JPH0548773U - カーテン開閉構造体 - Google Patents

カーテン開閉構造体

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JPH0548773U
JPH0548773U JP11019191U JP11019191U JPH0548773U JP H0548773 U JPH0548773 U JP H0548773U JP 11019191 U JP11019191 U JP 11019191U JP 11019191 U JP11019191 U JP 11019191U JP H0548773 U JPH0548773 U JP H0548773U
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JP
Japan
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curtain
rail
runner
vertically long
long rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP11019191U
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English (en)
Inventor
利夫 河合
浩 水野
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上レールと下レールとの間が非平行状態とな
っている場合でも,両レール間に取りつけたカーテンに
たるみを生ずることがなく,見栄えの良いカーテン開閉
構造体を提供すること。 【構成】 車体の窓部4の上下に設けられた上レールと
下レール82と,上記上レール及び下レール82にそれ
ぞれ移動可能に装着した上ランナー及び下ランナー3に
対して取り付けたカーテン5とよりなる。そして,上記
カーテン5の下部59には縦長棒状体2を固定し,一
方,上記下ランナー3には,上記縦長棒状体2を上下動
可能に案内するカーテンガイド36を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,車体においてカーテンを開閉するため設けられた,カーテン開閉構 造体に関する。
【0002】
【従来技術】
ワゴン車などの乗用車の車体の側面には,図6,7に示すごとく,窓ガラス4 1を取り付けた窓部4を設けている。そして,該窓部4には,窓ガラス41に沿 って開閉可能なカーテン5を装着したものがある。該カーテン5は,窓部4の上 下のトリム9に,車体90側面に沿って敷設した,互いに平行な上レール81と 下レール82に装着されている。 そして,上記下レール82は,図7に示すごとく,ガイド溝827と,該ガイ ド溝827に嵌合しているスライド可能な複数個の下ランナー7とを設けている 。該下ランナー7は,上記ガイド溝827と嵌合している嵌合部78と,係合孔 76とを設けてなる。また,上レール81も,上記下ランナー7と同様の上ラン ナーを有している(図示略)。
【0003】 一方,カーテン5においては,その下部59に,上記下ランナー7と同数個の カーテンフック67を取り付けている。そして,カーテン5は,該カーテンフッ ク67を下ランナー7の係合孔76に掛着させている。また,カーテン5の上部 も,上記カーテンフック67と同様のカーテンフック67を有し,上ランナーに 掛着している。 これにより,カーテン5を上レール81と下レール82との間で保持して,ス ライド,開閉することができる。
【0004】
【解決しようとする課題】
しかしながら,近年の自動車は,車体90のルーフに丸みを帯びたものが主流 となってきた。そのため,図6,図8に示すごとく,上記上レール81の後方8 12は,ルーフの後方の丸みに応じて,下方にカーブをさせなければならない。 そして,図8に示すごとく,上レール81と下レール82の間の距離は,その 前方11から後方12に至るに従い,NからPへと短くなる。そのため,カーテ ン5を車体後方12へ閉めるとカーテン9の縦方向にたるみ58ができる。
【0005】 即ち,カーテン5を上記上レール81及び下レール82に取り付けた場合,カ ーテン5は上レール81の前方11ではたるみ58のない正常状態(K1)であ るが,その後方12へ移動するに従いたるみ58が生じ(K2,K3),見栄え が悪くなる。更に,そのカーテンを束ねた時にはカーテンの収まりが悪い。 本考案は,かかる従来の問題点に鑑み,上レール及び下レールをスライドさせ るカーテンにおいて,カーテンにたるみが生じないカーテン開閉構造体を提供し ようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】
本考案は,車体の窓部に設けられた上レールと下レールと,上記上レール及び 下レールにそれぞれ移動可能に装着した上ランナー及び下ランナーと,上記上ラ ンナー及び下ランナーに対して取りつけたカーテンとよりなるカーテン開閉構造 体であって,上記カーテンの下部には縦長棒状体を固定し,一方上記下ランナー には上記縦長棒状体を上下動可能に案内するカーテンガイドを設けたことを特徴 とするカーテン開閉構造体にある。
【0007】 本考案において最も注目すべきことは,上記カーテンの下部には縦長棒状体を 固定し,一方上記下ランナーには上記縦長棒状体を上下動可能に案内するカーテ ンガイドを設けたことにある。 上記下ランナーは,上記縦長棒状体を遊挿させるためのリング状のカーテンガ イドと,下レールのガイド溝に嵌合させる嵌合部等を有する。
【0008】 上記縦長棒状体は,上取付部と下取付部とを有し,その間には下ランナーのカ ーテンガイドに遊挿したフック部とからなる。該フック部の長さは,好ましくは 上レールにおける前方と後方の高さの差以上とする。そして,縦長棒状体は,そ の上取付部と下取付部をカーテンの折り返し部又は縫い込み部等に固定されてい る。また,カーテンに縦長状の袋部を設け,その中に縦長棒状体を差し込んでも よい。 また,上記カーテンガイドとしては,下ランナーの一部にリング状部を設けて ,このリング状部の係合孔に縦長棒状体を挿入する構成がある(図1,2)。ま た,他のカーテンガイドとしては,下ランナーに係合するフックを設け,該フッ クにリング部分を設けて,この中に縦長棒状体を挿入する構成がある。この場合 には下ランナーに対するカーテンの着脱が容易である(図5)。 本考案は,上レールと下レールとの間が,非平行状態の部分を有する場合に特 に有効である。
【0009】
【作用及び効果】
本考案においては,カーテンが上レールと下レールに取り付けられている。そ して,例えば上レールの後方は下方にカーブしている。そのため,上レールと下 レールの間の距離は,後方の方が前方に比べて短い。 そして,上記下ランナーにカーテンを取り付けるにあたり,下ランナーのカー テンガイドには,カーテンの下部に固定された縦長棒状体を遊挿する。 そのため,縦長棒状体は,横方向にのみスライドする下ランナーに対し,上下 方向に動くことができる。したがって,カーテン開閉時に上レールの後方におい ても,カーテンの下部は上レールが下降するのに伴ってスムーズに下降すること ができる。それ故,従来のごとく,カーテンの下方にたるみを生ずることがない 。
【0010】 また,上レールと下レールとの間が,全て平行状態の場合においても,カーテ ンの下部は上記縦長棒状体によって,下ランナーのカーテンガイドに沿って上下 動するので,カーテン下部を下ランナーに装着することが容易である。即ち,縦 長棒状体の上下位置が若干変わっても,カーテンにたるみを生ずることがなく, 見栄えが良い。 また,束ねたときのカーテンの収まりも良く,見栄えも良い。 それ故,本考案によれば,カーテンにたるみを作らず,束ねたときのカーテン の収まりも良く,見栄えのよいカーテン開閉構造体を提供することができる。
【0011】
【実施例】
実施例1 本考案の実施例にかかるカーテン開閉構造体につき,図1ないし図4および前 記図6を用いて説明する。 本例のカーテン開閉構造体は,図1,6に示すごとく,車体90の窓部4の上 下のトリム9に設けられた上レール81と下レール82と,上記上レール81及 び下レール82にそれぞれ移動可能に装着した上ランナー及び下ランナー3と, 上記上ランナー及び下ランナー3に対して取り付けたカーテン5とよりなる。そ して,上記カーテン5の下部59には,図1,3に示すごとく,等間隔に複数個 の縦長棒状体2を固定し,一方上記下ランナー3には上記縦長棒状体2を上下動 可能に案内するカーテンガイド36を設ける。
【0012】 上記縦長棒状体2は,上取付部21と下取付部29と,その間に設けた弓形の 弓形フック部25とからなる。該弓形フック部25の長さは,上レール81の前 方11と後方12の高さの差よりも少し長くしてある。そして,縦長棒状体2は ,その下取付部29と上取付部21をカーテン5の縫い込み部に嵌挿させること により,カーテンと固定されている。 上記下ランナー3は,図1,2に示すごとく,上記縦長棒状体2を遊挿させた リング状のカーテンガイド36と,下レール82のガイド溝827に嵌合させた スライド部38とからなる。そして,下ランナー3の数は,上記カーテン5に固 定された縦長棒状体2と同数である。
【0013】 次に,本例のカーテン開閉構造体につき,その作用及び効果を説明する。 本例においては,カーテン5が上レール81と下レール82に取り付けられて いる。そして,図4に示すごとく,上レール81の後方812は下方にカーブし ている。そのため,同図に示すごとく,上レール81と下レール82の後方12 における距離Pはその前方11での距離Nに比べて短い。 そして,上記下ランナー3にカーテン5を取り付けるにあたり,下ランナー3 のカーテンガイド36には,カーテン5の下部59に固定された縦長棒状体2の 弓形フック部25を遊挿する。そのため,該縦長棒状体2は,横方向にのみスラ イドする下ランナー3に対し,上下方向に動くことができる。
【0014】 従って,カーテン開閉時に上レール81の後方812において下レール82と の距離Pが,前方11の距離Nよりも短くなっても,カーテン5の下部59は上 レール81が下降するのに伴ってスムーズに下降する(図4の一点鎖線)。 それ故,本例のカーテン開閉構造体は,上レールが下方にカーブしている後方 においても,カーテンにたるみをつくらず,束ねたときのカーテンの収まりもよ く,見栄えも良い。
【0015】 実施例2 本例のカーテン開閉構造体は,図5に示すごとく,カーテンガイドとしてスラ イダー35を用いたものである。該スライダー35は,上記弓形フック部25を 遊挿させるリング352と,下ランナー3のカーテンガイド360に掛着するフ ック356とよりなる。 その他は,実施例1と同様である。 本例においては,縦長棒状体2を挿通させるカーテンガイドとしてスライダー 35を設けているので,下レール82に装着した下ランナー3からカーテン5を 取り外すのが容易である。
【0016】 即ち,下ランナー3の嵌合部38は,下レール82のガイド溝827に嵌合し ている。一方,カーテン5の下部に固定した縦長棒状体2の弓形フック部25は ,スライダー35のリング352に遊挿されている。しかし,該スライダー35 のフック356は,上記下ランナー3のカーテンガイド360に掛着しているの みである。そのため,カーテン5を下ランナー3から取り外すときは,上記フッ ク356を上記カーテンガイド360から外すのみで良い。 また,上記リング352は,縦長棒状体2の弓形フック部25を上下動可能と するものである。よって,上レール81と下レール82の距離が,前記図4に示 したごとくPからNと短くなっても,カーテン5の下部は上レールが下降するの に伴ってスムーズに下降する。上記のごとく,本例においても実施例1と同様の 効果を得ることができ,またカーテンと下ランナーとの着脱が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のカーテン開閉構造体の要部断面図。
【図2】図1のA−A矢視断面図。
【図3】実施例1における縦長棒状体を取り付けたカー
テンの下部の一部正面図。
【図4】実施例1における,上レール及び下レールとカ
ーテン移動との関係を示す説明図。
【図5】実施例2のカーテン開閉構造体の要部断面図。
【図6】従来例のカーテン開閉構造体と車体の斜視図。
【図7】従来例のカーテン開閉構造体の下レール部の要
部断面図。
【図8】従来例における,上レールと下レール及びカー
テン移動との関係を示す説明図。
【符号の説明】
2...縦長棒状体, 25...弓形フック部, 3...下ランナー, 35...スライダー, 36...カーテンガイド, 38,78...嵌合部, 5...カーテン, 81...上レール, 82...下レール, 827...ガイド溝, 9...トリム, 90...車体,

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の窓部に設けられた上レールと下レ
    ールと,上記上レール及び下レールにそれぞれ移動可能
    に装着した上ランナー及び下ランナーと,上記上ランナ
    ー及び下ランナーに対して取りつけたカーテンとよりな
    るカーテン開閉構造体であって, 上記カーテンの下部には縦長棒状体を固定し,一方上記
    下ランナーには上記縦長棒状体を上下動可能に案内する
    カーテンガイドを設けたことを特徴とするカーテン開閉
    構造体。
JP11019191U 1991-12-13 1991-12-13 カーテン開閉構造体 Pending JPH0548773U (ja)

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JP11019191U JPH0548773U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 カーテン開閉構造体

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JPH0548773U true JPH0548773U (ja) 1993-06-29

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328016B2 (ja) * 1983-05-25 1988-06-07 Tokyo Shiito Kk
JP3102980B2 (ja) * 1993-11-29 2000-10-23 川澄化学工業株式会社 ダブルセンサーカテーテル

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328016B2 (ja) * 1983-05-25 1988-06-07 Tokyo Shiito Kk
JP3102980B2 (ja) * 1993-11-29 2000-10-23 川澄化学工業株式会社 ダブルセンサーカテーテル

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