JPH0548787A - フイルム画像読み取り装置 - Google Patents

フイルム画像読み取り装置

Info

Publication number
JPH0548787A
JPH0548787A JP3202726A JP20272691A JPH0548787A JP H0548787 A JPH0548787 A JP H0548787A JP 3202726 A JP3202726 A JP 3202726A JP 20272691 A JP20272691 A JP 20272691A JP H0548787 A JPH0548787 A JP H0548787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
original
light
image
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3202726A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Shimada
島田矢寸志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3202726A priority Critical patent/JPH0548787A/ja
Publication of JPH0548787A publication Critical patent/JPH0548787A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム画像読み取り装置において干渉縞の
発生を防止するとともに、フィルムのたわみを防止す
る。 【構成】 フィルム原稿に光を照射し、その透過像を結
像光学系でCCDセンサ上に結像させて読み取るように
した装置において、フィルム原稿を2枚の透明板で挟持
し、すくなくとも一方の透明板のフィルムとの対向面を
凹凸状の拡散面としてフィルムと透明板とを密着させな
いようにし、干渉縞が発生するのを防止するとともに、
フィルムのたわみを防止することができ、また結像レン
ズの前で光が拡散されることにより結像面上での照度ム
ラも改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルム画像読み取り装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルム画像専用の読取り装置で
ある各種フィルムスキャナや複写機等の記録装置にフィ
ルムプロジェクタをオプションとして付加するものも提
案されている。図5はこのようなフィルムスキャナを説
明するための図である。図5(a)において、フィルム
スキャナ1は、スライド台11上にフィルムステージ1
2が載置され、フィルムステージ12は図示しないモー
タ等でボールネジ13を回動することによりガイド15
により図の矢印方向にスライドするようになっている。
フィルムステージ12には白地補正用の透光窓12a、
黒地補正用の遮光部12b、フィルム読取り用透過窓1
2cが設けられている。なお、フィルムにはフィルム用
の穴の周囲にフィルムマウント部分があるため、透光部
12aを遮光部12bと透過窓12cの間に設けるよう
にすると、フィルムマウント部分をよけて透光部12a
を設ける必要があり、そのためにフィルムステージが大
きくなってしまうのに対して、遮光部12bを透光部1
2aと透過窓12c間に設けるようにすれば遮光部12
bがフィルムマウント部分に重なってもよいので、フィ
ルムステージを小さくすることができる。そして、フィ
ルム読取り用透過窓12cにはフィルムホルダ14によ
りフィルムが取り付けられるようになっている。フィル
ムステージの位置はフォトセンサ18で突起16、17
を検知し、白地補正用透光窓12a、黒地補正用遮光部
12b、フィルム透過用窓12cが光路上にあるか否か
を検出している。
【0003】図5(b)において、光学系の各要素はそ
の断面を表示している。ランプ21からの光は2つの集
光レンズ22で集光され、フィルタ24を通してフィル
ムスキャナ1に対して投光される。2つの集光レンズ2
2の間にはランプ21の温度による影響を防止するため
に熱線吸収フィルタ23を配置して赤外光を吸収するよ
うにする。また、フィルタ24はポジフィルタ24a、
ネガフィルタ24bを有しており、使用しているフィル
ムがポジフィルムかネガフィルムかによって選択できる
ようになっている。フィルムスキャナを透過した光は結
像レンズ25でCCDラインセンサ26に結像して読み
取る。
【0004】次に、図6により複写機にオプションとし
て付加されるフィルムプロジェクタについて説明する。
フィルムプロジェクタ64は、ハウジング601を備
え、このハウジング601には、図示は省略するが動作
確認ランプ、マニュアルランプスイッチ、オートフォー
カス/マニュアルフォーカス切り換えスイッチ(AF/
MF切り換えスイッチ)、マニュアルフォーカス操作ス
イッチ(M/F操作スイッチ)等が設けられている。ま
た、ハウジング601は開閉自在な開閉部(図示せず)
を備え、開閉部の上面と側面とには、原稿フィルム63
3に記録されている被写体の写し方に応じて原稿フィル
ム633を保持したフィルム保持ケース607を縦また
は横方向からハウジング601内に挿入することができ
る大きさの孔がそれぞれ穿設されている。
【0005】フィルム保持ケース607は35mmネガフ
ィルム用のケースとポジフィルム用のケースとを備え、
フィルムプロジェクタ64はこれらのフィルム、さらに
は6cm×6cmや4inch×5inchのネガフィルムにも対応
でき、ネガフィルムは、ミラーユニット65とプラテン
ガラス31との間でプラテンガラス31上に密着するよ
うにしている。
【0006】ミラーユニット65は、図示は省略するが
底板に一端が回動可能に取り付けられたカバーが備えら
れ、カバーを最大に開いたときカバーと底板とのなす角
度が45度となるようになっており、カバーの裏面にミ
ラー630が設けられ、底板に設けられた開口を塞ぐよ
うにしてフレネルレンズ631と拡散板632とが設け
られている。
【0007】これらフレネルレンズ631と拡散板63
2とは一枚のアクリル板からなっており、このアクリル
板の表面にフレネルレンズ631が形成されているとと
もに、裏面に拡散板632が形成されている。フレネル
レンズ631はミラー630によって反射され、拡散し
ようとする映写光を平行な光に変えることにより、画像
の周辺部が暗くなるのを防止する機能を有している。ま
た拡散板632は、フレネルレンズ631からの平行光
によって形成される、イメージングユニット37内のセ
ルフォックレンズ224の影をラインセンサ226が検
知し得ないようにするために平行光を微小量拡散する機
能を有している。
【0008】また、ハウジング601内は、リフレクタ
612およびハロゲンランプ等からなる光源ランプ61
3が投影レンズ610と同軸上に配設されている。ラン
プ613の近傍には、このランプ613を冷却するため
の冷却用ファン614が設けられている。更に、ランプ
613の右方には、このランプ613からの光を収束す
るための非球面レンズ615、所定の波長の光線をカッ
トするための熱線吸収フィルタ616および凸レンズ6
17がそれぞれ投影レンズ610と同軸上に配設されて
いる。
【0009】凸レンズ617の右方には、例えば35mm
ネガフィルム用およびポジフィルム用のフィルム濃度を
調整するための補正フィルタ635(図では一方のフィ
ルム用の補正フィルタが示されている)を支持する補正
フィルタ保持部材618と、この補正フィルタ保持部材
618の駆動用モータ619と、補正フィルタ保持部材
618の回転位置を検出する第1および第2位置検出セ
ンサ620,621と駆動用モータ619を制御するコ
ントロール装置(フィルムプロジェクタ64内に設けら
れるが図示されていない)とをそれぞれ備えた補正フィ
ルタ自動交換装置が設けられている。そして、補正フィ
ルタ保持部材618に支持された補正フィルタ635の
うち、原稿フィルム633に対応した補正フィルタ63
5を自動的に選択して投影レンズ610等の各レンズと
同軸上の使用位置に整合するようにしている。この補正
フィルタ自動交換装置の補正フィルタ635は、例えば
プラテンガラス31とイメージングユニット37との間
等、投影光の光軸上であればどの場所にも配設すること
ができる。
【0010】更に、投影レンズ保持部材611に連動す
るオートフォーカスセンサ用発光器623および受光器
624と、投影レンズ610の投影レンズ保持部材61
1をハウジング601に対して摺動させる摺動用モータ
625とを備えたオートフォーカス装置が設けられてい
る。フィルム保持ケース607が孔608または孔60
9からハウジング601内に挿入されたとき、このフィ
ルム保持ケース607に支持された原稿フィルム633
は補正フィルタ保持部材618と発光器623および受
光器624との間に位置するようにされている。原稿フ
ィルム635のセット位置の近傍には、この原稿フィル
ム633を冷却するためのフィルム冷却用ファン626
が設けられている。
【0011】オートフォーカス機能(AF機能)は、原
稿フィルム633をフィルムプロジェクタ64に装着し
たとき、自動的にピント合わせを行うことができるよう
にするものであり、次のようにして行われる。
【0012】ユーザインタフェースのディスプレイ上の
キーを操作してフィルムプロジェクタモードにすること
により、発光器623が光を発し、また、フィルムプロ
ジェクタ64のAF/MF切り換えスイッチをAFに選
択することにより、AF装置が作動可能状態となる。原
稿フィルム633が入っているフィルムケース607を
フィルムプロジェクタ64に装着すると、発光器623
からの光がこの原稿フィルム633によって反射するよ
うになり、その反射光がAFのための例えば2素子型の
受光器624によって検知される。
【0013】そして、受光器624の2素子はそれぞれ
が検知した反射光の量に応じた大きさの信号をCPU6
34に出力する。CPU634はこれらの信号の差を演
算し、その演算結果が0でないときには出力信号を発し
て2素子からの信号の差が小さくなる方向にモータ62
5を駆動する。したがって、投影レンズ保持部材611
が摺動するとともに、これに連動して、発光器623お
よび受光器624がともに移動する。そして、2素子か
らの出力信号の差が0になると、CPU634はモータ
625を停止する。モータ625が停止したときがピン
トの合った状態となる。
【0014】こうして、AF作動が行われる。これによ
り、原稿フィルムを入れたフィルムケースをフィルムプ
ロジェクタ64に装着したとき、その都度手動によりピ
ント合わせを行わなくても済むようになる。したがっ
て、手間がかからないばかりでなく、ピントずれによる
コピーの失敗が防止できる。
【0015】画像信号の処理は、ラインセンサ226が
原稿フィルム633の画像の映写光をR、G、B毎の光
量としてアナログで読み取り、この光量で表わされた画
像信号は増幅器231によって所定レベルに増幅され
る。増幅された画像信号はA/Dコンバータ235によ
ってディジタル信号に変換され、更にログ変換器238
によって光量信号から濃度信号に変換される。
【0016】濃度で表わされた画像信号はシェーディン
グ補正回路239によってシェーディング補正がされ
る。このシェーディング補正によって、セルフォックレ
ンズ224の光量ムラ、ラインセンサ226における各
画素の感度ムラ、補正フィルタやランプ613の各分光
特性や光量レベルのバラツキ、あるいは経時変化による
影響分が画像信号から取り除かれる。
【0017】このシェーディング補正を行うに先立っ
て、まず原稿フィルムが前述の3種類のフィルムおよび
登録されたフィルムが選択されたときには、補正フィル
タがポジフィルム用フィルタにセットされ、原稿フィル
ム633を装着しない状態でランプ613からの光量信
号を読み取り、その信号を増幅してディジタル信号に変
換した後、さらに濃度信号に変換したものに基づいて得
られたデータを基準データとしてラインメモリ240に
記憶させる。すなわち、イメージングユニット37を
R、G、Bの各画素毎に16ラインステップスキャンし
てサンプリングし、これらのサンプリングデータをライ
ンメモリ240を通してCPU634に送り、CPU6
34が16ラインのサンプリングデータの平均濃度値を
演算し、シェーディングデータをとる。このように平均
をとることにより、各画素毎のエラーをなくすようにし
ている。
【0018】また、原稿フィルムを装着してその原稿フ
ィルムの画像の読取り時に、CPU634はROMに記
憶されているネガフィルムの濃度データから濃度調整値
ADj を演算し、シェーディング補正回路239内のL
SIのレジスタに設定されているDADj 値を書き換え
る。更に、CPU634は選択されたフィルムに対応し
てランプ613の光量および増幅器643のゲインを調
整する。
【0019】シェーディング補正回路239は、原稿フ
ィルムを読み取った実際のデータにDADj 値を加えるこ
とにより、読み取った濃度値をシフトさせる。更に、シ
ェーディング補正回路239はこれらの調整がされたデ
ータから各画素毎のシェーディングデータを引くことに
よりシェーディング補正を行う。シェーディング補正が
終ると、CPU634は原稿フィルムの実際のデータに
基づいてENDカーブを選択し、この選択したカーブに
基づいてγ補正を行うべく補正信号を出力し、この補正
信号により、図示しないイメージ処理システムはγ補正
を行って原稿フィルムのγが1でないことや非線形特性
から生じるコントラストの不明瞭さを補正する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルム画
像をCCDセンサ上に結像させて読み取る装置において
用いる結像光学系の焦点深度は極めて浅く、原稿フィル
ムの位置の僅かなずれがあるとCCDセンサ上でピント
が合わない。しかし、原稿フィルムは理想的な平面とは
ならず、ある程度のたわみを持っており、また、フィル
ムを照明するランプの熱によってもたわみを生じるた
め、CCDセンサ上でピントが合わない状態が発生し、
鮮明な画像として読み取ることは困難である。これを解
決するため、原稿フィルムをガラス板で挟持して読み取
るようにしたものが提案されている(特開昭63ー16
6362号公報)。しかし、この方法ではフィルムとガ
ラスとが密着状態になるため、透過像(または反射像)
を観察した場合に干渉縞(ニュートンリング)が発生
し、画像に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0021】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、フィルム画像読み取り装置において干渉縞の発生を
防止するとともに、フィルムのたわみを防止して鮮明な
画像の読み取りが可能なフィルム画像読み取り装置を提
供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィルム原稿
に光を照射し、その透過像を結像光学系でCCDセンサ
上に結像させて読み取るようにした装置において、フィ
ルム原稿を2枚の透明板で挟持し、すくなくとも一方の
透明板のフィルムとの対向面を凹凸状の拡散面としたこ
とを特徴とする。また、フィルム原稿乳剤面側の透明
板、またはフィルム原稿のベース面側の透明板に拡散面
を形成したことを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明はフィルム原稿を透明板で挟持する際、
すくなくとも一方の透明板のフィルムとの対向面を凹凸
状の拡散面とすることによりフィルムと透明板とを密着
させないようにして、干渉縞が発生するのを防止すると
ともに、フィルムのたわみを防止してピンボケをなく
し、また結像レンズの前で光が拡散されることにより結
像面上での照度ムラも改善することができるので、フィ
ルムプロジェクタ、フィルムスキャナ等の読み取り装置
に使用し、鮮明な画像読み取りを行うことが可能とな
る。
【0024】
【実施例】図1は本発明の実施例を説明するための図で
ある。図中、40はフィルム原稿、41、42は透明
板、41a、42aは拡散面である。フィルム原稿40
は図5で示したようなフィルムスキャナ、図6で示した
ようなフィルムプロジェクタにセットして読み取られる
が、その際、図1に示すようにガラスやアクリル等から
なる透明板41、42で挟持してたわみ防止が図られ
る。透明板41、42のフィルム原稿と接する面には凹
凸を設けて拡散面を形成している。拡散面は、粒子を吹
きつけて表面をあらした後にフィルムを傷つけないよう
に鋭い頂角を研磨したり、また化学処理等によって形成
してもよい。なお、通常、フィルムの厚みは0.12m
m程度、透明板の厚みは2mm程度である。
【0025】このように、挟持する透明板のフィルム対
向面を拡散面とすることにより、フィルムと透明板との
間には干渉縞が発生しないような隙間ができるので、光
を照射したときにフィルム原稿面には干渉縞が発生せ
ず、しかもたわみの発生も防止できるので、焦点深度の
浅い結像光学系でCCDセンサ上に結像させても鮮明な
画像として読み取ることが可能である。また、結像レン
ズの前で光が拡散されることにより結像面上での照度ム
ラも改善することができる。
【0026】図2は本発明をネガフィルム読み取り装置
に適用した場合の例を説明する図である。図2(a)に
示すように、フィルムケース外枠43はフィルム画像透
過用の複数の開口46が設けられ、その内面には図1で
示したような拡散面が形成されたガラス板41、42と
位置決めピン45が取付けられ、ヒンジ44で開閉可能
になっている。このようなホルダのガラス板間にフィル
ム原稿をセットして閉じ、図2(b)に示すようにガラ
ス板41、42で挟持すれば、前述したようにフィルム
のたわみ防止が図れるとともに、干渉縞の発生を防止す
ることも可能である。
【0027】図3はスライドフィルム用ホルダに適用す
る場合の例を示している。図3(a)に示すように、ホ
ルダ50はヒンジ53で開閉可能になっており、スライ
ドフィルムのマウント位置決め用ピン51が設けられ、
フィルム画像透過用の開口52の部分には図1で示した
ガラス板41、42が取付けられている。図3(b)に
示すように、スライドフィルム40はマウント54に取
付けられ、ガラス板41、42はフィルム部分のみを挟
持する大きさになっており、マウント54を位置決めピ
ン51の位置にセットしてホルダを閉じてガラス板でフ
ィルムを挟持することにより、図2の場合と同様に鮮明
な画像の読み取りが可能となる。
【0028】図4は本発明の他の実施例を示している。
結像光学系の焦点深度が浅い場合、フィルムは一定の厚
みをもっているので、像形成面にピントが合っている状
態では像形成面と反対側のベース面に干渉縞が発生して
いたとしてもCCDセンサには見えず悪影響を及ぼさな
い。そこで、図4(a)に示すように、フィルムの像形
成された乳剤面40aに接するガラス41に拡散面41
aを形成し、フィルムのベース面40と接するガラス4
2は平滑面とする。その結果、ベース面に干渉縞が発生
してもピントは乳剤面にあっているために見えず、乳剤
面側のガラス41は拡散面41aが形成されているので
干渉縞が発生することがなく、鮮明な画像読み取りが可
能である。
【0029】また、フィルム原稿の画像を形成した乳剤
面40aは微妙な凹凸が形成されているためフィルムと
ガラス板との間には干渉縞が発生しないような隙間が形
成され、ベース面に比して干渉縞の発生が防止される。
そこで、図4(b)に示すように乳剤面側のガラス41
には拡散面を形成せず、ベース面40bに接する側のガ
ラス42にのみ拡散面42aを形成するようにしてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿フィ
ルムの像を形成した乳剤面にピントが合い、しかも干渉
縞の発生が防止できるので良好な画像読み取りを行うこ
とができるとともに、結像レンズの前で光が拡散される
ことにより結像面上での照度ムラも改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を説明するための図である。
【図2】 ネガフィルムの読み取りに用いた場合の例を
示す図である。
【図3】 スライドフィルム用に適用した場合の例を示
す図である。
【図4】 本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】 従来のフィルムスキャナの説明する図であ
る。
【図6】 従来のフィルムプロジェクタを説明する図で
ある。
【符号の説明】
40…フィルム原稿、40a…乳剤面、40b…ベース
面、41、42…透明板、41a、42a…拡散面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム原稿に光を照射し、その透過像
    を結像光学系でCCDセンサ上に結像させて読み取るよ
    うにした装置において、フィルム原稿を2枚の透明板で
    挟持し、すくなくとも一方の透明板のフィルムとの対向
    面を凹凸状の拡散面としたことを特徴とするフィルム画
    像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、フィルム
    原稿乳剤面側の透明板に拡散面を形成したことを特徴と
    するフィルム画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、フィルム
    原稿のベース面側の透明板に拡散面を形成したことを特
    徴とするフィルム画像読み取り装置。
JP3202726A 1991-08-13 1991-08-13 フイルム画像読み取り装置 Pending JPH0548787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3202726A JPH0548787A (ja) 1991-08-13 1991-08-13 フイルム画像読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3202726A JPH0548787A (ja) 1991-08-13 1991-08-13 フイルム画像読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0548787A true JPH0548787A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16462149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3202726A Pending JPH0548787A (ja) 1991-08-13 1991-08-13 フイルム画像読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0548787A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7119934B2 (en) 2001-03-02 2006-10-10 Nippon Sheet Glass Company, Limited Image reading apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7119934B2 (en) 2001-03-02 2006-10-10 Nippon Sheet Glass Company, Limited Image reading apparatus
US7235769B2 (en) 2001-03-02 2007-06-26 Nippon Sheet Glass Company, Limited Image reading apparatus having adjustable contact sensor distance

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020135692A1 (en) Image reading device and storage medium storing control procedure for image reading device
JP3545522B2 (ja) 画像入力用レンズ装置およびその合焦位置の補正方法
JPS6172223A (ja) Crt多駒写真撮影装置
JPH0548787A (ja) フイルム画像読み取り装置
JP2002359776A (ja) 画像読取装置
JPH0583477A (ja) カラー分離スキヤナー
JPH0548847A (ja) 領域判定機能を有するフイルム画像読み取り装置
JPH1195092A (ja) 電子スチルカメラ
JP3586592B2 (ja) 画像読取装置、画像読取装置のデフォルト値調整方法、及びチャート原稿
JP2001069324A (ja) 画像読取装置
JP3254884B2 (ja) 画像読み取り装置
US6466339B1 (en) Image scanner with frame mounted lens and sensor and image scanning method
JP2000272783A (ja) 画像記録シート用ホルダ及びこのホルダが適用される画像読取装置
JPH09130557A (ja) 画像入力装置
JP3678826B2 (ja) 画像読み取り装置
JPH10145554A (ja) 画像読取装置の投影装置
JP3670458B2 (ja) 画像読取装置
JPH08171148A (ja) 原稿読取装置
JPH09211558A (ja) 結像装置および画像入力装置
JPH04309073A (ja) フィルム読取装置
JPH0242866A (ja) 読取装置
JP3678859B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2001069354A (ja) 画像読取装置
JP2543908Y2 (ja) フィルムプロジェクタ用ミラーユニット
JP3194205B2 (ja) 画像読取装置