JPH0548389A - スイツチトキヤパシタ回路 - Google Patents

スイツチトキヤパシタ回路

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Publication number
JPH0548389A
JPH0548389A JP23240091A JP23240091A JPH0548389A JP H0548389 A JPH0548389 A JP H0548389A JP 23240091 A JP23240091 A JP 23240091A JP 23240091 A JP23240091 A JP 23240091A JP H0548389 A JPH0548389 A JP H0548389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
area
analog switch
diffusion area
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23240091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Hirano
哲夫 平野
Koji Ichikawa
浩司 市川
Hideaki Ishihara
秀昭 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP23240091A priority Critical patent/JPH0548389A/ja
Publication of JPH0548389A publication Critical patent/JPH0548389A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチトキャパシタ回路におけるMOSト
ランジスタにて構成されたアナログスイッチの寄生容量
そのものを低減すること。 【構成】 入力端子inはAl 等から成る金属電極7に
接続され、その金属電極7は上下2つに分割され、それ
ぞれコンタクト6を介してソース側の各拡散エリア3に
接続されている。又、ドレイン側の拡散エリア4は上下
2つの拡散エリア3に対して共通でコンタクト8を介し
てAl 等から成る金属電極9と接続されている。そし
て、その金属電極9はキャパシタC1 に接続され、その
キャパシタC1 の他方は接地されている。そして、拡散
エリア3,4の間にはゲート電極5が形成されている。
このように、MOSトランジスタはソース又はドレイン
の拡散エリアの面積が小さい側を共通としてキャパシタ
C1 に接続されている。この結果、本発明のスイッチト
キャパシタ回路においては、寄生キャパシタ値が低減さ
れ、回路出力のオフセット電圧が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寄生容量の影響による
オフセット電圧を低減したスイッチトキャパシタ回路に
関する。
【0002】
【従来技術】図4はスイッチトキャパシタ回路を用いた
積分器を示している。演算増幅器300のマイナス入力
端子には、直列接続された2個のnチャンネルMOSト
ランジスタにて構成されたアナログスイッチ100,2
00を介して入力信号Vinが入力される。アナログスイ
ッチ100,200の間にはキャパシタC1 が接続され
ている。又、演算増幅器300のマイナス入力端子と出
力端子との間にはキャパシタC2 が接続されている。そ
して、演算増幅器300のプラス入力端子は接地されて
いる。この積分器において、クロック信号φ1によりア
ナログスイッチ100がオンされると、キャパシタC1
に入力電圧Vinに相当する電荷が充電される。次に、ア
ナログスイッチ100がオフされ、クロックφ2によっ
てアナログスイッチ200がオンされることにより、キ
ャパシタC1 に充電された電荷がキャパシタC2 に転送
される。この時、キャパシタC2 には1クロック前の電
荷が蓄えられており、これと今回の電荷が加算されて新
しい電荷となる。この操作を繰り返すことにより、キャ
パシタC2 にはC1・Vin が累積加算され、出力電圧V
out には積分値を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5は、上述のnチャ
ンネルMOSトランジスタにて構成されたアナログスイ
ッチ100とキャパシタC1 とのレイアウトの一例を示
した模式図である。入力端子inはAl 等から成る金属
電極7に接続され、その金属電極7はコンタクト6を介
してソース側の拡散エリア3に接続されている。又、ド
レイン側の拡散エリア4はコンタクト8を介してAl 等
から成る金属電極9と接続されている。そして、その金
属電極9はキャパシタC1 に接続され、そのキャパシタ
C1の他方は接地されている。そして、拡散エリア3,
4の間にはゲート電極5が形成されている。ところで、
アナログスイッチ100,200をMOSトランジスタ
で構成した場合には寄生容量が発生する。今、アナログ
スイッチ100,200に対して、図4に示したよう
に、寄生容量Cp1,Cp2が発生したとする。例えば、寄
生容量Cp1は、ドレイン側の拡散エリア4と基板間との
接合容量であり、その容量値はドレイン側の拡散エリア
4の面積{W×(D1+D2)}に依存している。即ち、設
計当初の容量比がC1/C2であったにも拘わらず、寄生
容量Cp1,Cp2の影響で容量比が(C1+Cp1+Cp2)/
C2 に変化して回路特性が変わってしまうということに
なる。このようなスイッチトキャパシタ回路における、
寄生容量によるオフセット電圧の影響をなくす方法とし
ては、オフセット電圧補償用のアナログスイッチ、キャ
パシタ等より成る補償回路を付加することで対応するこ
とが考えられる。しかしながら、そのような補償回路を
更にスイッチトキャパシタ回路に付加することは回路規
模の増加を招くと共にその付加された補償回路により新
たな寄生容量が増加してしまうという問題があった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的とするところは、MOSト
ランジスタにて構成されたアナログスイッチの寄生容量
そのものを低減することによりオフセット電圧を低減す
るための補償回路を必要としないスイッチトキャパシタ
回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、MOSトランジスタにて構成されたア
ナログスイッチとキャパシタとから成るスイッチトキャ
パシタ回路において、前記MOSトランジスタを全体と
して電流密度が同じとなるように複数個に分割して並列
接続し、そのソース又はドレインの拡散面積が小さくな
る側を前記キャパシタに接続することを特徴とする。
【0006】
【作用及び効果】MOSトランジスタを全体として電流
密度が同じとなるように複数個に分割して並列に接続
し、そのソース又はドレインの拡散エリアの面積が小さ
い側を共通としてキャパシタに接続される。この結果、
本発明のスイッチトキャパシタ回路においては、キャパ
シタと接続されるソース又はドレインの拡散エリアの面
積に依存する寄生キャパシタ値が低減され、回路出力の
オフセット電圧を低減することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本発明に係るスイッチトキャパシタ回路
におけるpチャンネル又はnチャンネルMOSトランジ
スタにて構成されたアナログスイッチを示した模式図で
ある。pチャンネル又はnチャンネルMOSトランジス
タにて構成されたアナログスイッチはMOSトランジス
タを全体として電流密度が同じとなるように上下2つに
分割して並列に接続されている。入力端子inはAl 等
から成る金属電極7に接続され、その金属電極7は上下
2つに分割され、それぞれコンタクト6を介してソース
(又はドレイン)側の各拡散エリア3に接続されてい
る。又、ドレイン(又はソース)側の拡散エリア4は上
下2つの拡散エリア3に対して共通でコンタクト8を介
してAl 等から成る金属電極9と接続されている。そし
て、その金属電極9はキャパシタC1 に接続され、その
キャパシタC1 の他方は接地されている。そして、拡散
エリア3,4の間にはゲート電極5が形成されている。
【0008】上述のpチャンネル又はnチャンネルMO
Sトランジスタにて構成されたアナログスイッチにおい
ては、トランジスタを分割して並列接続し、それら拡散
エリア3,4の面積の小さい側をドレインとしてキャパ
シタC1 に接続している。すると、ドレイン側の拡散エ
リア4の面積を{(W/2)×(D1+2×D2)}と小さく
できる。このようにpチャンネル又はnチャンネルMO
Sトランジスタにて構成されたアナログスイッチにおい
ては、その構成要素であるMOSトランジスタのサイズ
を変更することなく、キャパシタC1 に接続されるソー
ス又はドレイン側の拡散エリア4の面積を小さくでき
る。この結果、キャパシタC1 に接続される寄生キャパ
シタ値を低減でき、スイッチトキャパシタ回路の出力の
オフセット電圧を低減することができる。
【0009】上述の実施例では、pチャンネル又はnチ
ャンネルMOSトランジスタにて構成されたアナログス
イッチのMOSトランジスタを2つに分割して並列に接
続する場合を示したが、それ以上の分割数でも同様の効
果を得ることができる。図2には、pチャンネル又はn
チャンネルMOSトランジスタにて構成されたアナログ
スイッチのMOSトランジスタを全体として電流密度が
同じとなるように4つに分割して並列に接続する場合を
示した。尚、図1と同じ構成から成るものには同じ符号
を付し、その説明を省略する。この場合には、ドレイン
側の拡散エリア4の面積を[(W/4)×{(W/4)+4
×D2}] と小さくできる。尚、(W/4)<D1 であ
る。このようにpチャンネル又はnチャンネルMOSト
ランジスタにて構成されたアナログスイッチにおいて
は、その構成要素であるMOSトランジスタのサイズを
変更することなく、キャパシタC1 に接続されるソース
又はドレイン側の拡散エリア4の面積を小さくできる。
この結果、キャパシタC1 に接続される寄生キャパシタ
値を低減でき、スイッチトキャパシタ回路の出力のオフ
セット電圧を低減することができる。
【0010】上述の実施例では、pチャンネル又はnチ
ャンネルMOSトランジスタにて構成されたアナログス
イッチを用いたが、図3に示したように、本発明のスイ
ッチトキャパシタ回路は、CMOSトランジスタにて構
成されたアナログスイッチを用いても良い。nチャンネ
ルMOSトランジスタ10及びpチャンネルMOSトラ
ンジスタ11は上述の実施例と同様に各MOSトランジ
スタを上下2つに分割して並列に接続している。そし
て、面積の小さい側の拡散エリア4をキャパシタC1 に
接続する構成とした。尚、図1と同じ構成から成るもの
には同じ符号を付し、その説明を省略する。このように
CMOSトランジスタにて構成されたアナログスイッチ
においては、その構成要素である各MOSトランジスタ
のサイズを変更することなく、キャパシタC1 に接続さ
れるソース又はドレイン側の拡散エリア4の面積を小さ
くできる。この結果、キャパシタC1 に接続される寄生
キャパシタ値を低減でき、スイッチトキャパシタ回路の
出力のオフセット電圧を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な一実施例に係るスイッチトキ
ャパシタ回路におけるpチャンネル又はnチャンネルM
OSトランジスタにて構成されたアナログスイッチを示
した模式図である。
【図2】本発明のスイッチトキャパシタ回路におけるp
チャンネル又はnチャンネルMOSトランジスタにて構
成されたアナログスイッチのMOSトランジスタを4つ
に分割して並列に接続する場合を示した模式図である。
【図3】本発明のスイッチトキャパシタ回路のアナログ
スイッチとしてCMOSトランジスタにて構成されたア
ナログスイッチを用いる場合を示した模式図である。
【図4】スイッチトキャパシタ回路を用いた積分器を示
した構成図である。
【図5】従来のスイッチトキャパシタ回路におけるnチ
ャンネルMOSトランジスタにて構成されたアナログス
イッチとキャパシタとを示した模式図である。
【符号の説明】
3−ソース側の拡散エリア 4−ドレイン側の拡散エ
リア 5−ゲート電極 6,8−コンタクト 7,9−金
属電極 in−入力端子 C1−キャパシタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSトランジスタにて構成されたアナ
    ログスイッチとキャパシタとから成るスイッチトキャパ
    シタ回路において、 前記MOSトランジスタを全体として電流密度が同じと
    なるように複数個に分割して並列接続し、そのソース又
    はドレインの拡散面積が小さくなる側を前記キャパシタ
    に接続することを特徴とするスイッチトキャパシタ回
    路。
JP23240091A 1991-08-19 1991-08-19 スイツチトキヤパシタ回路 Pending JPH0548389A (ja)

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JP23240091A JPH0548389A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 スイツチトキヤパシタ回路

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ID=16938652

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JP (1) JPH0548389A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6512603B2 (en) 1997-10-29 2003-01-28 Canon Kabushiki Kaisha Image sensor
JP2007097019A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 遅延回路及びそれを用いた映像信号処理回路
US9601521B2 (en) 2014-10-30 2017-03-21 Samsung Display Co., Ltd. Liquid crystal display

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6512603B2 (en) 1997-10-29 2003-01-28 Canon Kabushiki Kaisha Image sensor
JP2007097019A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Sanyo Electric Co Ltd 遅延回路及びそれを用いた映像信号処理回路
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