JPH0548274Y2 - - Google Patents

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JPH0548274Y2
JPH0548274Y2 JP1986197289U JP19728986U JPH0548274Y2 JP H0548274 Y2 JPH0548274 Y2 JP H0548274Y2 JP 1986197289 U JP1986197289 U JP 1986197289U JP 19728986 U JP19728986 U JP 19728986U JP H0548274 Y2 JPH0548274 Y2 JP H0548274Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ハウジング内にビデオデツキ等の
情報読出し装置とともに縦列に整列されたビデオ
カセツトテープ等の情報記憶定形品を上記情報読
出し装置に挿入し、あるいは、上記情報読出し装
置から情報記憶定形品を元の整列位置に戻す情報
記憶定形品の出入装置に関する。
(従来の技術とその問題点) この種の情報記憶定形品の出入装置の従来例で
は、第14図に示すように、ハウジング内の情報
記憶定形品1の整列部2および情報読出し装置3
の前面側で昇降動作して上記整列部2および情報
読出し装置3に対し情報記憶定形品1の挿脱を行
なうピツカー4が、その昇降動作中に、上記整列
部2や情報読出し装置3から突出している情報記
憶定形品1と衝突するのを防止する対策として、
上記整列部2の前面と情報読出し装置3の前面と
に分けて、投光器と受光器などからなる一対のセ
ンサ5a,5b,6a,6bをそれぞれ対向配置
して、これらのセンサ5a,5b,6a,6bの
光軸を遮るように情報記憶定形品1が突出すると
き、各センサ間の信号が授受がと切れることによ
つてその突出を検出するようにしている。
しかしながら、上記の従来例の構成では、セン
サ5a,5b,6a,6bを多数必要とするばか
りか、上向きに配置される5b,6bにほこりな
どが付着して、検出ミスが生じやすいという問題
がある。また、この場合には、例えば整列部2で
は、どの情報記憶定形品1が突出しているかを識
別できないという問題も有する。
(考案の目的) この考案は、上記問題を解決するためになされ
たもので、少数個のセンサにより情報記憶定形品
の突出を個別に識別して検出するとともに、ほこ
りなどのセンサへの付着による検出ミスも軽減し
て検出精度も高めることのできる情報記憶定形品
の出入装置を提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) この考案は、ハウジング内に情報読出し装置と
ともに縦列に整列された情報記憶定形品を前記情
報読出し装置に挿入し、あるいは、前記情報読出
し装置から情報記憶定形品を元の整列位置に戻す
情報記憶定形品の出入装置において、前記ハウジ
ング内の情報記憶定形品整列部および情報読出し
装置の前面側で昇降動作して情報記憶定形品整列
部および情報読出し装置に対し情報記憶定形品の
挿脱を行なうピツカーの前部には、一側部の上面
より高い位置と、他側部の下面より低い位置と
に、情報記憶定形品の前記情報記憶定形品整列部
及び情報読出し装置から突出した部分を検出する
信号を送受信する一組のセンサを、これらが互い
に対向するように設けて、ピツカーが最接してい
る情報記憶定形品ごとにその突出部を検出するよ
うに構成している。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例である情報定形品
の出入装置の要部斜視図を示し、第2図、第3
図、第4図はそれぞれの出入装置の正面断面図、
側面断面図、平面断面図を示す。
この出入装置では、ハウジング11内の背面部
に情報記憶定形品であるカセツト12を収納する
シエルフ13が複数段にわたつて縦列に整列配置
されており、最下段のシエルフ13につづいてそ
の下に情報読取り装置であるカセツトデツキ14
が配置されている。
ハウジング11内の左側部にはガイドコラム1
5が、また右側部にはガイドレール16がそれぞ
れ垂設され、このガイドコラム15とガイドレー
ル16にまたがつてピツカー17が昇降自在に取
り付けられている。すなわち概形U字状のピツカ
ーフレーム18の前部左端側には上記ガイドコラ
ム15が貫通しており、ピツカーフレーム18の
右端に設けられた前後一対のガイドローラ19
a,19bが上記ガイドレール16を挟み付けて
いる。
一方、ハウジング11内の天井部には前後一対
のスプロケツト20a,20bが並設され、これ
らのスプロケツト20a,20b間に巻き掛けら
れたチエーン21の一端にはカウンターウエイト
22が接続され、このチエーン21の他端により
上記ピツカー17が吊持されている。上記スプロ
ケツト20aには、同じくハウジング11内の天
井部に設けられた昇降駆動用モータ23の回転
が、プーリー24、ベルト25、プーリー26、
減速機27を介して伝えられ、このモータ23の
駆動によりピツカー17がカセツト12およびカ
セツトデツキ14の前面側で昇降動作するように
構成されている。
ピツカー17は、シエルフ13およびカセツト
デツキ14に対してカセツト12を挿脱するため
のものであつて、第1図に示すように上記したピ
ツカーフレーム18の左右のアーム部18a,1
8b間には、カセツト12をシエルフ13やカセ
ツトデツキ14に向けて押し出すプツシヤー28
が前後に移動自在となるように設けられている。
すなわち、このプツシヤー28は左右の進退ガイ
ドロツド29(第1図には左側のみを示す)間に
摺動可能に係架されている。さらに、このプツシ
ヤー28は、ピツカーフレーム18の下部に設け
られたベルト30の一部に止着され、このベルト
30が進退駆動用モータ31により正逆に切替駆
動されるのに伴つて進退動作するように構成され
ている。
プツシヤー28上には、第5図に示すように左
右一対のフインガー32が水平面内で回転自在と
なるように枢支されている。このフインガー32
はL字状のレバー33と、そのレバー33の前方
のアーム部33aに軸心を水平にして枢着された
フインガーローラ34とからなり、フインガロー
ラ34のローラ軸34aの外周には、ドライベア
リング34cを介してゴムなどの弾性部材34b
が回動自在に被覆されている。そして、これら各
フインガー32のレバー33の後方に向くアーム
部33bにはリンク部材35の一端部が枢結さ
れ、これら各リンク部材35の他端部は、プツシ
ヤー28上の中央部に水平面内で回動自在となる
ように枢支された円板36の支軸37を挟む対向
位置にそれぞれ枢結されている。上記円板36は
プツシヤー28の下面側に設けられたフインガー
駆動用モータ38に連結され、このモータ38の
駆動により上記円板36が左右に回動するのに伴
つて、レバー33とリンク部材35が形成するリ
ンク機構の作用で左右のフインガローラ34が揺
動して、これによりカセツト12を左右から挟み
付けて把持したり、解放したりできるように構成
されている。
ピツカーフレーム18の下側には、フインガー
32によつてシエルフ13やカセツトデツキ14
からピツカー17側に取り込んだカセツト12を
載せるためのピツカーシエルフ59が設けられて
いる。このピツカーシエルフ59は、カセツト1
2を載架する左右一対のカセツト支持板60と、
カセツト12の両側面をガイドするサイドガイド
片61とからなり、カセツト支持板60の前部は
前方に向けて降下傾斜するガイド面60aが形成
され、またサイドガイド片61の内側面には、前
方に向けて拡開するテーパ状のガイド面61aが
形成されている。
また、ピツカーフレーム18の左端には一対の
高さ位置検出用センサ39a,39bが設けられ
る一方、ハウジング11内の左側部には上記セン
サ39a,39bと対向するマークプレート40
が立設され、このマークプレート40には第7図
に示すように上記各センサ39a,39bにそれ
ぞれ対応させたマークA,Bが、各マークA,B
ごとに縦列に配列されている。そして、上記マー
クA,Bの間では、一方のマークAの上端部と他
方のマークBの下端部および一方のマークAの下
端部と他方のマークBの上端部とが交互に所定の
高さ範囲h内で並存するように互いに高さ位置を
ずらして配列されていて、上記の高さ範囲hは各
シエルフ13に対応する高さ位置としてピツカー
17の停止が許容される範囲を与えている。ま
た、一方のマークAの最下端はカセツトデツキ1
4の高さ位置Hに合わせてある。
さらに、上記ピツカーフレーム18の左側アー
ム部18aと右側アーム部18bとには、例えば
投光器と受光器とからなるカセツト検出用センサ
41a,41bが、その一方のセンサ41aを左
右側アーム部18aより高い位置に、他方のセン
サ41bを右側アーム部18bより低い位置にし
て互いに対向し合うように設けられていて、ピツ
カー17の昇降動作時に、これらのセンサ41
a,41b間を結ぶ光軸42がシエルフ13より
突出した状態にあるカセツト12で遮断されると
き、ピツカー17の昇降動作を停止させて、ピツ
カー17が突出したカセツト12に衝突するのを
防止するように構成されている。このように、カ
セツト検出用センサ41a,41bを光軸42が
斜めになるように配置することにより、受光面
(発光面)が、従来のように、ほこり付着の可能
性の高い上向き配置ではなくなるため、ほこりが
付着しにくい。また上記センサ41a,41b
は、ピツカー17側にカセツト12があることを
検出するセンサとしても併用されている。したが
つて、新たにピツカー側にカセツト12があるこ
とを検出するセンサを設けないですむ分、センサ
数を従来より少なくすることができる。
なお、カセツト12を収納するシエルフ13
は、第2図〜第5図に示すようにカセツト12の
両側をガイドする左右一対のサイドガイド片13
aと、カセツト12の底面をガイドする左右一対
の底面ガイド板13bとからなり、サイドガイド
片13aの内側は前方に向け拡開するテーパ面が
形成され、また底面ガイド板13bの前部は下方
向に向けて傾斜させてあり、シエルフ13に対し
多少ずれた位置からカセツト12がピツカー17
により挿入されても、その位置ずれをシエルフ1
3自体のガイド作用で修正できるように構成され
ている。
第6図はこの出入装置の上記した機構と制御回
路43との構成の概略をブロツク図で示したもの
であり、制御回路43のマイクロコンピユータ4
4はカセツトデツキ14によるテレビモニタ45
への画像再生を制御するとともに、前記したセン
サ39a,39b,41a,41bやその他のセ
ンサからの検出信号や操作盤46からの入力信号
を受けて、予めセツトされた第8図〜第12図の
フロー図で示すプログラムに基づき、リレードラ
イバ47を介して各モータ23,31,38の駆
動を制御するように構成されている。第1図にお
いて、49はピツカーシエルフ59上にカセツト
12があるかどうかを検出するセンサ、50〜5
2はプツシヤー28の位置を確認するためのセン
サ、53,54はそれぞれフインガー32の開閉
状態を確認するためのセンサ、55はピツカー1
7の上昇動作域の終端を検出するセンサである。
つぎに、第8図〜第12図のフロー図を参照し
て、この出入装置の動作を説明する。全体の概略
の動作は、第8図のフロー図で示すように、まず
ピツカー17を基準位置であるカセツトデツキ1
4と対向する最下端の基準位置にセツトするイニ
シヤライズのステツプS1が実行され、ついでピツ
カー17によりカセツト12の出入を行なうメイ
ンのステツプS2が実行される。
第9図に示すようにイニシヤライズの動作で
は、まずステツプS3において高さ位置検出用セン
サ39a,39bにより、ピツカー17が動作終
了時の高さ位置にあるかどうかの確認が行なわれ
る。このプログラムでは、カセツト12が元のシ
エルフ13に戻されると、ピツカー17はそのシ
エルフ13の高さ位置で停止するようになつてい
るため、この確認において適正な高さ位置にない
と判定されると、エラーが生じたものとみなして
実行はエラー処理のステツプS4に移る。この適性
位置の確認は、上記各センサ39a,39bがこ
れらに対応する第7図に示すマークA,Bをどち
らも検出している(センサ39a,39bが第7
図の停止許容範囲h内に位置している)ことから
確認される。適正位置にあると確認されると、ス
テツプS5に実行が移り、ここでカセツト検出用セ
ンサ41a,41bの検出信号に基づきピツカー
17側にカセツト12が残つていないか、シエル
フ13からカセツト12が突出していないかの確
認が行なわれる。ここでカセツト12が検出され
ると、エラーが生じたものとして実行はエラー処
理のステツプS4に移る。
カセツト12が検出されないとステツプS6に実
行が移り、ピツカー17に下降指令が出される。
すなわち、昇降駆動用モータ23にピツカー17
を下降させる向きの回転駆動が指令される。そし
て、ピツカー17の下降が開始されると、ステツ
プS7の実行に移りセンサ41a,41bで下降の
途中のシエルフ13からカセツト12が突出して
いないかどうかの確認が下降と並行して行なわれ
る。このときカセツト12が検出されると、ステ
ツプS8に移行してピツカー17の下降は停止さ
れ、ステツプS9のエラー処理に実行が移る。これ
により、突出したカセツト12にピツカー12が
突き当たる事故は回避される。この下降動作の途
中では、センサ41a,41b間の光軸42のセ
ンサ41bに近い部分が先にカセツト12で遮ら
れるが、第2図に示すようにこの部分とピツカー
17の下端との間には、カセツト12の突出が検
出されてからピツカー17が停止するまでの惰性
による降下分を見込んだ所定の間隔α1が予め設定
されており、このため惰性による衝突は防止され
る。
センサ41a,41bによりカセツト12の突
出がないと確認されると、次のステツプS10によ
り最下位置つまりカセツトデツキ14と対向する
基準位置に達したかどうかが確認される。この確
認は、第7図において高さ位置検出センサ39
a,39aがそれぞれ対応するマークA,Bをい
ずれも検出しないかどうかによつて確認される。
基準位置に達していないと判定されると、ステツ
プS6に実行が戻り、以下、基準位置に達したこと
が確認されるまでステツプS6〜S10の実行が繰り
返される。
ステツプS10において、基準位置に達したこと
が確認されると、つまり第7図に示すマークA,
Bをこれに対応する各センサ39a,39bがど
ちらも検出しないと、タイムデイレイのステツプ
S11を経てステツプS12により昇降駆動用モータ2
3の駆動が停止される。すなわち、ピツカー17
はこのとき第3図に仮想線で示すように終端面4
8で受け止められて、チエーン21による吊持か
ら解放される停止位置となり、センサ39a,3
9bは第7図に示すカセツトデツキ高さ位置Hよ
りわずかに下の位置にあつて、マークA,Bのい
ずれにも対向していない。ピツカー17が停止す
ると、ステツプS13によりピツカー17の高さ位
置をカウントするカウンタの値がリセツトされ、
以上の実行のあと前記したメインのステツプS2
実行が戻る。
第10図に示すようにメインの動作では、ステ
ツプS14により第6図に示す操作盤46から所望
のカセツト番号が入力されると、次のステツプ
S15に実行が移される。このステツプS15では、後
述する第11図のフロー図に従った一連の動作に
よつてピツカー17が上昇して、所望のカセツト
12の収納されているシエルフ13の高さ位置で
停止する。ついでステツプS16ではシエルフ13
からカセツト12の取出しが行なわれる。この取
出し動作は、フインガー駆動用モータ38の駆動
で、第5図に示す円板36が時計方向に回動し、
これに伴つてフインガー32が同図に仮想線で示
す開放状態から実線で示す閉鎖側へ回動すること
によつて行なわれる。すなわち、この動作によ
り、左右のフインガー32のフインガローラ34
が、シエルフ13上に収納されているカセツト1
2をその両側面より挟持する。このあと、進退駆
動用モータ31の駆動によりプツシヤー28が後
退し、これによりフインガー32に挾持されたカ
セツト12はシエルフ13より引き出されてピツ
カーシエルフ59に収納される。この引出動作に
おいて、シエルフ13とピツカー17の間の高さ
位置に多少のずれがある場合でも、第13図に示
すようにカセツト支持板60の前部の降下傾斜を
なすガイド面60aによるガイドと、フインガロ
ーラ34の回転による挾持位置の上下への修正と
により、カセツト12は無理な力を受けることな
く円滑に引き出される。
カセツト12を挾持している上記フインガロー
ラ34のカセツト12に対する上下への相対回転
移動は、第5図に示すようにフインガローラ34
の外周の弾性部材34bとカセツト12の間の回
転摩擦力が大きいのに対して、弾性部材34bと
ローラ軸34aの間の回転摩擦力はドライベアリ
ング34cの介装により小さくされていることで
実現される。第13図において、仮想線で示すカ
セツト12は、ピツカー17への取込みの可能な
高さの上限を示し、実線は下限を示す。この動作
により、高さ位置のずれはカセツト12の高さ寸
法の±1/2まで許容される。
カセツト12の取出しが終了すると、ステツプ
S17によりカセツト12が完全にピツカーシエル
フ59上に取り込まれているかどうかの認識が行
なわれる。この認識は先述したカセツト検出用セ
ンサ41a,41bと、第1図に示すようにピツ
カーフレーム18の前部側のセンサ49とで行な
われる。これらのセンサ41a,41b,49が
カセツト12を検出しないときには、動作不良が
生じたものとみなされエラー処理のステツプS18
の実行に移る。一方、カセツト12の取込み完了
が確認されると、次のステツプS19に実行が移さ
れる。このステツプS19では、後述する第12図
のフロー図に従つた一連の動作によつてピツカー
17が下降動作して、カセツトデツキ14と対向
する基準位置つまり第3図に示す終端面48で受
け止められる位置で停止する。
ついでステツプS20では、ピツカー17のフイ
ンガー32によるカセツト12の挾持が解かれた
あと、ピツカー17からカセツトデツキ14へカ
セツト12が挿入される。この挿入動作は、進退
駆動用モータ31の駆動でプツシヤー28が前進
することにより行なわれる。カセツト12の挿入
が終了すると、ステツプS21によりピツカーフレ
ーム18の前部のセンサ50がプツシヤー28を
検出する位置まで、プツシヤー28の後退が行な
われる。ついでステツプS22によりカセツト12
がカセツトデツキ14に完全に挿入されたかどう
かの確認が行なわれる。この確認は先述したセン
サ41a,41b,49によつて行なわれ、これ
らのセンサ41a,41b,49のいずれかがカ
セツト12を検出するときには、動作不良が生じ
たものとみなされエラー処理のステツプS23の実
行に移る。
一方、カセツト12の挿入が確認されると次の
ステツプS24に実行が移され、プツシヤー28は
第1図に示すセンサ51がこれを検出する位置で
待機させられる。そしてステツプS25でカセツト
デツキ14による画像の再生が開始され、ステツ
26で再生が終了または中断すると、カセツトデ
ツキ14からのカセツト・エジエクトの確認が次
のステツプS27によつて行なわれる。この認識は
先述したカセツト検出用センサ41a,41bに
よつて行なわれる。カセツト・エジエクトが確認
されると、次のステツプS28によりカセツトデツ
キ14からピツカーシエルフ59へカセツト12
が取り込まれ、ついでステツプS29によりカセツ
ト取込みの確認が行なわれ、認識できないときは
エラー処理のステツプS30に実行が移される。こ
のステツプS28〜S30の動作はシエルフ13からカ
セツト12を取り出す先述したステツプS16〜S18
の動作と同じである。
カセツト12の取込みが確認されると、先述し
たステツプS15と同様に、ステツプS31で第11図
のフロー図に従つた一連の動作によつてピツカー
17が上昇して、カセツト12の取り出された元
のシエルフ13の高さで停止する。ついでステツ
プS32,S33により、ピツカー17からシエルフ1
3へカセツト12が戻され、カセツト12の返却
がステツプS34によつて確認され、その確認がで
きないときエラー処理のステツプS35に実行が移
される。上記ステツプS32〜S35の一連の動作は、
先述したステツプS20〜S23におけるカセツトデツ
キ14へのカセツト12の挿入動作の場合と同じ
である。
上記したメインの実行中の、ステツプS15,S31
におけるピツカー17の移動を示す第11図のフ
ロー図での動作は以下の手順によつて行なわれ
る。まずステツプS36により、現在のピツカー1
7の高さ位置と目的とするシエルフ13の高さ位
置との大小関係が判定される。この判定は、ピツ
カー17の昇降移動に伴い高さ位置検出用センサ
39a,39bが検出する第7図に示すマーク
A,Bの検出信号をアツプダウンカウンタがカウ
ントしたカウント値と、目的のシエルフ13の高
さ位置に対応するカウント値との比較によつて行
なわれる。目的のシエルフ13に対応するカウン
ト値の方が大きいと判定されると、ステツプS37
によりピツカー17の上昇が指令され、ついでス
テツプS38により上記センサ39a,39bの一
方のマーク検出信号の立上りのタイミングで、現
在のカウント値に加算が行なわれる。一方、ステ
ツプ36において現在のカウント値の方が大きい
と判定されると、ステツプS39によりピツカー1
7の下降が指令され、ついでステツプS40により
センサ39a,39bの一方のマーク検出信号の
立上りのタイミングで、現在のカウント値に減算
が行なわれる。第7図において、符号aは上記上
昇時におけるマーク検出信号の立上りに対応する
位置を示し、符号bは下降時におけるマーク検出
信号の立上りに対応する位置を示す。
ピツカー17の昇降移動が開始されると、ステ
ツプS41においてシエルフ13からカセツト12
が突出していないかどうかの確認が行なわれる。
その確認は、先述したカセツト検出用センサ41
a,41bによつて行なわれる。カセツト12の
突出が検出されると、ステツプS42の実行により
ピツカー17の昇降移動は停止し、ステツプS43
のエラー処理に実行が移行する。このピツカー1
7の昇降移動でのカセツト突出の検出に伴う停止
動作において、下降動作では、先述したイニシヤ
ライズの場合と同様に第2図に示すセンサ41
a,41b間の光軸42のセンサ41bに近い部
分が先にカセツト12で遮られ、光軸42のこの
部分とピツカー17の下端との間に設定された間
隔αによりピツカー17の惰性によるカセツト1
2への衝突が防止される。これに対して、上昇動
作では、センサ41a,41bの光軸42のセン
サ41aに近い部分が先にカセツト12で遮られ
るが、光軸42のこの部分とピツカー17の上端
との間にも所定の間隔α2が予め設定されており、
このためピツカー17の惰性によるカセツト12
への衝突が防止される。また、このように、カセ
ツト検出用センサ41a,41bによつてカセツ
ト12の突出が検出された場合、この時のカウン
ト値を参照することにより、突出したカセツト1
2を認識することができる。
ステツプS41でカセツト12の突出がないこと
が確認されると、次にステツプS44により現在の
カウント値と目的とするシエルフ13の高さ位置
に対応するカウント値とが等しくなつたかどうか
が判定される。等しくないと判定されると、前記
したステツプS36の実行に戻り同様の実行が繰り
返される。そしてステツプS44において現在のカ
ウント値が目的のシエルフ13に対応するカウン
ト値と等しいと判定されると、ステツプS45に実
行が移りピツカー17は停止する。ついでステツ
プS46において、第7図に符号hで示す停止許容
範囲内にピツカー17の高さ位置があるかどうか
が確認される。この確認は2つの高さ位置検出用
センサ39a,39bがともに対応するマーク
A,Bを検出することによつて行なわれる。停止
許容範囲内になると確認されると、ステツプ47
よりピツカー17を上下にわずかに移動させて高
さ位置の補正が行なわれる。
また、前記したメインの実行中の、ステツプ
S17におけるピツカー17の基準位置への移動を
示す第12図のフロー図でのステツプS6′からス
テツプS13′までの動作は、先述した第9図に示す
イニシヤライズのフロー図におけるステツプS6
らステツプS13′までの動作と同様である。
(考案の効果) 以上のように、この考案の情報定形品の出入装
置によれば、ピツカーの両側の上下より斜めに対
向するように一組のセンサを設けているので、セ
ンサにほこりなど付着せず検出ミスを防止できる
とともに、ピツカー上に情報記憶定形品の突出を
検出するセンサが直接設けられているのでピツカ
ーの昇降動作に伴つて一番近い情報記憶定形品ご
とにその突出を検出でき、突出している情報記憶
定形品の識別が可能となる。また一組のセンサで
情報記憶定形品整列部における突出の検出だけで
なく、情報読出し装置でのエジエクト状態をも検
出できるため、センサの数を低減できるなどの効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である情報定形品
の出入装置のピツカーの概略を示す斜視図、第2
図は,第3図,第4図はそれぞれ出入装置の正面
断面図、側面断面図、水平断面図、第5図はピツ
カーのフインガー部を示す平面図、第6図は出入
装置の制御回路を示すブロツク図、第7図は高さ
位置検出用マークの配列を示す図、第8図ないし
第12図は出入装置の動作手順を示すフロー図、
第13図はピツカーシエルフへのカセツトの取込
み動作を示す説明図、第14図は従来例の要部側
面図である。 12……カセツト(情報記憶定形品)、14…
…カセツトデツキ(情報読取り装置)、17……
ピツカー、41a,41b……カセツト検出用セ
ンサ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハウジング内に情報読出し装置とともに縦列
    に整列された情報記憶定形品を前記情報読出し
    装置に挿入し、あるいは、前記情報読出し装置
    から情報記憶定形品を元の整列位置に戻す情報
    記憶定形品の出入装置において、前記ハウジン
    グ内の情報記憶定形品整列部および情報読出し
    装置の前面側で昇降動作して情報記憶定形品整
    列部および情報読出し装置に対し情報記憶定形
    品の挿脱を行なうピツカーの前部には、一側部
    の上面より高い位置と、他側部の下面より低い
    位置とに、情報記憶定形品の前記情報記憶定形
    品整列部及び情報読出し装置から突出した部分
    を検出する信号を送受信する一組のセンサを、
    これらが互いに対向するように設けたことを特
    徴とする情報記憶定形品の出入装置。 (2) 前記一組のセンサが投光器と受光器である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の情報記憶定
    形品の出入装置。
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