JPH0548745U - 吊戸棚取付金具 - Google Patents

吊戸棚取付金具

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JPH0548745U
JPH0548745U JP9950991U JP9950991U JPH0548745U JP H0548745 U JPH0548745 U JP H0548745U JP 9950991 U JP9950991 U JP 9950991U JP 9950991 U JP9950991 U JP 9950991U JP H0548745 U JPH0548745 U JP H0548745U
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JP
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mounting
hanging cabinet
mounting hole
notch
screw
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滋生 園田
啓之 河合
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】作業性よく吊戸棚の取付を行うことができ、し
かも取付金具の設置精度を必要としない吊戸棚取付金具
を提供する。 【構成】吊戸棚2の背面板2’方形状の取付孔を設け、
前記背面板内面には前記取り付け孔に合致される開口2
1aを具え補強板21を取り付け、前記吊戸棚を取り付
けるべき壁面に植立された取付ねじ9を前記取付孔等に
貫通させ、前記取付ねじ9の頸部に係合する切欠22a
を具えた座金22を、前記切欠において前記取付ねじ頸
部に係合させ、前記とりつけねじ9を螺入緊締して吊戸
棚を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は吊戸棚取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の吊戸棚乃至はその取付金具の代表的なものとしては、例えば実公昭53 −15565号公報に開示されている。この刊行物に示された考案は、分解斜視 図5に示すように取付壁面の所定位置にねじ16により水平桟木1を固着横架し 、吊戸棚2の背面2’上端部に、該水平桟木1に載置される突出部9を設け、該 突出部9に断面段型の桟金具7の上辺を固着し、該吊戸棚2内から背面板2’に 穿設した長孔および桟金具下片に穿設した長孔を貫通して突出させた該両長孔よ り小径の固定ねじを、前記水平桟木1に埋設した受ナット4に緊締螺着すること により吊下構成する吊戸棚に関する考案である。
【0003】 また、実開昭60−29537号公報には棚部材の連結構造に関する考案が開 示されているが、この考案は壁面にそれぞれ独立してかつ互いに並設状態で吊り 下げた棚部材を相互に連結プレートで連結、一体化させ、これをキャビネットの 底板として使用するものであって、既製のキャビネットを壁面に吊り下げる取付 金具に関するものではない。
【0004】 この他に、図6(A)に示すように吊戸棚背面板に取付ねじに係合する細長の 切欠部8aを有する円形の取付孔8を設け、取付孔8の円形部で壁面の取付ねじ 9に係合させ、吊戸棚を下方にずらして前記細長の切欠8aに取付ねじを9を係 合させて取付を完了するようにしたもの、図6(B)に示すように壁面側にL字 状の引掛け金具10を設け、吊戸棚背面板に設けた取付孔11を前記引掛け金具 10に係合差せて取付を完了するようにしたもの、図6(C)に示すように壁面 12にコ字状の受金具13を設け、この受金具13に吊戸棚背面板2’に設けた 掛け金具14を係合させて取付を完了するようにしたものがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
公知刊行物の前者に開示された吊戸棚における壁面への取付は、水平桟木1を 壁面に取り付けるためのねじ15の捩じ込み、水平桟木1への受ナット4の埋設 、吊戸棚2内から背面板2’に穿設した長孔および桟金具下片に穿設した長孔を 貫通して突出した固定ねじの受ナット4に対する緊締螺着等を必要とし、必ずし も作業性よく吊戸棚の取付をなし得るとは限らない。
【0006】 さらに、図6(A)に示した取付手段では取付ねじ9の設置位置精度が低いと 取付が不可能となるし、図6(B)に示した取付手段では吊戸棚前面から見た時 、取付孔11が目立つので体裁がよくないし、図6(C)に示した取付手段では 受金具13、掛け金具14があるため、吊戸棚背面板2’と壁面12との間に隙 間16が存在し、吊戸棚ががたつくおそれがある。
【0007】 本考案は上記の事情に基づきなされたもので、作業性よく吊戸棚の取付を行う ことができ、しかも取付金具の設置精度を必要とせず、コンパクトに形成し得、 体裁もよく吊戸棚にがたつきを生じるおそれのない吊戸棚取付金具を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の吊戸棚取付金具は、吊戸棚の背面板に穿設された方形状の取付孔に合 致される開口を具え、前記背面板内面に取り付けられた補強板と、前記吊戸棚を 取り付けるべき壁面に植立された取付ねじと、前記取付孔およびこれに合致した 開口を貫通した前記取付ねじの頸部に係合する切欠を具え、前記取付孔を内接さ せるに十分な大きさの円形の座金とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】
上記構成の本考案の吊戸棚取付金具においては、前記取付孔を前記取付ねじに 係合させ、前記取付孔の許容する範囲内で吊戸棚を動かして、仮に前記取付ねじ の設置位置が不正確であっても、吊戸棚を正規設置位置にもたらすことができる 。また、前記座金を前記取付ねじ頸部に係合させることにより、背面板の取付孔 等を完全に隠すことができ、体裁のよいものとなし得る。。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の一実施例によって取り付けられるべき吊戸棚2と、壁面12と 、取付金具との関係を示す分解斜視図、図2(A)、(B)は吊戸棚2の取付状 態を示す斜視図、図3はその正面図、図4(A)、図4(B)は本考案の効果を 説明するための前記実施例の要部正面図である。 先ず、図1において、吊戸棚2の背面板2’には長方形または正方形の取付孔 11が穿設されており、背面板2’の内面には前記取付孔11と同形同大の開口 21aを有するL字状金属製補強板21が、前記取付孔11と開口21とを合致 させて固定されている。
【0011】 また、壁面12には吊戸棚2が取り付けられるべき位置に対応して取付ねじ9 が植立されている。図2に示すように、前記取付孔11およびこれに合致された 補強板21の開口21aを前記取付ねじ9に係合させる。次いで、前記取付孔1 1、開口21aを内接させるに十分な大きさの円形で、前記取付ねじ9の頸部を きっちり係合させる巾の切欠22aを具えた座金22を、前記取付ねじ9の頸部 に前記切欠22aを係合させて前記取付ねじ9に装着する。ここで、取付ねじ9 の本締めを行い吊戸棚の取付を完了する。
【0012】 上記構成の実施例においては、取付孔11がかなりの大きさを有するものであ るから、仮に取付ねじ9の設置位置精度が悪くても、吊戸棚を前記取付孔11の 許容する範囲で前記取付ねじ9に対して動かし、正しく所定位置に取付けること ができる。また、座金22を取付ねじ9に係合させてあるから、吊戸棚前面から 見て取付孔11は見えず、体裁のよいものとなる。さらにまた、吊戸棚の背面板 の取付壁面側の面には突出するものは何等設けてないから、壁面と背面板2’と の間に隙間が形成されることはなく吊戸棚ががたつくおそれはない。
【0013】 なお、図4A、図4Bは取付ねじ9の設置位置精度がどのようであっても、座 金22によって取付孔11、開口21aが隠し得ることを示している。すなわち 、図4Aに示すように取付ねじ9が正規位置に設置されており、取付ねじ9が取 付孔11、開口21aの上辺中央に来るまで吊戸棚をずらした時、正規取付位置 となった場合には座金22の切欠22aを鉛直にして取付ねじ9に係合させれば 、前記取付孔11等を完全に隠すことができるし、図3に鎖線で示す位置に取付 ねじ9が来るまでずらした時、正規取付位置となった場合には座金22の切欠2 2aを傾斜させて取付ねじ9に係合させれば、取付孔11等を完全に隠すことが できる。前記各例は取付ねじ9の位置が正規位置にある場合と、極端にずれてい る場合とであるが、それ等の各位置の中間にある場合も同様にして取付孔11等 を完全に隠すことができる。
【0014】 なお、前記実施例において座金22の切欠22aの長さ(深さ)を、この切欠 に取付ねじ9の頸部に係合させたとき、切欠開口端が取付ねじ9の頭部に隠され るように選定しておけば、座金22は前方からは単なる円板として見えるのでよ り一層体裁のよいものとすることができる。
【0015】
【考案の効果】
上記から明らかなように本考案の吊戸棚取付金具においては、作業性よく吊戸 棚の取付を行うことができるだけでなく、従来の取付手段において見られた取付 ねじの設置位置の高い精度を必要とせず、また体裁の悪さもなく、吊戸棚のがた つきを生じることもないので、例えばプレハブ住宅の組立期間の短縮、品質の向 上等に大いに貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によって取り付けられるべき
吊戸棚と、壁面と、取付金具との関係を示す分解斜視
図。
【図2】A、Bは吊戸棚の取付状態を示す斜視図。
【図3】吊戸棚の取付状態を示す正面図。
【図4】A、Bは本考案の効果を説明するための前記実
施例の要部正面図
【図5】実公昭53−15565号公報に開示されてい
る吊戸棚の分解斜視図。
【図6】Aは従来の吊戸棚取付手段の第1の例の正面
図、Bは第2の例の斜視図、Cは第3の例の断面図。
【符号の説明】
2………吊戸棚 2’……背面板 9………取付ねじ 11………取付孔 12………壁面 21………補強板 21a……開口 22………座金 22a……切欠

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊戸棚の背面板に穿設された方形状の取
    付孔に合致される開口を具え、前記背面板内面に取り付
    けられた補強板と、前記吊戸棚を取り付けるべき壁面に
    植立された取付ねじと、前記取付孔およびこれに合致し
    た開口を貫通した前記取付ねじの頸部に係合する切欠を
    具え、前記取付孔を内接させるに十分な大きさの円形の
    座金とを有することを特徴とする吊戸棚取付金具。
  2. 【請求項2】 前記切欠の長さ(深さ)を、前記切欠の
    底部が前記取付ねじ頸部と係合したとき、前記切欠の開
    口部が前記取付ねじの頭部により隠されるように選定し
    てなる請求項1記載の吊戸棚取付金具。
JP9950991U 1991-12-03 1991-12-03 吊戸棚取付金具 Expired - Lifetime JP2543094Y2 (ja)

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JP9950991U JP2543094Y2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 吊戸棚取付金具

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JPH0548745U true JPH0548745U (ja) 1993-06-29
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200000407U (ko) * 2018-08-09 2020-02-20 권홍순 거치가 용이한 욕실장

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KR20200000407U (ko) * 2018-08-09 2020-02-20 권홍순 거치가 용이한 욕실장

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JP2543094Y2 (ja) 1997-08-06

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