が上昇 させられる(図2と図5中一点鎖線と、符号1fで図示)。
【0028】 上記撹拌機16の後方には、各タイヤ25の上面とほぼ同じ高さに、送り出し コンベア49が設けられている。そして、手動、もしくは空気圧シリンダ式のプ ッシャー(図示せず)に押された上記各昇降台44,45上のドラム缶1fは、 図2中矢印Eで示すように上記送り出しコンベア49上を通って次工程に送り出 される。
【0029】 図1と図7において、前記したようにドラム缶1を回転させる場合に、このド ラム缶1とほぼ同軸上で、このドラム缶1の外周面に左右一対のリング51,5 1が着脱自在に取り付けられている。これら各リング51は、前、後車輪23, 24の各タイヤ25の外周面に対応するよう設けられている。
【0030】 上記リング51は、金属製のリングフレーム52と、このリングフレーム52 の内周面に接着剤により取り付けられて上記ドラム缶1の外周面に圧接する弾性 体53とで構成されている。 上記の場合、弾性体53は周方向複数のゴム製パッドで構成され、また、リン グフレーム52は一対の半円状分割体55,55で構成されている。また、これ ら両分割体55,55の一端同士はヒンジ56により互いに枢支され、他端同士 は連結具57により着脱自在に連結されている。
【0031】 上記リング51は前記した上巻き締め部5とビード7の間、および下巻き締め 部6とビード8の間の胴体2にそれぞれ取り付けられており、この取り付けは、 図7中仮想線で示すように両分割体55,55を開いて行う。 そして、前記したように、前、後車輪23,24上にドラム缶1を載置させて 、このドラム缶1をその軸心回りに回転させるとき、上記ドラム缶1の外周面に 凹みなどの変形があるとしても、これに、上記弾性体53が圧接して弾性変形す ることにより、上記変形が吸収され、リングフレーム52はドラム缶1のほぼ軸 心上に位置して、その外周面がほぼ真円に保たれることとなる。
【0032】 よって、前、後車輪23,24の各タイヤ25上にリング51を介してドラム 缶1を載置させ、かつ、このドラム缶1を回転させるときには、リング51の外 周面が上記各タイヤ25の外周面を円滑に転動して、ドラム缶1がその軸心回り にがたつきなく回転させられることとなる。また、この際、ドラム缶1から各タ イヤ25に与えられる衝撃は、これら各タイヤ25と、弾性体53の弾性変形に よって吸収される。
【0033】 なお、上記ヒンジ56と連結具57は、タイヤ25から左右に偏位しており、 これら両者が干渉し合うことは防止されている。
【0034】 図8において、上記鍔26の外縁部の左右側面のうちタイヤ25側の面は、こ のタイヤ25側に向かうテーパ面50となっている。そして、タイヤ25上で回 転するドラム缶1が左右に偏位して、例えばその上巻き締め部5が図中仮想線で 示すようにテーパ面50に乗り上げたときには、この上巻き締め部5は、その自 重によって上記テーパ面50上を下方に移動させられ、これにより、ドラム缶1 が左右所定位置に位置決めされるようになっている。
【0035】 上記したように上巻き締め部5がテーパ面50に乗り上げたとき、この上巻き 締め部5はテーパ面50上を転動しながら下方に移動させられる。このため、こ れら両者間の相互摩擦はころがり摩擦であって、その摩擦力は小さくて済む。よ って、ドラム缶1の回転時における上巻き締め部5や下巻き締め部6の摩耗損傷 は小さく抑えられる。
【0036】 なお、以上は図示の例によるが、横持ちコンベア32や転倒コンベア33は、 それらのローラを電動機で回転駆動させるようにしてもよい。また、ストッパ3 5や供給台41は、ローラ式やチェーン式のコンベアとしてこれらを電動機で駆 動させるようにしてもよい。更に、昇降手段46の左シリンダ42や右シリンダ 43は、油圧式であってもよく、電動駆動式のねじジャッキであってもよい。
【0037】
【考案の効果】
この考案によれば、前、後車輪上にドラム缶を載置させて、このドラム缶をそ の軸心回りに回転させるようにした場合において、ドラム缶とほぼ同軸上で、こ のドラム缶の外周面にリングを着脱自在に取り付け、同上リングを上記車輪の外 周面に対応させて設け、このリングを金属製のリングフレームと、このリングフ レームの内周面に取り付けられて上記ドラム缶の外周面に圧接する弾性体とで構 成したため、ドラム缶の外周面に凹みなどの変形があるとしても、これは弾性体 の弾性変形により吸収され、リングフレームはドラム缶のほぼ軸心上に位置して 、その外周面がほぼ真円に保たれる。 よって、前、後車輪上にリングを介してドラム缶を載置させ、かつ、このドラ ム缶を回転させるときには、リングの外周面が上記前、後車輪の外周面を円滑に 転動して、ドラム缶がその軸心回りにがたつきなく回転させられることとなる。 この結果、ドラム缶が変形していたとしても、このドラム缶から上記前、後車 輪に無駄な負荷が与えられることは防止され、これらの損傷が防止される。また 、上記リングは前、後車輪上を円滑に回転することから、これらの間における無 意味な騒音の発生も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドラム缶を撹拌機上に載置させた正面図であ
る。
【図2】全体側面図である。
【図3】全体平面図である。
【図4】図2の4‐4線矢視図である。
【図5】昇降手段と傾動手段の正面図である。
【図6】撹拌機と傾動手段の正面図である。
【図7】図1の7‐7線矢視断面図である。
【図8】前車輪上のドラム缶の部分断面図である。
【符号の説明】
1 ドラム缶 2 胴体 12 被収容物 16 撹拌機 23 前車輪 24 後車輪 51 リング 52 リングフレーム 53 弾性体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前、後車輪上にドラム缶を載置させ、上
    記車輪の回転駆動により上記ドラム缶をその軸心回りに
    回転させるようにしたドラム缶被収容物の撹拌装置にお
    いて、 上記ドラム缶とほぼ同軸上で、このドラム缶の外周面に
    リングを着脱自在に取り付け、同上リングを上記車輪の
    外周面に対応させて設け、このリングを金属製のリング
    フレームと、このリングフレームの内周面に取り付けら
    れて上記ドラム缶の外周面に圧接する弾性体とで構成し
    たドラム缶被収容物の撹拌装置。
JP1991105792U 1991-11-27 1991-11-27 ドラム缶被収容物の撹拌装置 Expired - Fee Related JP2564059Y2 (ja)

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