JPH0549028B2 - - Google Patents
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- JPH0549028B2 JPH0549028B2 JP62037899A JP3789987A JPH0549028B2 JP H0549028 B2 JPH0549028 B2 JP H0549028B2 JP 62037899 A JP62037899 A JP 62037899A JP 3789987 A JP3789987 A JP 3789987A JP H0549028 B2 JPH0549028 B2 JP H0549028B2
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 16
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 claims description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Screen Printers (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、印刷配線基板等のパターンを印刷す
るのに適したスクリーン印刷装置に関する。
るのに適したスクリーン印刷装置に関する。
(従来の技術)
従来より印刷配線基板等のパターン印刷には、
スクリーン印刷機が使用されている。
スクリーン印刷機が使用されている。
第5図及び第6図で従来のスクリーン印刷機に
よるスクリーン印刷法について説明する。この場
合、横方向に移動する印刷ヘツドは1個であり、
この1個の印刷ヘツドにドクタープレート(イン
ク返し)1及びスキージ2が設けられている。第
5図Aの状態はスクリーン3上のペースト4をド
クタープレート1でスキージ2の近傍に戻した状
態を示し、この状態からスキージ2が下降し、第
5図Bのようにスクリーン3をアルミナ等の基板
に押し付け、印刷ヘツドの横移動によりスキージ
2は第5図C、Dのように右方向に移動する。
よるスクリーン印刷法について説明する。この場
合、横方向に移動する印刷ヘツドは1個であり、
この1個の印刷ヘツドにドクタープレート(イン
ク返し)1及びスキージ2が設けられている。第
5図Aの状態はスクリーン3上のペースト4をド
クタープレート1でスキージ2の近傍に戻した状
態を示し、この状態からスキージ2が下降し、第
5図Bのようにスクリーン3をアルミナ等の基板
に押し付け、印刷ヘツドの横移動によりスキージ
2は第5図C、Dのように右方向に移動する。
第6図は第5図Cの1点鎖線円内を拡大したも
ので、スキージ2の矢印方向の移動に伴いペース
ト4はスクリーン3に形成されたパターンの微細
な穴5を通してアルミナ等の基板6上に印刷パタ
ーンとして付着する。
ので、スキージ2の矢印方向の移動に伴いペース
ト4はスクリーン3に形成されたパターンの微細
な穴5を通してアルミナ等の基板6上に印刷パタ
ーンとして付着する。
第5図Dのように右端までスキージ2が移動し
た後は、第5図Eのようにスキージ2は上昇して
スクリーン3から離れ、ドクタープレート1によ
りペースト4は第5図Fのように左端に戻され
る。この際、スキージ2も左端に戻る。
た後は、第5図Eのようにスキージ2は上昇して
スクリーン3から離れ、ドクタープレート1によ
りペースト4は第5図Fのように左端に戻され
る。この際、スキージ2も左端に戻る。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記のような従来のスクリーン印刷
法では、ドクタープレート1は単にペースト4を
スキージ側に戻す働きしかなく、第6図のように
スキージ2によりペースト4を運びながら基板6
への印刷動作を実行している。このため、スキー
ジ2の移動に伴い運ぶペースト4の量が変化して
基板上の印刷膜厚が変動したり、余分なペースト
が基板に付着したりする不都合が発生し易い。そ
のような印刷膜厚の変動や余分なペーストの付着
は、印刷パターンの細線化やフアインパターン化
を図る上で大きな障害となつていた。
法では、ドクタープレート1は単にペースト4を
スキージ側に戻す働きしかなく、第6図のように
スキージ2によりペースト4を運びながら基板6
への印刷動作を実行している。このため、スキー
ジ2の移動に伴い運ぶペースト4の量が変化して
基板上の印刷膜厚が変動したり、余分なペースト
が基板に付着したりする不都合が発生し易い。そ
のような印刷膜厚の変動や余分なペーストの付着
は、印刷パターンの細線化やフアインパターン化
を図る上で大きな障害となつていた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記の点に鑑み、ドクタープレート
により予めスクリーンに均一にペーストを塗布す
るようにして、スキージにはペーストを運ぶ機能
を持たせるのを止めて、被印刷物にスクリーンの
ペーストを一定スキージ圧で付着させる機能のみ
を持たせるようにすることによつて、印刷膜厚の
均一化を図り、ひいては印刷パターンの細線化及
びフアインパターン化を図つたスクリーン印刷法
及び装置を提供しようとするものである。
により予めスクリーンに均一にペーストを塗布す
るようにして、スキージにはペーストを運ぶ機能
を持たせるのを止めて、被印刷物にスクリーンの
ペーストを一定スキージ圧で付着させる機能のみ
を持たせるようにすることによつて、印刷膜厚の
均一化を図り、ひいては印刷パターンの細線化及
びフアインパターン化を図つたスクリーン印刷法
及び装置を提供しようとするものである。
本発明のスクリーン印刷装置は、スクリーン
と、該スクリーン上方で横方向に移動自在な第1
の印刷ヘツドと、該第1の印刷ヘツドに取り付け
られていて当該第1の印刷ヘツドの移動と共に前
記スクリーン上のペーストを第1方向に進行させ
て当該スクリーン上に塗布する第1のドクタープ
レートと、該第1の印刷ヘツドの昇降駆動源によ
り昇降駆動される第1の昇降ブロツクと、該第1
の昇降ブロツクに対して昇降自在に取り付けられ
ていて下降時に前記スクリーンを被印刷物に押し
付けかつ前記第1の印刷ヘツドの移動と共に前記
第1方向とは反対の第2方向に移動して前記スク
リーンに塗布されたペーストを被印刷物に付着さ
せる第1のスキージと、該第1のスキージが前記
スクリーンを押すスキージ圧を検出するための第
1の圧力センサと、 前記スクリーン上方で横方向に移動自在な第2
の印刷ヘツドと、該第2の印刷ヘツドに取り付け
られていて当該第2の印刷ヘツドの移動と共に前
記スクリーン上のペーストを前記第2方向に進行
させて当該スクリーン上に塗布する第2のドクタ
ープレートと、該第2の印刷ヘツドの昇降駆動源
により昇降駆動される第2の昇降ブロツクと、該
第2の昇降ブロツクに対して昇降自在に取り付け
られていて下降時に前記スクリーンを被印刷物に
押し付けかつ前記第2の印刷ヘツドの移動と共に
前記第1方向に移動して前記スクリーンに塗布さ
れたペーストを被印刷物に付着させる第2のスキ
ージと、該第2のスキージが前記スクリーンを押
すスキージ圧を検出するための第2の圧力センサ
とを備え、 前記第1及び第2の圧力センサを押し下げ力伝
達用ばねに重ね合わせて前記第1及び第2の昇降
ブロツクと前記第1及び第2のスキージ側との間
にそれぞれ挿入し、前記スクリーン上において前
記第1及び第2のドクタープレートを対向させて
配置し、 前記第1及び第2のスキージが一定スキージ圧
で前記スクリーンを前記被印刷物に押し付けるよ
うにした構成である。そして、このような構成と
するすることで、上記問題点を解消している。
と、該スクリーン上方で横方向に移動自在な第1
の印刷ヘツドと、該第1の印刷ヘツドに取り付け
られていて当該第1の印刷ヘツドの移動と共に前
記スクリーン上のペーストを第1方向に進行させ
て当該スクリーン上に塗布する第1のドクタープ
レートと、該第1の印刷ヘツドの昇降駆動源によ
り昇降駆動される第1の昇降ブロツクと、該第1
の昇降ブロツクに対して昇降自在に取り付けられ
ていて下降時に前記スクリーンを被印刷物に押し
付けかつ前記第1の印刷ヘツドの移動と共に前記
第1方向とは反対の第2方向に移動して前記スク
リーンに塗布されたペーストを被印刷物に付着さ
せる第1のスキージと、該第1のスキージが前記
スクリーンを押すスキージ圧を検出するための第
1の圧力センサと、 前記スクリーン上方で横方向に移動自在な第2
の印刷ヘツドと、該第2の印刷ヘツドに取り付け
られていて当該第2の印刷ヘツドの移動と共に前
記スクリーン上のペーストを前記第2方向に進行
させて当該スクリーン上に塗布する第2のドクタ
ープレートと、該第2の印刷ヘツドの昇降駆動源
により昇降駆動される第2の昇降ブロツクと、該
第2の昇降ブロツクに対して昇降自在に取り付け
られていて下降時に前記スクリーンを被印刷物に
押し付けかつ前記第2の印刷ヘツドの移動と共に
前記第1方向に移動して前記スクリーンに塗布さ
れたペーストを被印刷物に付着させる第2のスキ
ージと、該第2のスキージが前記スクリーンを押
すスキージ圧を検出するための第2の圧力センサ
とを備え、 前記第1及び第2の圧力センサを押し下げ力伝
達用ばねに重ね合わせて前記第1及び第2の昇降
ブロツクと前記第1及び第2のスキージ側との間
にそれぞれ挿入し、前記スクリーン上において前
記第1及び第2のドクタープレートを対向させて
配置し、 前記第1及び第2のスキージが一定スキージ圧
で前記スクリーンを前記被印刷物に押し付けるよ
うにした構成である。そして、このような構成と
するすることで、上記問題点を解消している。
(作用)
本発明においては、スクリーン上においてドク
タープレートでペーストを所定方向に進行させて
前記スクリーンに前記ペーストを塗布した後、ス
キージによる一定の圧力で前記スクリーンを被印
刷物に押し付け、前記スクリーンに予め塗布され
たペーストを前記スキージの移動により被印刷物
に付着させるようにしており、印刷するときスキ
ージの進行方向には余分なペーストは存在せず、
加えられた一定のスキージ圧でスクリーンのパタ
ーンよりペーストを基板等の被印刷物上へ押し出
すことが可能となり、均一な膜厚の印刷パターン
を形成することができる。
タープレートでペーストを所定方向に進行させて
前記スクリーンに前記ペーストを塗布した後、ス
キージによる一定の圧力で前記スクリーンを被印
刷物に押し付け、前記スクリーンに予め塗布され
たペーストを前記スキージの移動により被印刷物
に付着させるようにしており、印刷するときスキ
ージの進行方向には余分なペーストは存在せず、
加えられた一定のスキージ圧でスクリーンのパタ
ーンよりペーストを基板等の被印刷物上へ押し出
すことが可能となり、均一な膜厚の印刷パターン
を形成することができる。
また、ドクタープレートとスキージの組を2組
設けることで、効率的にスクリーン印刷動作を繰
り返し実行できる。
設けることで、効率的にスクリーン印刷動作を繰
り返し実行できる。
(実施例)
以下、本発明に係るスクリーン印刷法及び装置
の実施例を図面に従つて説明する。
の実施例を図面に従つて説明する。
第1図は、本発明の実施例の全体構成を示す。
この図において、10は定盤であつて、上面の平
面度を極めて良好に仕上げたもので、上面は水平
面に一致する。定盤10上にはX−Yテーブル1
1が設置され、該X−Yテーブル11上に被印刷
物としてのアルミナ等の基板6が水平に位置決め
固定されている。
この図において、10は定盤であつて、上面の平
面度を極めて良好に仕上げたもので、上面は水平
面に一致する。定盤10上にはX−Yテーブル1
1が設置され、該X−Yテーブル11上に被印刷
物としてのアルミナ等の基板6が水平に位置決め
固定されている。
基板6の僅かに上方には、所定の印刷パターン
を得るための微細な穴加工を施したスクリーン3
が水平に支持されており、該スクリーン3の上側
に2個の印刷ヘツド、すなわち左側印刷ヘツド1
2Aと右側印刷ヘツド12Bとがそれぞれボール
螺子軸13A,13Bにより左右方向(例えばX
方向)に移動自在に支持されている。
を得るための微細な穴加工を施したスクリーン3
が水平に支持されており、該スクリーン3の上側
に2個の印刷ヘツド、すなわち左側印刷ヘツド1
2Aと右側印刷ヘツド12Bとがそれぞれボール
螺子軸13A,13Bにより左右方向(例えばX
方向)に移動自在に支持されている。
第2図及び第3図に示すように、左側ドクター
プレート1Aは下端がスクリーン面Sに一致する
高さとなるように左側印刷ヘツド12Aに固定さ
れ、左側スキージ2Aはボールブツシユ14で印
刷ヘツド12Aに対して昇降自在に取り付けられ
ている。すなわち、左側スキージ2Aはボールブ
ツシユ14のスライド軸15に取り付け具16を
介して固定され、第3図のようにボールブツシユ
14が一体化された昇降ブロツク17は左側印刷
ヘツド12Aの本体フレーム19に固定された昇
降駆動源としてのエアーシリンダ18の駆動軸1
8Aに連結されている。そして、昇降ブロツク1
7と取り付け具16との間には押し下げ力伝達用
圧縮ばね20とスキージ圧を検出するための圧力
センサ21が配設されている。従つて、エアーシ
リンダ18の駆動軸18Aが伸動すると、昇降ブ
ロツク17が下降し、この動きが圧縮ばね20を
介して取り付け具16に伝えられ、左側スキージ
2Aは所定のスキージ圧でスクリーン3を基板側
に押し付ける。
プレート1Aは下端がスクリーン面Sに一致する
高さとなるように左側印刷ヘツド12Aに固定さ
れ、左側スキージ2Aはボールブツシユ14で印
刷ヘツド12Aに対して昇降自在に取り付けられ
ている。すなわち、左側スキージ2Aはボールブ
ツシユ14のスライド軸15に取り付け具16を
介して固定され、第3図のようにボールブツシユ
14が一体化された昇降ブロツク17は左側印刷
ヘツド12Aの本体フレーム19に固定された昇
降駆動源としてのエアーシリンダ18の駆動軸1
8Aに連結されている。そして、昇降ブロツク1
7と取り付け具16との間には押し下げ力伝達用
圧縮ばね20とスキージ圧を検出するための圧力
センサ21が配設されている。従つて、エアーシ
リンダ18の駆動軸18Aが伸動すると、昇降ブ
ロツク17が下降し、この動きが圧縮ばね20を
介して取り付け具16に伝えられ、左側スキージ
2Aは所定のスキージ圧でスクリーン3を基板側
に押し付ける。
第2図に示す如く、右側ドクタープレート1B
は下端がスクリーン面Sに一致する高さとなるよ
うに右側印刷ヘツド12Bに固定され、右側スキ
ージ2Bは右側印刷ヘツド12Bに対して昇降自
在に取り付けられ、しかもそれらは、左側ドクタ
ープレート1A及び左側スキージ2Aに対称に配
置されている。なお、右側スキージ2Bを昇降さ
せる機構は左側のものと同様である。
は下端がスクリーン面Sに一致する高さとなるよ
うに右側印刷ヘツド12Bに固定され、右側スキ
ージ2Bは右側印刷ヘツド12Bに対して昇降自
在に取り付けられ、しかもそれらは、左側ドクタ
ープレート1A及び左側スキージ2Aに対称に配
置されている。なお、右側スキージ2Bを昇降さ
せる機構は左側のものと同様である。
次に、本発明の動作説明を行う。まず、第4図
Aの状態から左側ドクタープレート1Aでスクリ
ーン面S上のペースト(インク)4を矢印のよう
に右方向に運びスクリーンにペースト4を均一に
塗布する。第4図Bのように右端に移動した左側
スキージ2Aが下降し、第4図Cのように一定の
スキージ圧でスクリーンを基板上に押し付けなが
ら左方向に移動し、一定のスキージ圧によつてス
クリーンに塗布されたペーストを当該スクリーン
に形成されたパターンより基板上に押し出して印
刷を実行する。この際スキージ進行方向に余分な
ペーストが存在しないため、高品質の印刷パター
ンが得られる。第4図Dのように左端に達した左
側スキージ2Aは上昇位置に復帰し、これで1回
目の印刷動作が終わる。
Aの状態から左側ドクタープレート1Aでスクリ
ーン面S上のペースト(インク)4を矢印のよう
に右方向に運びスクリーンにペースト4を均一に
塗布する。第4図Bのように右端に移動した左側
スキージ2Aが下降し、第4図Cのように一定の
スキージ圧でスクリーンを基板上に押し付けなが
ら左方向に移動し、一定のスキージ圧によつてス
クリーンに塗布されたペーストを当該スクリーン
に形成されたパターンより基板上に押し出して印
刷を実行する。この際スキージ進行方向に余分な
ペーストが存在しないため、高品質の印刷パター
ンが得られる。第4図Dのように左端に達した左
側スキージ2Aは上昇位置に復帰し、これで1回
目の印刷動作が終わる。
次いで、第4図Eのように右側ドクタープレー
ト1Bでスクリーン面S上のペースト4を矢印の
ように左方向に運びスクリーンにペースト4を均
一に塗布する。第4図Fのように左端に移動した
右側スキージ2Bが下降し、第4図Gのように一
定のスキージ圧でスクリーンを次の基板上に押し
付けながら右方向に移動し、一定のスキージ圧に
よつてスクリーンに塗布されたペーストを当該ス
クリーンに形成されたパターンより基板上に押し
出して印刷を実行する。第4図Hのように右端に
達した右側スキージ2Bは上昇位置に復帰し、こ
れで2回目の印刷動作が終わり、再び第4図Iの
ように左側ドクタープレート1Aの動作に移る。
ト1Bでスクリーン面S上のペースト4を矢印の
ように左方向に運びスクリーンにペースト4を均
一に塗布する。第4図Fのように左端に移動した
右側スキージ2Bが下降し、第4図Gのように一
定のスキージ圧でスクリーンを次の基板上に押し
付けながら右方向に移動し、一定のスキージ圧に
よつてスクリーンに塗布されたペーストを当該ス
クリーンに形成されたパターンより基板上に押し
出して印刷を実行する。第4図Hのように右端に
達した右側スキージ2Bは上昇位置に復帰し、こ
れで2回目の印刷動作が終わり、再び第4図Iの
ように左側ドクタープレート1Aの動作に移る。
このように、2組のスキージとドクタープレー
トとにより効率良くスクリーン印刷を実行するこ
とができる。そして、上記動作説明から分かるよ
うに、両ドクタープレート間にペーストが供給さ
れ、ペーストの移動は両方のドクタープレートで
実行しており、スキージの進行方向には余分なペ
ーストは存在せず、スキージはドクタープレート
で予め塗布されたペーストを基板に押し付ける作
用を果たすだけであるから、スキージでペースト
を運ぶことに起因する印刷膜厚の変動や、余分な
ペーストの付着を防止することができ、印刷パタ
ーンの細線化やフアインパターン化を図り得る。
前記スキージがスクリーンを押すスキージ圧の一
定制御は左右のスキージについて設けられた圧力
センサ21の検出値を利用して行う。
トとにより効率良くスクリーン印刷を実行するこ
とができる。そして、上記動作説明から分かるよ
うに、両ドクタープレート間にペーストが供給さ
れ、ペーストの移動は両方のドクタープレートで
実行しており、スキージの進行方向には余分なペ
ーストは存在せず、スキージはドクタープレート
で予め塗布されたペーストを基板に押し付ける作
用を果たすだけであるから、スキージでペースト
を運ぶことに起因する印刷膜厚の変動や、余分な
ペーストの付着を防止することができ、印刷パタ
ーンの細線化やフアインパターン化を図り得る。
前記スキージがスクリーンを押すスキージ圧の一
定制御は左右のスキージについて設けられた圧力
センサ21の検出値を利用して行う。
なお、本発明のスクリーン印刷装置のX−Yテ
ーブル、被印刷物、スクリーン及び印刷ヘツド等
を含む部分を恒温槽内に配置することにより、ペ
ーストの粘度を一定に保つて、装置外部の雰囲気
が変化しても膜厚が変動しない構造とすることが
できる。このように局部的な恒温槽を採用すれ
ば、スクリーン印刷装置を設置する部屋全体を恒
温槽にする場合に発生する乾燥炉や焼成炉等の配
置の制約を無くすることができ、各装置を自由に
配置してスペースを効率良く利用できる。
ーブル、被印刷物、スクリーン及び印刷ヘツド等
を含む部分を恒温槽内に配置することにより、ペ
ーストの粘度を一定に保つて、装置外部の雰囲気
が変化しても膜厚が変動しない構造とすることが
できる。このように局部的な恒温槽を採用すれ
ば、スクリーン印刷装置を設置する部屋全体を恒
温槽にする場合に発生する乾燥炉や焼成炉等の配
置の制約を無くすることができ、各装置を自由に
配置してスペースを効率良く利用できる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、ドクタ
ープレートにより予めスクリーンに均一にペース
トを塗布するようにして、スキージにはペースト
を運ぶ機能を持たせるのを止め、スキージの進行
方向に余分なペーストが存在しないようにし、被
印刷物にスクリーンのペーストを一定スキージ圧
で付着させる機能のみをスキージに持たせるよう
にすることによつて、印刷膜厚の均一化を図り、
ひいては印刷パターンの細線化及びフアインパタ
ーン化を図ることができる。
ープレートにより予めスクリーンに均一にペース
トを塗布するようにして、スキージにはペースト
を運ぶ機能を持たせるのを止め、スキージの進行
方向に余分なペーストが存在しないようにし、被
印刷物にスクリーンのペーストを一定スキージ圧
で付着させる機能のみをスキージに持たせるよう
にすることによつて、印刷膜厚の均一化を図り、
ひいては印刷パターンの細線化及びフアインパタ
ーン化を図ることができる。
第1図は本発明に係るスクリーン印刷装置の実
施例の全体構成を示す正面図、第2図は一部を断
面とした要部正面図、第3図は要部側断面図、第
4図は実施例の動作説明図、第5図は従来のスク
リーン印刷法の説明図、第6図は同要部拡大図で
ある。 1,1A,1B……ドクタープレート、2,2
A,2B……スキージ、3……スクリーン、4…
…ペースト、6……基板、11……X−Yテーブ
ル、12A,12B……印刷ヘツド、18……エ
アーシリンダ。
施例の全体構成を示す正面図、第2図は一部を断
面とした要部正面図、第3図は要部側断面図、第
4図は実施例の動作説明図、第5図は従来のスク
リーン印刷法の説明図、第6図は同要部拡大図で
ある。 1,1A,1B……ドクタープレート、2,2
A,2B……スキージ、3……スクリーン、4…
…ペースト、6……基板、11……X−Yテーブ
ル、12A,12B……印刷ヘツド、18……エ
アーシリンダ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スクリーンと、該スクリーン上方で横方向に
移動自在な第1の印刷ヘツドと、該第1の印刷ヘ
ツドに取り付けられていて当該第1の印刷ヘツド
の移動と共に前記スクリーン上のペーストを第1
方向に進行させて当該スクリーン上に塗布する第
1のドクタープレートと、該第1の印刷ヘツドの
昇降駆動源により昇降駆動される第1の昇降ブロ
ツクと、該第1の昇降ブロツクに対して昇降自在
に取り付けられていて下降時に前記スクリーンを
被印刷物に押し付けかつ前記第1の印刷ヘツドの
移動と共に前記第1方向とは反対の第2方向に移
動して前記スクリーンに塗布されたペーストを被
印刷物に付着させる第1のスキージと、該第1の
スキージが前記スクリーンを押すスキージ圧を検
出するための第1の圧力センサと、 前記スクリーン上方で横方向に移動自在な第2
の印刷ヘツドと、該第2の印刷ヘツドに取り付け
られていて当該第2の印刷ヘツドの移動と共に前
記スクリーン上のペーストを前記第2方向に進行
させて当該スクリーン上に塗布する第2のドクタ
ープレートと、該第2の印刷ヘツドの昇降駆動源
により昇降駆動される第2の昇降ブロツクと、該
第2の昇降ブロツクに対して昇降自在に取り付け
られていて下降時に前記スクリーンを被印刷物に
押し付けかつ前記第2の印刷ヘツドの移動と共に
前記第1方向に移動して前記スクリーンに塗布さ
れたペーストを被印刷物に付着させる第2のスキ
ージと、該第2のスキージが前記スクリーンを押
すスキージ圧を検出するための第2の圧力センサ
とを備え、 前記第1及び第2の圧力センサを押し下げ力伝
達用ばねに重ね合わせて前記第1及び第2の昇降
ブロツクと前記第1及び第2のスキージ側との間
にそれぞれ挿入し、前記スクリーン上において前
記第1及び第2のドクタープレートを対向させて
配置し、 前記第1及び第2のスキージが一定スキージ圧
で前記スクリーンを前記被印刷物に押し付けるよ
うにしたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62037899A JPS63205235A (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 | スクリーン印刷装置 |
US07/155,152 US4893556A (en) | 1987-02-23 | 1988-02-10 | Screen printer with double doctor/squeegee, printing pressure sensor and aligning mechanism |
DE3805363A DE3805363A1 (de) | 1987-02-23 | 1988-02-20 | Siebdruckverfahren sowie vorrichtung zur durchfuehrung desselben |
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