JPH0548347A - 増幅装置 - Google Patents
増幅装置Info
- Publication number
- JPH0548347A JPH0548347A JP3199679A JP19967991A JPH0548347A JP H0548347 A JPH0548347 A JP H0548347A JP 3199679 A JP3199679 A JP 3199679A JP 19967991 A JP19967991 A JP 19967991A JP H0548347 A JPH0548347 A JP H0548347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impedance
- signal source
- operating point
- circuit
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号源のインピーダンスの変化に対応して最
適の動作をする。 【構成】 RFコイル1に対する進行波と反射波をディ
レクショナルカプラ3で検出し、その進行波と反射波か
らRFコイル1のインピーダンスを動作点コントローラ
6で検出し、プリアンプ8のFETのゲート電圧Vgを
調整する。 【効果】 マッチング回路を用いないで、インピーダン
スの変化する信号源に対応できるようになる。
適の動作をする。 【構成】 RFコイル1に対する進行波と反射波をディ
レクショナルカプラ3で検出し、その進行波と反射波か
らRFコイル1のインピーダンスを動作点コントローラ
6で検出し、プリアンプ8のFETのゲート電圧Vgを
調整する。 【効果】 マッチング回路を用いないで、インピーダン
スの変化する信号源に対応できるようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、増幅装置に関し、特
に、インピーダンスが変化する信号源に対する増幅装置
として有用である。
に、インピーダンスが変化する信号源に対する増幅装置
として有用である。
【0002】
【従来の技術】図6に、従来の核磁気共鳴装置のRF信
号送受信部を示す。RFコイル1のインピーダンスは被
検者Bの個体差により変化するため、被検者Bが変るご
とにインピーダンスマッチングを行っている。
号送受信部を示す。RFコイル1のインピーダンスは被
検者Bの個体差により変化するため、被検者Bが変るご
とにインピーダンスマッチングを行っている。
【0003】すなわち、インピーダンスマッチング用R
F信号をパワーアンプ7から出力し、送受信回路5,デ
ィレクショナルカプラ3,同軸ケーブル4,マッチング
回路11を介して、RFコイル1に加える。そして、デ
ィレクショナルカプラ3によって進行波Vfおよび反射
波Vrを検出する。マッチングコントローラ56は、デ
ィレクショナルカプラ3で得た進行波Vfおよび反射波
VrからRFコイル1のインピーダンスZcを算出し、
そのインピーダンスZcと系の特性を合わせるようにマ
ッチング回路11のインピーダンス変換比を変えてい
る。
F信号をパワーアンプ7から出力し、送受信回路5,デ
ィレクショナルカプラ3,同軸ケーブル4,マッチング
回路11を介して、RFコイル1に加える。そして、デ
ィレクショナルカプラ3によって進行波Vfおよび反射
波Vrを検出する。マッチングコントローラ56は、デ
ィレクショナルカプラ3で得た進行波Vfおよび反射波
VrからRFコイル1のインピーダンスZcを算出し、
そのインピーダンスZcと系の特性を合わせるようにマ
ッチング回路11のインピーダンス変換比を変えてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の核磁気共鳴
装置のRF信号送受信部では、RFコイル1の変化する
インピーダンスと系の特性を合せるためにマッチング回
路11を用いている。
装置のRF信号送受信部では、RFコイル1の変化する
インピーダンスと系の特性を合せるためにマッチング回
路11を用いている。
【0005】しかし、マッチング回路11が介在するこ
とによるSNRの劣化の問題点がある。また、マッチン
グ回路11は強磁場内で動作するため、非磁性体で製作
しなければならない制限のある問題点がある。
とによるSNRの劣化の問題点がある。また、マッチン
グ回路11は強磁場内で動作するため、非磁性体で製作
しなければならない制限のある問題点がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、マッチング回
路を要さずに、インピーダンスが変化する信号源に対応
することが出来る増幅装置を提供することにある。
路を要さずに、インピーダンスが変化する信号源に対応
することが出来る増幅装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の増幅装置は、
信号源から入力される信号を増幅する増幅回路と、信号
源のインピーダンスを検出する信号源インピーダンス検
出回路と、検出した信号源インピーダンスに基づいてN
Fが小さくなるように前記増幅回路の動作点を変更する
動作点変更回路とを具備したことを構成上の特徴とする
ものである。
信号源から入力される信号を増幅する増幅回路と、信号
源のインピーダンスを検出する信号源インピーダンス検
出回路と、検出した信号源インピーダンスに基づいてN
Fが小さくなるように前記増幅回路の動作点を変更する
動作点変更回路とを具備したことを構成上の特徴とする
ものである。
【0008】
【作用】この発明の増幅装置では、信号源インピーダン
スの変化を検出し、その信号源インピーダンスの変化に
基づいて増幅回路の動作点をコントロールする。このた
め、マッチング回路が不要となる。
スの変化を検出し、その信号源インピーダンスの変化に
基づいて増幅回路の動作点をコントロールする。このた
め、マッチング回路が不要となる。
【0009】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明の一実施例の増幅
装置を核磁気共鳴装置のRF信号送受信部に用いた場合
のブロック図である。この発明の一実施例の増幅装置
は、ディレクショナルカプラ3と,動作点コントローラ
6と,プリアンプ8とから構成される。
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明の一実施例の増幅
装置を核磁気共鳴装置のRF信号送受信部に用いた場合
のブロック図である。この発明の一実施例の増幅装置
は、ディレクショナルカプラ3と,動作点コントローラ
6と,プリアンプ8とから構成される。
【0010】この核磁気共鳴装置のRF信号送受信部で
は、被検者Bが変るごとに増幅装置の動作点を変えてい
る。すなわち、動作点変更用RF信号をパワーアンプ7
から出力し、送受信回路5,ディレクショナルカプラ
3,同軸ケーブル4を介して、RFコイル1に加える。
そして、ディレクショナルカプラ3によって進行波Vf
および反射波Vrを検出する。動作点コントローラ6
は、ディレクショナルカプラ3で得た進行波Vfおよび
反射波VrからRFコイル1のインピーダンスZcを算
出し、そのインピーダンスZcに対して最もNFが小さ
くなるようにプリアンプ8の動作点を変更する。次に、
プリアンプ8の動作点を変更する具体例を説明する。図
2は、プリアンプ8をFETを用いて構成した場合の回
路図である。Rsは、信号源インピーダンスであり、R
Fコイル1のインピーダンスZcに相当する。Vgは、
FETのゲート電圧である。Idは、FETのドレイン
電流である。ゲート電圧Vgとドレイン電流Idの関係
は図3のようになる。
は、被検者Bが変るごとに増幅装置の動作点を変えてい
る。すなわち、動作点変更用RF信号をパワーアンプ7
から出力し、送受信回路5,ディレクショナルカプラ
3,同軸ケーブル4を介して、RFコイル1に加える。
そして、ディレクショナルカプラ3によって進行波Vf
および反射波Vrを検出する。動作点コントローラ6
は、ディレクショナルカプラ3で得た進行波Vfおよび
反射波VrからRFコイル1のインピーダンスZcを算
出し、そのインピーダンスZcに対して最もNFが小さ
くなるようにプリアンプ8の動作点を変更する。次に、
プリアンプ8の動作点を変更する具体例を説明する。図
2は、プリアンプ8をFETを用いて構成した場合の回
路図である。Rsは、信号源インピーダンスであり、R
Fコイル1のインピーダンスZcに相当する。Vgは、
FETのゲート電圧である。Idは、FETのドレイン
電流である。ゲート電圧Vgとドレイン電流Idの関係
は図3のようになる。
【0011】プリアンプ8のNF特性は、図4に示すよ
うに、信号源インピーダンスRsとドレイン電流Idに
よって決まる。信号源インピーダンスRsが“a”で、
ドレイン電流Idが“A”であるとき、NFは1dB以
内に収っている。信号源インピーダンスRsが“b”に
変化したときに、ドレイン電流Idが“A”のままであ
ると、NFは2dBに悪化する。そこで、動作点コント
ローラ6は、ゲート電圧Vgをコントロールしてドレイ
ン電流Idを“A”から“B”に変化させる。すると、
NFは約1.2dBに改善される。
うに、信号源インピーダンスRsとドレイン電流Idに
よって決まる。信号源インピーダンスRsが“a”で、
ドレイン電流Idが“A”であるとき、NFは1dB以
内に収っている。信号源インピーダンスRsが“b”に
変化したときに、ドレイン電流Idが“A”のままであ
ると、NFは2dBに悪化する。そこで、動作点コント
ローラ6は、ゲート電圧Vgをコントロールしてドレイ
ン電流Idを“A”から“B”に変化させる。すると、
NFは約1.2dBに改善される。
【0012】図5は、上記動作点変更の手順を示すフロ
ー図である。
ー図である。
【0013】他の実施例としては、ディレクショナルカ
プラ3に代えて電圧電流サンプラ等を用いたものが挙げ
られる。また、FETの代りにバイポーラトランジスタ
を用い、そのバイアス電流をコントロールするものが挙
げられる。
プラ3に代えて電圧電流サンプラ等を用いたものが挙げ
られる。また、FETの代りにバイポーラトランジスタ
を用い、そのバイアス電流をコントロールするものが挙
げられる。
【0014】
【発明の効果】この発明の増幅装置によれば、マッチン
グ回路を用いないで、インピーダンスの変化する信号源
に対応できるようになる。
グ回路を用いないで、インピーダンスの変化する信号源
に対応できるようになる。
【図1】この発明の一実施例の増幅装置を用いた核磁気
共鳴装置のRF信号送受信部のブロック図である。
共鳴装置のRF信号送受信部のブロック図である。
【図2】図1に示すプリアンプの具体例の回路図であ
る。
る。
【図3】図2のプリアンプのVg−Id特性図である。
【図4】図2のプリアンプのNF特性図である。
【図5】動作点変更の手順を示すフロー図である。
【図6】従来の核磁気共鳴装置のRF信号送受信部の一
例のブロック図である。
例のブロック図である。
1 RFコイル 3 ディレクショナルカプラ 4 同軸ケーブル 5 送受信回路 6 動作点コントローラ 7 パワーアンプ 8 プリアンプ B 被検体
Claims (1)
- 【請求項1】 信号源から入力される信号を増幅する増
幅回路と、信号源のインピーダンスを検出する信号源イ
ンピーダンス検出回路と、検出した信号源インピーダン
スに基づいてNFが小さくなるように前記増幅回路の動
作点を変更する動作点変更回路とを具備したことを特徴
とする増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3199679A JPH0548347A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3199679A JPH0548347A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 増幅装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548347A true JPH0548347A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16411815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3199679A Pending JPH0548347A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548347A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100343217B1 (ko) * | 1996-10-05 | 2002-08-22 | 삼성전자 주식회사 | 자기공명영상장치용고주파코일의자동임피던스정합장치및방법 |
WO2007001463A2 (en) * | 2004-11-23 | 2007-01-04 | M2M Imaging Corp. | Bandwidth expansion in magnetic resonance |
JP2013027524A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置、検出方法、およびプログラム |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3199679A patent/JPH0548347A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100343217B1 (ko) * | 1996-10-05 | 2002-08-22 | 삼성전자 주식회사 | 자기공명영상장치용고주파코일의자동임피던스정합장치및방법 |
WO2007001463A2 (en) * | 2004-11-23 | 2007-01-04 | M2M Imaging Corp. | Bandwidth expansion in magnetic resonance |
WO2007001463A3 (en) * | 2004-11-23 | 2007-03-08 | Supertron Technologies Inc | Bandwidth expansion in magnetic resonance |
US7782059B2 (en) | 2004-11-23 | 2010-08-24 | M2M Imaging Corp. | Bandwidth expansion in magnetic resonance |
US8030932B2 (en) | 2004-11-23 | 2011-10-04 | m2m Imaging Corporation | Bandwidth expansion in magnetic resonance |
JP2013027524A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置、検出方法、およびプログラム |
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