JPH0548836A - 原稿サイズ検出機能を備えるデジタル複写機 - Google Patents

原稿サイズ検出機能を備えるデジタル複写機

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JPH0548836A
JPH0548836A JP3208087A JP20808791A JPH0548836A JP H0548836 A JPH0548836 A JP H0548836A JP 3208087 A JP3208087 A JP 3208087A JP 20808791 A JP20808791 A JP 20808791A JP H0548836 A JPH0548836 A JP H0548836A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿サイズ検出機能を備えるデジタル複写機
の原稿サイズ検出の信頼性向上を図る。 【構成】 画像読み取り素子を用いて原稿台の主走査方
向及び副走査方向の各々複数ラインの画像データを読み
取る手段と、上記手段によって読み取られた上記複数ラ
インの画像データを用いて原稿サイズを検出する手段
と、上記複数ラインの原稿サイズ検出データにおいて他
のラインの検出結果と比べて異なる検出結果をもつライ
ンが存在した場合、そのラインを記憶する手段と、続く
検出時において記憶されたものと同じ位置のライン及び
アドレスに同じ検出結果が生じたときは、次回からの検
出には記憶されたラインとは異なるラインを検出に用い
る手段を有することを特徴とする原稿サイズ検出機能を
備えるデジタル複写機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿サイズ検出機能を
備えるデジタル複写機の原稿サイズ検出機能の信頼性向
上に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル複写機の原稿サイズ検出
においては、特定位置に配設された原稿サイズ検出用セ
ンサによって原稿サイズを検出し、もしくは副走査方向
に移動する画像読み取り素子を備えるスキャナを用いて
画像データを検出し、光電変換された画像データ信号か
ら特定ライン及び特定アドレスのデータ信号を原稿サイ
ズ検出データとしてサンプリングして原稿の主走査方向
及び副走査方向の原稿サイズを検出し、その検出された
原稿サイズを用いて複写処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の検
出方法では、例えば、上記原稿サイズ検出センサ配設位
置、もしくは画像データ信号を原稿サイズ検出データと
してサンプリングする位置において、プラテンガラス上
もしくはプラテンクッションに、ゴミ,傷等が付着して
いた場合、原稿サイズの誤検出を生じることがある。検
出された原稿サイズは、上記原稿サイズ検出以降の複写
処理のほとんどの部分に関与するために、この原稿サイ
ズ検出機能の信頼性向上は、複写機としての性能を左右
する重要な課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像読み取り
素子を用いて原稿台の主走査方向及び副走査方向の各々
複数ラインの画像データを読み取る手段と、上記手段に
よって読み取られた上記複数ラインの画像データを用い
て原稿サイズを検出する手段と、上記複数ラインの原稿
サイズ検出データにおいて他のラインの検出結果と比べ
て異なる検出結果をもつラインが存在した場合、そのラ
インを記憶する手段と、続く検出時において記憶された
ものと同じ位置のライン及びアドレスに同じ検出結果が
生じたときは、次回からの検出には記憶されたラインと
は異なるラインを検出に用いることによって、複写機の
原稿サイズ検出機能の信頼性を向上させる。
【0005】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明に係る実
施例のデジタル複写機について以下の順序で説明する。 (a)デジタル複写機の構成 (b)画像データ信号処理 (c)原稿サイズ検出処理 <C−1> メインルーチン <C−2> 主走査方向サイズ検出処理 <C−3> 副走査方向サイズ検出処理 <C−4> 原稿サイズ判別処理 <C−4−1> 主走査方向サイズ判別処理 <C−4−2> 副走査方向サイズ判別処理
【0006】(a)デジタル複写機の構成 図1は、本発明の実施例に係るデジタル複写機の全体構
成を示す断面図である。このデジタル複写機は、原稿画
像データを読み取るイメージリーダ部100と、イメー
ジリーダ部100で読み取った画像を再現する複写部2
00とに大きく分けられる。
【0007】イメージリーダ部100において、スキャ
ナ10は、原稿を照射する露光ランプ12と、原稿から
の反射光を集光するロッドレンズアレー13、及び集光
された光を画像データ信号に変換する密着型のCCDカ
ラーイメージセンサ14を備えている。スキャナ10
は、原稿読取時にはスキャナモータ11により駆動され
て、矢印の方向(副走査方向)に移動し、プラテン(原
稿台)15上に載置された原稿を走査する。露光ランプ
12で照射された原稿面の画像は、イメージセンサ14
で光電変換される。イメージセンサ14により得られた
R,G,Bの3色の画像データ信号は、読取信号処理部2
0により、(b)画像データ信号処理で述べる図4に示
されるような各々の処理が行われた後に、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)のいずれかの8ビットの階調データに変換され、
出力ラインバッファ30に記憶される。
【0008】次いで、複写部200において、プリント
ヘッド部31は、処理された画像データをD/A変換し
てレーザダイオード駆動信号を生成し、この駆動信号に
より半導体レーザを発光させる。
【0009】処理されたデータ信号に対応してプリント
ヘッド部31から発生されるレーザビームは、反射鏡3
7を介して、回転駆動される感光体ドラム41を露光す
る。感光体ドラム41は、1複写ごとに露光を受ける前
にイレーサランプ42で照射され、帯電チャージャ43
により一様に帯電されている。この状態で露光を受ける
と、感光体ドラム41上に原稿の静電潜像が形成され
る。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー現
像器45a〜45dのうちいずれか一つだけが選択され、
感光体ドラム41上の静電潜像を現像する。現像された
トナー像は、転写チャージャ46により転写ドラム51
上に巻きつけられた複写紙に転写される。また、感光体
上の所定領域に所定光量で露光をうけて現像された基準
トナー像のトナー付着量は、AIDCセンサ210によ
り光学的に検知される。すなわち、基準トナー像に斜め
から光が入射され、基準トナー像からの反射光が検出さ
れる。上記トナー付着量はトナー像からの反射光強度か
ら測定される。
【0010】上記印字過程は、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色につ
いて繰り返して行われる。このとき、感光体ドラム41
と転写ドラム51の動作に同期して、スキャナ10は、
スキャン動作を繰り返す。その後、複写紙は分離爪47
を作動させることによって転写ドラム51から分離さ
れ、定着装置48を通って定着され、排紙トレー49に
排紙される。なお、複写紙は用紙カセット50より給紙
され、転写ドラム51上のチャッキング機構52により
その先端がチャッキングされ、転写時に位置ずれが生じ
ないようにしている。
【0011】(B)画像データ信号処理 次に図2、図3、図4、図5を用いて、上記デジタル複
写機の構成で述べた信号処理部20において、使用者に
より、複写動作開始キー(図示せず)が押された場合、
イメージセンサ14(CCD)を備えるスキャナ10が
動作し、まずプラテン15上の原稿画像データを読み取
り、サイズを検出及び判別し、その後に決定された原稿
サイズを用いて複写を行なうといった一連の処理につい
て詳細に説明してゆく。
【0012】本発明に係る原稿サイズの検出は、図2に
示されるように、主走査方向(X方向)、副走査方向
(Y方向)の各々複数ラインの画像データを読み取って
サイズ検出を行い、それらの結果からサイズを決定する
ことを特徴とする。主走査方向のサイズ検出は、所定の
間隔(例えば2ラインごと)で設定されたY(0)〜Y(4)
の各ライン全てのアドレス0〜4800をラインラム301
に読み込み、これに基づいて後に記載する方法でサイズ
を判別する。一方、副走査方向のサイズ検出は、所定の
間隔(例えば5ラインごと)で設定されたCNT=1〜
CNT=Nのラインの一定範囲(例えばアドレス240ま
での範囲)をラインラム301に読み込み、これから所
定の間隔(例えば40アドレスごと)で設定された検出ア
ドレスADR(0)〜ADR(4)のデータをサンプリング
し、これに基づいて、後に記載する方法でサイズを判別
する。
【0013】以上から理解されるように1ラインの処理
データ量は、主走査方向では4800個、副走査方向では24
0個となり、副走査方向サイズ検出時と比べて、主走査
方向のサイズ検出の方が多量に必要となる。ここで前記
したように、主走査方向サイズ検出処理時間に合わせて
スキャナ10の走査速度を定めると原稿サイズ検出時間
が長くなり、副走査方向のサイズ検出時間に合わせてス
キャナ10の走査速度を定めると主走査方向の1ライン
上のサンプリングポイントを少なくする必要が生じ、検
出精度が低下してしまう。このことから、本発明に係る
実施例においては、検出精度を維持するために、スキャ
ナ10を主走査検出時には低速度で、副走査検出時には
高速度で移動することとしている(図3参照)。
【0014】図4に示すように、使用者から複写動作開
始キー(図示せず)が入力されたなら、レシーバ304
がコマンドバスから複写動作開始命令を受信し、CPU
300へ送信する。複写動作開始命令を受信したCPU
300は、ドライバ303を介して複写機本体の各装置
の複写準備を行なう。その後に、ランプ制御部310に
制御信号を送信し、ランプ12を点灯すると同時に、ス
キャナ位置センサ322と通信し、スキャナ10がホー
ム位置にあることを確認し、ドライバ305へスキャナ
制御信号を送りスキャナモータ11を駆動してスキャナ
10を移動させる。具体的には、スキャナ10は図3に
示すような時間−移動速度の関係に従って制御される。
スキャナ10は、ホーム位置(a点)から一定の加速度
で所定の速度に達し、移動した後に、一定の減速を行
い、原稿先端位置bに移動し、ランプ12が安定するま
でそこで待機する(c点)。そして、ランプ12が安定
した後に、低速度(d点部分)で主走査方向の原稿サイ
ズを検出し、更に加速して高速度(f点部分)で、副走
査方向の原稿サイズを検出する。ランプ12はスキャナ
10が副走査方向の原稿サイズ検出を終了すると同時に
消灯される。スキャナ10は、その後に一定速度(h点
部分)でホーム位置にまで戻ってくる。
【0015】上記スキャナ10が移動するのと同時に、
スキャナ10に内蔵されているイメージセンサ14は、
複写用のコピーランプ12で照射されたプラテン15上
の原稿の反射光を読み取る。イメージセンサ14は、読
み取った光信号をRed(R),Green(G),B
lue(B)の3色に分解して、光信号を電気信号に変
換する光電変換素子のアレイであり、本実施例において
は、約300mmの幅を1/16 mm/dotの解像度で読み取
るカラーCCDセンサーを用いている。このセンサ14
(CCD)の駆動には、クロック発生回路302によっ
て発生されるCCD駆動クロック(水平同期信号TG)
がもちいられ、イメージセンサ14は、TG信号1周期
内に在る画素クロックに一意対応して画像データを読み
取る(図5参照)。このTG信号は全体のコントロール
を行なうCPU300の割り込み処理要求端子に入力さ
れており、CPU300は、TG信号の発生タイミング
(発生周期)を常に監督制御することができる。これに
よってクロック発生回路302は、スキャナ10が上記
主走査方向の原稿サイズを検出する場合及び副走査方向
の原稿サイズを検出する場合それぞれに対応する周期の
水平同期信号TGを発生することができる。
【0016】イメージセンサ14で読み取った画像デー
タは、イメージセンサ14が次のラインの画像データを
読み取る間に、図4に示されるような処理を施される。
画像データは、まず色分離信号増幅部311において
R.G.Bの画像データ信号に分離増幅される。以後、処
理番号316の色補正部に至るまで、上記R.G.Bの各
信号はパラレルに処理される。イメージセンサ14で読
み取った画像のアナログ電気信号は、デジタル化処理部
312で、デジタル化される。デジタル信号とされた画
像データ信号は、シェージング補正部313で、CPU
300よりシェージング補正制御信号の入力に対応して
プラテンクッションの基準白色板を読むことによって得
られた基準信号を基にセンサの感度不均一性、ランプ1
2の配光むらを補正され、濃度変換部314において、
原稿に照射されたランプ光の反射率データを濃度データ
に変換される。さらに不要領域処理部315において、
CPU300から送られてくる不要領域設定データから
読み取った画像データ中不要であると判断された領域に
ついて白のデータに置き換える処理が施される。
【0017】CPU300は、スキャナ位置センサ32
2によって、常時、現スキャナ位置を監視し、もし、原
稿サイズを検出すべきラインであることを確認した場合
には、図4に示されるように、イメージセンサ14で読
み取った画像データをラインメモリ301に書き込むた
めの制御信号を送る。この制御信号は書込要求信号、書
込停止信号、ラインラム読取開始許可信号からなり、上
記画像データ信号をメモリし、サイズ検出処理を施す
(検出処理は後に詳述する)。スキャナ位置がサイズ検
出位置でないときは、画像データ信号は無効とされ、ク
ロック発生回路が発生するTG信号に従ってスキャナ1
0は移動し、スキャナ10がサイズ検出最終位置に移動
するまで上記処理を繰り返す。
【0018】CPU300は、原稿サイズ検出のために
スキャナ10を駆動した後、次に複写動作を行うための
画像データを得るためにスキャナモータ11へドライバ
305を介してスキャナ制御信号を送る。スキャナ10
は一定速度で移動し、イメージセンサ14が画像データ
を読み取り、画像データ信号を上記検出の場合と同様
に、R.G.B信号に分離、増幅し、デジタル信号へ変換
し、シェージングを行い、濃度設定を行い、不要領域を
処理する(311〜315各信号処理部)。複写を行う
ための画像データ信号を生成するためには、更に以下の
処理を行う。
【0019】色補正部316では、読み取ったR.G.B
各画像データ信号に基づき、データを変換し印字部の再
現特性に合わせ込む処理を行う。変倍、移動処理部31
7は、主走査方向(CCDセンサの長手方向)に関する
変倍、移動処理を電気的に実行する。フィルタリング処
理部318は、これまでに得られた画像に対し、電気的
にぼかしフィルタ処理及びエッジ強調フィルタ処理を行
なう。濃度調整部319は、画像データに対し、線形変
換を施し、濃度の調整を行なう処理部である。擬似中間
調処理部320は、ディザ処理などが求められた場合
は、その処理を実行する。出力ラインバッファ処理部3
0は、印字処理部とそのI/Fであり、イメージセンサ
14からの画像データ信号を一時的にストックし適宜複
写部に出力してゆく。
【0020】(C)原稿サイズ検出処理 上記画像信号処理においてラインラム301に読み取ら
れた所定位置の各画像データ信号は、次の本発明に係る
原稿サイズ検出処理に用いられる。
【0021】<C−1> メインルーチン まず、本発明における原稿サイズ検出処理のメインルー
チンを図7に示す。前記したように使用者が、複写動作
開始キー(図示せず)を押すことによって原稿サイズ検
出フローがスタートし(ステップ400)、CPU30
0は、複写用ランプ12を点灯し(ステップ401)、
スキャナ10を原稿先端まで移動する(ステップ40
2)。ランプ12の光量立ち上がり時間が経過した後
(ステップ403)にスキャナ10を低速の一定速度で
移動させ、原稿の画像データ読み取りを開始し(ステッ
プ404)、主走査方向(X方向)サイズ検出処理をX
方向に平行な複数のラインに対して行ない(ステップ5
00)、その後にスキャナ10を高速の一定速度で移動
させ、副走査方向(Y方向)サイズ検出処理をY方向に
平行な複数のラインに対して行なう(ステップ60
0)。次に、上記ステップ500及びステップ600か
ら得られた原稿サイズデータが有効であるか否といった
サイズ判別処理を行う(ステップ700)。ここでは主
走査方向及び副走査方向それぞれの複数のラインの検出
値が有効であるとされた場合には、無効フラグF=0を
出力し、原稿サイズを決定する。又、上記複数のライン
において、大きく異なる値を検出したラインが存在する
場合には上記ライン上にゴミ、傷などが有るものとして
検出値が無効であるとして無効フラグF=1を出力す
る。上記ステップ700のサイズ判別処理を行った結
果、検出された原稿サイズが有効である場合(ステップ
406)は、スキャナ10をホーム位置に復帰すること
で(ステップ407)、原稿サイズ検出処理を終了し、
CPU300は、検出された原稿サイズを複写パラメー
タとして複写動作を制御してゆく。又、ステップ700
で検出された検出値が無効とされた場合は(ステップ4
06)、誤検出の原因となった検出ラインに代わるライ
ンを決定した後にステップ402に戻り、再び原稿サイ
ズの検出を行う。
【0022】<C−2> 主走査方向サイズ検出処理 主走査方向サイズ検出は、図8に示されるように、次の
手順に従って行われる。まず、ラインパラメータiに0
を入力して初期化し(ステップ501)、スキャナ10
が所定の検出ライン位置Y(i)に到達したならば(ステ
ップ502)、CPU300は、クロック発生回路30
2から発生するTG信号を検出し(ステップ503)、
イメージセンサ14に画像データの書き込みを要求する
(ステップ504)。次のTG信号検出で(ステップ5
05)イメージセンサ14の書き込み停止要求を行い、
ラインラム301にイメージセンサ14に書き込んだ1
ライン全ての画像データ信号(4800個)の読み込みを開
始し(ステップ506)、更に次のTG信号検出で(ス
テップ507)CPU300が、サイズ検出のためのラ
インラム301の読み取りを開始する。そして読み取っ
た画像データから原稿用紙の主走査方向端であるアドレ
スAを検出し(ステップ508)、Xa(i)にその値Aを
入力する(ステップ509)。その後にラインパラメー
タiに1を加え(ステップ510)、Y(0)〜Y(4)の各
複数のラインについてこれを繰り返す(ステップ51
1)。スキャナ10が主走査方向のサイズ検出処理終了
位置へ到達したならば(ステップ512)、主走査方向
サイズ検出処理を終了してメインルーチンへリターンす
る。
【0023】<C−3> 副走査方向サイズ検出処理 副走査方向サイズ検出処理は、図9に示されるように、
次の手順に従って行われる。まず、ラインパラメータC
NTに1を入力して初期化し(ステップ601)、スキ
ャナ10が所定の検出ライン位置CNT=1に到達した
ならば(ステップ602)、CPU300は、クロック
発生回路302から発生するTG信号を検出し(ステッ
プ603)、イメージスキャナ14に画像データの書き
込み要求をする(ステップ604)。次のTG信号検出
で(ステップ605)書き込み停止要求を行いラインラ
ム301にイメージセンサ14で読み取った1ライン上
の所定の範囲の画像データを書き込み開始し、更に次の
TG信号検出で(ステップ606)、CPU300は、
書き込まれた画像データをラインラム301から読み取
る(ステップ607)。次に、アドレスパラメータjに
0の値を入力し(ステップ608)、ラインラム301
に書き込まれた所定の範囲の画像データからアドレスA
DR(j)における画像データdをサンプリングし(ステ
ップ609)、dの値が原稿用紙の端を表すものである
ならばLSTWHT(j)にそのラインを示すCNTの値
を入力する(ステップ610及び611)。もし違うな
らば上記ステップ611はスキップされる。そしてアド
レスパラメータjの値に1を加え(ステップ613)、
ADR(0)〜ADR(4)の各複数のアドレス位置について
これを繰り返す(ステップ613)。その後に、ライン
パラメータCNTに1を加え(ステップ614)、スキ
ャナ10を次のCNT値のライン位置に移動し、ステッ
プ603〜ステップ613についての処理を繰り返す。
スキャナ10が副走査方向のサイズ検出処理終了ライン
位置CNT=Nへ到達したならば(ステップ615)、
副走査方向サイズ検出処理を終了してメインルーチンへ
リターンする。
【0024】<C−4> 原稿サイズ判別処理 次に、上記原稿サイズ検出処理によって得られた検出値
を基に原稿サイズ判別処理を行なう。図10に原稿サイ
ズ判別処理の全体のフロチャートを示す。上記原稿サイ
ズ検出処理が終了した後に、原稿サイズ判別処理は開始
され(ステップ700)、最初に主走査方向(X方向)
サイズ判別処理(ステップ710)、続いて副走査方向
(Y方向)サイズ判別処理(ステップ730)が行われ
る。そしてその結果が、主走査方向及び副走査方向共に
有効であると判断され無効フラグFが0の場合は(ステ
ップ701及び702)、各方向の検出サイズを原稿サ
イズとする(ステップ703)。しかしながら、無効フ
ラグFが1である場合は(ステップ701及びステップ
702)、サイズ誤検出の原因となった検出ラインに代
わるラインを決定し、各方向の検出サイズを無効として
(ステップ704)、メインルーチンへリターンして原
稿サイズを再検出する。
【0025】 <C−4−1> 主走査方向サイズ判別処理 主走査方向(X方向)のサイズ判別処理は、図11に示
されるような手順で行われる。まず無効フラグFの値を
0として初期化する(ステップ711)。次に上記主走
査方向サイズ検出処理で得られたXa(0)〜Xa(4)の
値、即ち原稿の主走査方向の用紙端を示すアドレス値A
を小さな順にソートしてゆき、順にXa'(0)〜Xa'(4)
へストアしてゆく(ステップ712)。
【0026】Xa'(3)とXa'(1)との差が所定許容誤差
εφ範囲内である場合は(ステップ713)検出値が有
効であると判断し、Xa'(1)〜Xa'(3)の各検出アドレ
ス値Aの平均値Aveを算出し(ステップ714)、上
記平均値Aveから主走査方向のサイズを決定する(ス
テップ715)。ここで上記平均値AveとXa'(0)及
びXa'(4)との差が所定誤差ε1範囲内であるときは
(ステップ716及びステップ717)、前記原稿サイ
ズ検出処理に用いられた複数の検出ライン上にゴミ、傷
などが無いと判断して判別処理を終了してリターンする
(ステップ718)。しかしながら、Xa'(1)〜Xa'
(3)の平均値AveとXa'(1)及びXa'(4)のいずれか
との差が上記所定誤差ε1範囲内でない場合は(ステップ
716及びステップ717)、決定されたサイズは有効
なものとするが、前記原稿サイズ検出処理に用いられた
1つのライン上にゴミ、傷などが在ると判断して以下の
処理を受ける。まず今回のサイズ検出以前に同じライン
パラメータiのサイズ検出値Xa(i)が、Xa'(0)又は
Xa'(4)となり、所定の許容誤差ε1の範囲を越えたか
否かを判断し、更に上記サイズ検出値Xa(i)の値が今
回のものとほぼ等しいか否かを判断する(ステップ72
1)。これによって前回検出したものと同じ検出値であ
ると認められた場合は、次回からのサイズ検出にはこれ
に代わるライン位置Y(i)を用いる(ステップ72
2)。前回検出したものと異なると判断された場合は、
今回所定の許容誤差ε1の範囲を超えたラインパラメー
タiとサイズ検出値Xa(i)を記憶し(ステップ72
3)、リターンする。
【0027】一方、平均値AveとXa'(1)とXa'(3)
との差が上記所定の許容誤差εφ範囲内でない場合は
(ステップ713)、上記検出値を無効として、無効フ
ラグFに1を入力して(ステップ719及びステップ7
20)、上記と同様に以下の処理を受ける。まず今回の
サイズ検出以前に同じラインパラメータiのサイズ検出
値Xa(i)が、Xa'(0)又はXa'(4)となり、所定の許
容誤差ε1の範囲を越えたか否かを判断し、更に上記サ
イズ検出値Xa(i)の値が今回のものとほぼ等しいか否
かを判断する(ステップ721)。これによって前回検
出したものと同じ検出値であると認められた場合は、次
回からのサイズ検出にはこれに変わるライン位置Y(i)
を用いる(ステップ722)。前回検出したものと異な
ると判断された場合は、今回所定の許容誤差ε1の範囲
を超えたラインパラメータiとサイズ検出値Xa(i)を
記憶する(ステップ723)。そして上記サイズ判別処
理を終了しリターンする。
【0028】 <C−4−2> 副走査方向サイズ判別処理 副走査方向のサイズ判別処理は、図12に示されるよう
な手順で行われる。まず上記副走査方向サイズ検出処理
で得られたLSTWHT(0)〜LSTWHT(4)の値、即
ち原稿の副走査方向の用紙端を示すCNT値を小さな順
にソートしてゆき、順にLSTWHT'(0)〜LSTWH
T'(4)へストアしてゆく(ステップ731)。
【0029】LSTWHT'(3)とLSTWHT'(1)との
差が所定許容誤差ε'φ範囲内である場合は(ステップ
732)検出値が有効であると判断し、LSTWHT'
(1)〜LSTWHT'(3)のCNT値の平均値Aveを算
出し(ステップ733)、上記平均値より副走査方向の
サイズを決定する(ステップ734)。ここで上記平均
値AveとLSTWHT'(0)及びLSTWHT'(4)との
差が所定誤差ε'1範囲内であるときは(ステップ735
及びステップ736)、前記原稿サイズ検出処理に用い
られた複数の検出ライン上にゴミ及び傷などが無いと判
断して判別処理を終了してリターンする(ステップ73
7)。しかしながら、LSTWHT'(1)〜LSTWH
T'(3)の平均値AveとLSTWHT'(0)及びLSTW
HT'(4)との差が所定誤差ε'1範囲内でない場合は(ス
テップ735及びステップ736)、決定されたサイズ
は有効なものとするが、前記原稿サイズ検出処理に用い
られた1つのライン上にゴミ及び傷などが在ると判断し
て以下の処理を受ける。まず今回のサイズ検出以前に同
じアドレスパラメータjのLSTWHT(j)の値が、L
STWHT'(0)又はLSTWHT'(4)となり、所定の許
容誤差ε'1の範囲を越えたか否かを判断し、更に上記L
STWHT(j)の値が今回のものとほぼ等しいか否か
を判断する(ステップ740)。これによって前回検出
したものと同じであると認められた場合は、次回からの
サイズ検出にはこれに代わるアドレス位置ADR(j)を
用いる(ステップ741)。前回検出したものと異なる
と判断された場合は、今回所定の許容誤差ε'1の範囲を
超えたアドレスパラメータjとLSTWHT(j)の値を
記憶してリターンする(ステップ742)。
【0030】一方、LSTWHT'(1)とLSTWHT'
(3)との差が上記所定の許容誤差ε'φ範囲内でない場合
は(ステップ732)、上記検出値を無効として無効フ
ラグFに1を入力して(ステップ738及びステップ7
39)、上記と同様に以下の処理を受ける。まず今回の
サイズ検出以前に同じアドレスパラメータjのLSTW
HT(j)の値が、LSTWHT'(0)又はLSTWHT'
(4)となり、所定の許容誤差ε'1の範囲を越えたか否か
を判断し、更に上記LSTWHT(j)の値が今回のも
のとほぼ等しいか否かを判断する(ステップ740)。
これによって前回検出したものと同じであると認められ
た場合は、次回からのサイズ検出にはこれに代わるアド
レス位置ADR(j)を用いる(ステップ741)、前回
検出したものと異なると判断された場合は、今回所定の
許容誤差ε'1の範囲を超えたアドレスパラメータjとL
STWHT(j)の値を記憶する(ステップ742)。そ
して上記サイズ判別処理を終了してリターンする。
【0031】
【効果】本発明は、従来固定位置をスキャンすることに
よって、原稿サイズを検出していたのに対して、複数の
ラインをデータ列として検出することにより、検出位置
にゴミ及び汚れが付着したような場合に起きるサイズの
誤検出を防止し、更に次回の原稿サイズ検出において
は、前回以前に誤検出原因を検出したラインをサンプリ
ング位置から自動的に排除し、上記ラインと異なるライ
ンを検出に用いるこようにするため、複写機の原稿サイ
ズ検出機能の信頼性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施例のデジタル複写機の全体
の構成を示す断面図である。
【図2】 本発明に係る実施例の複数のラインで原稿サ
イズを検出するその検出位置を示す図である。
【図3】 本発明に係る実施例のイメージセンサを備え
るスキャナの時間−移動速度の関係を示す図である。
【図4】 本発明に係る実施例のイメージセンサが読み
取った信号の各処理工程を示す図である。
【図5】 本発明に係る実施例のイメージセンサを駆動
するクロック発生回路から発生される水平同期信号TG
と画素クロックとを示す図である。
【図6】 本発明に係る実施例のスキャナが所定の検出
位置に到達した場合にCPUが発生するラインラム制御
信号を示す図である。
【図7】 本発明に係る実施例の原稿サイズ検出処理全
体のフローチャートを示す図である。
【図8】 本発明に係る実施例の主走査方向の原稿サイ
ズ検出処理のフローチャートを示す図である。
【図9】 本発明に係る実施例の副走査方向の原稿サイ
ズ検出処理のフローチャートを示す図である。
【図10】 本発明に係る実施例の原稿サイズ検出処理
で検出されたデータを検証し適正な検出が行われている
かを判断する為の判別処理全体のフローチャートを示す
図である。
【図11】 本発明に係る実施例の主走査方向の原稿サ
イズ検出処理で検出されたデータが適正なものであるか
を判別する処理のフローチャートを示す図である。
【図12】 本発明に係る実施例の副走査方向の原稿サ
イズ検出処理で検出されたデータが適正なものであるか
を判別する処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10…スキャナ 11…スキャナモータ 12…露光ランプ 14…CCDカラーイメージセンサ(画像読み取り素
子) 20…読み取り信号処理部 30…出力ラインバッファ 31…プリントヘッド部 37…反射鏡 41…感光体ドラム 42…イレーサランプ 43…帯電チャージャ 45a〜45d…トナー現像器 50…用紙カセット 51…複写ドラム 100…イメージリーダ部 200…複写部 210…AIDCセンサ 300…CPU 301…ラインメモリ 302…クロック発生回路 303…ドライバ 304…レシーバ 322…スキャナ位置センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像読み取り素子を用いて原稿台の主走査
    方向及び副走査方向の各々複数ラインの画像データを読
    み取る手段と、上記手段によって読み取られた上記複数
    ラインの画像データを用いて原稿サイズを検出する手段
    と、上記複数ラインの原稿サイズ検出データにおいて他
    のラインの検出結果と比べて異なる検出結果をもつライ
    ンが存在した場合、そのラインを記憶する手段と、続く
    検出時において記憶されたものと同じ位置のライン及び
    アドレスに同じ検出結果が生じたときは、次回からの検
    出には記憶されたラインとは異なるラインを検出に用い
    る手段を有することを特徴とする原稿サイズ検出機能を
    備えるデジタル複写機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7469122B2 (en) 2004-11-16 2008-12-23 Avision Inc. Document size detecting device and method of detecting document size thereof
CN100465988C (zh) * 2004-12-24 2009-03-04 虹光精密工业(苏州)有限公司 文件规格的侦测装置及方法

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CN100465988C (zh) * 2004-12-24 2009-03-04 虹光精密工业(苏州)有限公司 文件规格的侦测装置及方法

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