JP2013027524A - 磁気共鳴イメージング装置、検出方法、およびプログラム - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置、検出方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オペレータの作業負担を軽減する。
【解決手段】送信器6は、コイルエレメントEのQ値を測定するための進行波FS(f)を受信器8に出力する。受信器8は、送信器6からの進行波FS(f)を受信する。次に、送信器6は、進行波FS(f)を各コイルエレメントEに出力する。受信器8は、各コイルエレメントEからの反射波RS(f)を受信する。そして、受信器8が受信した進行波FS(f)と反射波RS(f)とに基づいて、各コイルエレメントEごとに、進行波FS(f)と反射波RS(f)との比r(f)を求める。Q値算出手段は、比r(f)の周波数特性に基づいて、各コイルエレメントEの共振の鋭さを表すQ値を算出する。コイルエレメントのQ値を算出したら、Qマップを作成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数のコイルエレメントを有する磁気共鳴イメージング装置、検出方法およびプログラムに関する。
磁気共鳴イメージング装置で被検体を撮影する場合、オペレータは、被検体をクレードルに寝かせた後、ポジショニングライトを用いて、被検体にランドマークを設定する。ランドマークは、被検体をマグネットのボアに搬入するときのクレードルの移動距離を規定するための目印として使用される。ランドマークを設定した後、クレードルは、ランドマークがマグネットの磁場中心に一致するように移動する。したがって、被検体の撮影部位をマグネットのボアに搬入することができる。ランドマークを設定して被検体をマグネットのボアに搬入する技術としては、例えば、特許文献1の方法がある。
特開2003−290169号公報
しかし、ランドマークは、被検体を撮影するたびに、オペレータが手作業で設定する必要があるので、オペレータに負担がかかるという問題がある。したがって、オペレータの作業負担を軽減することが望まれている。
本発明の第1の態様は、被検体を支持するクレードルに複数のコイルエレメントを備えた磁気共鳴イメージング装置であって、
前記複数のコイルエレメントの各々のQ値に基づいて、Q値のマップを表すQマップを作成するQマップ作成手段と、
前記Qマップに基づいて、前記被検体の各部位の位置を検出する検出手段と、
を有する磁気共鳴イメージング装置である。
本発明の第2の態様は、被検体を支持するクレードルに複数のコイルエレメントを備えた磁気共鳴イメージング装置を用いて、前記被検体の各部位の位置を検出する検出方法であって、
前記複数のコイルエレメントの各々のQ値に基づいて、Q値のマップを表すQマップを作成するQマップ作成ステップと、
前記Qマップに基づいて、前記被検体の各部位の位置を検出する検出ステップと、
を有する検出方法である。
本発明の第3の態様は、被検体を支持するクレードルに複数のコイルエレメントを備えた磁気共鳴イメージング装置のプログラムであって、
前記複数のコイルエレメントの各々のQ値に基づいて、Q値のマップを表すQマップを作成するQマップ作成処理と、
前記Qマップに基づいて、前記被検体の各部位の位置を検出する検出処理と、
を計算機に実行させるためのプログラムである。
Qマップを作成することによって、被検体の各部位の位置を検出することができるので、ランドマークの設定が不要となり、オペレータの負担を軽減することができる。
本発明の第1の形態の磁気共鳴イメージング装置の概略図である。 クレードル3aの構造の説明図である。 選択可能なコイルエレメントの組合せの一例を示す図である。 MRI装置100を用いて被検体12を撮影するときのフローを示す図である。 被検体12がクレードル3aに寝たときの様子を示す図である。 送信器6が進行波FS(f)を受信器8に出力したときの様子を示す図である。 送信器6が進行波FS(f)を各コイルエレメントEに出力したときの様子を示す図である。 Qマップの一例を示す図である。 マッチングの様子を概略的に示す図である。 被検体12がボア21に搬入された様子を示す図である。 第2の形態のMRI装置を示す図である。 第2の形態において被検体12を撮影するときのフローを示す図である。 被検体12をボア21に搬入したときの様子を示す図である。
以下、発明を実施するための形態を説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
図1は、本発明の第1の形態の磁気共鳴イメージング装置の概略図である。
磁気共鳴イメージング装置(以下、「MRI装置」と呼ぶ。MRI:Magnetic Resonance Imaging)100は、マグネット2、テーブル3などを有している。
マグネット2は、被検体12が収容されるボア21を有している。また、マグネット2は、超伝導コイル、勾配コイル、およびRFコイルなどを内蔵している。
テーブル3は、被検体12を支持するためのクレードル3aを有している。
図2は、クレードル3aの構造の説明図である。
図2(a)は、クレードル3aの斜視図、図2(b)は、クレードル3aの内部を上面から透視して見た図である。
クレードル3aには、被検体12から磁気共鳴信号を受信するための複数のコイルエレメントEが内蔵されている(図2(b)参照)。図2(b)では、代表して、1つのコイルエレメントに符号「E」が付されている。被検体12から磁気共鳴信号を受信する場合、複数のコイルエレメントEの中から、被検体12の磁気共鳴信号を受信するために使用されるコイルエレメントの組合せが選択される。選択可能なコイルエレメントの組合せは、事前に決められている。図3に、選択可能なコイルエレメントの組合せの一例を示す。第1の形態では、7通りのコイルエレメントの組合せC1〜C7が選択可能であるとする。7通りのコイルエレメントC1〜C7の中から、被検体12の撮影部位などに応じて、最適なコイルエレメントの組合せが選択される。
また、クレードル3aに内蔵されている複数のコイルエレメントEは、被検体12の各部位の位置を特定するときに用いられる。これらのコイルエレメントEを用いて被検体12の各部位の位置を特定する手順については、後述する。
図1に戻って説明を続ける。
MRI装置100は、更に、シーケンサ5、送信器6、勾配磁場電源7、受信器8、中央処理装置9、操作部10、および表示部11を有している。
シーケンサ5は、中央処理装置9の制御を受けて、パルスシーケンスを実行するための情報を送信器6および勾配磁場電源7に送る。
送信器6は、マグネット2に内蔵されたRFコイルに信号を供給する。また、送信器6は、クレードル3aに埋め込まれたコイルエレメントEのQ値を測定するための進行波FS(f)を出力する。進行波FS(f)については、後述する。
勾配磁場電源7は、マグネット2に内蔵された勾配コイルに信号を供給する。
受信器8は、複数のコイルエレメントEで受信された磁気共鳴信号を信号処理し、中央処理装置9に出力する。
中央処理装置9は、シーケンサ5および表示部11に必要な情報を伝送したり、受信器8から受け取ったデータに基づいて画像を再構成するなど、MRI装置100の各種の動作を実現するように、MRI装置100の各部の動作を制御する。中央処理装置9は、例えばコンピュータ(computer)によって構成される。中央処理装置9は、Q値算出手段91、Qマップ作成手段92、検出手段93、撮影部位特定手段94、およびコイルエレメント選択手段95などを有している。
Q値算出手段91は、各コイルエレメントEの共振の鋭さを表すQ値を算出する。
Qマップ作成手段92は、Q値算出手段91が算出したQ値のマップを表すQマップを作成する。
検出手段93は、Qマップ作成手段92が作成したQマップに基づいて、被検体12の各部位の位置を検出する。
撮影部位特定手段94は、被検体12の撮影部位を特定する。
コイルエレメント選択手段95は、コイルエレメントの組合せC1〜C7(図3参照)の中から、スキャンを実行するときに使用されるコイルエレメントの組合せを選択する。
中央処理装置9は、Q値算出手段91〜コイルエレメント選択手段95の一例であり、所定のプログラムを実行することにより、これらの手段として機能する。
操作部10は、オペレータ13により操作され、種々の情報を中央処理装置9に入力する。表示部11は種々の情報を表示する。
MRI装置100は、上記のように構成されている。
図4は、MRI装置100を用いて被検体12を撮影するときのフローを示す図である。
ステップST1では、オペレータは、被検体12をクレードル3aに寝かせる。図5に、被検体12がクレードル3aに寝たときの様子を示す。尚、図5では、クレードル3aに埋め込まれているコイルエレメントEも図示されている。
被検体12をクレードル3aに寝かせたら、ステップST2に進む。
ステップST2では、クレードル3aに埋め込まれた各コイルエレメントEのQ値を計測する。以下に、コイルエレメントEのQ値の計測方法の一例について、図6および図7を参照しながら説明する。
先ず、送信器6は、図6に示すように、コイルエレメントEのQ値を測定するための進行波FS(f)(f:進行波の周波数)を受信器8に出力する。受信器8は、送信器6からの進行波FS(f)を受信する。
次に、送信器6は、図7に示すように、進行波FS(f)を各コイルエレメントEに出力する。各コイルエレメントEでは、進行波FS(f)の反射が生じる。このとき、受信器8は、各コイルエレメントEからの反射波RS(f)を受信する。
上記のようにして、受信器8は、送信器6からの進行波FS(f)と、各コイルエレメントからの反射波RS(f)とを受信することができる。したがって、各コイルエレメントEごとに、進行波FS(f)と反射波RS(f)との比r(f)が求められる。
r(f)=FS(f)/RS(f) ・・・(1)
第1の形態では、比r(f)を求めるステップを、進行波FS(f)の周波数fを変更しながら行う。したがって、各コイルエレメントEごとに、比r(f)の周波数特性を求めることができる。Q値算出手段91は、各コイルエレメントの比r(f)の周波数特性に基づいて、各コイルエレメントEの共振の鋭さを表すQ値を算出する。コイルエレメントのQ値を算出したら、ステップST3に進む。
ステップST3では、マップ作成手段92が、ステップST2で算出したQ値のマップを表すQマップを作成する(図8参照)。
図8は、Qマップの一例を示す図である。
コイルエレメントEは、被検体12との位置関係によって、Q値が変動する。例えば、コイルエレメントEと被検体12との距離が遠い場合、コイルエレメントEのQ値は大きくなる傾向があるが、一方、コイルエレメントEと被検体12との距離が近い場合、コイルエレメントEのQ値は大きくなる傾向がある。したがって、Qマップを作成することによって、クレードル3aに対する被検体12の位置を知ることができる。Qマップを作成した後、ステップST4に進む。
ステップST4では、検出手段93が、ステップST3で作成されたQマップに基づいて、被検体12の各部位の位置を検出する。以下に、この検出方法について説明する。
検出手段93は、先ず、ステップST3で作成されたQマップと、標準Qマップとのマッチングを行う。図9にマッチングの様子を概略的に示す。標準Qマップは、標準的な体形の人体がクレードル3aに寝たときに得られるQマップを表しており、被検体12を撮影する前に事前に準備されている。標準Qマップの作成方法としては、例えば、被検体12を撮影する前に、予め複数の被検体12の各々のQマップを取得しておき、取得された複数のQマップを平均する方法がある。標準Qマップには、標準的な体形の人体の各部位の位置情報が対応づけられている。第1の形態では、標準Qマップには、人体の頭部、肺、腹腔、骨盤腔、腕部、脚部の位置情報が対応づけられている。
検出手段93は、ステップST3で作成されたQマップと、標準Qマップとのマッチングを行う。マッチングでは、ステップST3で作成されたQマップに対して、移動、回転、拡大、縮小などを行い、作成されたQマップと標準Qマップとの位置ずれが最も小さくなるようにする。標準Qマップには、人体の頭部、肺、腹腔、骨盤腔、腕部、脚部の位置情報が対応付けられているので、マッチングを行うことによって、被検体12の頭部、肺、腹腔、骨盤腔、腕部、脚部の位置を検出することができる。Qマップを移動、回転、拡大、縮小する方法としては、例えば、アフィン(affine)変換を使用することができる。尚、標準Qマップを移動、回転、拡大、縮小してもよい。また、人体の体格の違い(例えば、身長)に分けて、複数の標準Qマップを用意しておき、複数の標準Qマップの中から、被検体12の体格に合う標準Qマップを選択してマッチングを行ってもよい。マッチングを終了したら、ステップST5に進む。
ステップST5では、オペレータは、被検体12の撮影するときに用いるプロトコルを選択する。プロトコルとは、被検体12の撮影条件(使用されるパルスシーケンスなど)や撮影断面(アキシャル、サジタル、コロナルなど)などを規定している規約である。中央処理装置9には、複数のプロトコルが記憶されており、オペレータは、操作部10を操作することにより、複数のプロトコルの中から、被検体12を撮影するためのプロトコルを選択することができる。プロトコルを選択したら、ステップST6に進む。
ステップST6では、撮影部位特定手段94が、撮影部位を特定する。第1の形態では、プロトコルには、撮影部位に関する情報が対応づけられている。したがって、撮影部位特定手段94は、ステップST5においてオペレータが選択したプロトコルに基づいて、撮影部位を特定することができる。尚、オペレータが、撮影部位の情報を入力することにより、撮影部位を特定してもよい。第1の形態では、撮影部位は、骨盤腔であるとする。撮影部位を特定したら、ステップST7に進む。
ステップST7では、ステップST6で特定された撮影部位(骨盤腔)が、磁場中心Cに到達するように、被検体12をボア21に搬入する。図10に被検体12がボア21に搬入された様子を示す。被検体12をボア21に搬入したら、ステップST8に進む。
ステップST8では、撮影部位の画像データを低解像度で取得するためのローカライザスキャンを実行する。ローカライザスキャンを実行する場合、コイルエレメント選択手段95(図1参照)は、選択可能なコイルエレメントの組合せC1〜C7の中から(図3参照)、撮影部位(骨盤腔)に最も近いコイルエレメントの組合せを選択する。第1の形態では、コイルエレメントの組合せC6が選択される。したがって、ローカライザスキャンでは、コイルエレメントの組合せC6を用いて被検体12の画像データが取得される。ローカライザスキャンが終了したら、ステップST9に進む。
ステップST9では、オペレータは、ステップST8で得られた画像データに基づいて、スライス位置などのスキャン条件を設定して、本スキャンを実行し、フローを終了する。
第1の形態では、Qマップを作成し、作成したQマップに基づいて、被検体12の各部位の位置を検出することができる。したがって、クレードル3aの移動距離を規定するための目印となるランドマークを設定しなくても、被検体12をボア21に搬入することができるので、オペレータはランドマークを設定する必要がなく、オペレータの作業負担を軽減することができる。
また、第1の形態では、各コイルエレメントEのQ値を測定する場合、送信器6が進行波FS(f)を送信し、受信器8が反射波RS(f)を受信する(図6および図7参照)。したがって、MRI装置100に、進行波FS(f)および反射波RS(f)の送受信を行うための専用の機器を備えなくても、Q値の測定を行うことができる。
(2)第2の形態
図11は、第2の形態のMRI装置を示す図である。
第2の形態のMRI装置200では、複数のコイルエレメントEは、クレードル3aではなく、マグネット2のボア21の下面21aの下側に埋め込まれている。尚、その他の構成は、第1の形態のMRI装置100と同じである。
図12は、第2の形態において被検体12を撮影するときのフローを示す図である。
ステップST1では、オペレータは、図11に示すように、被検体12をテーブルに寝かせる。被検体12を寝かせたら、ステップST11に進む。
ステップST11では、被検体12をボア21に搬入する。図13に、被検体12をボア21に搬入したときの様子を示す。被検体12をボア21に搬入したら、ステップST2に進む。
ステップST2〜ステップST4は、第1の形態と同じである。第2の形態では、ステップST2を実行する前に、先に、被検体12をボア21に搬入させている。被検体12をボア21に搬入することによって、被検体12の搬入位置と各コイルエレメントEの位置との関係に応じて、各コイルエレメントのQ値が変化する。したがって、被検体12をボア21に搬入した後で、ステップST2〜ST4を実行することによって、第1の形態と同様に、被検体12の各部位の位置を検出することができる。
各部位の位置を検出したら、ステップST5に進む。
ステップST5およびST6も、第1の形態と同じである。ステップST6において、撮影部位を特定したら、ステップST7に進む。
ステップST7では、必要に応じて、クレードル3aの位置の調整を行う。例えば、撮影部位と磁場中心Cとの位置ずれが大きい場合は、この位置ずれが小さくなるように、クレードル3aの位置を調整し、ステップST8に進む。一方、この位置ずれが十分に小さい場合には、クレードル3aの位置の調整は行わずに、ステップST8に進む。
ステップST8およびST9も第1の形態と同じであるので、説明は省略する。
このように、本発明は、コイルエレメントEがマグネット2に備えられている場合にも適用することができる。
2 マグネット
3 テーブル
3a クレードル
5 シーケンサ
6 送信器
7 勾配磁場電源
8 受信器
9 中央処理装置
10 操作部
11 表示部
12 被検体
91 Q値算出手段
92 Qマップ作成手段
93 検出手段
94 撮影部位特定手段
95 コイルエレメント選択手段
100、200 MRI装置

Claims (9)

  1. 被検体を支持するクレードルに複数のコイルエレメントを備えた磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記複数のコイルエレメントの各々のQ値に基づいて、Q値のマップを表すQマップを作成するQマップ作成手段と、
    前記Qマップに基づいて、前記被検体の各部位の位置を検出する検出手段と、
    を有する磁気共鳴イメージング装置。
  2. マグネットに複数のコイルエレメントを備えた磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記複数のコイルエレメントの各々のQ値に基づいて、Q値のマップを表すQマップを作成するQマップ作成手段と、
    前記Qマップに基づいて、前記被検体の各部位の位置を検出する検出手段と、
    を有する磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記複数のコイルエレメントの各々のQ値を算出するQ値算出手段を有する、請求項1又は2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 送信コイルに、RFパルスを送信させるための信号を出力する送信器と、
    前記複数のコイルエレメントによって受信された磁気共鳴信号を受け取る受信器と、を有し、
    前記送信器は、
    前記複数のコイルエレメントの各々に、前記コイルエレメントのQ値を測定するための進行波を出力し、
    前記受信器は、
    前記複数のコイルエレメントの各々から、前記進行波の反射波を受信する、請求項3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記送信器は、前記進行波の周波数を変更しながら前記受信器に前記進行波を出力し、更に、前記進行波の周波数を変更しながら前記複数のコイルエレメントの各々に前記進行波を出力し、
    前記受信器は、前記送信器から前記進行波を受信し、更に、前記複数のコイルエレメントの各々から、前記進行波の反射波を受信し、
    前記Q値算出手段は、前記受信器が受信した前記進行波と前記反射波とに基づいて、前記複数のコイルエレメントの各々のQ値を算出する、請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記検出手段は、
    前記Qマップと標準Qマップとのマッチングを行うことにより、前記被検体の各部位の位置を検出する、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記被検体の撮影部位を特定する撮影部位特定手段を有する、請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 被検体を支持するクレードルに複数のコイルエレメントを備えた磁気共鳴イメージング装置を用いて、前記被検体の各部位の位置を検出する検出方法であって、
    前記複数のコイルエレメントの各々のQ値に基づいて、Q値のマップを表すQマップを作成するQマップ作成ステップと、
    前記Qマップに基づいて、前記被検体の各部位の位置を検出する検出ステップと、
    を有する検出方法。
  9. 被検体を支持するクレードルに複数のコイルエレメントを備えた磁気共鳴イメージング装置のプログラムであって、
    前記複数のコイルエレメントの各々のQ値に基づいて、Q値のマップを表すQマップを作成するQマップ作成処理と、
    前記Qマップに基づいて、前記被検体の各部位の位置を検出する検出処理と、
    を計算機に実行させるためのプログラム。
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