JPH0548344B2 - - Google Patents

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JPH0548344B2
JPH0548344B2 JP26391985A JP26391985A JPH0548344B2 JP H0548344 B2 JPH0548344 B2 JP H0548344B2 JP 26391985 A JP26391985 A JP 26391985A JP 26391985 A JP26391985 A JP 26391985A JP H0548344 B2 JPH0548344 B2 JP H0548344B2
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JP
Japan
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lighting
parts
board
rising
holes
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JP26391985A
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JPS62125146A (ja
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Hiroshi Takemori
Yoshio Endo
Yasuhiro Suzuki
Toshihiko Yamaguchi
Kisuke Horisaki
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Sanko Metal Industrial Co Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、室内に均一に採光でき、その採光箇
所においては、照明装置的な効果が出せる採光外
囲体に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来より住宅、工場、体育館等の構造物の内部
に太陽の光を採り入れる採光外囲体は、種々のも
のが存在しているが、これらの採光外囲体は、第
9図に示すように、正方形又は円形の採光窓が屋
根等の適宜な箇所に設けられたものである。この
ような採光外囲体は室内の一定箇所に光が集中
し、その箇所のみの温度が上昇し、その他の光の
当たらない箇所との温度差が著しくなつている。
特に夏の暑い季節において、室内の光の当たる箇
所は極めて高温となり、居住者にとつて快適な環
境を得ることができない重大な問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者は、前記問題点等を解決すべく
鋭意、研究を重ねた結果、本発明を、主板に採光
孔を複数穿設し、その主板上に、複数の採光孔を
覆うように採光シートを水密的に貼着し、その主
板の両側には立上り部を形成し、この両立上り部
の上端に被連結部を設けて採光建築用板とし、主
板の両側に立上り部を形成し、この両立上り部の
上端に被連結部を形成した建築用板を構造材上に
適宜の間隔を有して併設し、その建築用板の間に
前記採光建築用板を挿入固着し、隣接する両立上
り部を当接し、この上からキヤツプ材を被覆し、
隣接する被連結部を連結固着した採光外囲体とし
たことにより、室内において最適量の光を均一に
採ることができ、さらに採光箇所においては、照
明装置的効果を出すことができ、しかもその構造
も極めて簡単なものとすることができ、上記問題
点を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第8図に基
づいて説明する。
Aは採光建築用板であつて、略平坦状の主板1
の両側に立上り部2,2が屈曲形成され、この両
立上り部2,2の上端に被連結部3,3が形成さ
れた金属板と、採光シート4から構成され、その
主板1の上面を覆うようにして採光シート4が貼
付されている。
前記主板1には、採光孔1aが複数穿設されて
いる。この採光孔1aは円形状に形成されたもの
や(第3図参照)、長孔に形成されたものとがあ
る(第4図参照)。
その被連結部3,3の実施例としては、複数存
在し、第1実施例の被連結部3,3は、第2図、
第3図等に示すように、立上り部2,2の上端よ
り内方に略水平状の頂部3a,3aが形成され、
この頂部3a,3aの内側端より下方に側部3
b,3bが屈曲形成され、この両側部3b,3b
の下端より前記頂部3a,3a側に弧状に屈曲さ
れた折返し縁3c,3cが一体形成されたもので
ある。
また、被連結部3,3の第2実施例としては、
第8図に示すように、立上り部2,2の上端より
内方に頂部3a,3aのみが形成されたものもあ
る。
何れにしても、被連結部3は、後述のキヤツプ
材Cの端縁に連結可能であれば、実施例に限定さ
れない。
このような採光建築用板Aの構成部材である、
主板1両立上り部2,2被連結部3,3は、長尺
の金属板が多段の上下部成形ロールにて一体的に
成形されている。
採光シート4は、ビニール、ガラス、合成樹脂
シート等で透明状をなしている。この採光シート
4が主板1の上面に、複数の採光孔1a,1a,
…を覆うように水密的に貼着されている(第3
図、第4図参照)。
Bは金属製の建築用板であつて、主板5の両側
に立上り部6,6が屈曲形成され、この両立上り
部6,6の上端に被連結部7,7が形成されてい
る。
この被連結部7,7の実施例も複数存在し、こ
の第1実施例の被連結部7,7は、第2図に示す
ように、採光建築用板Aの第1実施例(第2図参
照)と同様に、立上り部6,6の上端より内方に
略水平状の頂部7a,7aが形成され、この頂部
7a,7aの内側端より下方に側部7b,7bが
屈曲形成され、この両側部7b,7bの下端より
前記頂部7a,7a側に弧状に屈曲された折返し
縁7c,7cが一体形成されたものである。
また、被連結部7,7の第2実施例としては、
第8図に示すように、採光建築用板Aの第2実施
例(第8図参照)と同様に、立上り部6,6の上
端より内方に頂部7a,7aのみが形成されたも
のである。
その建築用板Bの主板5は、単に平板状に形成
され(第2図参照)、この場合には、長手方向に
直交する高さの低いリブを連続して波形に形成す
る場合も含まれるし、その長手方向を向く適宜の
補強リブが形成される場合もある。
Cは金属製の長尺のキヤツプ材で、この実施例
も複数存在し、この第1実施例のキヤツプ材は、
第2図、第6図に示すように、第1実施例の採光
建築用板A及び第1実施例の建築用板Bに使用す
るもので、門形状の冠状部8の両側端より内方に
嵌合折返し縁9,9が屈曲形成されている。具体
的には、門形状の冠状部8の両側の下端より、半
円状部を介して内方上側に傾斜形成されて嵌合折
返し縁9,9が設けられている。この嵌合折返し
縁9が前記採光建築用板Aの折返し縁3c及び建
築用板Bの折返し縁7cに嵌合するように構成さ
れている。
また、第2実施例のキヤツプ材Cは、第8図に
示すように、前記第2実施例の採光建築用板A及
び第2実施例の建築用板Bに使用するもので、単
に門形状をなしている。即ち、第2実施例のキヤ
ツプ材Cは、隣接する被連結部3,7の頂部3
a,7a、又は被連結部7,7の頂部7a,7a
を被覆するように載置し、キヤツプ材Cの幅方向
両側を頂部3a又は7aに馳折りして連結加工す
るものである。
10は横梁又は母屋等の構造材、11は木毛
板、発泡合成樹脂等の断熱材である。
Dは吊子であつて、その実施例は種々存在する
が、その一般的なものは、第7図に示すように、
固定取付部12の取付底部12aの一側の膨出部
12bに設けた長孔12cに、可動舌片13の下
端折返しが挿入され、可動舌片13が長孔12c
に対して摺動可能に設けられている。
その可動舌片13の上方が真中に切り込みが入
れられ、この切り込みした一方の舌片13aが略
門形状に屈曲形成されている。この場合には、施
工取付時にはその一方の門形状の舌片13aの下
端をさらに内方上側に屈曲形成するし、他方の舌
片13aも同様に屈曲加工する。
前記構造材10上に断熱材11が敷設されてお
り、適宜の箇所に、縦長開口部14が設けられて
いる(第2図参照)。この縦長開口部14の幅は
採光建築用板Aの幅より僅かに狭くなつている
(第2図参照)。
その断熱材11には、吊子Dが、採光建築用板
A及び建築用板Bの葺成ピツチ間隔に、ボルト等
の止着具にて取り付けられている。建築用板Bが
隣接する吊子D,D間に挿入固着され、また、採
光建築用板Aは、縦長開口部14上に配置されつ
つ、隣接する吊子D,D間に挿入固着されている
(第5図参照)。
その採光建築用板Aと建築用板Bとは交互に葺
成されることが好ましい(第1図参照)。
吊子Dの舌片13aが被連結部3,7又は被連
結部7,7に係合され、クツシヨン材15を介し
てキヤツプ材Cが被覆されて被連結部3,7又は
被連結部7,7が連結されている(第6図参照)。
本発明の採光外囲体は、以上のように断熱材1
上に載置固着するのみならず、直接、構造材10
上に載置固着することもある。
第9図は従来の採光屋根の略示図を示すもので
ある。16は採光窓である。
〔発明の効果〕
本発明においては、主板1に採光孔1aを複数
穿設し、その主板1上に、複数の採光孔Ya,1
a,…を覆うように採光シート4を水密的に貼着
し、その主板1の両側には立上り部2,2を形成
し、この両立上り部2,2の上端に被連結部3,
3を設けて採光建築用板Aとし、主板5の両側に
立上り部6,6を形成し、この両立上り部6,6
の上端に被連結部7,7を形成した建築用板Bを
構造材10上に適宜の間隔を有して併設し、その
建築用板B,Bの間に前記採光建築用板Aを挿入
固着し、隣接する両立上り部2,6を当接し、こ
の上からキヤツプ材Cを被覆し、隣接する被連結
部2,6を連結固着した採光外囲体としたことに
より、まず第1に適度の光を室内に均一に採り入
れることができるし、第2に照明装置的な雰囲気
を出すことができるし、第3に種々の変化に富む
採光外囲体を葺成することができるし、第4に雨
仕舞を良好にできるし、第5に軽量の採光外囲体
とすることができるし、第6に構造が簡単であ
り、比較的低価格に提供できる等の種々の効果を
奏する。
これらの効果について詳述すると、まず、採光
孔1a,1a,…を複数穿設した採光建築用板A
を、構造材10上に適宜の間隔を有して併設し
た、建築用板B,Bの間に挿入固着して採光外囲
体を形成したことにより、まず採光建築用板Aの
長手方向全長に亘り採光でき、しかもその採光量
は採光孔1a,1aにより適度のものとすること
ができる。特に、このような採光建築用板Aが適
宜の間隔を有して建築用板B,B間に配置されて
いるので、採光外囲体の採光箇所が、複数の採光
孔1b,1b,…が集合され、これを外囲体全体
としてみると、頂度スリツト状のように形成され
室内に均一な光を入れることができる大きな効果
がある。
従つて、従来の採光外囲体は屋根の箇所に正方
形状や円形状採光窓を設けたものであり(第9図
参照)、このような採光外囲体では室内の一定箇
所に集中的に光が当たることとなり、しかもその
箇所のみの温度が上昇する。このため、室内の採
光状態が不均一であり、室内温度も採光窓によつ
て光が当たる箇所とそれ以外の箇所とでは、温度
が著しく異なり、特に夏等の季節では、その室内
の光の当たる箇所は極めて高温となるため、工
場、会社、事務所等においては、居住者は不快感
を催うし、仕事の効率を下げ、また倉庫等におい
ては、高温に不敵なプラスチツク、ビニール等の
樹脂製の製品を保管することができないという不
都合があつたが、本発明の採光外囲体は上記の不
都合を全て解決できるものである。即ち、本発明
の採光外囲体により、室内に均一に採光でき、そ
の採光量も適度にでき室内の温度も均一にできる
ため、室内において最適の環境を作り出すことが
できる。
また、採光建築用板Aの採光孔1a,1a,…
を円形状にしたものを複数設けた場合は、電球に
よる照明の雰囲気が出せるし、長孔状にしたもの
を複数設けた場合は、螢光灯による照明の雰囲気
が出せるものである。
さらに、採光孔1aの大きさ、形状を適宜に変
化させた種々の採光建築用板Aを揃えておくこと
により、構造物が設置される地域や構造物への使
用箇所、目的に応じて変化に富む採光外囲体を葺
成することができる。
次に、本発明の採光外囲体を構成する採光建築
用板Aは主板1に採光孔1a,1a,…を複数穿
設し、その主板1上に採光シート4を貼着しただ
けの、極めて簡単な構造にできる利点がある。さ
らに、採光孔1aの大きさ個数の分だけ採光建築
用板Aの重量を軽くすることができ、主板1上に
採光シート4を貼着していても、それほど重量が
増加するものではないので、本発明の採光外囲体
は比較的軽量にできる。 また、従来の採光外囲
体のように屋根の一部を切除等して採光窓を取り
付ける形式のものとは異なり、本発明の採光外囲
体は普通の建築用板Bによる外囲体の葺成と同様
の方法で採光外囲体が葺成でき、前述のように構
成が簡単であること等から、比較的低価格に提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は本発明の一部略示平面図、第2図は第1図
−矢視断面図、第3図は採光建築用板の斜視
図、第4図は採光孔箇所の要部斜視図、第5図、
第6図は本発明の施工を示す略示図、第7図は本
発明に使用される吊子の斜視図、第8図は被連結
部及びキヤツプ材の別の実施例の断面図、第9図
は従来公知の採光屋根の一部略示平面図である。 A……採光建築用板、B……建築用板、C……
キヤツプ材、1,5……主板、1a……採光孔、
2,6……立上り部、3,7……被連結部、4…
…採光シート、10……構造材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主板に採光孔を複数穿設し、その主板上に、
    複数の採光孔を覆うように採光シートを水密的に
    貼着し、その主板の両側には立上り部を形成し、
    この両立上り部の上端に被連結部を設けて採光建
    築用板とし、主板の両側に立上り部を形成し、こ
    の両立上り部の上端に被連結部を形成した建築用
    板を構造材上に適宜の間隔を有して併設し、その
    建築用板の間に前記採光建築用板を挿入固着し、
    隣接する両立上り部を当接し、この上からキヤツ
    プ材を被覆し、隣接する被連結部を連結固着した
    ことを特徴とする採光外囲体。
JP26391985A 1985-11-26 1985-11-26 採光外囲体 Granted JPS62125146A (ja)

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JP26391985A JPS62125146A (ja) 1985-11-26 1985-11-26 採光外囲体

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JP26391985A JPS62125146A (ja) 1985-11-26 1985-11-26 採光外囲体

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JPS62125146A JPS62125146A (ja) 1987-06-06
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JPS62125146A (ja) 1987-06-06

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